JPH0653030B2 - 枝打機の駆動輪スリツプ検出対応装置 - Google Patents
枝打機の駆動輪スリツプ検出対応装置Info
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- JPH0653030B2 JPH0653030B2 JP24830985A JP24830985A JPH0653030B2 JP H0653030 B2 JPH0653030 B2 JP H0653030B2 JP 24830985 A JP24830985 A JP 24830985A JP 24830985 A JP24830985 A JP 24830985A JP H0653030 B2 JPH0653030 B2 JP H0653030B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、駆動輪を正転駆動して幹に対して機体を上
昇させての枝打作業時に、機体の上昇が妨害されること
により生じる駆動輪のスリツプに対し効果的に対応でき
る枝打機の駆動輪スリツプ検出対応装置に関するもので
ある。
昇させての枝打作業時に、機体の上昇が妨害されること
により生じる駆動輪のスリツプに対し効果的に対応でき
る枝打機の駆動輪スリツプ検出対応装置に関するもので
ある。
(ロ)従来技術 従来の枝打機は、エンジン、可動センサー装着のチエン
ソー、駆動輪をミツシヨンケースに配設し、このミツシ
ヨンケース内に、エンジン動力をチエンソーに伝達させ
るチエンソー用伝達経路と、駆動輪に伝達させる駆動輪
用伝達経路とを設け、この駆動輪用伝達経路中に、択一
的に正逆転切換可能な正逆転機構を内蔵し、この正逆転
機構を正転伝達側から逆転伝達側に設定時間切換え再び
正転伝達側に戻せる一連の切換制御操作可能な切換制御
操作装置を正逆転機構に連係させ、チエンソーでの切断
中の枝に設定時間押された可動センサーにより前記切換
制御操作装置を動作させるように構成していた。
ソー、駆動輪をミツシヨンケースに配設し、このミツシ
ヨンケース内に、エンジン動力をチエンソーに伝達させ
るチエンソー用伝達経路と、駆動輪に伝達させる駆動輪
用伝達経路とを設け、この駆動輪用伝達経路中に、択一
的に正逆転切換可能な正逆転機構を内蔵し、この正逆転
機構を正転伝達側から逆転伝達側に設定時間切換え再び
正転伝達側に戻せる一連の切換制御操作可能な切換制御
操作装置を正逆転機構に連係させ、チエンソーでの切断
中の枝に設定時間押された可動センサーにより前記切換
制御操作装置を動作させるように構成していた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 したがつて、この種枝打機では、チエンソーに装着した
可動センサーが切断中の枝により設定時間押されないと
切換制御操作装置が動作されないので、残枝等の小さな
特記、曲り木の屈曲部等にチエンソー以外の箇所が衝突
し機体の上昇が妨害された場合には、スリツプを始める
ことになり、スリツプ箇所の幹表面を傷める上、脱輪し
易くなる等の問題があつた。
可動センサーが切断中の枝により設定時間押されないと
切換制御操作装置が動作されないので、残枝等の小さな
特記、曲り木の屈曲部等にチエンソー以外の箇所が衝突
し機体の上昇が妨害された場合には、スリツプを始める
ことになり、スリツプ箇所の幹表面を傷める上、脱輪し
易くなる等の問題があつた。
(ニ)問題点を解決するための手段 そこで、この発明は、エンジンの動力をチエンソーへ伝
達させるチエンソー用伝達経路と、適当数の駆動輪へ伝
達される駆動輪用伝達経路とをミツシヨンケース内に設
け、この駆動輪用伝達経路中に、択一的に正逆転切換可
能な正逆転機構を内蔵し、この正逆転機構を正転伝達側
から逆転伝達側に設定時間切換え再び正転伝達側に戻せ
る一連の切換制御操作可能な切換制御操作装置を正逆転
機構に連係した枝打機において、前記正逆転機構より下
流側の駆動輪用伝達経路中に、正転伝達時のみ駆動輪へ
の正転駆動トルクを設定トルク以内に制限するように動
作対応するトルク制限装置を組込み、このトルク制限装
