JPH0657990B2 - 格子枠組構造体 - Google Patents

格子枠組構造体

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JPH0657990B2 JP62041211A JP4121187A JPH0657990B2 JP H0657990 B2 JPH0657990 B2 JP H0657990B2 JP 62041211 A JP62041211 A JP 62041211A JP 4121187 A JP4121187 A JP 4121187A JP H0657990 B2 JPH0657990 B2 JP H0657990B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は嵌挿後埋没するようにした接手金具を使用し
て、合理的に格子組みができ、組立強度を高めると共に
美観に優れた面格子状の枠組体が構成できる、格子枠組
構造体に関する。
発明の背景と問題点: 近時建築物の内外に装飾性を考慮して、格子状の棚や仕
切り体が使用される度合が多くなつている。このような
格子状枠組構造体は、その構造上交叉する部分の接合手
段が容易でないから、加工に手数を要し、そのわりに体
裁もよくない。特に部材を平面的に揃えるようにしよう
とするには、1本の長い部材に対して交叉する他方の部
材は短かいものを、溶接もしくはねじ接手のような手段
で組み合わせる方式になるため、組み立て後の強度も比
較的高くない。また組み立てる作業にも手間どるから高
価につく。さらに従来の方式によれば格子形成用の部材
として丸棒(丸パイプを含む)や角棒(角パイプ)を使
用し、とくに角棒の場合その平面を揃えることになつて
全体として平凡なものとなり、装飾性に乏しい。
解決しようとする問題点: このように従来実用化されている格子状枠組構造体は、
手数を要して、しかも美感を高めるには難点があつたも
のを、簡単な組立構造にして、加工性を著しく向上させ
ると共に、仕上り外観が美麗なものにすることができ、
仕切り体のみならず、その他の構造物にも利用すること
が可能なように構成できる格子枠組構造体を提供するこ
とにある。
発明の構成: 本発明による格子枠組構造体は、複数本の等長の格子構
成部片をそれら格子構成部片の稜線が表面に突出するよ
うにして縦横に組むとともに、これら格子構成部片の端
縁同士をそれら格子構成部片の内部に嵌挿される接手に
より接合してなる格子枠組構造体に係るものであって、 前記格子構成部片は、角形パイプ状の基幹部の両端部が
対向する二つの稜線を基準にして両側へ切削形成される
とともに、その切削角度が隣接する他の格子構成部片の
切削角度に等しく、かつ、先端角度が90゜になるよう
にされ、 前記接手は、四方に突き出し前記格子構成部片の中空部
に嵌挿係止できる外形寸法の接合片を有するとともに、
一の接合片の両側に隣接する各接合片が直線をなすよう
にされ、かつ、前記接合片の稜線により形成される角度
が、前記格子構成部片の組合せ時にそれら格子構成部片
の端縁同士の接合により形成される角度と一致するよう
にされている ことを特徴とするものである。
本発明における格子構成部片としては、四角形または六
角形の角形パイプを使用することが好ましい。
この格子構成部片にはアルミニウム・アルミニウム合金
(必要に応じて合成樹脂でもよい)などの押し出し型を
使って成形できる材料のものを使用すれば、単なる角形
断面のもののみならず、稜線部分乃至その隣接部にフィ
ン状のリブを一体に突設したり、格子空間を閉じる板材
の嵌め込み溝を設けたりして、特徴のある格子を形成す
ることができる。その場合、リブの一部には切り抜き模
様を付したりすることができる。
本発明における接手としては、格子構成部片の中空部断
面にほぼ合致する外形の角棒を2片、両者の軸心が中央
で交叉する状態に組合せ、天地左右に稜線が位置する形
状のものとし、交叉から両端までの間で、先端部近傍に
は嵌合容易なようにテーパーを付したものが用いられ
る。
この接手は例えばダイキャストにて4本の接合片を一体
に成形したもの、あるいは中央部で稜線間を所定寸法切
欠いた2個の接続片を、それぞれの切欠き部で組み合わ
せて両者の横向き稜線が同一面になるようにして形成し
たもの、さらに格子構成部片の内部コーナーに係合する
突条部を備えた異形断面、例えば各挿入部断面が十字形
をしたものであってもよい。
また、面格子を構成するために、周囲に枠体を組むに際
し、この部分に挿入して係止するための接手としては、
格子構成部片の中空部に挿入し得る断面で、軸線に沿つ
て半分に分断した形状のものを、交叉させるようにし
