JPH0660206B2 - ビニル系単量体の重合方法 - Google Patents
ビニル系単量体の重合方法Info
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- JPH0660206B2 JPH0660206B2 JP2434485A JP2434485A JPH0660206B2 JP H0660206 B2 JPH0660206 B2 JP H0660206B2 JP 2434485 A JP2434485 A JP 2434485A JP 2434485 A JP2434485 A JP 2434485A JP H0660206 B2 JPH0660206 B2 JP H0660206B2
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- Japan
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- polymerization
- vinyl
- parts
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 本発明は、ビニル系単量体の重合に関するものであり、
更に詳しくはビニル系単量体を水性媒体中で重合させる
にあたり、重合機器内面に生成するスケールの付着を防
止する方法に関するものである。
更に詳しくはビニル系単量体を水性媒体中で重合させる
にあたり、重合機器内面に生成するスケールの付着を防
止する方法に関するものである。
ビニル系単量体を分散剤または乳化剤および重合開始剤
の存在下で重合する際、重合反応器内面即ち、その内
壁,撹拌翼,バッフル板,凝縮機等にスケールと呼ばれ
る固体ポリマーが付着することが多い。このスケールに
より、伝熱効率の低下,製品収率の低下,剥離スケール
の製品への混入による品質の低下,スケール除去に要す
る労力およびこれに要する時間の浪費に伴なう生産性の
低下,作業員の労働安全衛生上の問題を生ずるなど多く
の不利益をもたらす。
の存在下で重合する際、重合反応器内面即ち、その内
壁,撹拌翼,バッフル板,凝縮機等にスケールと呼ばれ
る固体ポリマーが付着することが多い。このスケールに
より、伝熱効率の低下,製品収率の低下,剥離スケール
の製品への混入による品質の低下,スケール除去に要す
る労力およびこれに要する時間の浪費に伴なう生産性の
低下,作業員の労働安全衛生上の問題を生ずるなど多く
の不利益をもたらす。
これらの問題を解決するために、スケール生成や、それ
の重合器への付着を防止する多くの方法が提案されてい
る。
の重合器への付着を防止する多くの方法が提案されてい
る。
例えば、染料,顔料,その他の極性有機化合物、無機酸
およびその塩類、多価金属塩類等を、重合器内面に塗布
するか、水性媒体中へ添加する方法があるが、これらの
方法はその効果の持続性に難があったり、製品の諸特性
を悪化させる等種々の欠点を有する。
およびその塩類、多価金属塩類等を、重合器内面に塗布
するか、水性媒体中へ添加する方法があるが、これらの
方法はその効果の持続性に難があったり、製品の諸特性
を悪化させる等種々の欠点を有する。
これらの改良法として、スケール生成を防止する官能基
を有する高分子化合物を重合器内面に塗布する方法も提
案されている。
を有する高分子化合物を重合器内面に塗布する方法も提
案されている。
従来から、フェノール系化合物は重合禁止剤として用い
られており、これを利用した方法も多数提案されてい
る。
られており、これを利用した方法も多数提案されてい
る。
例えば、特開昭55−16004号公報には、フェノー
ルアルデヒド初期縮合物をニトロフェノール類と反応さ
せたもの、米国特許4,080,173号公報には、自
己縮合した多価フェノールおよび多価ナフトール、特開
昭55−54317号公報には、フェノール性化合物と
芳香族アルデヒドの縮合物、特開昭55−102610
号公報にはアルギン酸プロピレングリコールエステル、
特開昭55−11209号公報にはニトリル含有ポリマ
ー、特開昭 58-7401号公報には改質ロジン、特開昭 58-
168601号公報には松の木から抽出した樹脂、特開昭 58-
180511号公報及び特開昭 58-204006号公報にはロジン又
はロジンエステル類及び乾性油又は半乾性油とフェノー
ル化合物および必要に応じてアルデヒドとの反応物等々
を重合器内面に塗布する方法が開示されている。
ルアルデヒド初期縮合物をニトロフェノール類と反応さ
せたもの、米国特許4,080,173号公報には、自
己縮合した多価フェノールおよび多価ナフトール、特開
昭55−54317号公報には、フェノール性化合物と
芳香族アルデヒドの縮合物、特開昭55−102610
号公報にはアルギン酸プロピレングリコールエステル、
特開昭55−11209号公報にはニトリル含有ポリマ
ー、特開昭 58-7401号公報には改質ロジン、特開昭 58-
168601号公報には松の木から抽出した樹脂、特開昭 58-
180511号公報及び特開昭 58-204006号公報にはロジン又
はロジンエステル類及び乾性油又は半乾性油とフェノー
ル化合物および必要に応じてアルデヒドとの反応物等々
を重合器内面に塗布する方法が開示されている。
しかしながら、これらの方法を用いると例えば重合速度
が低下したり、塗布膜の耐久性不足のため脱スケール効
果の持続性に問題が生ずるなど改良すべき点が多い。
が低下したり、塗布膜の耐久性不足のため脱スケール効
果の持続性に問題が生ずるなど改良すべき点が多い。
本発明者らは、これらの欠点を解消すべく鋭意研究の結
果、ある種の高分子化合物が、特にビニル系単量体の重
合の際、これを重合器内面に塗布し重合を行うと、スケ
ール付着が著しく防止でき、かつ金属への密着性が極め
て優れていることを見い出し、本発明を完成した。
果、ある種の高分子化合物が、特にビニル系単量体の重
合の際、これを重合器内面に塗布し重合を行うと、スケ
ール付着が著しく防止でき、かつ金属への密着性が極め
て優れていることを見い出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、ビニル系単量体を水性媒体中で重合す
るに際し、松の根株から採取された樹脂とフェノール性
化合物と所望に応じてアルデヒド化合物と反応生成物を
予め重合機器内面に塗布することにより重合機器内面の
スケール付着を防止するビニル系単量体の重合方法を提
供するものである。
るに際し、松の根株から採取された樹脂とフェノール性
化合物と所望に応じてアルデヒド化合物と反応生成物を
予め重合機器内面に塗布することにより重合機器内面の
スケール付着を防止するビニル系単量体の重合方法を提
供するものである。
本発明に用いられる松の根株から採取された樹脂とフェ
ノール性化合物と所望に応じてアルデヒド化合物との反
応生成物の合成方法としては、(1)松の根株から採取さ
れた樹脂,フェノール性化合物及び所望に応じてアルデ
ヒド化合物を同時に反応させる方法、(2)松の根株から
採取された樹脂とフェノール性化合物を反応させた後、
これに所望に応じてアルデヒド化合物を反応させる方
法、(3)フェノール性化合物とアルデヒド化合物を反応
させた後、これに松の根株から採取された樹脂を反応さ
せる方法が代表的である。
ノール性化合物と所望に応じてアルデヒド化合物との反
応生成物の合成方法としては、(1)松の根株から採取さ
れた樹脂,フェノール性化合物及び所望に応じてアルデ
ヒド化合物を同時に反応させる方法、(2)松の根株から
採取された樹脂とフェノール性化合物を反応させた後、
これに所望に応じてアルデヒド化合物を反応させる方
法、(3)フェノール性化合物とアルデヒド化合物を反応
させた後、これに松の根株から採取された樹脂を反応さ
せる方法が代表的である。
上記の(1)の方法の場合には、松の根株から採取された
樹脂を共存させること以外は通常のフェノール樹脂の製
法に従って反応が実施される。
樹脂を共存させること以外は通常のフェノール樹脂の製
法に従って反応が実施される。
また、(2)の方法の場合には、まず松の根株から採取さ
れた樹脂とフェノール性化合物とを酸触媒を用いて窒素
雰囲気下50〜250℃、好ましくは100〜180℃
で5分〜10時間、好ましくは1〜5時間反応せしめる
ことにより製造される。ついで上記変性フェノール化合
物にアルデヒド化合物を混合したのち、通常のフェノー
ル樹脂の製法に従って合成される。ここで用いられる酸
触媒としては、アルミニウム,ホウ素,鉄,亜鉛,錫,
チタンなどの弗化物,塩化物等の金属ハロゲン化物、ま
たはこれらの錯化合物、塩酸,硫酸,パラトルエンスル
ホン酸などの無機酸および有機酸が例示される。
れた樹脂とフェノール性化合物とを酸触媒を用いて窒素
雰囲気下50〜250℃、好ましくは100〜180℃
で5分〜10時間、好ましくは1〜5時間反応せしめる
ことにより製造される。ついで上記変性フェノール化合
物にアルデヒド化合物を混合したのち、通常のフェノー
ル樹脂の製法に従って合成される。ここで用いられる酸
触媒としては、アルミニウム,ホウ素,鉄,亜鉛,錫,
チタンなどの弗化物,塩化物等の金属ハロゲン化物、ま
たはこれらの錯化合物、塩酸,硫酸,パラトルエンスル
ホン酸などの無機酸および有機酸が例示される。
更に、(3)の方法による場合には、フェノール化合物と
アルデヒド化合物とを予め常法に従って反応させたの
ち、松の根株から採取された樹脂を加え、加熱すること
により変性したフェノール樹脂が得られる。この場合、
反応温度は50〜140℃、反応時間は1〜5時間が好
適に使用される。
アルデヒド化合物とを予め常法に従って反応させたの
ち、松の根株から採取された樹脂を加え、加熱すること
により変性したフェノール樹脂が得られる。この場合、
反応温度は50〜140℃、反応時間は1〜5時間が好
適に使用される。
本発明におけるフェノール性高分子化合物の製造に使用
されるフェノール性化合物と松の根株から採取された樹
脂との使用比率は、通常フェノール性化合物100重量
部に対し、松の根株から採取された樹脂 5〜 500部好ま
しくは10〜 300部が適用される。フェノール性化合物と
アルデヒド化合物の比率は、フェノール性化合物1モル
当りアルデヒド化合物0.1〜1.5モル、好ましくは
0.5〜1.1モルが使用される。
されるフェノール性化合物と松の根株から採取された樹
脂との使用比率は、通常フェノール性化合物100重量
部に対し、松の根株から採取された樹脂 5〜 500部好ま
しくは10〜 300部が適用される。フェノール性化合物と
アルデヒド化合物の比率は、フェノール性化合物1モル
当りアルデヒド化合物0.1〜1.5モル、好ましくは
0.5〜1.1モルが使用される。
使用割合がこの範囲をはずれるとスケール付着防止効果
が著しく低下する。
が著しく低下する。
本発明に用いられる松の根株から採取された樹脂は、通
常の抽出工程により、いわゆるウッドロジン,ウッドテ
レビン油,松根油を抽出した残分より製造される軟化点
が100℃以下の黒かっ色の固体である。また、市販品
として入手できるものである。
常の抽出工程により、いわゆるウッドロジン,ウッドテ
レビン油,松根油を抽出した残分より製造される軟化点
が100℃以下の黒かっ色の固体である。また、市販品
として入手できるものである。
本発明に用いられるフェノール性化合物としては、フェ
ノール,クレゾール,P−クロロフェノール,キシレノ
ールの如き1価のフェノール、レゾルシン,ヒドロキノ
ン,カテコール,ビスフェノールAの如き2価のフェノ
ール、ピロガロール,ヒドロキシハイドロキノンなどの
3価フェノールなどが例示される。また、アルデヒド化
合物も通常使用されているものであればよく、例えばホ
ルムアルデヒド,パラホルムアルデヒド,アセトアルデ
ヒドなどが例示される。
ノール,クレゾール,P−クロロフェノール,キシレノ
ールの如き1価のフェノール、レゾルシン,ヒドロキノ
ン,カテコール,ビスフェノールAの如き2価のフェノ
ール、ピロガロール,ヒドロキシハイドロキノンなどの
3価フェノールなどが例示される。また、アルデヒド化
合物も通常使用されているものであればよく、例えばホ
ルムアルデヒド,パラホルムアルデヒド,アセトアルデ
ヒドなどが例示される。
このようにして合成したフェノール性高分子化合物は、
炭化水素系極性溶剤に溶解して使用する。
炭化水素系極性溶剤に溶解して使用する。
この溶液を、対象とする重合器表面の1平方メートル当
り0.01g/m2〜10g/m2(重合体として)の
割合となるようにスプレー法,リンス法などの方法で付
着させて用いる。
り0.01g/m2〜10g/m2(重合体として)の
割合となるようにスプレー法,リンス法などの方法で付
着させて用いる。
本発明に用いたビニル系単量体の重合には、懸濁重合,
乳化重合が採用される。この重合に使用される分散剤,
乳化剤,開始剤などは特に制限はなく汎用されているも
のを使用できる。
乳化重合が採用される。この重合に使用される分散剤,
乳化剤,開始剤などは特に制限はなく汎用されているも
のを使用できる。
例えば、分散剤,乳化剤としては、ポリ酢酸ビニルの部
分ケン化物,アクリル酸共重合体,セルローズ誘導体,
ゼラチン,デンプンなどのような保護コロイド性化合物
または高級脂肪酸と多価アルコールのエステル類、ポリ
オキシエチレン誘導体などのアニオン界面活性剤、高級
脂肪酸の金属塩、アルキルベンゼンスルホン酸の金属塩
などのアニオン界面活性剤などが用いられる。
分ケン化物,アクリル酸共重合体,セルローズ誘導体,
ゼラチン,デンプンなどのような保護コロイド性化合物
または高級脂肪酸と多価アルコールのエステル類、ポリ
オキシエチレン誘導体などのアニオン界面活性剤、高級
脂肪酸の金属塩、アルキルベンゼンスルホン酸の金属塩
などのアニオン界面活性剤などが用いられる。
重合開始剤としては、ベンゾイルパーオキサイド,ラウ
ロイルパーオキサイド,ジオクチルパーオキシジカーボ
ネート等の有機過酸化物、アゾビスイソジメチルバレロ
ニトリル等のアゾ化合物、過硫酸カリ,過硫酸アンモニ
ウムなどの過硫酸塩が使用される。
ロイルパーオキサイド,ジオクチルパーオキシジカーボ
ネート等の有機過酸化物、アゾビスイソジメチルバレロ
ニトリル等のアゾ化合物、過硫酸カリ,過硫酸アンモニ
ウムなどの過硫酸塩が使用される。
ここで言うビニル系単量体とは、ビニル基を有する単量
体であり、例えば、エチレン,プロピレン等のオレフィ
ン類、塩化ビニル,塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニ
ル類、酢酸ビニル等のビニルエステル類、エチルビニル
エーテル等のビニルエーテル類、メタクリル酸メチル等
のアクリル酸エーテル類、マレイン酸,フマル酸等の金
属塩もしくはエステル類、スチレン等の芳香族ビニル
類、ブタジエン,クロロプレン,イソプレン等のジエン
系単量体、アクリロニトリル等々があげられる。
体であり、例えば、エチレン,プロピレン等のオレフィ
ン類、塩化ビニル,塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニ
ル類、酢酸ビニル等のビニルエステル類、エチルビニル
エーテル等のビニルエーテル類、メタクリル酸メチル等
のアクリル酸エーテル類、マレイン酸,フマル酸等の金
属塩もしくはエステル類、スチレン等の芳香族ビニル
類、ブタジエン,クロロプレン,イソプレン等のジエン
系単量体、アクリロニトリル等々があげられる。
重合温度は通常使用される30℃〜80℃の範囲が使用
される。
される。
本発明は、上記ビニル系単量体の単独もしくは二種以上
のビニル系単量体の混合物の重合にも利用できるが、特
に塩化ビニルを主体とする単量体の重合に顕著な効果を
示す。
のビニル系単量体の混合物の重合にも利用できるが、特
に塩化ビニルを主体とする単量体の重合に顕著な効果を
示す。
以下に実施例で本発明を具体的に説明する。
〔参考例1〕 四ツ口フラスコにピロガロール100重量部,軟化点が
60℃の松の根株から採取された樹脂100重量部,パ
ラトルエンスルホン酸1重量部を仕込み、窒素雰囲気下
に150℃で4時間反応を行った。反応終了後、100
℃以下に冷却し、ついで水400部を添加して、脱水,
洗浄後,乾燥して反応生成物を得た。
60℃の松の根株から採取された樹脂100重量部,パ
ラトルエンスルホン酸1重量部を仕込み、窒素雰囲気下
に150℃で4時間反応を行った。反応終了後、100
℃以下に冷却し、ついで水400部を添加して、脱水,
洗浄後,乾燥して反応生成物を得た。
〔参考例2〕 四ツ口フラスコにピロガロール100重量部,軟化点が
60℃の松の根株から採取された樹脂50重量部,塩化
アルミニウム1重量部を仕込み、窒素雰囲気下に160
℃で1時間反応させたのち、冷却、ホルムアルデヒド
(35%濃度)75重量部を添加し還流下に1時間反応
を行った。ついで水400部を添加して脱水,洗浄後乾
燥して反応生成物を得た。
60℃の松の根株から採取された樹脂50重量部,塩化
アルミニウム1重量部を仕込み、窒素雰囲気下に160
℃で1時間反応させたのち、冷却、ホルムアルデヒド
(35%濃度)75重量部を添加し還流下に1時間反応
を行った。ついで水400部を添加して脱水,洗浄後乾
燥して反応生成物を得た。
〔参考例3〕 四ツ口フラスコにピロガロール100重量部,ホルムア
ルデヒド68重量部(35%濃度),50%リン酸20
00重量部を60℃、1時間反応させ、赤紫色の沈殿を
得た。この沈殿を脱水乾燥した。この100重量部と松
の根株から採取された樹脂50重量部を参考例1と同様
に反応させ生成物を得た。
ルデヒド68重量部(35%濃度),50%リン酸20
00重量部を60℃、1時間反応させ、赤紫色の沈殿を
得た。この沈殿を脱水乾燥した。この100重量部と松
の根株から採取された樹脂50重量部を参考例1と同様
に反応させ生成物を得た。
〔参考例4〕 四ツ口フラスコにピロガロール100重量部,ホルムア
ルデヒド(濃度35%)75部,松の根株から採取され
た樹脂50重量部,シュウ酸2水和物2重量部を仕込み
窒素雰囲気下で4時間反応を行った。反応温度は系内の
水を還流凝縮することによって制御した。反応終了後、
水400重量部を添加し、脱水,洗浄後、乾燥して反応
生成物を得た。
ルデヒド(濃度35%)75部,松の根株から採取され
た樹脂50重量部,シュウ酸2水和物2重量部を仕込み
窒素雰囲気下で4時間反応を行った。反応温度は系内の
水を還流凝縮することによって制御した。反応終了後、
水400重量部を添加し、脱水,洗浄後、乾燥して反応
生成物を得た。
〔参考例5〕 参考例1でピロガロールの代りにヒドロキシハイドロキ
ノンを用いた以外は同様の方法で反応生成物を得た。
ノンを用いた以外は同様の方法で反応生成物を得た。
[比較例1] 内容積 1m3の重合器に、純水 250部、部分けん化ポリ酢
酸ビニル 0.25 部、 2,2′−アゾビス−2,4ジメチルバ
レロニトリル 0.05 部を仕込んだ後、減圧状態で塩化ビ
ニル単量体100 部を注入した。
酸ビニル 0.25 部、 2,2′−アゾビス−2,4ジメチルバ
レロニトリル 0.05 部を仕込んだ後、減圧状態で塩化ビ
ニル単量体100 部を注入した。
次いで攪拌しながら57℃に加温し、重合器内の圧力が重
合反応の定常状態における圧力から2kg/cm2下がった時
点で、反応単量体の回収を開始した。
合反応の定常状態における圧力から2kg/cm2下がった時
点で、反応単量体の回収を開始した。
この時の重合時間は10時間であった。
そして、未反応単量体を回収した後、重合懸濁液を重合
器から取り出し、内面を低圧水で水洗した。
器から取り出し、内面を低圧水で水洗した。
その後、重合器内面へのスケール付着量を測定したとこ
ろ、第 1表に示す結果となった。
ろ、第 1表に示す結果となった。
[比較例2] 参考例 1で用いた松の根株から採取された樹脂を3%のア
セトン溶液とし、比較例1で用いた重合器の内面にスプ
レー塗布し乾燥した。この時の塗布量は約 0.4g/m2であ
った。
セトン溶液とし、比較例1で用いた重合器の内面にスプ
レー塗布し乾燥した。この時の塗布量は約 0.4g/m2であ
った。
この重合器を用いて、比較例1と同様の方法で重合反応
を行ったところ、重合時間は10時間であり、スケールの
付着量は、第 1表に示す結果となった。
を行ったところ、重合時間は10時間であり、スケールの
付着量は、第 1表に示す結果となった。
[比較例3] ピロガロール 126部と濃度35% のホルムアルデヒド85部
を含む水溶液をリン酸の50重量%水溶液2000部に加え、
60℃で 1時間反応させ水不溶の固体を得た。この固体を
