JPH0654084B2 - タペットクリアランスの調整方法及び装置 - Google Patents
タペットクリアランスの調整方法及び装置Info
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- JPH0654084B2 JPH0654084B2 JP60141680A JP14168085A JPH0654084B2 JP H0654084 B2 JPH0654084 B2 JP H0654084B2 JP 60141680 A JP60141680 A JP 60141680A JP 14168085 A JP14168085 A JP 14168085A JP H0654084 B2 JPH0654084 B2 JP H0654084B2
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- rocker arm
- displacement
- screw
- adjusting
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの吸排気バルブとカムの間のタペッ
トクリアランスを調整する方法と、その方法に使用され
る自動化されたタペットクリアランスの調整装置に関す
る。
トクリアランスを調整する方法と、その方法に使用され
る自動化されたタペットクリアランスの調整装置に関す
る。
(従来技術) タペットクリアランスの調整には、一般にバルブステム
エンドとアジャストネジ先端との間にクリアランス量に
見合った一定厚のシックネスゲージを挿入し、これが軽
く抜ける程度までアジャストネジを送り込んでゆく方法
が広く行なわれているが、この方法は、作業者の熟練度
等個人差によって品質にバラつきが生じ易いといった問
題を有している。
エンドとアジャストネジ先端との間にクリアランス量に
見合った一定厚のシックネスゲージを挿入し、これが軽
く抜ける程度までアジャストネジを送り込んでゆく方法
が広く行なわれているが、この方法は、作業者の熟練度
等個人差によって品質にバラつきが生じ易いといった問
題を有している。
またこのような問題を解消すべく、バルブステムエンド
とアジャストネジ先端の間にクリアランス量を若干上回
る厚さのシックネスゲージを挿入してアジャストネジを
送り込み、バルブとバルブシートの間から流出するエア
ーの流量が供給されるエアーの流量と一致した点でアジ
ャストナットを締付けるようにしたタペットクリアラン
スの調整法について本出願人はすでに特公昭58-33367号
公報で提案しているが、エアーが同一気筒内の他のバル
ブやピストンリングから洩れるため、この方法によって
もクリアランス量を正確に調整することはできず、ま
た、シックネスゲージを必要とするため作業性が悪いと
いった不具合を依然として残る。
とアジャストネジ先端の間にクリアランス量を若干上回
る厚さのシックネスゲージを挿入してアジャストネジを
送り込み、バルブとバルブシートの間から流出するエア
ーの流量が供給されるエアーの流量と一致した点でアジ
ャストナットを締付けるようにしたタペットクリアラン
スの調整法について本出願人はすでに特公昭58-33367号
公報で提案しているが、エアーが同一気筒内の他のバル
ブやピストンリングから洩れるため、この方法によって
もクリアランス量を正確に調整することはできず、ま
た、シックネスゲージを必要とするため作業性が悪いと
いった不具合を依然として残る。
(目的) 本発明はかかる問題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、シックネスゲージを用いることなく、
タペットクリアランスを高精度に調整することができる
新たな方法を提案することにある。
とするところは、シックネスゲージを用いることなく、
タペットクリアランスを高精度に調整することができる
新たな方法を提案することにある。
また本発明の他の目的とするところは、タペットクリア
ランスを高精度かつ自動的に調整することのできる新た
な装置を提供することにある。
ランスを高精度かつ自動的に調整することのできる新た
な装置を提供することにある。
(目的達成のための手段) すなわち、本発明はかかる目的を達成するためのタペッ
