JPH0654708B2 - 面発熱体 - Google Patents
面発熱体Info
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- JPH0654708B2 JPH0654708B2 JP1984288A JP1984288A JPH0654708B2 JP H0654708 B2 JPH0654708 B2 JP H0654708B2 JP 1984288 A JP1984288 A JP 1984288A JP 1984288 A JP1984288 A JP 1984288A JP H0654708 B2 JPH0654708 B2 JP H0654708B2
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- JP
- Japan
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- conductive
- insulating
- thread
- heating element
- woven
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は発熱体、温度検知用の温度センサに加えて、そ
れ等と電気的に接続させる電極を、通常の織成手段によ
り一括して織り込ませることが可能で、柔軟性を有し、
かつ凹凸感を覚えさせることなく、しかも連続一貫した
織成が行える面発熱体の構造に関する。
れ等と電気的に接続させる電極を、通常の織成手段によ
り一括して織り込ませることが可能で、柔軟性を有し、
かつ凹凸感を覚えさせることなく、しかも連続一貫した
織成が行える面発熱体の構造に関する。
(従来の技術) 従来の織成により製造される面発熱体は、発熱体と電極
とを織込ませたものが一般的であって、発熱体の温度を
検知する温度センサ(線状になるものが多い)は同時に
織り込むことができなくて後工程で面発熱体に取り付け
るようにしており、工数が多くかかるのと、温度センサ
によるゴワゴワ感を無くするために面発熱体自体が厚手
構造となって重たいだけでなく、コスト高,加熱効率の
低下をもたらす難点があった。
とを織込ませたものが一般的であって、発熱体の温度を
検知する温度センサ(線状になるものが多い)は同時に
織り込むことができなくて後工程で面発熱体に取り付け
るようにしており、工数が多くかかるのと、温度センサ
によるゴワゴワ感を無くするために面発熱体自体が厚手
構造となって重たいだけでなく、コスト高,加熱効率の
低下をもたらす難点があった。
このような点から、実開昭54−159449号公報に
開示されるように、温度センサである感熱線を織成工程
中に織込んでなる面発熱体が提案されている。
開示されるように、温度センサである感熱線を織成工程
中に織込んでなる面発熱体が提案されている。
上述の公知技術は、織布の両端縁部に夫々複数本の導電
線を織込んでなる電極を対向配置し、該織布に導電塗料
を塗布し全体を絶縁被膜で覆ってなる可撓性を有する面
発熱体において、前記織布の織成時に前記導電線ととも
に、絶縁体で被覆された感熱線を一定間隔をもって織込
んで構成されるものである。
線を織込んでなる電極を対向配置し、該織布に導電塗料
を塗布し全体を絶縁被膜で覆ってなる可撓性を有する面
発熱体において、前記織布の織成時に前記導電線ととも
に、絶縁体で被覆された感熱線を一定間隔をもって織込
んで構成されるものである。
(発明が解決しようとする問題点) 前掲の公報により開示されてなるものは、感熱線がガラ
ス繊維等を芯として、これにバイメタルの細線を巻き上
げ、さらに、外周を柔軟なゴム又はプラスチック等の絶
縁体で被覆したもので、織込み可能な糸条を形成してい
て、これを緯糸又は/及び経糸として織込ませることが
示されている。
ス繊維等を芯として、これにバイメタルの細線を巻き上
げ、さらに、外周を柔軟なゴム又はプラスチック等の絶
縁体で被覆したもので、織込み可能な糸条を形成してい
て、これを緯糸又は/及び経糸として織込ませることが
示されている。
上記感熱線は明らかに電気的には絶縁体の外形であるか
ら、抵抗検出回路に接続する場合に被覆体を取り除いて
電気的に連絡する必要があるが、この点に関しては感熱
線の端末を温度コントロールに集合せしめるとの内容が
記載されているのみで、詳細な構造は不明であり、具体
的な手段に関しては推測の域を出なく、実用性に欠けて
おり、完成された装置にするには今なお複雑な加工工程
を要する欠点がある。
ら、抵抗検出回路に接続する場合に被覆体を取り除いて
電気的に連絡する必要があるが、この点に関しては感熱
線の端末を温度コントロールに集合せしめるとの内容が
記載されているのみで、詳細な構造は不明であり、具体
的な手段に関しては推測の域を出なく、実用性に欠けて
おり、完成された装置にするには今なお複雑な加工工程
を要する欠点がある。
そこで本発明は温度センサを織成の過程で絶縁糸などと
同じように織り込むことができ、しかも温度センサを織
り込みの内層に設けてなる柔軟な電極に対し発熱体とは
別個に電気的に接続させる工程まで一括して行わせると
共に連続一貫した織成が可能な面発熱体を提供しようと
してなされたものであり、かくして可撓性が大で薄いシ
ート状に仕上げることができ、さらにコントローラなど
の制御器との組み付けを容易ならしめて実用化に好適な
製品の普及に一翼を担わせることを発明の目的とする。
同じように織り込むことができ、しかも温度センサを織
り込みの内層に設けてなる柔軟な電極に対し発熱体とは
別個に電気的に接続させる工程まで一括して行わせると
共に連続一貫した織成が可能な面発熱体を提供しようと
してなされたものであり、かくして可撓性が大で薄いシ
ート状に仕上げることができ、さらにコントローラなど
の制御器との組み付けを容易ならしめて実用化に好適な
製品の普及に一翼を担わせることを発明の目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の目的を十分に達成せしめるべく、請求項
1の特定発明は、発熱体用の導電線(2)が絶縁糸(1)に対
して交互または数本置きに配列され、細巾テープ状の温
度センサ(3)が絶縁糸(1)間に介在し、かつ、導電線(2)
に対し多数本置きの広い間隔を存して複数本配列されて
なる経糸群と、この経糸群に織り込ませた多数本の絶縁
糸(4)中に、複数本の導電糸(5)を隣り合わせて前記経糸
群に織り込ませ形成した電極を有して、この電極が互い
に接近する発熱体用電極(6)及びセンサ用電極(7)と、両
電極(6),(7)に対し所定間隔を存して離間する兼用電極
(8)との3電極を組として配列されている緯糸群とから
なり、前記温度センサ(3)は、感熱樹脂フィルム(9)を挟
み、一側の面には該フィルムに比し細巾の導電膜(10)
を、他側の面には同じく細巾で前記導電線(2)と同等以
上の抵抗を有する導電テープ(11)が夫々貼着されてなる
三重層構造をなし、発熱体用電極(6)及び兼用電極(8)
は、各導電糸(5)が前記導電テープ(11)に接触し、導電
膜(10)に接触することなしに、経糸群に織り込ませてお
り、一方、センサ用電極(7)の導電糸(5)及びその前後の
複数本の絶縁糸(4)が織り込まれる織り組織部は、導電
糸(5)及びその前後の数本の絶縁糸(4)を温度センサ(3)
及び分散する一部の絶縁糸(1)に対して、前記導電膜(1
0)には接触し、導電テープ(11)には接触することなしに
織り込ませてなる一方の織り層(12)と、残りの絶縁糸
(4)を前記導電線(2)及び残余の絶縁糸(1)に織り込ませ
てなる他方の織り層(13)とを有する二重層袋織りに形成
せしめると共に、それ等両織り層(12),(13)の間に薄い
絶縁シート(14)を介在せしめてなる構成を特徴とする。
1の特定発明は、発熱体用の導電線(2)が絶縁糸(1)に対
して交互または数本置きに配列され、細巾テープ状の温
度センサ(3)が絶縁糸(1)間に介在し、かつ、導電線(2)
に対し多数本置きの広い間隔を存して複数本配列されて
なる経糸群と、この経糸群に織り込ませた多数本の絶縁
糸(4)中に、複数本の導電糸(5)を隣り合わせて前記経糸
群に織り込ませ形成した電極を有して、この電極が互い
に接近する発熱体用電極(6)及びセンサ用電極(7)と、両
電極(6),(7)に対し所定間隔を存して離間する兼用電極
(8)との3電極を組として配列されている緯糸群とから
なり、前記温度センサ(3)は、感熱樹脂フィルム(9)を挟
み、一側の面には該フィルムに比し細巾の導電膜(10)
を、他側の面には同じく細巾で前記導電線(2)と同等以
上の抵抗を有する導電テープ(11)が夫々貼着されてなる
三重層構造をなし、発熱体用電極(6)及び兼用電極(8)
は、各導電糸(5)が前記導電テープ(11)に接触し、導電
膜(10)に接触することなしに、経糸群に織り込ませてお
り、一方、センサ用電極(7)の導電糸(5)及びその前後の
複数本の絶縁糸(4)が織り込まれる織り組織部は、導電
糸(5)及びその前後の数本の絶縁糸(4)を温度センサ(3)
及び分散する一部の絶縁糸(1)に対して、前記導電膜(1
0)には接触し、導電テープ(11)には接触することなしに
織り込ませてなる一方の織り層(12)と、残りの絶縁糸
(4)を前記導電線(2)及び残余の絶縁糸(1)に織り込ませ
てなる他方の織り層(13)とを有する二重層袋織りに形成
せしめると共に、それ等両織り層(12),(13)の間に薄い
絶縁シート(14)を介在せしめてなる構成を特徴とする。
また、請求項2の関連発明は、発熱体用の導電線(2)が
絶縁糸(1)に対して交互または数本置きに配列され、細
巾テープ状の温度センサ(3)が絶縁糸(1)間に介在し、か
つ、導電線(2)に対し多数本置きの広い間隔を存して複
数本配列されてなる経糸群と、この経糸群に織り込ませ
た多数本の絶縁糸(4)中に、複数本の導電糸(5)を前記経
糸群に織り込ませ形成した発熱体用電極(6)およびセン
サ用電極(7)を、両電極(6),(7)は互いに接近し、夫々
の電極(6)又は(7)同志は所定間隔を存して離間する配列
となした4電極を組として有する緯糸群とからなり、前
記温度センサ(3)は、感熱樹脂フィルム(9)を挟み両面に
該フィルム(9)に比し細巾の導電膜(10)が夫々貼着され
てなる三重層構造をなし、相互に接近する両電極(6),
(7)における導電糸(5)及びその前後の複数本の絶縁糸
(4)が織り込まれる織り組織部は、発熱体用電極(6)の導
電糸(5)及び一部の絶縁糸(4)を導電線(2)及び分散する
一部の絶縁糸(1)に対して織り込ませてなる一方の織り
層(13)と、センサ用電極(7)の導電糸(5)及び残りの絶縁
糸(4)を温度センサ(3)及び残りの絶縁糸(1)に対して、
2つのセンサ用電極(7)のうち、一方のセンサ用電極(7)
の導電糸(5)及び残りの絶縁糸(4)は温度センサ(3)の片
面の導電膜(10)に接触し、温度センサ(3)の反対面の導
電膜(10)には接触せず、他方のセンサ用電極(7)の導電
糸(5)及び残りの絶縁糸(4)は温度センサ(3)の前記反対
面の導電膜(10)に接触し、温度センサ(3)の前記片面の
導電膜(10)に接触することなく織り込ませてなる他方の
織り層(12)とを有する二重層袋織りに形成せしめると共
に、それ等両織り層(12),(13)の間に薄い絶縁シート(1
4)を介在せしめてなる構成としたことを特徴とする。
絶縁糸(1)に対して交互または数本置きに配列され、細
巾テープ状の温度センサ(3)が絶縁糸(1)間に介在し、か
つ、導電線(2)に対し多数本置きの広い間隔を存して複
数本配列されてなる経糸群と、この経糸群に織り込ませ
た多数本の絶縁糸(4)中に、複数本の導電糸(5)を前記経
糸群に織り込ませ形成した発熱体用電極(6)およびセン
サ用電極(7)を、両電極(6),(7)は互いに接近し、夫々
の電極(6)又は(7)同志は所定間隔を存して離間する配列
となした4電極を組として有する緯糸群とからなり、前
記温度センサ(3)は、感熱樹脂フィルム(9)を挟み両面に
該フィルム(9)に比し細巾の導電膜(10)が夫々貼着され
てなる三重層構造をなし、相互に接近する両電極(6),
(7)における導電糸(5)及びその前後の複数本の絶縁糸
(4)が織り込まれる織り組織部は、発熱体用電極(6)の導
電糸(5)及び一部の絶縁糸(4)を導電線(2)及び分散する
一部の絶縁糸(1)に対して織り込ませてなる一方の織り
層(13)と、センサ用電極(7)の導電糸(5)及び残りの絶縁
糸(4)を温度センサ(3)及び残りの絶縁糸(1)に対して、
2つのセンサ用電極(7)のうち、一方のセンサ用電極(7)
の導電糸(5)及び残りの絶縁糸(4)は温度センサ(3)の片
面の導電膜(10)に接触し、温度センサ(3)の反対面の導
電膜(10)には接触せず、他方のセンサ用電極(7)の導電
糸(5)及び残りの絶縁糸(4)は温度センサ(3)の前記反対
面の導電膜(10)に接触し、温度センサ(3)の前記片面の
導電膜(10)に接触することなく織り込ませてなる他方の
織り層(12)とを有する二重層袋織りに形成せしめると共
に、それ等両織り層(12),(13)の間に薄い絶縁シート(1
4)を介在せしめてなる構成としたことを特徴とする。
(作用) 本発明は絶縁糸(1),導電線(2)及び温度センサ(3)を経
糸として、絶縁糸(4)及び導電糸(5)を緯糸として夫々備
えしめて平織り,綾織り等と二重袋織りの組合わせで織
成するだけの工程で、特に電極部において二重袋織りの
織成を行わせることによって、相互間での電気的干渉が
全然生じない各電極(6),(7)の織り込み及び導電線
(2),温度センサ(3)との接続が可能となった。
糸として、絶縁糸(4)及び導電糸(5)を緯糸として夫々備
えしめて平織り,綾織り等と二重袋織りの組合わせで織
成するだけの工程で、特に電極部において二重袋織りの
織成を行わせることによって、相互間での電気的干渉が
全然生じない各電極(6),(7)の織り込み及び導電線
(2),温度センサ(3)との接続が可能となった。
従って、コントローラへの接続に際しては、各電極
(6),(7),(8)の耳側端部に対し導線を接続するだけで
十分となる。
(6),(7),(8)の耳側端部に対し導線を接続するだけで
十分となる。
また、温度センサ(3)が薄く、かつ細巾の三重層テープ
構造であることによって電極との選択的接続が可能であ
る。
構造であることによって電極との選択的接続が可能であ
る。
さらに請求項1の発明は兼用電極(8)を形成したことに
より、面発熱体中の電極数が少なく、かつ袋織り個所も
少くなるので織成工程が単純化され生産能率面での改善
が果たされる。
より、面発熱体中の電極数が少なく、かつ袋織り個所も
少くなるので織成工程が単純化され生産能率面での改善
が果たされる。
一方、請求項2の発明は、発熱体,温度センサそれぞれ
に固有の電極(6),(7)を有せしめたことによって同じ織
りパターンの繰り返しを行えばよく、また、温度セン
サ,発熱体のそれぞれについて最良の条件の回路設計が
可能である。
に固有の電極(6),(7)を有せしめたことによって同じ織
りパターンの繰り返しを行えばよく、また、温度セン
サ,発熱体のそれぞれについて最良の条件の回路設計が
可能である。
なお、接近する発熱体用電極(6)とセンサ用電極(7)とは
絶縁シート(14)を介在した状態で重なり合うように設け
てもよいが、相互に適当な間隔を持たせる配列とした方
が、面発熱体が薄く仕上げられ、また、絶縁シート(14)
が外部ストレスを受けることが少なくて強度信頼性の向
上につながる点で好ましいことである。
絶縁シート(14)を介在した状態で重なり合うように設け
てもよいが、相互に適当な間隔を持たせる配列とした方
が、面発熱体が薄く仕上げられ、また、絶縁シート(14)
が外部ストレスを受けることが少なくて強度信頼性の向
上につながる点で好ましいことである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1図は請求項1の発明の実施例に係る織りの略示組織
図であって、経糸群と緯糸群とをその大半部において平
織りに織成したシート状をなし、経糸群についてはポリ
エチレンフラットヤーン等の絶縁糸(1)に対し、4フッ
化エチレン樹脂と導電性カーボンの複合材料になる細巾
で薄いテープ状をなす発熱体用の導電線(2)を交互に又
は数本置きに配列させていて、さらに細巾のテープ状を
なす温度センサ(3)を絶縁糸(1),(1)間に介在して、か
つ導電線(2)に対し多数本置きの広い間隔を存して複数
本配列させており、具体例としては、両耳端が導電線
(2)となり、かつ、絶縁糸(1)の2本置きに導電線(2)が
1本配列されるように、さらに10本毎に導電線(2)に
代えて温度センサ(3)が配列されてなるものが挙げられ
る。
図であって、経糸群と緯糸群とをその大半部において平
織りに織成したシート状をなし、経糸群についてはポリ
エチレンフラットヤーン等の絶縁糸(1)に対し、4フッ
化エチレン樹脂と導電性カーボンの複合材料になる細巾
で薄いテープ状をなす発熱体用の導電線(2)を交互に又
は数本置きに配列させていて、さらに細巾のテープ状を
なす温度センサ(3)を絶縁糸(1),(1)間に介在して、か
つ導電線(2)に対し多数本置きの広い間隔を存して複数
本配列させており、具体例としては、両耳端が導電線
(2)となり、かつ、絶縁糸(1)の2本置きに導電線(2)が
1本配列されるように、さらに10本毎に導電線(2)に
代えて温度センサ(3)が配列されてなるものが挙げられ
る。
前記温度センサ(3)は、断面形状を第10図に拡大示し
てなる如く、三重層構造の細巾テープ状をなしていて、
細巾テープの感熱樹脂フィルム(9)、例えば巾5mm,厚
さ0.2 mmのナイロンフィルムを挟んで、一側の面には前
記フィルム(9)よりも細巾の導電膜(10)、例えば巾2m
m,厚さ0.1 mmのアルミニウム又は銅製の金属箔を巾中
心が揃うように合わせて貼着し、また他側の面には同じ
く細巾で前記導電線(2)と同等以上の抵抗を有する導電
テープ(11)、例えば巾2mm,厚さ数十ミクロンの4フッ
化エチレン樹脂−導電性カーボン複合テープを巾中心が
揃うように合わせて貼着した3層構造のテープに形成し
ている。
てなる如く、三重層構造の細巾テープ状をなしていて、
細巾テープの感熱樹脂フィルム(9)、例えば巾5mm,厚
さ0.2 mmのナイロンフィルムを挟んで、一側の面には前
記フィルム(9)よりも細巾の導電膜(10)、例えば巾2m
m,厚さ0.1 mmのアルミニウム又は銅製の金属箔を巾中
心が揃うように合わせて貼着し、また他側の面には同じ
く細巾で前記導電線(2)と同等以上の抵抗を有する導電
テープ(11)、例えば巾2mm,厚さ数十ミクロンの4フッ
化エチレン樹脂−導電性カーボン複合テープを巾中心が
揃うように合わせて貼着した3層構造のテープに形成し
ている。
なお、上記導電膜(10)は、金属箔に代えて導電テープ(1
1)と同材質のテープを使用することも可能である。
1)と同材質のテープを使用することも可能である。
かかる構造の温度センサ(3)は柔軟性に富んでいて織り
込みが容易な性質を備えていると共に、体積固有抵抗
(Ω・cm)が例えば20℃のときに407 、50℃のときに35
と、温度に対し反比例的に変化する温度−抵抗特性を有
している。
込みが容易な性質を備えていると共に、体積固有抵抗
(Ω・cm)が例えば20℃のときに407 、50℃のときに35
と、温度に対し反比例的に変化する温度−抵抗特性を有
している。
次に緯糸群については、前記経糸群に織り込ませた絶縁
糸(1)例えばポリエチレンフラットヤーンを主体として
いて、この絶縁糸(1)中に、複数本の導電糸(5)、例えば
芯糸に銅箔をらせん二重巻きしてなる銅箔糸を隣り合わ
せて前記経糸群に織り込ませてなる帯状の電極(6),
(7),(8)を1発熱体単位面積当たりについて3条有して
おり、経糸群を所定長さに切断して1〜3帖の定形にな
した場合に、経糸群の一方の切断端寄り位置において相
互に接近した狭い間隔を存して発熱体用電極(6)とセン
サ用電極(7)との横2列の電極を有すると共に、他方の
切断端寄り位置において単列の兼用電極(8)を有してい
る。
糸(1)例えばポリエチレンフラットヤーンを主体として
いて、この絶縁糸(1)中に、複数本の導電糸(5)、例えば
芯糸に銅箔をらせん二重巻きしてなる銅箔糸を隣り合わ
せて前記経糸群に織り込ませてなる帯状の電極(6),
(7),(8)を1発熱体単位面積当たりについて3条有して
おり、経糸群を所定長さに切断して1〜3帖の定形にな
した場合に、経糸群の一方の切断端寄り位置において相
互に接近した狭い間隔を存して発熱体用電極(6)とセン
サ用電極(7)との横2列の電極を有すると共に、他方の
切断端寄り位置において単列の兼用電極(8)を有してい
る。
それ等各電極(6),(7),(8)のうち、発熱体用電極(6)と
兼用電極(8)とは、経糸群の絶縁糸(1)、導電線(2)及び
温度センサ(3)に対して例えば綾織りにより一連をなし
交絡させることによって、各導電線(2)と各温度センサ
(3)の導電テープ(11)とに接触し、導電膜(10)には接触
しないようにしている。
兼用電極(8)とは、経糸群の絶縁糸(1)、導電線(2)及び
温度センサ(3)に対して例えば綾織りにより一連をなし
交絡させることによって、各導電線(2)と各温度センサ
(3)の導電テープ(11)とに接触し、導電膜(10)には接触
しないようにしている。
この場合、導電線(2)は全表面が導電部であるから導電
糸(5)を単に交絡することによって相互間の接触をはか
ることは容易であり、一方、三重層テープをなす温度セ
ンサ(3)に対しては、該センサ(3)の配列態様及び導電テ
ープ(11)が存在する面が予め決定されているところか
ら、緯糸である導電糸(5)の織り込みパターンを設定し
ておくことによって、導電テープ(11)には接触し、導電
膜(10)には接触しないように導電糸(5)を走査させるの
は容易な手段であり、以上述べた織成の態様は第3図、
第5図及び第6図に示される。
糸(5)を単に交絡することによって相互間の接触をはか
ることは容易であり、一方、三重層テープをなす温度セ
ンサ(3)に対しては、該センサ(3)の配列態様及び導電テ
ープ(11)が存在する面が予め決定されているところか
ら、緯糸である導電糸(5)の織り込みパターンを設定し
ておくことによって、導電テープ(11)には接触し、導電
膜(10)には接触しないように導電糸(5)を走査させるの
は容易な手段であり、以上述べた織成の態様は第3図、
第5図及び第6図に示される。
次にセンサ用電極(7)については、その性質上から明ら
かな通り、導電線(2)には電気的に非接続状態、温度セ
ンサ(3)には電気的に接続状態であることが条件である
ところから、この部分の織成には特別の形態が必要であ
