JPH065862Y2 - 複合フィルム製造装置 - Google Patents

複合フィルム製造装置

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JPH065862Y2
JPH065862Y2 JP1988139957U JP13995788U JPH065862Y2 JP H065862 Y2 JPH065862 Y2 JP H065862Y2 JP 1988139957 U JP1988139957 U JP 1988139957U JP 13995788 U JP13995788 U JP 13995788U JP H065862 Y2 JPH065862 Y2 JP H065862Y2
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勉 鈴木
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフラットダイを使った複合樹脂フィルム・シー
ト等(以下、単に複合フィルムという。)の製造装置に
関する。
(従来の技術) 第9図、第10図および第11図に従来の複合ダイ用ア
ダプタの1例を示す。図において61は公知の複合ダイで
あり、また62,63,64は各押出機に接続する接続導管で、
各押出機65,66,67より押出される溶融樹脂を複合Tダイ
61へ導入するためのものであり、片側を押出機前面に、
他端を複合Tダイ61に各樹脂供給導管62′,63′,64′
を介してボルト等(図示せず)により締結されている。
各供給導管62′,63′,64′より複合Tダイ61に供給さ
れた樹脂は巾方向に拡げられた後に積層され、スリット
68を経て出口69より押出される。なお、65,66,67は公知
の押出機で、シート(又はフィルム)にする樹脂を混練
押出しするものである。
さて、押出機65,66,67より夫々押出された溶融樹脂は、
接続導管62から樹脂供給導管62′へ、接続導管63から樹
脂供給導管63′へ、接続導管64から樹脂供給管64′へと
夫々流れ、Tダイ61の各導入口へ導入される。そして、
1つの樹脂供給管62′の流路62aよりTダイ61に供給さ
れた溶融樹脂は、ダイ内の導入路62bを経てダイマニホ
ールド62cへ入り、巾方向に拡げられてスリット62dへ導
入される。
また、他の2つの樹脂供給導管63′,64′の各流路63a,
64aよりTダイ61に導入された夫々の溶融樹脂は、夫々
ダイ内の導入路63b,64bを経てダイマニホールド63c,64c
へ入り、巾方向に拡げられてスリット63d,64dへ導入さ
れる。各スリット62d,63d,64dへ導入された溶融樹脂
は、ダイ内の共通スリット68へ入ると同時に積層され、
ダイ出口69より吐出されて冷却ロール70を経て成形され
る。
(考案が解決しようとする課題) こうしたTダイによる複合フィルム製造装置では、第1
1図に示す如きエアギャップ(L寸法)が存在し、こ
のエアギャップが大きい場合には、ネックイン量の増
大、耳部の厚み不同、耳部の成形不安定等の要因となる
ため、前記エアギャップを最小限にすることが求められ
ている。
一方、エアギャップを小さくして行くと、フィルム引取
角αが大きくなり、これが限界を超えるとダイ吐出口に
樹脂の滞留による劣化物が発生し、これがフィルムに付
着して製品としての価値を失う等の不具合が発生する。
また、吐出される樹脂の種類によってはフィルム引取角
αを零に近づけないと前記劣化物の付着が著しくなる例
もある。
ところで、従来の複合ダイに於いては、第9図〜第11
図に示す如くダイ61の向きは固定されており、前記エア
ギャップの調整は専ら冷却ロール70の位置変更にのみ依
存せざるを得ず、所望するエアギャップ及び引取角αを
得ようとしても十分な調整が出来ないのが現状である。
従って本考案は樹脂導入口を複数もつ複合Tダイに用い
た複合フィルム製造装置においても、樹脂の引取角を最
適に調整し得ると共に、ダイの吐出口と冷却ロールの樹
脂接触点間のエアギャップを適正な値に調整することを
可能にする複合Tダイ部の構造を提供しようとするもの
である。
(課題を解決するための手段) このため、本考案は溶融樹脂の複数の導管と、複数の溶
融樹脂導入口をもつと共に同導入口から導入された各溶
融樹脂を薄状に拡げて積層し、長細い吐出口から積層フ
ィルムとして吐出するダイと、同ダイから吐出される積
層フィルムを冷却する冷却ロールとからなる複合フィル
ムの製造装置において、前記ダイを前記吐出口に平行す
る軸線を中心に回転可能にすると共に、ダイの回転軸線
上で前記導管の一部を回転可能にすることを構成とし、
これを上記課題を解決手段とするものである。
(作用) ダイを吐出口に平行する軸線上で回転させ、その取付角
度を任意に設定する。このとき、樹脂導管に対してもダ
イの回転は自在であり、フィルムの引取角度αを最適に
