JPH0654609A - 農業作業車のローリング制御装置 - Google Patents

農業作業車のローリング制御装置

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JPH0654609A
JPH0654609A JP23138592A JP23138592A JPH0654609A JP H0654609 A JPH0654609 A JP H0654609A JP 23138592 A JP23138592 A JP 23138592A JP 23138592 A JP23138592 A JP 23138592A JP H0654609 A JPH0654609 A JP H0654609A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】移植機のローリング制御を的確に行うことによ
り、苗の植付不良をなくす。 【構成】走行機体に対し、移植機10をローリング可能
に取り付ける。移植機10の左右の圃場面検知センサ3
1L、31Rが検知する圃場面までの高さの違いに応じ
て、コントロール部50を介してアクチュエータ26を
伸縮し、移植機10をローリング制御(左右傾斜制御)
する。走行機体5の回行時等に移植機10を上昇させて
両センサ31L、31Rの検知高さが所定範囲を超えた
ときは、ローリング制御を中止し、検知高さが所定範囲
内に復帰したときに制御を再開する。これにより、従来
の、回行時にもローリング制御を行って回行終了直後に
移植機10を下降させたときに生じがちであった制御遅
れをなくし、直ちに移植機10の姿勢を好適にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体に対してロー
リング可能に連結した移植機等の作業装置を、圃場面に
対して好適な姿勢に制御する農業作業車のローリング制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農業作業車としての乗用田植機
は、推進用の車輪を備えて自走する走行部と、走行部に
牽引されて圃場面に苗の植付作業を行う移植機(作業装
置)とによって構成するのが一般的である。そして、走
行部の後部には昇降リンクが配設されており、移植機
は、この昇降リンクを介して、走行部に対し昇降自在
に、またローリング自在(左右傾斜自在)に取り付けら
れている。
【0003】苗植付作業中の移植機は、昇降リンクによ
って、下方の作業位置に保持されるとともに、ローリン
グ制御が行われる。すなわち、移植機の左右両端部にそ
れぞれ配設した2個の圃場面検知センサによって、圃場
面から移植機の左右両端部までのそれぞれの高さを検知
し、両者の高さの違いを検出し、アクチュエータ等を駆
動して、この高さの違いを順次矯正することにより、圃
場面に対する移植機の左右傾斜を補正する。これにより
圃場面に対する苗の植付深さを一定にする。
【0004】一方、苗植付作業を中断する際の移植機、
例えば走行部の向きを変えるいわゆる回行時等の移植機
は、昇降リンクによって圃場面から離れた上方の待機位
置に保持された状態でローリング制御が行われる。すな
わち、走行部側に設けた水平センサを基準としてローリ
ング制御が行われ、走行部が傾斜した場合でも、移植機
の水平面に対する左右傾斜が補正され、移植機全体がほ
ぼ水平を維持するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術によると、例えば回行終了後等、走行部が大
きく傾斜した後、直ちに移植機を下降させて苗の植付作
業を再開すると、移植機が圃場面に対して好適な姿勢を
とるように制御される以前に植付作業が行われ、この結
果、浮苗や深植えが生じ、その後の欠株や成育障害等を
引き起こすおそれがある。
【0006】すなわち、走行部の回行時には、移植機
は、上方の待機位置をとり、ローリングの中心が高い位
置にあって、下方の作業位置をとったときに比して、ロ
ーリング角度が格段に大きくなる上、回行時の遠心力等
によって走行部が大きく傾斜するため、回行時に水平に
維持された移植機は、走行部に対しては、大きなローリ
ング角度を持つことになる。したがって、回行終了時、
直ちに苗の植付を再開するときには、ほぼ水平に復帰し
た走行部に対して移植機は左右に大きく傾斜しており、
この状態で移植機を下方の作業位置に下降させた場合、
移植機が圃場面に対して好適な姿勢をとるように制御さ
れるまでに、制御の応答遅れが発生してしまう。この応
答遅れが前述のように、浮苗や深植え等の苗の植付不良
を発生させる原因となる。
【0007】そこで、本発明は、例えば回行時等の、圃
場面検知センサが検知する圃場面から作業装置(移植
