JPH0659705B2 - 写真感光材料用包装材料 - Google Patents
写真感光材料用包装材料Info
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- JPH0659705B2 JPH0659705B2 JP59231418A JP23141884A JPH0659705B2 JP H0659705 B2 JPH0659705 B2 JP H0659705B2 JP 59231418 A JP59231418 A JP 59231418A JP 23141884 A JP23141884 A JP 23141884A JP H0659705 B2 JPH0659705 B2 JP H0659705B2
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- thermoplastic resin
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真感光材料包装用に好適な積層体に関する。
(従来の技術) 積層体は種々のタイプのものが広く実用化されており、
その使途に従って様々の性能が要求されている。写真感
光材料をはじめ多くの感光物質包装用積層体に求められ
ている性質として、破れにくいこと、カールしにくいこ
と、耐衝撃強度が大きいこと、柔軟であること、密封の
ためのヒートシールしやすいこと、引張り強度が大きく
且つ破断点伸びが大きいこと等が挙げられる。クッショ
ン性、平面性、すべり特性といった性質を低下させず、
引裂き強度やゲルボテスト強度、落下強度、耐衝撃強度
にすぐれ、柔軟で破断点伸びが大きくカールしにくい密
封包装可能な安価な積層体を実現することにより円筒状
の感光物質や、感光物質の入った円筒容器の遮光包装や
従来金属の密封容器で移送していた写真感光材料の包装
を積層体に置換するなど、新たな用途を開拓する他、目
的にあった防湿性、ガスバリヤー性のコントロール、あ
るいは包装の軽量化、破損防止など多くの実用上の利益
が考えられる。特開昭57−6754号公報では当方よ
りこのような包装材料を開示している。
その使途に従って様々の性能が要求されている。写真感
光材料をはじめ多くの感光物質包装用積層体に求められ
ている性質として、破れにくいこと、カールしにくいこ
と、耐衝撃強度が大きいこと、柔軟であること、密封の
ためのヒートシールしやすいこと、引張り強度が大きく
且つ破断点伸びが大きいこと等が挙げられる。クッショ
ン性、平面性、すべり特性といった性質を低下させず、
引裂き強度やゲルボテスト強度、落下強度、耐衝撃強度
にすぐれ、柔軟で破断点伸びが大きくカールしにくい密
封包装可能な安価な積層体を実現することにより円筒状
の感光物質や、感光物質の入った円筒容器の遮光包装や
従来金属の密封容器で移送していた写真感光材料の包装
を積層体に置換するなど、新たな用途を開拓する他、目
的にあった防湿性、ガスバリヤー性のコントロール、あ
るいは包装の軽量化、破損防止など多くの実用上の利益
が考えられる。特開昭57−6754号公報では当方よ
りこのような包装材料を開示している。
(発明の目的) 本発明はこのような包装材料を改良し、厚さが小さくて
も物理強度が大きい更に実用的な写真感光材料用包装材
料として好適な積層体を提供することを目的とする。
も物理強度が大きい更に実用的な写真感光材料用包装材
料として好適な積層体を提供することを目的とする。
(発明の構成概要) 本発明は、2層の熱可塑性樹脂フィルム層を、一方向に
のみ走る平行線状又は平行する細い連続する帯状で熱可
塑性溶融樹脂を含有して成る押出しラミネート接着層に
より直接接着すると共に、接着層以外の部分では空隙を
保ったままで積層させた3層の含みスベリ角度が25度以
下の平滑な積層体であって、 (1)写真感光材料と接触する側の層は、遮光性物質を0.5
〜15重量%含有するヒートシール可能な熱可塑性樹脂フ
ィルム層であり、 (2)前記接着層の厚さが8〜50μm、幅が0.1〜15mm、接
着層間の間隙が10〜100mmであって、 (3)全積層体のいずれか1層ないし2層以上が遮光性物質
を含む遮光層であり、 (4)前記2層の熱可塑性樹脂フィルム層は、破断点伸びが
縦150%以上、横200%以上であり、厚み差が50%以下であ
ることを特徴とする写真感光材料用包装材料であり、カ
ールを防止し各種の物理強度を向上させた包装材料であ
る。
のみ走る平行線状又は平行する細い連続する帯状で熱可
塑性溶融樹脂を含有して成る押出しラミネート接着層に
より直接接着すると共に、接着層以外の部分では空隙を
保ったままで積層させた3層の含みスベリ角度が25度以
下の平滑な積層体であって、 (1)写真感光材料と接触する側の層は、遮光性物質を0.5
〜15重量%含有するヒートシール可能な熱可塑性樹脂フ
ィルム層であり、 (2)前記接着層の厚さが8〜50μm、幅が0.1〜15mm、接
着層間の間隙が10〜100mmであって、 (3)全積層体のいずれか1層ないし2層以上が遮光性物質
を含む遮光層であり、 (4)前記2層の熱可塑性樹脂フィルム層は、破断点伸びが
縦150%以上、横200%以上であり、厚み差が50%以下であ
ることを特徴とする写真感光材料用包装材料であり、カ
ールを防止し各種の物理強度を向上させた包装材料であ
る。
本発明に使用するヒートシール可能な熱可塑性樹脂フィ
ルム層としては各種ポリエチレン、各種ポリプロピレ
ン、ポリイソブチレン、ポリスチレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル
酸エステル共重合体(EEA)等のオレフィン系共重合
体、プロピレンを主成分とする共重合体、あるいはポリ
アミド、ポリアセタール、ポリ塩化ビニル(PVC)、
ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリカーボネート、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニリ
レンオキシド等及びこれらの1種又は2種以上の混合物
等の熱可塑性樹脂等が挙げられるが本発明が効果的に適
用しうる好ましいヒートシール可能な熱可塑性樹脂フィ
ルム層はポリオレフィン系樹脂(エチレンとそれ以外の
モノマーとの共重合体も含む)を50%以上含む樹脂で
ある。より具体的には、各種ポリエチレン(特に低圧法
低密度ポリエチレンや高圧法低密度ポリエチレン、高密
度ポリエチレン)、エチレン−プロピレン共重合体、E
VA、EEA等のオレフィン系共重合体、ポリイソブチ
レン、及びこれらの1つ以上の混合樹脂を主成分とする
熱可塑性樹脂を成形(シングル押出し、又は2層以上の
共押出しも含むTダイ成形フィルム又はキャスティング
成形フィルムやインフレーション成形フィルム等)した
フィルムである。又フィルムは分子配向(含む延伸等)
してあっても無配向でもよく、金属薄膜加工や印刷加工
等公知の種々の加工が施されていてもよい。
ルム層としては各種ポリエチレン、各種ポリプロピレ
ン、ポリイソブチレン、ポリスチレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル
酸エステル共重合体(EEA)等のオレフィン系共重合
体、プロピレンを主成分とする共重合体、あるいはポリ
アミド、ポリアセタール、ポリ塩化ビニル(PVC)、
ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリカーボネート、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニリ
レンオキシド等及びこれらの1種又は2種以上の混合物
等の熱可塑性樹脂等が挙げられるが本発明が効果的に適
用しうる好ましいヒートシール可能な熱可塑性樹脂フィ
ルム層はポリオレフィン系樹脂(エチレンとそれ以外の
モノマーとの共重合体も含む)を50%以上含む樹脂で
ある。より具体的には、各種ポリエチレン(特に低圧法
低密度ポリエチレンや高圧法低密度ポリエチレン、高密
度ポリエチレン)、エチレン−プロピレン共重合体、E
VA、EEA等のオレフィン系共重合体、ポリイソブチ
レン、及びこれらの1つ以上の混合樹脂を主成分とする
熱可塑性樹脂を成形(シングル押出し、又は2層以上の
共押出しも含むTダイ成形フィルム又はキャスティング
成形フィルムやインフレーション成形フィルム等)した
フィルムである。又フィルムは分子配向(含む延伸等)
してあっても無配向でもよく、金属薄膜加工や印刷加工
等公知の種々の加工が施されていてもよい。
もう1つの熱可塑性樹脂フィルム層もヒートシール可能
な前記熱可塑性樹脂フィルム層と同じものを用いること
が出来る。2層の熱可塑性フィルム層の厚み差は50%
以下であり、強度的には同程度であることが好ましい。
これらの熱可塑性樹脂フィルム層には金属薄膜加工
(例:金属蒸着膜等)が施されていてもよい。
な前記熱可塑性樹脂フィルム層と同じものを用いること
が出来る。2層の熱可塑性フィルム層の厚み差は50%
以下であり、強度的には同程度であることが好ましい。
これらの熱可塑性樹脂フィルム層には金属薄膜加工
(例:金属蒸着膜等)が施されていてもよい。
一方向にのみ走る平行線状、又は平行する細い連続する
帯状で熱可塑性溶融樹脂を含有して成る押出しラミネー
ト接着層(以下縦筋状接着層という)は各種の接着材や
熱可塑性溶融樹脂等を用いることが出来る。
帯状で熱可塑性溶融樹脂を含有して成る押出しラミネー
ト接着層(以下縦筋状接着層という)は各種の接着材や
熱可塑性溶融樹脂等を用いることが出来る。
本発明では上記3つの必須の層以外に必要に応じて反ヒ
ートシール側の熱可塑性樹脂フィルムの上に接着層を用
いたり、用いずに直接他のフレキシブルシート層を積層
してもよい。又写真感光材料と接触する熱可塑性樹脂フ
ィルム層に接着層を用いたり用いずに直接他のヒートシ
ールを写真感光材料と接触する側に積層してもよい。
ートシール側の熱可塑性樹脂フィルムの上に接着層を用
いたり、用いずに直接他のフレキシブルシート層を積層
してもよい。又写真感光材料と接触する熱可塑性樹脂フ
ィルム層に接着層を用いたり用いずに直接他のヒートシ
ールを写真感光材料と接触する側に積層してもよい。
(好適な実施の態様) 本発明の包装材料として使用するのに好ましい熱可塑性
樹脂フィルム層(写真感光材料と接着するヒートシール
可能な熱可塑性樹脂フィルム層も含む)の厚さは10〜
200μmであり、好ましくは30〜150μm、もっ
とも好ましいのは40〜100μmである。フィルムは
分子配向(含む延伸)してあってもよいし無延伸フィル
ムであってもよいが円筒形や角形の写真感光材料(含む
写真感光材料入円筒形容器、例えば金属缶やドラム缶、
ボール紙筒、暗箱、明室装填用マガジン等)を遮光、防
湿、密着、密封包装する時には無延伸の破断点伸びが縦
150%以上、横200%以上のもの、具体的にはLD
PEやL−LDPE、EVA、EEA{特に低圧法線状
低密度ポリエチレン(L−LDPE)は遮光性物質を添
加した場合の強度がすぐれる点で有利である}、又はこ
れらの2つ以上の混合樹脂又はこれらの樹脂に合成ゴム
