JPH0659025B2 - トランジスタの保護回路 - Google Patents
トランジスタの保護回路Info
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- JPH0659025B2 JPH0659025B2 JP60202843A JP20284385A JPH0659025B2 JP H0659025 B2 JPH0659025 B2 JP H0659025B2 JP 60202843 A JP60202843 A JP 60202843A JP 20284385 A JP20284385 A JP 20284385A JP H0659025 B2 JPH0659025 B2 JP H0659025B2
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 32
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トランジスタを異常電流による破壊から保
護するトランジスタの保護回路に係り、特に、トランジ
スタの二次降伏破壊からの保護に関する。
護するトランジスタの保護回路に係り、特に、トランジ
スタの二次降伏破壊からの保護に関する。
第3図に示すトランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧
VCE−コレクタ電流IC 特性において、電圧降伏(一次
降伏:a領域)後、さらに電圧を増加させると、電圧、
電流点で低抵抗領域(b領域)へ移行する現象(二次降
伏)が生じる(佐藤、吉田著「ICトランジスタ回路の
信頼性設計」日刊工業新聞社発行P96〜P115 に記
載)。
VCE−コレクタ電流IC 特性において、電圧降伏(一次
降伏:a領域)後、さらに電圧を増加させると、電圧、
電流点で低抵抗領域(b領域)へ移行する現象(二次降
伏)が生じる(佐藤、吉田著「ICトランジスタ回路の
信頼性設計」日刊工業新聞社発行P96〜P115 に記
載)。
二次降伏現象は、トランジスタの一部が何等かの原因に
よって他の部分より温度が上昇すると、その部分に流れ
る電流が増加し、その結果、その部分の電力損失が増加
し、累積的に温度が上昇する。このような現象が持続的
に繰り返されると、局部的に高い温度の領域(hot spot)
ができ、トランジスタが破壊されることになる。なお、
第3図において、IC1は一次降伏以前のコレクタ電流、
IC2は二次降伏以後のコレクタ電流を示す。
よって他の部分より温度が上昇すると、その部分に流れ
る電流が増加し、その結果、その部分の電力損失が増加
し、累積的に温度が上昇する。このような現象が持続的
に繰り返されると、局部的に高い温度の領域(hot spot)
ができ、トランジスタが破壊されることになる。なお、
第3図において、IC1は一次降伏以前のコレクタ電流、
IC2は二次降伏以後のコレクタ電流を示す。
そこで、トランジスタの安全動作領域を測定する場合、
第4図に示すように、トランジスタ2のコレクタ・エミ
ッタ間に可変直流電源4を、エミッタ抵抗6、トランジ
スタ2の保護回路としてスイッチ8および異常電流検出
回路(D)10を直列に接続して行っている。そして、
可変直流電源4を可変して任意の電圧VCCを印加した場
合に、入力端子12、14間にパルス電圧Viを印加す
るとともに、出力端子16、18間に発生するトランジ
スタ2のコレクタ・エミッタ間電圧VCEを測定して安全
動作領域を判定する。この場合、異常電流検出回路10
は、第3図の二次降伏に至る異常点cの電流を検出し、
その検出結果によってスイッチ8を開くことにより、ト
ランジスタ2に流れる異常電流を遮断し、トランジスタ
2を二次降伏による破壊から保護している。
第4図に示すように、トランジスタ2のコレクタ・エミ
ッタ間に可変直流電源4を、エミッタ抵抗6、トランジ
スタ2の保護回路としてスイッチ8および異常電流検出
回路(D)10を直列に接続して行っている。そして、
可変直流電源4を可変して任意の電圧VCCを印加した場
合に、入力端子12、14間にパルス電圧Viを印加す
るとともに、出力端子16、18間に発生するトランジ
スタ2のコレクタ・エミッタ間電圧VCEを測定して安全
動作領域を判定する。この場合、異常電流検出回路10
は、第3図の二次降伏に至る異常点cの電流を検出し、
その検出結果によってスイッチ8を開くことにより、ト
ランジスタ2に流れる異常電流を遮断し、トランジスタ
2を二次降伏による破壊から保護している。
このような二次降伏などの異常領域への突入による破壊