る。
かな通り、導電線(2)には電気的に非接続状態、温度セ
ンサ(3)には電気的に接続状態であることが条件である
ところから、この部分の織成には特別の形態が必要であ
る。
そこで第7図に概要示されるように、センサ用電極(7)
を形成する複数本の導電糸(5)及びその前後の複数本の
絶縁糸(4)を織り込ませる組織部は、全体として二重層
の袋織りに形成せしめて、経糸側については絶縁糸(1)
のうちの分散した一部例えば1本置きに飛ぶ半分の絶縁
糸(1)と温度センサ(3)とを第1群となし、また、残りの
半分の絶縁糸(1)と導電線(2)とを第2群となし、一方、
緯糸側については、導電糸(5)及びその前後に並ばせる
各数本の絶縁糸(4)とを第1群となし、また、この第1
群の前後に並ばせる残りの絶縁糸(4)を第2群となし
て、経第1群と緯第1群、経第2群と緯第2群を夫々交
絡し織成せしめるものである。
を形成する複数本の導電糸(5)及びその前後の複数本の
絶縁糸(4)を織り込ませる組織部は、全体として二重層
の袋織りに形成せしめて、経糸側については絶縁糸(1)
のうちの分散した一部例えば1本置きに飛ぶ半分の絶縁
糸(1)と温度センサ(3)とを第1群となし、また、残りの
半分の絶縁糸(1)と導電線(2)とを第2群となし、一方、
緯糸側については、導電糸(5)及びその前後に並ばせる
各数本の絶縁糸(4)とを第1群となし、また、この第1
群の前後に並ばせる残りの絶縁糸(4)を第2群となし
て、経第1群と緯第1群、経第2群と緯第2群を夫々交
絡し織成せしめるものである。
この場合、経第1群に対して緯第1群を織り込むに際し
ては、温度センサ(3)の導電膜(10)が存する面側で接触
し、導電テープ(11)が存する面側で接触しないように、
導電糸(5)及び絶縁糸(4)を走査させることが要件であっ
て、その他の織り条件は通常の平織り,綾織りの手段を
採用すればよく、かくして前記第1群相互の織り込みに
よって一方の織り層(12)が、前記第2群相互の織り込み
によって他方の織り層(13)が形成されて、この部分が二
重層袋織り構造となる。
ては、温度センサ(3)の導電膜(10)が存する面側で接触
し、導電テープ(11)が存する面側で接触しないように、
導電糸(5)及び絶縁糸(4)を走査させることが要件であっ
て、その他の織り条件は通常の平織り,綾織りの手段を
採用すればよく、かくして前記第1群相互の織り込みに
よって一方の織り層(12)が、前記第2群相互の織り込み
によって他方の織り層(13)が形成されて、この部分が二
重層袋織り構造となる。
なお、各電極(6),(7),(8)において、その前後に並ば
せる数本の絶縁糸(4)は、ポリエチレンフラットヤーン
に替えて例えばスフ系短繊維紡績糸などの細糸を使用
し、各電極を形成する導電糸(5)の束がずれたりする移
動を来さないように位置固定するための補強糸列層とし
て織り込ませることが好ましい。
せる数本の絶縁糸(4)は、ポリエチレンフラットヤーン
に替えて例えばスフ系短繊維紡績糸などの細糸を使用
し、各電極を形成する導電糸(5)の束がずれたりする移
動を来さないように位置固定するための補強糸列層とし
て織り込ませることが好ましい。
以上の如くして大半の一重織り部と、センサ用電極(7)
が存する二重織り部とを織機を用いて連続的に織成する
ことが可能であり、そして、織り工程に続く直後の工程
において、手作業又は機械化された自動作業により、二
重層袋織りを形成してなる2枚の織り層(12),(13)の間
に、ポリエチレンフィルム等からなる薄い絶縁シート(1
4)を側方から介挿せしめて、連続織成された面発熱体が
得られる。
が存する二重織り部とを織機を用いて連続的に織成する
ことが可能であり、そして、織り工程に続く直後の工程
において、手作業又は機械化された自動作業により、二
重層袋織りを形成してなる2枚の織り層(12),(13)の間
に、ポリエチレンフィルム等からなる薄い絶縁シート(1
4)を側方から介挿せしめて、連続織成された面発熱体が
得られる。
この面発熱体を両電極(6),(7)が近接して存在する個所
と兼用電極(8)が存在する個所との間を織り巾方向に切
断することによって面発熱単位体が形成され、かくし
て、第3図に示す如く、発熱体用電極(6)と兼用電極(8)
とに対しては導電線(2)の複数本及び抵抗を有する導電
テープ(11)の複数本が並列に接続され、センサ用電極
(7)と兼用電極(8)とに対しては、各導電膜(10)と各導電
テープ(11)とを介して高抵抗体の感熱樹脂フィルム(9)
が複数本並列に接続されることになり、発熱回路と温度
検出回路とが相互間での電気的干渉がないように織成で
きる。
と兼用電極(8)が存在する個所との間を織り巾方向に切
断することによって面発熱単位体が形成され、かくし
て、第3図に示す如く、発熱体用電極(6)と兼用電極(8)
とに対しては導電線(2)の複数本及び抵抗を有する導電
テープ(11)の複数本が並列に接続され、センサ用電極
(7)と兼用電極(8)とに対しては、各導電膜(10)と各導電
テープ(11)とを介して高抵抗体の感熱樹脂フィルム(9)
が複数本並列に接続されることになり、発熱回路と温度
検出回路とが相互間での電気的干渉がないように織成で
きる。
次に第2図は請求項2の発明の実施例に係る織りの略示
組織図であって、経糸群,緯糸群における各構成要素に
関しては、基本的に第1図図示例と同じであって、但
し、面発熱体の一単位体において電極が第1図図示例は
3条であるのに対して、本例は2条ずつ1対の合計4条
である点、また、二重層袋織りの個所及び温度センサ
(3)の構造に関して差異を有する。
組織図であって、経糸群,緯糸群における各構成要素に
関しては、基本的に第1図図示例と同じであって、但
