JPH097439A - 平行接着線の製造方法 - Google Patents
平行接着線の製造方法Info
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- JPH097439A JPH097439A JP14920595A JP14920595A JPH097439A JP H097439 A JPH097439 A JP H097439A JP 14920595 A JP14920595 A JP 14920595A JP 14920595 A JP14920595 A JP 14920595A JP H097439 A JPH097439 A JP H097439A
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エナメル細線などでなる多数の素線を平行状
態に配列して接着する平行接着線を製造する際に、その
素線が断線したり、素線間に隙間が空いたり,左右両側
の素線が剥離するなどの製品不良が生ずることを防止す
る。 【構成】 各素線(1)を牽引して繰り出すと同時に、
その素線群(F)の両側に沿って素線よりも引張強度の
強い高張力線(12)を素線よりも高張力で牽引して繰り
出し、それら各素線(1)と高張力線(12)を治具によ
り一平面上に平行状態で密接集合させて互いに接着又は
融着させた後、素線群(F)からその両側に沿って接着
又は融着されている高張力線(12)を離脱させる。
態に配列して接着する平行接着線を製造する際に、その
素線が断線したり、素線間に隙間が空いたり,左右両側
の素線が剥離するなどの製品不良が生ずることを防止す
る。 【構成】 各素線(1)を牽引して繰り出すと同時に、
その素線群(F)の両側に沿って素線よりも引張強度の
強い高張力線(12)を素線よりも高張力で牽引して繰り
出し、それら各素線(1)と高張力線(12)を治具によ
り一平面上に平行状態で密接集合させて互いに接着又は
融着させた後、素線群(F)からその両側に沿って接着
又は融着されている高張力線(12)を離脱させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子・電気機器等の機
器内配線や各種コイルに用いられる平行接着線の製造方
法に関する。
器内配線や各種コイルに用いられる平行接着線の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の平行接着線は、エナメル細線な
どでなる多数の素線を平行状態に配列して一体化させた
テープ状ないしシート状のものであるが、その製造方法
は次の二種類に大別される。一つは、まず、図4(a)
に示すように、素線1となる絶縁電線あるいは自己融着
性絶縁電線などを所定の周長を有するマンドレル2に所
要回数だけ密接状態で整列巻きし、次に、その整列巻き
した素線1が通常の絶縁電線であれば接着剤を塗布乾燥
して一体化させ、また、自己融着性絶縁電線であれば加
熱融着して一体化させる。そして、その一体化により筒
状物となった素線1をマンドレル2の軸方向に切り裂い
てマンドレル2の周面から引き剥がし、図4(b)に示
すような平行接着線3を得る方法である。
どでなる多数の素線を平行状態に配列して一体化させた
テープ状ないしシート状のものであるが、その製造方法
は次の二種類に大別される。一つは、まず、図4(a)
に示すように、素線1となる絶縁電線あるいは自己融着
性絶縁電線などを所定の周長を有するマンドレル2に所
要回数だけ密接状態で整列巻きし、次に、その整列巻き
した素線1が通常の絶縁電線であれば接着剤を塗布乾燥
して一体化させ、また、自己融着性絶縁電線であれば加
熱融着して一体化させる。そして、その一体化により筒
状物となった素線1をマンドレル2の軸方向に切り裂い
てマンドレル2の周面から引き剥がし、図4(b)に示
すような平行接着線3を得る方法である。
【0003】もう一つは、図5に示すように、複数のボ
ビン4から一定の引張力で牽引して繰り出される各素線
1を、ダンサー5、ガイド板の目板6、平面引き揃え治
