JPH0660346A - 浮動型磁気ヘッドのスライダーとフレクシャーの固定方法 - Google Patents
浮動型磁気ヘッドのスライダーとフレクシャーの固定方法Info
- Publication number
- JPH0660346A JPH0660346A JP4208039A JP20803992A JPH0660346A JP H0660346 A JPH0660346 A JP H0660346A JP 4208039 A JP4208039 A JP 4208039A JP 20803992 A JP20803992 A JP 20803992A JP H0660346 A JPH0660346 A JP H0660346A
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- JP
- Japan
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- adhesive
- slider
- flexure
- magnetic head
- bonding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接着治具の利用を早くし、接着治具の台数も
少なくし、スライダーとフレクシャーの取付け寸法のバ
ラツキを小さくして精度の向上をはかる。 【構成】 浮動型磁気ヘッドのスライダー1とフレクシ
ャー2を固定する接着剤が熱硬化性接着剤10とUV接着
剤11を同時に使い分け、UV接着剤11は接着治具7を用
い、紫外線照射装置15による紫外線硬化で行ないその後
接着治具7を取外す。熱硬化性接着剤10は加熱硬化によ
り固定させる。
少なくし、スライダーとフレクシャーの取付け寸法のバ
ラツキを小さくして精度の向上をはかる。 【構成】 浮動型磁気ヘッドのスライダー1とフレクシ
ャー2を固定する接着剤が熱硬化性接着剤10とUV接着
剤11を同時に使い分け、UV接着剤11は接着治具7を用
い、紫外線照射装置15による紫外線硬化で行ないその後
接着治具7を取外す。熱硬化性接着剤10は加熱硬化によ
り固定させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスク装置で
データの記録再生に用いられる浮動型磁気ヘッドのスラ
イダーとフレクシャーの固定方法に関するものである。
データの記録再生に用いられる浮動型磁気ヘッドのスラ
イダーとフレクシャーの固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置は、14インチ,8イ
ンチ,5.25インチ,3.5インチ,2.5インチと年々小型化
と共に記憶容量も増加傾向を示しており、需要も年々増
えつつあり市場コストは安価傾向が進んでいる。
ンチ,5.25インチ,3.5インチ,2.5インチと年々小型化
と共に記憶容量も増加傾向を示しており、需要も年々増
えつつあり市場コストは安価傾向が進んでいる。
【0003】ハードディスク装置の小型化に伴い、磁気
ディスクとのデータの読み書きを行う浮動型磁気ヘッド
も大きな変化を遂げてきた。所謂、磁気ヘッドも前記に
伴い小型、薄型化が進み年々スライダー及びこのスライ
ダーを含むフレクシャー,ロードビームおよびマウント
ブロックよりなるサスペンションが変化してきている。
ディスクとのデータの読み書きを行う浮動型磁気ヘッド
も大きな変化を遂げてきた。所謂、磁気ヘッドも前記に
伴い小型、薄型化が進み年々スライダー及びこのスライ
ダーを含むフレクシャー,ロードビームおよびマウント
ブロックよりなるサスペンションが変化してきている。
【0004】図1は、本発明の実施対象である浮動型磁
気ヘッドの標準的な組立体の斜視図であり、サスペンシ
ョン5はスライダー1を取り付けるためのフレクシャー
2と、ヘッド荷重を与えるためのロードビーム3と、ハ
ードディスク装置に取り付けるためのマウントブロック
4から構成されている。また、ロードビーム3にはリー
ド線13を通したチューブ12を固定するための爪6が、複
数箇所(例えば、8箇所)に形成されている。また、サス
ペンション5はすべて非磁性ステンレス(以下SUSと
称する)で形成されており、スライダー1とフレクシャ
ー2の固定は主に熱硬化性接着剤10を用い、図3に示す
ように接着治具7とスライダー固定用ピン14を使用し所
定の位置に固定している。
気ヘッドの標準的な組立体の斜視図であり、サスペンシ
ョン5はスライダー1を取り付けるためのフレクシャー