トクリアランス調整方法として、ロッカーアームの一端
をカムシャフトの基準面に当接させた状態で、ロッカー
アームの変位する領域内で設定した第1の変位設定値v
1に達するまでアジャストネジを送り込む第1の工程
と、この送り込み位置からロッカーアームの変位率がほ
ぼ零になる領域までアジャストネジを一定量sc送り込
む第2の工程と、この送り込み位置でのロッカーアーム
の変位の上限値v2から設定値Δvを減じて設定された
第2の変位設定値v3に達するまでアジャストネジを戻
す第3の工程と、この送り込み位置をクリアランス調整
用原点oとして、上記設定値Δvと第1の工程で得られ
たロッカーアームの変位率とから求まる戻し量Δsを予
め設定されたクリアランス量から減じて、差引いた量だ
けアジャストネジを戻す第4の工程とからなるものであ
り、また、この方法が適用される装置として、ロッカー
アームの一端に作用してこれをカムシャフトの基準面に
当接させる手段と、ロッカーアームの一部と接してこれ
の変位を検出する変位検出手段と、アジャストネジに作
用してこれを回転駆動する駆動手段と、変位検出手段の
検出々力に基づいて駆動手段を制御する制御手段とによ
って構成したものである。
トクリアランス調整方法として、ロッカーアームの一端
をカムシャフトの基準面に当接させた状態で、ロッカー
アームの変位する領域内で設定した第1の変位設定値v
1に達するまでアジャストネジを送り込む第1の工程
と、この送り込み位置からロッカーアームの変位率がほ
ぼ零になる領域までアジャストネジを一定量sc送り込
む第2の工程と、この送り込み位置でのロッカーアーム
の変位の上限値v2から設定値Δvを減じて設定された
第2の変位設定値v3に達するまでアジャストネジを戻
す第3の工程と、この送り込み位置をクリアランス調整
用原点oとして、上記設定値Δvと第1の工程で得られ
たロッカーアームの変位率とから求まる戻し量Δsを予
め設定されたクリアランス量から減じて、差引いた量だ
けアジャストネジを戻す第4の工程とからなるものであ
り、また、この方法が適用される装置として、ロッカー
アームの一端に作用してこれをカムシャフトの基準面に
当接させる手段と、ロッカーアームの一部と接してこれ
の変位を検出する変位検出手段と、アジャストネジに作
用してこれを回転駆動する駆動手段と、変位検出手段の
検出々力に基づいて駆動手段を制御する制御手段とによ
って構成したものである。
(実施例) そこではじめに本発明に係るタペットクリアランスの調
整法を第2図、第3図に基づいて説明する。
整法を第2図、第3図に基づいて説明する。
第2図に示すように、ロッカーアーム押えiによりロッ
カーアームaのスリッパ面eをカムシャフトdのベース
面に一定の力で押圧し、この状態のもとでアジャストネ
ジbをドライバーjにより送り込んでいくと、ロッカー
アームaのアジャストネジb近傍には第4図に示したよ
うな変位が生じる。
カーアームaのスリッパ面eをカムシャフトdのベース
面に一定の力で押圧し、この状態のもとでアジャストネ
ジbをドライバーjにより送り込んでいくと、ロッカー
アームaのアジャストネジb近傍には第4図に示したよ
うな変位が生じる。
すなわち、アジャストネジbを送り込んでいくと、ロッ
カーアームaは、アジャストネジbの先端とバルブステ
ムfの端面が接触した時点pより変化を始め、この変化
は点qまで続いてそれ以降はほとんど変化しなくなる。
つまり、点pから点qに至るロカーアームaの見かけ上
の変化は、ロッカーアームaとロッカーアームシャフト
hの間のガタ及びカムシャフトdとその軸受との間のガ
タ等に起因するものであり、また点qは、ロッカーアー
ムaの反力がバルブスプリングgの荷重に打勝ってバル
ブステムfの押し下げを始めた点を示し、それ以降ほと
んど変化しなくなるのは、アジャストネジbの送りが単
にバルブスプリングgを撓ませるだけで、しかも、スプ
リングgの荷重による変化がごく少ないためであると考
えられる。
カーアームaは、アジャストネジbの先端とバルブステ
ムfの端面が接触した時点pより変化を始め、この変化
は点qまで続いてそれ以降はほとんど変化しなくなる。
つまり、点pから点qに至るロカーアームaの見かけ上
の変化は、ロッカーアームaとロッカーアームシャフト
hの間のガタ及びカムシャフトdとその軸受との間のガ