具である線寄せロール7、幅寄せ治具である線寄せロー
ル8などの各治具によって、一平面上に平行状態で密接
集合するように引き揃え、その引き揃えた各素線1に塗
布装置9で接着剤を塗布した後、その接着剤を焼付乾燥
炉10で乾燥して各素線1を一体化させる方法である。
また、素線1が自己融着性絶縁電線の場合は、平行に引
き揃えた各素線1を加熱炉内で輻射加熱するか、あるい
は熱風で加熱して一体的に融着させる。
ビン4から一定の引張力で牽引して繰り出される各素線
1を、ダンサー5、ガイド板の目板6、平面引き揃え治
具である線寄せロール7、幅寄せ治具である線寄せロー
ル8などの各治具によって、一平面上に平行状態で密接
集合するように引き揃え、その引き揃えた各素線1に塗
布装置9で接着剤を塗布した後、その接着剤を焼付乾燥
炉10で乾燥して各素線1を一体化させる方法である。
また、素線1が自己融着性絶縁電線の場合は、平行に引
き揃えた各素線1を加熱炉内で輻射加熱するか、あるい
は熱風で加熱して一体的に融着させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4の方法で
製造される平行接着線3は、その全長がマンドレル2の
周長にとどまるため、長尺のものが得られず、コイル巻
線や配線を行う際の自由度が少ないし、量産性も劣ると
いう欠点があった。また、図5の方法によれば、長尺の
平行接着線が得られるものの、線寄せロール7,8で引
き揃える素線1の平行状態が振動などにより乱されて、
各素線1間の接着・融着が不十分になったり、各素線1
が互いに密接せずに部分的に隙間が空いた状態で接着・
融着する欠点があった。なお、素線1が太くて引張強度
の強い電線であれば、線寄せロール7,8の押圧力と各
素線1の牽引力を高めて素線1の平行状態を維持するこ
とも可能であるが、直径 0.2mm以下の細線に強い押圧力
や牽引力を加えると断線のおそれがある。
製造される平行接着線3は、その全長がマンドレル2の
周長にとどまるため、長尺のものが得られず、コイル巻
線や配線を行う際の自由度が少ないし、量産性も劣ると
いう欠点があった。また、図5の方法によれば、長尺の
平行接着線が得られるものの、線寄せロール7,8で引
き揃える素線1の平行状態が振動などにより乱されて、
各素線1間の接着・融着が不十分になったり、各素線1
が互いに密接せずに部分的に隙間が空いた状態で接着・
融着する欠点があった。なお、素線1が太くて引張強度
の強い電線であれば、線寄せロール7,8の押圧力と各
素線1の牽引力を高めて素線1の平行状態を維持するこ
とも可能であるが、直径 0.2mm以下の細線に強い押圧力
や牽引力を加えると断線のおそれがある。
【0005】更に、平行接着線の左右両端に位置する各
素線1は、夫々その内側に隣接する1本の素線1とのみ
接着・融着するため、その接着・融着工程に続く巻取工
程において、ガイドローラなどに掛け回して搬送される
際に加わる曲げ応力などによって剥離するなどの問題も
生じていた。つまり、焼付乾燥炉や加熱炉で接着・融着
したばかりの素線群は、余熱が残って未だ完全には一体
化していないので、それを巻き取り工程のガイドローラ
に掛け回して搬送すると、左右両側の素線1が剥離する
おそれがある。そこで本発明は、平行接着線の各素線間
に隙間が空いたり、左右両側の素線が剥離するなどの製
品不良を確実に防止することを技術的課題としている。
素線1は、夫々その内側に隣接する1本の素線1とのみ
接着・融着するため、その接着・融着工程に続く巻取工
程において、ガイドローラなどに掛け回して搬送される
際に加わる曲げ応力などによって剥離するなどの問題も
生じていた。つまり、焼付乾燥炉や加熱炉で接着・融着
したばかりの素線群は、余熱が残って未だ完全には一体
化していないので、それを巻き取り工程のガイドローラ
に掛け回して搬送すると、左右両側の素線1が剥離する
おそれがある。そこで本発明は、平行接着線の各素線間
に隙間が空いたり、左右両側の素線が剥離するなどの製
品不良を確実に防止することを技術的課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、多数の素線を平行状態に配列して一体