機)までの高さが所定範囲を超えている場合に限り、ロ
ーリング制御を中止するようにすることにより、高さが
所定範囲内に復帰してローリング制御を開始したときに
制御の応答遅れが発生することを防止し、これにより、
例えば移植機にあっては、浮苗等の苗の植付不良をなく
すようにした農業作業車のローリング制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、走行機体(5)に対して作
業装置(10)をローリング可能に連結するとともに、
アクチュエータ(26)によって該走行機体(5)に対
する該作業装置(10)のローリング角度を調整して前
記作業装置(10)の圃場面に対する姿勢を制御する農
業作業車(1)のローリング制御装置において、前記作
業装置(10)の左右方向の異なる少なくとも2箇所に
配置され、圃場面からの前記作業装置(10)の高さを
検知する圃場面検知センサ(31L、31R)と、これ
ら圃場面検知センサ(31L、31R)が検知する圃場
面からの高さの違いによって前記作業装置(10)の圃
場面に対する左右傾斜を検知するとともに、該作業装置
(10)の左右傾斜を矯正する方向に前記アクチュエー
タ(26)を駆動制御するコントローラ部(50)と、
を備え、該コントローラ部(50)は、前記圃場面検知
センサ(31L、31R)の双方が検知する圃場面から
の高さが所定範囲を超えた場合、前記アクチュエータ
(26)に対する制御を停止するとともに、これら圃場
面検知センサ(31L、31R)の少なくとも一方が検
知する圃場面からの高さが所定範囲内に復帰した場合、
前記アクチュエータ(26)に対する制御を開始する、
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】以上構成に基づき、例えば、走行機体(5)の
回行時等に作業装置(10)を上昇させることにより、
2個の圃場面検知センサ(31L、31R)の双方が検
知する圃場面からの高さが所定範囲を超えた場合、コン
トロール部(50)を介して、アクチュエータ(26)
の駆動を停止する。これにより、作業装置(10)は、
走行機体(5)と一体に移動することになり、走行機体
(5)が左右傾斜すると一体となって同様に左右傾斜す
る。したがって、回行時等に、走行機体(5)が大きく
傾くと、作業装置(10)も同様に大きく傾くが、回行
終了後、走行機体(5)の姿勢が水平に復帰すると、作
業業装置(10)も同時に水平になる。この状態で作業
装置(10)を下降させて、圃場面検知センサ(31
L、31R)のうちの一方が検知する圃場面からの高さ
が所定範囲内に復帰した場合、コントロール部(50)
によるアクチュエータ(26)の制御を開始すると、こ
のとき作業装置(10)は、ほぼ水平だから、2個の圃
場面検知センサ(31L、31R)による高さ検知が直
ちに開始され、制御の応答遅れが生じることなく、作業
装置(10)に対するローリング制御が行われる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
走行機体(5)に対する作業装置(10)のローリング
制御について、圃場面に対する作業装置(10)の高さ
が所定範囲を超えたときに中止する一方、高さが所定範
囲内に復帰したときに開始することにより、作業装置
(10)のローリング制御に対する応答遅れをなくすこ
とができる。したがって、例えば、乗用田植機(1)に
おいて、走行機体(5)の回行終了後、直ちに移植機
(10)によって苗の植付を開始した場合であっても、
移植機(10)のローリング制御が速やかに行われ、つ
まり、圃場面に対する移植機(10)の左右傾斜姿勢を
直ちに好適に制御することができるので、浮苗や深植え
等の苗の植付不良を防止することができる。
【0011】なお、上述カッコ内の符号は、図面を対照
するためのものであって、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0012】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0013】農業作業車としての乗用田植機1は、図1
の側面図、図2の平面図に示すように、左右一対の前輪
2、2及び後輪3、3に支持された走行機体5を備えて
いる。走行機体5は、前輪2、2の前方に、エンジン6
を搭載するとともに、前輪2、2と後輪3、3との間
に、シート7を有する運転席9を備えている。さらに走
行機体5の後方には、後述の移植機10を昇降自在に支
持する昇降リンク11が接続されている。
【0014】昇降リンク11は、走行機体5のフレーム
の一部としてシート7の下方に立設された支柱12に、
それぞれ基端部を揺動自在に支持された上リンク13、
