JPH0660439B2 - 電着絶縁法 - Google Patents
電着絶縁法Info
- Publication number
- JPH0660439B2 JPH0660439B2 JP61314210A JP31421086A JPH0660439B2 JP H0660439 B2 JPH0660439 B2 JP H0660439B2 JP 61314210 A JP61314210 A JP 61314210A JP 31421086 A JP31421086 A JP 31421086A JP H0660439 B2 JPH0660439 B2 JP H0660439B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodeposition
- jet pipe
- tank
- nozzle
- electric conductor
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- Expired - Lifetime
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- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電気泳動法を利用する電着絶縁法に関す
る。更に詳しくは、電極位置や電着液の流れ方向などか
ら、電気泳動法による電着が困難の個所に対して、噴流
パイプのノズルより電着液を噴流せしめる電着絶縁法に
関するものである。
る。更に詳しくは、電極位置や電着液の流れ方向などか
ら、電気泳動法による電着が困難の個所に対して、噴流
パイプのノズルより電着液を噴流せしめる電着絶縁法に
関するものである。
[従来の技術] 従来の電着絶縁法(特開昭53−921298号公報、
同51−39178号公報及び同51−114602号
公報)は電着槽内を電着液が循環する方法であり、例え
ば電気導体径が比較的小さいものに関しては、電気泳動
法によって、無機質粉末は電気導体面に平行かつ均一に
電着されていた。
同51−39178号公報及び同51−114602号
公報)は電着槽内を電着液が循環する方法であり、例え
ば電気導体径が比較的小さいものに関しては、電気泳動
法によって、無機質粉末は電気導体面に平行かつ均一に
電着されていた。
第2図は、従来の電着絶縁装置の断面図である。(1)
は電着槽、(8)は仕切板、(2)は仕切板(8)に設
けられた電着槽ノズル、(3a)は電着液循環ポンプ、
(3b)は電着液循環補助ポンプ、(4)は電着液、
(5)は電気導体、(6)は直流電源であり、電着槽
(1)内には、仕切板(8)で仕切ることによって内電
着槽(9)と外電着槽(10)とが設けられており、内
電着槽(9)および外電着槽(10)は、電着槽ノズル
(2)によって連通されている。なお、矢印は電着液の
循環方向を示す。
は電着槽、(8)は仕切板、(2)は仕切板(8)に設
けられた電着槽ノズル、(3a)は電着液循環ポンプ、
(3b)は電着液循環補助ポンプ、(4)は電着液、
(5)は電気導体、(6)は直流電源であり、電着槽
(1)内には、仕切板(8)で仕切ることによって内電
着槽(9)と外電着槽(10)とが設けられており、内
電着槽(9)および外電着槽(10)は、電着槽ノズル
(2)によって連通されている。なお、矢印は電着液の
循環方向を示す。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、電気導体径が大きく被電着面積が広くなるにし
たがって、無機質粉末は電着され難いため、電気導体面
上に無機質粉末と水分散形ワニスを好適な配合比で電着
することができなかった。これは電着液を構成する無機
質粉末、水分散形ワニスの比重が夫々異るために無機質
粉末が沈降しながら電着槽内を流れ、したがって電気導
体の下側になる平面部には無機質粉末が電着され難く、
均一な電着絶縁層を析出することが困難であった。
たがって、無機質粉末は電着され難いため、電気導体面
上に無機質粉末と水分散形ワニスを好適な配合比で電着
することができなかった。これは電着液を構成する無機
質粉末、水分散形ワニスの比重が夫々異るために無機質
粉末が沈降しながら電着槽内を流れ、したがって電気導
体の下側になる平面部には無機質粉末が電着され難く、
均一な電着絶縁層を析出することが困難であった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、均一な皮膜を形成させうる電着絶縁法を得ることを
目的とする。
で、均一な皮膜を形成させうる電着絶縁法を得ることを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明は従来の方法である電着槽内を電着液が循環す
る装置と、噴流パイプとを併用したものを用いている。
る装置と、噴流パイプとを併用したものを用いている。
[作用] この発明において、広い面積を有する平面部や曲面部の
上方および下方に、噴流パイプにより、電着液を噴流さ
せれば、無機質粉末の沈降、さらには堆積を防ぐことが
できる。この発明によれば、如何なる形状、大きさの被
電着体であっても好適な配合比で、平行かつ均一な電着
絶縁層を析出することができる。
上方および下方に、噴流パイプにより、電着液を噴流さ
せれば、無機質粉末の沈降、さらには堆積を防ぐことが
できる。この発明によれば、如何なる形状、大きさの被
電着体であっても好適な配合比で、平行かつ均一な電着
絶縁層を析出することができる。
[実施例] 以下、実施例により詳細を説明する。
実施例1 水分散形ワニス(菱電化成(株)製、商品名:サイ68
43−1)15重量部と軟質マイカ燐片(35メッシュ
篩パスのもの、岡部マイカ(株)製)85重量部を電着
液固形分とし、該固形分を10%、イオン交換水(5×
105Ω/cm)90%を電着液として用いる。第1図
にこの発明の実施例に係わる電着絶縁装置の断面図を示
す。電着槽(1)内には、仕切板(8)で仕切ることに
よって内電着槽(9)と外電着槽(10)とが設けられ
ており、内電着槽(9)と外電着槽(10)とは、仕切
板(8)に設けられた電着槽ノズル(2)および噴流パ
イプ(7)を介して連通されている。電着槽(1)内で
該電着液(4)を循環ポンプ(3a)(3b)で循環さ
せ、さらに循環ポンプ(3c)で、例えば中空の金属製
である噴流パイプ(7)のノズルより電着液(4)を内
電着槽(9)内に設けられた電気導体(5)の曲面部に
向けて噴流させて電着(DC 80V 75sec印
加)を行い、マイカ分85%、ワニス分15%、皮膜厚
さ500μmの電着絶縁層を形成した。
43−1)15重量部と軟質マイカ燐片(35メッシュ
篩パスのもの、岡部マイカ(株)製)85重量部を電着
液固形分とし、該固形分を10%、イオン交換水(5×
105Ω/cm)90%を電着液として用いる。第1図
にこの発明の実施例に係わる電着絶縁装置の断面図を示
す。電着槽(1)内には、仕切板(8)で仕切ることに
よって内電着槽(9)と外電着槽(10)とが設けられ
ており、内電着槽(9)と外電着槽(10)とは、仕切
板(8)に設けられた電着槽ノズル(2)および噴流パ
イプ(7)を介して連通されている。電着槽(1)内で
該電着液(4)を循環ポンプ(3a)(3b)で循環さ
せ、さらに循環ポンプ(3c)で、例えば中空の金属製
である噴流パイプ(7)のノズルより電着液(4)を内
電着槽(9)内に設けられた電気導体(5)の曲面部に
向けて噴流させて電着(DC 80V 75sec印
加)を行い、マイカ分85%、ワニス分15%、皮膜厚
さ500μmの電着絶縁層を形成した。
また、電着時の電着槽(1)と電気導体(5)の最長距
離は300mm、最短距離は100mmであった。また
噴流パイプ(7)と電気導体(5)の最近接距離は15
mmであった。さらに噴流パイプ(7)のノズルからの
電着液(4)の吐出量は0.5/minであった。吐
出量は0.1/min〜10/minが好ましい。
離は300mm、最短距離は100mmであった。また
噴流パイプ(7)と電気導体(5)の最近接距離は15
mmであった。さらに噴流パイプ(7)のノズルからの
電着液(4)の吐出量は0.5/minであった。吐
出量は0.1/min〜10/minが好ましい。
また、噴流パイプ(7)は電着槽(1)と同電位である
か、電気導体(5)に同等の電荷を供給するものであ
る。
か、電気導体(5)に同等の電荷を供給するものであ
る。
実施例2 無機質粉末に、粒径5μmのアルミナ(Al2O3)粉
末15重量部、ワニス85重量部を電着液固形分とし、
該固形分を10%、イオン交換水を90%の電着液の組
成として、電気導体に電着(DC 80V 75se
c)し、アルミナ分15%、ワニス分85%、皮膜厚さ
500μmの電着絶縁層を形成した。
末15重量部、ワニス85重量部を電着液固形分とし、
該固形分を10%、イオン交換水を90%の電着液の組
成として、電気導体に電着(DC 80V 75se
c)し、アルミナ分15%、ワニス分85%、皮膜厚さ
500μmの電着絶縁層を形成した。
比較例1 実施例1と同じ電着液を使用して第2図に示す電着装置
(従来方法)で電動機の界磁コイル(320l ×60w
×30hのリング状)の電気導体に電着(DC 80V
75sec)を行ったところ、平面部の皮膜厚さに均
一性(100μm〜500μmのバラツキ)がなく、導
体内側の曲面部では電着皮膜は形成されなかった。さら
に曲面部、コーナー部等には電着液の好適な配合比で電
着析出することができなかった。
(従来方法)で電動機の界磁コイル(320l ×60w
×30hのリング状)の電気導体に電着(DC 80V
75sec)を行ったところ、平面部の皮膜厚さに均
一性(100μm〜500μmのバラツキ)がなく、導
体内側の曲面部では電着皮膜は形成されなかった。さら
に曲面部、コーナー部等には電着液の好適な配合比で電
着析出することができなかった。
表にこの発明の実施例と従来例を膜厚を主体に比較し
た。
た。
なお、膜厚測定は第3図の電着絶縁した試験用コイルの
正面図における(A)〜(D)点で行った。
正面図における(A)〜(D)点で行った。
表から、この発明の実施例によれば、無機質粉末を含有
する電着液から、液組成に近い比率で電気導体に平行、
かつ均一の皮膜厚が得られることが明らかである。
する電着液から、液組成に近い比率で電気導体に平行、
かつ均一の皮膜厚が得られることが明らかである。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明は無機質粉末と水分散形
ワニスを含んだ水分散液を電着液とし、電気泳動法を用
いて電気導体面に電着層を所望の皮膜厚さに電着せしめ
るため、噴流パイプを設け、該装置より上記電着液を電
気導体面に噴流し、電気泳動法にて電着して絶縁層を形
成することにより、均一な皮膜を得ることができる。
ワニスを含んだ水分散液を電着液とし、電気泳動法を用
いて電気導体面に電着層を所望の皮膜厚さに電着せしめ
るため、噴流パイプを設け、該装置より上記電着液を電
気導体面に噴流し、電気泳動法にて電着して絶縁層を形
成することにより、均一な皮膜を得ることができる。
第1図はこの発明の実施例に係る電着絶縁装置の断面
図、第2図は従来の電着絶縁装置の断面図、第3図は電
着絶縁した試験用コイルの正面図である。 図において、(1)は電着槽、(2)は電着槽ノズル、
(5)は電気導体、(7)は噴流パイプ、(8)は仕切
板、(9)は内電着槽、(10)は外電着槽である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
図、第2図は従来の電着絶縁装置の断面図、第3図は電
着絶縁した試験用コイルの正面図である。 図において、(1)は電着槽、(2)は電着槽ノズル、
(5)は電気導体、(7)は噴流パイプ、(8)は仕切
板、(9)は内電着槽、(10)は外電着槽である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】無機質粉末と水分散形ワニスを含んだ水分
散液を電着液とし、電気泳動法を用いて電気導体面に電
着層を所望の皮膜厚さに電気析出せしめる電着絶縁法で
あって、仕切板で仕切ることによって形成された内電着
槽と外電着槽とが仕切板に設けられた電着槽ノズルおよ
び噴流パイプを介して連通された電着槽を用い、外電着
槽内の電着液を噴流パイプを介して内電着槽内に設けら
れた電気導体に向けて噴流させることを特徴とする電着
絶縁法。 - 【請求項2】噴流パイプが、中空の金属製であり、該噴
流パイプの任意な位置にノズルを設け、該ノズルから適
度の速さで電着液を噴流せしめる特許請求の範囲第1項
記載の電着絶縁法。 - 【請求項3】噴流パイプのノズルから噴流する電着液の
吐出量が0.1/min〜10/minである特許
請求の範囲第1項又は第2項記載の電着絶縁法。 - 【請求項4】噴流パイプが電着槽と同電位であるか、ま
たは電気導体に同等の電荷を供給せしめる特許請求の範
囲第1項ないし第3項の何れかに記載の電着絶縁法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61314210A JPH0660439B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 電着絶縁法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61314210A JPH0660439B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 電着絶縁法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63166997A JPS63166997A (ja) | 1988-07-11 |
| JPH0660439B2 true JPH0660439B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=18050604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61314210A Expired - Lifetime JPH0660439B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 電着絶縁法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660439B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5853967A (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | 電気絶縁導体の製造方法および装置 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61314210A patent/JPH0660439B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63166997A (ja) | 1988-07-11 |
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