JPH0653065A - 多心平行導線の製造方法 - Google Patents

多心平行導線の製造方法

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JPH0653065A
JPH0653065A JP22060892A JP22060892A JPH0653065A JP H0653065 A JPH0653065 A JP H0653065A JP 22060892 A JP22060892 A JP 22060892A JP 22060892 A JP22060892 A JP 22060892A JP H0653065 A JPH0653065 A JP H0653065A
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JP
Japan
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parallel
conductor
wires
adhesive layer
conductor wire
Prior art date
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Application number
JP22060892A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Shiraki
秀幸 白木
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多心平行導線を構成する導体線間のピッチの
精度を向上させる。 【構成】 接着層2が形成されている導体線1を各ボビ
ン10から繰り出して、テンションコントローラ5により
張力調整して、並列ガイド6にて各導体線1間を一定に
平行に並列させた後、加熱ゾーン7に導く。加熱ゾーン
7では各接着層2の極く表層のみを軟化して少し溶融状
態になるよう接着層2のビカット熱軟化温度以上に加熱
制御および速度制御を行い、各導体線1間を接着する。
各導体線1が接着して一体化して構成する多心平行導線
4の原型をニップローラ8に導き、ニップローラ8では
この多心平行導線4の原型を上部側より抑え、かつ急冷
して多心平行導線4を完成させ、自動巻線機9がこれを
巻き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の電気導体線を
帯状に形成する多心平行導線の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やディスプレイ装置
に装着される偏向ヨークの偏向コイルは、金型あるいは
ボビン等を用いて1本の単心線としての導体線を所定の
形状に巻回する方法により形成されていた。しかし、こ
の方法によると、巻線分布にばらつきが生じ、設計指示
通りの巻き方が難しいという問題があった。一方、最近
では、テレビジョン受像機等の大型化やハイビジョンテ
レビ化が進み、また、高精細度ディスプレイ装置の出現
等と、これら装置の陰極線管の画面の色ずれ、すなわち
コンバージェンス等の規格がますます厳しいものになっ
ており、これに伴い、偏向磁界のより精密な制御が望ま
れている。したがって、従来のように、単線の導体線を
巻き付けて偏向コイルを作成する方法では、設計指示通
りの巻き方が難しく、上記の要求に対応できないという
新たな問題が生じて来た。
【0003】そこで、本出願人は、偏向コイルを構成す
る導体線の巻き分布状態を設計通りに行うために、多心
平行導線の使用を提案している。多心平行導線は、従
来、コンピュータ配線用として一般的には以下に示す方
法で製造されている。主な方法の1つは押出式によるも
ので、接着剤としての熱可塑性樹脂を加熱溶融させたも
のを押出機より押し出して複数本の導体線がクロスヘッ
ドダイを通るときに溶融した接着剤を各導体線に被覆し
て一体化し、多心平行導線を作成する。また、他の方法
として浸漬式のものが知られている。この方法は、溶融
状態あるいはゾル状態にした接着樹脂の中に複数本の導
体線を浸漬した後に、帯状に一体化して多心平行導線を
作成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
多心平行導線の製造方法では、いずれも図6に示される
ように各導体線1間のピッチI1 ,I2 ,・・・が不均
一となり、厳しい偏向磁界の制御を必要とする偏向ヨー
ク用の多心平行導線としては使用できないものであっ
た。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、導体線間のピッチ精
度に優れ、高精度な偏向磁界の制御が可能な偏向ヨーク
の使用に適した多心平行導線を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次のように構成されている。すなわち、本
発明の多心平行導線の製造方法は、表面に熱可塑性の接
着層が形成されている導体線を複数本繰り出した後、並
列ガイドを通るときに並列させて平行に集束し、次に、
加熱ゾーンで前記接着層をビカット熱軟化温度以上に加
熱して並列に平行集束された各導体線を接着して1層以