タ等に起因するものであり、また点qは、ロッカーアー
ムaの反力がバルブスプリングgの荷重に打勝ってバル
ブステムfの押し下げを始めた点を示し、それ以降ほと
んど変化しなくなるのは、アジャストネジbの送りが単
にバルブスプリングgを撓ませるだけで、しかも、スプ
リングgの荷重による変化がごく少ないためであると考
えられる。
そして、点pから点qに至るロッカーアームの変位量v
は、各ロッカーアームにより多少のバラつきがあるが、
これらの増加曲線は、アジャストネジbの送り込み量s
に対してほぼ一致した比例関係をなし、他方、ロッカー
アームaの反力がバルブスプリングgの荷重に打勝って
バルブステムfの押下げを始める点q、つまり大きな変
位を示す領域と変位がほぼ零になる領域との間に位置す
る点qについては、各ロッカーアーム毎にそのアジャス
トネジbの送り込み量が大きく相違し、かつ、この点q
の位置は必ずしも明確ではない。
は、各ロッカーアームにより多少のバラつきがあるが、
これらの増加曲線は、アジャストネジbの送り込み量s
に対してほぼ一致した比例関係をなし、他方、ロッカー
アームaの反力がバルブスプリングgの荷重に打勝って
バルブステムfの押下げを始める点q、つまり大きな変
位を示す領域と変位がほぼ零になる領域との間に位置す
る点qについては、各ロッカーアーム毎にそのアジャス
トネジbの送り込み量が大きく相違し、かつ、この点q
の位置は必ずしも明確ではない。
この点qの位置を理論的に解析したものが第4図であ
り、この場合 ロッカーアームに介在する部品は全て剛体物 ロッカーアームに介在する部品は寸法公差、はめあい
等が一定でバラツキがない。
り、この場合 ロッカーアームに介在する部品は全て剛体物 ロッカーアームに介在する部品は寸法公差、はめあい
等が一定でバラツキがない。
バルブスプリングの設定荷重はバルブが開いてスプリ
ングが圧縮されてもねじり応力等による荷重変化はない という条件のもとに、カムシャフトdのベース面とロッ
カーアームaのスリッパー面eを接触させた後、アジャ
ストネジbをドライバーjにより送り込んでいくと、バ
ルブステムfの先端とアジャストネジbの先端が接触し
た点pよりロッカーアームaはアジャストネジ送り込み
量sに正比例して変化する。これはロッカーアームaと
ロッカーアームシャフトh間のはめあい、カムシャフト
dと軸受間のはめあいによるガタをアジャストネジbの
送り込みにより吸収するためであり、この変化はバルブ
の押し下げが始まる点、即ちバルブスプリングgの設定
荷重がロッカーアームaに加わった点Qまで続き、以降
はアジャストネジbを送り込み続けてもロッカーアーム
aは変化しなくなる。理論的にはこの点Qをクリアラン
ス点oと考えて、これよりクリアランス量Sを戻せばよ
いことになる。しかしながら、実際にはロッカーアーム
aに介在する部品は全て多少の弾性変化を示し、また、
ロッカーアームaに介在する部品には全て公差内での製
作誤差があり、バルブスプリングgは設定荷重に適して
圧縮されるとねじり応力等によりその荷重が変化する。
ングが圧縮されてもねじり応力等による荷重変化はない という条件のもとに、カムシャフトdのベース面とロッ
カーアームaのスリッパー面eを接触させた後、アジャ
ストネジbをドライバーjにより送り込んでいくと、バ
ルブステムfの先端とアジャストネジbの先端が接触し
た点pよりロッカーアームaはアジャストネジ送り込み
量sに正比例して変化する。これはロッカーアームaと
ロッカーアームシャフトh間のはめあい、カムシャフト
dと軸受間のはめあいによるガタをアジャストネジbの
送り込みにより吸収するためであり、この変化はバルブ
の押し下げが始まる点、即ちバルブスプリングgの設定
荷重がロッカーアームaに加わった点Qまで続き、以降
はアジャストネジbを送り込み続けてもロッカーアーム
aは変化しなくなる。理論的にはこの点Qをクリアラン
ス点oと考えて、これよりクリアランス量Sを戻せばよ
いことになる。しかしながら、実際にはロッカーアーム
aに介在する部品は全て多少の弾性変化を示し、また、
ロッカーアームaに介在する部品には全て公差内での製
作誤差があり、バルブスプリングgは設定荷重に適して
圧縮されるとねじり応力等によりその荷重が変化する。
これらの相乗作用により点Q前後で直線は湾曲して理論