し、面発熱体の一単位体において電極が第1図図示例は
3条であるのに対して、本例は2条ずつ1対の合計4条
である点、また、二重層袋織りの個所及び温度センサ
(3)の構造に関して差異を有する。
まず、温度センサ(3)は三重層構造であって、感熱樹脂
フィルム(9)を挟んで該フィルム(9)より細巾の導電膜(1
0)を巾中心を合わせて貼着したものであって、この導電
膜(10)は抵抗ゼロに等しい導体、低抵抗体導電線(2)と
同等以上の導体の何れでも良い。
フィルム(9)を挟んで該フィルム(9)より細巾の導電膜(1
0)を巾中心を合わせて貼着したものであって、この導電
膜(10)は抵抗ゼロに等しい導体、低抵抗体導電線(2)と
同等以上の導体の何れでも良い。
一方、4条の電極に関しては、発熱体用電極(6)とセン
サ用電極(7)とを、相互では接近し、各々については所
定間隔を存して離間する2条1組として有する構造であ
り、そして相互に接近する両電極(6),(7)を組としてそ
れ等を形成する導電糸(5)及びその間と前後とに並ばせ
る複数本の絶縁糸(4)が織り込ませる組織部は、全体と
して二重層の袋織りに形成せしめて、経糸側については
第1図図示例と同様に半分の絶縁糸(1)と温度センサ(3)
とを第1群となし、残りの半分の絶縁糸(1)と導電線(2)
を第2群となし、一方、緯糸側については、センサ用電
極(7)を形成する導電糸(5)及びその前後に並ばせる各数
本の絶縁糸(4)とを第1群となし、また、発熱体用電極
(6)を形成する導電糸(5)及びその前後に並ばせる各数本
の絶縁糸(4)とを第2群となし、さらに、残りの絶縁糸
(4)を適宜2分させて第1群と第2群とに振り分けし、
経第1群と緯第1群、経第2群と緯第2群を夫々交絡し
織成せしめる。
サ用電極(7)とを、相互では接近し、各々については所
定間隔を存して離間する2条1組として有する構造であ
り、そして相互に接近する両電極(6),(7)を組としてそ
れ等を形成する導電糸(5)及びその間と前後とに並ばせ
る複数本の絶縁糸(4)が織り込ませる組織部は、全体と
して二重層の袋織りに形成せしめて、経糸側については
第1図図示例と同様に半分の絶縁糸(1)と温度センサ(3)
とを第1群となし、残りの半分の絶縁糸(1)と導電線(2)
を第2群となし、一方、緯糸側については、センサ用電
極(7)を形成する導電糸(5)及びその前後に並ばせる各数
本の絶縁糸(4)とを第1群となし、また、発熱体用電極
(6)を形成する導電糸(5)及びその前後に並ばせる各数本
の絶縁糸(4)とを第2群となし、さらに、残りの絶縁糸
(4)を適宜2分させて第1群と第2群とに振り分けし、
経第1群と緯第1群、経第2群と緯第2群を夫々交絡し
織成せしめる。
この場合、経第1群に対して緯第1群を織り込むに際し
ては、一方、例えば第4図上で左側の方については各温
度センサ(3)の片面側における導電膜(10)に接触し、反
対面側の導電膜(10)には接触しないように導電糸(5)、
絶縁糸(4)を走査させることが必要であり、他方、例え
ば第4図上で右側の方については、各温度センサ(3)の
反対面側の導電膜(10)に接触し、片面側の導電膜(10)に
は接触しないように各糸(4),(5)を走査させることが必
要であって、その他の織り条件は通常の平織り,綾織り
の手段を採用すればよく、かくして第1群相互の織り込
みによって一つの織り層(12)が、第2群相互の織り込み
によって今一つの織り層(13)が形成されてこの部分が二
重層袋織り構造となる(第8図及び第9図参照)。
ては、一方、例えば第4図上で左側の方については各温
度センサ(3)の片面側における導電膜(10)に接触し、反
対面側の導電膜(10)には接触しないように導電糸(5)、
絶縁糸(4)を走査させることが必要であり、他方、例え
ば第4図上で右側の方については、各温度センサ(3)の
反対面側の導電膜(10)に接触し、片面側の導電膜(10)に
は接触しないように各糸(4),(5)を走査させることが必
要であって、その他の織り条件は通常の平織り,綾織り
の手段を採用すればよく、かくして第1群相互の織り込
みによって一つの織り層(12)が、第2群相互の織り込み
によって今一つの織り層(13)が形成されてこの部分が二
重層袋織り構造となる(第8図及び第9図参照)。
この袋織り構造の部分の両織り層(12),(13)間に前記絶
縁シート(14)を介挿せしめる点は第1図図示例と同じで
ある。
縁シート(14)を介挿せしめる点は第1図図示例と同じで
ある。
かくして第4図に示す如く、対向する発熱体用電極
(6),(6)に対しては、導電線(2)の複数本が並列に接続
され、一方、対向するセンサ用電極(7),(7)に対して
は、各導電膜(10)を介して高抵抗体の感熱樹脂フィルム
(9)が複数本並列に接続されることになり、発熱回路と
温度検出回路とが夫々電気的に独立した状態として織成
ができる。
(6),(6)に対しては、導電線(2)の複数本が並列に接続
され、一方、対向するセンサ用電極(7),(7)に対して
は、各導電膜(10)を介して高抵抗体の感熱樹脂フィルム
(9)が複数本並列に接続されることになり、発熱回路と
温度検出回路とが夫々電気的に独立した状態として織成
ができる。
以上説明してなる各面発熱体は、温度センサ(3)が分散
配設されて、導電線(2)からなる発熱体が通電発熱した
際の平均的温度を抵抗の変化として検知するから、この
温度センサ(3)を温度検知要素として発熱体温度の一定
制御を自動的かつ安定的に行わせることが可能である。
配設されて、導電線(2)からなる発熱体が通電発熱した
際の平均的温度を抵抗の変化として検知するから、この
温度センサ(3)を温度検知要素として発熱体温度の一定