上の多心平行導線を製造することを特徴として構成され
ている。
【0007】
【作用】上記構成の本発明において、熱可塑性樹脂より
成る接着層が形成されている導体線を複数本繰り出して
並列ガイドに導く。並列ガイドでは、各導体線を平行に
並列させる。並列された各導体線は加熱ゾーンに導か
れ、例えば、接着層の極く表層部分が軟化してやや溶融
状態となるように接着層のビカット熱軟化温度以上に加
熱される。この接着層を介して各導体線は接着され、各
導体線間のピッチを一定とする多心平行導線が製造され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、本発明による多心平行導線の製造方法
の一実施例のシステム構成図が斜視図の状態で示されて
いる。同図において、導体線1は図4の(a)に示すよ
うな断面構造をしている。すなわち、厚さ約25μのポリ
アミド等の熱可塑性樹脂より成る接着層2が導体線1の
周囲に形成されており、この導体線1は直径約0.25mmの
銅線より成る導線1aを厚さ約30μのポリエステルイミ
ド等の絶縁層1bで被覆形成したものである。
【0009】多心平行導線の心数の数だけの導体線1が
それぞれボビン10に巻かれている。テンションコントロ
ーラ5は各ボビン10と並列ガイド6の間に配置されて各
導体線1の張力を調整するものである。並列ガイド6は
図2に示すように鍔付き形状をしており、この鍔間隔は
導体線1の数に応じて設定され、各導体線1を集束して
各導体線1間隔を一定に、かつ、平行に並列させるもの
である。加熱ゾーン7では、赤外線ヒータ等の加熱手段
により、導体線1に形成されている接着層2の表層部分
を軟化させ、さらに、少し溶融状態になるよう接着層2
を構成する材質、例えば、本実施例ではポリアミドのビ
カット熱軟化温度以上の任意の温度に設定でき、また、
温度制御が行われる。
【0010】ニップローラ8は並列ガイド6と同様の形
状をしたガイドローラ8a部分と、このガイドローラ8
aの上部側には荷重をかけて抑える抑具8bから構成さ
れている。このガイドローラ8aは並列ガイド6と同様
に、多心平行導線4の心数に応じた鍔間隔が設定されて
おり、必要に応じて内部に冷却水が通るよう構成されて
いる。自動巻線機9は、作成された多心平行導線4を巻
き取るものであり、巻き取り速度の制御が可能となって
いる。
【0011】次に、本実施例の多心平行導線4の作成作
業の動作について説明する。本実施例では、5本の導体
線1より成る多心平行導線4を作成する場合について説
明する。接着層2が形成されている5本の導体線1は各
ボビン10に巻かれており、各ボビン10よりそれぞれ繰り
出されてテンションコントローラ5によりそれぞれ個別
に張力を調整されて並列ガイド6に集束される。並列ガ
イド6では、各導体線1間隔が一定にされ、かつ、各導
体線1が平行に並列させられる。並列させられた各導体
線1は加熱ゾーン7に導かれ、接着層2を構成する材質
に応じた表1に示されるようなビカット熱軟化温度以上
に加熱される。
【0012】
【表1】
【0013】各導体線1は被覆している接着層2のビカ
ット軟化温度以上に加熱され、さらに自動巻線機9の巻
き取り速度の制御により、この接着層2の極く表層部
分、例えば、約1μ程度が軟化させられ、さらに、やや
溶融状態にされて各導体線1が接着される。表1から分
かるように、接着層2がビカット軟化温度以上に加熱さ
れないと接着不良を起こす。したがって、本実施例では
接着層2の材質であるポリアミドのビカット熱軟化温度
が155 ℃であるので185 ℃に加熱制御し、さらに移動速
度を5m/min としたところ、各導体線1間の接着状態
は良好であった。各導体線1間が接着して多心平行導線
4の原型となったものはニップローラ8に導かれ、上部
側より抑具8bにより抑えられて整形されつつ冷却固化
されて、多心平行導線4が完成されて自動巻線機9に巻
き取られる。
【0014】以上の実施例は多心平行導線4が一層構造
の場合の製造方法であるが、並列ガイド6を図3の
(a)に示すような多層ガイド12を使用すれば、多層構
造の図3の(b)に示すような多心平行導線4を作成す
ることができる。多層ガイド12には多層構造を形成する
導体線1を整列させるための通過孔13が均等間隔に複数
設けて形成されている。
【0015】このように、本実施例によれば、多心平行
導線4の各導体線1間に介在する接着層2は、製造過程
において極く表層部分のみが軟化してやや溶融状態とな
るよう加熱ゾーン7において接着層2のビカット熱軟化
温度以上に加熱制御されているので、各導体線の間のピ
ッチIの精度を向上させることができる。
【0016】以上の実施例は、厚みが25μもある接着層
2が形成されている導体線1を使用したものであり、こ
の接着層2の極く表層約1μを軟化・溶融させるための
加熱制御や移動速度制御は精密な制御を必要とする。こ
れに対し、図4の(b)に示すように導体線1の絶縁層
1bよりは融点の低い材質で接着層2の厚みを薄く、例
えば2〜3μ程度に形成された導体線1を使用するとき
は、接着層2と絶縁層1bとの融点の違いを利用して加
熱ゾーン7にて加熱すればより加熱制御を容易に行うこ
とができ、移動速度も精密な制御を必要としない。すな