等を添加した樹脂を用いて成形したフィルムが好まし
い。又1軸分子配向フィルムを分子配向軸が交差するよ
うに積層したフィルムは物理強度が大きいので特に好ま
しい。本発明に必須の2つの熱可塑性樹脂フィルム層
は、遮光性物質の添加量、フィルム厚さ、フィルムの樹
脂組成、分子配向有無、延伸倍率等同一であっても異な
るものであってもよい。
樹脂フィルム層(写真感光材料と接着するヒートシール
可能な熱可塑性樹脂フィルム層も含む)の厚さは10〜
200μmであり、好ましくは30〜150μm、もっ
とも好ましいのは40〜100μmである。フィルムは
分子配向(含む延伸)してあってもよいし無延伸フィル
ムであってもよいが円筒形や角形の写真感光材料(含む
写真感光材料入円筒形容器、例えば金属缶やドラム缶、
ボール紙筒、暗箱、明室装填用マガジン等)を遮光、防
湿、密着、密封包装する時には無延伸の破断点伸びが縦
150%以上、横200%以上のもの、具体的にはLD
PEやL−LDPE、EVA、EEA{特に低圧法線状
低密度ポリエチレン(L−LDPE)は遮光性物質を添
加した場合の強度がすぐれる点で有利である}、又はこ
れらの2つ以上の混合樹脂又はこれらの樹脂に合成ゴム
等を添加した樹脂を用いて成形したフィルムが好まし
い。又1軸分子配向フィルムを分子配向軸が交差するよ
うに積層したフィルムは物理強度が大きいので特に好ま
しい。本発明に必須の2つの熱可塑性樹脂フィルム層
は、遮光性物質の添加量、フィルム厚さ、フィルムの樹
脂組成、分子配向有無、延伸倍率等同一であっても異な
るものであってもよい。
本発明に必須のもう1つの層、即ち2つの熱可塑性樹脂
フィルム層間に施す縦筋状接着層は押出しラミネートに
より形成された層であって間隙が10〜100mm、好
ましくは20〜80mm、最も好ましくは30〜60m
m、接着層の巾が0.1〜15mm、好ましくは0.3
〜10mm、最も好ましくは0.5〜5mm、接着層の
厚さが8〜50μm、好ましくは9〜20μm、最も好
ましくは10〜15μmである。
フィルム層間に施す縦筋状接着層は押出しラミネートに
より形成された層であって間隙が10〜100mm、好
ましくは20〜80mm、最も好ましくは30〜60m
m、接着層の巾が0.1〜15mm、好ましくは0.3
〜10mm、最も好ましくは0.5〜5mm、接着層の
厚さが8〜50μm、好ましくは9〜20μm、最も好
ましくは10〜15μmである。
接着剤の代表的なものとして各種ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン等のポリオレフィン系熱可塑性樹
脂熱溶融接着剤、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体(EAA)、エチレン−アクリル酸エステル共重合
体等のオレフィン共重合体、アイオノマー樹脂等の熱可
塑性樹脂熱溶融接着剤その他熱溶融型ゴム系接着剤があ
る。
ロピレン、ポリブテン等のポリオレフィン系熱可塑性樹
脂熱溶融接着剤、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体(EAA)、エチレン−アクリル酸エステル共重合
体等のオレフィン共重合体、アイオノマー樹脂等の熱可
塑性樹脂熱溶融接着剤その他熱溶融型ゴム系接着剤があ
る。
押出しラミネート(エクストルージョン)用ポリオレフ
ィン系接着剤はより具体的にいえば各種ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリイソブチレン、EPRなどポリオ
レフインからなる集合体及びエチレンとの共重合体(E
VA、EEA、EAA等)の他低圧法低密度ポリエチレ
ン(L−LDPE)の如く、エチレンの他に一部他のモ
ノマーを共重合させたもの、、DuPont社のサーリ
ン、三井ポリケミカル社のハイミラン等のアイオノマー
樹脂(イオン性共重合体)やポリオレフィンに極性モノ
マーをグラフト重合させたものをも含む。
ィン系接着剤はより具体的にいえば各種ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリイソブチレン、EPRなどポリオ
レフインからなる集合体及びエチレンとの共重合体(E
VA、EEA、EAA等)の他低圧法低密度ポリエチレ
ン(L−LDPE)の如く、エチレンの他に一部他のモ
ノマーを共重合させたもの、、DuPont社のサーリ
ン、三井ポリケミカル社のハイミラン等のアイオノマー
樹脂(イオン性共重合体)やポリオレフィンに極性モノ
マーをグラフト重合させたものをも含む。
これらの接着剤は積層させようとする熱可塑性樹脂フィ
ルム層より5゜以上融点が低いものであることが望まし
い。この程度の温度差があれば熱可塑性樹脂フィルム層
に悪影響を与えず熱溶融接着を完全に行わせることがで
きる。
ルム層より5゜以上融点が低いものであることが望まし
い。この程度の温度差があれば熱可塑性樹脂フィルム層
に悪影響を与えず熱溶融接着を完全に行わせることがで
きる。
熱可塑性樹脂フィルム層のいずれか一つの層が分子配向
されている場合は、接着層としては熱可塑性樹脂であっ
て分子配向フィルムの特性を損なわない温度(分子配向
フィルムがHDPEの場合凡そ250〜350℃)で接
着できる様なもの、例えば高圧法低密度ポリエチレン
(LDPE)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチ
レン−アクリル酸エステル共重合体(EEA)、アイオ
ノマー樹脂、低圧法低密度ポリエチレンである線状低密
度ポリエチレン(L−LDPE)、ポリオレフィンに極
性モノマーをグラフト共重合させた三菱油化の“モディ
ック”等が使用できる。
されている場合は、接着層としては熱可塑性樹脂であっ
て分子配向フィルムの特性を損なわない温度(分子配向
フィルムがHDPEの場合凡そ250〜350℃)で接
着できる様なもの、例えば高圧法低密度ポリエチレン
(LDPE)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチ
レン−アクリル酸エステル共重合体(EEA)、アイオ
ノマー樹脂、低圧法低密度ポリエチレンである線状低密
度ポリエチレン(L−LDPE)、ポリオレフィンに極
性モノマーをグラフト共重合させた三菱油化の“モディ
ック”等が使用できる。
平行線状又は平行する縦筋状接着層は一定の間隙で縦筋
状に二層の熱可塑性樹脂フィルム層を積層体としてある
程度の一体性を保つが、他の方向には空隙が出来るよう
に施される。このように部分的に接着されることが必要
であり、このことにより引裂き強度が増大し、柔軟でや
ぶれ難くなる。又遮光性を二重に保証できる2層の遮光
フィルムの全面に接着剤層が形成されると、積層体が完
全に一体化してこのような効果が失われる。
状に二層の熱可塑性樹脂フィルム層を積層体としてある
程度の一体性を保つが、他の方向には空隙が出来るよう
に施される。このように部分的に接着されることが必要
であり、このことにより引裂き強度が増大し、柔軟でや
ぶれ難くなる。又遮光性を二重に保証できる2層の遮光
フィルムの全面に接着剤層が形成されると、積層体が完
全に一体化してこのような効果が失われる。
本発明により、引裂き、衝撃穴アケ、破損等に対して強
く、かつカールが小さく、柔軟で、安価な包装材料が提
供される。なお、接着剤は、外層の熱可塑性樹脂フィル
ム層に施すよりは写真感光材料と接触する内層の熱可塑
性樹脂フィルム層に施した方が一般的に写真感光材料に
対する凸部によるスタチック、摩擦カブリ、圧力カブ
リ、擦り傷、凸部形状うつり等の防止の点で有利であ
る。
く、かつカールが小さく、柔軟で、安価な包装材料が提
供される。なお、接着剤は、外層の熱可塑性樹脂フィル
ム層に施すよりは写真感光材料と接触する内層の熱可塑
性樹脂フィルム層に施した方が一般的に写真感光材料に
対する凸部によるスタチック、摩擦カブリ、圧力カブ
リ、擦り傷、凸部形状うつり等の防止の点で有利であ
る。
平行線状の縦筋状接着層は数学的に厳密な平行である必
要はなく、また線は2層の熱可塑性樹脂フィルムを一体
化できる範囲内である程度とぎれとぎれであっても実用
上支障ない。
要はなく、また線は2層の熱可塑性樹脂フィルムを一体
化できる範囲内である程度とぎれとぎれであっても実用
上支障ない。
本発明の包装材料は写真感光材料の包装用として有用で
ある。この目的に使うために、全積層体中の少なくとも
1層が遮光性を有することが必要である。このために
は、2つの熱可塑性樹脂フィルム層、フレキシブルシー
ト層、ヒートシール層、接着剤層あるいは他のいずれか
一層以上に0.1〜30重量%の遮光性物質を含有させ
てもよいし、着色紙、又はアルミ箔や亜鉛メッキした薄
層鋼板等の厚さ5μm以上50μm以下の金属箔又は5
5Å〜1200Åの金属蒸着層をもつ紙(例:アルミ蒸
着紙)や金属薄膜加工フィルム(例:アルミ蒸着フィル
ム)などの遮光性の他の層を積層させるか、印刷により
遮光性を付加するなどの方法を用いてもよい。
ある。この目的に使うために、全積層体中の少なくとも
1層が遮光性を有することが必要である。このために
は、2つの熱可塑性樹脂フィルム層、フレキシブルシー
ト層、ヒートシール層、接着剤層あるいは他のいずれか
一層以上に0.1〜30重量%の遮光性物質を含有させ
てもよいし、着色紙、又はアルミ箔や亜鉛メッキした薄
層鋼板等の厚さ5μm以上50μm以下の金属箔又は5
5Å〜1200Åの金属蒸着層をもつ紙(例:アルミ蒸
着紙)や金属薄膜加工フィルム(例:アルミ蒸着フィル
ム)などの遮光性の他の層を積層させるか、印刷により
遮光性を付加するなどの方法を用いてもよい。
遮光性物質を含有させる場合には、全積層体の単位面積
(m2)当り0.1〜30gが適量である。延伸フィルム
中には12g/m2以上の遮光性物質を添加することは一
般にフィッシュアイの発生と物理的強度等を低下させる
意味で好ましくなく、0.1〜7重量%の範囲が望まし
いが、無延伸フィルムや紙などのフレキシブルシートに
添加する場合はこの限りではなく配合量で30重量%ま
で、単位面積(m2)当り30gまで配合できる。遮光性
物質は可視および紫外線を透過しないすべての物質をい
うが、代表的なものを例示すれば、各種カーボンブラッ
ク、アルミ粉末、着色顔料、着色染料、酸化チタン、硫
酸バリウム、炭酸カルシウム、粘土等の白色顔料、各種
金属粉末、各種金属繊維などがある。品質、コスト、遮
光能力の点で写真感光材料の包装用としては各種のカー
ボンブラックとアルミ粉末、アルミペーストより低揮発
物質を除去したものが望ましい。
(m2)当り0.1〜30gが適量である。延伸フィルム
中には12g/m2以上の遮光性物質を添加することは一
般にフィッシュアイの発生と物理的強度等を低下させる
意味で好ましくなく、0.1〜7重量%の範囲が望まし
いが、無延伸フィルムや紙などのフレキシブルシートに
添加する場合はこの限りではなく配合量で30重量%ま
で、単位面積(m2)当り30gまで配合できる。遮光性
物質は可視および紫外線を透過しないすべての物質をい
うが、代表的なものを例示すれば、各種カーボンブラッ
ク、アルミ粉末、着色顔料、着色染料、酸化チタン、硫