置のトルク制限動作変位したことを検出する検出スイツ
チの検出信号により前記切換制御操作装置を動作させる
ように構成することにより、前記問題点を解消したので
ある。
達させるチエンソー用伝達経路と、適当数の駆動輪へ伝
達される駆動輪用伝達経路とをミツシヨンケース内に設
け、この駆動輪用伝達経路中に、択一的に正逆転切換可
能な正逆転機構を内蔵し、この正逆転機構を正転伝達側
から逆転伝達側に設定時間切換え再び正転伝達側に戻せ
る一連の切換制御操作可能な切換制御操作装置を正逆転
機構に連係した枝打機において、前記正逆転機構より下
流側の駆動輪用伝達経路中に、正転伝達時のみ駆動輪へ
の正転駆動トルクを設定トルク以内に制限するように動
作対応するトルク制限装置を組込み、このトルク制限装
置のトルク制限動作変位したことを検出する検出スイツ
チの検出信号により前記切換制御操作装置を動作させる
ように構成することにより、前記問題点を解消したので
ある。
(ホ)作用 以上の構成としたことにより、機体の上昇が途中で妨害
されると、正逆転機構、トルク制限装置を介して駆動輪
に伝達されている正転駆動トルクがトルク制限装置の設
定トルク以上になり、これにより、トルク制限装置がト
ルク制限動作すると、検出スイツチ、切換制御操作装置
を介して正逆転機構が正転伝達側から逆転伝達側に設定
時間のみ一旦切換わるので、駆動輪はその上昇妨害箇所
で速やかに逆転駆動されスリツプの回避がなされ、そし
て、機体は設定時間に対応した距離下降した後、再び機
体の安定化を図つて上昇し当該箇所に対応することにな
る。
されると、正逆転機構、トルク制限装置を介して駆動輪
に伝達されている正転駆動トルクがトルク制限装置の設
定トルク以上になり、これにより、トルク制限装置がト
ルク制限動作すると、検出スイツチ、切換制御操作装置
を介して正逆転機構が正転伝達側から逆転伝達側に設定
時間のみ一旦切換わるので、駆動輪はその上昇妨害箇所
で速やかに逆転駆動されスリツプの回避がなされ、そし
て、機体は設定時間に対応した距離下降した後、再び機
体の安定化を図つて上昇し当該箇所に対応することにな
る。
(ヘ)実施例 以下、この発明の具体的な実施例を図面を参照して説明
する。
する。
枝打機における動力伝達構造は、第1図に示すように、
エンジン(1)、チエンソー(3)および適当数の駆動輪(4)
…をミツシヨンケース(2)に配設し、ミツシヨンケース
(2)内に突設のエンジン(1)の出力軸(1a)からチエンソー
(3)へ動力伝達させるチエンソー用伝達経路(5)と、駆動
輪(4)…へ動力伝達させる駆動輪用伝達経路(6)とをミツ
シヨンケース(2)内に設けて構成され、正逆転機構(7)、
トルク制限装置(8)、検出スイツチ(9)および切換制御操
作装置(10)等から構成される駆動輪スリツプ検出対応装
置が前記駆動輪用伝達経路(6)に関連配設されているも
のである。
エンジン(1)、チエンソー(3)および適当数の駆動輪(4)
…をミツシヨンケース(2)に配設し、ミツシヨンケース
(2)内に突設のエンジン(1)の出力軸(1a)からチエンソー
(3)へ動力伝達させるチエンソー用伝達経路(5)と、駆動
輪(4)…へ動力伝達させる駆動輪用伝達経路(6)とをミツ
シヨンケース(2)内に設けて構成され、正逆転機構(7)、
トルク制限装置(8)、検出スイツチ(9)および切換制御操
作装置(10)等から構成される駆動輪スリツプ検出対応装
置が前記駆動輪用伝達経路(6)に関連配設されているも
のである。
正逆転機構(7)は、垂直駆動輪(11)に遊嵌された正転用
大ギヤ(12)と逆転用スプロケツト(13)、さらに、これら
両者間の垂直駆動軸(11)に摺動のみ自在にスプライン嵌
合し、かつ両者のいずれか一方に択一的に係脱するクラ
ツチ体(14)とから構成される。なお、出力軸(1a)の回転
は、第I軸(15)、第II軸(16)の減速ギヤ群(17)を経て、
第II軸(16)に固定の正転用小ギヤ(18)からこれに噛合さ
せて減速させている正転用大ギヤ(12)に、また、第II軸
(16)に固定の逆転用スプロケツト(19)からチエーン(20)
を介して同速に逆転用スプロケツト(13)にそれぞれ伝達
