JPH0653207U - キャスター - Google Patents

キャスター

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JPH0653207U
JPH0653207U JP9304892U JP9304892U JPH0653207U JP H0653207 U JPH0653207 U JP H0653207U JP 9304892 U JP9304892 U JP 9304892U JP 9304892 U JP9304892 U JP 9304892U JP H0653207 U JPH0653207 U JP H0653207U
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JP
Japan
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shaft hole
substrate
surface side
recess
caster
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Application number
JP9304892U
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English (en)
Inventor
祐二 鹿島
弘之 東
Original Assignee
鹿島化学金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐蝕性に優れた長寿命の旋回部材を備えたキ
ャスターを提供するにある。 【構成】 中心に穿設された、板状頭部を有する連結ボ
ルトを挿通する軸孔と、一面側に該軸孔と同心円状に穿
設された所要径の凹部と、他面側に前記軸孔を囲繞して
突設された、内側にボールの一部を嵌入させる環状溝を
設けた、所要径の突起部とを備えた基板、及び軸芯上に
穿設された、前記軸孔と同径の下軸孔と、一面側に該突
起部に嵌合する外径で突設された、内側に該環状溝と相
対する下環状溝を設けた突出部と、他面側に該下軸孔と
同心円状に穿設された所要径の窪部とを備えた回動基板
で、前記両環状溝を介して複数のボールを保持した旋回
部材を、前記両軸孔に挿通した該連結ボルトにより、該
窪部を介して連接された車輪ホルダーを旋回自在に連結
したキャスターである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、移動する必要のある機械設備や搬送台などの底部に取着して、それ らの移動を容易に行なわせるために使用される、改良されたキャスターに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のキャスターの一例としては、図7及び図8に示す如く、機械設備や搬送 台車などの底部の所要箇所に、ボルト孔30を介してボルトなどで固定される方 形状基板31を上部に設けた、合成樹脂や金属などの何れかで造られた旋回部材 32と、旋回部材32にボール軸受33を介して連結ボルト34で旋回自在に保 持された、旋回部材32と同様な材料で造られた車輪ホルダー35とからなって いる。
【0003】 旋回部材32には、その軸芯上に穿設された、下端部に外方へ開くテーパーを 設けた嵌合部36を形成した所要径の貫通孔37、及び貫通孔37の深さ方向の 中央附近に設けられた、周壁に固着された外側リング38と、軸芯上に連結ボル ト34を挿通する軸孔39を穿設された内側リング40との間に軸受ボール(図 示せず)を保持したボール軸受33を備えている。
【0004】 又車輪ホルダー35には、その連結部41の上端に設けられた、嵌合部36に 嵌合する内方へ絞ったテーパーを設けた切頭円錐状の突出部42、及び突出部4 2の軸芯上に穿設された、連結ボルト34を挿通する下軸孔43、及び下軸孔4 3に連設した、連結ボルト34のスプリングワッシャ付ナット44を没入させる 凹部45を備えている。
【0005】 円板状頭部46を備えた連結ボルト34を、内側リング40の軸孔39に、ワ ッシャ47を介在させて挿通して、旋回部材32に装着し、次に車輪ホルダー3 5に設けられた突出部42を嵌合部36に嵌合させ、連結ボルト34の下方を下 軸孔43に挿通させて下端にナット44を螺着締付けて、車輪ホルダー35を旋 回部材32に旋回自在に連結する。
【0006】 尚、車輪48は、合成樹脂などで造られた車輪部材49の外周壁50の全外周 に、ゴムや合成樹脂などの何れかで造られたロール部51を固着させ、車輪部材 49の軸芯上の両側に軸受52を嵌着して、車輪ホルダー35の下端部に、車輪 軸53により回転自在に保持されている。54は締付ナットである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来のキャスター55は、特別仕様で造られた可成高価なボール軸受33を旋 回部材32に装備しており、そのうえ旋回部材32の製作が難しいため、どうし ても高価格になって使用途が制限される欠点がある。
【0008】 又水や海水の掛る環境で使用される搬送台車にキャスター55を使用すると、 旋回部材32のボール軸受33が、潤滑材の流出や腐蝕などを起して、その機能 を低下させて旋回を円滑に行なわれなくなり、搬送台車を使用不能にさせる欠点 もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来のこのような問題点に着目してなされたものであって、構造を 簡単にすると共に、無潤滑状態で使用可能なボール軸受を形成した旋回部材を備 えたキャスターを提供することにより、上記課題を解決することを目的としてい る。
【0010】 本考案は、中心に穿設された、板状頭部を有する連結ボルトを挿通する軸孔と 、一面側に該軸孔と同心円状に穿設された所要径の凹部と、他面側に前記軸孔を 囲繞して突設された、内側にボールの一部を嵌入させる環状溝を設けた、所要径 の突起部とを備えた基板、及び軸芯上に穿設された、前記軸孔と同径の下軸孔と 、一面側に該突起部に嵌合する外径で突設された、内側に該環状溝と相対する下 環状溝を設けた突出部と、他面側に該下軸孔と同心円状に穿設された所要径の窪 部とを備えた回動基板で、前記両環状溝を介して複数のボールを保持した旋回部 材を、前記両軸孔に挿通した該連結ボルトにより、該窪部を介して連接された車 輪ホルダーを旋回自在に連結したキャスターである。
【0011】
【作用】
本考案に係わるキャスターは、基板と旋回基板とが一体になってボール軸受を 形成した旋回部材と使用しているため、旋回部材の構造を簡単にして製作を容易 にすると共に、小形化ができたので、旋回部材のコストダウンを計ることができ て、従来のキャスターより可成安価で需要家に提供できる。
【0012】 又キャスターは、旋回部材を小形化できたので、全体を小形にすることができ て、従来使用されていない新な使用途を開拓することができる。
【0013】 又キャスターは、旋回部材に形成されたボール軸受が無潤滑状態で使用可能で あり、そのうえ耐蝕性の優れた材料で造られているので、水や海水、の掛かるよ うな環境で使用しても、従来のような潤滑材の流出や腐蝕などが発生することが ないため、保守管理が極めて容易であり、長寿命を期待することができる。
【0014】
【実施例】
本考案を図1〜図5に示す一実施例に基づいて以下詳述する。1は、中心に穿 設された、円板状頭部2を有する連結ボルト3を挿通する所要径の軸孔4と、4 隅に穿設された、機械設備などの底部にボルトなどで固定するのに用いるボルト 孔5と、一面側(図では上面側)に軸孔4と同心円状に穿設された、所要径の円 形凹部6と、他面側(図では下面側)に軸孔4を囲繞して穿設された、内側にボ ール7の一部を嵌入させる断面で円底の環状溝8を設けた、所要の径と高さを有 する突起部9とを備えた、フェノール樹脂で造られた方形板状の基板である。
【0015】 10は、軸芯上に穿設された、軸孔4と同径の下軸孔11と、一面側(図では 上面側)に突起部に密接に嵌合する外径で突設された、内側に環状溝8と相対す る位置で対称な断面形状の下環状溝12を設けた円板状突出部13と、他面側( 図では下面側)に下軸孔11と同心円状に穿設された所要径の窪部14とを備え た、基板1と同一材料で造られた円板形状の回動基板である。
【0016】 15は、回動基板10の下環状溝12にセラミックからなるボール7を殆ど間 隙なしに複数個配設し、突出部13に突起部9を外嵌させながら環状溝8にボー ル7の一部を嵌入せしめて、旋回基板10に基板1を重ね合せた、ボール軸受を 形成した旋回部材である。
【0017】 旋回部材15は、円形凹部6にワッシャ16を装着して、連結ボルト3の脚部 3′を両軸孔4,11に挿通したのち、連結ボルト3の下方を従来使用されてい る車輪ホルダー17の貫通孔18に挿入しながら、車輪ホルダー17の嵌合部1 9を旋回部材15の窪部14に嵌合させて、連結ボルト3にスプリングワッシャ 付きナット20を螺着締付けて車輪ホルダー17を旋回自在に連結して使用され る。21は、旋回部材15に車輪ホルダー17を旋回自在に連結したキャスター である。
【0018】 この場合、キャスター21は、基板1と旋回基板14とが一体になってボール 軸受を形成した旋回部材15を使用しているため、旋回部材15の構造を簡単に して製作を容易にすると共に、小形化ができたので、旋回部材15のコストダウ ンを計ることができて、従来のキャスターより可成安価で需要家に提供できる。
【0019】 又キャスター21は、旋回部材15を小形化できたので、全体を小形にするこ とができて、従来使用されていない新な使用途を開拓することができる。
【0020】 又キャスター21は、旋回部材15に形成されたボール軸受が無潤滑状態で使 用可能であり、そのうえ耐蝕性の優れた材料で造られているので、水や海水の掛 かるような環境で使用しても、従来のような潤滑材の流出や腐蝕などが発生する ことがないため、保守管理が極めて容易であり、長寿命を期待できる。
【0021】 上記の一実施例において、基板1及び回動基板10をフェノール樹脂で造った が、この代りにフェノール樹脂と同等の特性を有する熱硬化性または熱可塑性の 合成樹脂例えばナイロン,飽和ポリエステルなどを用いても良く、或はキャスタ ー21の使用目的によっては適宜な金属で造っても良い。
【0022】 又基板1は、方形板状に形成したが、突起部9を設けられる面積があり、必要 な機械強度を保持して機械設備などの底部に固定できるなら、必らずしも方形状 でなく円形,多角形,或は隋円形などの形状であっても良い。
【0023】 又ボール7は、耐蝕性を向上させるためセラミックで造ったが、キャスター2 1の使用目的により金属製のものにしても良い。又回動基板10は、円板形状に 形成したが、下環状溝12を設けられた、突起部に嵌合する外径の突出部13と 、所要径の窪部14とを備えているならば、必らずしも円板形状でなくとも良い 。
【0024】 又連結ボルト3の頭部2を円板状に形成したが、円板状の代わりに方形状に形 成しても良い。この場合、ナット20を締付けのさい共廻り防止のために便利で ある。
【0025】 又ボール7を両環状溝8,12に殆ど間隙なしに複数個配設したが、この代り に基板1と回動基板10の間に下記のようなリテーナ22を挟持せしめて、複数 のボール7を等間隔に配設せしめるようにしても良い。
【0026】 リテーナ22は、ボール7の直径より厚さが薄く且つ基板1の突起部9に内嵌 できる外径を有する環状の壁板23に、一周壁23(図では内周壁)に等間隔で ボール7の径よりも僅に小さな開口部25を有する複数の嵌挿路26と、各嵌挿 路26の内端27に連接した、ボール7の径より僅に大きな径の嵌合孔28とを 穿設して隔壁29を設け、基板1と回転基板10との間に回転自在に嵌着される と共に、各嵌合孔28を介して各ボール7を等間隔に配設する、フェノール樹脂 などの適宜の合成樹脂からなるものである。
【0027】
【考案の効果】
本考案は、上記の構成を有するので次の効果を奏する。即ち、キャスターは、 基板と旋回基板とが一体となってボール軸受を形成した旋回部材を使用している ので、旋回部材のコストダウンを計ることができて、可成安価で需要家に提供で きるので、需要拡大をすることができる。
【0028】 又キャスターは、旋回部材により小形化をすることができたため、従来使用さ れていない新な使用途を開拓することができて、販売拡大を計ることができる。
【0029】 又キャスターは、ボール軸受を無潤滑状態で使用可能であり、そのうえ耐蝕性 に優れているので、水や海水の掛かるような環境に使用しても従来のような支障 が発生することがないため、保守管理が極めて容易であり、長寿命を期待できる 経済性に優れたものである。以上の諸事項が相俟って販売増強に貢献して企業利 益の増大に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る基板で、(A)は平面
図、(B)は一部断面した側面図である。
【図2】本考案の一実施例に係る回動基板で、(A)は
平面図、(B)は一部断面した側面図である。
【図3】本考案の一実施例に係る連結ボルトで、(A)
は平面図、(B)は側面図である。
【図4】本考案の一実施例に係る旋回部材で、(A)は
平面図、(B)は一部断面した側面図である。
【図5】本考案の一実施例に係る一部切欠したキャスタ
ーの一部断面した側面図である。
【図6】本考案の一実施例に係るリテーナで、(A)は
平面図、(B)は側面図である。
【図7】従来のキャスターで、(A)は正面図、(B)
は側面図である。
【図8】従来のキャスターで、(A)は平面図、(B)
は一部切欠したa−a断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 頭部 3 連結ボルト 4 軸孔 6 凹部 7 ボール 8 環状溝 9 突起部 10 回動基板 11 下軸孔 12 下環状溝 13 突出部 14 窪部 15 旋回部材 17 車輪ホルダー 18 貫通孔 19 嵌合部 20 ナット 21 キャスター 22 リテナー 23 壁板 24 周壁 28 嵌合孔 29 隔壁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に穿設された、板状頭部を有する連
    結ボルトを挿通する軸孔と、一面側に該軸孔と同心円状
    に穿設された所要径の凹部と、他面側に前記軸孔を囲繞
    して突設された、内側にボールの一部を嵌入させる環状
    溝を設けた、所要径の突起部とを備えた基板、及び軸芯
    上に穿設された、前記軸孔と同径の下軸孔と、一面側に
    該突起部に嵌合する外径で突設された、内側に該環状溝
    と相対する下環状溝を設けた突出部と、他面側に該下軸
    孔と同心円状に穿設された所要径の窪部とを備えた回動
    基板で、前記両環状溝を介して複数のボールを保持した
    旋回部材を、前記両軸孔に挿通した該連結ボルトによ
    り、該窪部を介して連接された車輪ホルダーを旋回自在
    に連結したキャスター。
  2. 【請求項2】 基板と回動基板で両環状溝を介して保持
    された複数のボールを、壁板の周壁に設けられた複数の
    嵌合孔を介して等間隔に配設せしめるリテーナを、該基
    板と該回動基板で挟持したことを特徴とする、請求項1
    に記載のキャスター。
  3. 【請求項3】 フェノール樹脂からなる基板及び回動基
    板と、セラミックからなるボールを用いたことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載のキャスター。
JP9304892U 1992-12-25 1992-12-25 キャスター Pending JPH0653207U (ja)

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