水洗乾燥した後、3%のアセトン溶液とし、比較例1で用
いた重合器の内面にスプレー塗布し乾燥した。このとき
の塗布量は約 0.4g/m2であった。
を含む水溶液をリン酸の50重量%水溶液2000部に加え、
60℃で 1時間反応させ水不溶の固体を得た。この固体を
水洗乾燥した後、3%のアセトン溶液とし、比較例1で用
いた重合器の内面にスプレー塗布し乾燥した。このとき
の塗布量は約 0.4g/m2であった。
この重合器を用いて、比較例 1と同様の方法で重合反応
を行ったところ、重合時間は10時間であり、スケールの
付着量は第 1表に示す結果となった。
を行ったところ、重合時間は10時間であり、スケールの
付着量は第 1表に示す結果となった。
[実施例1〜5] 参考例 1〜 5の方法で得られた生成物をそれぞれ3%のア
セトン溶液とし、比較例 1で用いた重合器の内面にスプ
レー塗布し乾燥した。
セトン溶液とし、比較例 1で用いた重合器の内面にスプ
レー塗布し乾燥した。
このときの塗布量は約 0.4g/m2であった。
この重合器を用いて、比較例 1と同様の方法で重合反応
を行ったところ、重合時間は10時間であり、スケールの
付着量はそれぞれ第 1表に示す結果となった。
を行ったところ、重合時間は10時間であり、スケールの
付着量はそれぞれ第 1表に示す結果となった。
[比較例 4] 内容積 1m3の重合器に、純水 250部、酢酸ビニル 5部、
部分けん化ポリ酢酸ビニル 0.25 部、 2,2′−アゾビス
−2,4ジメチルバレロニトリル 0.05 部を仕込んだ後、
減圧状態で塩化ビニル単量体100 部を注入し、次いで攪
拌しながら60℃に加温し、重合器内の圧力が重合反応の
定常状態における圧力から2kg/cm2下がった時点で、未
反応単量体の回収を開始した。
部分けん化ポリ酢酸ビニル 0.25 部、 2,2′−アゾビス
−2,4ジメチルバレロニトリル 0.05 部を仕込んだ後、
減圧状態で塩化ビニル単量体100 部を注入し、次いで攪
拌しながら60℃に加温し、重合器内の圧力が重合反応の
定常状態における圧力から2kg/cm2下がった時点で、未
反応単量体の回収を開始した。
この時の重合時間は 8.5時間であった。そして、未反応
単量体を回収した後、重合懸濁液を重合器から取り出
し、内面を水洗した。その後、重合器内面へのスケール
付着量を測定したところ、第 2表に示す結果となった。
単量体を回収した後、重合懸濁液を重合器から取り出
し、内面を水洗した。その後、重合器内面へのスケール
付着量を測定したところ、第 2表に示す結果となった。
[比較例 5] 参考例 1で用いた松の根株から採取された樹脂を3%のア
セトン溶液とし、比較例 4で用いた重合器の内面にスプ
レー塗布し乾燥した。この時の塗布量は約 0.4g/m2であ
った。この重合器を用いて、比較例 4と同様の方法で重
合反応を行ったところ、重合時間は 8.5時間であり、ス
ケール付着量は、第 2表に示す結果となった。
セトン溶液とし、比較例 4で用いた重合器の内面にスプ
レー塗布し乾燥した。この時の塗布量は約 0.4g/m2であ
った。この重合器を用いて、比較例 4と同様の方法で重
合反応を行ったところ、重合時間は 8.5時間であり、ス
ケール付着量は、第 2表に示す結果となった。
[比較例 6] 比較例 3の方法で得られた固体を3%のアセトン溶液と
し、比較例 5で用いた重合器の内面にスプレー塗布し乾
燥した。
し、比較例 5で用いた重合器の内面にスプレー塗布し乾
燥した。
この時の塗布量は約 0.4g/m2であった。
この重合器を用いて、比較例 4と同様の方法で重合反応
を行ったところ、重合時間は 8.5時間であり、スケール
の付着量は、第 2表に示す結果となった。
を行ったところ、重合時間は 8.5時間であり、スケール
の付着量は、第 2表に示す結果となった。
[実施例 6〜10] 参考例 1〜 5の方法で得られた生成をそれぞれ3%のアセ
トン溶液とし、比較例 4で用いた重合器の内面にそれぞ
れスプレー塗布し乾燥した。
トン溶液とし、比較例 4で用いた重合器の内面にそれぞ
れスプレー塗布し乾燥した。
この時の塗布量は約 0.4g/m2であった。
この重合器を用いて、比較例 4と同様の方法で重合反応
を行ったところ、重合時間はともに 8.5時間であり、ス
ケールの付着量はそれぞれ第 2表に示す結果となった。
を行ったところ、重合時間はともに 8.5時間であり、ス
ケールの付着量はそれぞれ第 2表に示す結果となった。
[比較例 7] 内容積 1m3の重合器に、純水 100部、クロロプレン 100
部、ポリオキシスチレン牛脂アルキルプロピレンジアミ
ン 4部、酢酸 1部、アルミナゾル 0.5部、ナトリウムホ
ルムアルデヒドスルホキシレート 0.02 部を仕込んだ
後、40℃でt−ブチルハイドロパーオキサイド0.01 部
を加えながら10時間で重合を完了した。重合終了後、重
合器内面へのスケール付着量を測定したところ、第 3表
に示す結果となった。
部、ポリオキシスチレン牛脂アルキルプロピレンジアミ
ン 4部、酢酸 1部、アルミナゾル 0.5部、ナトリウムホ
ルムアルデヒドスルホキシレート 0.02 部を仕込んだ
後、40℃でt−ブチルハイドロパーオキサイド0.01 部
を加えながら10時間で重合を完了した。重合終了後、重
合器内面へのスケール付着量を測定したところ、第 3表
に示す結果となった。
[比較例 8] 参考例 1で用いた松の根株から採取された樹脂を3%のア
セトン溶液とし、比較例 7で用いた重合器の内面にスプ
レー塗布し乾燥した。
セトン溶液とし、比較例 7で用いた重合器の内面にスプ
レー塗布し乾燥した。
この時の塗布量は約 0.4g/m2であった。
この重合器を用いて、比較例 7と同様の方法で重合反応
を行ったところ、重合時間はともに 8.5時間であり、ス
ケールの付着量は、第 3表に示す結果となった。
を行ったところ、重合時間はともに 8.5時間であり、ス
ケールの付着量は、第 3表に示す結果となった。
[比較例 9] 比較例 3の方法で得られた固体を3%のアセトン溶液と
し、比較例 7で用いた重合器の内面にスプレー塗布し乾
燥した。
し、比較例 7で用いた重合器の内面にスプレー塗布し乾
燥した。
この時の塗布量は約 0.4g/m2であった。
この重合器を用いて、比較例 7と同様の方法で重合反応
を行ったところ、スケールの付着量は第 3表に示す結果
となった。
を行ったところ、スケールの付着量は第 3表に示す結果
となった。
[比較例11〜15] 参考例 1〜 5で得られた生成物をそれぞれ3%のアセトン
溶液とし、比較例 7で用いた重合器の内面にスプレー塗
布し乾燥した。
溶液とし、比較例 7で用いた重合器の内面にスプレー塗
布し乾燥した。
この時の塗布量は約 0.4g/m2であった。
この重合器を用いて、比較例 7と同様の方法で重合反応
を行ったところ、スケールの付着量は第 3表に示す結果
となった。
を行ったところ、スケールの付着量は第 3表に示す結果
となった。
以上、いずれの実施例の場合も比較例に比べて著しいス
ケール付着量の低減および塗膜の耐久性の改良による有
効バッチ数の改良がなされた。
ケール付着量の低減および塗膜の耐久性の改良による有
効バッチ数の改良がなされた。
*1 表中の有効バッチ数とは、塗布したスケール付着
防止剤が重合によるスラリー攪拌で剥離する為スケール
付着防止効果がなくなるとか、異物、色相等の品質に悪
影響を及ぼすために実用上これ以上洗浄作業なしに重合
を継続することができなくなるまで有効に使用できるバ
ッチ数を意味する。
防止剤が重合によるスラリー攪拌で剥離する為スケール
付着防止効果がなくなるとか、異物、色相等の品質に悪
影響を及ぼすために実用上これ以上洗浄作業なしに重合
を継続することができなくなるまで有効に使用できるバ
ッチ数を意味する。
Claims (4)
- 【請求項1】ビニル系単量体を水性媒体中で重合するに
際し、松の根株から採取された熱可塑性樹脂とフェノー
ル性化合物と所望に応じてアルデヒド化合物との反応生
成物を予め重合機器内面に塗布することを特徴とするビ
ニル系単量体の重合方法。 - 【請求項2】ビニル系単量体が塩化ビニル単独または塩
化ビニル及びこれと共重合可能な単量体との混合物であ
る特許請求の範囲第1項記載の重合方法。 - 【請求項3】松の根株から採取された熱可塑性樹脂が、
いわゆるウッドロジン,ウッドテレビン油,松根油を抽
出した残分より製造される樹脂である特許請求の範囲第
1項記載の重合方法。 - 【請求項4】フェノール性化合物がピロガロールまたは
ヒドロキシヒドロキノンである特許請求の範囲第1項記
載の重合方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2434485A JPH0660206B2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | ビニル系単量体の重合方法 |
| US06/815,515 US4680349A (en) | 1985-01-14 | 1986-01-02 | Method of polymerizing vinyl monomers with coated reactor |
| FR8600207A FR2582003B1 (fr) | 1985-01-14 | 1986-01-09 | Procede de polymerisation de monomeres du type vinylique, procede pour empecher les depots de polymeres de coller a la paroi du reacteur au cours de cette polymerisation, et agent preventif destine a empecher l'adherence de ces depots a la paroi |
| BE0/216131A BE904032A (fr) | 1985-01-14 | 1986-01-13 | Procede de polymerisation de monomeres du type vinylique et ses applications. |
| DE19863600739 DE3600739A1 (de) | 1985-01-14 | 1986-01-13 | Verfahren zur polymerisation von vinylmonomeren |
| CN86100067.6A CN1005194B (zh) | 1985-01-14 | 1986-01-14 | 乙烯系单体的聚合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2434485A JPH0660206B2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | ビニル系単量体の重合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61185503A JPS61185503A (ja) | 1986-08-19 |
| JPH0660206B2 true JPH0660206B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=12135566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2434485A Expired - Lifetime JPH0660206B2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-02-13 | ビニル系単量体の重合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660206B2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP2434485A patent/JPH0660206B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61185503A (ja) | 1986-08-19 |
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