され、これら正転用大ギヤ(12)と逆転用スプロケツト(1
3)のいずれかにクラツチ体(14)を係合させることにより
垂直駆動軸(11)は正転もしくは逆転駆動されるようにな
つている。そして、この垂直駆動軸(11)の回転は、ミツ
シヨンケース(2)の右上下段から突出の車軸(4a)、(4a)
に所定上昇リード角度を付けて取付けた駆動輪(4)、(4)
に小ベベルギヤ(21)とこれに噛合の大ベベルギヤ(22)と
を介して伝達され、さらに、その左下段から突出の車軸
(4a)に同じく取付けた駆動輪(4)へも、トルク制限装置
(8)、自在継手(23)等を介して伝達される構成となつて
いる。この場合、駆動輪(4)…は、第2図に示すよう
に、車軸(4a)を取付けた大ベベルギヤ(22)のフランジ部
の外面側に直接取付ける構成にし、重量の軽減化を図つ
てもよい。
大ギヤ(12)と逆転用スプロケツト(13)、さらに、これら
両者間の垂直駆動軸(11)に摺動のみ自在にスプライン嵌
合し、かつ両者のいずれか一方に択一的に係脱するクラ
ツチ体(14)とから構成される。なお、出力軸(1a)の回転
は、第I軸(15)、第II軸(16)の減速ギヤ群(17)を経て、
第II軸(16)に固定の正転用小ギヤ(18)からこれに噛合さ
せて減速させている正転用大ギヤ(12)に、また、第II軸
(16)に固定の逆転用スプロケツト(19)からチエーン(20)
を介して同速に逆転用スプロケツト(13)にそれぞれ伝達
され、これら正転用大ギヤ(12)と逆転用スプロケツト(1
3)のいずれかにクラツチ体(14)を係合させることにより
垂直駆動軸(11)は正転もしくは逆転駆動されるようにな
つている。そして、この垂直駆動軸(11)の回転は、ミツ
シヨンケース(2)の右上下段から突出の車軸(4a)、(4a)
に所定上昇リード角度を付けて取付けた駆動輪(4)、(4)
に小ベベルギヤ(21)とこれに噛合の大ベベルギヤ(22)と
を介して伝達され、さらに、その左下段から突出の車軸
(4a)に同じく取付けた駆動輪(4)へも、トルク制限装置
(8)、自在継手(23)等を介して伝達される構成となつて
いる。この場合、駆動輪(4)…は、第2図に示すよう
に、車軸(4a)を取付けた大ベベルギヤ(22)のフランジ部
の外面側に直接取付ける構成にし、重量の軽減化を図つ
てもよい。
トルク制限装置(8)は、右下段の駆動輪(4)側から左下段
の駆動輪(4)へ自在継手(23)を介して動力伝達させる一
方の水平伝動軸適所を水平伝動軸(24a)と水平被伝動軸
(25a)とに分割し、かつ同一軸芯上にそれぞれ回動自在
に保持させ、水平伝動軸(24a)端部に係脱爪(24)を固定
する一方、水平被伝動軸(25a)端部には可動係脱爪(25)
を軸芯方向に摺動のみ自在にスプライン嵌合させ、可動
係脱爪(25)を係脱爪(24)に向けてバネ(26)にて付勢し、
常時は係合されているものである。そして、係脱爪(24)
から可動係脱爪(25)への動力伝達は、正転動力伝達時、
設定トルクに達するまでは可動係脱爪(25)が離脱せずト
ルク伝達が行なわれ、設定トルク以上になつて可動係脱
爪(25)がバネ(26)に抗して押され離脱しトルク伝達が行
なわれなくなる一方、逆転動力伝達時には、逆転駆動ト
ルクの大きさに関係なく離脱せずトルク伝達が常時行な
われるようになつている。また、両者(24)、(25)の係脱
構造は、この動力伝達条件を満たす適宜構造のものが採
用されている。
の駆動輪(4)へ自在継手(23)を介して動力伝達させる一
方の水平伝動軸適所を水平伝動軸(24a)と水平被伝動軸
(25a)とに分割し、かつ同一軸芯上にそれぞれ回動自在
に保持させ、水平伝動軸(24a)端部に係脱爪(24)を固定
する一方、水平被伝動軸(25a)端部には可動係脱爪(25)
を軸芯方向に摺動のみ自在にスプライン嵌合させ、可動
係脱爪(25)を係脱爪(24)に向けてバネ(26)にて付勢し、
常時は係合されているものである。そして、係脱爪(24)
から可動係脱爪(25)への動力伝達は、正転動力伝達時、
設定トルクに達するまでは可動係脱爪(25)が離脱せずト
