JPH0659741B2 - サ−マルヘツド駆動回路 - Google Patents

サ−マルヘツド駆動回路

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JPH0659741B2
JPH0659741B2 JP8009585A JP8009585A JPH0659741B2 JP H0659741 B2 JPH0659741 B2 JP H0659741B2 JP 8009585 A JP8009585 A JP 8009585A JP 8009585 A JP8009585 A JP 8009585A JP H0659741 B2 JPH0659741 B2 JP H0659741B2
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
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    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はサーマルヘッドを用いて記録または表示を行う
装置に使用されるサーマルヘッド駆動回路に関する。
「従来の技術」 多くのプリンタやファクシミリ装置あるいはイメージセ
ンサを用いた一部の複写機では、熱転写記録方式あるい
は感熱発色記録方式を使用して記録または複写を行って
おり、このような装置には通常サーマルヘッドが印字ヘ
ッドとして用いられている。また磁化潜像を利用して表
示を行う表示装置でも、熱パルスの印加手段としてサー
マルヘッドを用いることがある。
第7図はサーマルヘッド11とこれに印字パルスを供給
するサーマルヘッド駆動回路12およびサーマルヘッド
駆動用の電源回路13を表わしたものである。サーマル
ヘッド11には、長手方向に直線状に発熱体が配置され
ている。この発熱体は長手方向に多数の区分に分割され
ており、それぞれその両端に印字パルスを印加するため
のリード線が接続されている。この一区分の発熱体を単
位発熱体と呼ぶことにする。印字パルスは、これらの単
位発熱体に対して選択的に供給される。一度に印字パル
スが供給される単位発熱体(発熱要素)の数すなわち全
単位発熱体中の通電単位発熱体の割合(以下印字比率と
いう。)に応じて、電流の消費量が大きく異なる。電源
回路13とサーマルヘッド駆動回路12を結ぶライン1
4やサーマルヘッド駆動回路12とサーマルヘッド11
を結ぶライン15を流れる電流が、印字比率に応じてそ
れぞれ大きく変わると、ライン14、15の電気抵抗に
よる電圧降下のため、サーマルヘッド11へ印加される
電圧が変動する。
また、サーマルヘッド駆動回路12の内部においても、
電流のオン・オフ制御を行うスイッチング素子が印字比
率の変動に伴って数ボルト程度の電圧変動を発生させる
ことがある。例えば、ダーリントン接続を行ったNPN
バイポーラトランジスタをサーマルヘッド駆動回路11
のスイッチング用として使用すると、この素子はコレク
タ−エミッタ間の飽和電圧が高いので、サーマルヘッド
11に例えば45アンペアの電流を流したとき、約2ボ
ルトのドライブ損失を発生させてしまう。
印字比率に応じたこのような電圧変動は、当然ながらサ
ーマルヘッド11の動作時の発熱を不安定にし、記録紙
の記録濃度に影響を及ぼす。特に高速記録や中間調の再
現を行うプリンタまたはディジタル複写機では、記録濃
度の変動は画像の品質の維持を困難にする。
印字比率に応じた電圧変動によるこのような印字品質の
低下を防止するため、主として次のような改善が行われ
ている。
その1つは、サーマルヘッド駆動回路の内部抵抗の低減
化である。一例としては、第7図のライン14、15に
よる電圧降下を低減させるために、太い電線を使用しそ
れらの長さを極力短くすることである。サーマルヘッド
駆動回路12については、バイポーラトランジスタを並
列接続してスイッチング回路の内部抵抗を低くすること
が提案されている。
いま1つは、サーマルヘッド駆動回路中の電圧降下によ
って発生する電圧変動に対して、印字パルスの幅を増減
して対処することである。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、いずれの場合も、少なからず実施上の問題点
がある。スイッチング回路の改善についていえば、バイ
ポーラトランジスタによるスイッチング動作は通常電流
駆動法を用いており、並列接続した全トランジスタが同
時に均一に動作しないと、一部のトランジスタに負荷が
集中する場合がある。このような場合には、最先に動作
したトランジスタに過電流が流れてこれが破損するおそ
れがある。
また、このようなスイッチング回路を駆動するために別
途ドライブ回路が設けられるが、従来のドライブ回路
は、スイッチング回路がオフ状態のときも一定の電力を
消費する構成とされる場合があり、これは電源に無駄な
負担をかけることとなる難点があった。また何らかの原
因でこのドライブ回路あるいはスイッチング回路が故障
すると、サーマルヘッドに電流が流れ続け、発熱体を焼
損する恐れもあり、適当な保護対策が要求されていた。
また、印字パルス幅の補正についていえば、次のような
問題がある。サーマルヘッドを用いた記録装置あるいは
表示装置では、印字品質を高めるために単位発熱体の蓄
熱量やサーマルヘッド基板の温度等各種の外部条件も加
味されて印字パルスの幅が補正される。こうした各種の
印字パルス補正用データは、印字パルスの幅を決定する
印字パルス発生回路へパラレルに入力される。従って、
印字パルス発生回路の制御のために割り当てられた所定
数のパラレルな補正データのうち一部のビットが電源変
動の補正に用いられる。ところが、補正データのビット
数をいたずらに増加させることは難しく、補正に使用さ
れる外部条件が多い程個々の補正に割り当てられるビッ
ト数が相対的に減少し、補正のダイナミックレンジを十
分広く設定することができないという問題もあった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、内部抵抗
を低くして電圧降下を抑制し、かつ応答性を高めたスイ
ッチング回路を有するサーマルヘッド駆動回路を提供す
ることをその目的とする。
更に本発明は、スイッチング回路がスイッチオフのと
き、ドライブ回路で消費される電力を抑制し、かつ回路
の保護機能も有し、信頼性を高めたサーマルヘッド駆動
回路を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明のサーマルヘッド駆動回路は、サーマルヘッドに
供給すべき印字パルス電流をスイッチングするスイッチ
ング回路と、このスイッチング回路を駆動するドライブ
回路と、このドライブ回路の電源入力部に設けられたド
ライブ電源スイッチ回路とから成る。スイッチング回路
は互いに並列接続されて印字パルス電流をオン・オフす
る2個以上の電界効果トランジスタを有し、ドライブ回
路は電界効果トランジスタのゲート充電電流を供給しか
つゲート放電電流を放流してスイッチング回路をオン・
オフするトーテムポール接続された一対のトランジスタ
を有している。また、ドライブ電源スイッチ回路は、ド
ライブ回路が作動しないときドライブ回路の電源を遮断
することのできるもので、例えばスイッチング回路がオ
ンのときのみドライブ回路にそのドライブ電源を接続す
るようオンするスイッチを有している。
このように、ドライブ電源スイッチ回路が、スイッチン
グ回路がオンのときのみドライブ回路に電源を接続する
と、スイッチング回路がオフのときのドライブ回路の電
力消費を抑えることができる。また、このドライブ電源
スイッチ回路は、必要に応じて電源を遮断するのでドラ
イブ回路の異常な作動を抑止するため、回路の信頼性を
高めることができる。
また、スイッチング回路に電界効果トランジスタを使用
しているので、スイッチング回路の内部抵抗を十分低く
することが可能である。また、ドライブ回路のインピー
ダンスが低いので、電界効果トランジスタのスイッチン
グの応答が速く高速スイッチングが可能となる。
「実施例」 (回路の構成) 第1図は本発明のサーマルヘッド駆動回路とその周辺回
路の実施例を示す結線図である。この回路は、2個のド
ライブ回路1、1と、2個のスイッチ回路2、2
と、2個のドライブ電源スイッチ回路3、3と、
サーマルヘッド11および印字データ発生部16とで構
成されている。
この実施例で使用されるサーマルヘッド11は、いわゆ
る厚膜交互リードワイヤ方式の記録ヘッドである。この
サーマルヘッド11の基板上には、第2図に示すように
1本の細長い発熱抵抗体21が形成されている。発熱抵
抗体21には所定の間隔で2種の電極22、23が交互
に取り付けられている。このうち一方の電極22はそれ
ぞれダイオード24を介して第1と第2の共通電極C
1、C2に交互に接続されている。他方の電極23は、
サーマルヘッドの基板上に取り付けられたシフトレジス
タ・ドライバ25の各ドライバ(スイッチング素子)に
接続されている。
第2図において、このサーマルヘッドが、印字データ発
生部16から1ライン分の印字データ27の半分に相当
する印字データの供給を受けると、これをシフトレジス
タ・ドライバ25内のシフトレジスタにセットし、変換
されたパラレルなデータに応じてこれらにピット対応し
たドライバをオン・オフ制御する。このとき共通電極C
1に印字パルスが供給され、発熱抵抗体21の該当する
部分に通電し印字が行われる。この後同一ラインについ
て残りの半分の印字データ27によってシフトレジスタ
・ドライバ25の内容が変更され、共通電極C2に印字
パルスが供給される。これで1ライン分の残りの印字が
行われることになる。
さて第1図に戻って、第1の共通電極C1は、スイッチ
ング回路2内の3個の電界効果トランジスタ(nチャ
ンネルエンハンスメント型MOSFET)31〜33の
ドレインに共通して接続されている。これらの電界効果
トランジスタ31〜33のソースには、図示しない電源
回路の出力電圧Vが印加されるようになっている。電
界効果トランジスタ31〜33のゲートにはそれぞれ抵
抗34〜36が接続されており、これらの他端は、ドラ
イブ回路1の出力端子に接続されている。また、電界
効果トランジスタ31〜33と並列に過電圧保護用のツ
ェナーダイオード37が接続されている。更に、上記ゲ
ート抵抗34〜36の他端は、電界効果トランジスタ3
1〜33がオフとなった時点に発生するスパイク電圧を
抑えるためのシリコンダイオード41を介して接地され
ている。また電界効果トランジスタ31〜33のソース
側は平滑用のコンデンサ42を介して接地されている。
一方、ドライブ回路1は、制御信号43を受け入れる
電界効果トランジスタ44と、その後段に設けられ、T
TL(トランジスタ・トランジスタ・ロジック)等の出
力回路でしばしば使用されるいわゆるトーテムポール接
続されたコンプリメンタルな一対のトランジスタ45、
46を有している。この電界効果トランジスタ44にも
nチャンネルエンハンスメント型MOSFETを使用
し、ドレイン接地で使用する。このソース側に接続され
たプルアップ抵抗48はこの電界効果トランジスタ44
のスイッチング電流の制限用として設けられている。ま
たプルアップ抵抗48の電源側は平滑用コンデンサ47
を介して接地されている。
このドライブ回路1には、電源電圧Vがドライブ電
源スイッチ回路3を介して印加されるよう構成されて
いる。このドライブ電源スイッチ回路3は、いわゆる
ダーリントン接続された一対のPNPトランジスタ6
1、62と、これらのトランジスタ61、62の各ベー
スとエミッタ間に接続された2個の抵抗器63、64を
備えている。トランジスタ61がそのエミッタに接続さ
れた電源とコレクタに接続されたドライブ回路1との
間の回路をオン・オフするように結線され、トランジス
タ62のベースには、そのベース電流を調整する抵抗器
65とベース電流をオン・オフするNPNトランジスタ
66が接続されている。このトランジスタ66はTTL
レベルの小電流でダーリントントランジスタ61、62
を駆動するために設けられたものである。
そして、このトランジスタ66のベースには、TTLレ
ベルの駆動信号70がバッファドライバ71を介し
て印加されるよう結線され、同時にこの制御信号70
はインバータバッファドライバ72を介してドライブ
回路1に入力するよう結線されている。すなわち、制
御信号70はドライブ電源スイッチ回路3に入力す
る一方、その極性を反転させてドライブ回路1に入力
するよう構成されている。
第2の共通電極C2に接続されたドライブ回路1とス
イッチ回路2とドライブ電源スイッチ回路3とは、
第1の共通電極C1について説明した回路構成と全く同
一の構成であり、その説明を省略する。
(回路の動作) 以上の構成のサーマルヘッド駆動回路は次のように動作
する。ドライブ回路1とドライブ電源スイッチ回路3
とに入力する第1の共通電極C1用の制御信号70
と、ドライブ回路1とドライブ電源スイッチ回路3
とに入力する第2の共通電極C2用の制御信号70
は、先に第2図を用いて説明したように、記録タイミン
グに同期して互に排他的に発生するようになっている。
スイッチング回路1には印字をしないとき(スイッチ
ング回路2をオフにしておくとき)電界効果トランジ
スタ44のゲートに、スレッショルド電圧以上の電圧が
加わり、印字をするときスレッショルド電圧以下になる
いわゆる負極性の制御信号43が加わる。従って、常時
は、電界効果トランジスタ44のゲートがスレッショル
ド電圧を越え、スイッチオンの状態となっている。この
ときその後段の2個のトランジスタ45、46を含む回
路は第3図のように動作する。この回路で、上記電界効
果トランジスタ44はスイッチ50に置き換え、トラン
ジスタ45は動作しないので破線で示した。また、スイ
ッチング回路2はその一部のみ図示した。
スイッチ50がオンのときは、スイッチング回路2
電界効果トランジスタ31〜33のゲートに蓄積されて
いた電荷の一部が、ゲート抵抗34〜36を通じてトラ
ンジスタ46のベース電流となって矢印51のように放
電される。この放電電流がトランジスタ46をオンさせ
る。そして、矢印52に示すように電界効果トランジス
タ31のゲートに蓄積された電流が一挙に放電されて消
失し、その結果電界効果トランジスタ31〜33はオフ
状態とされる。
次にこのスイッチング回路をオンにするために、第1図
に示すように、制御信号70がローレベルからハイレ
ベルに変わる。これにより制御信号43は逆にローレベ
ルに変わる。ドライブ回路1に制御信号43が供給さ
れると、電界効果トランジスタ44のゲートがスレッシ
ョルド電圧以下となり、そのゲートの電荷が放電され
て、スイッチオフの状態となる。このときその後段の2
個のトランジスタ45、46を含む回路を第3図と同様
の要領で第4図に示す。スイッチ50がオフになると、
プルアップ抵抗48のスイッチ50と接続した側の電圧
が上昇してトランジスタ45にベース電流が流れる。こ
れが、ゲート抵抗34〜36を通じて矢印53のように
電界効果トランジスタ31のゲートに向かって流れる。
この電流がトランジスタ45をオンさせる。そして、矢
印54のようにゲート充電電流が流れる。ゲートに電荷
が蓄積されゲートの電位がスレッショルド電圧を越える
と、電界効果トランジスタ31〜33が一斉にオンとな
る。抵抗34〜36は、電界効果トランジスタ31〜3
4のゲート電流の変動を抑制するために用いられる。例
えば、電界効果トランジスタ31〜34のスレッショル
ド電圧を24ボルトとしたとき、ドライブ回路の電源電
圧Vは約50ボルト程度に選定する。スイッチング回
路の電源電圧Vはサーマルヘッドの単位発熱体に印加
するのに適する電圧で、通常20ボルト程度に選定され
る。
ところで、電界効果トランジスタ31〜33のドレイン
−ソース間の損失はそのオン抵抗によって左右されるこ
とになる。今、電界効果トランジスタ31〜33の周囲
温度が摂氏25度であるとすれば、これらのオン抵抗は
0.06Ω程度である。従って出力電圧Vの電源回路
から第1の共通電極C1に仮に最大45アンペアの電流
が流れるものとすると、これらを3分割した15アンペ
アずつが各電界効果トランジスタ31〜33に流れるこ
ととなり、ドライブ損失はそれぞれ最大で0.9ボルト
(0.06×15ボルト)となる。すなわちこの例の場
合には、印字比率によって0〜0.9ボルトまでの電圧
降下が発生することとなる。従来のバイポーラトランジ
スタではこのドライブ損失が最大で約2ボルトとなるの
で、これを半減できたことになる。もちろん更にオン抵
抗の低い電界効果トランジスタを使用すればそれだけド
ライブ損失を減少させることができる。またより多数の
電界効果トランジスタでこのスイッチング回路を構成す
れば、1個当りの最大電流がそれだけ減少し、ドライブ
損失を一層低下させることができる。
更に本発明においては、ドライブ回路にトーテムポール
接続された一対のトランジスタを用いたので、スイッチ
ング回路の電界効果トランジスタのオン・オフのための
ゲート充放電電流を流す回路の抵抗が小さい。従って充
放電がすみやかに行われ、スイッチングの立上り速度が
きわめて速い。
例えばドライブ回路を電界効果トランジスタ44のみで
構成したものは、第5図に示す曲線56のように、印字
パルス電流33Aのとき立上り時間30マイクロ秒を要
する。これは、ゲート充電電流を流す回路抵抗が高くか
つ、電界効果トランジスタの並列回路のミラー容量(ド
レインゲート間の容量)が数千ピコファラッドと大きい
ためである。単位発熱体を高速で温度上昇させるために
は、この立上り時間がより短いことが好ましい。ところ
が、本発明の場合立上り時間が曲線57のように5マイ
クロ秒に短縮される。
さて、以上の動作において、ドライブ回路1(第1
図)は、スイッチング回路2をオンしない、すなわち
いわゆる待機状態のとき、電界効果トランジスタ44が
オンされているので、そのプルアップ抵抗48を通じて
電源電圧Vが印加されていると、常に一定の電流が流
れていることになる。これは、待機状態でプルアップ抵
抗48により無駄な電力を消費してしまうことになる。
そこで本発明においてはこのドライブ回路の電源入力部
にドライブ電源スイッチ回路3を設けている。
第1図の回路にもどって、ドライブ電源スイッチ回路3
の動作を説明する。
スイッチング回路2をオフ状態とするためには、ドラ
イブ回路1に入力する制御信号43はハイレベルとな
っている。従ってドライブ電源スイッチ回路3に入力
する制御信号70はローレベルである。このときは、
トランジスタ66はオフであり、ダーリントン接続され
たトランジスタ61と62はいずれもオフとなる。従っ
て、電源電圧Vはドライブ回路1に印加されない。
一方、スイッチング回路をオン状態にするときは、ドラ
イブ回路1に入力する制御信号43はローレベルとな
り、ドライブ電源スイッチ回路3に入力する制御信号
70はハイレベルとなる。このとき、トランジスタ6
6にはベース電流が流れ、このトランジスタ66はスイ
ッチオンとされる。従って、ダーリントン接続されたト
ランジスタ61、62にベース電流が流れ、トランジス
タ61がオンとなる。これによってドライブ回路1
電源電圧Vが印加されドライブ回路1が先に説明し
たように正常に動作する。
このように本発明のサーマルヘッド駆動回路は、スイッ
チング回路2がオフのとき、すなわち印字動作をしな
いときにはドライブ回路1に電源電圧が加わらないよ
うになっている。
従って印字動作をしないときドライブ回路が無用な電力
を消費することが無い。しかも、印字動作をしない場合
に何らかの原因でドライブ回路1が異常な動作をして
も、電源電圧がドライブ電源スイッチ回路3によって
遮断されているので、スイッチング回路2をオンさせ
てしまうことが無い。従って、誤動作の場合の安全を保
障する機能も備えている。
以上第1の共通電極C1に印加パルスを供給する場合に
ついて説明したが、第2の共通電極C2に印加パルスを
供給する場合も同様である。
なお、上記実施例ではいわゆる厚膜交互リードワイヤ方
式のサーマルヘッドに使用するサーマルヘッド駆動回路
について説明したが、比較的大電流の印字パルスを供給
するすべてのサーマルヘッド駆動回路に本発明を適用で
きることはもちろんである。
また、ドライブ回路の一対のトランジスタの接続を同様
の機能を有するよう適宜変更したり、例えば第6図に示
すように動作安定化のためのダイオード57を挿入する
ようにしてもさしつかえない。電界効果トランジスタの
極性種類、使用法等を適宜変更してもさしつかえないこ
とはいうまでもない。
更に、ドライブ電源スイッチ回路3は、1個のPNP
トランジスタ等適当なスイッチング素子に置き換えても
さしつかえない。そしてそのスイッチング制御は、ドラ
イブ回路1に入力する制御信号とは別の系統で作られ
たものであってもよい。その場合にはドライブ回路に入
力する制御信号に異常があった場合でもドライブ回路と
電源とを遮断することができる。このスイッチをオンす
るタイミングは、ドライブ回路を動作させるときのみで
なくても、ドライブ回路の動作時間を含む適当な時間で
あればよい。
「発明の効果」 このように本発明によればスイッチング素子のドライブ
損失を低下させることができるので、熱エネルギの発生
をそれだけ減少させることができ、大規模な放熱装置が
不要となる。またバイポーラトランジスタは大電流をド
ライブするために、コレクタ電流の1/10〜1/20
程度の大容量のベース電流を必要としたが、これが不要
となり、ドライブ回路をそれだけ小型化することができ
る。さらに本発明のサーマルヘッド駆動回路では電界効
果トランジスタを使用しているのでスイッチング速度が
バイポーラ型のものに比して1/2〜1/15に短縮化
する。また、トーテムポール接続された一対のトランジ
スタで電界効果トランジスタをドライブするので、スイ
ッチング電流の立上り時間が極めて速く、高速印字を可
能にする。
そして、ドライブ回路と電源とを印字動作中を除いて遮
断することができるので、無駄な電力を消費せずまた信
頼性も高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーマルヘッド駆動回路とその周辺回
路の実施例を示す結線図、第2図はこれに使用するサー
マルヘッドの結線図、第3図と第4図はそのドライブ回
路の動作説明図、第5図は本発明のサーマルヘッド駆動
回路のスイッチング電流立上り特性を示す特性図、第6
図はドライブ回路の変形例を示す要部結線図、第7図は
一般的なサーマルヘッド駆動回路の周辺のブロック図で
ある。 1、1……ドライブ回路、 2、2……スイッチング回路、 3、3……ドライブ電源スイッチ回路、 11……サーマルヘッド、 31、32、33……電界効果トランジスタ、 45、46……トーテムポール接続された一対のトラン
ジスタ、 52……ゲート放電電流、 54……ゲート充電電流。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドに供給すべき印字パルス電
    流をスイッチングするスイッチング回路と、このスイッ
    チング回路を駆動するドライブ回路と、このドライブ回
    路の電源入力部に設けられドライブ回路を動作させる必
    要がないときその電源を遮断することのできるドライブ
    電源スイッチ回路とから成り、前記スイッチング回路は
    互いに並列接続されて前記印字パルス電流をオン・オフ
    する2個以上の電界効果トランジスタを有し、前記ドラ
    イブ回路は前記電界効果トランジスタのゲート充電電流
    を供給しかつゲート放電電流を放流してスイッチング回
    路をオン・オフするトーテムポール接続された一対のト
    ランジスタを有することを特徴とするサーマルヘッド駆
    動回路。
  2. 【請求項2】ドライブ電源スイッチ回路はスイッチング
    回路がオンのときのみドライブ回路にそのドライブ電源
    を接続するようオンすることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のサーマルヘッド駆動回路。
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