下リンク15及びこれらリンクの先端部に回転自在に支
持された縦リンク16を備えている。上リンク13には
ブラケット17が固定されており、このブラケット17
と走行機体5の前部に搭載されたミッションケース19
との間には、伸縮自在の昇降シリンダ20が介装されて
いる。上リンク13及び下リンク15は、昇降シリンダ
20の伸長動作に対応して上方に揺動し、また短縮動作
に対応して下方に揺動する。さらに、これらのリンクの
上方、下方の揺動に対応して後端の縦リンク16が上昇
し、また下降する。
【0015】作業装置としての移植機10は、図2に示
すように、センタフロート21C及びその左右に配置し
た左右フロート21L、21Rからなるフロート21、
各フロート21の後方に一対ずつ配置した複数のプラン
タ22、22…等を備え、図3、図4に示すように、ヒ
ッチ23を介して、走行機体5側の縦リンク16に連結
されている。ヒッチ23は、縦リンク16に着脱自在に
装着するヒッチ本体23aと、ヒッチ本体23aに前後
方向揺動自在に支持されたブラケット23bと、ブラケ
ット23bの下部に固定されて中心軸を前後方向に向け
た軸受23cとを有する。軸受23cは、移植機10の
一部を構成する左右方向のフレーム25から前方に向け
て突設されたローリング軸25aを回動自在に支持する
ことにより、この左右に延びるフレーム25を、ローリ
ング自在(左右傾斜自在)に支持している。このフレー
ム25とヒッチ23の上部に固設されたブラケット23
dとの間には、伸縮自在な電動のアクチュエータ26が
介装されている。アクチュエータ26は、ほぼ垂直に配
設され、モータ26aを有する駆動側がフレーム25に
対して左右方向揺動自在に連結される一方、先端側の伸
縮部26b側がブラケット23dに左右揺動自在に連結
されている。なお、伸縮部26bとブラケット23dと
の連結部には、緩衝材としての圧縮ばね26e、26e
が装着されている。
【0016】移植部10は、左右に延びるフレーム25
と平行に配置されたシャフトケース27を備えている。
前述の各プランタ22は、このシャフトケース27に固
定されたプランタケース22aと、プランタケース22
aにガイドされながら植付動作を行うプランタアーム2
2bとを備えている。シャフトケース27には、またセ
ンタフロート21C、左右フロート21L、21Rが、
上下方向揺動自在に装着されている。各フロート21の
底面には、平坦な均平部21aが形成され、この均平部
21aによって、圃場面の耕盤上の表土を平にならすよ
うにしている。さらにシャフトケース27の左右両端部
には、それぞれブラケット27L、27Rが固定されて
いる。これらのブラケット27L、27Rには、ほぼ直
立した起立位置(図3の実線)と下方の作動位置(同図
の点線)とをとるスタンド29L、29Rが装着されて
おり、また、取付部材30L、30R(ただし、図4に
は30Rのみを図示)を介して同じ構造を持つ左右の圃
場面検知センサ31L、31Rが装着されている。
【0017】圃場面検知センサ31R(31Lも同様)
は、図4、図5に示すように、圃場面に当接する当接部
32aを有するとともに、回動自在に支持されたセンサ
アーム32と、この当接部32aの高さ変化を回転に変
換して検知するポテンショメータ33を備えている。セ
ンサアーム32は、基端部に回転ボス32bとアーム3
2cとを有し、センサケース35に固定されるとともに
この回転ボス32bを回動自在に支持する回転支軸36
によって、センサアーム32全体は、揺動自在に支持さ
れている。またアーム32cの先端にはピン32dが固
定されており、このピン32dは、ポテンショメータ3
3のポテンショメータシャフト33aに固定した回転ア
ーム37の切欠部37aに係合されている。これによ
り、当接部32aの高さが変化すると、センサアーム3
2全体が揺動し、この揺動が、アーム32c、ピン32
d、回転アーム37を介して、ポテンショメータシャフ
ト33aの回転として伝達され、この回転角度をポテン
ショメータ33によって検知する。
【0018】各圃場面検知センサ31L、31Rの回動
範囲、つまり各センサアーム32の圃場面に対する当接
部32aの高さ変化の範囲は、図6に示す、ZMIN とZ
MAXとの間に設定されており、各ポテンショメータ3
3、33は、この範囲内の高さを検知する。
【0019】ここで、圃場面からの高さというときの圃
場面とは、圃場の耕盤の上面を覆っている表土の表面を
いう。苗の植付作業中の乗用田植機1は、走行機体5の
前輪2、2及び後輪3、3がこの耕盤の凹凸に倣って回
転し、走行機体5が傾斜した場合であっても、移植機1
0の表土に対する植付姿勢が一定になるように、左右の
