JPH0659748B2 - オフセットブランケット - Google Patents
オフセットブランケットInfo
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- JPH0659748B2 JPH0659748B2 JP63128899A JP12889988A JPH0659748B2 JP H0659748 B2 JPH0659748 B2 JP H0659748B2 JP 63128899 A JP63128899 A JP 63128899A JP 12889988 A JP12889988 A JP 12889988A JP H0659748 B2 JPH0659748 B2 JP H0659748B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、オフセット印刷に用いられるオフセットブラ
ンケットに係わり、詳しくは版持が良くて、バルジ現象
の発生がなく、良好な印刷を可能とするオフセットブラ
ンケットに関する。
ンケットに係わり、詳しくは版持が良くて、バルジ現象
の発生がなく、良好な印刷を可能とするオフセットブラ
ンケットに関する。
<従来の技術> 従来、高品質の字画像を得るための印刷方式として、第
2図に示すようなオフセット印刷方式が汎用されてい
る。図において、(40)は図示しない電源によって回転駆
動される版胴であり、該版胴(40)の上部周面には2つの
インキ供給ローラ群(30)、(30)が、また下部周面には水
付けローラ群(31)が、従動可能に配されており、版胴(4
0)の駆動により、該版胴(40)へインキの供給及び給水が
行われるようになっている。また、版胴(40)の下端周面
にはオフセットブランケット(1)が巻回されたブラン
ケット胴(2)が、またオフセットブランケット(1)
の下端周面には圧胴(50)が、それぞれ接触して配されて
おり、いずれも版胴(40)の駆動に従動して回転するよう
になっている。
2図に示すようなオフセット印刷方式が汎用されてい
る。図において、(40)は図示しない電源によって回転駆
動される版胴であり、該版胴(40)の上部周面には2つの
インキ供給ローラ群(30)、(30)が、また下部周面には水
付けローラ群(31)が、従動可能に配されており、版胴(4
0)の駆動により、該版胴(40)へインキの供給及び給水が
行われるようになっている。また、版胴(40)の下端周面
にはオフセットブランケット(1)が巻回されたブラン
ケット胴(2)が、またオフセットブランケット(1)
の下端周面には圧胴(50)が、それぞれ接触して配されて
おり、いずれも版胴(40)の駆動に従動して回転するよう
になっている。
以上のような方式の印刷機において、版胴(40)を駆動さ
せると、インキ供給ローラ群(30)、(30)より版胴(40)上
に描画された原版パターンへ印刷用インキが転移され、
原絵柄パターンが版胴(40)の周面に形成される。次に、
この原絵柄パターンがオフセットブランケット(1)に
転写され、さらにこの転写パターンが、オフセットブラ
ンケット(1)と圧胴(50)との間に連続的に送給される
印刷用紙等の被印刷体(P)に転写されることによっ
て、版胴(40)上の原版パターンの印刷が行われる。
せると、インキ供給ローラ群(30)、(30)より版胴(40)上
に描画された原版パターンへ印刷用インキが転移され、
原絵柄パターンが版胴(40)の周面に形成される。次に、
この原絵柄パターンがオフセットブランケット(1)に
転写され、さらにこの転写パターンが、オフセットブラ
ンケット(1)と圧胴(50)との間に連続的に送給される
印刷用紙等の被印刷体(P)に転写されることによっ
て、版胴(40)上の原版パターンの印刷が行われる。
また、第3図に示すような張紙式のオフセット印刷方式
も採用されている。なお、図中、同一の符号が付された
部材は第2図の部材と同一又は実質的に同一の部材であ
る。
も採用されている。なお、図中、同一の符号が付された
部材は第2図の部材と同一又は実質的に同一の部材であ
る。
この印刷方式の概略を同図に基づいて説明すると、図に
示すように、ブランケット(100)(100)間に送給された連
続紙(Q)を、複数の案内ローラを介して金属製の圧胴
(50)に巻回すると共に、圧胴(50)の周囲に配した複数の
オフセットブランケット(1)…により押圧して、圧胴
(50)を駆動させると、連続紙(Q)は引張されつつ送給