設定することが出来る。また、この操作をロールの位置
を変更する操作と組合せると、より小さなエアギャップ
の設定を可能にし、 (1)ネックイン量の減少 (2)成形安定化 (3)耳部の厚み増加の減少 (4)劣化物の付着減少 につながり、安定した成形を可能にする。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図に本考案の実施例である複合フィルム製
造装置の要部を示す。
これらの図に於いて、101はダイ102から吐出されたフィ
ルムで、冷却ロール103によって冷却固化される。図示
以外の部分は実質的に従来と同様の構造をもつ。第2図
(a)と第2図(b)に示す例は、共にダイ102の回動軸と同
一軸線上で、かつダイ102の側方で各樹脂供給導管及び
/又は接続導管が回転する本考案の異なる実施例を示
す。
ここでは第2図(a)を中心に説明する。
ダイ102の複数の樹脂導入口120,121,122をダイ2の巾方
向端部側に設け、対応する溶融樹脂供給管104,105,106
をこれらの開口部に取付け、夫々を押出機との各接続導
管110,111,112に接続する。この接続は中央の樹脂供給
管104をルーズフランジ107を介して樹脂導入口120の開
口部に、また他の接続導管111,112をルーズフランジ10
8,109を介して対応する樹脂供給管105,106に夫々軸線X
−X上で回転可能に接続する。従って、後者の2つの樹
脂供給管105,106の樹脂流路は中央の樹脂供給管104の樹
脂流路に対し一直線上に並ぶように屈曲して形成され
る。また、ダイ102の巾方向他端面には前記軸線X−X
上に回転軸118を取付け、同回転軸118と前記中央の樹脂
供給管104を共に軸受113,114に取付けて、ダイ102自体
を回転可能で、かつ任意の位置で固定できるようにして
いる。即ち、軸受113,114には図示せぬ固定装置が取付
けられている。
ダイ102の回転角度を調節するときは、各軸受113,114の
固定装置(図示せず)、並びに樹脂供給管104と各接続
導管111,112の各取付用ルーズフランジ107,108,109を緩
めてダイ102を回転させ、所定の角度に設定後、再度固
定する。
本操作によりフィルム101の引取角度αを零にする場
合、ダイ102を第4図の二点鎖線に示す如く回動させる
と、接続導管110,111,112、各供給管104,105,106等は各
ルーズフランジ107,108,109の部分でダイ102の回動を許
容し、その位置を変更することなく、或いは接続導管等
を交換することなく成形が可能となる。
この際エアギャップLが大となりフィルム101のバタつ
き等の不具合を生じる場合は、必要に応じて冷却ロール
103を移動させてエアギャップ距離を短くする。
以上、説明した如く第2図(a)に示す例では3種類の樹
脂を積層して3層の複合フィルムを製造する場合である
が、第2図(b)に示す例は2種類の樹脂を使って3層の
複合フィルムを製造する場合の実施例であり、同図中11
4,115,116は夫々第2図(a)の104,105,106の部分に相当
する。
上記2つの実施例は、既述した如く樹脂供給管又は接続
導管をダイ102の巾方向端面に接続している例である
が、第5図〜第8図に示す実施例は複数の樹脂流入口を
ダイ102の上部に設け、これに樹脂供給管を接続すると
共に、樹脂供給管や接続導管の接続部における相対的な
回転をダイ102の回動軸と同一軸線上でなさしめる場合
の例である。
なお、本実施例において第1図〜第4図に示した部分に
対応する部分には同一の符号を付してある。
第5図は本実施例装置の要部を上方から視た平面図、第
6図は同装置を正面から視た要部断面図、第7図は同装
置を側方から視た要部拡大断面図、第8図は同装置のダ
イ102を回動したときの状態説明図である。
本実施例装置では、ダイ102の上面に複数の樹脂導入口1
20,121,122を同一直線上で開口させ、その各開口部に樹
脂供給管104,105,106を夫々接続固定する。同樹脂供給
管104,105,106の各上端部側面には対応する各接続導管1
10,111,112の端部側面が夫々回転自在に接続される。そ
して、各接続部において夫々の樹脂流路が連通して、ダ
イ102の各樹脂流路に通じている。
また、ダイ102の上部巾方向両端には、上端に回転軸118
を固設した吊具119が固設され、同回転軸118は固定軸受
113に支持され、その配設位置は前記各管の接続回転部
と同一直線上にある。
本実施例においても、第1図〜第4図に示した実施例と
同様に、ダイ102を回転軸118を中心に回動させると、こ
れに伴って各樹脂供給管104,105,106も各接続導管110,1
11,112との接続部を中心に回動する。ダイ102の回動角
度の調節は、軸受113の図示せぬ固定装置、樹脂供給管1
04,105,106と接続導管110,111,112とを締付ける図示せ
ぬ締付ボルトを緩めて、ダイ102を回転軸118を中心に回