からトランジスタ2を保護する場合、異常電流検出回路
10の異常点の検出精度が低い場合やスイッチ8の動作
速度が遅い場合には、トランジスタ2を破壊に至らしめ
るおそれがある。
からトランジスタ2を保護する場合、異常電流検出回路
10の異常点の検出精度が低い場合やスイッチ8の動作
速度が遅い場合には、トランジスタ2を破壊に至らしめ
るおそれがある。
そこで、この発明は、トランジスタの異常領域への突入
による破壊から確実に保護できるトランジスタの保護回
路の提供を目的とする。
による破壊から確実に保護できるトランジスタの保護回
路の提供を目的とする。
この発明のトランジスタの保護回路は、第1図及び第2
図に例示するように、保護すべきトランジスタ(2)に
直列に接続されて前記トランジスタに流れる電流を電圧
に変換する第1の抵抗(20)と、前記トランジスタに
直列に接続され、遮断時、前記トランジスタに流れる電
流を遮断する第1のトランジスタ(26、28)と、ベ
ース・エミッタ間にダイオード(34、36)が接続さ
れるとともに、前記第1の抵抗に発生した電圧をベース
・エミッタ間に受け、前記電圧が前記トランジスタの動
作が異常領域に突入する値を超えたとき、導通して定電
流を発生する第2のトランジスタ(32)と、この第2
のトランジスタに直列に接続され、前記トランジスタの
導通時、前記定電流によって異常領域への突入を表す電
圧を発生する第2の抵抗(40)と、この第2の抵抗に
発生した電圧を受けて前記第1のトランジスタのベース
に導通に必要な電圧を発生し、前記第1のトランジスタ
を遮断させて保護すべき前記トランジスタに流れる電流
を遮断させるスイッチング回路(動作切換回路42)と
を備えたことを特徴とする。
図に例示するように、保護すべきトランジスタ(2)に
直列に接続されて前記トランジスタに流れる電流を電圧
に変換する第1の抵抗(20)と、前記トランジスタに
直列に接続され、遮断時、前記トランジスタに流れる電
流を遮断する第1のトランジスタ(26、28)と、ベ
ース・エミッタ間にダイオード(34、36)が接続さ
れるとともに、前記第1の抵抗に発生した電圧をベース
・エミッタ間に受け、前記電圧が前記トランジスタの動
作が異常領域に突入する値を超えたとき、導通して定電
流を発生する第2のトランジスタ(32)と、この第2
のトランジスタに直列に接続され、前記トランジスタの
導通時、前記定電流によって異常領域への突入を表す電
圧を発生する第2の抵抗(40)と、この第2の抵抗に
発生した電圧を受けて前記第1のトランジスタのベース
に導通に必要な電圧を発生し、前記第1のトランジスタ
を遮断させて保護すべき前記トランジスタに流れる電流
を遮断させるスイッチング回路(動作切換回路42)と
を備えたことを特徴とする。
したがって、この発明のトランジスタの保護回路は、第
1図に示すように、保護すべきトランジスタに流れる電
流を電流検出手段としての第1の抵抗によって検出し、
異常判別手段としての第2のトランジスタによって、第
1の抵抗の出力電圧が所定値以上(たとえば、二次降伏
に至る異常点)か否かを判別し、異常領域への突入時、
定電流を発生させその定電流を抵抗に流し、電圧降下に
よって異常領域への突入を表わす出力を発生させ、この
判別出力によってトランジスタを保護するために設置し
た第1のトランジスタを動作させてトランジスタに流れ
る異常電流を遮断し、トランジスタを保護する。
1図に示すように、保護すべきトランジスタに流れる電
流を電流検出手段としての第1の抵抗によって検出し、
異常判別手段としての第2のトランジスタによって、第
1の抵抗の出力電圧が所定値以上(たとえば、二次降伏
に至る異常点)か否かを判別し、異常領域への突入時、
定電流を発生させその定電流を抵抗に流し、電圧降下に
よって異常領域への突入を表わす出力を発生させ、この
判別出力によってトランジスタを保護するために設置し
た第1のトランジスタを動作させてトランジスタに流れ
る異常電流を遮断し、トランジスタを保護する。
そして、この発明のトランジスタの保護回路において、
電流検出手段は、たとえば、抵抗(実施例の抵抗20)
で構成すれば、簡単な構成によってトランジスタに流れ
る電流を検出することができる。
電流検出手段は、たとえば、抵抗(実施例の抵抗20)
で構成すれば、簡単な構成によってトランジスタに流れ
る電流を検出することができる。
また、この発明のトランジスタの保護回路において、異
常判別手段は、たとえば、電流検出手段の出力電圧が所
定値以上になったとき動作して定電流を発生する定電流
回路を成す第2のトランジスタおよびダイオードからな
る回路と、その定電流出力によって電圧降下を生じさせ