酸バリウム、炭酸カルシウム、粘土等の白色顔料、各種
金属粉末、各種金属繊維などがある。品質、コスト、遮
光能力の点で写真感光材料の包装用としては各種のカー
ボンブラックとアルミ粉末、アルミペーストより低揮発
物質を除去したものが望ましい。
カーボンブラックの中でも特にpH5〜9、平均粒子径
10〜50mμのものが遮光性向上と特性低下の少ない
点で好ましく、最も好ましいものはpH6〜9、平均粒
子径15〜30mμのファーネスカーボンブラックであ
る。
10〜50mμのものが遮光性向上と特性低下の少ない
点で好ましく、最も好ましいものはpH6〜9、平均粒
子径15〜30mμのファーネスカーボンブラックであ
る。
同じ量を添加して、できるだけ遮光性をよくするには、
内側(包装した時写真感光材料に接する側、袋の場合は
ヒートシールする側)に遮光性物質を配合しておくこと
が望ましい。
内側(包装した時写真感光材料に接する側、袋の場合は
ヒートシールする側)に遮光性物質を配合しておくこと
が望ましい。
本発明に必須の2層の熱可塑性樹脂フィルム層と縦筋状
接着層に関しては以上の通りであるが、本発明の実施に
おいてはこの地に他の層を積層させてもよい。
接着層に関しては以上の通りであるが、本発明の実施に
おいてはこの地に他の層を積層させてもよい。
例えば各種の紙、不織布、セロハン、延伸熱可塑性樹脂
フィルム等の耐熱性と柔軟性のあるシートを積層させる
ことにより、ヒートシール性、強度、すべり特性、帯電
防止性、印刷性、遮光性、美観などの点を向上させるこ
とが考えられる。
フィルム等の耐熱性と柔軟性のあるシートを積層させる
ことにより、ヒートシール性、強度、すべり特性、帯電
防止性、印刷性、遮光性、美観などの点を向上させるこ
とが考えられる。
特に、片方の最外層を非熱溶融性の層とするか、もしく
は最内層(ヒートシールする層)より5℃以上融点の高
いものとすれば、低融点側同志をヒートシールすること
がさらに容易になり、ヒートシール性にすぐれた袋を製
造するのに有利である。
は最内層(ヒートシールする層)より5℃以上融点の高
いものとすれば、低融点側同志をヒートシールすること
がさらに容易になり、ヒートシール性にすぐれた袋を製
造するのに有利である。
より具体的には最外層として、厚さ10μm以上の紙、
アルミ蒸着紙、アルミ蒸着熱可塑性樹脂フィルム、セロ
ハン、不織布、布、金属箔、延伸熱可塑性樹脂フィルム
のいずれかとすればヒートシールが容易にできる。
アルミ蒸着紙、アルミ蒸着熱可塑性樹脂フィルム、セロ
ハン、不織布、布、金属箔、延伸熱可塑性樹脂フィルム
のいずれかとすればヒートシールが容易にできる。
そのうちでも特に厚さ30μm〜190μmの紙を最外
層とすれば遮光性、耐熱性の両方を満足させ得るので特
に分子配向フィルムと積層させると有用性が高い。
層とすれば遮光性、耐熱性の両方を満足させ得るので特
に分子配向フィルムと積層させると有用性が高い。
同じ効果は逆に最内層(ヒートシールする層)に反対側
の最外層の非熱溶融性の層や分子配向フィルムより5℃
以上低融点のヒートシールしやすい層を形成しても得ら
れる。ヒートシールしやすい層の形成は塗布によっても
はり合せによってもよい。例えば、延伸フィルムとして
最外層にポリエステルやナイロンフィルムを使用した場
合、最内層(ヒートシールする層)を低密度ポリエチレ
ンフィルムとすればヒートシールが容易である。なお、
写真感光材料と接触する側の熱可塑性樹脂フィルム層や
ヒートシール層に0.1〜15重量%の遮光性物質を含
有させれば写真感光材料包装用として特に有用である。
一層にのみ遮光性物質を含有させる場合、ヒートシール
部からの漏れをなくすため最内層へ添加する方が遮光性
の点で有利である。
の最外層の非熱溶融性の層や分子配向フィルムより5℃
以上低融点のヒートシールしやすい層を形成しても得ら
れる。ヒートシールしやすい層の形成は塗布によっても
はり合せによってもよい。例えば、延伸フィルムとして
最外層にポリエステルやナイロンフィルムを使用した場
合、最内層(ヒートシールする層)を低密度ポリエチレ
ンフィルムとすればヒートシールが容易である。なお、
写真感光材料と接触する側の熱可塑性樹脂フィルム層や
ヒートシール層に0.1〜15重量%の遮光性物質を含
有させれば写真感光材料包装用として特に有用である。
一層にのみ遮光性物質を含有させる場合、ヒートシール
部からの漏れをなくすため最内層へ添加する方が遮光性
の点で有利である。
縦筋状接着層で分子配向軸が交差するように接着される
本発明に必須の2つの熱可塑性樹脂フィルム層が1軸分
子配向熱可塑性樹脂フィルムである場合のヒートシール
が容易にできる層構成の一例を述べると、片側表層(内
側ヒートシール層側)に一軸分子配向フィルムより5℃
以上低融点の(好ましくは10℃以上低い)ヒートシー
ルしやすい層でかつ遮光性物質を0.5〜15重量%含
有する層を形成することは有用である。ヒートシール層
としては、例えば厚さはエクストルージョンコートの場
合10〜80μm、貼り合せ用キャスティングフィルム
やインフレーションフィルムの場合13〜120μm程
度の各種ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポ
リエステル、エチレンビニルアセテート共重合体(EV
A)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)
等の熱可塑性樹脂フィルム層を用いることができる。特
に好ましくは、高圧法低密度ポリエチレン(LDP
E)、エチレンビニルアセテート共重合体(EVA)、
アイオノマー、線状低密度ポリエチレン(L−LDP
E)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)
等よりなる熱可塑性樹脂フィルム層である。
本発明に必須の2つの熱可塑性樹脂フィルム層が1軸分
子配向熱可塑性樹脂フィルムである場合のヒートシール
が容易にできる層構成の一例を述べると、片側表層(内
側ヒートシール層側)に一軸分子配向フィルムより5℃
以上低融点の(好ましくは10℃以上低い)ヒートシー
ルしやすい層でかつ遮光性物質を0.5〜15重量%含
有する層を形成することは有用である。ヒートシール層
としては、例えば厚さはエクストルージョンコートの場
合10〜80μm、貼り合せ用キャスティングフィルム
やインフレーションフィルムの場合13〜120μm程
度の各種ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポ
リエステル、エチレンビニルアセテート共重合体(EV
A)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)
等の熱可塑性樹脂フィルム層を用いることができる。特
に好ましくは、高圧法低密度ポリエチレン(LDP
E)、エチレンビニルアセテート共重合体(EVA)、
アイオノマー、線状低密度ポリエチレン(L−LDP
E)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)
等よりなる熱可塑性樹脂フィルム層である。
写真感光材料を封入する場合製品に接する層のすべり特
性としては、静摩擦係数が0.466(すべり角度25
度)以下が良く、より好ましくは0.325(すべり角
度18度)以下が望ましい。このような特性は、滑剤を
添加すること又は表面をマット化することにより達成さ
れ、或いは、ヒートシール面(写真感光材料に接するフ
ィルム面)をなすフィルムの材質を選択することにより
上記のすべり特性を満足できる。
性としては、静摩擦係数が0.466(すべり角度25
度)以下が良く、より好ましくは0.325(すべり角
度18度)以下が望ましい。このような特性は、滑剤を
添加すること又は表面をマット化することにより達成さ
れ、或いは、ヒートシール面(写真感光材料に接するフ
ィルム面)をなすフィルムの材質を選択することにより
上記のすべり特性を満足できる。
以上の構成により作られた積層フィルムは耐カール性に
すぐれる。さらに柔軟で破断点伸びが大きく且つ引裂強
度、衝撃穴あけ強度、製品挿入性、ゲルボテスト強度、
落下強度にもすぐれることから、遮光性をもたせること
により、写真感光材料の包装用として特に有用である。
すぐれる。さらに柔軟で破断点伸びが大きく且つ引裂強
度、衝撃穴あけ強度、製品挿入性、ゲルボテスト強度、
落下強度にもすぐれることから、遮光性をもたせること
により、写真感光材料の包装用として特に有用である。
本発明の好ましい実施態様は、例えば次の通りである。
即ち、好適な写真感光材料用包装材料はカーボンブラッ
クを0.1〜30重量%含む低圧法低密度ポリエチレ
ン、又は高圧法低密度ポリエチレン、又は延伸倍率が
2.0〜7.0倍でカーボンブラックを0.5〜7重量
%含み、厚さが15μm〜120μm、密度が0.94
g/cm3以上のHDPE一軸延伸、望ましくは一軸斜延
伸フィルム(縦一軸延伸フィルムをスパイラル状にスリ
ットしたフィルムも含む)を縦方向のみが連続の一定間
隙の縦筋状ポリオレフィン系(LDPE、EAA、EE
A、L−LDPE、PP、EVA、アイオノマー等のポ
リエチレン共重合体も含む)接着層により前記一軸延伸
フィルム(一軸分子配向フィルムも含む)と延伸軸(分
子配向軸も含む)の交差角が30度以上で交差(クロ
ス)するように前記一軸延伸フィルムと厚さの差が15
%以内のHDPE一軸延伸フィルム、望ましくは一軸斜
延伸フィルム(縦一軸延伸フィルムをスパイラル状にス
リットしたフィルムも含む)を前記ポリオレフィン系接
着層で貼り合せ、前記の1つ以上の層にカーボンブラッ
クを全積層体中に0.1〜30g/m2含んで成る積層体
から構成される。この包装材料は、写真感光材料用とし
て特に適し、破断点伸び、価格、物理強度、柔軟性、カ
ーリング性が顕著に改善されている。
即ち、好適な写真感光材料用包装材料はカーボンブラッ
クを0.1〜30重量%含む低圧法低密度ポリエチレ
ン、又は高圧法低密度ポリエチレン、又は延伸倍率が
2.0〜7.0倍でカーボンブラックを0.5〜7重量
%含み、厚さが15μm〜120μm、密度が0.94
g/cm3以上のHDPE一軸延伸、望ましくは一軸斜延
伸フィルム(縦一軸延伸フィルムをスパイラル状にスリ
ットしたフィルムも含む)を縦方向のみが連続の一定間
隙の縦筋状ポリオレフィン系(LDPE、EAA、EE
A、L−LDPE、PP、EVA、アイオノマー等のポ
リエチレン共重合体も含む)接着層により前記一軸延伸
フィルム(一軸分子配向フィルムも含む)と延伸軸(分
子配向軸も含む)の交差角が30度以上で交差(クロ
ス)するように前記一軸延伸フィルムと厚さの差が15
%以内のHDPE一軸延伸フィルム、望ましくは一軸斜
延伸フィルム(縦一軸延伸フィルムをスパイラル状にス
リットしたフィルムも含む)を前記ポリオレフィン系接
着層で貼り合せ、前記の1つ以上の層にカーボンブラッ
クを全積層体中に0.1〜30g/m2含んで成る積層体
から構成される。この包装材料は、写真感光材料用とし
て特に適し、破断点伸び、価格、物理強度、柔軟性、カ
ーリング性が顕著に改善されている。
さらに本発明の応用として用いられるヒートシール層の
