JPH0656716B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH0656716B2 JPH0656716B2 JP30048788A JP30048788A JPH0656716B2 JP H0656716 B2 JPH0656716 B2 JP H0656716B2 JP 30048788 A JP30048788 A JP 30048788A JP 30048788 A JP30048788 A JP 30048788A JP H0656716 B2 JPH0656716 B2 JP H0656716B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hygroscopic agent
- moisture
- magnetic disk
- housing
- relative humidity
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク装置に係り、特にHDA内の水
蒸気を吸収する吸湿剤を有する磁気ディスク装置におい
て、HDA内の低湿度化に好適な除湿方式に関する。
蒸気を吸収する吸湿剤を有する磁気ディスク装置におい
て、HDA内の低湿度化に好適な除湿方式に関する。
従来、ヘッドとディスクを密封した構造の固定磁気ディ
スク装置(ウィンチェスタ・ディスク装置)では、微小
なホコリを嫌うため、ディスクとヘッド・アームを一体
化してハウジング内に密封する。この一体化したヘッド
とディスクをヘッド・ディスク・アセンブリ(HDA)と
いう。しかし、内外気の圧力調整のため、ヘッド・ディ
スク・アセンブリ(HDA)には、微小穴が設けられてお
り、完全密封構造にすることができない。また、記録媒
体として塗布媒体を使用した場合にはヘッドの吸着等を
防止するために低湿度化する必要があり、薄膜金属媒体
(メッキ媒体やスパッタ媒体)を使用した場合には磁性
体が非酸化物であるので、腐食しやすいという問題があ
る。したがって、ディスクを収めるHDA(密閉ハウジ
ング)内の低湿度状態を維持するため、HDA(密閉ハ
ウジング)内に乾燥剤を収容したケース等を配置する構
造としている。
スク装置(ウィンチェスタ・ディスク装置)では、微小
なホコリを嫌うため、ディスクとヘッド・アームを一体
化してハウジング内に密封する。この一体化したヘッド
とディスクをヘッド・ディスク・アセンブリ(HDA)と
いう。しかし、内外気の圧力調整のため、ヘッド・ディ
スク・アセンブリ(HDA)には、微小穴が設けられてお
り、完全密封構造にすることができない。また、記録媒
体として塗布媒体を使用した場合にはヘッドの吸着等を
防止するために低湿度化する必要があり、薄膜金属媒体
(メッキ媒体やスパッタ媒体)を使用した場合には磁性
体が非酸化物であるので、腐食しやすいという問題があ
る。したがって、ディスクを収めるHDA(密閉ハウジ
ング)内の低湿度状態を維持するため、HDA(密閉ハ
ウジング)内に乾燥剤を収容したケース等を配置する構
造としている。
最近の傾向として、磁気ディスク装置は、高速化,大容
量化,小型化の要求が高く、それに伴ない、狭スペース
で十分な低湿度状態を維持できる除湿方式が望まれる。
量化,小型化の要求が高く、それに伴ない、狭スペース
で十分な低湿度状態を維持できる除湿方式が望まれる。
この種の技術としては、例えば特開昭62−26686
号公報に記載のように、吸湿剤をそれぞれ流路抵抗を変
えた2個の吸湿剤ケースに収容し、HDA内の低湿度状
態を一定に維持する方式が知られている。
号公報に記載のように、吸湿剤をそれぞれ流路抵抗を変
えた2個の吸湿剤ケースに収容し、HDA内の低湿度状
態を一定に維持する方式が知られている。
上記従来技術は、使用する吸湿剤の吸湿特性や使用量に
ついて考慮がされておらず、高温時に相対湿度を一定に
保つように、流路抵抗の少ない通気孔を有するケースに
納められた吸湿剤の放湿作用が働き、絶対湿度の上昇を
招くという問題がある。また、それにより流路抵抗の大
きい通気孔を有するケースに納められた吸湿剤の寿命を
縮めるという問題が生じる。
ついて考慮がされておらず、高温時に相対湿度を一定に
保つように、流路抵抗の少ない通気孔を有するケースに
納められた吸湿剤の放湿作用が働き、絶対湿度の上昇を
招くという問題がある。また、それにより流路抵抗の大