わち、加熱ゾーン7では、接着層2の融点温度以上、絶
縁層1bの融点温度よりも低い温度に加熱して接着層2
全部を溶融させてしまい、次にニップロール8で集束し
て冷却固化して図5の(b)に示すような導体線1間に
接着層2を介在させない多心平行導線4を作成できるの
で、前記した如く、加熱ゾーン7で接着層2の極く表層
部分だけを軟化させ、やや溶融状態にするようにビカッ
ト熱軟化温度以上に加熱する微妙な加熱制御や移動速度
を制御は必要ない。したがって、製造が容易に行われて
生産性が向上する。また、このように接着層2の融点温
度以上に加熱して作成される多心平行導線4は、導体線
1間に接着層2を介在させないので、導体線1間のピッ
チIは非常に精度の高いものが得られる。
【0017】以上、加熱ゾーン7にて接着層2の極く表
層部分を軟化・溶融させるようビカット熱軟化温度以上
に加熱制御する場合も、薄膜に形成した接着層2の融点
温度以上に加熱する場合のいずれの場合にも、本実施例
にて作成される多心平行導線4は導体線1間のピッチ精
度の高いものであるため、偏向磁界の精密な制御が望ま
れる偏向コイル用の多心平行導線として適切なものであ
る。また、本実施例にて作成される多心平行導線を偏向
コイル以外の用途にも使用できるのは無論である。
【0018】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、本実
施例では、単線としての導体線1を複数本並列させて多
心平行導線を作成したが、複数本の導体線より成るリッ
ツ線を複数本並列させて多心平行導線を作成することも
できる。また、導体線1を構成する導線1aと絶縁層1
b、および接着層2のそれぞれの直径や厚さは任意の大
きさに設定できる。さらに、導線1a部分は銅でなくと
もニッケルやアルミニウム等の導体金属であればよい。
さらに、接着層2を形成する材質は図6に示したものの
他、ポリ塩化ビニールやポリエチレン、ポリウレタン等
の熱可塑性樹脂ならばよい。さらに、本実施例では、接
着層2と絶縁層1bを別の材料を用いて形成したが、絶
縁層を兼ねた接着層を導線1aの周囲に形成して、この
接着層の極く表層のみの加熱により各導線1aを接着固
定して多心平行導線4を作成することも可能である。
【0019】さらに、加熱ゾーン7は、本実施例では赤
外線ヒータで加熱したが、温風ヒータ、高周波加熱や熱
板加熱でもよい。
【0020】
【発明の効果】接着層が形成されている複数本の各導体
線は、並列ガイドにて平行に並列配置されてから、加熱
ゾーンにて接着層の材質に応じたビカット熱軟化温度以
上に加熱することにより、各接着層の表層部分だけが軟
化して、さらに少し溶融となって各導体線は接着するの
で、導体線1間のピッチ精度を良くすることができる。
【0021】したがって、偏向磁界の精密な制御が必要
な偏向コイル用の多心平行導線として最適なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多心平行導線を作成する一実施例
のシステム構成を示す斜視説明図である。
【図2】同実施例に使用される並列ガイドの斜視図であ
る。
【図3】多層ガイドとこのガイドを用いて形成される多
層構造の多心平行導線の説明図である。
【図4】厚い接着層が形成されている導体線と薄い接着
層が形成されている導体線のそれぞれの断面図である。
【図5】図4の(a)の導体線を使用して作成された多
心平行導線と図4の(b)の導体線を使用して作成され
た多心平行導線のそれぞれの断面図である。
【図6】従来の方法により作成した多心平行導線の断面
図である。
【符号の説明】
1 導体線 2 接着層 4 多心平行導線 6 並列ガイド 7 加熱ゾーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に熱可塑性の接着層が形成されてい
    る導体線を複数本繰り出した後、並列ガイドを通るとき
    に並列させて平行に集束し、次に、加熱ゾーンで前記接
    着層をビカット熱軟化温度以上に加熱して並列に平行集
    束された各導体線を接着して1層以上の多心平行導線を
    製造する多心平行導線の製造方法。
JP22060892A 1992-07-28 1992-07-28 多心平行導線の製造方法 Pending JPH0653065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220073467A (ko) * 2020-11-26 2022-06-03 한국식품연구원 효모 사카로마이세스 세레비지애 gnia2, 그를 이용한 이소아밀아세테이트를 포함하는 향미 성분이 강화된 증류주의 제조방법, 및 그로부터 제조된 증류주

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220073467A (ko) * 2020-11-26 2022-06-03 한국식품연구원 효모 사카로마이세스 세레비지애 gnia2, 그를 이용한 이소아밀아세테이트를 포함하는 향미 성분이 강화된 증류주의 제조방법, 및 그로부터 제조된 증류주

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