化させる平行接着線の製造方法において、多数の素線を
牽引して繰り出すと同時に、その素線群の両側に沿って
各素線よりも引張強度の強い高張力線を各素線よりも高
張力で牽引して繰り出し、それら各素線と高張力線を治
具により一平面上に平行状態で密接集合させて互いに接
着又は融着させた後、その接着又は融着によって一体化
した素線群から高張力線を離脱させることを特徴として
いる。
めに、本発明は、多数の素線を平行状態に配列して一体
化させる平行接着線の製造方法において、多数の素線を
牽引して繰り出すと同時に、その素線群の両側に沿って
各素線よりも引張強度の強い高張力線を各素線よりも高
張力で牽引して繰り出し、それら各素線と高張力線を治
具により一平面上に平行状態で密接集合させて互いに接
着又は融着させた後、その接着又は融着によって一体化
した素線群から高張力線を離脱させることを特徴として
いる。
【0007】
【作用】本発明によれば、素線群の両側に沿って各素線
よりも引張強度の強い高張力線が各素線よりも高張力で
牽引して繰り出されるので、その高張力線の張力によっ
て素線の断線を確実に防止することができる。また、高
張力で牽引される高張力線を各素線と共に治具により一
平面上に平行状態で密接集合させるので、その高張力線
の張力によって素線の平行状態が乱れることが防止さ
れ、しかも、素線群の両側から治具により大きな押圧力
を加えて各素線を隙間なく密接集合させることができ
る。
よりも引張強度の強い高張力線が各素線よりも高張力で
牽引して繰り出されるので、その高張力線の張力によっ
て素線の断線を確実に防止することができる。また、高
張力で牽引される高張力線を各素線と共に治具により一
平面上に平行状態で密接集合させるので、その高張力線
の張力によって素線の平行状態が乱れることが防止さ
れ、しかも、素線群の両側から治具により大きな押圧力
を加えて各素線を隙間なく密接集合させることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の第一実施例を示し、図中(a)は平
行接着線の製造工程を示す平面図、(b)はその側面図
である。また、図2はその部分拡大図、図3は本発明の
第二実施例を示す図である。
る。図1は本発明の第一実施例を示し、図中(a)は平
行接着線の製造工程を示す平面図、(b)はその側面図
である。また、図2はその部分拡大図、図3は本発明の
第二実施例を示す図である。
【0009】図1に示す第一実施例の製造方法は、複数
のボビン4から一定の引張力で牽引して繰り出される各
素線1を、ダンサー5、目板6、平面引き揃え治具の線
寄せロール7および幅寄せ治具の線寄せロール8などの
各治具によって一平面上に平行状態で密接集合するよう
に引き揃える点においては、図5の従来方法と共通して
いる。従来方法と相違するのは、各素線1が並列する素
線群Fの両側に沿って各素線1よりも引張強度の強い高
張力線12を各素線1よりも高張力で牽引してボビン4
から繰り出し、それら各素線1と高張力線12を線寄せ
ロール7および8などの治具により一平面上に平行状態
で密接集合させて互いに融着させた後、その融着によっ
て一体化した素線群Fから高張力線12を離脱させる点
である。
のボビン4から一定の引張力で牽引して繰り出される各
素線1を、ダンサー5、目板6、平面引き揃え治具の線
寄せロール7および幅寄せ治具の線寄せロール8などの
各治具によって一平面上に平行状態で密接集合するよう
に引き揃える点においては、図5の従来方法と共通して
いる。従来方法と相違するのは、各素線1が並列する素
線群Fの両側に沿って各素線1よりも引張強度の強い高
張力線12を各素線1よりも高張力で牽引してボビン4
から繰り出し、それら各素線1と高張力線12を線寄せ
ロール7および8などの治具により一平面上に平行状態
で密接集合させて互いに融着させた後、その融着によっ
て一体化した素線群Fから高張力線12を離脱させる点
である。
【0010】つまり、自己融着性絶縁電線(例えば、0.