反対側に積層することが可能なフレキシブルシートにつ
いて後述する。フレキシブルシートの代表的な例をあげ
ると、各種の紙、合成紙、アルミ蒸着紙、アルミ蒸着フ
ィルム、アルミ箔・スズ箔等の金属箔・不織布、クロス
ヤーン、セロハン、布、各種の熱可塑性樹脂フィルム例
えば各種ポリエチレン(LDPE、MDPE、HDP
E、L−LDPE等)、各種ポリプロピレン、セルロー
ストリアセテート、ポリエステル、ポリアミド(ナイロ
ン66、ナイロン6等)、ポリカーボネート、ポリ塩化
ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等、又はこ
れらを主成分とする共重合体例えばEVA、EEA等又
はこれらの熱可塑性樹脂の2種以上の混合物等からなる
フィルムである。コスト、入手性、汎用性、製造適性よ
り好ましいのはポリエチレンテレフタレート(PE
T)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエ
チレン(MDPE)、高圧法低密度ポリエチレン(L−
LDPE)、ポリプロピレン(PP)からなるフィルム
であり、特に望ましいのは密度0.9〜94g/cm3以
上の高密度ポリエチレンよりなる。これらの熱可塑性樹
脂フィルムは1軸又は2軸方向に分子配号させることが
効果的である。本発明に必須の2つの熱可塑性樹脂フィ
ルム層としても使用可能な特に好ましい一軸分子配向フ
ィルムと低圧法低密度ポリエチレンフィルム(L−LD
PE)について詳述する。一軸分子配向フィルムは熱可
塑性樹脂例えば、各種ポリエチレン、各種ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等又
はこれを主成分とする共重合体又はこれらの熱可塑性樹
脂の2種以上の混合物等である。好ましいのは高密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン、低圧法低密度ポリエ
チレン、ポリプロピレンであり特に望ましいのはL−L
DPEと厚さ15〜120μm、密度0.94g/cm3
以上の高密度ポリエチレンである。
反対側に積層することが可能なフレキシブルシートにつ
いて後述する。フレキシブルシートの代表的な例をあげ
ると、各種の紙、合成紙、アルミ蒸着紙、アルミ蒸着フ
ィルム、アルミ箔・スズ箔等の金属箔・不織布、クロス
ヤーン、セロハン、布、各種の熱可塑性樹脂フィルム例
えば各種ポリエチレン(LDPE、MDPE、HDP
E、L−LDPE等)、各種ポリプロピレン、セルロー
ストリアセテート、ポリエステル、ポリアミド(ナイロ
ン66、ナイロン6等)、ポリカーボネート、ポリ塩化
ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等、又はこ
れらを主成分とする共重合体例えばEVA、EEA等又
はこれらの熱可塑性樹脂の2種以上の混合物等からなる
フィルムである。コスト、入手性、汎用性、製造適性よ
り好ましいのはポリエチレンテレフタレート(PE
T)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエ
チレン(MDPE)、高圧法低密度ポリエチレン(L−
LDPE)、ポリプロピレン(PP)からなるフィルム
であり、特に望ましいのは密度0.9〜94g/cm3以
上の高密度ポリエチレンよりなる。これらの熱可塑性樹
脂フィルムは1軸又は2軸方向に分子配号させることが
効果的である。本発明に必須の2つの熱可塑性樹脂フィ
ルム層としても使用可能な特に好ましい一軸分子配向フ
ィルムと低圧法低密度ポリエチレンフィルム(L−LD
PE)について詳述する。一軸分子配向フィルムは熱可
塑性樹脂例えば、各種ポリエチレン、各種ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等又
はこれを主成分とする共重合体又はこれらの熱可塑性樹
脂の2種以上の混合物等である。好ましいのは高密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン、低圧法低密度ポリエ
チレン、ポリプロピレンであり特に望ましいのはL−L
DPEと厚さ15〜120μm、密度0.94g/cm3
以上の高密度ポリエチレンである。
ここで言う一軸分子配向フィルムとは分子配向方向の分
子配向率がこれと90度方向の分子配向率より1.5倍
以上高くなったフィルムも含む。例えばインフレーショ
ンフィルムでブロー比が2倍でこれを縦方向に3倍延伸
したフィルムは縦一軸3倍延伸フィルムとする。
子配向率がこれと90度方向の分子配向率より1.5倍
以上高くなったフィルムも含む。例えばインフレーショ
ンフィルムでブロー比が2倍でこれを縦方向に3倍延伸
したフィルムは縦一軸3倍延伸フィルムとする。
また、一軸分子配向フィルムとしては一軸延伸フィルム
(テンター等による横一軸延伸フィルム、公知の製法の
縦一軸延伸フィルム)が一般的だが、本発明では物理的
な形付けやインフレーションフィルム(管状フィルム)
等ではブロー比を大きくして分子配向させたり、長手方
向に強力に分子配向させそれを螺旋状に切断して広げた
斜め(例えば45゜)に分子配向した状態のフィルムも
一軸分子配向フィルムと言う。一軸分子配向フィルム
(一軸延伸フィルムを含む)の公知の製造方法の一例と
しては特開昭47−34656、同48−10046
4、特公昭40−5319、47−38621、47−
39927、53−18072等がある。
(テンター等による横一軸延伸フィルム、公知の製法の
縦一軸延伸フィルム)が一般的だが、本発明では物理的
な形付けやインフレーションフィルム(管状フィルム)
等ではブロー比を大きくして分子配向させたり、長手方
向に強力に分子配向させそれを螺旋状に切断して広げた
斜め(例えば45゜)に分子配向した状態のフィルムも
一軸分子配向フィルムと言う。一軸分子配向フィルム
(一軸延伸フィルムを含む)の公知の製造方法の一例と
しては特開昭47−34656、同48−10046
4、特公昭40−5319、47−38621、47−
39927、53−18072等がある。
分子配向は、縦、横、斜めいずれでもよいが、接着層の
両面に積層する2層の分子配向フィルムの分子配向軸は
30度以上の角度で積層されることが有利である。
両面に積層する2層の分子配向フィルムの分子配向軸は
30度以上の角度で積層されることが有利である。
全方向の抗張力を平均的に保ちたい場合は分子配向軸の
交差角(クロス角)を90度にするのがよい。従って縦
分子配向フィルムと横分子配向フィルムを積層させる
か、斜め45度の分子配向フィルムを2枚分子配向軸が
直交する様に積層させてもよい。
交差角(クロス角)を90度にするのがよい。従って縦
分子配向フィルムと横分子配向フィルムを積層させる
か、斜め45度の分子配向フィルムを2枚分子配向軸が
直交する様に積層させてもよい。
後者の場合、分子配向した管状フィルム又は管状に延伸
押出成形したフィルムを切開せずに管状のままヒートシ
ール方法等で積層させもよい。
押出成形したフィルムを切開せずに管状のままヒートシ
ール方法等で積層させもよい。
ある方向に対する抗張力を強化したい時には交差角(ク
ロス角)を90度とせず、30度〜90度未満とするこ
とも有益であるが、クロス角度を小さくすると、分子配
向軸と平行方向の引裂き強度或いは直交方向の引張強度
が低下するので一般の包装材料としては30度以上、好
ましくは45度〜90度とするのがよい。
ロス角)を90度とせず、30度〜90度未満とするこ
とも有益であるが、クロス角度を小さくすると、分子配
向軸と平行方向の引裂き強度或いは直交方向の引張強度
が低下するので一般の包装材料としては30度以上、好
ましくは45度〜90度とするのがよい。
また分子配向率や延伸倍率は樹脂成分や製品の用途に応
じて選択され、特に制限はないが、延伸の効果が明確に
なるのは2〜15倍の時であり、遮光性物質を含有する
場合においてはフイッシュアイ発生等のフィルム品質の
点から2〜7倍の範囲が特に好ましい。
じて選択され、特に制限はないが、延伸の効果が明確に
なるのは2〜15倍の時であり、遮光性物質を含有する
場合においてはフイッシュアイ発生等のフィルム品質の
点から2〜7倍の範囲が特に好ましい。
一軸分子配向フィルムの厚さも目的の要求に応じて選択
されるが、包装材料として使うには15μm〜120μ
mが一般的である。
されるが、包装材料として使うには15μm〜120μ
mが一般的である。
次に低圧法線状低密度ポリエチレン系(L−LDPE)
フィルムについて詳述する。このL−LDPE系フィル
ムはヒートシール層としても使えるし、本発明に必須の
熱可塑性樹脂フィルム層としても使える。ここにL−L
DPE系フィルムとは45重量%以上が低圧法線状低密
度ポリエチレン(L−LDPE)であることを意味し、
好シール性、カーボン添加時の強度、柔軟性、破断点伸
び、すべり性等の点ですぐれている。
フィルムについて詳述する。このL−LDPE系フィル
ムはヒートシール層としても使えるし、本発明に必須の
熱可塑性樹脂フィルム層としても使える。ここにL−L
DPE系フィルムとは45重量%以上が低圧法線状低密
度ポリエチレン(L−LDPE)であることを意味し、
好シール性、カーボン添加時の強度、柔軟性、破断点伸
び、すべり性等の点ですぐれている。
前記L−LDPE系ポリマーのL−LDPE以外の残部
(添加物と称する)は実質上高圧法低密度ポリエチレン
(LDPE)とすることが望ましいが、L−LDPEと
混練可能な熱可塑性樹脂ならあらゆる熱可塑性樹脂が利
用出来る。この混合樹脂としては、各種ポリエチレン
(HDPE、MDPE、LDPE)、ポリエチレンとそ
の共重合体(エチレン・エチルアクリレート共重合体、
エチレンビニールアセテート共重合体等)、アイオノマ
ー樹脂、ポリスチレン、ポリブチレン、ポリプロピレン
の1又は2以上を用いることができる。
(添加物と称する)は実質上高圧法低密度ポリエチレン
(LDPE)とすることが望ましいが、L−LDPEと
混練可能な熱可塑性樹脂ならあらゆる熱可塑性樹脂が利
用出来る。この混合樹脂としては、各種ポリエチレン
(HDPE、MDPE、LDPE)、ポリエチレンとそ
の共重合体(エチレン・エチルアクリレート共重合体、
エチレンビニールアセテート共重合体等)、アイオノマ
ー樹脂、ポリスチレン、ポリブチレン、ポリプロピレン
の1又は2以上を用いることができる。
然し、物理特性向上の点でポリオレフィン系樹脂が望ま
しくLDPE、MDPE、HDPE、PP、EEA、E
VA、アイオノマー、ポリブテン1等の熱可塑性樹脂を
単独又は2つ以上併用するのが望ましい。
しくLDPE、MDPE、HDPE、PP、EEA、E
VA、アイオノマー、ポリブテン1等の熱可塑性樹脂を
単独又は2つ以上併用するのが望ましい。
ここに低圧法線状低密度ポリエチレン(L−LDPE)
とはエチレンとα−オレフィン系の共重合体であり、エ
チレンと炭素数3〜13個望ましくは4〜10個のα−
オレフィンの共重合体であり、線状の直鎖に短分岐をも
った構造のポリエチレン系ポリマーであり、エチレン含
有量80〜99.5モル%、α−オレフィン含有量0.
