JPH0659867B2 - 流体排出装置 - Google Patents
流体排出装置Info
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- JPH0659867B2 JPH0659867B2 JP62335417A JP33541787A JPH0659867B2 JP H0659867 B2 JPH0659867 B2 JP H0659867B2 JP 62335417 A JP62335417 A JP 62335417A JP 33541787 A JP33541787 A JP 33541787A JP H0659867 B2 JPH0659867 B2 JP H0659867B2
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- fluid
- fluid discharge
- discharge port
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- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は高速舟艇におけるエンジンなどの漏洩油、汚
水など所謂ビルジウォータを艇外に排出する流体排出装
置に関する。
水など所謂ビルジウォータを艇外に排出する流体排出装
置に関する。
(従来の技術) 従来、小型滑走艇などの艇内に侵入した水やエンジンド
レンを排出する手段は、電動モータで駆動されるドレン
ポンプによるほか、航行時の水の流速を利用して排出す
る方法などを取られていた。
レンを排出する手段は、電動モータで駆動されるドレン
ポンプによるほか、航行時の水の流速を利用して排出す
る方法などを取られていた。
すなわち、水ジェット推進装置により駆動される舟艇に
おいて、推進用噴流ノズル内に噴流で作動する吸出しポ
ンプを形成し、上記吸出しポンプと船内底部をパイプで
連結し、上記パイプの途中に逆流防止装置を備えている
ものは、例えば特公昭52−14920号公報に記載さ
れ公知に属する。
おいて、推進用噴流ノズル内に噴流で作動する吸出しポ
ンプを形成し、上記吸出しポンプと船内底部をパイプで
連結し、上記パイプの途中に逆流防止装置を備えている
ものは、例えば特公昭52−14920号公報に記載さ
れ公知に属する。
(発明が解決しようする課題) ビルジウォータ等の流体の排出装置として電動モータで
駆動されるビルジポンプが広く採用されているが、高価
であり、重くて場所をとる上に、電源として蓄電池を必
要とするなどの点がある。
駆動されるビルジポンプが広く採用されているが、高価
であり、重くて場所をとる上に、電源として蓄電池を必
要とするなどの点がある。
また、前記水ジェット推進舟艇において推進用噴流ノズ
ル内に船内底部と連結するパイプの端部を開口して吸出
しポンプを形成したものは、ベンチュリー管の縮径部の
負圧を利用したもので効果的ではあるがプロペラ推進船
には適用できない。
ル内に船内底部と連結するパイプの端部を開口して吸出
しポンプを形成したものは、ベンチュリー管の縮径部の
負圧を利用したもので効果的ではあるがプロペラ推進船
には適用できない。
この点に鑑みられたものとして、推進手段の如何に係ら
ず高速舟艇に適用できる流体排出装置として、例えば、
実開昭53−159095号公報に開示されているよう
な排水装置がある。この排水装置は、船底に流体排出口
を形成し、該船底に、前記流体排出口を覆うような椀状
の吸引蓋を配設し、この吸引蓋の後方を船尾に向けて開
放することによって構成されており、舟艇の推進に伴っ
て吸引蓋内部に負圧を発生させ、この負圧によりビルジ
ウォータ等を排出するようにしたものである。
ず高速舟艇に適用できる流体排出装置として、例えば、
実開昭53−159095号公報に開示されているよう
な排水装置がある。この排水装置は、船底に流体排出口
を形成し、該船底に、前記流体排出口を覆うような椀状
の吸引蓋を配設し、この吸引蓋の後方を船尾に向けて開
放することによって構成されており、舟艇の推進に伴っ
て吸引蓋内部に負圧を発生させ、この負圧によりビルジ
ウォータ等を排出するようにしたものである。
また、更に、ヒルジウォータ等の排出効率の向上を図る
ようにしたものとして英国特許第1522635号明細
書に記載されているような排出装置がある。この排水装
置は、排出通路(ベンチュリー通路)に舟艇外部の流体
を導入させて、該排出通路内に高い負圧を発生させるよ
うにしたものである。
ようにしたものとして英国特許第1522635号明細
書に記載されているような排出装置がある。この排水装
置は、排出通路(ベンチュリー通路)に舟艇外部の流体
を導入させて、該排出通路内に高い負圧を発生させるよ
うにしたものである。
ところが、このような舟艇の推進に伴って負圧を発生さ
せ、この負圧によりビルジウォータ等を排出するように
したものにあっても、舟艇内に溜った流体量が多い場合
には、全てを排水するまでには長時間を要してしまうの
が実情であったため、更に、高い負圧を発生させること
を可能とし、舟艇内の流体量が多い場合であっても迅速
に排水することができるような構成が要求されていた。
せ、この負圧によりビルジウォータ等を排出するように
したものにあっても、舟艇内に溜った流体量が多い場合
には、全てを排水するまでには長時間を要してしまうの
が実情であったため、更に、高い負圧を発生させること
を可能とし、舟艇内の流体量が多い場合であっても迅速
に排水することができるような構成が要求されていた。
本発明は、この点に鑑みてなされたものであって、推進
手段の如何に係らず高速舟艇に適用できるビルジウォー
タ等の流体排出装置であって、これまでにない高い排水
効率を実現可能とする構成を提供することを目的とする
ものである。
手段の如何に係らず高速舟艇に適用できるビルジウォー
タ等の流体排出装置であって、これまでにない高い排水
効率を実現可能とする構成を提供することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明が講じた手段は、
高速舟艇の外板に流体排出口を穿設し、該流体排出口よ
りビルジウォータ等の高速舟艇内部の流体を外部流体側
に排出するものであって、前記流体排出口に該流体排出
口と連通して後方に延びて後端部が外部流体側に開放さ
れた流体通路を設け、前記流体排出口若しくは流体通路
の近傍に、高速舟艇外部の流体を流体通路に導入する外
部流体導入手段を設ける。また、前記流体通路の開放後
端部における外部流体側に面する部分に、該外部流体側
に向って突出する突出部を形成するような構成としてい
る。
高速舟艇の外板に流体排出口を穿設し、該流体排出口よ
りビルジウォータ等の高速舟艇内部の流体を外部流体側
に排出するものであって、前記流体排出口に該流体排出
口と連通して後方に延びて後端部が外部流体側に開放さ
れた流体通路を設け、前記流体排出口若しくは流体通路
の近傍に、高速舟艇外部の流体を流体通路に導入する外
部流体導入手段を設ける。また、前記流体通路の開放後
端部における外部流体側に面する部分に、該外部流体側
に向って突出する突出部を形成するような構成としてい
る。
(作用) 上記構成による本発明の作用としては、高速舟艇の走行
時にその外板に沿って流れる流体によって流体通路内に
負圧が発生し、該負圧によって高速舟艇内部の流体は流
体排出口および流体通路を経て外部へ吸引され外部流体
側に排出される。また、この時、流体通路の後端附近に
は波等の影響によって該流体通路内に空気が巻込まれて
該空気と船底に沿って流れる流体との間に境界面Aが形
成され(第3図鎖線参照)、該境界面Aによって前記負
圧が低下することがあるが、本発明にあっては外部流体
導入手段によって高速舟艇外部の流体を流体通路へ導く
ことにより該流体通路内を撹乱させ前記境界面の発生を
防止している。また、流体通路の開放後端部における外
部流体側に面する部分に形成された突出部により、前記
境界面の発生は、より一層効果的に防止されることにな
る。つまり、前記突出部を設けたことにより、高速舟艇
外部の流体が、この突出部において、その流れが乱され
ることになり、境界面の発生が防止されて流体通路内の
負圧が十分に発生されることになる。このように、本発
明では、外部流体の導入による流体通路内の撹乱作用
と、突出部による高速舟艇外部の流体の撹乱作用との相
乗作用によって、極めて高い排水効率が実現可能とな
る。
時にその外板に沿って流れる流体によって流体通路内に
負圧が発生し、該負圧によって高速舟艇内部の流体は流
体排出口および流体通路を経て外部へ吸引され外部流体
側に排出される。また、この時、流体通路の後端附近に
は波等の影響によって該流体通路内に空気が巻込まれて
該空気と船底に沿って流れる流体との間に境界面Aが形
成され(第3図鎖線参照)、該境界面Aによって前記負
圧が低下することがあるが、本発明にあっては外部流体
導入手段によって高速舟艇外部の流体を流体通路へ導く
ことにより該流体通路内を撹乱させ前記境界面の発生を
防止している。また、流体通路の開放後端部における外
