JPH0659691U - 配管用管継手 - Google Patents

配管用管継手

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JPH0659691U
JPH0659691U JP244893U JP244893U JPH0659691U JP H0659691 U JPH0659691 U JP H0659691U JP 244893 U JP244893 U JP 244893U JP 244893 U JP244893 U JP 244893U JP H0659691 U JPH0659691 U JP H0659691U
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cylinder
ball
socket
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礼智 槙島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソケットとプラグの接続や流体通路の開閉作
業の自動化と、作業性と安全性の向上を図り、特に各種
プラントの流体配管の採取分岐管と試料採取用ボトルと
の接続分離に使用することにより、サンプリング作業を
迅速かつ安全に行い、作業効率を向上させる。 【構成】 側壁に流通孔を設け且つ先端内部にボール支
持筒を設けた外筒と、内部に流体通路を開閉するバルブ
を有する内筒とからなるソケットと、外周に円周溝を有
し且つ内部に流体通路を開閉するバルブを設けたプラグ
とからなる管継手であって、ボール支持筒には、ソケッ
トとプラグを接続したときにプラグ外周段部に当接して
プラグの挿入量を規制するストッパボールと、プラグの
円周溝に係合してソケットとプラグを接続するロックボ
ールとを設け、外筒と内筒との間には流通孔と連通する
受圧室を形成するようにスプリングを介してスライド筒
を摺動自在に設け、スライド筒の一端には前記ストッパ
ボールを求心方向に押圧する押圧部を設けるとともに、
押圧部に隣接してスライド筒を後退させたときストッパ
ボールを押圧部から解放する解放部を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特に各種プラントの流体配管から試料を採取するため、流体配管の 採取分岐管と試料採取用ボトルとの接続分離に好適な配管用管継手に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
例えば、薬品プラント等の流体配管から試料を採取する場合には、従来、主配 管にバルブを備えた分岐管を設け、この分岐管に試料採取用ボトルを接続し、人 手により前記バルブを試料採取の度に開閉する作業を行いながら採取を行ってい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術によれば、試料採取用ボトルの取付けやバルブ の開閉操作は手作業で行われているため、試料の採取箇所や採取頻度が多いと、 採取作業に長時間を要し煩雑で作業性が悪く、また、試料が腐蝕性溶液や人体に 有害な溶液であったりすると、採取作業に慎重さや安全さが要求されるといった 問題がある。
【0004】 本考案は上記点に鑑み、ソケットとプラグの接続や流体通路の開閉作業の自動 化を図り、作業性の向上とともに安全性の一層の向上を図り、特に各種プラント の流体配管から試料を採取するため、流体配管の採取分岐管と試料採取用ボトル との接続分離に使用することにより、プラント等の配管からのサンプリング作業 を迅速かつ安全に行い、作業効率を向上させることを目的とした配管用管継手を 提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、側壁に流通孔を設け且つ先端内部にボー ル支持筒を設けた外筒と、内部に流体通路を開閉するバルブを有する内筒とから なるソケットと、外周に円周溝を有し且つ内部に流体通路を開閉するバルブを設 けたプラグとからなる管継手であって、前記ボール支持筒には、前記ソケットと プラグを接続したときに前記プラグ外周段部に当接して該プラグの挿入量を規制 するストッパボールと、前記プラグの円周溝に係合してソケットとプラグを接続 するロックボールとを設け、また、前記外筒と内筒との間には前記流通孔と連通 する受圧室を形成するようにスプリングを介してスライド筒を摺動自在に設け、 このスライド筒の一端には、前記ボール支持筒に設けたストッパボールを求心方 向に押圧する押圧部を設けるとともに、押圧部に隣接して前記スライド筒を後退 させたとき前記ストッパボールを前記押圧部から解放する解放部を設けた構成と した。