動させ、所定の角度に設定した後、改めて固定する。
従って、本実施例にあっても、第7図及び第8図に示す
如く、部品の交換等をすることなしにフィルム101の引
取角αを零にすることが可能であり、冷却ロール103の
移動調整と相俟って引取角αとエアギャップを適当な値
に調整することが可能となる。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案によると、ダイを吐出口
に平行する軸線上で回転させることにより、その取付角
度を任意に設定することができ、またその時樹脂導管に
対してもダイの回転は自在である。従って本考案による
と、複合フィルム成形時の引取角と、エアギャップの設
定を同時に可能とし、これが (1)ネックイン量の減少、 (2)耳部肉厚増大の減少、 (3)ダイ吐出口の劣化物の付着防止 等につながり、その結果、 (1)エアギャップ内におけるフィルムの挙動が安定し、
厚み変動の減少等安定した成形が可能となる。
(2)ネックイン量が減少して耳部の厚み増加が減るの
で、製品の取巾が増え収率が向上する。
(3)引取角αが調整出来るので、ダイ吐出口での劣化物
の付着が減少し、不良製品の発生防止と共に品質の向上
が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的な実施例の要部を示す正断面
図、第2図は異なる導管配列を示す第1図のA−A断面
図、第3図は第1図のB−B断面図、第4図は同実施例
によるダイ角度の変更状態を説明する側面図、第5図は
本考案の他の実施例装置を示す平面図、第6図は第5図
のC−C断面図、第7図は同D−D断面図、第8図は同
実施例によるダイ角度の変更状態を説明する側面図、第
9図は従来の複合フィルム製造装置の一例を示す平面
図、第10図は同側面図、第11図は第9図のE−E断
面図である。 図の主要部分の説明 101……フィルム 102……ダイ 104,105,106,114,115,116……樹脂供給(導)管 107,108,109……ルーズフランジ 110,111,112……接続導管 118……回転軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融樹脂の複数の導管と、複数の溶融樹脂
    導入口をもつと共に同導入口から導入された各溶融樹脂
    を薄状に拡げて積層し、長細い吐出口から積層フィルム
    として吐出するダイと、同ダイから吐出される積層フィ
    ルムを冷却する冷却ロールとからなる複合フィルムの製
    造装置において、前記ダイを前記吐出口に平行する軸線
    を中心に回転可能にすると共に、ダイの回転軸線上で前
    記導管の一部を回転可能にすることを特徴とする複合フ
    ィルム製造装置。
JP1988139957U 1988-10-28 1988-10-28 複合フィルム製造装置 Expired - Lifetime JPH065862Y2 (ja)

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JP1988139957U JPH065862Y2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 複合フィルム製造装置

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JP1988139957U JPH065862Y2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 複合フィルム製造装置

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JPH0261634U JPH0261634U (ja) 1990-05-08
JPH065862Y2 true JPH065862Y2 (ja) 1994-02-16

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JP1988139957U Expired - Lifetime JPH065862Y2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 複合フィルム製造装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115549A (ja) * 1974-07-31 1976-02-07 Tokyo Shibaura Electric Co

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JPH0261634U (ja) 1990-05-08

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