JPH0657953B2 - 遮水膜壁の施工法 - Google Patents

遮水膜壁の施工法

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JPH0657953B2
JPH0657953B2 JP2004811A JP481190A JPH0657953B2 JP H0657953 B2 JPH0657953 B2 JP H0657953B2 JP 2004811 A JP2004811 A JP 2004811A JP 481190 A JP481190 A JP 481190A JP H0657953 B2 JPH0657953 B2 JP H0657953B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地下ダム、廃棄物処理場の遮水壁、ダムの遮
水壁等の施工で、遮水シートを使用する遮水膜壁の施工
法に関する。
〔従来の技術〕
遮水壁の構築には従来、薬液注入工法、コンクリート置
換工法、原位置攪拌混合工法などが用いられる。
しかし、薬液注入工法や原位置攪拌混合工法等ではその
構築面積(容積)が広くなるため、施工性やコスト面で
不利であり、コンクリート置換工法にしてもひび割れ等
を考慮してやはりその構築面積を広くする必要がある。
この問題を解決するものとして、近年では遮水シートを
溝に挿入して遮水壁を構築する遮水膜壁工法が行われて
いる。この工法によれば、遮水シートにより、構築面積
を小さくしても高い遮水性を確保できる。
第4図はかかる遮水膜壁工法の概要を示すもので、特開
昭64-80624号公報や特開平1-121491号公報にあるような
チェーンカッターでトレンチ掘削して帯状溝1を形成
し、この帯状溝1内に遮水シート2を挿入し、その隙間
にモルタル等の充填材3を流し込む。
該遮水シート2としては、不織布を芯材としてこれにゴ
ムアスファルトをコーテングした数ミリ厚さのシートが
最適であり、図示のごとくロールになっている状態から
帯状溝1に引き出していく。
また、モルタル等の充填材3の充填はトレミー管等で行
えばよい。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記遮水シート2は連続性を持たせるために
端部に継手部2aを設け、この継手部2a同士を接合す
る必要がある。
この継手部2aの接合方法としては、従来相互に熱融着
したり、接着剤を継手面に塗布したりしているが、熱融
着では大掛かりな装置を必要とするものであり、接着剤
を継手面に塗布する方法ではこの面に貼られた離型紙を
溝1内で剥がし、かつ接合する作業が大変である。
また、水中や泥水中では使用できなかったりする。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、簡単かつ
確実に遮水シートの接続が得られる遮水膜壁工法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、帯状溝内に遮水シー
トを挿入し、その周囲隙間に充填材を充填する遮水膜壁
の施工法において、遮水シート端部の継手部は比較的簡
単に破れる袋体に形成し、その中に自着性のある接着剤
を充填し、帯状溝内に遮水シートを挿入後、重なる継手
部同士を外部から押圧して袋体を破断することで接着剤
を押し出して接着することを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、遮水シートの継手部同士は重ね合わ
せ、かつ外部から押圧するだけでよく、熱を加えたり、
離型紙を剥がす作業が不要となるので施工性が大幅に向
上する。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の遮水膜壁工法の実施例を示す斜視図、
第2図は同上平面図で、先に、本発明で使用する遮水シ
ートについて説明すると、遮水シート2は従来と同じく
不織布を芯材としてこれにゴムアスファルトをコーテン
グした数ミリ厚さのシートであるが、端部の継手部2a
はこれを比較的簡単に破れる袋体に形成し、その中に自
着性のあるアスファルト系の接着剤6を充填するように
した。
この継手部2aは相互に触れ合い、もしくは重ね合わせ
るだけでは、いわゆる“かぜひき状態”で接着すること
のないものである。
次に、このような遮水シート2を用いる本発明工法を説
明する。
特開昭64-80624号公報や特開平1-121491号公報にあるよ
うなチェーンカッターで掘削して帯状溝1を形成し、こ
の帯状溝1内に遮水シート2を挿入する点は前記従来例
と同一である。
遮水シート2は帯状溝1内で継手部2aがラップする
が、遮水シート2は帯状溝1内で継手部2aがラップす
るが、第3図に示すようにその外側に土木シート4によ
る筒体を配設し、この土木シート4内にモルタル5を流
し込んで膨らませれば、これが継手部2a同士を外部か
ら押圧して継手部2aの袋が破れ、内部の接着剤6が出
て継手部2a同士を接着する。
このように遮水シート2同士を接続した後、遮水シート
2の外周と帯状溝1との隙間にモルタル等の充填材3を
充填する。
なお、継手部2a同士を外部から押圧する方法として
は、鋼板等で挟み込んで、機械的に行う方法も考えられ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の遮水膜壁工法は、帯状溝内に
遮水シートを挿入し、その周囲隙間をモルタル等の充填
材で充填する場合において、遮水シートの端部はラップ
させて押圧するるだけでよく、従来の熱融着や離型紙を
剥がしての作業が省略されるので、大掛かりな機械等も
いらず、また水中や泥水等でも影響がなく、施工性が大
幅に向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遮水膜壁工法の第1実施例を示す1工
程の斜視図、第2図は同上平面図、第3図は同上次工程
の平面図、第4図は従来例を示す斜視図である。 1…帯状溝 2…遮水シート、2a…継手部 3…充填材、4…土木シート 5…モルタル、6…接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状溝内に遮水シートを挿入し、その周囲
    隙間に充填材を充填する遮水膜壁の施工法において、遮
    水シート端部の継手部は比較的簡単に破れる袋体に形成
    し、その中に自着性のある接着剤を充填し、帯状溝内に
    遮水シートを挿入後、重なる継手部同士を外部から押圧
    して袋体を破断することで接着剤を押し出して接着する
    ことを特徴とした遮水膜壁の施工法。
JP2004811A 1990-01-12 1990-01-12 遮水膜壁の施工法 Expired - Fee Related JPH0657953B2 (ja)

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