JPH0653828U - クラッチレリーズレバーの構造 - Google Patents

クラッチレリーズレバーの構造

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JPH0653828U
JPH0653828U JP8943892U JP8943892U JPH0653828U JP H0653828 U JPH0653828 U JP H0653828U JP 8943892 U JP8943892 U JP 8943892U JP 8943892 U JP8943892 U JP 8943892U JP H0653828 U JPH0653828 U JP H0653828U
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clutch
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clutch release
shaft
holding portion
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッチ装置自体を大型化させることなし
に、クラッチレリーズレバーとカウンタ保持部との干渉
を防止してクラッチレリーズレバーの配置位置の制限を
緩和するとともに、設計の自由度を高める。 【構成】 クラッチカバー5とトランスミッションとの
間に設けられ、ハウジング13の適部に突設された支持体
14に揺動可能に支持されるとともに、一端にクラッチレ
リーズケーブル9が連結される一方、クラッチシャフト
1に摺動可能に套挿されたレリーズベアリング7を係着
保持する板状クラッチレリーズレバー8において、上記
ハウジング13に突出形成されたカウンタシャフト保持部
25に対向する開口部23を形成して上記カウンタシャフト
保持部25との干渉を防止するとともに、上記開口部23の
周縁部にリブ24を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、自動車のクラッチ装置におけるクラッチレリーズレバーの構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に装備されるクラッチ装置は、エンジンとトランスミッションとの間に 設けられており、エンジン側駆動軸(クランクシャフト)に支持されたフライホ イールから伝達される駆動力を、トランスミッション側のメインシャフトの一端 部に連設されるとともにクラッチ装置内に延入する変速機入力シャフト(クラッ チシャフト)を介して、上記メインシャフトに断続的に伝達できるように構成さ れている。
【0003】 上記クラッチ装置は、一般に、上記クラッチシャフトに支持されたクラッチデ ィスクと、このクラッチディスクを上記フライホイールに押しつけるためのプレ ッシャプレートとをクラッチカバー内に備えて大略構成される。
【0004】 上記クラッチディスクは、スプライン嵌合等によって上記クラッチシャフトに 套挿されており、軸方向に摺動することができるように構成されている。また、 上記プレッシャプレートも、上記クラッチカバー内において軸方向に移動可能に 構成されており、皿ばね(ダイヤフラムスプリング)等によってクラッチディス ク側への付勢力が与えられている。
【0005】 一方、上記ダイヤフラムスプリングのクラッチディスクと反対側における側方 には、上記クラッチシャフトに套挿されるとともに、ダイヤフラムスプリングに 対向するレリーズベアリングと、このレリーズベアリングに軸方向の所定移動を 行わせるためのクラッチレリーズレバーとが配置されている。
【0006】 上記の構成により、たとえばペダル操作式クラッチの場合には、クラッチペダ ルにクラッチレリーズケーブルを介して連結された上記クラッチレリーズレバー を、クラッチペダルの踏み込み操作によって所定量揺動させることにより、これ に連動させられるレリーズベアリングが上記ダイヤフラムスプリングを押圧して 、これをクラッチディスクに対する付勢力の解除方向に弾性変形させるようにな っている。
【0007】 このような操作により、クラッチディスクとフライホイールとの圧接状態が解 除され、いわゆるクラッチを切った状態となる。また、クラッチペダルの踏み込 みを解除すれば、ダイヤフラムスプリングがもとの形態に弾性復帰し、クラッチ ディスクがフライホイールに押しつけられて、クラッチが接続された状態となる 。
【0008】 ところで、上記クラッチレリーズレバーは、たとえば、実開昭63─8442 4号公報に記載されているもののように、金属製の帯状板材の長手方向両縁部を クラッチカバー側に折り曲げ、断面略コ字状になるように形成されることが多い 。上記公報に記載されている考案に係るクラッチレリーズレバーは、ハウジング 適部に突出形成された支持体に揺動可能に支持されるとともに、上記クラッチシ ャフトに摺動可能に套挿されたレリーズベアリングを係着保持する一方、一端に クラッチレリーズケーブルが連結されて構成されている。