2と、ヘッド荷重を与えるためのロードビーム3と、ハ
ードディスク装置に取り付けるためのマウントブロック
4から構成されている。また、ロードビーム3にはリー
ド線13を通したチューブ12を固定するための爪6が、複
数箇所(例えば、8箇所)に形成されている。また、サス
ペンション5はすべて非磁性ステンレス(以下SUSと
称する)で形成されており、スライダー1とフレクシャ
ー2の固定は主に熱硬化性接着剤10を用い、図3に示す
ように接着治具7とスライダー固定用ピン14を使用し所
定の位置に固定している。
【0005】熱硬化性接着剤10には、一液性と二液性が
あり、これらは、主剤と硬化剤を納品時から混ぜ合わせ
た物が一液性であり、接着する直前に主剤と硬化剤を混
ぜ合わせて使う物が二液性である。
あり、これらは、主剤と硬化剤を納品時から混ぜ合わせ
た物が一液性であり、接着する直前に主剤と硬化剤を混
ぜ合わせて使う物が二液性である。
【0006】一液性は前記のように主剤と硬化剤が既に
配合されているために作業者による樹脂配合比ミス及び
撹拌ミスの心配は一切無いが、常温に於ても硬化が進行
するものがあるため低温保存を必要とする。
配合されているために作業者による樹脂配合比ミス及び
撹拌ミスの心配は一切無いが、常温に於ても硬化が進行
するものがあるため低温保存を必要とする。
【0007】次に二液性では、樹脂配合,撹拌作業を必
要とするが、主剤と硬化剤の容器の保存は常温でも可能
な物が存在している。これらは熱硬化性接着剤10の基本
的問題であり浮動型磁気ヘッド製造メーカーでは認識の
上で使用されている。
要とするが、主剤と硬化剤の容器の保存は常温でも可能
な物が存在している。これらは熱硬化性接着剤10の基本
的問題であり浮動型磁気ヘッド製造メーカーでは認識の
上で使用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】浮動型磁気ヘッドのス
ライダーとフレクシャーの固定は接着剤で接着治具を使
用し所定の位置に固定している所謂、熱硬化性接着剤が
硬化するまで前記接着治具にセットしていなくてはなら
ない。
ライダーとフレクシャーの固定は接着剤で接着治具を使
用し所定の位置に固定している所謂、熱硬化性接着剤が
硬化するまで前記接着治具にセットしていなくてはなら
ない。
【0009】熱硬化性接着剤の硬化温度及び時間の関係
は広い範囲であり反比例の関係である。接着によるスラ
イダーへの弊害(接着剤の伸縮によるスライダーの変形)
また、作業性を考慮すると温度が80℃〜120℃であり、
時間は30分〜60分が現状である。以上の条件下でスライ
ダー1とフレクシャー2の固定作業を行うとなるとそれ
なりの治具台数が必要になってくる。また、接着治具も
80℃〜120℃で加熱されることになるためそれだけに治
具の材質,機能,精度が要求されることになる。例えば
スライダーとフレクシャーの固定位置精度で予測される
ことは、接着治具が加熱によって膨張しスライダーとフ
レクシャーの固定が所定位置からずれることである。ま
た、接着治具の台数も多いためばらつきが大きいことは
当然である。
は広い範囲であり反比例の関係である。接着によるスラ
イダーへの弊害(接着剤の伸縮によるスライダーの変形)
また、作業性を考慮すると温度が80℃〜120℃であり、
時間は30分〜60分が現状である。以上の条件下でスライ
ダー1とフレクシャー2の固定作業を行うとなるとそれ
なりの治具台数が必要になってくる。また、接着治具も
80℃〜120℃で加熱されることになるためそれだけに治
具の材質,機能,精度が要求されることになる。例えば
スライダーとフレクシャーの固定位置精度で予測される
ことは、接着治具が加熱によって膨張しスライダーとフ
レクシャーの固定が所定位置からずれることである。ま
た、接着治具の台数も多いためばらつきが大きいことは
当然である。
【0010】そこで、接着治具を加熱せずに治具台数を
減らすには、接着剤を変更し常温−短時間で硬化させス
ライダーとフレクシャーを固定させることである。
減らすには、接着剤を変更し常温−短時間で硬化させス
ライダーとフレクシャーを固定させることである。
【0011】その接着剤としてまずシアノアクリレート
系接着剤(瞬間接着剤)が候補に上げられる。これは、空
気中のまたは被着体の表面に存在する水分によって速や
かに硬化するものであり、接着硬化時間も非常に早く瞬
間的である。よって、作業効率も高く接着治具の台数も
少なくて生産対応が可能である。しかし、欠点として第