部流体側に面する部分に形成された突出部により、前記
境界面の発生は、より一層効果的に防止されることにな
る。つまり、前記突出部を設けたことにより、高速舟艇
外部の流体が、この突出部において、その流れが乱され
ることになり、境界面の発生が防止されて流体通路内の
負圧が十分に発生されることになる。このように、本発
明では、外部流体の導入による流体通路内の撹乱作用
と、突出部による高速舟艇外部の流体の撹乱作用との相
乗作用によって、極めて高い排水効率が実現可能とな
る。
(実施例) 本発明の実施例を図によって説明する。
<第1実施例> 本例はは第1図および第2図に示し、第1図は船底部分
の縦断面図、第2図はその底面図である。また、船の進
行方向を矢印によって示している。1は高速舟艇の船底
でビルジウォータを吸出するためのパイプ2が外板の水
流側に向かって設けられ、開口部3が構成されビルジウ
ォータ排出口になっている。該開口部3の水流側後方に
は案内板4が船底1の外板面とほぼ同一面に形成され、
後方が開放される如く船底に流体通路となる凹部5が設
けられている。該凹部5は前記開口部3付近から後方に
設けられ傾斜して外板表面に連設されている。案内板4
のほぼ中央には外部流体導入手段としてインジェクタ小
孔6が外部から凹部5に向けて斜めに設けられ該小孔6
の後縁7が突出し小孔6の前側が低くなるように形成さ
れている。また、案内板4の開放後端部外縁には水流側
に突出させた突出部8が形成されている。
の縦断面図、第2図はその底面図である。また、船の進
行方向を矢印によって示している。1は高速舟艇の船底
でビルジウォータを吸出するためのパイプ2が外板の水
流側に向かって設けられ、開口部3が構成されビルジウ
ォータ排出口になっている。該開口部3の水流側後方に
は案内板4が船底1の外板面とほぼ同一面に形成され、
後方が開放される如く船底に流体通路となる凹部5が設
けられている。該凹部5は前記開口部3付近から後方に
設けられ傾斜して外板表面に連設されている。案内板4
のほぼ中央には外部流体導入手段としてインジェクタ小
孔6が外部から凹部5に向けて斜めに設けられ該小孔6
の後縁7が突出し小孔6の前側が低くなるように形成さ
れている。また、案内板4の開放後端部外縁には水流側
に突出させた突出部8が形成されている。
高速舟艇の停止中は開口部3は水につかっており、開口
部から船内に水が逆流する恐れがあるのでパイプに逆止
弁を設けるとか、詰め栓をするなどの方策を立てて水の
逆流を防止するが、高速舟艇の航行中は凹部5が後方に
開放しているので開口部3に負圧が生じ、ビルジウォー
タを吸出する。しかし、本願の発明者は後述の実験によ
り単に案内板を設けたものよりも案内板にインジェクタ
小孔6を設けたり前記突出部8を設ける方が遥かに効果
的であることを突き止めたものである。
部から船内に水が逆流する恐れがあるのでパイプに逆止
弁を設けるとか、詰め栓をするなどの方策を立てて水の
逆流を防止するが、高速舟艇の航行中は凹部5が後方に
開放しているので開口部3に負圧が生じ、ビルジウォー
タを吸出する。しかし、本願の発明者は後述の実験によ
り単に案内板を設けたものよりも案内板にインジェクタ
小孔6を設けたり前記突出部8を設ける方が遥かに効果
的であることを突き止めたものである。
<第2実施例> 本例は第3図および第4図に示し、第3図は船底部分の
縦断面図、第4図はその底面図である。この実施例は船
底1より案内板4が水流側にやや張出した滑らかな曲面
を形成したものである。
縦断面図、第4図はその底面図である。この実施例は船
底1より案内板4が水流側にやや張出した滑らかな曲面
を形成したものである。
船の進行方向を矢印によって示している。1は高速舟艇
の船底で、ビルジウォータを吸出するためのパイプ2が
外板の水流側に向かって設けられ、開口部3が構成され
ている。該開口部3の水流側後方には滑らかな曲面を有
する案内板4が取り付けられている。案内板4は後方が
開放される如く構成されている。案内板4のほぼ中央に
はインジェクタ小孔6が両側から内部に向けて設けられ
開口部3の後方に開孔している。そして、案内板4の前
端に設けた流体取り入れ孔9と前記小孔6は流路10に
よって連通されている。また、案内板4の開放後端部外
縁を水流側に突出させて突出部8が形成されている。こ
の実施例においても前記第1実施例と同様の作用を有す
る。
の船底で、ビルジウォータを吸出するためのパイプ2が
外板の水流側に向かって設けられ、開口部3が構成され
ている。該開口部3の水流側後方には滑らかな曲面を有
する案内板4が取り付けられている。案内板4は後方が
開放される如く構成されている。案内板4のほぼ中央に
はインジェクタ小孔6が両側から内部に向けて設けられ
開口部3の後方に開孔している。そして、案内板4の前
端に設けた流体取り入れ孔9と前記小孔6は流路10に
よって連通されている。また、案内板4の開放後端部外
縁を水流側に突出させて突出部8が形成されている。こ
の実施例においても前記第1実施例と同様の作用を有す
る。
<第3実施例> 本例は第5図に示し、外部流体導入手段として流体排出
口の前方の外板1aに開口部6aを有し、流体排出口と
連通した導入路6bを設けたものである。そして開口部
6aには外部流体を円滑に導入路6bへ導くべく導入片
6cが延設されている。その他の構成は第1実施例と略
同様である。
口の前方の外板1aに開口部6aを有し、流体排出口と
連通した導入路6bを設けたものである。そして開口部
6aには外部流体を円滑に導入路6bへ導くべく導入片
6cが延設されている。その他の構成は第1実施例と略
同様である。
上記構成の作用としては高速舟艇の走行時に、開口部か
ら流体が流体通路へ導入されて該流体通路内を撹乱させ
ることになる。
ら流体が流体通路へ導入されて該流体通路内を撹乱させ
ることになる。
尚、前述した各実施例にあっては、流体排出装置を高速
舟艇の船底に設けたが本発明はこれに限らず、第10図
(高速舟艇の船底附近を後方から見た中央縦断面図)の
鎖線に示す部分、即ち高速舟艇の外板の様々な箇所へ適
用可能であって、その外板に沿って流れる流体(空気の
場合もある)による負圧を吸引力として得ることができ
るものである。
舟艇の船底に設けたが本発明はこれに限らず、第10図
(高速舟艇の船底附近を後方から見た中央縦断面図)の
鎖線に示す部分、即ち高速舟艇の外板の様々な箇所へ適
用可能であって、その外板に沿って流れる流体(空気の
場合もある)による負圧を吸引力として得ることができ
るものである。
次に、本発明に関して行った実験の結果を図面に沿って
示す。
示す。
実験1. 第6図のタイプIは案内板4にインジェクタ小孔を設け
て無いもの、タイプIIはインジェクタ小孔6を設けたも
のを示す、それぞれ船底部分の縦断面図で、船底1の厚
さ34mm、パイプ2の内径16mmφについてテストを行
なったもので、その結果を第7図に示す。船速略50km
/hでインジェクタ小孔の無いものにおけるビルジウォー
タ吸出量が29〜33/minであるのに対し、インジ
ェクタ小孔6のあるものでは、46〜52/minの吸
出量を示した。
て無いもの、タイプIIはインジェクタ小孔6を設けたも
のを示す、それぞれ船底部分の縦断面図で、船底1の厚
さ34mm、パイプ2の内径16mmφについてテストを行
なったもので、その結果を第7図に示す。船速略50km
/hでインジェクタ小孔の無いものにおけるビルジウォー
タ吸出量が29〜33/minであるのに対し、インジ
ェクタ小孔6のあるものでは、46〜52/minの吸
出量を示した。
実験2. 第8図のタイプI,II,III,IVに付いてビルジウォータ
吸出量を比較実験した結果、パイプの開口部3の大きさ
22φ、タイプI,IIにおいて凹部5の幅を35mm、タ
イプIII,IVにおいて凹部5の出口5aの幅を55mmとし
て、船速略50km/hにて次の結果を得た(表参照)。
吸出量を比較実験した結果、パイプの開口部3の大きさ
22φ、タイプI,IIにおいて凹部5の幅を35mm、タ
イプIII,IVにおいて凹部5の出口5aの幅を55mmとし
て、船速略50km/hにて次の結果を得た(表参照)。
つまり、この実験では、タイプIIに対してタイプIは小
孔6による効果を確認するためのものであり、タイプIV
に対してタイプIIIも小孔6による効果を確認するため
のものである。一方、タイプIに対してタイプIIIは突
出部8による効果を確認するためのものであり、タイプ
IIに対してタイプIVも突出部8による効果を確認するた
めのものである。この結果から小孔6及び突出部8共に
排水効率の向上を図る効果を発揮できることが判る。
孔6による効果を確認するためのものであり、タイプIV
に対してタイプIIIも小孔6による効果を確認するため
のものである。一方、タイプIに対してタイプIIIは突
出部8による効果を確認するためのものであり、タイプ
IIに対してタイプIVも突出部8による効果を確認するた
めのものである。この結果から小孔6及び突出部8共に
排水効率の向上を図る効果を発揮できることが判る。
実験3. 第9図タイプI,IIについて、すなわち、前記第2実施
例の如き凸型の案内板4の開放後端部外縁の突出部8の
有無について比較実験の結果、船速略50km/hで、タイ
プIではビルジ吸出量約30/minに対し、タイプII
においては約40/minの吸出量が得られる。吸込負
圧はタイプIが約80mm/Hgであるのに対し、タイプII
では約130mm/Hgの吸込負圧になる。
例の如き凸型の案内板4の開放後端部外縁の突出部8の
有無について比較実験の結果、船速略50km/hで、タイ
プIではビルジ吸出量約30/minに対し、タイプII
においては約40/minの吸出量が得られる。吸込負
圧はタイプIが約80mm/Hgであるのに対し、タイプII
では約130mm/Hgの吸込負圧になる。
(発明の効果) 上記の如く、この発明は高速舟艇の外板に穿設された流
体排出口と連通して後方に延びる流体通路が設けられた
ことにより高速舟艇の推進手段の如何に拘らず舟艇内部
の流体を排出可能とするばかりでなく、前記流体排出口
若しくは流体通路の近傍に外部流体導入手段が設けられ
たために前記流体通路内を撹乱して気液層の境界面の形
成を防止し、流体吸引力の低下を抑制するという効果を
有する。更には、流体通路の開放後端部における外部流
体側に面する部分に、該外部流体側に向って突出する突
出部を形成したことにより、高速舟艇外部の流体が、こ
の突出部において、その流れが乱されることになり、境
界面の発生が防止されて流体通路内部に一層大きな負圧
を発生せしめ、ビルジウォータを効果的に排出すること
ができる。このように、本発明によれば、外部流体の流
体通路への導入による流体通路内の撹乱作用と、突出部
による高速舟艇外部の流体の撹乱作用との相乗効果によ
って、これまでにない極めて高い排水効率が実現可能な
流体排出装置を得ることができる。
体排出口と連通して後方に延びる流体通路が設けられた
ことにより高速舟艇の推進手段の如何に拘らず舟艇内部
の流体を排出可能とするばかりでなく、前記流体排出口
若しくは流体通路の近傍に外部流体導入手段が設けられ
たために前記流体通路内を撹乱して気液層の境界面の形
成を防止し、流体吸引力の低下を抑制するという効果を
有する。更には、流体通路の開放後端部における外部流
体側に面する部分に、該外部流体側に向って突出する突
出部を形成したことにより、高速舟艇外部の流体が、こ
の突出部において、その流れが乱されることになり、境
界面の発生が防止されて流体通路内部に一層大きな負圧
を発生せしめ、ビルジウォータを効果的に排出すること
ができる。このように、本発明によれば、外部流体の流
体通路への導入による流体通路内の撹乱作用と、突出部
による高速舟艇外部の流体の撹乱作用との相乗効果によ
って、これまでにない極めて高い排水効率が実現可能な
流体排出装置を得ることができる。
第1図は本発明の第1実施例における第2図のI-I線に
沿った断面図、第2図は船底部分の底面図、第3図は第
2実施例における第4図のIII-III線に沿った断面図、
第4図は船底部分の底面図、第5図は第3実施例を示す
船底部分の縦断面図、第6図は本発明の実験1の態様を
示したタイプI,IIを示す船底部分の縦断面図、第7図
はその実験結果を示した図、第8図は実験2の態様のタ
イプI〜IVを示す船底部分の縦断面図、第9図は実験3
の態様を示すタイプI,IIの船底部分の縦断面図、第1
0図は本装置の適用可能箇所を鎖線で示した高速舟艇の
船底附近を後方から見た中央縦断面図である。 1……船底(外板)、3……開口部(流体排出口)、4
……案内板、5……凹部、6……インジェクタ小孔(外
部流体導入手段)、6a……開口、7……小孔の後縁、
8……突出部、9……流体取り入れ孔(外部流体導入手
段)。
沿った断面図、第2図は船底部分の底面図、第3図は第
2実施例における第4図のIII-III線に沿った断面図、
第4図は船底部分の底面図、第5図は第3実施例を示す
船底部分の縦断面図、第6図は本発明の実験1の態様を
示したタイプI,IIを示す船底部分の縦断面図、第7図
はその実験結果を示した図、第8図は実験2の態様のタ
イプI〜IVを示す船底部分の縦断面図、第9図は実験3
の態様を示すタイプI,IIの船底部分の縦断面図、第1
0図は本装置の適用可能箇所を鎖線で示した高速舟艇の
船底附近を後方から見た中央縦断面図である。 1……船底(外板)、3……開口部(流体排出口)、4
……案内板、5……凹部、6……インジェクタ小孔(外
部流体導入手段)、6a……開口、7……小孔の後縁、
8……突出部、9……流体取り入れ孔(外部流体導入手
段)。
Claims (5)
- 【請求項1】高速舟艇の外板に流体排出口が穿設され、
