JPH065928A - 樹脂封止型電子部品 - Google Patents
樹脂封止型電子部品Info
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- JPH065928A JPH065928A JP4184404A JP18440492A JPH065928A JP H065928 A JPH065928 A JP H065928A JP 4184404 A JP4184404 A JP 4184404A JP 18440492 A JP18440492 A JP 18440492A JP H065928 A JPH065928 A JP H065928A
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- H10W72/551—Materials of bond wires
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- H10W90/701—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
- H10W90/751—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製品の信頼性や製造工程において要求される
樹脂の特性を充分満足させ、しかも製造コストが安価な
樹脂封止型電子部品を提供する。 【構成】 発光ダイオード装置30は、リード端子1の
先端部のダイパッド2に形成された凹部3にダイボンデ
ィングされた発光ダイオード素子4とリード端子5の先
端部7とが金属線6で接続された状態で、まず、温度サ
イクル等から発光ダイオード素子4等を保護するための
第一樹脂31が発光ダイオード素子4と金属線6とを被
い、発光ダイオード素子4を湿気から保護するための第
二樹脂32が第一樹脂31を被い、成形特性が良い第三
樹脂33がその第二樹脂32を被ってパッケージ本体を
形成する。従って、製品の信頼性や製造工程での要求は
各樹脂層で満足され、安価な第三樹脂33を多量に使用
できるので製造コストを低減できる。
樹脂の特性を充分満足させ、しかも製造コストが安価な
樹脂封止型電子部品を提供する。 【構成】 発光ダイオード装置30は、リード端子1の
先端部のダイパッド2に形成された凹部3にダイボンデ
ィングされた発光ダイオード素子4とリード端子5の先
端部7とが金属線6で接続された状態で、まず、温度サ
イクル等から発光ダイオード素子4等を保護するための
第一樹脂31が発光ダイオード素子4と金属線6とを被
い、発光ダイオード素子4を湿気から保護するための第
二樹脂32が第一樹脂31を被い、成形特性が良い第三
樹脂33がその第二樹脂32を被ってパッケージ本体を
形成する。従って、製品の信頼性や製造工程での要求は
各樹脂層で満足され、安価な第三樹脂33を多量に使用
できるので製造コストを低減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば発光ダイオード
装置や半導体集積回路等の電子部品のように内部素子
と、内部素子とリード端子とを接続する金属線とが樹脂
で封止された樹脂封止型電子部品に関する。
装置や半導体集積回路等の電子部品のように内部素子
と、内部素子とリード端子とを接続する金属線とが樹脂
で封止された樹脂封止型電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の樹脂封止型電子部品の構
成を発光ダイオード装置を例に採って図4、図5に示し
説明する。図4に示す発光ダイオード装置10は、リー
ド端子1の先端部のダイパッド2に形成された凹部3に
発光ダイオード素子4がダイボンディングされ、その発
光ダイオード素子4と、リード端子5の先端部7とが金
線等の金属線6で接続され、その発光ダイオード素子4
と金属線6とが樹脂11によって封止された構成であ
る。この樹脂11は、温度サイクルやハンダ付け時の熱
等から発光ダイオード素子4や金属線6の接続部等を保
護し、製品の信頼性を高めるために、例えば、ガラス転
移温度(Tg値)が115〜117°程度で安定してい
るエポキシ樹脂等が用いられ、また、その成形は、一般
に注型法によって行なわれている。
成を発光ダイオード装置を例に採って図4、図5に示し
説明する。図4に示す発光ダイオード装置10は、リー
ド端子1の先端部のダイパッド2に形成された凹部3に
発光ダイオード素子4がダイボンディングされ、その発
光ダイオード素子4と、リード端子5の先端部7とが金
線等の金属線6で接続され、その発光ダイオード素子4
と金属線6とが樹脂11によって封止された構成であ
る。この樹脂11は、温度サイクルやハンダ付け時の熱
等から発光ダイオード素子4や金属線6の接続部等を保
護し、製品の信頼性を高めるために、例えば、ガラス転
移温度(Tg値)が115〜117°程度で安定してい
るエポキシ樹脂等が用いられ、また、その成形は、一般
に注型法によって行なわれている。
【0003】また、図5に示す発光ダイオード装置20
は、リード端子1の先端部のダイパッド2に形成された
凹部3にダイボンディングされた発光ダイオード素子4
とリード端子5の先端部7とが金属線6で接続された状
態で、まず、凹部3内の発光ダイオード素子4が樹脂2
1によってコーティングされ、次に、その発光ダイオー
ド素子4と金属線6とが樹脂22によって封止された構
成である。樹脂21は発光ダイオード素子4を湿気から
保護し、また、熱サイクルが加わったときに樹脂22が
伸縮することによる外部応力から発光ダイオード素子4
を保護するために、例えば、シリコーン樹脂等が用いら
れている。
は、リード端子1の先端部のダイパッド2に形成された
凹部3にダイボンディングされた発光ダイオード素子4
とリード端子5の先端部7とが金属線6で接続された状
態で、まず、凹部3内の発光ダイオード素子4が樹脂2
1によってコーティングされ、次に、その発光ダイオー
ド素子4と金属線6とが樹脂22によって封止された構
成である。樹脂21は発光ダイオード素子4を湿気から
保護し、また、熱サイクルが加わったときに樹脂22が
伸縮することによる外部応力から発光ダイオード素子4
を保護するために、例えば、シリコーン樹脂等が用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、従来の発光ダイオード装置10、20
に用いられている樹脂11や22は、外的環境や汚染等
から発光ダイオード素子4や金属線6の接続部等を保護
し、製品の信頼性を高めるために、所定の特性を有する
樹脂が用いられているが、このような樹脂は高価であ
り、従って製品の製造コストが高くなるという問題があ
る。また、これらの樹脂はあらゆる特性を兼ね備えてい
るわけではなく、上記の樹脂11、22においては、例
えば、注型法による樹脂成形時に型に流し込み、熱硬化
された樹脂と型とが離れ難い等、樹脂の成形特性に問題
がある等、製品の信頼性や製造工程の作業効率向上のた
めに要求される樹脂の特性を充分に満足させることがで
きないという問題もある。
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、従来の発光ダイオード装置10、20
に用いられている樹脂11や22は、外的環境や汚染等
から発光ダイオード素子4や金属線6の接続部等を保護
し、製品の信頼性を高めるために、所定の特性を有する
樹脂が用いられているが、このような樹脂は高価であ
り、従って製品の製造コストが高くなるという問題があ
る。また、これらの樹脂はあらゆる特性を兼ね備えてい
るわけではなく、上記の樹脂11、22においては、例
えば、注型法による樹脂成形時に型に流し込み、熱硬化
された樹脂と型とが離れ難い等、樹脂の成形特性に問題
がある等、製品の信頼性や製造工程の作業効率向上のた
めに要求される樹脂の特性を充分に満足させることがで
きないという問題もある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、製品の信頼性や製造工程の作業効率向
上のために要求される樹脂の特性を充分満足させ、しか
も製造コストが安価な樹脂封止型電子部品を提供するこ
とを目的とする。
たものであって、製品の信頼性や製造工程の作業効率向
上のために要求される樹脂の特性を充分満足させ、しか
も製造コストが安価な樹脂封止型電子部品を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、本発明は、内部素子と、前記内部素子とリード端子
とを接続する金属線とが樹脂封止された電子部品におい
て、前記内部素子と前記金属線とを被う第一樹脂層と、
前記第一樹脂層を被う第二樹脂層と、前記第二樹脂層を
被ってパッケージ本体を形作る第三樹脂層と、を備え、
前記第一樹脂層は、前記各樹脂層の中で最もガラス転移
温度の安定した樹脂であり、前記第二樹脂層は、前記各
樹脂層の中で最も吸湿性の小さい樹脂であり、前記第三
樹脂層は、前記各樹脂層の中で最も成形特性の良い樹脂
を用いるものである。
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、本発明は、内部素子と、前記内部素子とリード端子
とを接続する金属線とが樹脂封止された電子部品におい
て、前記内部素子と前記金属線とを被う第一樹脂層と、
前記第一樹脂層を被う第二樹脂層と、前記第二樹脂層を
被ってパッケージ本体を形作る第三樹脂層と、を備え、
前記第一樹脂層は、前記各樹脂層の中で最もガラス転移
温度の安定した樹脂であり、前記第二樹脂層は、前記各
樹脂層の中で最も吸湿性の小さい樹脂であり、前記第三
樹脂層は、前記各樹脂層の中で最も成形特性の良い樹脂
を用いるものである。
【0007】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。内部素子
と、その内部素子とリード端子とを接続する金属線と
を、ガラス転移温度の安定した第一樹脂層で被うことに
より、温度サイクルやハンダ付け時の熱等から内部素子
や金属線の接続部等を保護し、次に、その第一樹脂層
を、吸湿性の小さい第二樹脂層で被うことにより、第一
樹脂層で被われた内部素子と金属線とを湿気から保護
し、もって製品の信頼性の向上が図れ、さらに、その第
二樹脂層を、成形特性の良い第三樹脂層で被ってパッケ
ージ本体を形作ることにより、樹脂成形工程における作
業効率の向上が図れる。すなわち、製品の信頼性や製造
工程の作業効率向上のために要求される樹脂の特性を各
樹脂層で実現することができる。
と、その内部素子とリード端子とを接続する金属線と
を、ガラス転移温度の安定した第一樹脂層で被うことに
より、温度サイクルやハンダ付け時の熱等から内部素子
や金属線の接続部等を保護し、次に、その第一樹脂層
を、吸湿性の小さい第二樹脂層で被うことにより、第一
樹脂層で被われた内部素子と金属線とを湿気から保護
し、もって製品の信頼性の向上が図れ、さらに、その第
二樹脂層を、成形特性の良い第三樹脂層で被ってパッケ
ージ本体を形作ることにより、樹脂成形工程における作
業効率の向上が図れる。すなわち、製品の信頼性や製造
工程の作業効率向上のために要求される樹脂の特性を各
樹脂層で実現することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。本発明の一実施例に係る発光ダイオード装置の
構成を図1に示し説明する。この発光ダイオード装置3
0は、リード端子1の先端部のダイパッド2に形成され
た凹部3にダイボンディングされた発光ダイオード素子
4とリード端子5の先端部7とが金属線6で接続された
状態で、まず、第一樹脂31が発光ダイオード素子4と
金属線6とを被い、次に、第二樹脂32が発光ダイオー
ド素子4と金属線6とを被った第一樹脂31を被い、さ
らに、第三樹脂33がその第二樹脂32を被ってパッケ
ージ本体を形作るようにして、発光ダイオード素子4と
金属線6とが封止された構成である。
明する。本発明の一実施例に係る発光ダイオード装置の
構成を図1に示し説明する。この発光ダイオード装置3
0は、リード端子1の先端部のダイパッド2に形成され
た凹部3にダイボンディングされた発光ダイオード素子
4とリード端子5の先端部7とが金属線6で接続された
状態で、まず、第一樹脂31が発光ダイオード素子4と
金属線6とを被い、次に、第二樹脂32が発光ダイオー
ド素子4と金属線6とを被った第一樹脂31を被い、さ
らに、第三樹脂33がその第二樹脂32を被ってパッケ
ージ本体を形作るようにして、発光ダイオード素子4と
金属線6とが封止された構成である。
【0009】この第一樹脂31は、温度サイクルやハン
ダ付け時の熱等から発光ダイオード素子4や金属線6の
接続部等を保護し、製品の信頼性を高めるために、例え
ば、Tg値が安定している高純度のエポキシ樹脂等が用
いられる。ここに、Tg値が安定しているとは、後述す
る第一樹脂31の熱硬化時の条件等に影響されず、硬化
したときの第一樹脂31のTg値がおおよそ115〜1
17°程度で一定していることをいう。なお、このTg
値の範囲より高過ぎると、ハンダ付け時の加熱や、製品
試験における温度サイクル等において樹脂が膨張、収縮
してクラック(ひび割れ)が生じ、金属線6の断線や発
光ダイオード素子4の損傷が発生し、一方、低過ぎる
と、ハンダ付け時の加熱等によって樹脂が軟化し、その
樹脂に封止され、固定されているリード端子1、5がぐ
らつくことによって、金属線6の接続部での断線が発生
するので、いずれも好ましくない。
ダ付け時の熱等から発光ダイオード素子4や金属線6の
接続部等を保護し、製品の信頼性を高めるために、例え
ば、Tg値が安定している高純度のエポキシ樹脂等が用
いられる。ここに、Tg値が安定しているとは、後述す
る第一樹脂31の熱硬化時の条件等に影響されず、硬化
したときの第一樹脂31のTg値がおおよそ115〜1
17°程度で一定していることをいう。なお、このTg
値の範囲より高過ぎると、ハンダ付け時の加熱や、製品
試験における温度サイクル等において樹脂が膨張、収縮
してクラック(ひび割れ)が生じ、金属線6の断線や発
光ダイオード素子4の損傷が発生し、一方、低過ぎる
と、ハンダ付け時の加熱等によって樹脂が軟化し、その
樹脂に封止され、固定されているリード端子1、5がぐ
らつくことによって、金属線6の接続部での断線が発生
するので、いずれも好ましくない。
【0010】また、第二樹脂32は発光ダイオード素子
4を湿気から保護し、製品の信頼性を高めるために、例
えば、シリコーン樹脂等が用いられる。
4を湿気から保護し、製品の信頼性を高めるために、例
えば、シリコーン樹脂等が用いられる。
【0011】さらに、第三樹脂33は、第一樹脂31、
第二樹脂32によって被われた発光ダイオード素子4と
金属線6とを封止し、パッケージ本体を形作るので、成
形特性が良い、例えば、ポリカーボネートやアクリル酸
樹脂、あるいは、成形特性の良いエポキシ樹脂等が用い
られる。なお、上述のように発光ダイオード素子4と金
属線6とは第一樹脂31および第二樹脂32で被われて
いるので、第三樹脂33としてはTg値の安定性や吸湿
性等をそれほど考慮する必要がなく、成形特性だけを考
慮すればよいので、比較的安価な樹脂を用いることがで
きる。
第二樹脂32によって被われた発光ダイオード素子4と
金属線6とを封止し、パッケージ本体を形作るので、成
形特性が良い、例えば、ポリカーボネートやアクリル酸
樹脂、あるいは、成形特性の良いエポキシ樹脂等が用い
られる。なお、上述のように発光ダイオード素子4と金
属線6とは第一樹脂31および第二樹脂32で被われて
いるので、第三樹脂33としてはTg値の安定性や吸湿
性等をそれほど考慮する必要がなく、成形特性だけを考
慮すればよいので、比較的安価な樹脂を用いることがで
きる。
【0012】次に、この発光ダイオード装置30の製造
過程の一例を図2を参照して説明する。まず、図2
(a)に示すような、樹脂封止前の発光ダイオード装置
を従来と同様の方法で製造する。すなわち、リード端子
1の先端部のダイパッド2に形成された凹部3に発光ダ
イオード素子4をダイボンディングし、さらに、その発
光ダイオード素子4とリード端子5の先端部7とをワイ
ヤーボンディングによって金属線6で接続する。
過程の一例を図2を参照して説明する。まず、図2
(a)に示すような、樹脂封止前の発光ダイオード装置
を従来と同様の方法で製造する。すなわち、リード端子
1の先端部のダイパッド2に形成された凹部3に発光ダ
イオード素子4をダイボンディングし、さらに、その発
光ダイオード素子4とリード端子5の先端部7とをワイ
ヤーボンディングによって金属線6で接続する。
【0013】次に、この樹脂封止前の発光ダイオード装
置の発光ダイオード素子4と金属線6とを第一樹脂層で
被うために、図2(b)に示すように、溶融した第一樹
脂31が入れられた第一樹脂槽41に、発光ダイオード
素子4と金属線6とを浸けて、引き上げる。このとき、
発光ダイオード素子4と金属線6との周りには、第一樹
脂31の表面張力により第一樹脂31の層が形成され
る。この状態で、第一樹脂31を熱硬化させる。
置の発光ダイオード素子4と金属線6とを第一樹脂層で
被うために、図2(b)に示すように、溶融した第一樹
脂31が入れられた第一樹脂槽41に、発光ダイオード
素子4と金属線6とを浸けて、引き上げる。このとき、
発光ダイオード素子4と金属線6との周りには、第一樹
脂31の表面張力により第一樹脂31の層が形成され
る。この状態で、第一樹脂31を熱硬化させる。
【0014】次に、図2(b)で製造された第一樹脂3
1の層の周りを第二樹脂層で被うために、図2(c)に
示すように、溶融した第二樹脂32が入れられた第二樹
脂槽42に、第一樹脂31に被われた発光ダイオード素
子4と金属線6とを浸けて、引き上げる。このとき、第
一樹脂31の層の周りには、第二樹脂32が被着して第
二樹脂32の層が形成される。この状態で、第二樹脂3
2を熱硬化させる。
1の層の周りを第二樹脂層で被うために、図2(c)に
示すように、溶融した第二樹脂32が入れられた第二樹
脂槽42に、第一樹脂31に被われた発光ダイオード素
子4と金属線6とを浸けて、引き上げる。このとき、第
一樹脂31の層の周りには、第二樹脂32が被着して第
二樹脂32の層が形成される。この状態で、第二樹脂3
2を熱硬化させる。
【0015】最後に、図2(d)に示すように、注型法
により第三樹脂33でパッケージ本体を形成する。すな
わち、第三樹脂33が注入されたパッケージ本体成形用
の型43に、第一樹脂31と第二樹脂32とで被われた
発光ダイオード素子4と金属線6とを挿入し、第三樹脂
33を熱硬化させることにより発光ダイオード装置30
が製造される。
により第三樹脂33でパッケージ本体を形成する。すな
わち、第三樹脂33が注入されたパッケージ本体成形用
の型43に、第一樹脂31と第二樹脂32とで被われた
発光ダイオード素子4と金属線6とを挿入し、第三樹脂
33を熱硬化させることにより発光ダイオード装置30
が製造される。
【0016】なお、上述した製造工程は一例を示すもの
であり、発光ダイオード装置30の各樹脂層を別の方法
により形成してもよい。
であり、発光ダイオード装置30の各樹脂層を別の方法
により形成してもよい。
【0017】次に、本発明をDIP(Dual In-Line Pac
kage)タイプの半導体装置に適用した場合について図3
を参照して説明する。この半導体装置50は、ダイパッ
ド51にダイボンディングされた半導体素子52とリー
ド端子53の先端部54とが金属線55で接続された状
態で、半導体素子52と金属線55とを第一樹脂61で
被い、その第一樹脂61の周りを第二樹脂62で被い、
さらに、第二樹脂62の周りを第三樹脂63で被ってパ
ッケージ本体を形成する構成である。上述した発光ダイ
オード装置30に用いたような各樹脂31〜33は透光
性を有する必要があるが、これらの各樹脂61〜63
は、非透光性であってもよい。パッケージ本体を成形す
る際、半導体素子52および金属線55は第一樹脂61
および第二樹脂で被われているので、生産性を上げるた
めに成形条件(樹脂注入圧力や速度等)を過酷に設定し
ても、半導体素子52や金属線55に悪影響を与えるこ
とはない。
kage)タイプの半導体装置に適用した場合について図3
を参照して説明する。この半導体装置50は、ダイパッ
ド51にダイボンディングされた半導体素子52とリー
ド端子53の先端部54とが金属線55で接続された状
態で、半導体素子52と金属線55とを第一樹脂61で
被い、その第一樹脂61の周りを第二樹脂62で被い、
さらに、第二樹脂62の周りを第三樹脂63で被ってパ
ッケージ本体を形成する構成である。上述した発光ダイ
オード装置30に用いたような各樹脂31〜33は透光
性を有する必要があるが、これらの各樹脂61〜63
は、非透光性であってもよい。パッケージ本体を成形す
る際、半導体素子52および金属線55は第一樹脂61
および第二樹脂で被われているので、生産性を上げるた
めに成形条件(樹脂注入圧力や速度等)を過酷に設定し
ても、半導体素子52や金属線55に悪影響を与えるこ
とはない。
【0018】なお、本発明は上述の発光ダイオード装置
やDIPタイプの半導体装置に限定されず、樹脂封止型
の各種の電子部品に適用することができる。
やDIPタイプの半導体装置に限定されず、樹脂封止型
の各種の電子部品に適用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、内部素子と、その内部素子とリード端子とを
接続する金属線とを、ガラス転移温度の安定した第一樹
脂層で被うことにより、温度サイクルやハンダ付け時の
熱等から内部素子や金属線の接続部等を保護し、次に、
その第一樹脂層を、吸湿性の小さい第二樹脂層で被うこ
とにより、第一樹脂層で被われた内部素子と金属線とを
湿気から保護し、もって製品の信頼性の向上が図れ、さ
らに、その第二樹脂層を、成形特性の良い第三樹脂層で
被ってパッケージ本体を形作ることにより、樹脂成形工
程の作業効率の向上が図れる。すなわち、製品の信頼性
や製造工程の作業効率向上のために要求される樹脂の特
性を各樹脂層で実現することができる。また、温度サイ
クルやハンダ付け時の熱等から内部素子や金属線の接続
部等を保護するための高信頼性の高価な第一樹脂層は、
内部素子や金属線の周りだけに使用し、湿気から内部素
子を保護するための比較的高価な第二樹脂層も、第一樹
脂層の周りだけに使用しており、パッケージ本体を形成
するために前記第一、第二樹脂層よりも多量に使用され
る第三樹脂層としては、比較的安価なものを選択できる
ので、全体として樹脂のコストの低減が図れ、製造コス
トを下げることができる。
によれば、内部素子と、その内部素子とリード端子とを
接続する金属線とを、ガラス転移温度の安定した第一樹
脂層で被うことにより、温度サイクルやハンダ付け時の
熱等から内部素子や金属線の接続部等を保護し、次に、
その第一樹脂層を、吸湿性の小さい第二樹脂層で被うこ
とにより、第一樹脂層で被われた内部素子と金属線とを
湿気から保護し、もって製品の信頼性の向上が図れ、さ
らに、その第二樹脂層を、成形特性の良い第三樹脂層で
被ってパッケージ本体を形作ることにより、樹脂成形工
程の作業効率の向上が図れる。すなわち、製品の信頼性
や製造工程の作業効率向上のために要求される樹脂の特
性を各樹脂層で実現することができる。また、温度サイ
クルやハンダ付け時の熱等から内部素子や金属線の接続
部等を保護するための高信頼性の高価な第一樹脂層は、
内部素子や金属線の周りだけに使用し、湿気から内部素
子を保護するための比較的高価な第二樹脂層も、第一樹
脂層の周りだけに使用しており、パッケージ本体を形成
するために前記第一、第二樹脂層よりも多量に使用され
る第三樹脂層としては、比較的安価なものを選択できる
ので、全体として樹脂のコストの低減が図れ、製造コス
トを下げることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る発光ダイオード装置の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図2】実施例装置の製造工程を説明するための図であ
る。
る。
【図3】本発明の別の実施例に係るDIPタイプの半導
体装置の構成を示す断面図である。
体装置の構成を示す断面図である。
【図4】従来例に係る発光ダイオード装置の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】従来例に係る発光ダイオード装置の構成を示す
断面図である。
断面図である。