る第2の抵抗とによって構成すれば、異常領域への突入
を速たかに判別することができる。
常判別手段は、たとえば、電流検出手段の出力電圧が所
定値以上になったとき動作して定電流を発生する定電流
回路を成す第2のトランジスタおよびダイオードからな
る回路と、その定電流出力によって電圧降下を生じさせ
る第2の抵抗とによって構成すれば、異常領域への突入
を速たかに判別することができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明のトランジスタの保護回路の実施例を
示す。
示す。
第1図において、任意の電圧を設定可能な可変直流電源
4の正極側には、第1の抵抗としての電流検出抵抗20
(以下単に抵抗20という)、および抵抗22を介して
トランジスタ2のコレクタが接続され、また、可変直流
電源4の負極側には、一定の条件によってトランジスタ
2の電流を遮断する電流遮断手段としての電流遮断回路
24を介してトランジスタ2のエミッタが接続されてい
る。抵抗20は、トランジスタ2に流れる電流を電圧に
変換して検出する電流検出手段として設置されたもので
ある。また、電流遮断回路24は、トランジスタ2より
大なる電流能力を持つスイッチング素子としての第1の
トランジスタ26、28からなるベース、コレクタおよ
びエミッタをそれぞれ共通にしたトランジスタ対で構成
されている。
4の正極側には、第1の抵抗としての電流検出抵抗20
(以下単に抵抗20という)、および抵抗22を介して
トランジスタ2のコレクタが接続され、また、可変直流
電源4の負極側には、一定の条件によってトランジスタ
2の電流を遮断する電流遮断手段としての電流遮断回路
24を介してトランジスタ2のエミッタが接続されてい
る。抵抗20は、トランジスタ2に流れる電流を電圧に
変換して検出する電流検出手段として設置されたもので
ある。また、電流遮断回路24は、トランジスタ2より
大なる電流能力を持つスイッチング素子としての第1の
トランジスタ26、28からなるベース、コレクタおよ
びエミッタをそれぞれ共通にしたトランジスタ対で構成
されている。
抵抗20にはトランジスタ2の動作が異常領域に突入し
たことを検出する異常判別回路30が接続されている。
この異常判別回路30は、第2のトランジスタ32、ダ
イオード34、36および抵抗38から定電流回路に第
2の抵抗40を付加したものである。直列回路を成すダ
イオード34、36はトランジスタ32のエミッタ・ベ
ース間に順方向に接続されており、トランジスタ32の
バイアス回路を構成している。即ち、トランジスタ3
2、ダイオード34、36および抵抗38からなる定電
流回路は、トランジスタ2に流れる電流をダイオード3
4、36および抵抗20に流し、トランジスタ2が異常
領域に突入する電流によって発生する電圧をスレッシュ
ホールド電圧に設定している。したがって、トランジス
タ2が異常領域に突入するとき、トランジスタ2は導通
状態に移行し、その導通電流が抵抗40に流れ、異常領
域に突入したことを表す電圧が抵抗40に得られる。
たことを検出する異常判別回路30が接続されている。
この異常判別回路30は、第2のトランジスタ32、ダ
イオード34、36および抵抗38から定電流回路に第
2の抵抗40を付加したものである。直列回路を成すダ
イオード34、36はトランジスタ32のエミッタ・ベ
ース間に順方向に接続されており、トランジスタ32の
バイアス回路を構成している。即ち、トランジスタ3
2、ダイオード34、36および抵抗38からなる定電
流回路は、トランジスタ2に流れる電流をダイオード3
4、36および抵抗20に流し、トランジスタ2が異常
領域に突入する電流によって発生する電圧をスレッシュ
ホールド電圧に設定している。したがって、トランジス
タ2が異常領域に突入するとき、トランジスタ2は導通
状態に移行し、その導通電流が抵抗40に流れ、異常領
域に突入したことを表す電圧が抵抗40に得られる。
定電流による抵抗40に発生した電圧は、その電圧の発
生に応じて電流遮断回路24の動作を切り換えるスイッ
チング回路として動作切換回路42にトリガ入力として
加えられる。動作切換回路42は、抵抗40に電圧が発
生した場合、電流遮断回路24のトランジスタ26、2
8を遮断状態に移行させるために、トランジスタ26、
28のベース電流を解除するとともに、そのベース電位
を低レベルに移行し、また、抵抗40に電圧が発生して
いない場合、トランジスタ26、28にベース電流を供
給し、トランジスタ26、28を導通状態にする。
生に応じて電流遮断回路24の動作を切り換えるスイッ
チング回路として動作切換回路42にトリガ入力として
加えられる。動作切換回路42は、抵抗40に電圧が発
生した場合、電流遮断回路24のトランジスタ26、2
8を遮断状態に移行させるために、トランジスタ26、
28のベース電流を解除するとともに、そのベース電位
を低レベルに移行し、また、抵抗40に電圧が発生して
いない場合、トランジスタ26、28にベース電流を供
給し、トランジスタ26、28を導通状態にする。
以上説明したように、トランジスタ2は、可変直流電源
4による特定の駆動電圧VCCを設定するとともに、入力
端子12にパルス電圧Viを加えることよって導通状態
となる。この場合、異常判別回路30の抵抗40に電圧
が生じていない場合、トランジスタ26、28を導通状
態に維持するベース電流が動作切換回路42から与えら
れ、トランジスタ26、28には、トランジスタ2に流
れる電流が同様に流れる。そして、トランジスタ2に流
れる電流が、たとえば、二次降伏などの異常領域に突入
し、その電流値が異常に増加すると、トランジスタ32
の導通によって抵抗40に定電流による電圧降下が生
じ、この電圧降下によって、動作切換回路42は、トラ
ンジスタ26、28のベース電流を解除する。この結
果、トランジスタ26、28が遮断状態となり、トラン
ジスタ2の電流を解除するため、トランジスタ2は二次
降伏による破壊から保護されることになる。したがっ
て、このような保護回路によれば、安全動作領域を測定
するために、トランジスタ2を二次降伏などの異常領域
に突入させても、その異常状態からトランジスタ2の完
全破壊を防止することができる。
4による特定の駆動電圧VCCを設定するとともに、入力
端子12にパルス電圧Viを加えることよって導通状態
となる。この場合、異常判別回路30の抵抗40に電圧
が生じていない場合、トランジスタ26、28を導通状
態に維持するベース電流が動作切換回路42から与えら
れ、トランジスタ26、28には、トランジスタ2に流
れる電流が同様に流れる。そして、トランジスタ2に流
れる電流が、たとえば、二次降伏などの異常領域に突入
し、その電流値が異常に増加すると、トランジスタ32
の導通によって抵抗40に定電流による電圧降下が生
じ、この電圧降下によって、動作切換回路42は、トラ
ンジスタ26、28のベース電流を解除する。この結
果、トランジスタ26、28が遮断状態となり、トラン
ジスタ2の電流を解除するため、トランジスタ2は二次
降伏による破壊から保護されることになる。したがっ
て、このような保護回路によれば、安全動作領域を測定
するために、トランジスタ2を二次降伏などの異常領域
に突入させても、その異常状態からトランジスタ2の完
全破壊を防止することができる。
第2図は、第1図に示した動作切換回路42の具体的な
回路構成例を示す。
回路構成例を示す。
第2図において、動作切換回路42は、異常判別回路3
0の抵抗40の電圧発生に応じて動作が切り換えられる
スイッチング回路としてのフリップフロップ回路44
と、このフリップフロップ回路44の出力によってトラ
ンジスタ26、28の駆動電流を出力する電流増幅器4
6とから構成されている。フリップフロップ回路44
は、トランジスタ48、50、52および抵抗54、5
6、58、60で構成され、また、電流増幅器46はダ
ーリントン接続されたトランジスタ62、64および抵
抗66で構成され、フリップフロップ回路44および電
流増幅器46は、可変直流電源68から加えられる駆動
電圧VCC2 で駆動される。
0の抵抗40の電圧発生に応じて動作が切り換えられる
スイッチング回路としてのフリップフロップ回路44
と、このフリップフロップ回路44の出力によってトラ
ンジスタ26、28の駆動電流を出力する電流増幅器4
6とから構成されている。フリップフロップ回路44
は、トランジスタ48、50、52および抵抗54、5
6、58、60で構成され、また、電流増幅器46はダ
ーリントン接続されたトランジスタ62、64および抵
抗66で構成され、フリップフロップ回路44および電
流増幅器46は、可変直流電源68から加えられる駆動
電圧VCC2 で駆動される。
したがって、このような動作切換回路42によれば、抵
抗40に電圧が発生していない場合、トランジスタ52
が遮断状態となり、トランジスタ50のコレクタ電位は
トランジスタ62を導通するに必要な電位となる。トラ
ンジスタ50、52はNOR回路を構成しており、トラ
ンジスタ52の遮断状態によって、トランジスタ62が
導通すると、同様にトランジスタ64も導通し、トラン
ジスタ62、64によって増幅された電流がトランジス
タ26、28のベースに加えられることにより、トラン