圃場面検知センサ31L、31Rによってローリング制
御(後に詳述)を行っている。すなわち、苗の植付深さ
が、表土の表面からほぼ一定の深さになるようにしてい
る。
【0020】移植部10には、さらに、図3、図4に示
すように、前述のローリング可能なフレーム25の左右
両端に植付アーム39、39が立設され、これらによっ
て苗のせ台40が保持されている。また、右側の植付ア
ーム39には、アクチュエータ26を介して移植部10
のローリング制御を行うためのコントロール部50が固
定されている。コントロール部50は、走行機体5側に
配設されるのが一般的であるが、この場合には、走行機
体5からヒッチ23を取り外し、また取り付けて移植機
10を着脱するときに圃場面検知センサ31L、31R
やアクチュエータ26に各種信号を伝達するための複数
の配線を断続する必要があり、コネクタの極数が多くな
る。これに対し、上述のようにコントロール部50を移
植機10側に配置するときは、走行機体5側からコント
ロール部50に電力を供給するための電源線のみを断続
するような簡単なコネクタを使用すれば足り、その接断
が容易である。
【0021】次に、図7を参照してコントロール部50
について詳述する。左右の圃場面検知センサ31L、3
1Rの各センサアーム32、32の当接部32a、32
aの圃場面に対する高さをそれぞれZL 、ZR とする
と、これらは、前述のように、ポテンショメータシャフ
ト33aの回転角、さらにポテンショメータ33を介し
て電圧変化としてまず、増幅器50a、50bに入力さ
れる。増幅器50a、50bは、センサアーム32、3
2の制御上の回動範囲がポテンショメータ33の有効回
動角に比べて小さいので、検出分解能が悪く、これを解
消し検出範囲を拡大するために設けられている。各増幅
器50a、50bには、左右のポテンショメータ33、
33のレベルを調整するための可変抵抗51a、51
b、及び、例えば圃場面の穴や泥塊による急激な変化や
ノイズ成分を除去するためのローパスフィルタ52a、
52bが接続されている。これらフィルタ52a、52
bの出力VL 、VR は、制御用のセンサ信号として、比
較機53a、53bによって相互のレベルが比較され
る。すなわち、VR >VL のとき、V0aがLレベルとな
り、またVR <VL のときV0bがLレベルとなる。これ
らの比較機53a、53bの出力は、制御信号として、
制御系の安定のためのタイマ55a、55b、間欠タイ
マ56a、56bを経由した後、駆動トランジスタ57
a、57bをオンし、リレー59a、59bを駆動し
て、アクチュエータ26のモータ26aに通電し、アク
チュエータ26を駆動してローリング制御を行う。
【0022】すなわち、V0aがLレベルの条件、VR
L のときは、移植機10の右側が下がったかまたは左
側が上がったかであり、リレー59aが作動して、モー
タ26aには、左側を下げる方向に通電され、一方、V
0bがLレベルの条件、VR <VL のときは、反対に移植
機10の左側が下がったかまたは右側が上がったかであ
り、リレー59bが作動して、モータ26aには、前回
と逆の右側を下げる方向に通電される。
【0023】また、フィルタ出力VL 、VR は、別の比
較機60a、60bにより、制御時には検知最低電圧V
MIN と、また調整時にはセンサ中立電圧VN と比較され
る。制御時にはAND回路61によって、VL <VMIN
かつVR <VMIN の場合に、トランジスタ62をオン
し、前述の駆動トランジスタ57a、57bをいずれも
非能動状態にするのでモータ26aへの通電は行われな
い。つまり、左右の圃場面検知センサ31L、31Rの
双方が検知する圃場面に対する高さが所定範囲を超えた
とき、言い換えると、図4に図示するセンサアーム32
が下方に位置して、ポテンショメータ33が検知する電
圧が所定範囲よりも小さい場合には、アクチュエータ2
6によるローリング制御を中止し、移植機10が走行機
体5と一体となって動くようにする。そして、逆にVL
>VMIN またはVR >VMIN になった時点で、制御を開
始する。つまり、圃場面検知センサ31L、31Rの少
なくとも一方が検知する圃場面までの高さが所定範囲内
に復帰したときに、制御を開始するものである。
【0024】さらに、切り換えスイッチ63を調整側に
することによって、左右の圃場面検知センサ31L、3
1Rの中立状態において、可変抵抗51a、51bを調
整し、VL <VN になった時点でトランジスタ65aを
オンしてLED66aを点灯させ、またVR <VN にな
った時点でトランジスタ65bをオンしてLED66b
を点灯させる。これにより、左右の圃場面検知センサ3
1L、31Rのばらつきを調整するための特別な計器が
不要で、かつ圃場面検知センサ31L、31R側での微