1 mm 径の銅導体に絶縁性のポリウレタン樹脂皮膜5μ
mを焼き付けた絶縁電線に自己融着性のポリアミド樹脂
皮膜6μmを設けた線径 0.122mm、引張破断荷重約20
0gfの自己融着性絶縁電線)でなる多数の素線1を各
ボビン4から繰り出すと同時に、その素線群Fの両側に
沿って各素線1とほぼ同じ線径のステンレス鋼線(例え
ば、線径0.120mm 、抗張力約100Kg/mm2 、引張破断
荷重1130gfのステンレス鋼線−SUS630)で
なる高張力線12をボビン4から繰り出し、それらを線
寄せロール7および8により一平面上に平行状態で密接
集合させる。なお、ボビン4から繰り出される各素線1
には例えば60gf、高張力線12には例えば300g
fの引張荷重をかけるように、それらの送線張力をダン
サー5で調整する。
1 mm 径の銅導体に絶縁性のポリウレタン樹脂皮膜5μ
mを焼き付けた絶縁電線に自己融着性のポリアミド樹脂
皮膜6μmを設けた線径 0.122mm、引張破断荷重約20
0gfの自己融着性絶縁電線)でなる多数の素線1を各
ボビン4から繰り出すと同時に、その素線群Fの両側に
沿って各素線1とほぼ同じ線径のステンレス鋼線(例え
ば、線径0.120mm 、抗張力約100Kg/mm2 、引張破断
荷重1130gfのステンレス鋼線−SUS630)で
なる高張力線12をボビン4から繰り出し、それらを線
寄せロール7および8により一平面上に平行状態で密接
集合させる。なお、ボビン4から繰り出される各素線1
には例えば60gf、高張力線12には例えば300g
fの引張荷重をかけるように、それらの送線張力をダン
サー5で調整する。
【0011】線寄せロール7は、素線群Fと高張力線1
2を上下両面側から押圧して平面状に引き揃える一対の
水平ロール13a,13bで構成されており、当該各ロ
ール13a,13bは、素線群Fと高張力線12に一定
の張力をバランス良く付与するために、図3に示すよう
に素線1や高張力線12の線径に応じて調節可能な一定
の間隔dを保って前後方向に齟齬した段違いロールにな
っている。また、線寄せロール8は、線寄せロール7に
よって平面状に引き揃えられた素線群Fと高張力線12
を左右両側から押圧して幅寄せする一対の垂直ロール1
4a,14bで構成されており、当該各ロール14aお
よび14b間の間隔は、素線1が自己融着性絶縁電線で
あれば全素線1と高張力線12の線径の総和に相当する
長さに選定する。なお、通常の絶縁電線であれば線径の
総和の長さに接着剤の線間侵入分の長さを見込んだ長さ
に選定する。
2を上下両面側から押圧して平面状に引き揃える一対の
水平ロール13a,13bで構成されており、当該各ロ
ール13a,13bは、素線群Fと高張力線12に一定
の張力をバランス良く付与するために、図3に示すよう
に素線1や高張力線12の線径に応じて調節可能な一定
の間隔dを保って前後方向に齟齬した段違いロールにな
っている。また、線寄せロール8は、線寄せロール7に
よって平面状に引き揃えられた素線群Fと高張力線12
を左右両側から押圧して幅寄せする一対の垂直ロール1
4a,14bで構成されており、当該各ロール14aお
よび14b間の間隔は、素線1が自己融着性絶縁電線で
あれば全素線1と高張力線12の線径の総和に相当する
長さに選定する。なお、通常の絶縁電線であれば線径の
総和の長さに接着剤の線間侵入分の長さを見込んだ長さ
に選定する。
【0012】次に、線寄せロール7および8によって一
平面上に平行状態で密接集合せられた素線群Fと高張力
線12は、例えば加熱温度350℃、ロール径100mm
の加熱ロール15に掛け回して加熱すると共に、これに
380℃程度の熱風を吹き付ける熱風吹付装置16を併
用して、自己融着性絶縁電線でなる各素線1を互いに加
熱融着させ、また、その素線群Fの両側に沿って密接す
る高張力線12も夫々それに隣接する素線1と融着させ
る。次いで、互いに融着した各素線1と高張力線12を
水冷式の冷却ロール17に掛け回して冷却すると共に、
5℃程度の冷風を吹き付ける冷風吹付装置18を併用し
てそれらを完全に一体化させる。なお、素線1が通常の
絶縁電線であれば、線寄せロール7および8によって一
平面上に平行状態で密接集合せられた素線群Fと高張力
線12を図5の如き塗布装置9と乾燥炉10に通して接
着剤を塗布および乾燥させて一体化する。
平面上に平行状態で密接集合せられた素線群Fと高張力