1は、耐衝撃性で劣ることである。昨今のパーソナルコ
ンピューターの小型化で持ち運びも非常に便利になり、
それだけに搭載されるハードディスク装置も苛酷な環境
に耐えなければならない。
系接着剤(瞬間接着剤)が候補に上げられる。これは、空
気中のまたは被着体の表面に存在する水分によって速や
かに硬化するものであり、接着硬化時間も非常に早く瞬
間的である。よって、作業効率も高く接着治具の台数も
少なくて生産対応が可能である。しかし、欠点として第
1は、耐衝撃性で劣ることである。昨今のパーソナルコ
ンピューターの小型化で持ち運びも非常に便利になり、
それだけに搭載されるハードディスク装置も苛酷な環境
に耐えなければならない。
【0012】第2は、接着した物の周辺が白く(白化現
象)なってしまうことである。これが、進行すると粉末
となり飛び散る可能性が充分にある。この現象がハード
ディスク装置内で発生すると磁気ディスクから0.1μm〜
0.2μmの隙間をあけて浮上しているスライダーとの間に
前記粉末状の物が入り込み、ディスククラッシュが発生
しハードディスク装置へのデータの記録再生が不能にな
ることも予想される。
象)なってしまうことである。これが、進行すると粉末
となり飛び散る可能性が充分にある。この現象がハード
ディスク装置内で発生すると磁気ディスクから0.1μm〜
0.2μmの隙間をあけて浮上しているスライダーとの間に
前記粉末状の物が入り込み、ディスククラッシュが発生
しハードディスク装置へのデータの記録再生が不能にな
ることも予想される。
【0013】以上の欠点から最近では耐衝撃性の大幅な
改良及び無白化タイプのシアノアクリレート系接着剤が
開発されているがハードディスク装置への使用はまだま
だ信頼性の面から各社懸念されているのが実態である。
改良及び無白化タイプのシアノアクリレート系接着剤が
開発されているがハードディスク装置への使用はまだま
だ信頼性の面から各社懸念されているのが実態である。
【0014】次に、UV接着剤でスライダーとフレクシ
ャーを固定する方法がある。これは、前記で述べたよう
に実際に使用している浮動型磁気ヘッド製造メーカーは
存在しているが以下のような欠点があるために使用比率
が低くなっている。
ャーを固定する方法がある。これは、前記で述べたよう
に実際に使用している浮動型磁気ヘッド製造メーカーは
存在しているが以下のような欠点があるために使用比率
が低くなっている。
【0015】UV接着剤とは、紫外線硬化樹脂のことで
あり、紫外線を照射することにより接着剤を短時間で硬
化させるものである。
あり、紫外線を照射することにより接着剤を短時間で硬
化させるものである。
【0016】また、最近のUV接着剤は紫外線硬化と嫌
気性硬化をそれぞれ付与させた物が存在するために紫外
線照射ができない摺り合わせ部分(金属イオンが介在す
る部分)などの硬化は接着剤のはみ出している表面を紫
外線硬化させ表面部分の空気遮断によって嫌気硬化させ
ることができる。
気性硬化をそれぞれ付与させた物が存在するために紫外
線照射ができない摺り合わせ部分(金属イオンが介在す
る部分)などの硬化は接着剤のはみ出している表面を紫
外線硬化させ表面部分の空気遮断によって嫌気硬化させ
ることができる。
【0017】しかし、このUV接着剤の特性を充分に活
用されない問題点を図5により説明する。図5は図1の
フレクシャーとスライダーが固定された部分の拡大斜視
図である。スライダー1が固定されるフレクシャー2部
でロードビーム3の陰になってフレクシャー2からはみ
出しているUV接着剤11の表面の紫外線硬化が困難にな
るため、空気遮断ができずにUV接着剤11の未硬化とな
り十分な接着強度が得られなくなる。
用されない問題点を図5により説明する。図5は図1の
フレクシャーとスライダーが固定された部分の拡大斜視
図である。スライダー1が固定されるフレクシャー2部
でロードビーム3の陰になってフレクシャー2からはみ
出しているUV接着剤11の表面の紫外線硬化が困難にな
るため、空気遮断ができずにUV接着剤11の未硬化とな
り十分な接着強度が得られなくなる。
【0018】そこで、本発明は、上述したような従来技
術の各問題点を解決し、浮動型磁気ヘッドのスライダー
とフレクシャーの接着作業効率と精度の向上を目的とす
る。
術の各問題点を解決し、浮動型磁気ヘッドのスライダー
とフレクシャーの接着作業効率と精度の向上を目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の固定方法は、ス