され、版胴(40)…に描画された各原版パターンがその上
に転写された印刷が行なわれる。
示すように、ブランケット(100)(100)間に送給された連
続紙(Q)を、複数の案内ローラを介して金属製の圧胴
(50)に巻回すると共に、圧胴(50)の周囲に配した複数の
オフセットブランケット(1)…により押圧して、圧胴
(50)を駆動させると、連続紙(Q)は引張されつつ送給
され、版胴(40)…に描画された各原版パターンがその上
に転写された印刷が行なわれる。
ところで、上記のようなオフセット印刷に用いられるオ
フセットブランケットとしては、従来、JIS(A)硬
度が50〜60°であって、厚みが0.25〜0.50mmのものが、
用いられていた。
フセットブランケットとしては、従来、JIS(A)硬
度が50〜60°であって、厚みが0.25〜0.50mmのものが、
用いられていた。
<発明が解決しようとする課題> しかし、JIS硬度が50〜60°の従来のブランケットで
は、耐刷性即ち版持ちが良くない。即ち、印刷機の稼動
時、版胴とこれと接触する表面印刷層との間で強い押圧
力及び剪断力が働き、版胴上に凸部として形成された絵
柄部分に相当する感光性樹脂膜が削りとられ易いという
問題点があった。特に、最近汎用されているいわゆる紙
版(例えば「ピンクマスター」(三菱製紙(株)製、商
品名)、「シルバーマスター」(三菱製紙(株)製、商
品名)等)を用いる場合において、版持ちが極端に悪く
なることが指摘されていた。
は、耐刷性即ち版持ちが良くない。即ち、印刷機の稼動
時、版胴とこれと接触する表面印刷層との間で強い押圧
力及び剪断力が働き、版胴上に凸部として形成された絵
柄部分に相当する感光性樹脂膜が削りとられ易いという
問題点があった。特に、最近汎用されているいわゆる紙
版(例えば「ピンクマスター」(三菱製紙(株)製、商
品名)、「シルバーマスター」(三菱製紙(株)製、商
品名)等)を用いる場合において、版持ちが極端に悪く
なることが指摘されていた。
また、第4図に説明図を示すように、版胴(40)の回転に
従動して回転するオフセットブランケット(1)は、版
胴(40)との接触面において、ブランケット胴(2)の半
径方向に沿う押圧力(J)と、ブランケット胴(2)の
接線方向に沿う剪断力(F)とを、版胴(40)から受けて
いるために、軟質材からなる表面印刷層が接触部を通過
した直後に隆起するという「バルジ現象」が生じるが、
この現象は、厚みが0.25〜0.50mmの従来のオフセットブ
ランケットの場合、大きく現れ無視し得ない歪みの原因
となるという問題点があった。
従動して回転するオフセットブランケット(1)は、版
胴(40)との接触面において、ブランケット胴(2)の半
径方向に沿う押圧力(J)と、ブランケット胴(2)の
接線方向に沿う剪断力(F)とを、版胴(40)から受けて
いるために、軟質材からなる表面印刷層が接触部を通過
した直後に隆起するという「バルジ現象」が生じるが、
この現象は、厚みが0.25〜0.50mmの従来のオフセットブ
ランケットの場合、大きく現れ無視し得ない歪みの原因
となるという問題点があった。
これは表面印刷層の上層と下層との間の剪断力による相
対変位は厚みに比例して現れるため、大きな厚みの従来
のオフセットブランケットの場合、大きな剪断力が加わ
った場合は勿論のこと、さほど大きな剪断力が加わらな
くても無視し得ない歪みが生じるからである。
対変位は厚みに比例して現れるため、大きな厚みの従来
のオフセットブランケットの場合、大きな剪断力が加わ
った場合は勿論のこと、さほど大きな剪断力が加わらな
くても無視し得ない歪みが生じるからである。
本発明は以上の事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは、表面印刷層の硬度及び厚みを特定
することにより、版持ちが良くて、バルジ現象による画
像歪みが小さいオフセットブランケットを提供するにあ
る。
目的とするところは、表面印刷層の硬度及び厚みを特定
することにより、版持ちが良くて、バルジ現象による画
像歪みが小さいオフセットブランケットを提供するにあ
る。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するために、本発明に係るオフセットブ
ランケットにあっては、硬度及び厚みを従来品よりも小
さくした。
ランケットにあっては、硬度及び厚みを従来品よりも小
さくした。
即ち、本発明に係るオフセットブランケットは、表面が
平滑な支持体層に、JIS硬度が20〜50°であり、また
厚みが0.01〜0.20mmであって、且つその厚みが全体の厚
みに対して10%以下である表面印刷層が積層されている
ことを特徴とする。
平滑な支持体層に、JIS硬度が20〜50°であり、また
厚みが0.01〜0.20mmであって、且つその厚みが全体の厚
みに対して10%以下である表面印刷層が積層されている
ことを特徴とする。
ここで、表面印刷層に直接接合する支持体層は、表面印
刷層の平滑性を確保して歪みの少ない印刷を可能にすべ
く、表面が平滑で表面印刷層の平滑性を妨げない素材で
できている必要があり、このような素材としては、例え
ば、きめの細かい布材、プラスチックフィルム、金箔等
が挙げられる。
刷層の平滑性を確保して歪みの少ない印刷を可能にすべ
く、表面が平滑で表面印刷層の平滑性を妨げない素材で
できている必要があり、このような素材としては、例え
ば、きめの細かい布材、プラスチックフィルム、金箔等
が挙げられる。
また、表面印刷層の主材としては耐油性弾性体好まし
く、本発明者等による実験結果によれば、塩ビ系ポリマ
ーが特に好ましく、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニル共重合耐、ポリ塩化ビニリデン等が挙げられる。
く、本発明者等による実験結果によれば、塩ビ系ポリマ
ーが特に好ましく、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニル共重合耐、ポリ塩化ビニリデン等が挙げられる。
なお、主材として従来より用いられているアクリロニト
リル・ブタジエンゴム(NBR)を用いる場合は、アク
リロニトリル分が32〜40%のNBRを用いるのが好まし
い。これは、アクリロニトリル分が40%を越えると溶剤
による膨潤が小さくなり、この意味では好ましいが、そ
うするとゴム弾性が極端に低下してしまうという不都合
が生じ、反対に、アクリロニトリル分を32%未満にする
とゴム弾性は良好に保たれるが、耐膨潤性が極端に低下
してしまうという不都合が生じるからである。
リル・ブタジエンゴム(NBR)を用いる場合は、アク
リロニトリル分が32〜40%のNBRを用いるのが好まし
い。これは、アクリロニトリル分が40%を越えると溶剤
による膨潤が小さくなり、この意味では好ましいが、そ
うするとゴム弾性が極端に低下してしまうという不都合
が生じ、反対に、アクリロニトリル分を32%未満にする
とゴム弾性は良好に保たれるが、耐膨潤性が極端に低下
してしまうという不都合が生じるからである。
<作用> 上記した構成を有する本発明に係るオフセットブランケ
ットにあっては、表面印刷層の厚みが0.01〜0.20mmであ
って、且つ全厚みに対して占める割合が10%以下である
ので、押圧力及び剪断力による表面印刷層の歪みが小さ
い。また、JIS(A)硬度が20〜50°の範囲であるの
で、版胴上の感光性樹脂膜を削りとられることなく、原
版パターンに忠実な印刷がなされる。
ットにあっては、表面印刷層の厚みが0.01〜0.20mmであ
って、且つ全厚みに対して占める割合が10%以下である
ので、押圧力及び剪断力による表面印刷層の歪みが小さ
い。また、JIS(A)硬度が20〜50°の範囲であるの
で、版胴上の感光性樹脂膜を削りとられることなく、原
版パターンに忠実な印刷がなされる。
<実施例> 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図はオフセットブランケットの断面模式図であり、
版胴から転移された印刷用インキを表面に担持する表面
印刷層としての表面ゴム層(11)の裏面側には、該表面ゴ
ム層(11)を支持する支持体層としての基布層(12)、圧縮
性層(13)、基布層(14)、中間ゴム層(15)、基布層(16)、
中間ゴム層(17)及び基布層(18)が順次積層されている。
版胴から転移された印刷用インキを表面に担持する表面
印刷層としての表面ゴム層(11)の裏面側には、該表面ゴ
ム層(11)を支持する支持体層としての基布層(12)、圧縮
性層(13)、基布層(14)、中間ゴム層(15)、基布層(16)、
中間ゴム層(17)及び基布層(18)が順次積層されている。
ここで、基布層(12)、(14)、(16)は、布材で構成されて
いるが、表面ゴム層(11)に直接接合する基布層(12)は、
前記したように表面ゴム層(11)の平滑性を担保すべく、
比較的きめの細かい布で構成されており、また圧縮性層
(13)は、発泡層で構成されている。
いるが、表面ゴム層(11)に直接接合する基布層(12)は、
前記したように表面ゴム層(11)の平滑性を担保すべく、
比較的きめの細かい布で構成されており、また圧縮性層
(13)は、発泡層で構成されている。
以上のような積層構造のオフセットブランケットであっ
て、第1表に示す厚みを有する3仕様の本発明に係る試
料1〜3を作製し、同表に併記した従来品との比較試験
1〜3を行なった。
て、第1表に示す厚みを有する3仕様の本発明に係る試
料1〜3を作製し、同表に併記した従来品との比較試験
1〜3を行なった。
試料1〜3及び従来品の表面印刷層の組成及びJIS
(A)硬度は下記の通りである。
(A)硬度は下記の通りである。
〔仕様1〕 《組成》 ポリ塩化ビニル (日本ゼオン(株)製、商品名ゼオン121) …100重量部 ジオクチルフタレート …185重量部 ジブチルスズラウレート系安定剤 (共同薬品(株)製、商品名KS−22) …3重量部 計288重量部 《JIS(A)硬度》 20° 〔試料2〕 《組成》 油展NBR (アクリロニトリル成分34重量%、 日本ゼオン(株)製、商品名DN−224) …150重量部 酸化亜鉛 …5.0重量部 ステアリン酸 …1.5重量部 含水珪酸 …30.0重量部 加工助剤(Schill&Seilacher社製、 ストラクトールWB212)…5.0重量部 ファクチス …20.0重量部 酸化チタン …10.0重量部 加硫促進剤DM …1.0重量部 加硫促進剤TS …1.5重量部 イオウ …1.5重量部 計225.5重量部 《JIS(A)硬度》 30° 〔試料3〕 《組成》 ポリ塩化ビニル (日本ゼオン(株)製、商品名ゼオン121) …100重量部 アジピン酸ポリエステル系可塑剤 (アデカアーガス社製、商品名P−200) 150重量部 ジブチルスズウラレート系安定剤 (共同薬品(株)製、商品名KS22) 5重量部 ポリグリコール系消泡剤 (第一工業製薬(株)製、商品名アンチフロスF) …2重量部 計257重量部 《JIS(A)硬度》 50° 〔従来品〕 《組成》 NBR (日本ゼオン(株)製、商品名Nipo11042) …100重量部 酸化亜鉛 …5.0重量部 ステアリン酸 …1.5重量部 ジブチルフタレート …10.0重量部 含水珪酸 …20.0重量部 加工助剤(Schill&Seilacher社製、 ストラクトールWB212)…5.0重量部 ファクチス …20.0重量部 酸化チタン …10.0重量部 加硫促進剤 M …1.0重量部 加硫促進剤DM …1.0重量部 イオウ …1.5重量部 計155.0重量部 《JIS(A)硬度》 60° [試験1] 下記の試験条件により、印刷開始時の網点の径を100%
として印刷枚数の増加と網点の径の減少との関係を試料
1及び従来品について求めた。
として印刷枚数の増加と網点の径の減少との関係を試料
1及び従来品について求めた。
(試験条件) 版:三菱製紙(株)製、シルバーマスター 供試オフセットブランケット:試料1及び従来品 印刷機:小森印刷機(株)製、リスロン26 印刷スピード:8000rph 印圧:版/オフセットブランケット間0.10mm オフセットブランケット/圧胴間0.15mm 印刷用インキ:東洋インキ(株)製、ニューブ ライト(紅) (試験結果) 第5図は試験結果を示すグラフであり、縦軸に50%網点
の径変化率を、また横軸に印刷枚数をとって表したもの
である。図に示すように、版上のインキ受理膜の径変化
率が50%の場合の印刷枚数は、従来品(図中、破線で示
す)にあっては約5000枚目であるのに対して、試料1
(図中、実線で示す)にあっては約17000枚目であり、
また同75%の場合の印刷枚数は、従来品にあっては約70
00枚目であるのに対して、試料1にあっては約26000枚
目であった。
の径変化率を、また横軸に印刷枚数をとって表したもの
である。図に示すように、版上のインキ受理膜の径変化
率が50%の場合の印刷枚数は、従来品(図中、破線で示
す)にあっては約5000枚目であるのに対して、試料1
(図中、実線で示す)にあっては約17000枚目であり、
また同75%の場合の印刷枚数は、従来品にあっては約70
00枚目であるのに対して、試料1にあっては約26000枚
目であった。
この試験結果より、本発明に係る試料1の場合、版持ち
が従来品に比べて3倍程度優れていることが理解され
る。
が従来品に比べて3倍程度優れていることが理解され
る。
[試験2] 下記の試験条件により、印刷開始時の網点の径を100%
として印刷枚数の増加と網点の径の減少との関係を試料
2及び従来品について求めた。
として印刷枚数の増加と網点の径の減少との関係を試料
2及び従来品について求めた。
(試験条件) 版:三菱製紙(株)製、ピンクマスター 供試オフセットブランケット:試料2及び従来品 印刷機:リョービ(株)製、リョービ3200CD 印刷スピード:6000rph 印圧:版/オフセットブランケット間0.10mm オフセットブランケット/圧胴間0.15mm 印刷用インキ:大日本インキ(株)製、キャップス G(紅) (試験結果) 第6図は試験結果を示すグラフであり、縦軸に50%網点
の径変化率を、また横軸に印刷枚数をとって表したもの
である。図に示すように、版上のインキ受理膜の径変化
率が50%の場合の印刷枚数は、従来品(図中、破線で示
す)にあっては約500枚目にあるのに対して、試料2
(図中、実線で示す)にあっては約1500枚目であり、ま
た同75%の場合の印刷枚数は、従来品にあっては約750
枚目であるのに対して、試料2にあっては2300枚目であ
った。この試験結果より、本発明に係る試料2の場合、
版持ちが従来品に比べて3倍程度優れていることが理解
される。
の径変化率を、また横軸に印刷枚数をとって表したもの
である。図に示すように、版上のインキ受理膜の径変化
率が50%の場合の印刷枚数は、従来品(図中、破線で示
す)にあっては約500枚目にあるのに対して、試料2
(図中、実線で示す)にあっては約1500枚目であり、ま
た同75%の場合の印刷枚数は、従来品にあっては約750
枚目であるのに対して、試料2にあっては2300枚目であ
った。この試験結果より、本発明に係る試料2の場合、
版持ちが従来品に比べて3倍程度優れていることが理解
される。
[試験3] 下記の試験条件により、プリント基板回路のレジスト印
刷における「抜け」等の印刷不良の発生の有無を試料3
及び従来品について調べると共に、ピッチ精度を求め
た。
刷における「抜け」等の印刷不良の発生の有無を試料3
及び従来品について調べると共に、ピッチ精度を求め
た。
(試験条件) 版:東レ(株)製、水なし平版 供試オフセットブランケット:試料3及び従来品 印刷機:下垣(株)製、校正機 印刷スピード:4000rph 印圧:版/オフセットブランケット間0.10mm オフセットブランケット/圧胴間0.15mm 印刷用インキ: 被印刷物:銅張基板 (試験結果) 従来品の場合、レジスト部に多くの「抜け」が認められ
たのに対して、試料3の場合、全く認められなかった。
これは、従来品にあっては、粒子として配合されている
酸化亜鉛、含水珪酸等が表面から脱落してオフセットブ
ランケットの表面に凹部が形成されるからである。
たのに対して、試料3の場合、全く認められなかった。
これは、従来品にあっては、粒子として配合されている
酸化亜鉛、含水珪酸等が表面から脱落してオフセットブ
ランケットの表面に凹部が形成されるからである。
これより、本発明に係る試料3を用いた場合、従来品を
用いた場合に比べて良好なレジスト印刷を行なうことが
可能となることが理解される。
用いた場合に比べて良好なレジスト印刷を行なうことが
可能となることが理解される。
また、ピッチ精度については、500mmの長さの原版パタ
ーンのガラス基板(被印刷体)上での長さが、従来品に
あっては501.004mm(+1.004mm)であったのに対して、
試料3にあっては500.050mm(+0.050mm)であった。こ
れは、先に述べたように、従来品を用いた場合、バルジ
現象が大きく現れるのに対して、本発明に係る試料3を
用いた場合、厚みが小さいため、バルジ現象が殆ど現れ
ないからである。
ーンのガラス基板(被印刷体)上での長さが、従来品に
あっては501.004mm(+1.004mm)であったのに対して、
試料3にあっては500.050mm(+0.050mm)であった。こ
れは、先に述べたように、従来品を用いた場合、バルジ
現象が大きく現れるのに対して、本発明に係る試料3を
用いた場合、厚みが小さいため、バルジ現象が殆ど現れ
ないからである。
これより、本発明に係る試料3を用いた場合、従来品を
用いた場合に比べて原版パターンに忠実なレジスト印刷
を行なうことが可能となることが理解される。
用いた場合に比べて原版パターンに忠実なレジスト印刷
を行なうことが可能となることが理解される。
<発明の効果> 以上述べたように、本発明に係るオフセットブランケッ
トにおいては、その硬度及び厚みが従来に比べて小さい
一定範囲内のものに構成されているので、本発明は、版
持ちが良く、バルジ現象による字画歪みの無い良好な印
刷を可能にする等、極めて優れた実用的効果を奏する。
トにおいては、その硬度及び厚みが従来に比べて小さい
一定範囲内のものに構成されているので、本発明は、版
持ちが良く、バルジ現象による字画歪みの無い良好な印
刷を可能にする等、極めて優れた実用的効果を奏する。
第1図はオフセットブランケット模式的断面図、第2図
及び第3図はオフセット印刷の説明図、第4図はバルジ
現象の説明図、第5図及び第6図は実施例における試験
結果を示すグラフである。 (1)…オフセットブランケット、 (2)…ブランケット胴、 (11)…表面ゴム層
及び第3図はオフセット印刷の説明図、第4図はバルジ
現象の説明図、第5図及び第6図は実施例における試験
結果を示すグラフである。 (1)…オフセットブランケット、 (2)…ブランケット胴、 (11)…表面ゴム層
Claims (1)
- 【請求項1】表面が平滑な支持体層に、JIS(A)硬
度が20〜50°であり、また厚みが0.01〜0.20mmであっ
て、且つその厚みが全厚みに対して10%以下である表面
印刷層が積層されていることを特徴とするオフセットブ
ランケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63128899A JPH0659748B2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | オフセットブランケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63128899A JPH0659748B2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | オフセットブランケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01297296A JPH01297296A (ja) | 1989-11-30 |
| JPH0659748B2 true JPH0659748B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=14996108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63128899A Expired - Fee Related JPH0659748B2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | オフセットブランケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659748B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5922972Y2 (ja) * | 1978-09-01 | 1984-07-09 | 日東電工株式会社 | 異径熱収縮性チユ−ブの熱収縮用治具 |
| JPS60116494A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-22 | Fujikura Rubber Ltd | 印刷用ブランケツト表面の改質方法 |
| JPS6143596A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-03-03 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 印刷用オフセツト・ブランケツト |
| JPS62227792A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 | Meiji Rubber Kasei:Kk | 印刷用オフセツト・ブランケツト |
-
1988
- 1988-05-26 JP JP63128899A patent/JPH0659748B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01297296A (ja) | 1989-11-30 |
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