的なクリアランス点である点Qを通らない。また点Q以
降もバルブスプリングgのねじり応力等により荷重が変
化するため、これによりロッカーアームも若干変化する
が、無視できる程度の変化である。
的なクリアランス点である点Qを通らない。また点Q以
降もバルブスプリングgのねじり応力等により荷重が変
化するため、これによりロッカーアームも若干変化する
が、無視できる程度の変化である。
本発明は、かかるアジャストネジbの送り込み量とロッ
カーアームaの変位量vとの関係に基づいてなされたも
ので、はじにロッカーアームaのソール面eをカムシャ
フトdのベース面に当接させる。
カーアームaの変位量vとの関係に基づいてなされたも
ので、はじにロッカーアームaのソール面eをカムシャ
フトdのベース面に当接させる。
ついで第1の工程として、pから点qのの間で任意に設
定される第1の変位設定値v1に達するまでアジャスト
bを送り込んで、ロッカーアームaの変位率v1/s1
を求める。
定される第1の変位設定値v1に達するまでアジャスト
bを送り込んで、ロッカーアームaの変位率v1/s1
を求める。
ついで第2の工程として、第1の工程での送り込み量s
1からロッカーアームaの変位率が零になる領域までア
ジャストネジbを一定量sc送り込み、その送り込み位
置s2でロッカーアームaの変位の上限値v2を検出す
る。
1からロッカーアームaの変位率が零になる領域までア
ジャストネジbを一定量sc送り込み、その送り込み位
置s2でロッカーアームaの変位の上限値v2を検出す
る。
そしてさらに第3の工程として、この変位の上限値v2
から可及的に少ない設定値Δvに減じて設定された第2
の変位設定値v3に至るまでアジャストネジbを戻し、
この点の送り込み量s3をクリアランス調整用原点oと
決める。
から可及的に少ない設定値Δvに減じて設定された第2
の変位設定値v3に至るまでアジャストネジbを戻し、
この点の送り込み量s3をクリアランス調整用原点oと
決める。
そして最後に、第4の工程として、設定値Δvと第1の
工程で得られたロッカーアームaの変位率v1/s1と
によって求まる戻し量Δs、つまり、Δv・s1/v1
に相当する戻し量を、所定のクリアランス量sから差引
いた量だけアジャストネジbを戻すようにして、真の調
整原点、つまりバルブステムfを押下げ始める点qから
のタペットクリアランスを調整し設定するようにしたも
のである。
工程で得られたロッカーアームaの変位率v1/s1と
によって求まる戻し量Δs、つまり、Δv・s1/v1
に相当する戻し量を、所定のクリアランス量sから差引
いた量だけアジャストネジbを戻すようにして、真の調
整原点、つまりバルブステムfを押下げ始める点qから
のタペットクリアランスを調整し設定するようにしたも
のである。
つぎにこのタペットクリアランス調整法が適用される自
動化された装置について第1図をもとに説明する。
動化された装置について第1図をもとに説明する。
図中符号1はコラム2に固定したシリンダ3のロッド4
端に取付けられたドライバーユニットハウジングで、こ
こには、ハーモニックドライバー5を介してサーボモー
タ6と結合したスクリュードライバー駆動軸7が、先端
にスプリング8を介してスプライン係合したスクリュー
ドライバー9によりロッカーアームaのアジャストネジ
bを回動するように取付けられており、また、このスク
リュードライバー駆動軸7と共軸的に配設されたスリー
ブ軸10は、ギヤ11、11を介してナットランナー1
2と結合し、スプリング13を介してその先端にスプラ
イン係合したソケットレンチ14をもってアジャストナ
ットcを回動するように取付けられている。
端に取付けられたドライバーユニットハウジングで、こ
こには、ハーモニックドライバー5を介してサーボモー
タ6と結合したスクリュードライバー駆動軸7が、先端
にスプリング8を介してスプライン係合したスクリュー
ドライバー9によりロッカーアームaのアジャストネジ
bを回動するように取付けられており、また、このスク
リュードライバー駆動軸7と共軸的に配設されたスリー
ブ軸10は、ギヤ11、11を介してナットランナー1
2と結合し、スプリング13を介してその先端にスプラ
イン係合したソケットレンチ14をもってアジャストナ
ットcを回動するように取付けられている。