制御を自動的かつ安定的に行わせることが可能である。
(発明の効果) 本発明は温度センサ(3)を細巾で薄い三重層構造の柔軟
なテープ状に形成して面発熱体の織成の時点で同時に織
り込ませてなることにより、凹凸感が全然無くて、面発
熱体の最終仕上げ製品を薄形構造となし得る結果、安価
で加熱性能の十分高いものが得られる。
なテープ状に形成して面発熱体の織成の時点で同時に織
り込ませてなることにより、凹凸感が全然無くて、面発
熱体の最終仕上げ製品を薄形構造となし得る結果、安価
で加熱性能の十分高いものが得られる。
さらに、各電極(6),(7),(8)を導電糸(5)の織り込みに
より形成する場合に、温度センサ(3)が導電部分を感熱
樹脂フィルム(9)の両面に夫々独立して有する構造であ
るので、織り込みによって何れかの面の導電部分を選択
して導電糸(5)と接触させることができ、しかも、この
電極形成部分を二重層袋織りとなすと共に絶縁シート(1
4)を介在せしめることによって電極を導電線(2),温度
センサ(3)と絶縁させて交差させることも可能となり、
従って織成工程で発熱部、温度検出部、電極部を一括し
て加工しながらも、発熱体回路と温度検出回路とを夫々
干渉が生じないよう独立して形成することが可能であ
る。
より形成する場合に、温度センサ(3)が導電部分を感熱
樹脂フィルム(9)の両面に夫々独立して有する構造であ
るので、織り込みによって何れかの面の導電部分を選択
して導電糸(5)と接触させることができ、しかも、この
電極形成部分を二重層袋織りとなすと共に絶縁シート(1
4)を介在せしめることによって電極を導電線(2),温度
センサ(3)と絶縁させて交差させることも可能となり、
従って織成工程で発熱部、温度検出部、電極部を一括し
て加工しながらも、発熱体回路と温度検出回路とを夫々
干渉が生じないよう独立して形成することが可能であ
る。
本発明はまた、織成によって長尺物に連続生産した後、
所定個所を織り巾方向に切断し、かつ袋織り部に絶縁シ
ート(14)を挿入するだけで、必要な大きさの完成された
面発熱体を得ることが可能であって、従来なし得なかっ
た連続織成による生産性向上を解決し得るに至った点で
まさに画期的なすぐれた効果として特筆される。
所定個所を織り巾方向に切断し、かつ袋織り部に絶縁シ
ート(14)を挿入するだけで、必要な大きさの完成された
面発熱体を得ることが可能であって、従来なし得なかっ
た連続織成による生産性向上を解決し得るに至った点で
まさに画期的なすぐれた効果として特筆される。
さらに請求項1については発熱体と温度センサ(3)とに
両用する兼用電極(8)を備えているので、電極数が少な
く、かつ、袋織り個所も少なくなり、織成工程が単純化
され、生産性も良くて低コストのものが得られる。
両用する兼用電極(8)を備えているので、電極数が少な
く、かつ、袋織り個所も少なくなり、織成工程が単純化
され、生産性も良くて低コストのものが得られる。
また、請求項2については、発熱体、温度センサ(3)そ
れぞれに固有の電極(6),(7)を有する構造であって、同
じ織りパターンを繰り返しで済むので織成が整然と行わ
れて品質の向上が期待されるばかりでなく、温度セン
サ,発熱体のそれぞれについて何等の制約が無く、最良
の条件の回路設計が可能となる。
れぞれに固有の電極(6),(7)を有する構造であって、同
じ織りパターンを繰り返しで済むので織成が整然と行わ
れて品質の向上が期待されるばかりでなく、温度セン
サ,発熱体のそれぞれについて何等の制約が無く、最良
の条件の回路設計が可能となる。
第1図,第2図は本発明の各実施例に係る一部省略示織
り組織図、第3図及び第4図は第1図及び第2図に夫々
対応する概念的構造図、第5図乃至第7図は第3図にお
けるV−V線、VI−VI線及びVII−VII線に沿う拡大断面
を示す組織図、第8図及び第9図は第4図におけるVIII
−VIII線及びIX−IX線に沿う拡大断面示組織図、第10
図は第1図及び第2図における温度センサの拡大示断面
図である。 (1)……絶縁糸、(2)……導電線、 (3)……温度センサ、(4)……絶縁糸、 (5)……導電糸、(6)……発熱体用電極、 (7)……センサ用電極、(8)……兼用電極、 (9)……感熱樹脂フィルム、 (10)……導電膜、(11)……導電テープ、 (12),(13)……織り層、(14)……絶縁シート。
り組織図、第3図及び第4図は第1図及び第2図に夫々
対応する概念的構造図、第5図乃至第7図は第3図にお
けるV−V線、VI−VI線及びVII−VII線に沿う拡大断面
を示す組織図、第8図及び第9図は第4図におけるVIII
−VIII線及びIX−IX線に沿う拡大断面示組織図、第10
図は第1図及び第2図における温度センサの拡大示断面
図である。 (1)……絶縁糸、(2)……導電線、 (3)……温度センサ、(4)……絶縁糸、 (5)……導電糸、(6)……発熱体用電極、 (7)……センサ用電極、(8)……兼用電極、 (9)……感熱樹脂フィルム、 (10)……導電膜、(11)……導電テープ、 (12),(13)……織り層、(14)……絶縁シート。
Claims (2)
- 【請求項1】発熱体用の導電線(2)が絶縁糸(1)に対して
交互または数本置きに配列され、細巾テープ状の温度セ
ンサ(3)が絶縁糸(1)間に介在し、かつ、導電線(2)に対
し多数本置きの広い間隔を存して複数本配列されてなる
経糸群と、この経糸群に織り込ませた多数本の絶縁糸
(4)中に、複数本の導電糸(5)を隣り合わせて前記経糸群
に織り込ませ形成した電極を有して、この電極に互いに
接近する発熱体用電極(6)及びセンサ用電極(7)と、両電
極(6),(7)に対し所定間隔を存して離間する兼用電極
(8)との3電極を組として配列されている緯糸群とから
なり、前記温度センサ(3)は、感熱樹脂フィルム(9)を挟
み、一側の面には該フィルムに比し細巾の導電膜(10)
を、他側の面には同じく細巾で前記導電線(2)と同等以
上の抵抗を有する導電テープ(11)が夫々貼着されてなる
三重層構造をなし、発熱体用電極(6)及び兼用電極(8)
は、各導電糸(5)が前記導電テープ(11)に接触するが、
導電膜(10)に接触することなく、経糸群に織り込まれて
おり、一方、センサ用電極(7)の導電糸(5)及びその前後
の複数本の絶縁糸(4)が織り込まれる織り組織部は、導
電糸(5)及びその前後の数本の絶縁糸(4)を温度センサ
(3)及び分散する一部の絶縁糸(1)に対して、前記導電膜
(10)には接触するが、導電テープ(11)には接触すること
なく織り込ませてなる一方の織り層(12)と、残りの絶縁
糸(4)を前記導電線(2)及び残余の絶縁糸(1)に織り込ま
せてなる他方の織り層(13)とを有する二重層袋織りに形
成せしめると共に、それ等両織り層(12),(13)の間に薄
い絶縁シート(14)を介在せしめてなることを特徴とする
面発熱体。 - 【請求項2】発熱体用の導電線(2)が絶縁糸(1)に対して
交互または数本置きに配列され、細巾テープ状の温度セ
ンサ(3)が絶縁糸(1)間に介在し、かつ、導電線(2)に対
し多数本置きの広い間隔を存して複数本配列されてなる
経糸群と、この経糸群に織り込ませた多数本の絶縁糸
(4)中に、複数本の導電糸(5)を前記経糸群に織り込ませ
形成した発熱体用電極(6)およびセンサ用電極(7)を、発
熱体用電極(6)とセンサ用電極(7)とは互いに接近し、発
熱体用電極同志(6),(6)とセンサ用電極同志(7),(7)は
所定間隔を存して離間する配列となした4電極を組とし
て有する緯糸群とからなり、前記温度センサ(3)は、感
熱樹脂フィルム(9)を挟み両面に該フィルム(9)に比し細
巾の導電膜(10)が夫々貼着されてなる三重層構造をな
し、互いに接近する発熱体用電極(6)とセンサ用電極(7)
における導電糸(5)及びその前後の複数本の絶縁糸(4)が
織り込まれる織り組織部は、発熱体用電極(6)の導電糸
(5)及び一部の絶縁糸(4)を導電線(2)及び分散する一部
の絶縁糸(1)に対して織り込ませてなる一方の織り層(1
3)と、所定間隔に設けた2つのセンサ用電極(7)の導電
糸(5)及び残りの絶縁糸(4)を温度センサ(3)及び残りの
絶縁糸(1)に対して、2つのセンサ用電極(7)のうち、一
方のセンサ用電極(7)の導電糸(5)は温度センサ(3)の片
面の導電膜(10)に接触し、温度センサ(3)の反対面の導
電膜(10)には接触せず、他方のセンサ用電極(7)の導電
糸(5)は温度センサ(3)の前記反対面の導電膜(10)に接触
し、温度センサ(3)の前記片面の導電膜(10)に接触する
ことなく織り込ませてなる他方の織り層(12)とを有する
二重層袋織りに形成せしめると共に、それ等両織り層(1
2),(13)の間に薄い絶縁シート(14)を介在せしめてなる
ことを特徴とする面発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984288A JPH0654708B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 面発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984288A JPH0654708B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 面発熱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01195686A JPH01195686A (ja) | 1989-08-07 |
| JPH0654708B2 true JPH0654708B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=12010519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984288A Expired - Lifetime JPH0654708B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 面発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654708B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04106888U (ja) * | 1991-02-28 | 1992-09-16 | スタンレー電気株式会社 | 面状ヒーター |
| JP5615656B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-10-29 | 青山産業株式会社 | 面状発熱体 |
| CN111434255B (zh) * | 2019-01-14 | 2024-10-18 | 湖南中烟工业有限责任公司 | 并联分层发热结构及其应用的低温烟具 |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP1984288A patent/JPH0654708B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01195686A (ja) | 1989-08-07 |
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