5〜10モル%のものが本発明に適当である。この低圧
法線状低密度ポリエチレンL−LDPEは、一般に低圧
法で製造され、密度は一般に低・中密度とされているが
本発明で使用できるものは0.91〜0.95g/cm3
の範囲内にあるものが多く、好ましくは0.91〜0.
94g/cm3である。
とはエチレンとα−オレフィン系の共重合体であり、エ
チレンと炭素数3〜13個望ましくは4〜10個のα−
オレフィンの共重合体であり、線状の直鎖に短分岐をも
った構造のポリエチレン系ポリマーであり、エチレン含
有量80〜99.5モル%、α−オレフィン含有量0.
5〜10モル%のものが本発明に適当である。この低圧
法線状低密度ポリエチレンL−LDPEは、一般に低圧
法で製造され、密度は一般に低・中密度とされているが
本発明で使用できるものは0.91〜0.95g/cm3
の範囲内にあるものが多く、好ましくは0.91〜0.
94g/cm3である。
メルトインデックス(M.I.190℃)は0.2〜4
0(好ましくは0.4〜15)のものを用いることがで
きる。α−オレフィンとしてはブテン−1、オクテン−
1、ヘキセン−1、4メチルペンテン−1などがあり、
物理強度向上のため好ましくは4メチルペンテン−1、
ヘキセン−1、オクテン−1を用いる。本発明に用いる
ことができるL−LDPEの具体例を商品名で示せばユ
ニポール(UCC社)、ダウレックス(ダウケミカル
社)、日石リニレックス(日本石油化学)、スクレアー
(デュポンカナダ社)、マーレックス(フィリップス
社)、ネオゼックスとウルトゼックス(三井石油化
学)、スタミレックス(DSM社)などが挙げられる。
これらのL−LDPEのうち特に好ましいのはエチレン
含有量90〜99.5モル%、α−オレフィン含有量
0.5〜10モル%、M.I.0.4〜15g/10
分、密度0.91〜0.94g/cm3、α−オレフィン
としてヘキセン−1、オクテン−1、又は4メチルペン
テン−1を用いたものである。商品名ではウルトゼック
ス(三井石油化学)、スタミレックス(DSM社)等で
ある。
0(好ましくは0.4〜15)のものを用いることがで
きる。α−オレフィンとしてはブテン−1、オクテン−
1、ヘキセン−1、4メチルペンテン−1などがあり、
物理強度向上のため好ましくは4メチルペンテン−1、
ヘキセン−1、オクテン−1を用いる。本発明に用いる
ことができるL−LDPEの具体例を商品名で示せばユ
ニポール(UCC社)、ダウレックス(ダウケミカル
社)、日石リニレックス(日本石油化学)、スクレアー
(デュポンカナダ社)、マーレックス(フィリップス
社)、ネオゼックスとウルトゼックス(三井石油化
学)、スタミレックス(DSM社)などが挙げられる。
これらのL−LDPEのうち特に好ましいのはエチレン
含有量90〜99.5モル%、α−オレフィン含有量
0.5〜10モル%、M.I.0.4〜15g/10
分、密度0.91〜0.94g/cm3、α−オレフィン
としてヘキセン−1、オクテン−1、又は4メチルペン
テン−1を用いたものである。商品名ではウルトゼック
ス(三井石油化学)、スタミレックス(DSM社)等で
ある。
この低圧法線状低密度ポリエチレン系(L−LDPE)
フィルム層は直接積層してもよいし、また別途製造した
L−LDPE系フィルム層を接着層を介して積層させて
もよい。前者の直接積層の場合の厚さは10〜80μm
(より好ましくは20〜50μm)、後者の別途製造後
の積層の場合13〜120μm(より好ましくは35〜
90μm)が適切である。カーボンブラックを含むL−
LDPE系フィルム遮光層はヒートシール強度がすぐれ
ているので従来の高圧法低密度ポリエチレン(LDP
E)フィルム層に比して同じ厚さでより強度の高いシー
ルが可能である。このL−LDPE系フィルム遮光層の
表面に該L−LDPE系フィルム遮光層より融点の低い
ヒートシール層を積層させることも有益である。また、
このL−LDPE系フィルム遮光層自体をヒートシール
層として用いることもシール性の点で好ましい。
フィルム層は直接積層してもよいし、また別途製造した
L−LDPE系フィルム層を接着層を介して積層させて
もよい。前者の直接積層の場合の厚さは10〜80μm
(より好ましくは20〜50μm)、後者の別途製造後
の積層の場合13〜120μm(より好ましくは35〜
90μm)が適切である。カーボンブラックを含むL−
LDPE系フィルム遮光層はヒートシール強度がすぐれ
ているので従来の高圧法低密度ポリエチレン(LDP
E)フィルム層に比して同じ厚さでより強度の高いシー
ルが可能である。このL−LDPE系フィルム遮光層の
表面に該L−LDPE系フィルム遮光層より融点の低い
ヒートシール層を積層させることも有益である。また、
このL−LDPE系フィルム遮光層自体をヒートシール
層として用いることもシール性の点で好ましい。
この傾向はカーボンブラック添加により特に顕著とな
り、カーボンブラックを添加したL−LDPE系フィル
ム遮光層では厚さが従来のLDPE遮光層より少なくと
も強度の高いシールが可能である。
り、カーボンブラックを添加したL−LDPE系フィル
ム遮光層では厚さが従来のLDPE遮光層より少なくと
も強度の高いシールが可能である。
ヒートシール層に遮光性をもたせることが、感光材料包
装の遮光を確保する上で必要である(特にヒートシール
層が厚くなればヒートシール断面から光が進入する為必
須となる)が、L−LDPEではさらに大きな利点とし
てカーボンブラックに含有されてもLDPEの様に強度
が低下することなく、1〜15重量%含有の場合には、
かえって向上する特性がある。従って、完全な遮光性を
必要とする写真感光材料の包装材料として本発明は特に
有用である。また薄い層で十分な遮光性が得られること
はコストの点で有利であるばかりか剛度をおさえること
も可能となり、自動包装機への適性を向上させる結果を
もたらす。遮光性物質は積層体について0.1〜30g
/m3含有させるのが好ましい。カーボンブラックの添加
はL−LDPE系遮光層に対して1〜15重量%の範囲
が強度を向上させる点で特に好ましいが、帯電防止性と
遮光性を特にあげたい場合には15〜30重量%の範囲
内でも添加できる。カーボンブラックと共に或いはこれ
に代えて遮光性物質として公知の有機・無機顔料、着色
剤等を用いることができる。又L−LDPE系フィルム
遮光層をヒートシール層として用いた場合、ヒートシー
ル直後のシール強度が高い利点がある。L−LDPEの
場合、シール面の固化が早い。このためシール部が伸ば
されて薄くなって遮光性が劣化したり、強度が低下した
り、或いはピンホールが発生したりする危険が少ない
(ホットタック性が良好)。
装の遮光を確保する上で必要である(特にヒートシール
層が厚くなればヒートシール断面から光が進入する為必
須となる)が、L−LDPEではさらに大きな利点とし
てカーボンブラックに含有されてもLDPEの様に強度
が低下することなく、1〜15重量%含有の場合には、
かえって向上する特性がある。従って、完全な遮光性を
必要とする写真感光材料の包装材料として本発明は特に
有用である。また薄い層で十分な遮光性が得られること
はコストの点で有利であるばかりか剛度をおさえること
も可能となり、自動包装機への適性を向上させる結果を
もたらす。遮光性物質は積層体について0.1〜30g
/m3含有させるのが好ましい。カーボンブラックの添加
はL−LDPE系遮光層に対して1〜15重量%の範囲
が強度を向上させる点で特に好ましいが、帯電防止性と
遮光性を特にあげたい場合には15〜30重量%の範囲
内でも添加できる。カーボンブラックと共に或いはこれ
に代えて遮光性物質として公知の有機・無機顔料、着色
剤等を用いることができる。又L−LDPE系フィルム
遮光層をヒートシール層として用いた場合、ヒートシー
ル直後のシール強度が高い利点がある。L−LDPEの
場合、シール面の固化が早い。このためシール部が伸ば
されて薄くなって遮光性が劣化したり、強度が低下した
り、或いはピンホールが発生したりする危険が少ない
(ホットタック性が良好)。
本発明のL−LDPE系フィルム遮光層の他の利点は表
面強度が強く、スリキズの発生がないことである。これ
はカーボンブラック添加時の強度特性とも関連して低密
度ポリエチレンフィルムの場合の黒粉末発生の問題をな
くす効果がある。
面強度が強く、スリキズの発生がないことである。これ
はカーボンブラック添加時の強度特性とも関連して低密
度ポリエチレンフィルムの場合の黒粉末発生の問題をな
くす効果がある。
さらにL−LDPE系フィルム遮光性の利点の一つはそ
の滑り特性にある。写真感光材料である製品を包装材中
に挿入する場合、摩擦係数が小さい方が挿入しやすく、
製品にキズがついたり、逆に包装材を破損したりするこ
とが少ない。特に機械によって自動包装を行なう際には
この挿入しやすさが重要となる。製品が大きく、重量が
あるものの場合には一段とこの滑り特性が要求される。
L−LDPE層表面の滑り角は7〜15度のものを用い
ることができ、LDPE(18〜25度)に比べてこの
点でも優れている。
の滑り特性にある。写真感光材料である製品を包装材中
に挿入する場合、摩擦係数が小さい方が挿入しやすく、
製品にキズがついたり、逆に包装材を破損したりするこ
とが少ない。特に機械によって自動包装を行なう際には
この挿入しやすさが重要となる。製品が大きく、重量が
あるものの場合には一段とこの滑り特性が要求される。
L−LDPE層表面の滑り角は7〜15度のものを用い
ることができ、LDPE(18〜25度)に比べてこの
点でも優れている。
以上、L−LDPEを本発明の熱可塑性樹脂フィルム層
として使用する場合の最適構成についてまとめるとL−
LDPE系フィルム層は特に写真感光材料と接触する側
に使用すると有用であり、カーボンブラックを1〜15
重量%含有させることが望ましい。これに接着層として
巾0.1〜5mm、間隔10〜80mm、厚さ0.9〜
18μmの平行線状2は帯状接着層を配して、もう1つ
の熱可塑性樹脂フィルム層と積層させる。L−LDPE
系フィルム層とこの層との厚み差は同一加工方法の場合
50%以下とするのが好ましい。以上の構成により物理
強度にすぐれた写真感光材料用包装材料が実現できる。