て、枠体の内部に挿入される部分に対し格子構成部片内
挿入部分側の稜線に沿つた一部を削つて段差が生じるよ
うにしたものにする。このようにしておけば、枠体側に
は接手の挿入部以外に開口した部分がない状態で組立得
る。
さらに、枠体と面格子構成の部片端との接手としては、
Y字状に形成し、その二叉部分は格子構成部片側に、残
りの部分が枠体内に、それぞれ挿入して組立られる構造
のものがある。
なお、必要に応じて接手は合成樹脂製であつてもよい。
合成樹脂製とする場合、カーボン繊維入り・耐熱性の高
い樹脂・或いはポリカーボネート樹脂のように耐衝撃性
の高い樹脂を使用することが好ましい。
実施例: 以下本発明を実施例図により詳述すれば、次の通りであ
る。
第1図乃至第8図に示すのは、四角形のパイプを使用し
て組立構成する面格子に関するものであり、最も基本的
なものである。
本発明における格子枠組構造体(1)は、格子構成部片(1
0)として使用する角形パイプの稜線が引き立つように組
立ており、該格子構成部片(10)はすべて等しい長さのも
のを使用している。この格子構成部片(10)の両端部(11)
(11)は、基準とする稜(12)(12)の両側を、格子間に形成
される空間(2)が正四角形とする場合、45゜の角度で削
ぎ落した形状にしてある。したがつて交叉角θが、たと
えば60゜であると、一端は基準の稜(12)線から一方を30
゜として、他方を60゜となるように切削し、他端は逆に
なるように切削したものを使用する。交叉角θに対応し
て端部(11)(11)は切削した角の和が90゜になるよう形成
する(第1図および第2図参照)。そのためこの格子構
成部片(10)の両端部(11)(11)は側面からみると、上下2
つの稜線部が突出し、その両側位置の稜線部は切込まれ
た状態になつている(第3図参照)。
このように形成した格子構成部片(10)を接続して枠組す
るための接手(20)は、第4図に示すような構造である。
前記格子構成部片(10)によつて組合わされる格子の形状
に合わせ、接合片(21)を稜線が相互に接合するようにし
て十字状に一体成形したものであり、四方に突き出す各
接合片(21)の基部(22)外形は、嵌め合せる格子構成部片
(10)の内形にほぼ合致する寸法形状とし、該接合片(21)
の各端部(22′)は格子構成部片(10)内へ挿入容易なよ
う先細り勾配を付した形状にしてある。この接手(20)は
アルミニウム・アルミニウム合金・その他の成形容易な
金属または機械的強度の高い合成樹脂にて作られる。各
接合片(21)の交叉角θは目的とする格子の交叉角と等し
くしておくことはもちろんである。
なお、接手としては上記したような一体成形したものの
ほかに、第5図及び第6図にて示すように、所要長さの
角棒状の接続片(25)を、丁度その中央部分で角形断面の
対角間を、該対角間の寸法より僅かに広い区間で平に切
欠き部(26)を形成し、この切欠き部(26)の隣接部分を適
宜量残して、先端部(25′)が前記接手(20)と同様に先
細り勾配にしたものとし、このような接続片(25)を2個
切欠き部(26)同士を嵌め合せて、接手(20′)として使
用することもできる。
格子を組立るに際しては、用意された格子構成部片(10)
を接手(20)(または(20′))の各接合片(21)に、それ
ぞれ端部(22′)の切削ぎ部分が隣接して接合するよう
に組合わせる。格子構成部片(10)端部(11)は接合片(21)
の基部(22)に被嵌して、両者の内外形がしつくりと嵌め
合うことにより、ぐらつくことなく接続され、接手(20)
は部片(10)の内部に埋没状態で組合わされる。このよう
にして所要の大きさの格子を組立れば、その周囲に、予
め用意した外枠(30)と組合わせて、面格子を構成する。
外枠(30)と各格子構成部片(10)の端とは、たとえばY形
に形成された接手片(15)を使用し、その接手片(15)の2
片(15′)(15′)は前記具体例の接手における接合片(2
1)と同様のものにして、残りの脚片(15″)は枠部材(3
1)に設けた孔(32)に嵌挿するようにし、該枠部材(31)は
端部で別途接手金具(図示省略)により、周知の手段で
他の枠部材と接続し、分解しないように枠(30)を形成す
る。(第7図参照) このようにして組立られた格子は、第1図にその一部を
図示するように、格子面に稜線が位置して、立体感のあ
る、そして交叉部は稜線で結ばれた美麗なものが得られ
る。また格子構成部片は短かいものを順次接手によつて
組合わせて、格子面を形成するが、前記したように、接
手と部片とは比較的密嵌合にできるので、安定し、しか
も最外部を枠部材によつて押えられた状態とすることに
より、一体的に枠組み構成される。