【0006】
【作用】
本考案によれば、ソケットにプラグを挿入すると、プラグの外周によりボール 支持筒に設けたロックボールが遠心方向に押出され、挿入したプラグの外周溝が ロックボールの下位に達したとき、ロックボールがプラグの円周溝に係合してソ ケットからプラグの抜出しを阻止し、ソケットとプラグの接続が完了する。 この位置にて、前記ボール支持筒に設けたストッパボールがプラグの外周段部 に当接してプラグのそれ以上の挿入を阻止する。 この状態で、ソケットの外筒の側壁に設けた流通孔から受圧室に流体圧を加え ると、スライド筒はスプリングの弾発力に抗して後退し、このスライド筒の後退 により押圧部がストッパボールから離れて解放部がストッパボールを解放する。 これにより、プラグの外周段部に当接してプラグのそれ以上の挿入を阻止して いたストッパボールによるプラグの挿入量の規制が解かれ、プラグをソケットの 更に奥部に挿入することが可能になる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図面において、1は後端部を流体配管2に取付けるソケット、3は後端部を試 料採取用ボトル4に取付けるプラグである。 前記ソケット1にあっては、外筒5と、該外筒5と同心で且つ外筒5より短く 前記プラグ3の先端部を内部に嵌合する内筒6とからなり、外筒5と内筒6は後 端側で一体に固定されている。前記外筒5の先端には、内側に向けて外筒5と同 心の開口部を有する鍔部7が形成されている。この鍔部7の開口部の径は前記内 筒6の外径と概ね同径となっている。
【0008】 また、前記外筒5の先端部内部には、前記プラグ3を内部に嵌合可能な内径を 持つボール支持筒8が軸方向に摺動自在に嵌合してある。このロックボール支持 筒8には、外筒5の内部に位置して先端側から、前記プラグ3の外周に形成した 円周溝39に係合してソケット1とプラグ3を接続するロックボール9と、ソケ ット1とプラグ3を接続したときにプラグ3の外周に円周溝39より先端側に形 成した段部38に当接してプラグ3のそれ以上の挿入を阻止することによりプラ グ3の挿入量を規制するストッパボール10を求遠心方向に移動自在に設けてい る。11はロックボール9を嵌合する嵌合孔、12はストッパボール10を嵌合 する嵌合孔である。
【0009】 前記外筒5の先端に形成されている鍔部7の内側面はテーパー面に形成された 押圧部13となっており、ボール支持筒8が前進したときロックボール9を求心 方向に押圧するようになっている。14はロックボール支持筒8が後退したとき 、前記ロックボール9の押圧を解放して遠心方向への移動を可能にする解放部で ある。
【0010】 15は前記外筒5と内筒6の間に軸方向に摺動自在に嵌合したスライド筒であ る。スライド筒15の先端部は前記外筒5とボール支持筒8の間に挿入され、そ の先端内周面には、スライド筒15の前進により前記ボール支持筒8に設けたス トッパボール10を求心方向に押圧する押圧部16を設けるとともに、押圧部1 6に隣接して前記スライド筒15を後退させたとき前記ストッパボール10を前 記押圧部から解放して遠心方向への移動を可能にする解放部を設けてあり、更に 後退時に前記ストッパボール10を解放した後ボール支持筒8に係止してこれを 後退させる係止部18を設けている。19はボール支持筒8の後端部外周に設け た係止部であり、スライド筒15の係止部18に係止するようになっている。
【0011】 また、外筒5の内周面には、スライド筒15の先端に当接しスライド筒15の それ以上の前進を規制する段部20が形成されており、スライド筒15の先端が 段部20に当接した状態のとき、スライド筒15の押圧部16が前記ストッパボ ール10を求心方向に押圧するように位置設定されている。前記スライド筒15 とソケット1との間にはスライド筒15を前進方向に付勢するスプリング21が 介装されている。またスライド筒15とボール支持筒8との間にはボール支持筒 8を前進方向に付勢するスプリング22が介装されている。
【0012】 前記外筒5の側壁には流通孔23が形成されており、そしてスライド筒15の 外周と外筒5の内周との間には、外筒5に形成した流通孔23と連通し外部より 流通孔23を通って送り込まれる流体圧を受けてスライド筒15をスプリング2 1の弾発力に抗して後退させる受圧室24が設けてある。25,26は受圧室2 4の気密性を保つために受圧室24を挟むようにしてスライド筒15の外周と外 筒5の内周との間に設けたシールリングである。
【0013】 27はソケット1の後端部に設けられた配管取付部であって、外周に雄ねじが 形成されている。ソケット1は配管取付部27を流体配管2に設けた取付ねじ部 28に螺着することにより流体配管2に取付られる。そして、取付られたソケッ ト1の流体通路29と流体配管2内とが連通するようになっている。
【0014】 ソケット1の内部には、前進して流体通路29を閉じ後退して開くバルブ30 が軸方向に移動自在に設けてある。バルブ30は弁杆31と弁杆31の後端に設 けた弁頭32とからなっており、バルブ30の前進により弁頭32がソケット1 の後端開口部に設けた弁座33に当接して流体通路29を閉じ、後退により弁座 33から離れ流体通路29を開く。弁杆31には鍔部34が設けられている。こ の鍔部34とソケット1の間にバルブ30を閉方向すなわち先端方向に付勢する スプリング35が設けられており、バルブ30はスプリング35に付勢されて常 に流体通路29を閉じた状態となっている。
【0015】 36,37はソケット1の側壁に形成された貫通孔であって流体通路29と連 通しており、一方の貫通孔36がエア導入孔となり、他方の貫通孔37が排出孔 となっており、一方の貫通孔36であるエア導入孔からエアを送り込み、ソケッ ト1の流体通路29内に残留する試料を他方の貫通孔37である排出孔から排出 できるようになっている。
【0016】 一方、前記プラグ3にあっては、前記したように、その外周に、先端側から前 記ストッパボール10に係止する段部38とロックボール9に係合する円周溝3 9が形成されている。プラグ3の内部には、前進して流体通路40を閉じ後退し て開くバルブ41が軸方向に移動自在に設けてある。バルブ41は弁杆42と弁 42の先端に設けた弁頭43とからなっており、バルブ41の前進により弁頭4 3がプラグ3の先端開口部内周に設けた弁座44に当接して流体通路40を閉じ 、後退により弁座44から離れ流体通路40を開く。弁杆42はプラグ3の内周 に設けた支持部45により軸方向に摺動自在に支持されている。この支持部45 と弁頭43の間にバルブ41を閉方向すなわち先端方向に付勢するスプリング4 6が設けられており、バルブ41はスプリング46に付勢されて常に流体通路4 0を閉じた状態となっている。そして、プラグ3をソケット1の奥部に挿入した ときソケット1のバルブ30とプラグ3のバルブ41が互いに押し合いそれぞれ の流体通路29,40を開くようになっている。
【0017】 47はプラグ3の後端部に設けられた試料採取用ボトル4の取付部であって、 内周に雌ねじが形成されており、この取付部47に試料採取用ボトル4の口部を 螺着して取付けるようになっている。
【0018】 次に、上記実施例の作用とその使用例について説明する。 先ず、ソケット1の後端部に設けた配管取付部27を流体配管2の取付ねじ部 28に螺着してソケット1を流体配管2に取付ける。また、プラグ3の後端部に 設けた取付部47を試料採取用ボトル4の口部に螺着して試料採取用ボトル4の 口部にプラグ3を取付ける(図1)。
【0019】 次に、この状態から適宜手段を用いてソケット1にプラグ3を挿入する。 先ずプラグ3はソケット1のボール支持筒8に嵌合し、プラグ3の外周に形成 されている段部38が前記ボール支持筒8に具えたロックボール9に係止する。 更にプラグ3の挿入を続けると、ボール支持筒8がプラグ3に押されスプリン グ22の弾発力に抗して後退し、ロックボール9が外筒5の押圧部16から離れ 解放部17に移動する。
【0020】 この結果、ロックボール9はプラグ3の段部38に押されて遠心方向に移動し 、プラグ3はロックボール9との係止状態から解放され、ボール支持筒8内にお けるプラグ3の更なる挿入が可能になるとともに、スプリング22の弾発力に抗 して後退していたボール支持筒8はこのスプリング22の弾発力により前進し、 ロックボール9は前記外筒5の押圧部16に当接し求心方向に押圧された状態と なる。そして、挿入したプラグ3の外周に形成された円周溝39が前記ロックボ ール9の下位に達したとき、前記外筒5の押圧部16に当接し求心方向に押圧さ れているロックボール9が円周溝39に係合し、これにより、ソケット1とプラ グ3はロックボール9によりロックされソケット1からのプラグ3の抜出しが防 止される。同時にこの位置にて、プラグ3の外周段部38が前記ボール支持筒8 に設けたストッパボール10に当接してプラグのそれ以上の挿入が阻止され、ソ ケット1のバルブ30とプラグ3のバルブ41は未だ当接せず、それぞれの流路 29,40は閉じた状態にあるる(図2)。