1、5 … リード端子 2 … ダイパッド 3 … 凹部 4 … 発光ダイオード素子 6 … 金属線 30 … 発光ダイオード装置 31 … 第一樹脂 32 … 第二樹脂 33 … 第三樹脂 50 … DIP(Dual In-Line Package)タイプの半
導体装置
導体装置
Claims (1)
- 【請求項1】 内部素子と、前記内部素子とリード端子
とを接続する金属線とが樹脂封止された電子部品におい
て、 前記内部素子と前記金属線とを被う第一樹脂層と、 前記第一樹脂層を被う第二樹脂層と、 前記第二樹脂層を被ってパッケージ本体を形作る第三樹
脂層と、 を備え、 前記第一樹脂層は、前記各樹脂層の中で最もガラス転移
温度の安定した樹脂であり、 前記第二樹脂層は、前記各樹脂層の中で最も吸湿性の小
さい樹脂であり、 前記第三樹脂層は、前記各樹脂層の中で最も成形特性の
良い樹脂であることを特徴とする樹脂封止型電子部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18440492A JP3183715B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 樹脂封止型光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18440492A JP3183715B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 樹脂封止型光学素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH065928A true JPH065928A (ja) | 1994-01-14 |
| JP3183715B2 JP3183715B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=16152579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18440492A Expired - Fee Related JP3183715B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 樹脂封止型光学素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3183715B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001217463A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-10 | Sanyo Electric Co Ltd | Led発光素子及びその製造方法 |
| JP2004088004A (ja) * | 2002-08-29 | 2004-03-18 | Okaya Electric Ind Co Ltd | 発光ダイオード |
| JP2007214252A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導体レーザ装置 |
| JP2012089864A (ja) * | 2004-04-06 | 2012-05-10 | Cree Inc | 少なくとも一つのカプセル化層がナノ粒子群を含む複数のカプセル化層を有する発光素子およびその形成方法 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP18440492A patent/JP3183715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2012089864A (ja) * | 2004-04-06 | 2012-05-10 | Cree Inc | 少なくとも一つのカプセル化層がナノ粒子群を含む複数のカプセル化層を有する発光素子およびその形成方法 |
| US8946755B2 (en) | 2004-04-06 | 2015-02-03 | Cree, Inc. | Light-emitting devices having multiple encapsulation layers with at least one of the encapsulation layers including nanoparticles and methods of forming the same |
| JP2007214252A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導体レーザ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3183715B2 (ja) | 2001-07-09 |
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