ライダーが固定されるフレクシャー部でロードビームの
陰になり紫外線照射が困難な箇所には熱硬化性接着剤
を、紫外線照射が可能な箇所はUV接着剤を同時に使い
分けてスライダーとフレクシャーを両接着剤のそれぞれ
の硬化条件で固定させるものである。
ライダーが固定されるフレクシャー部でロードビームの
陰になり紫外線照射が困難な箇所には熱硬化性接着剤
を、紫外線照射が可能な箇所はUV接着剤を同時に使い
分けてスライダーとフレクシャーを両接着剤のそれぞれ
の硬化条件で固定させるものである。
【0020】
【作用】本発明によれば、UV接着剤で紫外線硬化時の
み接着治具にセットして熱硬化性接着剤の硬化時には接
着治具から取り外して浮動型磁気ヘッドのみ加熱させる
ため、接着治具の利用が速くなり、また接着治具の台数
も少なくすることができるため、接着作業効率向上と、
スライダーとフレクシャーの取付け寸法のバラツキが小
さくなり精度が向上する。
み接着治具にセットして熱硬化性接着剤の硬化時には接
着治具から取り外して浮動型磁気ヘッドのみ加熱させる
ため、接着治具の利用が速くなり、また接着治具の台数
も少なくすることができるため、接着作業効率向上と、
スライダーとフレクシャーの取付け寸法のバラツキが小
さくなり精度が向上する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に沿っ
て詳細に説明を行う。
て詳細に説明を行う。
【0022】図1において、スライダー1が固定される
フレクシャー2部でロードビーム3の陰になり紫外線照
射が困難な箇所には熱硬化性接着剤10を使用し、紫外線
照射が可能な箇所はUV接着剤11を使用しUV接着剤11
で仮硬化させ、治具より取り外し、熱硬化性接着剤10で
本硬化させ、それぞれ各硬化条件でスライダー1とフレ
クシャー2の固定作業を行うものである。これにより使
用治具数を削減することができる。
フレクシャー2部でロードビーム3の陰になり紫外線照
射が困難な箇所には熱硬化性接着剤10を使用し、紫外線
照射が可能な箇所はUV接着剤11を使用しUV接着剤11
で仮硬化させ、治具より取り外し、熱硬化性接着剤10で
本硬化させ、それぞれ各硬化条件でスライダー1とフレ
クシャー2の固定作業を行うものである。これにより使
用治具数を削減することができる。
【0023】図2は本発明の一実施例に係るフレクシャ
ーに接着剤を塗布し終えた斜視図である。フレクシャー
2部の中心に磁気ディスク側に荷重を与える作用点とな
るディンプル9(丸い凹み)がある。このディンプル9を
境にして熱硬化性接着剤10とUV接着剤11を塗り分け
る。
ーに接着剤を塗布し終えた斜視図である。フレクシャー
2部の中心に磁気ディスク側に荷重を与える作用点とな
るディンプル9(丸い凹み)がある。このディンプル9を
境にして熱硬化性接着剤10とUV接着剤11を塗り分け
る。
【0024】熱硬化性接着剤10は、ロードビーム3の陰
になり紫外線照射が困難な箇所、すなわちディンプル9
の縁からマウントブロック4側に塗布する。UV接着剤
11は、ディンプル9の縁からフレクシャー2の先端側に
塗布する。
になり紫外線照射が困難な箇所、すなわちディンプル9
の縁からマウントブロック4側に塗布する。UV接着剤
11は、ディンプル9の縁からフレクシャー2の先端側に
塗布する。
【0025】このようにディンプル9を境にして熱硬化
性接着剤10とUV接着剤11を塗り分けることによりスラ
イダー1とフレクシャー2が密着する前に各接着剤が混
ざり合うことはない。ただし、接着剤の粘度が低すぎる
と混ざり合うことが無いとも言えないため最低粘度で40
00センチポイズ以上が適当である。尚、UV接着剤11を
塗布する真中に穴をあけることにより紫外線がフレクシ
ャー2の周辺だけでなく中心部まで照射され、確実に硬
化させる。
性接着剤10とUV接着剤11を塗り分けることによりスラ
イダー1とフレクシャー2が密着する前に各接着剤が混
ざり合うことはない。ただし、接着剤の粘度が低すぎる
と混ざり合うことが無いとも言えないため最低粘度で40
00センチポイズ以上が適当である。尚、UV接着剤11を
塗布する真中に穴をあけることにより紫外線がフレクシ
ャー2の周辺だけでなく中心部まで照射され、確実に硬
化させる。
【0026】次に、接着方法(硬化方法)を図3,図4で
説明する。図3はスライダー1を接着治具7にセットし
た平面図である。図4はスライダー1とフレクシャー2
が接着治具7にセットされ紫外線照射状態の側面図であ
る。
説明する。図3はスライダー1を接着治具7にセットし
た平面図である。図4はスライダー1とフレクシャー2
が接着治具7にセットされ紫外線照射状態の側面図であ
る。
【0027】フレクシャー2に熱硬化性接着剤10とUV
接着剤11を塗布されたスライダー1,フレクシャー2,
ロードビームおよびマウントブロック4から構成される
サスペンション5を図3の接着治具7にセットし、スラ
イダー1の上に載せスライダー固定用ピン14で接着治具
7上に上記サスペンション5を固定する。
接着剤11を塗布されたスライダー1,フレクシャー2,
ロードビームおよびマウントブロック4から構成される
サスペンション5を図3の接着治具7にセットし、スラ
イダー1の上に載せスライダー固定用ピン14で接着治具
7上に上記サスペンション5を固定する。
【0028】最初に、フレクシャー2からはみ出してい
るUV接着剤11の表面から硬化させる。UV接着剤11の
硬化に有効な紫外線(波長は、300〜400nm)を紫外線照射
装置15から放射し、UV接着剤11の表面を紫外線硬化さ
せ表面部分の空気遮断を行うことで紫外線照射ができな
い摺り合わせ部分(金属イオンが介在する部分)も紫外線
照射装置15からの照射熱により嫌気硬化させることが比
較的短時間でスームズに硬化させることができる。この
紫外線を放射する時間は、使用するUV接着剤11の持つ
特性、また、紫外線照射装置15から放射する紫外線照度
で作用されるが、普通3000mj/cm2以上の紫外線積算光
量で硬化するため紫外線照度が約200mw/cm2とすると紫
外線照射時間は20〜30秒である。これで、強い衝撃を与
えない限りスライダー1とフレクシャー2は所定の位置
で仮固定されるため接着治具7から浮動型磁気ヘッド
(スライダー1)を取り外すことができる。
るUV接着剤11の表面から硬化させる。UV接着剤11の
硬化に有効な紫外線(波長は、300〜400nm)を紫外線照射
装置15から放射し、UV接着剤11の表面を紫外線硬化さ
せ表面部分の空気遮断を行うことで紫外線照射ができな
い摺り合わせ部分(金属イオンが介在する部分)も紫外線
照射装置15からの照射熱により嫌気硬化させることが比
較的短時間でスームズに硬化させることができる。この
紫外線を放射する時間は、使用するUV接着剤11の持つ
特性、また、紫外線照射装置15から放射する紫外線照度
で作用されるが、普通3000mj/cm2以上の紫外線積算光
量で硬化するため紫外線照度が約200mw/cm2とすると紫
外線照射時間は20〜30秒である。これで、強い衝撃を与
えない限りスライダー1とフレクシャー2は所定の位置
で仮固定されるため接着治具7から浮動型磁気ヘッド
(スライダー1)を取り外すことができる。
【0029】そして、接着治具7から取り外された浮動
型磁気ヘッドのみを加熱することによって今度は、熱硬
化性接着剤10を硬化させスライダー1とフレクシャー2
を完全に固定させるものである。また、熱硬化性接着剤
10を硬化させる目的として加熱すると、同時にUV接着
剤11での固定部の接着強度も紫外線硬化時よりさらに向
上させることができる。
型磁気ヘッドのみを加熱することによって今度は、熱硬
化性接着剤10を硬化させスライダー1とフレクシャー2
を完全に固定させるものである。また、熱硬化性接着剤
10を硬化させる目的として加熱すると、同時にUV接着
剤11での固定部の接着強度も紫外線硬化時よりさらに向
上させることができる。
【0030】このようにUV接着剤11で紫外線硬化時の
み接着治具7にセットして、熱硬化性接着剤10の硬化時
には接着治具7から取り外して浮動型磁気ヘッドのみ加
熱させることによって、スライダー1とフレクシャー2
を完全に固定させるため、接着治具7の利用が速くな
り、また接着治具7の台数も少なくすることができるた
め、接着作業効率向上と、スライダー1とフレクシャー
2の取付け寸法のバラツキが小さくなり精度が向上す
る。
み接着治具7にセットして、熱硬化性接着剤10の硬化時
には接着治具7から取り外して浮動型磁気ヘッドのみ加
熱させることによって、スライダー1とフレクシャー2
を完全に固定させるため、接着治具7の利用が速くな
り、また接着治具7の台数も少なくすることができるた
め、接着作業効率向上と、スライダー1とフレクシャー
2の取付け寸法のバラツキが小さくなり精度が向上す
る。
【0031】その他の実施例として熱硬化性接着剤10の
代わりに常温硬化性接着剤を使用するUV接着剤11の紫