きい通気孔を有するケースに納められた吸湿剤の寿命を
縮めるという問題が生じる。
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、高温
時に流路抵抗の少ない通気孔を有するケースに納められ
た吸湿剤の放湿作用による絶対湿度の上昇を抑制可能と
し、流路抵抗の大きい通気孔を有するケースに納められ
た第1の吸湿剤の使用量の低減による除湿部分の狭スペ
ース化,長寿命化を可能とする磁気ディスク装置を提供
することにある。
時に流路抵抗の少ない通気孔を有するケースに納められ
た吸湿剤の放湿作用による絶対湿度の上昇を抑制可能と
し、流路抵抗の大きい通気孔を有するケースに納められ
た第1の吸湿剤の使用量の低減による除湿部分の狭スペ
ース化,長寿命化を可能とする磁気ディスク装置を提供
することにある。
上記目的を達成するため、本発明の磁気ディスク装置
は、微小孔を有する空間容積V(l)の密閉ハウジング内
に湿気を吸収する吸湿剤を有する磁気ディスク装置にお
いて、飽和吸湿率の異なる第1の吸湿剤と第2の吸湿剤
を有し、前記第1の吸湿剤を水蒸気の拡散抵抗の大きい
ケースに納めて具備するとともに、前記装置の周囲の相
対湿度が70%の時と50%の時との飽和吸湿率の差Δ
qが、前記相対湿度が50%以下での飽和吸湿率より大
きい前記第2の吸湿剤を質量(0.001〜0.02)
V/Δq(g)使用し、水蒸気の拡散抵抗の小さいケース
に納めて具備することに特徴がある。
は、微小孔を有する空間容積V(l)の密閉ハウジング内
に湿気を吸収する吸湿剤を有する磁気ディスク装置にお
いて、飽和吸湿率の異なる第1の吸湿剤と第2の吸湿剤
を有し、前記第1の吸湿剤を水蒸気の拡散抵抗の大きい
ケースに納めて具備するとともに、前記装置の周囲の相
対湿度が70%の時と50%の時との飽和吸湿率の差Δ
qが、前記相対湿度が50%以下での飽和吸湿率より大
きい前記第2の吸湿剤を質量(0.001〜0.02)
V/Δq(g)使用し、水蒸気の拡散抵抗の小さいケース
に納めて具備することに特徴がある。
本発明においては、装置の周囲温度が安定的な場合、空
間容積V(l)の密閉ハウジング内は微小孔および第1の
吸湿剤により、相対湿度が低湿度で一定に保たれる。そ
の周囲温度が急激に低下し相対湿度が上昇した場合は第
2の吸湿剤が働く。本第2の吸湿剤は、低湿度状態(相
対湿度50%以下)での飽和吸湿率より相対湿度70%
と50%での飽和吸湿率の差Δqが大きいため、その質
量を(0.001〜0.02)V/Δq(g)とすること
により、周囲温度の急激な上昇時に第2の吸湿剤が放湿
する水蒸気の量を制限し、著しい絶対湿度の上昇を防
ぐ。
間容積V(l)の密閉ハウジング内は微小孔および第1の
吸湿剤により、相対湿度が低湿度で一定に保たれる。そ
の周囲温度が急激に低下し相対湿度が上昇した場合は第
2の吸湿剤が働く。本第2の吸湿剤は、低湿度状態(相
対湿度50%以下)での飽和吸湿率より相対湿度70%
と50%での飽和吸湿率の差Δqが大きいため、その質
量を(0.001〜0.02)V/Δq(g)とすること
により、周囲温度の急激な上昇時に第2の吸湿剤が放湿
する水蒸気の量を制限し、著しい絶対湿度の上昇を防
ぐ。
以下、本発明の一実施例を、図面により詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の密
閉ハウジングの断面図であり、第2図は本実施例で使用
する第1および第2の吸湿剤の吸湿特性を示す図であ
る。また、第1図では、本発明の特徴的な除湿(吸湿)
に係る部分のみを示したものであり、ハウジングに当然
収容される磁気ヘッドおよび磁気ディスク等については
省略している。したがって、以下では、除湿(吸湿)に
ついて詳細に説明する。
閉ハウジングの断面図であり、第2図は本実施例で使用
する第1および第2の吸湿剤の吸湿特性を示す図であ
る。また、第1図では、本発明の特徴的な除湿(吸湿)
に係る部分のみを示したものであり、ハウジングに当然
収容される磁気ヘッドおよび磁気ディスク等については
省略している。したがって、以下では、除湿(吸湿)に
ついて詳細に説明する。
空間容積V(l)のハウジング1の一部には、水蒸気の拡
散抵抗を大きくした微小孔2が設けられており、外気と
の圧力調整を行っている。また、ハウジング1内には、
第2図に示すような吸湿特性を示す第1の吸湿剤3と質
量(0.001〜0.02)V/Δq(g)の第2の吸湿
剤4がケース5に納められている。さらに、ケース5に
は、ハウジング1内の吸湿剤による汚染を防ぐためのフ
ィルタ6および第1の吸湿剤3がハウジング1内の水分
を吸湿するための拡散抵抗の大きな吸湿孔7が設けてあ
る。なお、本実施例中では、その使用量が微量であるこ
とから、第1の吸湿剤3を収めるケース5に、第2の吸
湿剤4が付設可能となっている。したがって、除湿部分
の狭スペース化が図れる。
散抵抗を大きくした微小孔2が設けられており、外気と
の圧力調整を行っている。また、ハウジング1内には、
第2図に示すような吸湿特性を示す第1の吸湿剤3と質
量(0.001〜0.02)V/Δq(g)の第2の吸湿
剤4がケース5に納められている。さらに、ケース5に
は、ハウジング1内の吸湿剤による汚染を防ぐためのフ
ィルタ6および第1の吸湿剤3がハウジング1内の水分
を吸湿するための拡散抵抗の大きな吸湿孔7が設けてあ
る。なお、本実施例中では、その使用量が微量であるこ
とから、第1の吸湿剤3を収めるケース5に、第2の吸
湿剤4が付設可能となっている。したがって、除湿部分
の狭スペース化が図れる。
本実施例によれば、ハウジング1の周囲またはハウジン
グ1内の温度が安定的な場合、ハウジング1外部より微
小孔2を通して拡散したきた水蒸気は、吸湿孔7を通し
て第1の吸湿剤3が吸湿する。この時のハウジング1内
の相対湿度を微小孔2と吸湿孔7の拡散抵抗の調節によ
り、常に50%以下に保つようにする。この時、第2の
吸湿剤4は飽和状態であり、(0.001〜0.02)
V・q50/Δq(g)の水分を吸湿していることになる。
グ1内の温度が安定的な場合、ハウジング1外部より微
小孔2を通して拡散したきた水蒸気は、吸湿孔7を通し
て第1の吸湿剤3が吸湿する。この時のハウジング1内
の相対湿度を微小孔2と吸湿孔7の拡散抵抗の調節によ
り、常に50%以下に保つようにする。この時、第2の
吸湿剤4は飽和状態であり、(0.001〜0.02)
V・q50/Δq(g)の水分を吸湿していることになる。
次に温度が急激に低下した場合、ハウジング1内の相対
湿度が上昇し始めるが、第2の吸湿剤4の飽和吸湿率は
相対湿度50%以上で急激に高くなるため、吸湿を始め
る。ハウジング1内の相対湿度を70%以下に保つため
には、第2の吸湿剤4の量は、温度安定時のハウジング
1内の水分量h(g)の時、h/Δq(g)以上としなければ
ならない。しかし、第2の吸湿剤4の量が多すぎると、
急激な温度上昇時、温度安定時に吸湿した水分を放湿し
絶対湿度の著しい上昇を招く。
湿度が上昇し始めるが、第2の吸湿剤4の飽和吸湿率は
相対湿度50%以上で急激に高くなるため、吸湿を始め
る。ハウジング1内の相対湿度を70%以下に保つため
には、第2の吸湿剤4の量は、温度安定時のハウジング
1内の水分量h(g)の時、h/Δq(g)以上としなければ
ならない。しかし、第2の吸湿剤4の量が多すぎると、
急激な温度上昇時、温度安定時に吸湿した水分を放湿し
絶対湿度の著しい上昇を招く。
本実施例では、前記の如く第2の吸湿剤4が吸湿してい
る水分量は、(0.001〜0.02)V・q50/Δq
(g)であり、放湿による著しい絶対湿度の上昇は生じな
い。このため、第1の吸湿剤3の長寿命化を少量の吸湿
剤にて可能とする。なお、装置の一般使用環境下では、
湿度安定時のハウジング1内の絶対湿度は第3図の湿り
空気線図より絶対湿度は、0.001〜0.02(kg/k
g)程度となることが推定され、この時の空気中の水分
の密度は約0.001〜0.02(g/l)となる。よっ
て、ハウジング1内の水分量h(g)は、 0.001V≦h≦0.02V となる。
る水分量は、(0.001〜0.02)V・q50/Δq
(g)であり、放湿による著しい絶対湿度の上昇は生じな
い。このため、第1の吸湿剤3の長寿命化を少量の吸湿
剤にて可能とする。なお、装置の一般使用環境下では、
湿度安定時のハウジング1内の絶対湿度は第3図の湿り
空気線図より絶対湿度は、0.001〜0.02(kg/k
g)程度となることが推定され、この時の空気中の水分
の密度は約0.001〜0.02(g/l)となる。よっ
て、ハウジング1内の水分量h(g)は、 0.001V≦h≦0.02V となる。
因みに、吸湿孔の拡散抵抗は、その孔の面積に反比例
し、長さに比例する。また、飽和吸湿率は、吸湿剤の周
囲の相対湿度に対する吸湿剤と吸湿した水分の質量比、
つまり以下のような関係にある。
し、長さに比例する。また、飽和吸湿率は、吸湿剤の周
囲の相対湿度に対する吸湿剤と吸湿した水分の質量比、
つまり以下のような関係にある。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、密閉ハウジング
内の相対湿度を低く保つとともに、著しい絶対湿度の上
昇を防ぐことができる。また、これより、吸湿剤の長寿
命化,少量化が可能となる。
内の相対湿度を低く保つとともに、著しい絶対湿度の上
昇を防ぐことができる。また、これより、吸湿剤の長寿
命化,少量化が可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の密
閉ハウジングの断面図、第2図は本発明の実施例におけ
る第1および第2の吸湿剤の吸湿特性を示す図、第3図
は湿り空気線図である。 1:ハウジング、2:微小孔、3:第1の吸湿剤、4:
第2の吸湿剤、5:ケース、6:フィルタ、7:吸湿
孔。
閉ハウジングの断面図、第2図は本発明の実施例におけ
る第1および第2の吸湿剤の吸湿特性を示す図、第3図
は湿り空気線図である。 1:ハウジング、2:微小孔、3:第1の吸湿剤、4:
第2の吸湿剤、5:ケース、6:フィルタ、7:吸湿
孔。
フロントページの続き (72)発明者 小口 光彦 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 山浦 悟 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 松下 敏男 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 瀬谷 徳寿 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内
Claims (1)
- 【請求項1】微小孔を有する空間容積V()の密閉ハ
ウジング内に湿気を吸収する吸湿剤を有する磁気ディス
ク装置において、飽和吸湿率の異なる第1の吸湿剤と第
2の吸湿剤を有し、前記第1の吸湿剤を水蒸気の拡散抵
抗の大きいケースに納めて具備するとともに、前記装置
の周囲の相対湿度が70%の時と50%の時との飽和吸
湿率の差Δqが、前記相対湿度が50%以下での飽和吸
湿率より大きい前記第2の吸湿剤を質量(0.001〜
0.02)V/Δq(g)使用し、水蒸気の拡散抵抗の小
さいケースに納めて具備することを特徴とする磁気ディ
スク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30048788A JPH0656716B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30048788A JPH0656716B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02148492A JPH02148492A (ja) | 1990-06-07 |
| JPH0656716B2 true JPH0656716B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=17885401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30048788A Expired - Fee Related JPH0656716B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0656716B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2601999B2 (ja) * | 1994-07-29 | 1997-04-23 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | ディスクドライブ装置 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP30048788A patent/JPH0656716B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02148492A (ja) | 1990-06-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |