JPH0656556U - 歯車列の潤滑構造 - Google Patents
歯車列の潤滑構造Info
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims abstract description 25
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- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 abstract description 5
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スラスト力で倒れるギヤがカジリを発生しよう
とする、特定の方向、位置に潤滑油を吐出させることが
でき、これによって前記カジリを未然に防止し得る潤滑
構造を提供すること。 【構成】駆動軸11から中間軸12、13を経て被動軸
へヘリカルギヤにより動力を伝達する歯車列における前
記中間軸12に、該軸により支持する中間ギヤ16内径
部への潤滑油路23と、該油路23に連結してスラスト
発生時中間ギヤ16が側面部材20、22と接触する方
向へ潤滑油を噴出せしめる噴出油路25を設けた歯車列
の潤滑構造であって、前記歯車列10の駆動に伴い発生
したスラスト力により中間ギヤ16が倒れ側面部材20
等と接触したときも、前記接触部所に形成した厚い油膜
により側面部材のカジリを未然に防止できる。
とする、特定の方向、位置に潤滑油を吐出させることが
でき、これによって前記カジリを未然に防止し得る潤滑
構造を提供すること。 【構成】駆動軸11から中間軸12、13を経て被動軸
へヘリカルギヤにより動力を伝達する歯車列における前
記中間軸12に、該軸により支持する中間ギヤ16内径
部への潤滑油路23と、該油路23に連結してスラスト
発生時中間ギヤ16が側面部材20、22と接触する方
向へ潤滑油を噴出せしめる噴出油路25を設けた歯車列
の潤滑構造であって、前記歯車列10の駆動に伴い発生
したスラスト力により中間ギヤ16が倒れ側面部材20
等と接触したときも、前記接触部所に形成した厚い油膜
により側面部材のカジリを未然に防止できる。
Description
【0001】
本考案は、歯車列の潤滑構造、殊にスラスト力を受ける歯車を持つ歯車列に対 する潤滑構造に関する。
【0002】
例えば、エンジンのタイミングギヤ列のように、駆動軸(クランク軸)から中 間軸(アイドリングギヤ軸)を介して被動軸(カム軸)へヘリカルギヤにより動 力を伝達する歯車列においては、該歯車列を構成するギヤにスラスト力が発生し 、このスラスト力は前記歯車列から動力取出装置(PTO)により動力を取り出 す場合には大きくなる。 このため、殊に中間軸に支持された中間ギヤは該中間軸の軸心に対して傾き、 該ギヤの側面に中間軸のスラスト受けとの間にスラストワッシャを組み込んでも 、スラスト力が大きくなると表面にいわゆるカジリを多発させ、時には焼付きを 生じて、スラストワッシャ、中間ギヤ、中間軸等の交換を必要としていた。 この場合、中間ギヤの前記傾きによるカジリの発生する方向、位置は、前記歯 車列のレイアウト、ヘリカル歯の組合せ状況により決定されるが、潤滑油は従来 図3に示すように、中間軸1内の潤滑油路2を通って中間ギヤ3の内径部のみへ 供給されるのが通常であり、従って前記カジリの発生個所への潤滑油供給はなさ れていなかった。
【0003】 ところで、実開昭60−110760号公報には、歯車変速機におけるシャフ ト上のスラストワッシャに隣接する被潤滑部材(例えば上記シャフト支持用ベア リング)に対する潤滑を、ハウジングに対する被潤滑部材の位置に関わらず、且 つ強制潤滑用の部材を追加することなく行うため、前記シャフトにはその軸方向 に潤滑穴を設けると共に、その半径方向に指向する吐出孔を貫設し、前記の被潤 滑部材に接面するスラストワッシャの側面には吐出孔に連通する油溝を凹設した 歯車変速機の潤滑構造が示されている。
【0004】
しかしながら、前記実開昭公報記載のものは、回転する軸にあけた孔から遠 心力で周囲に放出される潤滑油を、スラストワッシャに形成した油溝で例えば軸 受に単に導くのみであり、前記の如くスラスト力で倒れるギヤがカジリを発生し ようとする、特定の方向、位置に潤滑油を吐出させることはできない。 本考案は上記に鑑み、スラスト力で倒れるギヤがカジリを発生しようとする、 特定の方向、位置に潤滑油を吐出させることができ、これによって前記カジリを 未然に防止し得る潤滑構造を提供することを目的とする。
【0005】
前記目的を達成するための本考案歯車列の潤滑構造は、駆動軸から中間軸を経 て被動軸へヘリカルギヤにより動力を伝達する歯車列における前記中間軸に、該 軸により支持する中間ギヤ内径部への潤滑油路と、該油路に連結してスラスト発 生時中間ギヤが側面部材と接触する方向へ潤滑油を噴出せしめる噴出油路を設け たことを特徴とする。
【0006】
上記構成になる本考案歯車列の潤滑構造では、前記歯車列の回転時前記中間ギ ヤほかにはヘリカルギヤのためスラスト力が発生するが、中間ギヤでは前記潤滑 油路に送油された潤滑油が中間ギヤの内径部を潤滑しつつ、前記噴出油路から噴 出して厚い油膜を形成し、中間ギヤの倒れによる側面部材のカジリの発生を未然 に防止する。
【0007】
図1〜2において、10は本考案が適用される歯車列で、駆動軸11から第1 の中間軸12、第2の中間軸13を介して図示しない被動軸へヘリカルギヤによ り動力を伝達するように構成されている。即ち、前記駆動軸11には小径の駆動 ギヤ(ピニオン)14が固定されている。また、前記第1の中間軸12は回転し ないが、該軸12には、前記駆動ギヤ14と噛合う第1中間ギヤ16が回転自在 に支持されており、該中間ギヤ16には内径部にメタル15が設けられている。 さらに前記第2の中間軸13も回転しないが、該軸13には前記第1中間ギヤ1 6と噛合う第2中間ギヤ18がボールベアリング17により回転自在に支持され ている。なお、19は図示しない被動軸に固定され、前記第2中間ギヤ18と噛 合う被動ギヤである。 前記第1の中間軸12は、図2に詳細を示すように、一端にフランジ部12a が形成され、他端にスラストプレート20がボルト21により固定し得るよう構 成されており、中間ギヤ16は、両側をスラストワッシャ22で挟んで前記中間 軸16に嵌装した後、スラストプレート20をボルト21により中間軸12端部 に固定して組付けられるように構成されている。 また、前記中間軸12の内部には、前記中間ギヤ16のメタル15へ向かう分 岐路23aを設けた潤滑油路23と該潤滑油路23に連結してスラスト発生時中 間ギヤ16がスラストワッシャ22と接触する方向へ潤滑油を噴出せしめる噴出 油路24、25が形成されている。上記噴出油路24、25中間軸12の軸心を 挟んで互いに対向的に形成されるが、そのうち、油路24はフランジ12a側に 油孔として形成され、また油路25は中間軸12のスラストプレート20と接す る端面12bに油溝として形成され、スラストプレート20との間で油路が構成 される。
【0008】 上記構成になる本考案潤滑構造は、前記歯車列10の回転時前記中間ギヤ16 ほかにはヘリカルギヤのためスラスト力が発生するが、中間ギヤ16では前記潤 滑油路23に送油された潤滑油が中間ギヤ12のメタル15内面を潤滑しつつ、 前記噴出油路24、25から噴出して厚い油膜を形成し、中間ギヤ16の倒れに よるスラストワッシャ22のカジリの発生を未然に防止する。
【0009】
本考案歯車列の潤滑構造は、駆動軸から中間軸を経て被動軸へヘリカルギヤに より動力を伝達する歯車列における前記中間軸に、該軸により支持する中間ギヤ 内径部への潤滑油路と、該油路に連結してスラスト発生時中間ギヤが側面部材と 接触する方向へ潤滑油を噴出せしめる噴出油路を設けたので、前記歯車列の駆動 に伴い発生したスラスト力により中間ギヤが倒れ側面部材と接触したときも、前 記接触部所に形成した厚い油膜によりスラストワッシャ等の側面部材のカジリを 未然に防止できる効果がある。
【図1】本考案歯車列の潤滑構造を持つ歯車列の断面図
【図2】本考案潤滑構造を備えた中間軸の側面図及び正
面図
面図
【図3】従来の潤滑構造を備えた中間軸の側面図及び正
面図 10;歯車列 11;駆動軸 12;第1の中間軸 13;第2の中間軸 14;駆動ギヤ 15;メタルの短腕 16;第1中間ギヤ 18;第2中間ギヤ 19;被動ギヤ 20;スラストプレート 22;スラストワッシャ 23;潤滑油路 24、25;噴出油路。
面図 10;歯車列 11;駆動軸 12;第1の中間軸 13;第2の中間軸 14;駆動ギヤ 15;メタルの短腕 16;第1中間ギヤ 18;第2中間ギヤ 19;被動ギヤ 20;スラストプレート 22;スラストワッシャ 23;潤滑油路 24、25;噴出油路。
Claims (1)
- 【請求項1】
力を伝達する歯車列における前記中間軸に、該軸により
支持する中間ギヤ内径部への潤滑油路と、該油路に連結
してスラスト発生時中間ギヤが側面部材と接触する方向
へ潤滑油を噴出せしめる噴出油路を設けたことを特徴と
する歯車列の潤滑構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992081430U JP2571837Y2 (ja) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | 歯車列の潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992081430U JP2571837Y2 (ja) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | 歯車列の潤滑構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656556U true JPH0656556U (ja) | 1994-08-05 |
| JP2571837Y2 JP2571837Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=13746166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992081430U Expired - Fee Related JP2571837Y2 (ja) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | 歯車列の潤滑構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571837Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013124979A1 (ja) * | 2012-02-22 | 2013-08-29 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | ターニング装置、および、回転機械 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS634462U (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-12 |
-
1992
- 1992-10-31 JP JP1992081430U patent/JP2571837Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS634462U (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-12 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013124979A1 (ja) * | 2012-02-22 | 2013-08-29 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | ターニング装置、および、回転機械 |
| JPWO2013124979A1 (ja) * | 2012-02-22 | 2015-05-21 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | ターニング装置、および、回転機械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2571837Y2 (ja) | 1998-05-20 |
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