ジスタ26、28が導通する。このような正常領域での
動作に対し、トランジスタ2が二次降伏に到達すると、
抵抗40に電圧が発生し、トランジスタ52が導通する
ので、トランジスタ50は遮断状態となり、そのコレク
タ電位は負電位に移行することになる。この結果、トラ
ンジスタ62、64が遮断状態となって、トランジスタ
26、28のベースに加えられていたベース電流が解除
されるので、トランジスタ26、28が遮断状態とな
り、トランジスタ2の電流が解除される。したがって、
トランジスタ2の二次降伏による破壊が防止される。
抗40に電圧が発生していない場合、トランジスタ52
が遮断状態となり、トランジスタ50のコレクタ電位は
トランジスタ62を導通するに必要な電位となる。トラ
ンジスタ50、52はNOR回路を構成しており、トラ
ンジスタ52の遮断状態によって、トランジスタ62が
導通すると、同様にトランジスタ64も導通し、トラン
ジスタ62、64によって増幅された電流がトランジス
タ26、28のベースに加えられることにより、トラン
ジスタ26、28が導通する。このような正常領域での
動作に対し、トランジスタ2が二次降伏に到達すると、
抵抗40に電圧が発生し、トランジスタ52が導通する
ので、トランジスタ50は遮断状態となり、そのコレク
タ電位は負電位に移行することになる。この結果、トラ
ンジスタ62、64が遮断状態となって、トランジスタ
26、28のベースに加えられていたベース電流が解除
されるので、トランジスタ26、28が遮断状態とな
り、トランジスタ2の電流が解除される。したがって、
トランジスタ2の二次降伏による破壊が防止される。
この場合、トランジスタ2の保護を実現するために、ト
ランジスタ26、28、32、48、50、52、6
2、64はスイッチングスピードの速いものを用いる必
要があり、また、第1図に示した抵抗38を第2図に示
すように、可変抵抗にすれば、その抵抗値を変化させる
ことによって、トランジスタ32のスレッシュホールド
電圧を所望の異常電流に対応する電圧に設定することが
できる。なお、トランジスタ32のベース・エミッタ間
電圧をVBE、抵抗20の抵抗値R20とすると、異常電流
の検出値Iは、I=VBE/R20で決定される。
ランジスタ26、28、32、48、50、52、6
2、64はスイッチングスピードの速いものを用いる必
要があり、また、第1図に示した抵抗38を第2図に示
すように、可変抵抗にすれば、その抵抗値を変化させる
ことによって、トランジスタ32のスレッシュホールド
電圧を所望の異常電流に対応する電圧に設定することが
できる。なお、トランジスタ32のベース・エミッタ間
電圧をVBE、抵抗20の抵抗値R20とすると、異常電流
の検出値Iは、I=VBE/R20で決定される。
以上説明したように、この発明によれば、保護すべきト
ランジスタに流れる電流を直列に接続した第1の抵抗に
よって検出し、この第1の抵抗に発生した電圧がトラン
ジスタを異常領域に投入する値を超えたとき(たとえ
ば、二次降伏に至る異常点)、異常領域への突入時、定
電流を発生させ、その定電流を第2のトランジスタに直
列に接続された第2の抵抗に流し、その電圧降下によっ
て異常領域への突入を表わす出力を発生させ、この出力
によってスイッチング回路を動作させて第1のトランジ
スタを遮断して保護すべきトランジスタに流れる電流を
解除でき、二次降伏など想定した異常領域への突入時、
過大電流による破壊からトランジスタを保護することが
できる。
ランジスタに流れる電流を直列に接続した第1の抵抗に
よって検出し、この第1の抵抗に発生した電圧がトラン
ジスタを異常領域に投入する値を超えたとき(たとえ
ば、二次降伏に至る異常点)、異常領域への突入時、定
電流を発生させ、その定電流を第2のトランジスタに直
列に接続された第2の抵抗に流し、その電圧降下によっ
て異常領域への突入を表わす出力を発生させ、この出力
によってスイッチング回路を動作させて第1のトランジ
スタを遮断して保護すべきトランジスタに流れる電流を
解除でき、二次降伏など想定した異常領域への突入時、
過大電流による破壊からトランジスタを保護することが
できる。
第1図はこの発明のトランジスタの保護回路の実施例を
示す回路図、第2図はこの発明のトランジスタの保護回
路の具体的な回路構成例を示す回路図、第3図はトラン
ジスタのコレクタ・エミッタ間電圧−コレクタ電流特性
を示す図、第4図は従来のトランジスタの保護回路を示
す回路図である。 2……トランジスタ 20……第1の抵抗 26、28……第1のトランジスタ 32……第2のトランジスタ 34、36……ダイオード 40……第2の抵抗 42……動作切換回路(スイッチング回路)
示す回路図、第2図はこの発明のトランジスタの保護回
路の具体的な回路構成例を示す回路図、第3図はトラン
ジスタのコレクタ・エミッタ間電圧−コレクタ電流特性
を示す図、第4図は従来のトランジスタの保護回路を示
す回路図である。 2……トランジスタ 20……第1の抵抗 26、28……第1のトランジスタ 32……第2のトランジスタ 34、36……ダイオード 40……第2の抵抗 42……動作切換回路(スイッチング回路)
Claims (1)
- 【請求項1】保護すべきトランジスタに直列に接続され
て前記トランジスタに流れる電流を電圧に変換する第1
の抵抗と、 前記トランジスタに直列に接続され、遮断時、前記トラ
ンジスタに流れる電流を遮断する第1のトランジスタ
と、 ベース・エミッタ間にダイオードが接続されるととも
に、前記第1の抵抗に発生した電圧をベース・エミッタ
間に受け、前記電圧が前記トランジスタの動作が異常領
域に突入する値を超えたとき、導通して定電流を発生す
る第2のトランジスタと、 この第2のトランジスタに直列に接続され、前記トラン
ジスタの導通時、前記定電流によって異常領域への突入
を表す電圧を発生する第2の抵抗と、 この第2の抵抗に発生した電圧を受けて前記第1のトラ
ンジスタのベースに導通に必要な電圧を発生し、前記第
1のトランジスタを遮断させて保護すべき前記トランジ
スタに流れる電流を遮断させるスイッチング回路と、 を備えたことを特徴とするトランジスタの保護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60202843A JPH0659025B2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | トランジスタの保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60202843A JPH0659025B2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | トランジスタの保護回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6264120A JPS6264120A (ja) | 1987-03-23 |
| JPH0659025B2 true JPH0659025B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=16464110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60202843A Expired - Lifetime JPH0659025B2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | トランジスタの保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659025B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018050230A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | スイッチング回路 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107466424B (zh) * | 2016-04-06 | 2020-07-17 | 新电元工业株式会社 | 功率模块 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS498740U (ja) * | 1972-04-26 | 1974-01-25 |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP60202843A patent/JPH0659025B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018050230A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | スイッチング回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6264120A (ja) | 1987-03-23 |
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