JPH0653522U - 復路において搬送面を隠蔽するようにした平ベルトコンベヤ - Google Patents

復路において搬送面を隠蔽するようにした平ベルトコンベヤ

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JPH0653522U
JPH0653522U JP6752992U JP6752992U JPH0653522U JP H0653522 U JPH0653522 U JP H0653522U JP 6752992 U JP6752992 U JP 6752992U JP 6752992 U JP6752992 U JP 6752992U JP H0653522 U JPH0653522 U JP H0653522U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平ベルトコンベヤにおいて、付着している被
搬送物が、復路で落下し、飛散するのを防止する。 【構成】 駆動ドラム2と従動ドラム3に掛け回した無
端の平ベルト1の下側走行路である復路に、平ベルト1
を進行方向に向かって次第に丸めるように案内する複数
組の丸めローラ12、13、を正面視において門型をなすよ
うに配設し、かつそれに続いて、複数の保形ローラ11
を、正面視において環状をなすように設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、復路である下側走行部において、ベルトを、その搬送面が内側とな るように丸めるようにしたベルトコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
平らな無端ベルトを、往路及び復路とも平らな状態で回走させる型の平ベルト コンベヤは周知であり、また無端ベルトの往路及び復路の始端部及び終端部を除 く中間部分を、円筒状に丸めて回走させるいわゆるパイプコンベヤも公知(例え ば特公昭32−8725号公報、特公昭43−22698号公報、特開昭57−151508号公報)で ある。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
平ベルトコンベヤは、復路においては、搬送面が下方を向くので、粉粒物を搬 送する際には、往路において搬送面に付着した粉粒物が、復路においては落下し て飛散し、付近を汚染するおそれがある。 このことは、搬送物が、劇毒物や可燃物である場合、あるいは高価な物質であ る場合には、極力避ける必要がある。
【0004】 このような被搬送物の飛散を防止するため、コンベヤ全体をカバーで覆うこと があるが、このような場合、ベルトの復路側において落下した付着物が、カバー の底部に堆積し、ベルトがその堆積物に接して通過するようになって、ベルトの 走行抵抗が大となり、また、堆積物が案内用のローラの軸部分に侵入して、ロー ラの回転不良を招く等の問題点がある。
【0005】 また、従来のパイプコンベヤには、次のような問題点がある。 (a) 往路が環状に丸められているパイプコンベヤでは、運搬量は、その断面 積によって決められてしまい、もしオーバーチャージされると、ベルトや案内ロ ーラに無理が生じて、これらを損傷したり、運転不能となったりする。
【0006】 (b) 従って、平ベルトと同量の被搬送物を搬送するのに、ベルトの横幅を、 平ベルトより格段に長く、例えば2倍以上としなければならず、長距離搬送の場 合、ベルトのコストが、平ベルトに比してはるかに高価となる。
【0007】 (c) 環状に丸められているパイプコンベヤの外面のゴムは、特別のカバーが 設けられていない屋外においては、直射日光に曝されるため、劣化し易い。この ことは、特に上側の往路において顕著である。
【0008】 (d) 往復路とも環状に丸められているパイプコンベヤにおいては、その反転 走行部において、ローラによりいったん偏平とされた後、丸められるが、その回 数は、1回の走行中に2回あり、丸められる際に外面ゴムが伸ばされ、ベルトの 疲労が激しい。
【0009】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、従来の平ベルトコンベヤ及びパイプコンベヤにおける上記の問題点 を解決した新規なベルトコンベヤに関し、その特徴とするところは、前後1対を なす駆動ドラム(2)と従動ドラム(3)に無端の平ベルト(1)を掛け回し、前記駆 動ドラム(2)を回転させることにより、前記平ベルト(1)を循環回走させるよう にしたベルトコンベヤにおいて、前記両ドラム(2)(3)間における平ベルト(1) の回走方向に沿って、適宜の間隔で支持枠(5)を設置し、該支持枠(5)の上部に 、前記平ベルト(1)の往路側を偏平又は浅い樋状に支持する支持ローラ(8)を設 け、かつ前記平ベルトの復路側の始端部に最も近い支持枠(5)の下部に、平ベル ト(1)を進行方向に向かって次第に丸めるように案内する複数の丸めローラ(12) (13)を、正面視において門型をなすように配設するとともに、他の支持枠(5)の 下部に、複数の保形ローラ(11)を、正面視において環状をなすように配設し、前 記平ベルト(1)の復路側を、門型に配設された丸めローラ(12)(13)、及び環状に 配設された保形ローラ(11)間を通過させることにより、搬送面を内方として、か つ両側端同士が互いに内外に重なる円筒状に丸めて回走させるようにしたことを 特徴とする復路において搬送面を隠蔽するようにしたことにある。
【0010】
【作用】
平ベルトは、搬送側である上側の往路においては偏平もしくは浅い樋状であり 、復路においては、搬送面が内方となるように、自動的かつ円滑に丸められる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、添付図面に基づいて説明する。 図1は、本考案に係るベルトコンベヤを示すもので、無端の搬送用平ベルト( 1)は、後方の駆動ドラム(2)と前方の従動ドラム(3)に掛け回され、平ベルト( 1)と平行をなす連結杆(4)により、所定間隔をもって互いに平行をなすように 配設された多数の四角形の支持枠(5)により、後記するようにして支持されてい る。 なお、同図中の(6)は荷送りホッパー、(7)は荷受けホッパーである。
【0012】 図2に示すように、往路ベルト(1a)は、各支持枠(5)の上面に、往路ベルト(1 a)と直角方向を向き、かつ中央部が凹入するように、開脚U字状に配設された、 3個1組の多数組の支持ローラ(8)により、上向弧状に浅く湾曲する樋状に支持 されている。なお、支持ローラ(8)をすべて水平として、往路ベルト(1a)を偏平 状に支持することもある。
【0013】 各支持枠(5)内には、中央に正六角形の孔(9a)が穿設された支持板(9)が固着 されており、この六角形の孔(9a)の各辺に沿って固着された枢支金具(10)をもっ て、6個の保形ローラ(11)が、孔(9a)の内接円より若干小径の内接円をなすよう に環状に配設されている。
【0014】 復路ベルト(1b)は、各支持枠(5)における孔(9a)、及び環状に配設された各保 形ローラ(11)の間を通過することにより、搬送面を内方として円筒状に丸められ て回走する。
【0015】 以上の構成のみによっても、復路ベルト(1b)は、平板状に展開された後端部( 従動ドラム(3)側)から、漸次自然に丸まって、最初の保形ローラ(11)を通過す るまでに、両側端同士が互いに内外に重なった円筒状となるが、この後端部から 最初の保形ローラ(11)までの間に、図3に示すようなベルト丸め装置を設けたり 、又は前端部(駆動ドラム(2)側)とそれに最も近い保形ローラ(11)との間に、こ のベルト丸め装置と前後対称のベルト展開装置を設けてもよい。
【0016】 図3は、このようなベルト丸め装置を示すもので、従動ドラム(3)に最も近い 支持枠(5)には、従動ドラム(3)より復路ベルト(1b)の進行方向に向い、正面視 概ね門形に配設した3本で1組をなす、2組の丸めローラ(12)(12)(12)と(13)(1 3)(13)が設けられている。 各組の両側において垂直をなすローラ(12)(12)と(13)(13)それぞれの相互間隔 は、往路ベルト(1a)の幅と、復路ベルト(1b)の直径との間において、次第に狭く なるように定めてある。
【0017】 従って、搬送物を荷受けホッパー(7)に投下して、偏平となった復路ベルト(1 b)は、従動ドラム(3)を上方より周回した後、上述の丸め装置を通過する間に、 丸めローラ(12)と(13)により、上面と側面を支持されて、次第に樋状となり、つ いに、重合部を下方とした円筒状に、円滑かつ確実に丸められて、保形ローラ(1 1)内に突入する。
【0018】 また、図示は省略したが、復路ベルト(1b)がベルト展開装置を通過する際には 、復路ベルト(1b)は、進行方向に対して、上述の丸めローラ(12)(13)と逆の順序 で設けた同様の構成の展開ローラ(図示略)に案内されつつ展開されて、均一、か つ円滑に展開される。
【0019】
【考案の効果】 本考案によると、次のような効果を奏することができる。 (a) 無端平ベルトの往路側を平らな状態で回走させ、かつその復路側を円筒 状に丸めて回走させるので、平ベルトコンベヤにおける復路側からの付着物の落 下をなくすことができる。
【0020】 (b) 同一量の被搬送物を搬送するのに、従来のパイプコンベヤのベルトの横 幅より格段に狭い横幅のベルトを用いることができる。
【0021】 (c) 保形ローラの他に丸めローラを設けてあるため、ベルトを、次第に円滑 に丸めたり、逆に、丸めた状態から、展開したりすることができる。
【0022】 (d) ベルトの復路側を、搬送面を内方として、かつ両側端同士が互いに内外 に重なる円筒状に丸めて回走させるので、ベルトの両側端を互いに突き合わせて 丸めるようにしたものに比して、搬送面に付着した被搬送物が、ベルトの両側端 部間を通って脱落するおそれが少ない。
【0023】 (e) パイプコンベヤにおいては、環状に丸められている外面のゴムは、特別 のカバーが設けられていない屋外においては、特に上側の往路においては、直射 日光に曝されるため劣化し易いが、本考案によると、このようなことはない。
【0024】 (f) 往復路とも環状に丸められているパイプコンベヤにおいては、その反転 走行部において、いったん偏平とされた後、丸められる回数が、1回の走行中に 2回あり、丸められる際に外面ゴムが伸ばされる回数が多く、ベルトの疲労が激 しいが、本考案では、いったん偏平とされた後、丸められる回数は半減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略側面図である。
【図2】図1におけるA−A線拡大縦断面図である。
【図3】図1におけるB−B線拡大矢視図である。
【符号の説明】
(1)平ベルト (1a)往路
ベルト (1b)復路ベルト (2)駆動
ドラム (3)従動ドラム (4)連結
杆 (5)支持枠 (6)荷送
りホッパー (7)荷受けホッパー (8)支持
ローラ (9)支持板 (10)枢支
金具 (11)保形ローラ (12)(13)
丸めローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後1対をなす駆動ドラム(2)と従動ド
    ラム(3)に無端の平ベルト(1)を掛け回し、前記駆動ド
    ラム(2)を回転させることにより、前記平ベルト(1)を
    循環回走させるようにしたベルトコンベヤにおいて、前
    記両ドラム(2)(3)間における平ベルト(1)の回走方向
    に沿って、適宜の間隔で支持枠(5)を設置し、該支持枠
    (5)の上部に、前記平ベルト(1)の往路側を偏平又は浅
    い樋状に支持する支持ローラ(8)を設け、かつ前記平ベ
    ルトの復路側の始端部に最も近い支持枠(5)の下部に、
    平ベルト(1)を進行方向に向かって次第に丸めるように
    案内する複数の丸めローラ(12)(13)を、正面視において
    門型をなすように配設するとともに、他の支持枠(5)の
    下部に、複数の保形ローラ(11)を、正面視において環状
    をなすように配設し、前記平ベルト(1)の復路側を、門
    型に配設された丸めローラ(12)(13)、及び環状に配設さ
    れた保形ローラ(11)間を通過させることにより、搬送面
    を内方として、かつ両側端同士が互いに内外に重なる円
    筒状に丸めて回走させるようにしたことを特徴とする復
    路において搬送面を隠蔽するようにした平ベルトコンベ
    ヤ。
JP1992067529U 1992-09-03 1992-09-03 復路において搬送面を隠蔽するようにした平ベルトコンベヤ Expired - Lifetime JPH083370Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5145882A (ja) * 1974-10-15 1976-04-19 Hideo Takahashi Kensuishikiberutokonbeya

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5145882A (ja) * 1974-10-15 1976-04-19 Hideo Takahashi Kensuishikiberutokonbeya

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