一方、コラム2から突出したブラケット15の先端には
シリンダ16が固定され、そのロッドの先端は、ロッカ
ーアームaのスリッパ面eをカムシャフトdのベース面
に一定圧をもって押え付けるロッカーアーム押え17を
なしている。
シリンダ16が固定され、そのロッドの先端は、ロッカ
ーアームaのスリッパ面eをカムシャフトdのベース面
に一定圧をもって押え付けるロッカーアーム押え17を
なしている。
他方、ロッカーアームaの変位を検出する変位検出ユニ
ットは、コラム2と一体の支持台18に固定されたシリ
ンダ19により昇降可能に取付けられており、ロッド端
に固定されてエンジンEのヘッドカバー上に降下して定
置される変位計支持具20には、可動台21を昇降させ
るシリンダ22が取付けられており、この可動台21に
は、スプリング23に付勢されて先端がロッカーアーム
aの測定ポイントに当接するよう可回動的に枢支された
検出アーム24と、先端のヘッドを検出アーム22の基
準面に接触させてアーム22の変位からロッカーアーム
aの変位量vを検出し、その検出信号を変位表示ユニッ
ト26に出力する変位計25が取付けられている。
ットは、コラム2と一体の支持台18に固定されたシリ
ンダ19により昇降可能に取付けられており、ロッド端
に固定されてエンジンEのヘッドカバー上に降下して定
置される変位計支持具20には、可動台21を昇降させ
るシリンダ22が取付けられており、この可動台21に
は、スプリング23に付勢されて先端がロッカーアーム
aの測定ポイントに当接するよう可回動的に枢支された
検出アーム24と、先端のヘッドを検出アーム22の基
準面に接触させてアーム22の変位からロッカーアーム
aの変位量vを検出し、その検出信号を変位表示ユニッ
ト26に出力する変位計25が取付けられている。
なお、図中符号27は変位計25の出力信号によってサ
ーボモータ6を制御する制御回路を示している。
ーボモータ6を制御する制御回路を示している。
つぎにこのように構成された装置によるタペットクリア
ランス調整動作について説明する。
ランス調整動作について説明する。
はじめに、予めヘッドカバーを取外したエンジンEを所
定の位置に固定し、つぎにシリンダ21を作動させて変
位計25を降下させ、そのヘッドにより検出アーム24
を押圧する。
定の位置に固定し、つぎにシリンダ21を作動させて変
位計25を降下させ、そのヘッドにより検出アーム24
を押圧する。
ついで、ロッカーアーム押え17を降下させ、ロッカー
アームaのスリッパ面eをカムシャフトdのベース面に
一定の押圧力、即ち、検出アーム押え用のスプリング2
3、スクリュードライバー用スプリング8及びソケット
レンチ用スプリング13の各荷重に2kg程度の荷重を
加えた力で押圧する。
アームaのスリッパ面eをカムシャフトdのベース面に
一定の押圧力、即ち、検出アーム押え用のスプリング2
3、スクリュードライバー用スプリング8及びソケット
レンチ用スプリング13の各荷重に2kg程度の荷重を
加えた力で押圧する。
このセット動作の後、ドライバーユニットハウジング1
をシリンダ3により降下させ、はじめにソケットレンチ
14をアジャストナット上に当接させてナットランナー
12を正転し、両者を噛合わせた上でナットcを緩め、
ついで可動台21を降下して、検出アーム24の先端を
ロッカーアームaの測定ポイントに 0.5乃至 1.0 kg 程
度の押圧力をもって接触させ、さらに変位表示ユニット
26のロッカーアーム変位検出回路に、第1の変位設定
値v1を設定した上、検出アーム24の基準面上に変位
計25のヘッドを接触させる。
をシリンダ3により降下させ、はじめにソケットレンチ
14をアジャストナット上に当接させてナットランナー
12を正転し、両者を噛合わせた上でナットcを緩め、
ついで可動台21を降下して、検出アーム24の先端を
ロッカーアームaの測定ポイントに 0.5乃至 1.0 kg 程
度の押圧力をもって接触させ、さらに変位表示ユニット
26のロッカーアーム変位検出回路に、第1の変位設定
値v1を設定した上、検出アーム24の基準面上に変位
計25のヘッドを接触させる。
そして、この状態のもとでサーボモータ6を正転しスク
リュードライバー9を送り込んでゆくと、変位計25
は、アジャストネジbがバルブステムfの先端に触れた
時点pから刻々と変化するロッカーアームaの変位量v
を検出し、その検出出力を変位表示ユニット26に送
り、ロッカーアームaの変位量vが、点pから点qの間
で任意に設定された第1の変位設定値v1に達した段階
で、設定回路をリセットすると同時に、制御回路27を
介してサーボモータ6を停止させる。
リュードライバー9を送り込んでゆくと、変位計25
は、アジャストネジbがバルブステムfの先端に触れた
時点pから刻々と変化するロッカーアームaの変位量v
を検出し、その検出出力を変位表示ユニット26に送
り、ロッカーアームaの変位量vが、点pから点qの間
で任意に設定された第1の変位設定値v1に達した段階
で、設定回路をリセットすると同時に、制御回路27を
介してサーボモータ6を停止させる。
このようにしてサーボモータ6が停止すると、つぎに設
定回路には、一定のアジャストネジ送り込み量scが設
定され、これと同時にサーボモータ6は再び作動を始
め、スクリュードライバ9を介してアジャストネジbを
設定された送り込み量scだけ送り込む。
定回路には、一定のアジャストネジ送り込み量scが設
定され、これと同時にサーボモータ6は再び作動を始
め、スクリュードライバ9を介してアジャストネジbを
設定された送り込み量scだけ送り込む。
ところでこの送り込み量scは、ロッカーアームaの変
位率がほぼ零になる領域にまで達しているので、この送
り込みが終った段階では、ロッカーアームaの変位量は
ほぼ一定の値v2を示すようになる。したがって、この
点で再び変位表示ユニット26の値をリセットするとと
もに、この変位量v2から可及的に少ない設定値Δvを
減じて新たな第2の変化設定値v3を設定し、ロッカー
アームaがこの変位を示すところまでスクリュードライ
バー9を回転させる。
位率がほぼ零になる領域にまで達しているので、この送
り込みが終った段階では、ロッカーアームaの変位量は
ほぼ一定の値v2を示すようになる。したがって、この
点で再び変位表示ユニット26の値をリセットするとと
もに、この変位量v2から可及的に少ない設定値Δvを
減じて新たな第2の変化設定値v3を設定し、ロッカー
アームaがこの変位を示すところまでスクリュードライ
バー9を回転させる。
そして、この第2の変位設定値v3を示した点を調整用
原点oとし、ここからサーボモータ6を回転制御しつ
つ、上記した設定値Δvと第1の変位設定値v1までの
送り込みによって得られたロッカーアームaの変位率v
1/s1とによって求まる戻し量Δs、つまり、Δv・
s1/v1に相当する戻し量を、予め設定されたクリア
ランス量sから差引いた量だけアジャストネジ6を戻し
た上、ナットランナ12を逆転させてソケットレンチ1
4によりアジャストナットCを所定のトルクで締付け
る。
原点oとし、ここからサーボモータ6を回転制御しつ
つ、上記した設定値Δvと第1の変位設定値v1までの
送り込みによって得られたロッカーアームaの変位率v
1/s1とによって求まる戻し量Δs、つまり、Δv・
s1/v1に相当する戻し量を、予め設定されたクリア
ランス量sから差引いた量だけアジャストネジ6を戻し
た上、ナットランナ12を逆転させてソケットレンチ1
4によりアジャストナットCを所定のトルクで締付け
る。
そして最後にユニットハウジング1を上昇させ、これに
続いてロッカーアーム押え17を上昇させると、検出ア
ーム24はその押えスプリング23の付勢力により図中
反時計方向に回動し、これに押されたアジャストネジb
はバルブステムfの端部と接触し、同時にクリアランス
調整原点oからのストロークが変位計25により検出さ
れ、さらにこの値が変位表示ユニット26にクリアラン
ス量として表示されて、この値はクリアランス量の合否
判定に供される。
続いてロッカーアーム押え17を上昇させると、検出ア
ーム24はその押えスプリング23の付勢力により図中
反時計方向に回動し、これに押されたアジャストネジb
はバルブステムfの端部と接触し、同時にクリアランス
調整原点oからのストロークが変位計25により検出さ
れ、さらにこの値が変位表示ユニット26にクリアラン
ス量として表示されて、この値はクリアランス量の合否
判定に供される。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、ロッカーアームの一