ルク伝達が行なわれ、設定トルク以上になつて可動係脱
爪(25)がバネ(26)に抗して押され離脱しトルク伝達が行
なわれなくなる一方、逆転動力伝達時には、逆転駆動ト
ルクの大きさに関係なく離脱せずトルク伝達が常時行な
われるようになつている。また、両者(24)、(25)の係脱
構造は、この動力伝達条件を満たす適宜構造のものが採
用されている。
検出スイツチ(9)は、トルク制限装置(8)の可動係脱爪(2
5)の離脱方向に設置され、この離脱したことを検出し、
その検出信号を切換制御操作装置(10)に送るもので、例
えばマイクロスイツチが用いられる。
5)の離脱方向に設置され、この離脱したことを検出し、
その検出信号を切換制御操作装置(10)に送るもので、例
えばマイクロスイツチが用いられる。
切換制御操作装置(10)は、信号処理制御部(27)、操作部
(28)からなり、検出スイツチ(9)からの検出信号を信号
処理制御部(27)で受け信号処理し、制御指令を操作部(2
8)に送り、これにより操作部(28)は、正逆転機構(7)の
クラツチ体(14)を正転大ギヤ(12)から離脱させ逆転用ス
プロケツト(13)に設定時間のみ係合させた後、再び正転
大ギヤ(12)に係合させれるように制御操作するようにな
つている。この場合の操作部(28)として、サーボモータ
もしくは電磁クラツチ(28a)と、この動作を受けて上下
方向に変位するシフター(28b)とからなるものを用いて
もよい。なお、この切換制御操作装置(10)に使用される
電力としては、バツテリー(図示省略)を用いてもよい
が、第3図に示すように、エンジン(1)の出力軸(1a)の
端部から動力伝達されて発電する発電機(29)の電力を用
いてもよい。この場合、出力軸(1a)中途部に一方向クラ
ツチ(30)を組込み、エンジン(1)の回転が発電機(29)に
この一方向クラツチ(30)を介して伝達されるが、エンス
ト時逆伝達されないようになされることが好ましい。ま
た、発電機(29)の電力は、図示は省略するが、送信器か
らの信号を受信器で受け切換制御操作装置(10)の操作部
(28)を動作させる構成の遠隔操作装置の電源に、また、
エンスト等の非常時回収用として駆動輪用伝達経路(6)
適所に駆動モータが設けられる場合には、その電源とな
るニツカド電池等の充電にも用いられる。
(28)からなり、検出スイツチ(9)からの検出信号を信号
処理制御部(27)で受け信号処理し、制御指令を操作部(2
8)に送り、これにより操作部(28)は、正逆転機構(7)の
クラツチ体(14)を正転大ギヤ(12)から離脱させ逆転用ス
プロケツト(13)に設定時間のみ係合させた後、再び正転
大ギヤ(12)に係合させれるように制御操作するようにな
つている。この場合の操作部(28)として、サーボモータ
もしくは電磁クラツチ(28a)と、この動作を受けて上下
方向に変位するシフター(28b)とからなるものを用いて
もよい。なお、この切換制御操作装置(10)に使用される
電力としては、バツテリー(図示省略)を用いてもよい
が、第3図に示すように、エンジン(1)の出力軸(1a)の
端部から動力伝達されて発電する発電機(29)の電力を用
いてもよい。この場合、出力軸(1a)中途部に一方向クラ
ツチ(30)を組込み、エンジン(1)の回転が発電機(29)に
この一方向クラツチ(30)を介して伝達されるが、エンス
ト時逆伝達されないようになされることが好ましい。ま
た、発電機(29)の電力は、図示は省略するが、送信器か
らの信号を受信器で受け切換制御操作装置(10)の操作部
(28)を動作させる構成の遠隔操作装置の電源に、また、
エンスト等の非常時回収用として駆動輪用伝達経路(6)
適所に駆動モータが設けられる場合には、その電源とな
るニツカド電池等の充電にも用いられる。
第4図はこの発明を実施した枝打機を示し、枝打機は主
フレーム(31)と巻付フレーム(32)とを係脱自在なバネ(3
3)にて相互対向状態で弾性接近可能に形成し、主フレー
ム(31)にエンジン(1)、チエンソー(3)および駆動輪(4)
…を配設した前述のミツシヨンケース(2)を装着させ、
主フレーム(31)と巻付フレーム(32)に適当数の遊動輪(3
4)…を所定上昇リード角度を付けて配設しているもの
で、木の幹(35)の周囲に機体を装着した際、バネ(33)力
で駆動輪(4)…と遊動輪(34)…とが幹(35)の周囲を圧接
抱持し機体支持ができるようになつている。
フレーム(31)と巻付フレーム(32)とを係脱自在なバネ(3
3)にて相互対向状態で弾性接近可能に形成し、主フレー
ム(31)にエンジン(1)、チエンソー(3)および駆動輪(4)
…を配設した前述のミツシヨンケース(2)を装着させ、
主フレーム(31)と巻付フレーム(32)に適当数の遊動輪(3
4)…を所定上昇リード角度を付けて配設しているもの
で、木の幹(35)の周囲に機体を装着した際、バネ(33)力
で駆動輪(4)…と遊動輪(34)…とが幹(35)の周囲を圧接
抱持し機体支持ができるようになつている。
以上によると、正逆転機構(7)のクラツチ体(14)を正転
大ギヤ(12)側に切換え係合させエンジン(1)を始動させ
ると、その動力は出力軸(1a)から減速ギヤ群(17)等を経
て減速された後、正転大ギヤ(12)、クラツチ体(14)、垂
直駆動軸(11)等を介して右上下段の駆動輪(4)、(4)、さ
らにトルク制限装置(8)、自在継手(23)等を介して左下
段の駆動輪(4)にそれぞれ伝達され、各駆動輪(4)…は正
転駆動し機体が幹(35)に対して螺旋上昇される一方、エ
ンジン(1)の動力はその出力軸(1a)からチエンソー用伝
達経路(5)を経てチエンソー(3)にも伝達されるので、上
昇途中の枝の切断がなされ枝打作業がなされる。ところ
で、この枝打作業時、残枝等の小さな突起、曲り木の屈
曲部、膨出部等にチエンソー(3)以外の駆動輪(4)…、遊
動輪(34)…あるいはミツシヨンケース(2)等が衝突して
機体の上昇が妨害されたとき、トルク制限装置(8)の設
定トルク以上の正転駆動トルクにより、右上下段の駆動
輪(4)、(4)は幹(35)表面をスリツプを開始することにな
るところ、左下段の駆動輪(4)を負荷としてトルク制限
装置(8)が働き、可動係脱爪(25)が係脱爪(34)から離脱
しスリツプすることになる。そして、この離脱変位した
可動係脱爪(25)により検出スイツチ(9)が接続される
と、検出信号として切換制御操作装置(10)に送られ、ク
ラツチ体(14)は正転大ギヤ(12)から離脱し設定時間逆転
用スプロケツト(13)に係合されるので、垂直駆動軸(11)
は正回転から逆回転に切換わり、これにより、右上下段
の駆動輪(4)、(4)が逆転駆動されるとともに、離脱スリ
ツプ状態となつていた可動係脱爪(25)も逆回転に切換つ
た係脱爪(24)に係合されて左駆動輪(4)が逆転駆動さ
れ、全駆動輪(4)…が妨害箇所でスリツプすることを回
避できるとともに、トルク制限装置(8)の離脱スリツプ
状態の継続も回避できる。そして、この逆転駆動がなさ
れる設定時間に対応した距離だけ機体は下降した後、切
換制御操作装置(10)によりクラツチ体(14)は元の正転大
ギヤ(12)側に切換えられるので、機体は再び安定化を図
つて上昇を始め、先程の妨害箇所に若干ズレて到達し
(このズレは減速比の相違から生じる螺旋上昇速度と下
降速度との差異等による)、妨害箇所に対応できること
になる。もつとも、この対応により機体が妨害箇所を通
過できなかつた場合には、同じ手順が通過できるまで繰
返されることになる。
大ギヤ(12)側に切換え係合させエンジン(1)を始動させ
ると、その動力は出力軸(1a)から減速ギヤ群(17)等を経
て減速された後、正転大ギヤ(12)、クラツチ体(14)、垂
直駆動軸(11)等を介して右上下段の駆動輪(4)、(4)、さ
らにトルク制限装置(8)、自在継手(23)等を介して左下
段の駆動輪(4)にそれぞれ伝達され、各駆動輪(4)…は正
転駆動し機体が幹(35)に対して螺旋上昇される一方、エ
ンジン(1)の動力はその出力軸(1a)からチエンソー用伝
達経路(5)を経てチエンソー(3)にも伝達されるので、上
昇途中の枝の切断がなされ枝打作業がなされる。ところ
で、この枝打作業時、残枝等の小さな突起、曲り木の屈
曲部、膨出部等にチエンソー(3)以外の駆動輪(4)…、遊
動輪(34)…あるいはミツシヨンケース(2)等が衝突して
機体の上昇が妨害されたとき、トルク制限装置(8)の設
定トルク以上の正転駆動トルクにより、右上下段の駆動
輪(4)、(4)は幹(35)表面をスリツプを開始することにな
るところ、左下段の駆動輪(4)を負荷としてトルク制限
装置(8)が働き、可動係脱爪(25)が係脱爪(34)から離脱
しスリツプすることになる。そして、この離脱変位した
可動係脱爪(25)により検出スイツチ(9)が接続される
と、検出信号として切換制御操作装置(10)に送られ、ク
ラツチ体(14)は正転大ギヤ(12)から離脱し設定時間逆転
用スプロケツト(13)に係合されるので、垂直駆動軸(11)
は正回転から逆回転に切換わり、これにより、右上下段
の駆動輪(4)、(4)が逆転駆動されるとともに、離脱スリ
ツプ状態となつていた可動係脱爪(25)も逆回転に切換つ
た係脱爪(24)に係合されて左駆動輪(4)が逆転駆動さ
れ、全駆動輪(4)…が妨害箇所でスリツプすることを回
避できるとともに、トルク制限装置(8)の離脱スリツプ
状態の継続も回避できる。そして、この逆転駆動がなさ
れる設定時間に対応した距離だけ機体は下降した後、切
換制御操作装置(10)によりクラツチ体(14)は元の正転大
ギヤ(12)側に切換えられるので、機体は再び安定化を図
つて上昇を始め、先程の妨害箇所に若干ズレて到達し
(このズレは減速比の相違から生じる螺旋上昇速度と下
降速度との差異等による)、妨害箇所に対応できること
になる。もつとも、この対応により機体が妨害箇所を通
過できなかつた場合には、同じ手順が通過できるまで繰
返されることになる。
なお、枝が大径でチエンソー(3)による切断に手間ど
り、機体の上昇が妨害される場合も同様に対応できるこ
とはいうまでもないことである。
り、機体の上昇が妨害される場合も同様に対応できるこ
とはいうまでもないことである。
(ト)発明の効果 この発明は、正逆転機構(7)より下流側の駆動輪用伝達
経路(6)中に、正転伝達時のみ駆動輪(4)への正転駆動ト
ルクを設定トルク以内に制限するように動作対応するト
ルク制限装置(8)を組込み、このトルク制限装置(8)のト
ルク制限動作変位したことを検出する検出スイツチ(9)
の検出信号により切換制御操作装置(10)を動作させ、正
逆転機構(7)を正転伝達側から逆転伝達側に設定時間切
換え再び正転伝達側に戻せる一連の切換制御操作がなさ
れることから、チエンソーにより枝切断に手間どつた場
合ばかりでなく、残枝等の小さな突起、膨出部、曲り木
の屈曲部等にチエンソー以外の機体の一部が衝突して機
体の上昇が妨害される場合にも、駆動輪が速やかに逆転
駆動に切換わることによりスリツプするのを回避でき、
従来のように、チエンソーに装着した可動センサーが切
断中の枝に押されることにより駆動輪のスリツプを予め
検出し対応する方式より汎用性の向上が図れる。
経路(6)中に、正転伝達時のみ駆動輪(4)への正転駆動ト
ルクを設定トルク以内に制限するように動作対応するト
ルク制限装置(8)を組込み、このトルク制限装置(8)のト
ルク制限動作変位したことを検出する検出スイツチ(9)
の検出信号により切換制御操作装置(10)を動作させ、正
逆転機構(7)を正転伝達側から逆転伝達側に設定時間切
換え再び正転伝達側に戻せる一連の切換制御操作がなさ
れることから、チエンソーにより枝切断に手間どつた場
合ばかりでなく、残枝等の小さな突起、膨出部、曲り木
の屈曲部等にチエンソー以外の機体の一部が衝突して機
体の上昇が妨害される場合にも、駆動輪が速やかに逆転
駆動に切換わることによりスリツプするのを回避でき、
従来のように、チエンソーに装着した可動センサーが切
断中の枝に押されることにより駆動輪のスリツプを予め
検出し対応する方式より汎用性の向上が図れる。
また、トルク制限装置(8)の設定トルクを脱輪トルク以
下に設定することにより、脱輪の防止も図れる。
下に設定することにより、脱輪の防止も図れる。
第1図はこの発明を実施した枝打機の動力伝達構造を示
す概略正面図、第2図は駆動輪の他の支持構造を示す断