なお、接手(20′)として2個の接続片(25)(25)を交叉
して組合わせたものを使用したときも、両接続片(25)(2
5)の切欠き部(26)同士の嵌め合せ部は、その上に被さる
格子構成部片(10)端部(11)によつて、挟み込まれた状態
となり、2個の部品を接手とするも、組立後は一体的に
保持され、支障なく格子を構成できる。
また、枠部材との始末を行なう個所においては、たとえ
ば第8図に示すように断面三角形で半片状の接手片(17)
を2個交叉するようにして使用するのであり、この接手
片(17)の稜線部上半部を適宜量切削して段(17′)が付
くようにし、この半片状の接手片(17)は枠部材(31)の部
材開口部に嵌まる蓋部材(33)に所定のピツチで穿孔した
孔(34)に、切削ぎによる段(17′)が係合して外脱しな
い状態で外枠(30)から突き出し、この突出した接手片(1
7)に対して格子構成部片(10)を嵌め合せて組立るように
する。このようにすれば外枠(30)を組立た状態で格子部
との間に開口溝が形成されず美麗に仕上る。そして組立
時も接手片の挿入が容易にでき、便利である。
以上は四角形パイプによる格子枠組構造体について説明
したが、この角形パイプは六角形であつてもよい。この
場合横向きの部分が稜線になることなく、平面部が対向
する。このような形状は任意に決められる。しかし、格
子組みした面には稜線が出るようにしておくことが好ま
しい。
得られた製品は接手と各格子構成部片との組合わせ状態
において、各接合部では芯に接手の接合片(接続片)が
配されて被嵌している格子構成部片の端面が相互に当接
状態にあるから、組合わせによるもほぼ一体化し、格子
構造は稜線が格子面方向に向けてあるので、平面的に外
力を加えても変形することなく強度の高いものとなる。
次に本発明の別態様のものについて述べる。第9図及び
第10図に示すのは、格子構成部片(10′)として、四
角形断面の角パイプに、その横位置にて比較的幅広のリ
ブ(13)を、両側に突出したものを使用している。当然こ
の格子構成部片(10′)は、アルミニウム・アルミニウ
ム合金のような押し出し成形によつて得られる材料のも
のである。このような格子構成部片(10′)にても、両
端部は前記実施例の場合と同様にし、もちろんリブ(13)
の部分も切除する。格子組みのための接手についても前
記したものを使用する。
このようなリブ付き格子構成部片(10′)を使用した格
子構造では、空間部(3)が狭められ、特異なものが得ら
れる。したがつて、リブ(13)を広くして、その一部に切
り抜き模様を形成したなれば、さらに装飾性が高まり、
美麗なものとなる。
また、第11図及び第12図にて示すように、格子構成
部片(10″)として、前記具体例のリブに代えて、溝(1
4)が形成されるよう所要の間隔をおいて両側に、それぞ
れ2条の突条(14′)を設けた形状にすれば、格子組み
する際、各格子構成部片(10″)により囲まれる空間部
に対し、合成樹脂板またはガラスなど透光性を有する切
り板(40)を、その周囲を溝(14)に嵌めて組立ることがで
きる。このようにすることで、より一層装飾性の高い面
格子が得られる。格子の組立については、第1の実施例
と同様である。
以上に述べたような構成にすることで、建物の内部・外
部を問わず、建材として使用できる。
なお、本発明の格子状枠組構造体は、建材的な用途以外
の物品の芯材としても使用できる。
接手としては前記したように、格子構成部片(10)(第1
の実施例のもので代表する)の中空部に嵌挿する際、そ
のコーナー部分に係合する形状であれば、断面角形の接
合片以外のものでもよく、たとえば第13図に例示する
如く各コーナー部に位置する断面クロス形の接手(2
0″)であつてもよい(たとえば六角形に対してはその
各コーナー、または三つのコーナーに対応する形状でよ
い)。
発明の効果: 本発明によれば、角形パイプを所定の寸法に揃えて、こ
れらのパイプを格子構成部片として、その内部に嵌挿す
る接手により、格子組みし、この組合わせ個所では接手
を芯にして相互に端面が突き合うよう接続したことで、
簡単な構造でもつて強固な格子枠組構造体とすることが
でき、この際格子構成部片の稜線が格子面に表われるよ
うにしたことで格子の強度を高めることができると共
に、表面にほこりがつきにくく、また、格子面に当たる
光線の具合で稜線を強調して装飾性を高めることができ
て美的効果が著しく向上し、低廉で有用な構造体を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明格子枠組構造体の基本型のものを一部斜
視図で示す。第2図は格子の交叉部を切欠いて示す平面
図、第3図は格子構成部片の側面図、第4図は接手の一