【0009】 上記クラッチレリーズレバー適部とハウジングとの間にはリターンスプリング が設けられており、クラッチペダルの踏み込み操作が解除された場合、このリタ ーンスプリングが上記クラッチレリーズレバーを所定の回動位置に円滑に復帰で きるように弾力付勢している。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記トランスミッションは、互いに噛み合わされる複数個の歯車を 、上記メインシャフトと、これに平行して配置されるカウンタシャフトとにそれ ぞれ支持させて構成されている。このため、上記カウンタシャフトを回動可能に 支持するためのカウンタシャフト保持部が、ハウジングの側壁部からクラッチカ バー側に向けて突出形成されている。
【0011】 ところが、上記カウンタシャフト保持部がクラッチレリーズレバーを設ける空 間に突出しているため、上記クラッチレリーズレバーを上記カウンタ保持部に干 渉しないように配置しなければならない。
【0012】 しかし、クラッチレリーズレバーは、上述のように、レリーズベアリングを保 持するとともに強度を確保するため、幅広板状に形成されている。したがって、 配置位置がかなり制限されてしまう。このため、クラッチ装置における設計の自 由度が低下させられる。
【0013】 一方、クラッチレリーズレバーをどのように配置してもカウンタ保持部と干渉 しないようにするために、クラッチレリーズレバーとカウンタ保持部との間に軸 方向に十分なすき間を設けることが考えられるが、これではクラッチ装置自体が 大型化することになる。
【0014】 本願考案は、上述の事情のもとで考えだされたものであって、クラッチ装置自 体を大型化させることなしに、クラッチレリーズレバーとカウンタ保持部との干 渉を防止し、クラッチレリーズレバーの配置位置の制限を緩和して設計の自由度 を高めることができる、クラッチレリーズレバーの構造を提供することをその課 題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、上述の課題を解決するため、次の手段を講じている。 すなわち、本願考案は、クラッチカバーとトランスミッションとの間に設けら れ、ハウジングの適部に突設された支持体に揺動可能に支持されるとともに、一 端にクラッチレリーズケーブルが連結される一方、クラッチシャフトに摺動可能 に套挿されたレリーズベアリングを係着保持する板状クラッチレリーズレバーに おいて、 上記ハウジングに突出形成されたカウンタシャフト保持部に対向する開口部を 形成して上記カウンタシャフト保持部との干渉を防止するとともに、上記開口部 の周縁部にリブを設けたことを特徴としている。
【0016】
【考案の作用および効果】
本願考案のクラッチレリーズレバーの構造においては、板状クラッチレリーズ レバーに、カウンタシャフト保持部に対向する開口部を形成し、上記カウンタシ ャフト保持部との干渉を防止するように構成している。
【0017】 すなわち、クラッチレリーズレバーの揺動軌跡内にカウンタシャフト保持部が 位置するとき、上記クラッチレリーズレバーのカウンタシャフト保持部と対向す る部分に上記開口部を設けるのである。
【0018】 上記開口部を設けることによって、クラッチレリーズレバーが揺動しても、上 記カウンタ保持部が上記開口部に突入させられ、クラッチレリーズレバーとカウ ンタ保持部とが干渉して、クラッチレリーズレバーの揺動が妨げられることはな くなる。
【0019】 したがって、上記クラッチレリーズレバーをカウンタ保持部と対向する位置に 取り付ける場合に、上記開口部によってクラッチレリーズレバーとカウンタ保持 部との干渉を避けることができる。このため、クラッチレリーズレバーの配置位 置の制限が緩和され、設計の自由度が大きくなる。
【0020】 また、上記クラッチレリーズレバーが配置される空間の軸方向寸法が変化しな いため、クラッチ全体が大型化してしまうこともない。
【0021】 また、開口部が設けられている分、クラッチレリーズレバー自体の重量が軽減 されており、クラッチ全体の軽量化につながっている。 さらに、上記開口部には、その周縁部にリブが設けられている。このため、上 記開口部を設けたことによってクラッチレリーズレバーの強度が落ちることはな い。
【0022】 すなわち、本願考案のクラッチレリーズレバーの構造を採用することにより、 クラッチ自体を大型化させることなしに、クラッチレリーズレバーの配置位置の 制限を緩和して設計の自由度を高めることができる。
【0023】
【実施例の説明】
以下、本願考案の好ましい実施例を、図面を参照しながら具体的に説明する。 図1は、本願考案に係るクラッチレリーズレバーを備えたクラッチ装置の概略 を示す断面図である。
