JPH0656613B2 - 機械翻訳システム - Google Patents

機械翻訳システム

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JPH0656613B2
JPH0656613B2 JP61113710A JP11371086A JPH0656613B2 JP H0656613 B2 JPH0656613 B2 JP H0656613B2 JP 61113710 A JP61113710 A JP 61113710A JP 11371086 A JP11371086 A JP 11371086A JP H0656613 B2 JPH0656613 B2 JP H0656613B2
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千秋 青山
茂美 中里
秀樹 平川
真家 天野
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は機械翻訳システムに関する。
(従来の技術) 近年、コンピュータを利用して入力原文を自動的に機械
翻訳するシステムが注目されている。この機械翻訳シス
テムは、基本的には入力原文を形態解析、構文解析する
などして語(句)等所定の処理単位に区分し、その処理
単位毎に翻訳辞書を検索して対応する訳語(訳語句)を
見い出し、これを所定の訳文規則に従って結合してその
訳文を得るように構成されている。
ところが、自然言語についてはいまだに意味解釈技術が
充分確率されていないこともあって、適切な訳文を確実
に得ることははなはだ困難である。このため依然として
オペレータが適切な訳文に編集する必要性が残ってい
る。
例えば、原文の解釈上係り受け関係が複数考えられ、オ
ペレータの期待する係り受け関係を持つ翻訳結果を得ら
れなかった場合、オペータは係り受けの単語をそれぞれ
指定することにより、システムが自動的にその係り受け
関係に従い再翻訳し適切な訳文を得ていた。
(発明の解決しようとする問題点) 上記の機械翻訳システムにおいて、原語が句構造を持つ
英語などの言語の場合は係り受けの単語を指定するだけ
で概念構造が決定され適切な訳文を得ることができる
が、格構造を持つ日本語等の言語の場合は係り受けの単
語の指定だけでは曖昧性が解消されず、期待する結果が
得られない場合がある。例えば、日英機械翻訳システム
において、「これは、彼の本です。」という日本文を英
文に翻訳する場合を考える。“彼の”という文節は「彼
の所有している」または「彼の作成した」という2つの
意味にとれる。従ってそれぞれの訳文は「This is his
book.」、「This is the book by him.」となり、オペ
レータの期待する訳文を得るためには、“彼の”という
曖昧な表現をせず、「彼の所有している」または「彼の
作成した」というような明確で唯一の解釈だけが可能な
表現に直して翻訳しなければならなかった。上記の例で
は、“彼の”という文節はどちらの解釈でも“本です”
に係り、係り先の指定では適切な訳文を得ることができ
ない。このため“彼の”という文節が“本です”に対し
てもつ関係(格関係)、即ち所有であるのか作成である
のかを明確にする必要があった。この原文の表現を唯一
の解釈だけが可能な表現に直す作業は、非常に面倒であ
り、経験を要するので、オペレータに大きな負担をかけ
ていた。
本発明は簡易な構成で、オペレータの編集操作の簡略化
を図り、簡易に適切な翻訳結果を得ることができる機械
翻訳システムを提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては、入力部
と、前記入力部を介して入力された原文を単語単位に区
切り、翻訳辞書を検索し各単語の文法属性を調べる形態
素解析部と、前記形態素解析部により調べられた各単語
の構文上の接続関係を調べ、構文上考えられる接続関係
を抽出する構文解析部と、前記構文解析部により抽出さ
れた接続関係情報から格関係を調べて記憶し、その格関
係を目標言語の格関係に変換する構造変換部と、この目
標言語の格関係情報に基づき訳文を生成する訳文生成部
と、前記原文及び訳文を表示する表示部と、前記表示部
に表示された訳文の編集時、複数の格関係をとりうる原
文の文節が前記入力部を介して指定されると、その文節
の格関係を明確にするために、前記構造変換部に記憶さ
れている格関係情報を調べ、前記指定された文節の格関
係情報を前記表示部を介して表示させる格検索部と、前
記入力部介して、その格関係情報の1つが選択されるこ
とにより、選択された格関係情報に従う再翻訳を前記構
造変換部に促す格変換部とを具備することを特徴とする
機械翻訳システムを提供する。
(作用) このように構成されたものにおいて、表示部に表示され
た訳文を編集する際、複数の格関係をとりうる原文の文