外線硬化終了後、接着治具7から浮動型磁気ヘッドを取
り外し、常温硬化性接着剤は後工程中に硬化させる方法
もある。
代わりに常温硬化性接着剤を使用するUV接着剤11の紫
外線硬化終了後、接着治具7から浮動型磁気ヘッドを取
り外し、常温硬化性接着剤は後工程中に硬化させる方法
もある。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浮動型磁
気ヘッドのスライダーとフレクシャーの固定方法は、U
V接着剤で紫外線硬化時のみ接着治具を用い、熱硬化性
接着剤の硬化時には接着治具から取り外して浮動型磁気
ヘッドのみ加熱させるため、接着治具の利用が速くな
り、また接着治具の台数も少なくすることができるた
め、接着作業効率向上と、スライダーとフレクシャーの
取付け寸法のバラツキが小さくなり精度が向上する。
気ヘッドのスライダーとフレクシャーの固定方法は、U
V接着剤で紫外線硬化時のみ接着治具を用い、熱硬化性
接着剤の硬化時には接着治具から取り外して浮動型磁気
ヘッドのみ加熱させるため、接着治具の利用が速くな
り、また接着治具の台数も少なくすることができるた
め、接着作業効率向上と、スライダーとフレクシャーの
取付け寸法のバラツキが小さくなり精度が向上する。
【0033】従来の熱硬化性接着剤のみでスライダーと
フレクシャーを固定するとなると、熱硬化性接着剤が硬
化するまで接着治具にセットしていなければならないた
め多くの接着治具の台数を要したが本発明により、接着
治具の台数を少なくすることができるため生産性を変え
ることなく、治具への投資費用の削減をとることができ
る。
フレクシャーを固定するとなると、熱硬化性接着剤が硬
化するまで接着治具にセットしていなければならないた
め多くの接着治具の台数を要したが本発明により、接着
治具の台数を少なくすることができるため生産性を変え
ることなく、治具への投資費用の削減をとることができ
る。
【図1】本発明の実施対象である浮動型磁気ヘッドの標
準的な組立体の斜視図である。
準的な組立体の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例におけるフレクシャーに接着
剤を塗布し終えた斜視図である。
剤を塗布し終えた斜視図である。
【図3】スライダーを接着治具にセットしたときの平面
図である。
図である。
【図4】スライダーとフレクシャーが接着治具にセット
され紫外線照射状態の側面図である。
され紫外線照射状態の側面図である。
【図5】図1のフレクシャーとスライダーが固定された
部分の拡大斜視図である。
部分の拡大斜視図である。
1…スライダー、 2…フレクシャー、 3…ロードビ
ーム、 4…マウントブロック、 5…サスペンショ
ン、 6…爪、 7…接着治具、 9…ディンプル、
10…熱硬化性接着剤、 11…UV接着剤、 12…チュー
ブ、 13…リード線、 14…スライダー固定用ピン、
15…紫外線照射装置。
ーム、 4…マウントブロック、 5…サスペンショ
ン、 6…爪、 7…接着治具、 9…ディンプル、
10…熱硬化性接着剤、 11…UV接着剤、 12…チュー
ブ、 13…リード線、 14…スライダー固定用ピン、
15…紫外線照射装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 浮動型磁気ヘッドのスライダーが固定さ
れるフレクシャー部で、ロードビームの影になり紫外線
照射が困難な箇所には熱硬化性接着剤を、紫外線照射が
可能な箇所はUV接着剤を、同時に使い分けてスライダ
ーとフレクシャーを両接着剤のそれぞれの硬化条件で固
定させることを特徴とする浮動型磁気ヘッドのスライダ
ーとフレクシャーの固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4208039A JPH0660346A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 浮動型磁気ヘッドのスライダーとフレクシャーの固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4208039A JPH0660346A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 浮動型磁気ヘッドのスライダーとフレクシャーの固定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660346A true