【0024】 本実施例に係るクラッチ装置は、エンジンとトランスミッションとの間に設け られており、エンジン側駆動軸(クランクシャフト)33に支持されたフライホ イール3から伝達される駆動力を、トランスミッション側のメインシャフト26 の一端部に連設するとともにクラッチ装置内に延入する変速機入力シャフト(ク ラッチシャフト)1を介して、上記メインシャフト26に断続的に伝達するよう に構成されている。
【0025】 上記トランスミッション(図示なし)は、互いに噛み合わされる複数個の歯車 を、トランスミッション内を延びる上記メインシャフト26と、このメインシャ フト26に平行して配置されるカウンタシャフト27とにそれぞれ支持させて構 成されている。このため、図1に表れているように、上記カウンタシャフト27 を回動可能に支持するためのカウンタシャフト保持部25が、ハウジング13の 側壁部からクラッチカバー5側に向けて突出形成されている。
【0026】 上記クラッチ装置は、上記クラッチシャフト1に支持されたクラッチディスク 2と、このクラッチディスク2を上記フライホイール3に押しつけるためのプレ ッシャプレート4とをクラッチカバー5内に備えている。
【0027】 上記クラッチディスク2は、スプライン嵌合によって上記クラッチシャフト1 に套挿されており、軸方向に摺動することができるよう構成されている。上記プ レッシャプレート4は、上記クラッチカバー5内において軸方向に移動可能に構 成されており、皿ばね(ダイヤフラムスプリング)6によってクラッチディスク 2側への付勢力が与えられている。
【0028】 一方、上記ダイヤフラムスプリング6のクラッチディスク2と反対側における 側方には、上記クラッチシャフト1に套挿されてダイヤフラムスプリング6に対 向するレリーズベアリング7と、このレリーズベアリング7に軸方向の所定移動 を行わせるためのクラッチレリーズレバー8とが配置されている。
【0029】 本実施例に係るクラッチレリーズレバー8は、図1および図2に表れているよ うに、金属製の帯状板材をプレス成形して形成されており、底板部11と、この 底板部11の長手方向両縁部をクラッチカバー5側に折り曲げ形成したリブ12 ,12とを備え、断面略コ字状に形成されている。上記クラッチレリーズレバー 8は、一端部にハウジング13の内側適部に突出形成された支持体14に支持さ れる揺動支点15が設けられるとともに、他端部にクラッチレリーズケーブル9 を連結する連結部点16が設けられる一方、中間部に上記クラッチシャフト1に 摺動可能に套挿されたレリーズベアリング7を係着保持している。
【0030】 上記揺動支点15は、上記クラッチレリーズレバー8の底板部11にクラッチ カバー5側に向かって窪む半球状の凹部17を設けることにより形成されている 。そして、この半球状の凹部17に上記ハウジング13の側壁部から突出する上 記支持体14の半球状の頭部14aを揺動自在に嵌合させることにより、クラッ チレリーズレバー8が支持体14に揺動可能に支持される。
【0031】 上記連結部16は、図1および図2に示すように、上記クラッチレリーズレバ ー8の底板部11の端部に、クラッチカバー5に向けて窪む半円筒状の係止凹部 18を形成するとともに、底板部11の端縁から係止凹部18の中央まで延びる スリット19を形成して構成されている。そして、クラッチレリーズケーブル9 の先端に取り付けられる円筒状のニップル20が係止凹部18に係止されるとと もに、スリット19からクラッチレリーズケーブル9が、図示しないクラッチペ ダルに向けて延出されている。
【0032】 上記クラッチレリーズレバー8の底板部11の中間部には、図1に示すように 、ハウジング13の側壁部からクラッチシャフト1に套挿されるように延出形成 された中空状の摺動軸21とクラッチシャフト1とに套挿されるシャフト通挿孔 22が形成されるとともに、このシャフト通挿孔22をクラッチレリーズレバー 8の幅方向に横切るようにしてクラッチカバー5に向かって膨出する膨出部28 が形成されている。そして上記レリーズベアリング7は、この膨出部28の頂部 に乗るようにして、上記クラッチレリーズレバー8に保持されている。
【0033】 上記レリーズベアリング7は、ダイヤフラムスプリング6をクラッチ解除方向 へ変形させる内輪29と、この内輪29の半径方向外方に転動体30を介して内 輪29と相対回転可能に支持される外輪31とを備えて大略構成される。そして レリーズベアリング7は、上記摺動軸21に摺動可能に套嵌された係着体32に 支持され、軸方向に移動可能に構成されている。クラッチレリーズレバー8によ って上記係着体32を介して軸方向移動させられたレリーズベアリング7は、図 1に示すように、その内輪29がダイヤフラムスプリング6の内周縁を押圧する ことにより、ダイヤフラムスプリング6をクラッチ解除方向に変形させることが できる。
【0034】 上記の構成により、図示しないクラッチペダルにクラッチレリーズケーブル9 を介して連結された上記クラッチレリーズレバー8を、クラッチペダルの踏み込 み操作によって所定量揺動させることにより、これに連動させられるレリーズベ アリング7が上記ダイヤフラムスプリング6を押圧して、これをクラッチディス ク2に対する付勢力の解除方向に弾性変形させることができる。