端をカムシャフトの基準面に当接させた状態でアジャス
トネジを送り込んだ場合、各ロッカーアームがある点ま
でアジャストネジの送り込み量に対してほぼ一致した比
例関係のもとに変位し、その後が変位しなくなることに
着目し、はじめにアジャストネジを第1の変位設定点ま
で送り込み、ついで一定量送り込んだ後、ロッカーアー
ムの変位が一定する点からの第2の変位設定点まで緩
め、最後は以上の各工程によって送り込まれたアジャス
トネジの送り込み量を基準として適正なタペットクリア
ランスが得られるようにアジャストネジを緩めるように
したので、個々のロッカーアーム固有の特性やロッカー
アームに関連する部品のガタとかフリクションを吸収し
た上で、アジャストネジの送り込みによって生じる変位
の傾向に基づいてタペットクリアランス量を自動的に調
整することが可能となり、作業者の熟練度等、個人差の
入り込む余地をなくして均一な調整を可能にするととも
に、その自動化を図ることができる。
端をカムシャフトの基準面に当接させた状態でアジャス
トネジを送り込んだ場合、各ロッカーアームがある点ま
でアジャストネジの送り込み量に対してほぼ一致した比
例関係のもとに変位し、その後が変位しなくなることに
着目し、はじめにアジャストネジを第1の変位設定点ま
で送り込み、ついで一定量送り込んだ後、ロッカーアー
ムの変位が一定する点からの第2の変位設定点まで緩
め、最後は以上の各工程によって送り込まれたアジャス
トネジの送り込み量を基準として適正なタペットクリア
ランスが得られるようにアジャストネジを緩めるように
したので、個々のロッカーアーム固有の特性やロッカー
アームに関連する部品のガタとかフリクションを吸収し
た上で、アジャストネジの送り込みによって生じる変位
の傾向に基づいてタペットクリアランス量を自動的に調
整することが可能となり、作業者の熟練度等、個人差の
入り込む余地をなくして均一な調整を可能にするととも
に、その自動化を図ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す装置の側面図、第2図
はタペットクリアランスの調整操作を示す図、第3、4
図はアジャストネジの送り込み量とロッカーアームの変
位を示す図である。 1……ドライバーユニットハウジング 6……サーボモータ 9……スクリュードライバー 14……ソケットレンチ 17……ロッカーアーム押え 24……検出アーム、25……変位計 26……変位表示ユニット a……ロッカーアーム b……アジャストネジ d……カムシャフト、e……ソール面 f……バルブステム
はタペットクリアランスの調整操作を示す図、第3、4
図はアジャストネジの送り込み量とロッカーアームの変
位を示す図である。 1……ドライバーユニットハウジング 6……サーボモータ 9……スクリュードライバー 14……ソケットレンチ 17……ロッカーアーム押え 24……検出アーム、25……変位計 26……変位表示ユニット a……ロッカーアーム b……アジャストネジ d……カムシャフト、e……ソール面 f……バルブステム
Claims (2)
- 【請求項1】ロッカーアームの一端をカムシャフトの基
準面に当接させた状態で、ロッカーアームの変位する領
域内で設定した第1の変位設定値v1に達するまでロッ
カーアーム他端のアジャストネジを送り込む第1の工程
と、この送り込み位置からロッカーアームの変位率がほ
ぼ零になる領域までアジャストネジを一定量sc送り込
む第2の工程と、この送り込み位置でのロッカーアーム
の変位の上限値v2から設定値Δvを減じて設定された
第2の変位設定値v3に達するまでアジャストネジを戻
す第3の工程と、この送り込み位置をクリアランス調整
用原点oとして、上記設定値Δvと第1の工程で得られ
たロッカーアームの変位率とから求まる戻し量Δsを、
予め設定されたクリアランス量から差引いた量だけアジ
ャストネジを戻す第4の工程とからなるタペットクリア
ランスの調整方法。 - 【請求項2】ロッカーアームの一端に作用して該アーム
をカムシャフトの基準面に当接させる手段と、ロッカー
アームの一部と接して該アームの変位を検出する変位検
出手段と、ロッカーアーム他端のアジャストネジに作用
して該ネジを回転駆動する駆動手段と、上記変位検出手
段の検出々力に基づいて上記駆動手段を制御する制御手
段とを備えたタペットクリアランスの調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60141680A JPH0654084B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | タペットクリアランスの調整方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60141680A JPH0654084B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | タペットクリアランスの調整方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62610A JPS62610A (ja) | 1987-01-06 |
| JPH0654084B2 true JPH0654084B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=15297705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60141680A Expired - Lifetime JPH0654084B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | タペットクリアランスの調整方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654084B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101360074B1 (ko) * | 2012-12-28 | 2014-02-12 | 기아자동차 주식회사 | 연속 가변 밸브 리프트장치의 검사시스템 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7305952B2 (en) * | 2003-07-23 | 2007-12-11 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine valve clearance adjusting method |
| JP6932749B2 (ja) * | 2019-08-26 | 2021-09-08 | 本田技研工業株式会社 | タペットクリアランスの設定方法及びその装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5441651A (en) * | 1977-09-09 | 1979-04-03 | Hitachi Ltd | Digital filter of non-circulation type |
| JPS55125304A (en) * | 1979-03-22 | 1980-09-27 | Sanyo Kiko Kk | Tappet space control device |
| JPS5915423B2 (ja) * | 1981-07-15 | 1984-04-09 | 日本電信電話株式会社 | マザ−ボ−ド及びパツケ−ジ間光接続方式 |
| JPS5838604A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 帯鋼の脱スケ−ル装置 |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP60141680A patent/JPH0654084B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101360074B1 (ko) * | 2012-12-28 | 2014-02-12 | 기아자동차 주식회사 | 연속 가변 밸브 리프트장치의 검사시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62610A (ja) | 1987-01-06 |
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