JPH0653534B2 - シ−ト体移送機構 - Google Patents

シ−ト体移送機構

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JPH0653534B2
JPH0653534B2 JP61049158A JP4915886A JPH0653534B2 JP H0653534 B2 JPH0653534 B2 JP H0653534B2 JP 61049158 A JP61049158 A JP 61049158A JP 4915886 A JP4915886 A JP 4915886A JP H0653534 B2 JPH0653534 B2 JP H0653534B2
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sheet
unit
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sandwiching
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシート体移送機構に関し、一層詳細には、シー
ト状のフイルムあるいは蓄積性螢光体シート等のシート
体を円滑に所定位置まで移送するように構成したシート
体移送機構に関する。
人体等の被写体に放射線を照射してX線フイルム上に放
射線画像を記録し、これを医療上の診断等に役立てるX
線撮影装置が従来から広汎に用いられている。この場
合、X線フイルムは前記X線撮影装置内に遮光状態で装
填され、このフイルムの乳剤面に直接X線を照射するこ
とで前記被写体の放射線画像を記録している。
ところで、最近、蓄積性螢光体(輝尽性螢光体)を用い
て被写体の放射線透過像を得る放射線画像記録再生シス
テムが開発され、特に、前記のような医療分野に広汎に
普及しつつある。ここで、蓄積性螢光体とは、放射線
(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射
すると、この放射線エルネギの一部を蓄積し、後に可視
光等の励起光を照射することにより蓄積されたエルネギ
に応じた輝尽発光光を生ずる螢光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性螢光体
を利用したもので、人体等の放射線画像情報を一旦蓄積
性螢光体からなる層を有するシート(以下、蓄積性螢光
体シートまたは単にシートという)に記録し、この蓄積
性螢光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝尽発
光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に読み出
して画像信号を得、この画像信号に基づき写真感光材料
等の記録材料、CRT等に可視像として出力させるもの
である。
ここで、前記蓄積性螢光体シートに被写体の放射線画像
を記録する場合、画像記録装置が採用されている。この
装置として前記シートをサプライマガジン等を介して収
納し、当該シートを吸着盤等を含む枚葉機構により1枚
ずつ取り出した後、撮影部まで搬送機構によって搬送す
る。そして、前記撮影部において被写体を介して当該シ
ートに放射線を曝射することにより所望の放射線画像を
記録し、画像情報が記録されたシートをレシーブマガジ
ンに収納するようにしたものが知られている。この後、
画像情報が記録されたシートは画像記録装置により記録
された画像情報が光電的に読み取られ、そして、前記画
像情報は画像再生装置によって可視像に変換され、医療
診断等に供されることになる。
従来、人体の診断に用いる画像記録装置では立位の胸部
撮影の他に側方からの頭部および頸部撮影にも対応出来
るように撮影部が装置本体から突き出すように設けられ
ているのが一般的である。すなわち、撮影部を突出させ
ておけば、頭部および頸部を側方から撮影する際、被撮
影者の肩が入る空間が確保されるため頭部および頸部を
前記撮影部に近接させて撮影することが可能となり、結
果的に、被写体の撮影部位に影響されることなく所望の
部位の放射線画像を記録することが出来る。
例えば、第1図に示すように、画像記録装置Aに突出し
て撮影部Bを形成しておけば、撮影部Bの下側に空間が
画成されるためこの空間に人体の肩を臨入させた状態で
頭部または頸部を撮影することが出来る。この場合、撮
影の際には、撮影部Bの先端側に蓄積性螢光体シートS
を配置する必要がある。そこで、画像記録装置Aにおけ
る前記シートの搬送経路としては、例えば、第1図の点
線で示すような経路が考えられる。すなわち、画像記録
装置A内の上方側から送給されたシートSを位置Cで湾