面図、第3図は発電機を設けた動力伝達構造を示す要部
断面図、第4図はこの考案を実施した枝打機を示す側面
図である。 (符号) (1)……エンジン、(2)……ミツシヨンケース (3)……チエンソー、(4)……駆動輪 (5)……チエンソー用伝達経路、(6)……駆動輪用伝達経
路、(7)……正逆転機構、(8)……トルク制限装置、(9)
……検出スイツチ (10)……切換制御操作装置
す概略正面図、第2図は駆動輪の他の支持構造を示す断
面図、第3図は発電機を設けた動力伝達構造を示す要部
断面図、第4図はこの考案を実施した枝打機を示す側面
図である。 (符号) (1)……エンジン、(2)……ミツシヨンケース (3)……チエンソー、(4)……駆動輪 (5)……チエンソー用伝達経路、(6)……駆動輪用伝達経
路、(7)……正逆転機構、(8)……トルク制限装置、(9)
……検出スイツチ (10)……切換制御操作装置
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン(1)の動力をチエンソー(3)へ伝達
させるチエンソー用伝達経路(5)と、適当数の駆動輪(4)
…へ伝達させる駆動輪用伝達経路(6)とをミツシヨンケ
ース(2)内に設け、この駆動輪用伝達経路(6)中に、択一
的に正逆転切換可能な正逆転機構(7)を内蔵し、この正
逆転機構(7)を正転伝達側から逆転伝達側に設定時間切
換え再び正転伝達側に戻せる一連の切換制御操作可能な
切換制御操作装置(10)を正逆転機構(7)に連係した枝打
機において、前記正逆転機構(7)より下流側の駆動輪用
伝達経路(6)中に、正転伝達時のみ駆動輪(4)への正転駆
動トルクを設定トルク以内に制限するように動作対応す
るトルク制限装置(8)を組込み、このトルク制限装置(8)
のトルク制限動作変位したことを検出する検出スイツチ
(9)の検出信号により前記切換制御操作装置(10)を動作
させるように構成したことを特徴とする枝打機の駆動輪
スリツプ検出対応装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24830985A JPH0653030B2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | 枝打機の駆動輪スリツプ検出対応装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24830985A JPH0653030B2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | 枝打機の駆動輪スリツプ検出対応装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62107728A JPS62107728A (ja) | 1987-05-19 |
| JPH0653030B2 true JPH0653030B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=17176155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24830985A Expired - Lifetime JPH0653030B2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | 枝打機の駆動輪スリツプ検出対応装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653030B2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-05 JP JP24830985A patent/JPH0653030B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62107728A (ja) | 1987-05-19 |
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