妙な調整が不要となり、さらに回路のオフセット電圧等
によるマッチング誤差を解消することができる。
【0025】以上のように、走行機体5を走行させて、
苗の植付作業を行う場合には、まず昇降リンク11によ
って移植機10全体を下降させた状態、つまり作業位置
にセットし、植付作業を開始する。植付作業中に、走行
機体5が、例えば右下がりに傾斜すると、移植機10も
右下がりに傾斜して左の圃場面検知センサ31Lが検知
する圃場面までの高さが右の圃場面検知センサ31Rが
検知する高さよりも大きくなる。コントロール部50
は、直ちにこれを検知し、アクチュエータ26を介し
て、移植機10の右側を上昇させて、移植機10の圃場
面に対する傾斜を矯正する。移植機10が作業中に左下
がりに傾斜した場合も同様にして、左側を上昇させて、
移植機10の姿勢を正す。
【0026】一方、植付け作業を中断して、走行機体5
を回行(旋回)させる場合には、昇降リンク11によっ
て移植機10全体を待機位置に上昇させた状態で走行す
る。この場合、遠心力等によって走行機体5は大きく傾
斜する。このとき、上述の植付作業中と同様の制御を行
うと、大きく傾いた走行機体5に対して移植機10はほ
ぼ水平に保持される。したがって、回行終了後、直ちに
移植機10を作業位置に下降させると、このときには走
行機体5は、ほぼ水平に回復しているから、移植機10
は圃場面に対して大きく傾いた状態で下降されることに
なる。したがって、左右圃場面検知センサ31L、31
Rの応答遅れが生じ、移植機10が圃場面に対して適正
なし姿勢になるまでに、浮き苗や深植え等の不具合が発
生する。
【0027】本発明では、このような不具合を防止する
ために、前述のように、圃場面検知センサ31L、31
Rの双方が検知する圃場面までの高さが所定範囲を超え
た場合に制御を停止する。つまり、上述の回行時等、移
植機10を上昇させた場合に制御を中断する。これによ
り、移植機10は、走行機体5と一体となって傾斜し、
回行終了時に走行機体5が水平に復帰すると同時に水平
となり、走行機体5を停止させることなく直ちに移植機
10を下降させた場合でも、即座に圃場面に対して適正
な姿勢を取ることができる状態で、ローリング制御が再
開されることになる。これにより、浮き苗や深植え等に
起因する苗の成育障害をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】同じく背面図。
【図4】移植機の側面図。
【図5】圃場面検知センサの拡大断面図。
【図6】センサアームの回動範囲と電圧の関係を示す
図。
【図7】コントロール部の回路図。
【符号の説明】
1 農業作業車(乗用田植機) 5 走行機体 10 作業装置(移植機) 26 アクチュエータ 31L、31R 圃場面検知センサ 50 コントロール部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に対して作業装置をローリング
    可能に連結するとともに、アクチュエータによって該走
    行機体に対する該作業装置のローリング角度を調整して
    前記作業装置の圃場面に対する姿勢を制御する農業作業
    車のローリング制御装置において、 前記作業装置の左右方向の異なる少なくとも2箇所に配
    置され、圃場面からの前記作業装置の高さを検知する圃
    場面検知センサと、 これら圃場面検知センサが検知する圃場面からの高さの
    違いによって前記作業装置の圃場面に対する左右傾斜を
    検知するとともに、該作業装置の左右傾斜を矯正する方
    向に前記アクチュエータを駆動制御するコントローラ部
    と、を備え、 該コントローラ部は、前記圃場面検知センサの双方が検
    知する圃場面からの高さが所定範囲を超えた場合、前記
    アクチュエータに対する制御を停止するとともに、これ
    ら圃場面検知センサの少なくとも一方が検知する圃場面
    からの高さが所定範囲内に復帰した場合、前記アクチュ
    エータに対する制御を開始する、 ことを特徴とする農業作業車のローリング制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0227619A (ja) * 1988-07-12 1990-01-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 複合超伝導体銅ワイヤの製造方法
JP2022178075A (ja) * 2021-05-19 2022-12-02 三菱マヒンドラ農機株式会社 移植機

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