【0021】 この状態から、ソケット1の外筒5の側壁に設けた流通孔23から受圧室24 に圧縮空気を送り込む。スライド筒15はこの空気圧を受けスプリング21の弾 発力に抗して後退し、このスライド筒15の後退により、ストッパボール10か ら押圧部13が離れて解放部14がストッパボール10を解放し、その後、係止 部18がボール支持筒8の係止部19に係止してボール支持筒8を後退させ、こ のボール支持筒8の後退により、ロックボール9が外筒5の押圧部16から離れ 解放部17に移動する(図3)。 これにより、プラグ3の外周段部38に当接してプラグ3のそれ以上の挿入を 阻止していたストッパボール10によるプラグ3の挿入量の規制が解かれ、プラ グ3をソケット1の更に奥部に挿入することが可能になる。
【0022】 そして、更にプラグ3を挿入し、プラグ3の先端部をソケット1の奥部即ち内 筒6の奥部まで挿入すると、ソケット1の内部に設けられ流体通路29を閉じて いるバルブ30の弁杆31と、プラグ3の内部に設けられ流体通路40を閉じて いるバルブ41の弁頭43が当接し互いに押し合い、バルブ30とバルブ41は それぞれのスプリング35,46に抗して後退し、バルブ30の弁頭32が弁座 33から離れ流体通路29を開き、これにより流体配管2とソケット1の流体通 路29が連通し、またバルブ41の弁頭43が弁座44から離れ流体通路40を 開き、これによりプラグ3の流体通路40とソケット1の流体通路29が連通す ることになる(図4)。そして、この時前記シリンダ15の外周と外筒5の内周 との間に設けた受圧室24に送り込まれた圧縮空気は抜かれ受圧室24は無圧状 態となっている。 これにより、流体配管2を流れる試料がソケット1とプラグ3の流体通路29 ,40を通り、試料採取用ボトル4に流入し試料が採取される。
【0023】 さて、試料採取用ボトル4に試料を所定量採取した後の取外しは、図4の状態 からプラグ3を後退即ち引き出すことにより行われる。ソケット1からプラグ3 を引くと、先ず、ソケット1のバルブ30とプラグ3のバルブ41が離れ互いの 押し合いから解放され、バルブ30とプラグ3のバルブ41はそれぞれスプリン グ35,スプリング46により付勢されて閉方向に移動し、ソケット1の流体通 路29とプラグ3の流体通路40が閉鎖され、試料採取がストップする。
【0024】 次いで後退してくるプラグ3の円周溝39に、前記ソケット1の外筒5の押圧 部13に当接し求心方向に押圧されているロックボール9が係合し、これにより 、ソケット1とプラグ3はロックボール9により再びロックされソケット1から プラグ3のそれ以上の抜出しが阻止される。この状態で、ソケット1の側壁に形 成された一方の貫通孔36であるエア導入孔から圧縮空気をソケット1内に送り 込み、ソケット1の流体通路29内に残留する試料を他方の貫通孔37である排 出孔から排出する。
【0025】 ソケット1の流体通路29内に残留する試料を排出孔から排出したら、再びソ ケット1の外筒5の側壁に設けた流通孔23から受圧室24に圧縮空気を送り込 む。スライド筒15はこの空気圧を受けてスプリング21の弾発力に抗して後退 する。このスライド筒15の後退により、スライド筒15の係止部18がボール 支持筒8の係止部19に係止してボール支持筒8を後退させ、このボール支持筒 8の後退により、ロックボール9が外筒5の押圧部16から離れ解放部17に移 動する(図3)。この結果、プラグ3はロックボール9との係合状態から解放さ れ、しかる後にソッケト1からプラグ3を引くことにより、ソッケト1とプラグ 3が分離し、試料採取用ボトル4を取外すことができる。
【0026】 以上にようにして流体配管2からの資料の採取が行われるが、ソッケト1とプ ラグ3の接続、分離操作にあたり、ソケット1に対するプラグ3の挿入、引出し やプラグ3のロック、ロック解除その他の諸動作を人手を要することなく、全て 機械的手段により自動的に行うことができる。
【0027】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案によれば、側壁に流通孔を設け且つ先端内部にボール 支持筒を設けた外筒と、内部に流体通路を開閉するバルブを有する内筒とからな るソケットと、外周に円周溝を有し且つ内部に流体通路を開閉するバルブを設け たプラグとからなる管継手であって、前記ボール支持筒には、前記ソケットとプ ラグを接続したときに前記プラグ外周段部に当接して該プラグの挿入量を規制す るストッパボールと、前記プラグの円周溝に係合してソケットとプラグを接続す るロックボールとを設け、また、前記外筒と内筒との間には前記流通孔と連通す る受圧室を形成するようにスプリングを介してスライド筒を摺動自在に設け、こ のスライド筒の一端には、前記ボール支持筒に設けたストッパボールを求心方向 に押圧する押圧部を設けるとともに、押圧部に隣接して前記スライド筒を後退さ せたとき前記ストッパボールを前記押圧部から解放する解放部を設けたから、ソ ケットにプラグを挿入し、プラグの外周溝がロックボールの下位に達したとき、 ロックボールがプラグの外周溝に係合してソケットからプラグの抜出しが阻止さ れてソケットとプラグの接続が完了するが、同時にこの位置にて、ボール支持筒 に設けたストッパボールがプラグの外周段部に当接してプラグのそれ以上の挿入 が阻止され、この状態で、ソケットの外筒の側壁に設けた流通孔から受圧室に流 体圧を加えることにより、スライド筒がスプリングの弾発力に抗して後退し、こ のスライド筒の後退により押圧部がストッパボールから離れて解放部がストッパ ボールを解放することになり、プラグの外周段部に当接してプラグのそれ以上の 挿入を阻止していたストッパボールによるプラグの挿入量の規制が解かれ、プラ グをソケットの更に奥部に挿入することを可能とすることができる。
【0028】 従って、前記プラグの外周段部に当接してプラグのそれ以上の挿入を阻止して いたストッパボールによるプラグの挿入量の規制を解き、プラグをソケットの更 に奥部に挿入したときソケットのバルブとプラグのバルブが互いに押し合いそれ ぞれの流体通路を開くように設定しておくことにより、ソケットとプラグを接続 しただけではソケットのバルブとプラグのバルブが当接せず、それぞれの流体通 路は閉じられたままの状態にあり、そして、スライド筒を後退させストッパボー ルによるプラグの挿入量の規制を解き、プラグをソケットの更に奥部に挿入する ことによって、ソケットのバルブとプラグのバルブが互いに押し合いそれぞれの 流体通路を開くことになるので、流体漏洩に対する安全性が極めて高く、しかも 前記スライド筒の操作はソケットの外筒の側壁に設けた流通孔から受圧室に流体 圧を加えることにより行うので手作業によらない遠隔操作が可能となるので、ソ ケットとプラグの接続や流体通路の開閉作業の自動化が図れ、作業性の向上とと もに安全性の一層の向上を図ることができる。
【0029】 そしてまた、例えば、試料のサンプリングの際し、本考案に係る配管用管継手 を用いれば、流体配管に対する試料採取用ボトルの接続,分離及びバルブの開閉 操作等を、人手を要することなく、全て機械的手段により自動的に行うことが可 能となるので、プラント等の配管からのサンプリング作業を自動的に迅速かつ安 全に行うことができるとともに、作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソケットとプラグの分離状態を示す半縦断面
図。
【図2】ソケットにプラグを挿入してロックされた状態
を示す半縦断面図。
【図3】受圧室に圧縮気体を導入した状態を示す半縦断
面図。
【図4】プラグを更に押圧して流体通路が開放された状
態を示す半縦断面図。
【符号の説明】
1 ソケット 3 プラグ 5 外筒 6 内筒 8 ボール支持筒 9 ロックボール 10 ストッパボール 15 スライド筒 16 押圧部 17 解放部 21 スプリング 23 流通孔 24 受圧室 29 流体通路 30 バルブ 38 段部 39 円周溝 40 流体通路 41 バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁に流通孔を設け且つ先端内部にボー
    ル支持筒を設けた外筒と、内部に流体通路を開閉するバ
    ルブを有する内筒とからなるソケットと、外周に円周溝
    を有し且つ内部に流体通路を開閉するバルブを設けたプ
    ラグとからなる管継手であって、前記ボール支持筒に
    は、前記ソケットとプラグを接続したときに前記プラグ
    外周段部に当接して該プラグの挿入量を規制するストッ
    パボールと、前記プラグの円周溝に係合してソケットと
    プラグを接続するロックボールとを設け、また、前記外
    筒と内筒との間には前記流通孔と連通する受圧室を形成
    するようにスプリングを介してスライド筒を摺動自在に
    設け、このスライド筒の一端には、前記ボール支持筒に
    設けたストッパボールを求心方向に押圧する押圧部を設
    けるとともに、押圧部に隣接して前記スライド筒を後退
    させたとき前記ストッパボールを前記押圧部から解放す
    る解放部を設けたことを特徴とする配管用管継手。
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