例斜視図、第5図は接手の別例斜視図、第6図は組合わ
せ型の接手用接続片を示す図、第7図は外枠部と格子構
成部片との連結部分を示す一部切断断面図、第8図(a)
(b)は外枠部と格子構成部との連結部分を示す切断面図
である。第9図は格子枠組構造体の別実施例一部正面
図、第10図は第9図の格子構成用部片の断面図、第1
1図は格子空間部に板片を嵌め込んだ他の実施例の一部
を示す図、第12図は第11図に示す格子構成部片の断
面図、第13図は接手の別例斜視図である。 (1)……格子枠組構造体、(2)……空間 (10)(10′)(10″)……格子構成部片、(12)……稜 (11)……格子構成部片の端部、(13)……リブ (14)……板保持用の溝、(14′)……突条 (15)(17)……接手片、(20)(20′)(20″)……接手 (21)……接合片、(22)……接合片の基部 (25)……接続片、(26)……切欠き部 (30)……外枠、(32)(34)……接手片挿入孔 (40)……切り板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の等長の格子構成部片をそれら格子
    構成部片の稜線が表面に突出するようにして縦横に組む
    とともに、これら格子構成部片の端縁同士をそれら格子
    構成部片の内部に嵌挿される接手により接合してなる格
    子枠組構造体であって、 前記格子構成部片は、角形パイプ状の基幹部の両端部が
    対向する二つの稜線を基準にして両側へ切削形成される
    とともに、その切削角度が隣接する他の格子構成部片の
    切削角度に等しく、かつ、先端角度が90゜になるよう
    にされ、 前記接手は、四方に突き出し前記格子構成部片の中空部
    に嵌挿係止できる外形寸法の接合片を有するとともに、
    一の接合片の両側に隣接する各接合片が直線をなすよう
    にされ、かつ、前記接合片の稜線により形成される角度
    が、前記格子構成部片の組合せ時にそれら格子構成部片
    の端縁同士の接合により形成される角度と一致するよう
    にされている ことを特徴とする格子枠組構造体。
  2. 【請求項2】前記格子構成部片は四角形または六角形の
    角形パイプである特許請求の範囲第1項記載の格子枠組
    構造体。
  3. 【請求項3】前記格子構成部片は基幹が角形パイプで、
    その基幹の両外側部にフィン状のリブを一体に突設して
    なる形状である特許請求の範囲第1項記載の格子枠組構
    造体。
  4. 【請求項4】前記リブの一部に切り抜き模様が付されて
    いる特許請求の範囲第3項記載の格子枠組構造体。
  5. 【請求項5】前記格子構成部片は基幹が角形パイプで、
    その基幹の両外側部に格子空間を閉じる板材の嵌め込み
    溝が設けられている特許請求の範囲第1項記載の格子枠
    組構造体。
  6. 【請求項6】前記接手は4本の接合片を一体に成形した
    ものである特許請求の範囲第1項記載の格子枠組構造
    体。
  7. 【請求項7】前記接手は中央部で稜線間を所定寸法切欠
    いた2個の接続片を、それぞれの切欠き部で組み合わせ
    て両者の横向き稜線が同一面になるようにして形成され
    る特許請求の範囲第1項記載の格子枠組構造体。
  8. 【請求項8】前記接手は前記格子構成部片の内部コーナ
    ーに係合する突条部を備えた異形断面に成形されている
    特許請求の範囲第1項、第6項または第7項のいずれか
    に記載の格子枠組構造体。
  9. 【請求項9】前記接手は断面三角形で半片状の2個の接
    手片を交叉して形成される特許請求の範囲第1項記載の
    格子枠組構造体。
  10. 【請求項10】前記2個の接手片には稜線部上半部を切
    削することによりそれぞれ段部が形成され、これら段部
    が枠部材の開口部に嵌まる蓋板材の孔に係合されること
    によりその蓋部材に前記接手が取り付けられる特許請求
    の範囲第9項記載の格子枠組構造体。
JP62041211A 1987-02-23 1987-02-23 格子枠組構造体 Expired - Fee Related JPH0657990B2 (ja)

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JPH0323024Y2 (ja) * 1985-04-10 1991-05-20
JPH0237998Y2 (ja) * 1985-07-12 1990-10-15

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