【0035】 このような操作により、クラッチディスク2とフライホイール3との圧接状態 が解除され、いわゆるクラッチを切った状態となる。また、クラッチペダルの踏 み込みを解除すれば、クラッチレリーズレバー8がリターンスプリング10によ って弾性復帰するとともに、ダイヤフラムスプリング6がもとの形態に弾性復帰 し、クラッチディスク2がフライホイール3に押しつけらて、クラッチが接続さ れた状態となる。
【0036】 さて、本実施例に係るクラッチレリーズレバー8は、上記連結部16と上記膨 出部28との間の部分が上記カウンタシャフト保持部25に対向するように配置 されている。
【0037】 一方、上記クラッチレリーズレバー8の上記カウンタシャフト保持部25と対 向する部分には、開口部23が形成されている。
【0038】 この開口部23は、ハウジング13内に突出形成された上記カウンタシャフト 保持部25を通挿しうる大きさに設定されており、本実施例においては円形に形 成されている。また、開口部23の周縁部には、図1に表れているように、底板 部11と直角状にクラッチカバー5側に向けてリブ24が曲折形成されている。
【0039】 本実施例に係るクラッチレリーズレバー8には上記開口部23が形成されてい るため、図1に示すように、上記クラッチレリーズレバー8の揺動によってカウ ンタシャフト保持部25が開口部23に出没させられる。このため、クラッチレ リーズレバー8が揺動しても、クラッチレリーズレバー8とカウンタ保持部25 とが干渉してクラッチレリーズレバー8の揺動が妨げられることはない。
【0040】 したがって、上記クラッチレリーズレバー8をカウンタ保持部25と対向する 位置に配置しても、上記開口部23によってクラッチレリーズレバー8とカウン タ保持部25との干渉を避けることができる。この結果、クラッチレリーズレバ ー8の配置位置の制限が緩和され、設計の自由度が格段に高くなる。
【0041】 また、上記クラッチレリーズレバー8を配置する空間の軸方向寸法が変化して いないため、クラッチ装置全体が大型化することはない。
【0042】 また、上記開口部23が設けられている分、クラッチレリーズレバー8の重量 が軽減されており、クラッチ装置全体の軽量化につながっている。
【0043】 しかも、開口部23の周縁にリブ24を設けることによってクラッチレリーズ レバー8の強度が落ちることはない。
【0044】 すなわち、本実施例のクラッチレリーズレバー8の構造を採用することにより 、クラッチ装置自体を大型化させることなしに、クラッチレリーズレバー8の配 置位置の制限を緩和して設計の自由度を高めることができる。
【0045】 なお、本願考案は、上記実施例に限定されることはない。 本実施例においては、開口部23を円形に形成したが、これに限定されること はなく、カウンタ保持部との干渉を避けることのできる形状であればどんな形状 でもかまわない。
【0046】 また、クラッチレリーズレバーは、その揺動支点が端部に設けられているが、 たとえば、中間部に設けられている場合にも、本願考案を適用することができる 。
【0047】 また、上記開口部の周縁部に設けられたリブは、底板部11と直角状にクラッ チカバー5側に向けて形成されてるが、これに限定されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案に係るクラッチレリーズレバーを備え
たクラッチの概略を示す断面図である。
【図2】図1のII-II 線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 クラッチシャフト 5 クラッチカバー 7 レリーズベアリング 8 クラッチレリーズレバー 9 クラッチレリーズケーブル 13 ハウジング 14 支持体 23 開口部 24 リブ 25 カウンタシャフト保持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチカバーとトランスミッションと
    の間に設けられ、ハウジングの適部に突設された支持体
    に揺動可能に支持されるとともに、一端にクラッチレリ
    ーズケーブルが連結される一方、クラッチシャフトに摺
    動可能に套挿されたレリーズベアリングを係着保持する
    板状クラッチレリーズレバーにおいて、 上記ハウジングに突出形成されたカウンタシャフト保持
    部に対向する開口部を形成して上記カウンタシャフト保
    持部との干渉を防止するとともに、上記開口部の周縁部
    にリブを設けたことを特徴とする、クラッチレリーズレ
    バーの構造。
JP8943892U 1992-12-28 1992-12-28 クラッチレリーズレバーの構造 Expired - Lifetime JP2559376Y2 (ja)

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