JPH0660346A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16549639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4208039A Pending JPH0660346A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 浮動型磁気ヘッドのスライダーとフレクシャーの固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660346A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5696652A (en) * | 1995-07-06 | 1997-12-09 | Alps Electric Co., Ltd. | Magnetic head device using an adhesive having both photosetting and thermosetting properties, and method for producing same |
| US5732459A (en) * | 1995-01-24 | 1998-03-31 | Tdk Corporation | Method for fixing a magnetic head slider with a slider support member |
| US6238508B1 (en) * | 1998-12-07 | 2001-05-29 | Robert Bosch Gmbh | Bonding method using fast hardening UV adhesive and slower hardening adhesive |
| JP2006038788A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-09 | Epson Toyocom Corp | 双音さ型振動ジャイロセンサ |
| US8477570B2 (en) | 2009-03-11 | 2013-07-02 | Hitachi, Ltd. | Thermally assisted magnetic head assembly and magnetic disk device |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP4208039A patent/JPH0660346A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5732459A (en) * | 1995-01-24 | 1998-03-31 | Tdk Corporation | Method for fixing a magnetic head slider with a slider support member |
| US5696652A (en) * | 1995-07-06 | 1997-12-09 | Alps Electric Co., Ltd. | Magnetic head device using an adhesive having both photosetting and thermosetting properties, and method for producing same |
| US6238508B1 (en) * | 1998-12-07 | 2001-05-29 | Robert Bosch Gmbh | Bonding method using fast hardening UV adhesive and slower hardening adhesive |
| JP2006038788A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-09 | Epson Toyocom Corp | 双音さ型振動ジャイロセンサ |
| US8477570B2 (en) | 2009-03-11 | 2013-07-02 | Hitachi, Ltd. | Thermally assisted magnetic head assembly and magnetic disk device |
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