線12は、例えば加熱温度350℃、ロール径100mm
の加熱ロール15に掛け回して加熱すると共に、これに
380℃程度の熱風を吹き付ける熱風吹付装置16を併
用して、自己融着性絶縁電線でなる各素線1を互いに加
熱融着させ、また、その素線群Fの両側に沿って密接す
る高張力線12も夫々それに隣接する素線1と融着させ
る。次いで、互いに融着した各素線1と高張力線12を
水冷式の冷却ロール17に掛け回して冷却すると共に、
5℃程度の冷風を吹き付ける冷風吹付装置18を併用し
てそれらを完全に一体化させる。なお、素線1が通常の
絶縁電線であれば、線寄せロール7および8によって一
平面上に平行状態で密接集合せられた素線群Fと高張力
線12を図5の如き塗布装置9と乾燥炉10に通して接
着剤を塗布および乾燥させて一体化する。
【0013】そして、融着又は接着により一体化した素
線群Fから、その両側に沿って融着又は接着した各高張
力線12をナイフ状カッターなどの引き剥がし治具19
で切り離し、その切り離した各高張力線12を夫々巻取
ボビン20に巻き取ると同時に、素線群Fのみになった
多本平行線の完成品を巻取ボビン21に巻き取る。な
お、高張力線12の表面に予めフッ素系の離型剤をコー
ティング加工しておけば、素線1に接着又は融着した高
張力線12を素線1から容易に離脱させることができ
る。
線群Fから、その両側に沿って融着又は接着した各高張
力線12をナイフ状カッターなどの引き剥がし治具19
で切り離し、その切り離した各高張力線12を夫々巻取
ボビン20に巻き取ると同時に、素線群Fのみになった
多本平行線の完成品を巻取ボビン21に巻き取る。な
お、高張力線12の表面に予めフッ素系の離型剤をコー
ティング加工しておけば、素線1に接着又は融着した高
張力線12を素線1から容易に離脱させることができ
る。
【0014】以上のようにすれば、素線群Fを一平面上
に平行状態で密接集合させる線寄せロール7,8の押圧
力を高めても、素線1が断線するおそれはないので、素
線群Fの平行状態の乱れを確実に防止することができ、
平行状態で互いに接着又は融着した各素線1間に隙間が
空くなどの不具合が解消される。また、素線群Fの両側
には、各素線1が接着又は融着によって一体化するまで
高張力線12が沿わされているので、その素線群Fを巻
き取る巻取工程で加わる曲げ応力などによって素線群F
の左右両端に位置する素線1が剥離するおそれも解消さ
れる。
に平行状態で密接集合させる線寄せロール7,8の押圧
力を高めても、素線1が断線するおそれはないので、素
線群Fの平行状態の乱れを確実に防止することができ、
平行状態で互いに接着又は融着した各素線1間に隙間が
空くなどの不具合が解消される。また、素線群Fの両側
には、各素線1が接着又は融着によって一体化するまで
高張力線12が沿わされているので、その素線群Fを巻
き取る巻取工程で加わる曲げ応力などによって素線群F
の左右両端に位置する素線1が剥離するおそれも解消さ
れる。
【0015】なお、平面引き揃え治具としては、上記の
線寄せロール7に代えて丸棒やピンなどを用いてもよい
し、あるいは図3に示すようなスリットダイス22を用
いてもよい。このスリットダイス22は、素線1や高張
力線12の線径よりも若干広い溝幅を有したすり割り溝
23が形成されており、その溝幅が広すぎるときは前後
方向に若干傾斜させることによって各素線1と高張力線
12を一平面上に引き揃えることができる。また、素線
1は、電線に限らず、光ファイバも含まれ、その形状も
丸線に限らず、平角線であってもよい。更に、高張力線
12は、素線1とほぼ同じ線径でも素線1より引張強度
の強いものであればよく、したがって、ステンレス鋼線
に限らず、ピアノ線などの鉄線や、アラミッド繊維など
の紡糸線を用いることもできる。
線寄せロール7に代えて丸棒やピンなどを用いてもよい
し、あるいは図3に示すようなスリットダイス22を用
いてもよい。このスリットダイス22は、素線1や高張
力線12の線径よりも若干広い溝幅を有したすり割り溝
23が形成されており、その溝幅が広すぎるときは前後
方向に若干傾斜させることによって各素線1と高張力線
12を一平面上に引き揃えることができる。また、素線
1は、電線に限らず、光ファイバも含まれ、その形状も
丸線に限らず、平角線であってもよい。更に、高張力線
12は、素線1とほぼ同じ線径でも素線1より引張強度
の強いものであればよく、したがって、ステンレス鋼線