該流体排出口よりビルジウォータ等の高速舟艇内部の流
体を外部流体側に排出するものであって、前記流体排出
口には該流体排出口と連通して後方に延びて後端部が外
部流体側に開放された流体通路が設けられ、前記流体排
出口若しくは流体通路の近傍には高速舟艇外部の流体を
流体通路に導入する外部流体導入手段が設けられてお
り、前記流体通路の開放後端部における外部流体側に面
する部分には、該外部流体側に向って突出する突出部が
形成されていることを特徴とする流体排出装置。 - 【請求項2】流体通路は、高速舟艇の外板に凹部が設け
られると共に、該凹部に前記外板と略同一面の案内板が
覆設されて成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の流体排出装置。 - 【請求項3】流体通路は外部流体側に略張出した曲面を
有する案内板が流体排出口を覆設して成ることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の流体排出装置。 - 【請求項4】外部流体導入手段は案内板にインジェクタ
小孔が穿設されて成っていることを特徴とする特許請求
の範囲第2項または第3項記載の流体排出装置。 - 【請求項5】外部流体導入手段は、流体排出口より前方
の外板に開口が設けられ、該開口が流体排出口と連通さ
れて成っていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第3項記載の流体排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62335417A JPH0659867B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 流体排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62335417A JPH0659867B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 流体排出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01175591A JPH01175591A (ja) | 1989-07-12 |
| JPH0659867B2 true JPH0659867B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=18288318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62335417A Expired - Fee Related JPH0659867B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 流体排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659867B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108630391B (zh) * | 2018-06-26 | 2024-01-19 | 河南森源电气股份有限公司 | 油浸式变压器及其变压器油箱 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1522635A (en) | 1976-09-21 | 1978-08-23 | Brazier P | Bailing devices |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53159095U (ja) * | 1977-05-19 | 1978-12-13 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62335417A patent/JPH0659867B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1522635A (en) | 1976-09-21 | 1978-08-23 | Brazier P | Bailing devices |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01175591A (ja) | 1989-07-12 |
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