曲させると共に水平方向へと搬送し、次いで、位置Dに
おいて湾曲させて搬送方向を下方に変えてシートSを立
位状態で撮影位置に待機させる。そして、撮影終了後に
は位置EでシートSを再び湾曲させて水平方向へと移送
し、さらに、位置Fでさらにまた搬送方向を鉛直下方向
に変えて図示しないレシーブマガジン内へと搬送する。
ところが、このような搬送経路を構成した場合、シート
Sが位置C、D、E、Fを通過する度に湾曲し、シート
Sに無理な力が加わることになるため好ましくない。特
に、当該シートSを繰り返し使用する場合には、シート
S自体が多数回の湾曲変形によって疲労し、その耐用期
間が短くなるという虞がある。しかも、位置C、D、
E、Fの夫々において、ローラまたはベルト等を用いて
シートSを湾曲させるための機構が必要となり、結果的
に、搬送機構全体の構成が複雑とならざるを得ないとい
う不都合が露呈する。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、所定の経路で搬送されてくる蓄積性螢光体シー
ト等のシート体を挟持する挟持ユニットを設け、前記シ
ート体をこの挟持ユニットで捕捉し、しかもシート体を
挟持したままで挟持ユニットをリニアに移動し、所定の
工程が終了した後は前記シート体を解放して挟持ユニッ
トから外部へと送出するよう構成することにより、シー
ト体を所定部位まで確実に移送することが出来ると共に
シート体を湾曲搬送することなく、従って、耐用年数を
増加させて一層経済的となるシート体移送機構を提供す
ることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は互いに平行に立
設され、シート体を挟持可能な第1の押止体および第2
の押止体を有する挟持ユニットと、 前記シート体を挟持している挟持ユニット全体をリニア
に移動させる一方、前記第2押止体を前記第1押止体に
対し進退させて該第2押止体と該第1押止体との間に前
記シート体を挿通するための間隙を画成させるユニット
駆動手段と、 前記挟持ユニットの下部側に配設され、前記間隙に送入
される前記シート体を載置するための載置部材と、 前記載置部材を変位させて該挟持ユニットの下部側を開
放することにより前記間隙に送入されている該シート体
を落下させるための載置部材駆動手段と、 を備えることを特徴とする。
次に、本発明に係るシート体移送機構についてこれを組
み込む放射線画像記録装置との関係において好適な実施
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第2図において、参照符号10は画像記録装置を示す。前
記画像記録装置10を構成する基台12には昇降台14が昇降
自在に立設されている。装置本体16には夫々鉛直方向に
対して傾斜するサプライマガジン用装填口18とレシーブ
マガジン用装填口20とが形成される。この場合、第3図
に示すように、装置本体16は供給部100と搬送部200と撮
影部300と収納部400とから基本的に構成される。
前記供給部100には装置本体16の装填口18を介してサプ
ライマガジン102が着脱自在に装填される。このサプラ
イマガジン102内には可撓性を有する複数枚の蓄積性螢
光体シートSが収納されており、サプライマガジン102
に画成されたシート搬出用の開口部に臨入可能な枚葉機
構110が設けられている。この枚葉機構110を構成するサ
ーボモータ112は装置本体16内に固着され、サーボモー
タ112の駆動に伴って回動する円板118の外周端縁部には
クランクピン120が設けられる。このクランクピン120は
支点ピン124を介して揺動自在に支持された第1のアー
ム122の長円孔126に臨入する。さらに、第1アーム122
の先端には第2のアーム130が係着される。第2アーム1
30の先端には管体140が係着され、この管体140の先端に
は吸着盤142がシートSに指向するように装着される。
この場合、前記管体140にはコイルスプリング144を外嵌
してこのコイルスプリング144の弾発力を吸着盤142に加
えておくと共に、吸着盤142を管体140側に押圧した場合
には、コイルスプリング144が圧縮されて吸着盤142が第
2アーム130側に変位するよう構成する。なお、管体140
は図示しない真空発生装置に接続される。
さらにまた、装置本体16には吸着盤142の上方にトルク
モータ160を固着し、このトルクモータ160から延在する
回転駆動軸162には歯車164が軸支される。前記歯車164
には歯車166が噛合し、この歯車166には軸168を介して
L字状の揺動アーム170が係着される。揺動アーム170の
下方側の短尺な部位にはローラ174が回動自在に支承さ
れる。
次に、搬送部200について説明する。搬送部200を構成す
るプーリ202a、202bは搬送される蓄積性螢光体シートS
の幅員に対応して離間して配設されており、前記プーリ
202a、202bは回転軸204に固着されて一体的に回転する。
この場合、前記回転軸204の一端部には図示しないサー
ボモータが係合している。プーリ202a、202bには夫々搬
送ベルト206a、206bの一端部が張架され、前記搬送ベル
ト206a、206bの他端部は回転軸210に固着されたプーリ20
8a、208bに張架される。前記プーリ208a、208bとプーリ20
2a、202bとの間には小径なプーリ212a、212bが配設され
る。
一方、プーリ202aと202bとの間に所定の幅員を有するベ
ルト214a乃至214cが配設される。すなわち、回転軸204
と平行に第1のローラ216が装置本体16に回転自在に支
承され、この第1ローラ216と略同一高さ位置に第2の
ローラ218が弾性体を介して変位自在に配設されると共
に、前記第2ローラ218の下方には第3のローラ220が同
様に弾性体を介して変位自在に設けられる。そして、夫
々のローラ216、218および220にはベルト214a乃至214cが
所定間隔離間して平行に張設される。なお、回転軸204
には図示しない二つの補助ローラが回転自在に支持され
ており、夫々の補助ローラはベルト214a乃至214cの間に
配設される。
また、プーリ208a、208b側にも同様にしてローラ216a、21
8a並びに220aが配設され、前記ローラ216a、218aおよび2
20aにベルト230a乃至230cが張設されている。この場
合、プーリ202a、202bにより鉛直方向下方から水平方向
に搬送される蓄積性螢光体シートSを前記プーリ208a、2
08b並びにベルト230a乃至230cを介して鉛直方向下方に
指向させて撮影部300に供給するよう構成されている。
さらに、搬送ベルト206a、206bの上方には消去手段232が
設けられ、この消去手段232内には蓄積性螢光体シート
Sの残像を二次的に消去するためのハロゲンランプ234
を装着しておく。
撮影部300は被写体側に突出しておりこの撮影部300には
本実施態様に係る移送機構302が設けられる。前記移送
機構302は挟持ユニット304を含むものであり、この挟持
ユニット304について次に説明する。
第4図並びに第5図に示すように、挟持ユニット304は
第1の押止体308と第2の押止体306とを備えている。前
記第2押止体306はバーコード読取用孔部310が穿設され
た板状部312と、この板状部312の両端部を折曲形成する
ことにより設けられた側板部314a、314bとからなる。な
お、前記バーコード読取用孔部310の穿設位置は蓄積性
螢光体シートSの裏面に設けられるバーコードの位置に
対応させておく。側板部314a、314bには所定間隔離間し
て切欠部316a、316bおよび316c、316dが形成される。さら
に、側板部314aの切欠部316aと316bの間には切欠部318a
が形成され、側板部314bにも前記切欠部318aと同様な図
示しない切欠部が形成される。板状部312の一方の面部
には円板体320a乃至320dを介してロッド322a乃至322dが
板状部312に対して垂直に固着される。また、板状部312
の略中央部にはL字状に折曲形成された支持部材324が
固着され、この支持部材324にはギアボックス326と、ユ
ニット駆動手段としてのモータ328が係着される。この
場合、モータ328の回転力が支持部材324に挿通されたギ
アボックス326の出力軸329に伝達されるよう構成する。
前記出力軸329には歯車330を固着する。前記歯車330に
噛合する歯車332は軸334の途上に外嵌状態で固着され、
軸334は第2押止体306に固着された支持部材336a、336b
に回動自在に挿通される。この場合、軸334が側板部314
aの切欠部318aと側板部314bの図示しない切欠部に遊嵌
し、軸334の両端部には、ピニオン338a、338bが固着され
る。
第2押止体306の下端部には、断面L字状に形成された
支持板340が固着される。第6図並びに第7図a、bに
示すように、前記支持板340の水平な部位には切欠部342
が形成され、この切欠部342を閉塞しないように形成さ
れた板体344が支持板340に固着される。板体344には板
状部312と平行な板部346が立設され、この板部346を介
して板体344に載置部材駆動手段としてのソレノイド348
が固着される。このソレノイド348にはシャフト350が挿
通されており、シャフト350は板部346に挿通され、その
先端には押圧板352が固着される。また、支持板340の下
面側には支軸354a、354bを介してアーム356a、356bが揺動
自在に支持される。アーム356a、356bの一端部には板状
の載置部材358a、358bが固着され、アーム356a、356bの他
端部にはピン部材360a、360bが互いに近接して立設され
る。前記ピン部材360a、360bは支持板340の切欠部342に
挿通され、第7図aに示すようにアーム356a、356bと板
体344の下面部とにコイルスプリング362a、362bを夫々張
架することにより、ピン部材360a、360bを押圧板352に当
接させておく。なお、ソレノイド348およびモータ328に
は長さに十分な余裕のあるリード線(図示せず)を接続
し、挟持ユニット304の後述する変位を前記リード線が
妨げないように構成しておく。
一方、第1押止体308は撮影の際に照射される放射線の
通過を阻止しない板材364と、この板材364の両端部に垂
直に設けられた側板366a、366bとからなる。側板366a、36
6bには切欠部368a、368bが形成され、側板366a、366b夫々
の上下両端部近傍には、ブロック体370a乃至370dが固着
される。この場合、ブロック体370a乃至370dには水平方
向に延在する貫通孔372a乃至372dを穿設しておく。ま
た、側板366a、366bに架設される支持板374a、374bにはブ
ロック体376a乃至376dが所定間隔離間して固着され、こ
れらのブロック体376a乃至376dと支持板374a、374bを貫
通する貫通孔378a乃至378dが形成される。そこで、挟持
ユニット304を組み立てる際は、前記のように構成され
た第2押止体306を第1押止体308の内側に嵌入し、コイ
ルスプリング380a乃至380dをロッド322a乃至322dに外嵌
した後、支持板374a、374bを第1押止体308の側板366a、3
66bに固着する。その際、ロッド322a乃至322dは貫通孔3
78a乃至378dに摺動自在に挿通され、コイルスプリング3
80a乃至380dの弾発力によって第2押止体306が第1押止
体308側に押圧されるよう構成する。
一方、第8図に示すように、装置本体16のケーシング38
2の対峙する二つの側面部には、フレーム383a乃至383d
が水平方向に指向して固着され、フレーム383a、383bの
上面にはケーシング382の端部に対応する位置に係止部
材384a、384bが固着される。フレーム383c、383dの下面部
にも同様に係止部材384c、384dが固着される。これらの
係止部材384a乃至384dにはフレーム383a乃至383dと平行
にガイドブロッド386a乃至386dが固着される。また、フ
レーム383a、383c間およびフレーム383b、383d間にはラッ
ク部材388a、388bが平行に配設される。この場合、前記
挟持ユニット304はブロック体370a乃至370dの貫通孔372
a乃至372dにガイドロッド386a乃至386dを摺動自在に挿
通すると共に、ピニオン338a、338bをラック部材388a、38
8bに噛合させることにより撮影部300内に設けられる。
また、フレーム383a乃至383dの先端側には枠体390が固
着され、この枠体390に前記ガイドロッド386a乃至386d
およびラック部材388a、388bの端部が固着される。さら
に、枠体390の前面側にはブッキー392が図示しない板ば
ね等を介して装着される。このブッキー392はロータリ
ソレノイド等のアクチュエータ394の駆動作用下に振動
するよう構成されている。一方、ケーシング382の端部
にはラック部材388a、388bの上面側に対応して切欠部396
a、396bを形成しておく。さらにまた、フレーム383aと38
3bとの間には蓄積性螢光体シートSに設けられたバーコ
ードを読み取るためのバーコード読取部398(第3図参
照)を配設する。なお、挟持ユニット304に蓄積性螢光
体シートSが送給される以前には挟持ユニット304をケ
ーシング382側に位置決めしておく。
挟持ユニット304の下方には収納部400を構成する搬送系
402が配置されている。前記搬送系402を構成するモータ
404から延在する図示しない回転駆動軸には第1のスプ
ロケット406が固着され、この第1スプロケット406と第
2のスプロケット408にチェーン410が懸架される。この
場合、第2スプロケット408にはローラ411が一体的に係
着されており、搬送ベルト412がローラ411、414および41
6に張架される。搬送ベルト412のローラ416側にはニッ
プローラ418が近接し、このニップローラ418は図示しな
いアクチュエータの作用下に前記ローラ416との間に間
隙を画成して撮影部300から落下する蓄積性螢光体シー
トSを捕捉するように構成している。また、搬送ベルト
412のローラ414側にはニップローラ420が接し、このニ
ップローラ420の下方にはレシーブマガジン422が装填さ
れている。
前記レシーブマガジン422は所定角度傾斜するように配
置されており、その上部に揺動して開閉自在な蓋部材42
4を設けると共に、前記蓋部材424の上端部には係合部42
6を形成する。そして、前記係合部426には揺動部材428
の一端部が係合し、この場合、前記揺動部材428の他端
部は支点ピン430を介して揺動自在に支持される。前記
揺動部材428の略中間部にはソレノイド432から延在する
ロッド432aが係合している。
本実施態様に係るシート体移送機構を組み込む画像記録
装置は基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその作用並びに効果について説明する。
先ず、所定枚数の蓄積性螢光体シートSを収納したサプ
ライマガジン102を装填口18から装置本体16内に装填す
る。次いで、枚葉機構110を構成するサーボモータ112を
駆動すると、このサーボモータ112に連動して円板118が
回転し、円板118に設けられたクランクピン120が係合す
る第1アーム122および第2アーム130は支点ピン124を
中心にしてサプライマガジン102側に揺動する。このた
め、第2アーム130と一体的に変位する吸着盤142がサプ
ライマガジン102内の最上位に位置するシートSに当接
する。さらに、円板118が回転すると、第1アーム122お
よび第2アーム130がサプライマガジン102側に揺動し、
吸着盤142は圧縮されたコイルスプリング144の弾発力を
介してシートSに押圧され、図示しない真空発生装置の
駆動作用下に吸着盤142がシートSを吸着する。
すなわち、吸着盤142はサーボモータ112の駆動によって
揺動変位するよう構成されており、矢印H側の前進位置
でシートSを吸着することになる。そして、シートSを
吸着した吸着盤142をサプライマガジン102から離間変位
させる際には、シートSが第3図の鎖線で示す位置にあ
るローラ174に上端部側を係止されて湾曲するため、こ
のシートSに密着しようとする2枚めのシートはその湾
曲変形に追従することが出来ず前記シートSから離間す
る。
この後の枚葉工程においては、最終的に、吸着盤142が
鎖線で示す位置まで後退変位することによりシートSの
上端部側が搬送ベルト206a、206bと回転軸204に設けられ
た図示しない補助ローラに当接する。
次に、トルクモータ160を駆動して回転駆動軸162を回転
させると、前記回転駆動軸162に固着された歯車164が回
転し、これに噛合する歯車166が回転する。このため、
歯車166に係着された軸168が回転して揺動アーム170が
揺動し、ローラ174は前記搬送ベルト206a、206bおよび補
助ローラ(図示せず)と共にシートSを挟持する。そし
て、図示しない真空発生装置の駆動を停止すれば、吸着
盤142のシートSに対する吸着作用が解除される。
そこで、図示しないモータの駆動作用下に回転軸204を
回転させてプーリ202a、202bを回転駆動する。前記プー
リ202a、202bが回転すると、これらに張架される搬送ベ
ルト206a、206bとローラ174とを介して蓄積性螢光体シー
トSは先ず上方に搬送され、次いで、前記搬送ベルト20
6a、206bと複数のベルト214a乃至214cを介して湾曲する
ようにして水平方向に移送される。その際、水平方向に
移動するシートSに消去光が照射される。すなわち、サ
プライマガジン102内に収納される蓄積性螢光体シート
Sには予め消去光を照射して前記シートSに残存する放
射線画像を消去しているが、前記画像が完全に消去され
ず、または消去が終わっても所定時間経過後に画像が再
び浮き上がってくる虞がある。このため、画像記録直前
のシートSにハロゲンランプ234からの消去光を照射す
ることにより、前記シートSの残像を完全に消去してい
る。消去終了後の蓄積性螢光体シートSは搬送ベルト20
6a、206bのプーリ208a、208b側とベルト230a、230cとの間
に挟持されて水平方向から鉛直方向下方に搬送される。
挟持ユニット304において、モータ328を駆動すれば、ギ
アボックス326の出力軸329が回転し、その回転力は歯車
330、332を介して軸334に伝達される。すなわち、モータ
328を駆動することにより軸334が回転し、この結果、前
記軸334に固着されたピニオン338a、338bがラック部材38
8a、388b上を転動する。そこで、ピニオン338a、338bを第
4図に示す矢印J方向に回転させる。その際、ブロック
体370a乃至370dが係止部材384a乃至384dに当接して係止
されるため、第2押止体306が第1押止体308から離間す
る方向に変位して軸334がケーシング382の切欠部396a、3
96b内へと移行し、第2押止体306と第1押止体308との
間に間隙が画成される。そして、前記間隙内に搬送部20
0から搬送されて来たシートSが落下供給される。この
落下するシートSは挟持ユニット304の下部に設けられ
た載置部材358a、358bに当接して載置される。
次に、モータ328を駆動してピニオン338a、338bを矢印K
方向(第4図参照)に回転させると、ピニオン338a、338
bとラック部材388a、388bとの噛合作用下に挟持ユニット
304がガイドロッド386a乃至386dに案内されて撮影部300
の前面側にリニアに移動する。その際、第2押止体306
はコイルスプリング380a乃至380dの弾発力によって第1
押止体308側に押圧されるため、前記シートSは第1押
止体308と第2押止体306によって挟持される。このよう
に、シートSが収納された挟持ユニット304を撮影部300
の前面側の撮影位置に到達させてモータ328の駆動を停
止する。そして、図示しない放射線発生装置により撮影
部300の前面の被写体に放射線を曝射すれば、前記被写
体の放射線画像が蓄積性螢光体シートSに記録される。
その際、アクチュエータ394(第3図参照)を駆動して
ブッキー392を振動させることにより不要な放射線の散
乱を阻止する。
このようにして蓄積性螢光体シートSに画像の記録を行
って後、モータ328を駆動してピニオン338a、338bを矢印
J方向に回転させ、挟持ユニット304を当初の位置まで
変位させると、第1押止体308に固着されたブロック体3
70a乃至370dが係止部材384a乃至384dに当接する。その
際、モータ328の駆動を一時停止すると共に、バーコー
ド読取部398によってシートSに設けられたシート番号
等を示すバーコード情報を読み取る。さらに、挟持ユニ
ット304の下部に設けられたソレノイド348を駆動するこ
とによりシャフト350を送出する(第7図b参照)。こ
の結果、押圧板352がピン部材360a、360bを押圧するた
め、アーム356a、356bが支軸354a、354bを中心にし、載置
部材358a、358bがシートSの下端部から離間して挟持ユ
ニット304の下方側が開放される。そして、モータ328を
駆動してピニオン338a、338bを矢印J方向に回転させれ
ば、第1押止体308は係止部材384a乃至384dに係止され
ているために変位せず、第2押止体306がコイルスプリ
ング380a乃至380dを圧縮すると共に第1押止体308側か
ら離間し、シートSが収納部400側に落下する。なお、
シートSが落下した後は、ソレノイド348を滅勢するこ
とによりコイルスプリング362a、362bの引張作用下にア
ーム356a、356bおよび載置部材358a、358bが当初の位置に
復帰する。
一方、搬送系402を構成するモータ404を駆動して第1ス
プロケット406を回転すると、これに懸架されるチェー
ン410を介して第2スプロケット408が回転し、この第2
スプロケット408に係着されるローラ411が回転する。従
って、蓄積性螢光体シートSは搬送ベルト412並びにニ
ップローラ418、420に挟持されてレシーブマガジン422側
に搬送される。
次いで、ソレノイド432を駆動してロッド432aを矢印方
向に変位させると、揺動部材428が支点ピン430を中心に
して揺動し、この揺動部材428が係合する係合部426を介
して蓋部材424が揺動する。この結果、レシーブマガジ
ン422のシート収納口423が開放され、このシート収納口
423を介して蓄積性螢光体シートSがレシーブマガジン4
22内に収納される。そして、ソレノイド432が駆動され
てロッド432aが矢印の逆方向に変位し、揺動部材428を
介して蓋部材424がレシーブマガジン422側に揺動し、シ
ート収納口423が閉塞される。
このようにしてレシーブマガジン422内に収納された放
射線画像記録終了後の蓄積性螢光体シートSは、例え
ば、レシーブマガジン422と共に図示しない画像読取装
置に移送され、記録された画像情報が光電的に読み取ら
れ、該画像情報はレーザプリンタ、CRT等の画像再生
装置により可視像として出力される。一方、サプライマ
ガジン102内に収納されている蓄積性螢光体シートSが
全て送り出されると、このサプライマガジン102は装置
本体16から取り出され、必要に応じてサプライマガジン
102内に画像の消去処理が施された蓄積性螢光体シート
Sを所定枚数収納し、前記装置本体16内に供給すればよ
い。
本発明によれば、以上のように、蓄積性螢光体シートを
突出した撮影部の先端側の撮影位置まで移送する際に、
前記シートを湾曲させることなく平板状を維持した状態
で移送するよう構成しているため、搬送経路においてシ
ートが強制的に湾曲される回数が少なくなる。この結
果、シートに過度の負担がかからなくなるため、シート
を多数回に渡って使用することも可能になる。また、シ
ートを収納する挟持ユニットを移送するためのラック部
材を長尺化するように構成すれば、装置本体から突出す
る撮影部全体の長さをより長くすることが出来るため、
撮影部の上下左右側の空間をより一層拡大することが可
能になり、種々の撮影対象物および撮影条件等に対する
制約が比較的少ない好適な画像記録装置が得られるとい
う効果を奏する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
従来のX線フイルムを使用する画像記録装置に適用する
ことも出来、また、挟持ユニット内にシートが落下供給
される際の擦過傷および静電気の発生を阻止するための
保護部材を押止体に設けるよう構成することも出来る
等、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係る搬送機構の説明図、 第2図は本発明に係るシート体移送機構が組み込まれる
画像記録装置の斜視図、 第3図は第2図の画像記録装置における装置本体の一部
省略側面説明図、 第4図は本発明に係るシート体移送機構を構成する挟持
ユニットの概略斜視図、 第5図は第4図の挟持ユニットの分解斜視図、 第6図は挟持ユニットの下部に設けられる載置部材およ
びソレノイド等の斜視図、 第7図aおよび第7図bは第6図の載置部材およびソレ
ノイド等の動作状態を示す説明図、 第8図は本発明に係るシート体移送機構が組み込まれた
撮影部を含む装置本体の一部省略側面説明図である。 10…画像記録装置、16…装置本体 100…供給部、200…搬送部 300…撮影部、302…移送機構 304…挟持ユニット、306、308…押止体 328…モータ、338a、338b…ピニオン 348…ソレノイド、358a、358b…載置部材 384a〜384d…係止部材 386a〜386d…ガイドロッド 388a、388b…ラック部材 400…収納部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行に立設され、シート体を挟持可
    能な第1の押止体および第2の押止体を有する挟持ユニ
    ットと、 前記シート体を挟持している挟持ユニット全体をリニア
    に移動させる一方、前記第2押止体を前記第1押止体に
    対し進退させて該第2押止体と該第1押止体との間に前
    記シート体を挿通するための間隙を画成させるユニット
    駆動手段と、 前記挟持ユニットの下部側に配設され、前記間隙に送入
    される前記シート体を載置するための載置部材と、 前記載置部材を変位させて該挟持ユニットの下部側を開
    放することにより前記間隙に送入されている該シート体
    を落下させるための載置部材駆動手段と、 を備えることを特徴とするシート体移送機構。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の移送機構にお
    いて、ユニット駆動手段は第2押止体に配設されるモー
    タを含み、前記モータにピニオンを連結し、前記ピニオ
    ンに噛合するラックを挟持ユニットの近傍に設け、前記
    モータの回転駆動作用下に前記ラックとピニオンを介し
    て挟持ユニットをリニアに往復移動させるよう構成して
    なるシート体移送機構。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の移送機構にお
    いて、挟持ユニットの往復移動経路の一端側には第1押
    止体を係止するための係止部材を配設し、挟持ユニット
    が駆動手段の駆動作用下に前記往復移動経路の他端側か
    ら一端側に移動する際、第1押止体が前記係止部材に当
    接して停止すると共に第2押止体が移動を継続して前記
    第1押止体から離間することによりシート体の挟持状態
    を解除するよう構成してなるシート体移送機構。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
    かに記載の移送機構において、シート体は画像記録担体
    用シートからなり、挟持ユニットを画像記録装置の撮影
    位置までのシート搬送路に移動自在に設け、前記画像記
    録担体用シートをユニット駆動手段の駆動作用下に移動
    する挟持ユニットを介して前記撮影位置に移送するよう
    構成してなるシート体移送機構。
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