に限らず、ピアノ線などの鉄線や、アラミッド繊維など
の紡糸線を用いることもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、平行接着線の製造過程
において、その素線群が素線間に隙間の空いた状態で接
着又は融着されたり、あるいは素線群が接着又は融着さ
れた後に、その素線群の左右両側の素線が剥離するなど
の製品不良を生ずることが確実に防止されるという大変
優れた効果がある。
において、その素線群が素線間に隙間の空いた状態で接
着又は融着されたり、あるいは素線群が接着又は融着さ
れた後に、その素線群の左右両側の素線が剥離するなど
の製品不良を生ずることが確実に防止されるという大変
優れた効果がある。
【図1】本発明の第一実施例を示す図。
【図2】その部分拡大図。
【図3】本発明の第二実施例を示す図。
【図4】従来の製造方法を示す図。
【図5】従来の製造方法を示す図。
【符号の説明】 1・・・素線 F・・・素線群 7・・・線寄せロール(平面引き揃え治具) 8・・・線寄せロール(幅寄せ治具) 12・・・高張力線 19・・・素線群から高張力線を離脱させる引き剥がし
治具 22・・・スリットダイス(平面引き揃え治具)
治具 22・・・スリットダイス(平面引き揃え治具)
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の素線を平行状態に配列して一体化
させる平行接着線の製造方法において、 a). 多数の素線(1)を牽引して繰り出すと同時に、
その素線群(F)の両側に沿って各素線(1)よりも引
張強度の強い高張力線(12)を各素線(1)よりも高張
力で牽引して繰り出し、 b). それら各素線(1)と高張力線(12)を治具
(7,8,22)により一平面上に平行状態で密接集合さ
せて互いに接着又は融着させた後、 c). その接着又は融着によって一体化した素線群
(F)から高張力線(12)を離脱させる、 ことを特徴とする平行接着線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14920595A JPH097439A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 平行接着線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14920595A JPH097439A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 平行接着線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH097439A true JPH097439A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15470130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14920595A Pending JPH097439A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 平行接着線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH097439A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114801119A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-07-29 | 广州恒星传导科技股份有限公司 | 导偏装置、冷却装置以及双排线制造设备 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP14920595A patent/JPH097439A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114801119A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-07-29 | 广州恒星传导科技股份有限公司 | 导偏装置、冷却装置以及双排线制造设备 |
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