として使用する場合の最適構成についてまとめるとL−
LDPE系フィルム層は特に写真感光材料と接触する側
に使用すると有用であり、カーボンブラックを1〜15
重量%含有させることが望ましい。これに接着層として
巾0.1〜5mm、間隔10〜80mm、厚さ0.9〜
18μmの平行線状2は帯状接着層を配して、もう1つ
の熱可塑性樹脂フィルム層と積層させる。L−LDPE
系フィルム層とこの層との厚み差は同一加工方法の場合
50%以下とするのが好ましい。以上の構成により物理
強度にすぐれた写真感光材料用包装材料が実現できる。
本発明の包装材料は写真感光材料の包装用のものであ
り、この目的に使うためには、全積層体中の少なくとも
一層が遮光性を有することが必要である。このためには
低圧法線状低密度ポリエチレン系フィルム遮光層に遮光
性物質を含有させるのが好ましいが、さらに遮光性を完
全にする為にフレキシブルシート層、接着剤層、金属薄
膜保護層、ヒートシール層、あるいは他のいずれか一層
以上に遮光性物質を含有させてもよいし、帯電防止性、
防湿性向上のために各種熱可塑性樹脂フィルム層に金属
薄膜厚さを55Å〜1200Åの間で調整してもうけて
もよい。又印刷により遮光性を付加するなどの方法を用
いてもよい。
り、この目的に使うためには、全積層体中の少なくとも
一層が遮光性を有することが必要である。このためには
低圧法線状低密度ポリエチレン系フィルム遮光層に遮光
性物質を含有させるのが好ましいが、さらに遮光性を完
全にする為にフレキシブルシート層、接着剤層、金属薄
膜保護層、ヒートシール層、あるいは他のいずれか一層
以上に遮光性物質を含有させてもよいし、帯電防止性、
防湿性向上のために各種熱可塑性樹脂フィルム層に金属
薄膜厚さを55Å〜1200Åの間で調整してもうけて
もよい。又印刷により遮光性を付加するなどの方法を用
いてもよい。
遮光性物質を含有させる場合には、全積層体の単位面積
(m2)当り0.1〜30g、好ましくは0.5〜15g
が適量である。分子配向フィルム中に12重量%以上の
遮光性物質を添加することは一般にフィッシュアイの発
生と物理的強度等を低下させる意味で好ましくなく、
0.1〜9重量%、好ましくは1.5〜7重量%の範囲
であるが、紙などのフレキシブルシートに添加する場合
はこの限りではない。遮光性物質は可視および紫外線を
透過しないすべての物質をいうが、代表的なものを例示
すれば、各種カーボンブラック、アルミ粉末、アルミペ
ースト、着色顔料、金属繊維、着色染料、酸化チタン、
硫酸バリウム、炭酸カルシウム、クレー等の白色顔料、
各種金属粉末、各種金属繊維などがある。品質、コス
ト、遮光能力の点で写真感光材料の包装用としては各種
のカーボンブラックとアルミ粉末、アルミペーストより
低揮発物質を除去したものが望ましい。
(m2)当り0.1〜30g、好ましくは0.5〜15g
が適量である。分子配向フィルム中に12重量%以上の
遮光性物質を添加することは一般にフィッシュアイの発
生と物理的強度等を低下させる意味で好ましくなく、
0.1〜9重量%、好ましくは1.5〜7重量%の範囲
であるが、紙などのフレキシブルシートに添加する場合
はこの限りではない。遮光性物質は可視および紫外線を
透過しないすべての物質をいうが、代表的なものを例示
すれば、各種カーボンブラック、アルミ粉末、アルミペ
ースト、着色顔料、金属繊維、着色染料、酸化チタン、
硫酸バリウム、炭酸カルシウム、クレー等の白色顔料、
各種金属粉末、各種金属繊維などがある。品質、コス
ト、遮光能力の点で写真感光材料の包装用としては各種
のカーボンブラックとアルミ粉末、アルミペーストより
低揮発物質を除去したものが望ましい。
上記遮光性物質は、使用樹脂、使用機械、コスト等によ
り使用形態として粉末状着色剤、ペースト状着色剤、潤
数着色剤、マスターバッチ、染顔料、カラードペレット
がある。
り使用形態として粉末状着色剤、ペースト状着色剤、潤
数着色剤、マスターバッチ、染顔料、カラードペレット
がある。
本発明に使用する代表的な遮光性物質であるカーボンブ
ラックの原料による分類例をあげるとガスブラック、オ
イルファーネスブラック、アントラセンブラック、アセ
チレンブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジ
タブルブラック等がある。本発明では遮光性、コスト、
物性向上の目的ではファーネスカーボンブラックが望ま
しく、高価であるが帯電防止効果を有する遮光性物質と
してはアセチレンカーボンブラック、ケッチェンカーカ
ーボンブラックが望ましい。必要により前者と後者を必
要特性に従ってミックスすることも望ましい。遮光性物
質をポリエチレン系ポリマーに配合する形態は上記のよ
うに種々あるが、マスターバッチ法がコスト、作業場の
汚染防止等の点で望ましい。公知文献の特公昭40−2
6196では有機溶媒に溶解した重合体の溶液中にカー
ボンブラックを分散せしめて、重合体−カーボンブラッ
クのマスターバッチをつくる方法を、特公昭43−10
362にはカーボンブラックをポリエチレンに分散して
マスターバッチをつくる方法を述べている。
ラックの原料による分類例をあげるとガスブラック、オ
イルファーネスブラック、アントラセンブラック、アセ
チレンブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジ
タブルブラック等がある。本発明では遮光性、コスト、
物性向上の目的ではファーネスカーボンブラックが望ま
しく、高価であるが帯電防止効果を有する遮光性物質と
してはアセチレンカーボンブラック、ケッチェンカーカ
ーボンブラックが望ましい。必要により前者と後者を必
要特性に従ってミックスすることも望ましい。遮光性物
質をポリエチレン系ポリマーに配合する形態は上記のよ
うに種々あるが、マスターバッチ法がコスト、作業場の
汚染防止等の点で望ましい。公知文献の特公昭40−2
6196では有機溶媒に溶解した重合体の溶液中にカー
ボンブラックを分散せしめて、重合体−カーボンブラッ
クのマスターバッチをつくる方法を、特公昭43−10
362にはカーボンブラックをポリエチレンに分散して
マスターバッチをつくる方法を述べている。
特に次の方法に制限されないが本発明に使用したカーボ
ンブラックをポリエチレン系ポリマーに配合するマスタ
ーバッチ法について説明する。
ンブラックをポリエチレン系ポリマーに配合するマスタ
ーバッチ法について説明する。
まずLDPE(高圧法低密度ポリエチレン)に2%以
上、一般には10%以上の高濃度にカーボンブラックを
混合してマスターバッチを作る。最終製品のカーボンブ
ラック量が所定の値になる様にこのマスターバッチを計
量し、L−LDPEと混合する。
上、一般には10%以上の高濃度にカーボンブラックを
混合してマスターバッチを作る。最終製品のカーボンブ
ラック量が所定の値になる様にこのマスターバッチを計
量し、L−LDPEと混合する。
この方法には2つの利点を認めることができる。第一に
カーボンブラックをL−LDPEに直接混合するよりも
この方が混合、分散が容易であり、コストダウンになり
且つフィッシュアイも改良される。
カーボンブラックをL−LDPEに直接混合するよりも
この方が混合、分散が容易であり、コストダウンになり
且つフィッシュアイも改良される。
第二にL−LDPE単独系よりもLDPEとL−LDP
Eの混合系の方がフィルムを製造する場合の加工性にす
ぐれている。カーボンブラック混合のコストダウンのた
めマスターバッチ用樹脂としてL−LDPEを使用して
もよい。本発明はマスターバッチ用樹脂としては主成分
のL−LDPEよりM.I.の高いポリオレフィン系樹
脂が均一混合の点で望ましい。なお、他の遮光性物質を
用いた場合もほぼ同様である。
Eの混合系の方がフィルムを製造する場合の加工性にす
ぐれている。カーボンブラック混合のコストダウンのた
めマスターバッチ用樹脂としてL−LDPEを使用して
もよい。本発明はマスターバッチ用樹脂としては主成分
のL−LDPEよりM.I.の高いポリオレフィン系樹
脂が均一混合の点で望ましい。なお、他の遮光性物質を
用いた場合もほぼ同様である。
溶融張力、流動特性は、L−LDPEの大きな問題点で
あり、フィルム製造に際しては従来のポリエチレンより
大きなエネルギーを要するばかりか往々にしてインフレ
ーション成形機の改造や新設さえ要求されるといわれて
きた。この点に関し、例えば、特開昭55−11763
8では、スクリューにかかる負担を小さくし、回転によ
る発熱を低下するためのスクリュー構造を変更する方法
が開示されている。
あり、フィルム製造に際しては従来のポリエチレンより
大きなエネルギーを要するばかりか往々にしてインフレ
ーション成形機の改造や新設さえ要求されるといわれて
きた。この点に関し、例えば、特開昭55−11763
8では、スクリューにかかる負担を小さくし、回転によ
る発熱を低下するためのスクリュー構造を変更する方法
が開示されている。
上記マスターバッチ法によれば5%以上のLDPEを含
む場合にはこのような改造を要さず、現有のTダイやイ
ンフレーション成形機をそのまま使用することができる 加工特性だけからいえばL−LDPEは少ないほど良い
といえるが、LDPEの量がL−LDPEの量より大き
くなっては、カーボンブラックによる強度向上の効果が
十分に現われることはなく、全ポリエチレン系ポリマー
中に占めるL−LDPEの量は45%以上必要であり、
50%以上が好ましく、特に好ましくは60%以上であ
る。加工性の向上はL−LDPEにLDPEを配合する
だけでも効果があるが、遮光性物質添加の好影響もあ
り、バブル安定性はいっそう向上する。
む場合にはこのような改造を要さず、現有のTダイやイ
ンフレーション成形機をそのまま使用することができる 加工特性だけからいえばL−LDPEは少ないほど良い
といえるが、LDPEの量がL−LDPEの量より大き
くなっては、カーボンブラックによる強度向上の効果が
十分に現われることはなく、全ポリエチレン系ポリマー
中に占めるL−LDPEの量は45%以上必要であり、
50%以上が好ましく、特に好ましくは60%以上であ
る。加工性の向上はL−LDPEにLDPEを配合する
だけでも効果があるが、遮光性物質添加の好影響もあ