節が入力部を介して指定されると、格検索部はその文節
の格関係を明確にするために、構造変換部に記憶されて
いる格関係情報を調べる。そして、指定された文節の格
関係情報を表示部に表示させる。ここで、入力部を介し
てその格関係情報の1つが選択されると、格変換部は、
選択された格関係情報に従う再翻訳を構造変換部に促
す。そして構造変換部は再翻訳をし、更に、訳文生成部
が適切な訳文を生成する。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面によって説明する。第1図
は本発明の実施例である日英機械翻訳システムの全体ブ
ロック図である。このシステムは、キーボードからなる
入力部1、原文としてキー入力された日本語文を記憶す
る原文記憶部2、訳文としての入力日本語文に対応する
英文を記憶する訳文記憶部3、本システム全体を制御す
る編集制御部4、翻訳処理を実行する翻訳部5、翻訳処
理に利用する知識情報を収容した翻訳辞書6、原文や英
文などの表示を制御する表示制御部7、表示部8及び原
文や訳文などを清書してハードコピーとして出力するた
めの印刷部9とにより構成されている。
第2図は、入力部1のキー配列を示す図である。入力部
1は日本語文入力用の文字キーに加えて以下の各種キー
を備えている。
翻訳指示キー :100 編集キー :101〜106 機能キー :110〜118 カーソルキー :130〜133 その他のキー 第3図は表示部8の画面のレイアウトを示す図である。
入力原文は画面左側の原文表示領域に表示される。翻訳
処理の結果得られた訳文は画面右側の訳文表示領域でそ
の原文と対応する位置に表示される。また画面上部の編
集領域は各種編集に必要な情報を表示するために用いる
ことが出来る。
第4図は編集制御部4による対話翻訳処理の流れを示す
フローチャートである。対話翻訳処理では原文の入力と
対応する訳文の編集制御をオペレータが適宜に行うこと
ができる。編集制御部4は、ステップS1〜S5におい
て、入力部1からなんらかのキー入力があるか、あるい
は翻訳部5から翻訳完了信号を受けているかを監視して
おり、なんらかのキー入力があった場合にそれに対応す
る処理を行う。
オペレータが機能キーのいずれかを操作した場合、ステ
ップ5によりこれを検知し、ステップS12でその機能
キーに対応した処理を行う。
オペレータがカーソルキー130あるいはその他の制御
キーを操作した場合、ステップS1〜S5を介してステ
ップS13でキー操作に対応したカーソルの移動のため
の処理やその他の処理を行う。
オペレータが文字キーを操作して原文を入力すると、ス
テップS3で各文字キーが検知された後、対応する文字
コードが順次編集制御部4の(図示しない)入力バッフ
ァにセットされる(ステップS8)。この入力原文は表
示制御部7を介して表示部8の原文表示領域に表示され
る(ステップS9)。オペレータが任意の時点で例えば
一文の入力が終了したとき、翻訳指示キー100を打鍵
すると、ステップS2でこのキーが検知され、編集制御
部4は翻訳部5に対し入力バッファ内の原文を供給し、
翻訳処理の開始を指示する(ステップS10)。なお、
原文入力の途中で訂正・挿入・削除等の入力編集が必要
な場合には、カーソルキーにより所望の編集箇所へカー
ソルを移動した後、挿入キー101、削除キー102な
どの編集キーを用いてこれを行うことができる。
第5図は翻訳部5における翻訳処理の流れを示すフロー
チャートである。文節解析部(S51)では、入力原文
に対し、辞書検索部(S52)より得た単語と付属語接
続・活用語尾変化辞書6aを用いて文節単位に変換す
る。辞書検索部(S52)では、入力原文を構成し得る
単語を単語辞書6bを検索し求める。また、その品詞や
訳語などの情報も合わせて求める。解析制御部(S5
3)は、訳文の候補を構文解析部に送る処理を行う。構
文解析部(S54)は、解析文法6cを使って訳文候補
の構文を解析し、まだ、意味的に曖昧性を内在させた構
造を生成する。解析に失敗した場合は解析制御部に戻
る。意味解析部(S55)は、意味解析文法6dを使っ
て解釈の曖昧性をなくした日本語の構造を生成する。構
造変換部(S56)は、変換文法6eを使って日本語の
構造を英語に変換する。棄却された場合は、構文解析部
に戻る。構文生成部(S57)は、生成文法6fに従っ
て英語の構造から英語の語順を決定し単語列に変換す
る。形態素生成部(S58)は、形態素生成文法6gに
より単語の語尾などを変化させて本訳文を完成させる。
以上のそれぞれの処理部は、処理を始めた時点で信号を
編集制御部4に出力する。
再び第4図において、編集制御部4はステップS1で上
記翻訳完了信号を検知すると、ステップ7に進み、翻訳
部5から得られた訳文候補及び補助情報を表示制御部7
に送り訳文を表示させる(ステップ7)。表示制御部7
は上記訳文候補を訳文表示領域内において入力原文(画
面左側)と対応する位置に表示するとともに、補助情報
がある場合には、その訳語を高輝度または反転表示する
ことによりオペレータがその旨識別できるようにしてい
る。
この状態から、編集キーの打鍵があると、編集制御部4
はステップ4でこれを検知し、このときカーソルで指示
されている語または句に対して各キーに対応した編集処
理を行う(ステップS11)例えば、挿入キー101の
操作により、カーソル位置の前に文字を挿入する。削除
キー102の操作により、カーソルが指示している範囲
の文字列を削除する。移動キー103の操作により、カ
ーソルが指示している範囲を移動する。取り消しキー1
04の操作により、キー101、102、103の効果
を無効にする。
尚、機能キーにより以下の機能を実現できる。訳語表示
キー110の操作により、訳文中の語に対して訳語を表
示できる。辞書表示キー111の操作により、現文中の
語に対して辞書を表示できる。辞書登録キー112の操
作により、新語・熟語の登録ができる。辞書削除キー1
13の操作により、辞書登録により登録された語・熟語
の削除を行うことができる。部分訳キー114の操作に
より、翻訳が失敗したときにその部分訳を表示させる。
係り受け変更キー115の操作により、原文中の語に対
してその格関係を表示できる。
また、キーソルキーとしては、カーソルをそれぞれ各方
向に移動させるカーソル移動キー130、カーソルが移
動する単位を切り替える単位切り替えキー131、各表
示領域間にカーソルを移動させるための領域間移動キー
132、カーソルのサイズを文字単位に縮小または語単
位に拡大するための拡大縮小キーなどで構成されてい
る。
従って、オペレータは原文の入力と、その訳文の編集処
理とを適宜行いながら対話的に翻訳文を得ることができ
る。
以上のように構成されたシステムにおいて、更に係り受
け変更の処理について第6図(A)(B)に示したフロ
ーチャートを参照しながら詳細に説明する。まず、オペ
レータが表示部8に表示された原文を見て、係り受け変
更または格関係変更したい文節にカーソルを移動し(6
01)、係り受け変更キー115を押下する(602)
と、編集制御部4は翻訳部5の意味解析部(S55)に
記憶されたいる格関係情報を検索する(604)。
ここで、意味解析部(S55)が生成する格関係情報につい
て第8図を参照しながら詳細に説明する。例えば「私は
彼と映画を見た。」という原文を翻訳する場合、形態素
解析、構文解析した後、意味解析部(S55)には「見
=映画=彼=私」という動詞を中心とした接続関係情報
が送られてくる。ここで解釈の曖昧性をなくした日本語
の構造を生成するわけであるが、この原文の場合2通り
の構造が考えられる。第8図(A)では「映画を見た
()」、「彼と一緒に見た()」、「私は見た
()」、という構造を示しており、第8図(B)では
「映画を見た()」、「彼と映画()」、「私は見
た()」、という構造を示している。(A)と(B)
と比較すると、とが異なり、「彼と」という文節の
格関係が2つ考えられることを示している。意味解析部
(S55)ではこのように格関係を考慮して日本語の構
造を生成し記憶する。構造が複数考えられる場合には、
いずれか1つを翻訳させる。
再び第6図に戻り、意味解析部(S55)に記憶されている
格関係が複数存在する場合(605)、編集制御部4は
表示部8にそれら複数の格関係を表示させる(60
6)。ここで、オペレータにより入力部1を介していず
れか1つの格関係が選択指示される(607)と、編集
制御部4はもとの格関係と同一か否か判断し(60
8)、同一でない場合には処理を進める。次に編集制御
部4は係り先が複数あるか否か判断し(609)、複数
ある場合、それらの係り先の単語を高輝度にして表示さ
せる。そして、オペレータにより入力部1を介して係り
先の単語が指定される(610)と、編集制御部4は指
示された単語が係り先として適当であるか判断し(61
1)、適当である場合、係り受けを変更する(61
2)。一方609において係り先が1つである場合、6
12おいて格関係を変更する。編集制御部4は以上のよ
うにして変更した結果は表示部8を介して表示させ(6
13)、係り受け変更処理が終了する。
以下、第7図に示した係り受け変更処理における表示画
面を示す図を用いて、オペレータの操作及び格関係の表
示方法について説明する。上述した「私は彼と映画を見
た。」という原文を翻訳した例をとりあげて説明する。
まず、翻訳が終わると原文と訳文が表示される(S7
1)。オペレータはこの訳文を見て、「彼といっしょに
映画を見た。」という訳文を「『彼と映画』を見た。」
という訳文に変更したい場合、カーソルを「彼と」に移
動し、係り受け変更キーを押すと、編集領域に「彼と」
の“と”がもつ格関係が表示される(S72)。ここ
で、最初の訳文において、“と”は「いっしょ」という
意味で解釈されているため「いっしょ」にマーカーがつ
いている。オペレータはカーソルキーを操作することに
よりマーカーを「そして」に移動させ、確認キーを押す
(S73)。このことにより、再翻訳され、適切な翻訳
結果を得る(S74)。
上述してきたように、本実施例では係り受け変更時、単
に係り受けの単語を指定するだけでは曖昧性が解消され
ないという日本語の格構造に注目し、この格関係をオペ
レータにわかりやすい表現で表示するので、オペレータ
は直観的に原文の格関係を把握することができ、編集操
作が容易になる。
[発明の効果] 本発明によれば、係り受け変更をする際、オペレータの
編集操作の簡略化を図り、簡易に適切な翻訳結果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図に示した入力部のキー配列を示す図、第3図は第
1図に示した表示部の画面レイアウトを示す図、第4図
は第1図に示した編集制御部の処理の流れを示すフロー
チャート、第5図は第1図に示した翻訳部による処理の
流れを示すフローチャート、第6図(A)及び(B)は
編集制御部による係り受け変更処理の流れを示すフロー
チャート、第7図は第6図に示した係り受け変更処理に
おける表示画面を示す図、第8図は第1図に示した翻訳
部により生成される格関係を示す図である。 1:入力部、2:原文記憶部 3:翻訳記憶部、4:編集制御部 5:翻訳部、6:翻訳辞書 7:表示部、8:印刷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 真家 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−90268(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力部と、前記入力部を介して入力された
    原文を単語単位に区切り、翻訳辞書を検索し各単語の文
    法属性を調べる形態素解析部と、前記形態素解析部によ
    り調べられた各単語の構文上の接続関係を調べ、構文上
    考えられる接続関係を抽出する構文解析部と、前記構文
    解析部により抽出された接続関係情報から格関係を調べ
    て記憶し、その格関係を目標言語の格関係に変換する構
    造変換部と、この目標言語の格関係情報に基づき訳文を
    生成する訳文生成部と、前記原文及び訳文を表示する表
    示部と、前記表示部に表示された訳文の編集時、複数の
    格関係をとりうる原文の文節が前記入力部を介して指定
    されると、その文節の格関係を明確にするために、前記
    構造変換部に記憶されている格関係情報を調べ、前記指
    定された文節の格関係情報を前記表示部を介して表示さ
    せる格検索部と、前記入力部を介して、その格関係情報
    の1つが選択されることにより、選択された格関係情報
    に従う再翻訳を前記構造変換部に促す格変換部とを具備
    することを特徴とする機械翻訳システム。
JP61113710A 1986-05-20 1986-05-20 機械翻訳システム Expired - Lifetime JPH0656613B2 (ja)

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JP61113710A JPH0656613B2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20 機械翻訳システム

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JP61113710A JPH0656613B2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20 機械翻訳システム

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Publication Number Publication Date
JPS62271062A JPS62271062A (ja) 1987-11-25
JPH0656613B2 true JPH0656613B2 (ja) 1994-07-27

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ID=14619195

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61113710A Expired - Lifetime JPH0656613B2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20 機械翻訳システム

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