り、バブル安定性はいっそう向上する。
一方、ポリマーブレンド系は物理特性にもすぐれ、特に
引裂強度、ヒートシール強度、ゲルボテスト強度の向上
が顕著である。なおL−LDPE系フィルム層には、遮
光性物質以外に各種の公知の帯電防止剤、スリップ剤等
を含むこともできる。
引裂強度、ヒートシール強度、ゲルボテスト強度の向上
が顕著である。なおL−LDPE系フィルム層には、遮
光性物質以外に各種の公知の帯電防止剤、スリップ剤等
を含むこともできる。
写真感光材料とはハロゲン化銀写真感光材料、ジアゾ写
真感光材料、自己現像型写真感光材料、拡散転写型写真
感光材料などの写真用の感光材料をいう。
真感光材料、自己現像型写真感光材料、拡散転写型写真
感光材料などの写真用の感光材料をいう。
本発明の写真感光材料用包装材料は上記の写真感光材料
に適用する場合、1重平袋、2重平袋、角底袋、自立
袋、1重ガセット袋、2重ガセット袋、フィルムシー
ト、防湿箱の内貼り、リーダー紙等公知のあらゆる形態
が可能である。
に適用する場合、1重平袋、2重平袋、角底袋、自立
袋、1重ガセット袋、2重ガセット袋、フィルムシー
ト、防湿箱の内貼り、リーダー紙等公知のあらゆる形態
が可能である。
本発明品はフレキシブルシート1を外側とし遮光層6を
一側として製品写真感光材料をまきこんだり、各種袋を
形成しこの中に写真感光材料Cを包袋するのが遮光を完
全にする意味で良い。製袋の方法は使用する積層フィル
ムの性質に応じてヒートシール、インパルスシール、超
音波シール、高周波シールなど、従来公知のプラスチッ
クフィルムのシール法による。なおまた適宜の接着剤、
粘着剤などを使用して製袋することも可能である。
一側として製品写真感光材料をまきこんだり、各種袋を
形成しこの中に写真感光材料Cを包袋するのが遮光を完
全にする意味で良い。製袋の方法は使用する積層フィル
ムの性質に応じてヒートシール、インパルスシール、超
音波シール、高周波シールなど、従来公知のプラスチッ
クフィルムのシール法による。なおまた適宜の接着剤、
粘着剤などを使用して製袋することも可能である。
以下に本発明の好ましい実施態様を図面に従って説明す
る。
る。
第1図〜第2図は本発明の包装材料たる積層体の基本構
成を示し、第3図は参考例の積層体の基本構成を示す。
成を示し、第3図は参考例の積層体の基本構成を示す。
第1図は写真感光材料に接触する側に遮光性物質を含む
熱可塑性樹脂製フィルム層2′aを略同一の縦方向に連
続の一定間隙で縦筋状に施した接着層1により空間8が
発生するように遮光性物質を含むもう1つの熱可塑性樹
脂製フィルム層2aを積層した積層体である。
熱可塑性樹脂製フィルム層2′aを略同一の縦方向に連
続の一定間隙で縦筋状に施した接着層1により空間8が
発生するように遮光性物質を含むもう1つの熱可塑性樹
脂製フィルム層2aを積層した積層体である。
第2図は第1図の接着層の巾と間隙と厚さが異なる(空
間8の体積も異なる)点と感光物質側でない熱可塑性樹
脂フィルム層に遮光性物質が含まれない点が異なる積層
体の例である。
間8の体積も異なる)点と感光物質側でない熱可塑性樹
脂フィルム層に遮光性物質が含まれない点が異なる積層
体の例である。
第3図は第1図の縦方向に連続で横方向に不連続な間隙
をおいてもうけた縦筋状の接着層の代わりに2つのカー
ボンブラックを含む熱可塑性樹脂フィルム層をヨコ方向
に不連続の回転ヒートシーラー等を用いて接着剤を用い
ずに熱可塑性樹脂フィルム層を溶融してもうけた接着層
により積層した積層体である。
をおいてもうけた縦筋状の接着層の代わりに2つのカー
ボンブラックを含む熱可塑性樹脂フィルム層をヨコ方向
に不連続の回転ヒートシーラー等を用いて接着剤を用い
ずに熱可塑性樹脂フィルム層を溶融してもうけた接着層
により積層した積層体である。
第4図〜第8図は本発明の代表的応用例を示す断面図で
ある。
ある。
第4図は第1図の2aの代わりに金属薄膜2bを施した
遮光性を有する金属薄膜加工熱可塑性樹脂フィルム層
2″を用いた積層体である。
遮光性を有する金属薄膜加工熱可塑性樹脂フィルム層
2″を用いた積層体である。
第5図は第1図の2′aの代わりに2′に接着層4で金
属箔3aを積層して遮光性をもたせた積層体である。
属箔3aを積層して遮光性をもたせた積層体である。
第6図は第1図の2′aの代わりに遮光性物質を含まな
い熱可塑性樹脂フィルム層2′の写真感光材料と接触す
る側に遮光性物質を含むヒートシール層5aを直接積層
した積層体である。
い熱可塑性樹脂フィルム層2′の写真感光材料と接触す
る側に遮光性物質を含むヒートシール層5aを直接積層
した積層体である。
第7図は第1図の2aの代わりにもうけた2に接着層4
によりフレキシブルシート層7を積層した積層体であ
る。
によりフレキシブルシート層7を積層した積層体であ
る。
第8図は第1図の2′aの代わりに2′に接着層4で別
途成形したヒートシール可能なヒートシール層6aを積
層し、2aの代わりに2に接着層4によりフレキシブル
シート層7を積層した積層体である。
途成形したヒートシール可能なヒートシール層6aを積
層し、2aの代わりに2に接着層4によりフレキシブル
シート層7を積層した積層体である。
第9図は従来の包装材料の代表例で厚さ50μmの3重
量%のカーボンブラック入のLDPEフィルム2′aを
写真感光材料と接触する側にその外側に厚さ15μmの
LPE接着層4で厚さ7μmのアルミ箔3aを積層しさ
らに厚さ15μmのLDPE接着層4により35g/m3
厚さ45μmの晒クラフト紙7を積層し、さらに厚さ1
5μmのLDPE接着層4によりポリイソブチレンを添
加した厚さ50μmの3重量%のカーボンブラック入の
LDPEフィルム2aを積層した積層体である。
量%のカーボンブラック入のLDPEフィルム2′aを
写真感光材料と接触する側にその外側に厚さ15μmの
LPE接着層4で厚さ7μmのアルミ箔3aを積層しさ
らに厚さ15μmのLDPE接着層4により35g/m3
厚さ45μmの晒クラフト紙7を積層し、さらに厚さ1
5μmのLDPE接着層4によりポリイソブチレンを添
加した厚さ50μmの3重量%のカーボンブラック入の
LDPEフィルム2aを積層した積層体である。
第10図は本発明の一部切欠斜面図である。一定間隔l
1,l2,l3,l4,l5にて縦方向に連続な細巾の
接着層1により2枚の熱可塑性樹脂フィルム2aと2′
aを積層し、接着層間に空間8が生じている。
1,l2,l3,l4,l5にて縦方向に連続な細巾の
接着層1により2枚の熱可塑性樹脂フィルム2aと2′
aを積層し、接着層間に空間8が生じている。
第11図と第12図は一重の平袋の代表例を示す。
第13図と第14図は外紙と内紙の2重構成よりなる2
重袋の代表例を示す。本発明は上記の代表例に限定され
ず袋の形式、層構成は公知のあらゆるものが使用可能で
ある。
重袋の代表例を示す。本発明は上記の代表例に限定され
ず袋の形式、層構成は公知のあらゆるものが使用可能で
ある。
第15図は縦方向に連続で横方向に不連続の細巾筋状接
着層を設ける為の装置の一例であり、図中任意の間隔l
1,l2,l3,l4,l5(第10図参照)に設けら
れた細孔hより溶融樹脂が押出される。又、図中Hは細
孔hの断面を示す。
着層を設ける為の装置の一例であり、図中任意の間隔l
1,l2,l3,l4,l5(第10図参照)に設けら
れた細孔hより溶融樹脂が押出される。又、図中Hは細
孔hの断面を示す。
(実施例) 実施例1 第1図の層構成で2′aとしては厚さ70μmのカーボ
ンブラックを3重量%含む高圧法低密度ポリエチレンフ
ィルム、1の縦方向に連続で横方向に不連続の間隙が5
cm、厚さが13μm、巾が0.3mmの溶融した高圧
法低密度ポリエチレン樹脂よりなる細巾の縦筋状接着層
1をTダイに特別につけた5cm間隙にもうけた穴から
押し出して塗布したものを使用する。、2aとしては
2′aと同一組成の厚さ50μmの層を使用し、2′a
と積層し空間8によって完全には一体化されない積層体
を作り従来品と特性を比較した結果を第1表に示す。
ンブラックを3重量%含む高圧法低密度ポリエチレンフ
ィルム、1の縦方向に連続で横方向に不連続の間隙が5
cm、厚さが13μm、巾が0.3mmの溶融した高圧
法低密度ポリエチレン樹脂よりなる細巾の縦筋状接着層
1をTダイに特別につけた5cm間隙にもうけた穴から
押し出して塗布したものを使用する。、2aとしては
2′aと同一組成の厚さ50μmの層を使用し、2′a
と積層し空間8によって完全には一体化されない積層体
を作り従来品と特性を比較した結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1と同一の層構成で2a及び2′aとして同じ厚
さ50μmのカーボンブラック3重量%と高圧法低密度
ポリエチレン4.5重量%と低圧法線状低密度ポリエチ
レン(L−LDPE)92.5重量%の樹脂組成からな
るL−LDPE系フィルム層を用いた積層体とした。
さ50μmのカーボンブラック3重量%と高圧法低密度
ポリエチレン4.5重量%と低圧法線状低密度ポリエチ
レン(L−LDPE)92.5重量%の樹脂組成からな
るL−LDPE系フィルム層を用いた積層体とした。
実施例3 実施例1と同一の層構成で2a及び2′aとして同じ厚
さ35μmのカーボンブラック4.5重量%を含む三井
石油化学製のハイゼックス(密度0.96g/cm3)を
斜一軸分子配向したフィルムを用いて積層体とした。
さ35μmのカーボンブラック4.5重量%を含む三井
石油化学製のハイゼックス(密度0.96g/cm3)を
斜一軸分子配向したフィルムを用いて積層体とした。
本発明品と比較した従来品は第9図の層構成よりなる積
層体である。
層体である。
諸特性を第1表にまとめた。以上の実施例は本発明の写
真感光材料用包装材料として好ましい実施態様の代表例
を示したものであるが、本発明は以上に限定されるもの
でなく、他の公知の素材との組合せも可能である。
真感光材料用包装材料として好ましい実施態様の代表例
を示したものであるが、本発明は以上に限定されるもの
でなく、他の公知の素材との組合せも可能である。
第1表中の包装材料に使用した原料 1)L−LDPE 三井石油化学製ウルトゼックス2020L M.I.2.5g/10分、密度0.923g/cm3 2)LDPE 日本ユニカー製DFD−0111 M.I.2.4g/10分、密度0.923g/cm3 3)カーボンブラック 三菱化成製ファーネスカーボンブラック 平均粒子径21mμ 第1の評価は下記による。
◎ 非常に優れている ○ 優れている ● 実用限度内 ▲ 問題あり × 実用不可 試験方法の概略は第1表の右欄に記すが詳細な試験方法
は下記による。
は下記による。
厚さ JIS-8118に準ずる。
引裂強度 JIS-P8116 に準ずる。
衝撃穴あけ強度 JIS-P8134 に準ずる。
ゲルボテスト強度 米軍規格MIL-B131による装置を使用し包装材料にピンホ
ールが発生し遮光性が確保できなくなるまでの屈曲回
数、数字が大きい程強度大。
ールが発生し遮光性が確保できなくなるまでの屈曲回
数、数字が大きい程強度大。
評価 × 2回以上でピンホール発生 ▲ 3〜7回でピンホール発生 ● 7〜50回でピンホール発生 ○ 51〜100回でピンホール発生 ◎ 101回以上でピンホール発生 遮光性 ASA感度100の写真フィルムを各包装材料を使用し
た袋に入れ、完全密封後、8万ルックスの光に1時間さ
らし、遮光性を写真フィルムのカブリの程度により検
出、評価する。
た袋に入れ、完全密封後、8万ルックスの光に1時間さ
らし、遮光性を写真フィルムのカブリの程度により検
出、評価する。
第1図〜第2図は本発明の代表的な基本構成を示す断面
図である。第3図は参考例の積層体の基本構成を示す断
面図である。 第4図〜第8図は本発明の代表的な応用例を示す断面図
である。 第9図は従来の写真感光材料用包装材料の断面図であ
る。 第10図は第1図の積層体を1部切欠斜視図にしたもの
である。 第11図は本発明の積層体を使用して平袋を形成したと
きの1部切欠斜視図である。 第12図は本発明の積層体を使用して写真感光材料を完
全密封包装した状態を示す断面図である。 第13図は白黒又はカラーのロール状写真感光材料(印
画紙、映画用フィルム、印刷用フィルム、間接Xレイフ
ィルム、マイクロフィルム等)の包装形態を示す断面概
念図である。 第14図は本発明の積層体を内紙とし、さらに別の外紙
を組合せて使用し、2重構造の袋を形成し袋の中に写真
感光材料を密封包装した断面図である。 第15図は第10図に示す縦方向に連続で横方向に不連
続の細巾の縦筋状接着層をもうけるための装置の1例で
ある。 図中の記号は下記のことを示す。 1,1a……縦方向に連続な細巾のタテ筋状接着層、 ……ヒートシールによる熱可塑性樹脂フィルム層2or
2aと2′or2′aの溶融接着層、 2,2a……熱可塑性樹脂フィルム層、 2′,2′a……写真感光材料側の熱可塑性樹脂フィル
ム層 2b……金属薄膜層、 2″,2″a……金属薄膜加工熱可塑性樹脂フィルム層
(1体)、(例 金属蒸着、スパッタリング)、 3a……金属箔、 4,4a……従来の全面に施す接着層、 5,5a……直接もうけたヒートシール層、 6,6a……別途成形したヒートシールフィルム層、 7,7a……フレキシブルシート層、 8……空間、 A……外紙、 B……内紙、 C……写真感光材料、 D……密封部分の折り込み接着部分(接着剤使用の場
合)、 E……密封部分の折り込み接着部分(テープ使用の場
合)、 H,h……1,1aをもうけるための細孔、 l1,l2……1,1aの間隙 S……ヒートシール又は接着剤等による密封部分。
図である。第3図は参考例の積層体の基本構成を示す断
面図である。 第4図〜第8図は本発明の代表的な応用例を示す断面図
である。 第9図は従来の写真感光材料用包装材料の断面図であ
る。 第10図は第1図の積層体を1部切欠斜視図にしたもの
である。 第11図は本発明の積層体を使用して平袋を形成したと
きの1部切欠斜視図である。 第12図は本発明の積層体を使用して写真感光材料を完
全密封包装した状態を示す断面図である。 第13図は白黒又はカラーのロール状写真感光材料(印
画紙、映画用フィルム、印刷用フィルム、間接Xレイフ
ィルム、マイクロフィルム等)の包装形態を示す断面概
念図である。 第14図は本発明の積層体を内紙とし、さらに別の外紙
を組合せて使用し、2重構造の袋を形成し袋の中に写真
感光材料を密封包装した断面図である。 第15図は第10図に示す縦方向に連続で横方向に不連
続の細巾の縦筋状接着層をもうけるための装置の1例で
ある。 図中の記号は下記のことを示す。 1,1a……縦方向に連続な細巾のタテ筋状接着層、 ……ヒートシールによる熱可塑性樹脂フィルム層2or
2aと2′or2′aの溶融接着層、 2,2a……熱可塑性樹脂フィルム層、 2′,2′a……写真感光材料側の熱可塑性樹脂フィル
ム層 2b……金属薄膜層、 2″,2″a……金属薄膜加工熱可塑性樹脂フィルム層
(1体)、(例 金属蒸着、スパッタリング)、 3a……金属箔、 4,4a……従来の全面に施す接着層、 5,5a……直接もうけたヒートシール層、 6,6a……別途成形したヒートシールフィルム層、 7,7a……フレキシブルシート層、 8……空間、 A……外紙、 B……内紙、 C……写真感光材料、 D……密封部分の折り込み接着部分(接着剤使用の場
合)、 E……密封部分の折り込み接着部分(テープ使用の場
合)、 H,h……1,1aをもうけるための細孔、 l1,l2……1,1aの間隙 S……ヒートシール又は接着剤等による密封部分。
Claims (5)
- 【請求項1】2層の熱可塑性樹脂フィルム層を、一方向
にのみ走る平行線状又は平行する細い連続する帯状で熱
可塑性溶融樹脂を含有して成る押出しラミネート接着層
により直接接着すると共に、接着層以外の部分では空隙
を保ったままで積層させた3層を含みスベリ角度が25度
以下の平滑な積層体であって、 (1)写真感光材料と接触する側の層は、遮光性物質を0.5
〜15重量%含有するヒートシール可能な熱可塑性樹脂フ
ィルム層であり、 (2)前記接着層の厚さが8〜50μm、幅が0.1〜15mm、接
着層間の間隙が10〜100mmであって、 (3)全積層体のいずれか1層ないし2層以上が遮光性物質
を含む遮光層であり、 (4)前記2層の熱可塑性樹脂フィルム層は、破断点伸びが
縦150%以上、横200%以上であり、厚み差が50%以下であ
ることを特徴とする写真感光材料用包装材料。 - 【請求項2】写真感光材料と接触する側の前記熱可塑性
樹脂フィルム層がポリオレフィン系樹脂(エチレンとそ
れ以外のモノマーとの共重合体も含む)を50重量%以上
含む特許請求の範囲第1項に記載の写真感光材料用包装
材料。 - 【請求項3】前記積層体中に遮光性物質を0.1〜30g/m2
含む特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の写真感光材
料用包装材料。 - 【請求項4】前記遮光性物質が各種カーボンブラックで
ある特許請求の範囲第3項に記載の写真感光材料用包装
材料。 - 【請求項5】写真感光材料と接触する側の前記熱可塑性
樹脂フィルム層がカーボンブラックを1〜15重量%含む
低圧法線状低密度ポリエチレン(L-LDPE)系フィルムであ
り、前記接着層が、巾0.1〜5mm、間隔10〜80mm、厚さ8
〜18μmであり、他の熱可塑性樹脂フィルム層が該L-LD
PE系フィルム層と厚み差が50%以下である特許請求の範
囲第1項〜第4項の一に記載の写真感光材料用包装材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231418A JPH0659705B2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 写真感光材料用包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231418A JPH0659705B2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 写真感光材料用包装材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61110541A JPS61110541A (ja) | 1986-05-28 |
| JPH0659705B2 true JPH0659705B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=16923273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59231418A Expired - Fee Related JPH0659705B2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 写真感光材料用包装材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659705B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0349943A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-04 | Konica Corp | 積層体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55166637U (ja) * | 1979-01-25 | 1980-12-01 | ||
| JPS576754A (en) * | 1980-06-17 | 1982-01-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | Packing material |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP59231418A patent/JPH0659705B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61110541A (ja) | 1986-05-28 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |