JPH0661778A - 弾性表面波部品及びその製造方法 - Google Patents
弾性表面波部品及びその製造方法Info
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- JPH0661778A JPH0661778A JP23782592A JP23782592A JPH0661778A JP H0661778 A JPH0661778 A JP H0661778A JP 23782592 A JP23782592 A JP 23782592A JP 23782592 A JP23782592 A JP 23782592A JP H0661778 A JPH0661778 A JP H0661778A
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Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造が容易で、信頼性が高く、表面波特性に
優れ、かつ、小型化に対応することが可能な弾性表面波
部品及びその製造方法を提供する。 【構成】 一方の主面にくし歯状電極と、該くし歯状電
極と導通し、かつ、該一方の主面をパッケージ基板5の
対向面と接触させない程度の高さを有するバンプ9が形
成された弾性表面波素子3の他方の主面を接着剤10に
より封止部材7に接着するとともに、封止部材7を、弾
性表面波素子3に形成されたバンプ9とパッケージ基板
5に形成されたパッケージ端子4とが当接し、かつ、封
止部材7とパッケージ基板5とにより形成される空間が
封止されるようにパッケージ基板5に取り付けて、弾性
表面波素子3をパッケージ8内に封止する。
優れ、かつ、小型化に対応することが可能な弾性表面波
部品及びその製造方法を提供する。 【構成】 一方の主面にくし歯状電極と、該くし歯状電
極と導通し、かつ、該一方の主面をパッケージ基板5の
対向面と接触させない程度の高さを有するバンプ9が形
成された弾性表面波素子3の他方の主面を接着剤10に
より封止部材7に接着するとともに、封止部材7を、弾
性表面波素子3に形成されたバンプ9とパッケージ基板
5に形成されたパッケージ端子4とが当接し、かつ、封
止部材7とパッケージ基板5とにより形成される空間が
封止されるようにパッケージ基板5に取り付けて、弾性
表面波素子3をパッケージ8内に封止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、弾性表面波部品に関
し、詳しくは、弾性表面波素子をパッケージ内に収納、
封止してなる弾性表面波部品及びその製造方法に関す
る。
し、詳しくは、弾性表面波素子をパッケージ内に収納、
封止してなる弾性表面波部品及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来
の、弾性表面波部品には、例えば、図10,図11に示
すような表面実装対応型の弾性表面波部品がある。これ
らの弾性表面波部品は、いずれも、図12に示すよう
に、一方の主面に、くし歯状電極51、接続用パッド5
2が形成された弾性表面波素子53を、パッケージ端子
54を備えたパッケージ基板55(図4)上に載置し、
パッケージ端子54と接続用パッド52とをボンディン
グワイヤ56により接続するとともに、封止部材(キャ
ップ)57を溶接やろう付けなどの方法によりパッケー
ジ基板55に取り付け、パッケージ基板55と封止部材
57からなるパッケージ58内に弾性表面波素子53を
封止することにより形成されている。
の、弾性表面波部品には、例えば、図10,図11に示
すような表面実装対応型の弾性表面波部品がある。これ
らの弾性表面波部品は、いずれも、図12に示すよう
に、一方の主面に、くし歯状電極51、接続用パッド5
2が形成された弾性表面波素子53を、パッケージ端子
54を備えたパッケージ基板55(図4)上に載置し、
パッケージ端子54と接続用パッド52とをボンディン
グワイヤ56により接続するとともに、封止部材(キャ
ップ)57を溶接やろう付けなどの方法によりパッケー
ジ基板55に取り付け、パッケージ基板55と封止部材
57からなるパッケージ58内に弾性表面波素子53を
封止することにより形成されている。
【0003】しかし、この弾性表面波部品においては、
接続用パッド52とパッケージ端子54との接続がボン
ディングワイヤ56を用いて行われているため、ワイヤ
ボンディング工程が必要となり、製造工程が複雑になる
という問題点がある。また、ボンディングワイヤ56の
本数が多くなると、コストが増大するばかりでなく、接
続箇所が増大して接続信頼性が低下するという問題点が
ある。さらに、ボンディングワイヤ56を配設するため
のスペースが必要になるため、パッケージ58の平面面
積や高さが大きくなり、弾性表面波部品の小型化を妨げ
るという問題点がある。
接続用パッド52とパッケージ端子54との接続がボン
ディングワイヤ56を用いて行われているため、ワイヤ
ボンディング工程が必要となり、製造工程が複雑になる
という問題点がある。また、ボンディングワイヤ56の
本数が多くなると、コストが増大するばかりでなく、接
続箇所が増大して接続信頼性が低下するという問題点が
ある。さらに、ボンディングワイヤ56を配設するため
のスペースが必要になるため、パッケージ58の平面面
積や高さが大きくなり、弾性表面波部品の小型化を妨げ
るという問題点がある。
【0004】そこで、これらの問題点を解決するため
に、図13に示すような弾性表面波部品が提案されてい
る。この弾性表面波部品においては、弾性表面波素子と
して、図3に示すように、一方の主面に、くし歯状電極
51、接続用パッド52、及び接続用パッド52上に配
設された半田などの導電性材料(一般的には金属)から
なるバンプ59を備えてなる弾性表面波素子53が用い
られている。そして、この弾性表面波素子53を、バン
プ59が形成された面を下向きにしてパッケージ基板5
5上に載置し、バンプ59とパッケージ基板55上に形
成されたパッケージ端子54とを当接させ、これを高温
処理してバンプ59とパッケージ端子54とを接着させ
ることにより、弾性表面波素子53のバンプ59とパッ
ケージ端子54とを電気的に接続させている。
に、図13に示すような弾性表面波部品が提案されてい
る。この弾性表面波部品においては、弾性表面波素子と
して、図3に示すように、一方の主面に、くし歯状電極
51、接続用パッド52、及び接続用パッド52上に配
設された半田などの導電性材料(一般的には金属)から
なるバンプ59を備えてなる弾性表面波素子53が用い
られている。そして、この弾性表面波素子53を、バン
プ59が形成された面を下向きにしてパッケージ基板5
5上に載置し、バンプ59とパッケージ基板55上に形
成されたパッケージ端子54とを当接させ、これを高温
処理してバンプ59とパッケージ端子54とを接着させ
ることにより、弾性表面波素子53のバンプ59とパッ
ケージ端子54とを電気的に接続させている。
【0005】この弾性表面波部品においては、ワイヤボ
ンディング工程を必要とすることなく、弾性表面波素子
53のバンプ59とパッケージ端子54とを接続させる
ことが可能で、小型化を図ることができるという特徴を
有している。しかし、この弾性表面波部品においては、
バンプ59とパッケージ端子54を接着させるために高
温処理を行わなければならないため、高温処理工程にお
ける熱影響により弾性表面波素子53の特性が劣化する
という問題点があり、また、バンプ59を構成する材料
として半田を用いた場合、フラックスにより弾性表面波
素子53の表面が汚染され、表面波特性が劣化するとい
う問題点がある。
ンディング工程を必要とすることなく、弾性表面波素子
53のバンプ59とパッケージ端子54とを接続させる
ことが可能で、小型化を図ることができるという特徴を
有している。しかし、この弾性表面波部品においては、
バンプ59とパッケージ端子54を接着させるために高
温処理を行わなければならないため、高温処理工程にお
ける熱影響により弾性表面波素子53の特性が劣化する
という問題点があり、また、バンプ59を構成する材料
として半田を用いた場合、フラックスにより弾性表面波
素子53の表面が汚染され、表面波特性が劣化するとい
う問題点がある。
【0006】また、弾性表面波部品においては、一般的
にその選択度特性を向上させるために、弾性表面波素子
の裏面をパッケージのアース端子に接続して、アースす
ることが行われるが、上記図13の弾性表面波部品の構
成ではそれを行うことが困難である。
にその選択度特性を向上させるために、弾性表面波素子
の裏面をパッケージのアース端子に接続して、アースす
ることが行われるが、上記図13の弾性表面波部品の構
成ではそれを行うことが困難である。
【0007】また、バルク波が弾性表面波素子の裏面で
反射して出力されることを防止するために、弾性表面波
素子の裏面にダンピング材を配設することが行われ、こ
のダンピング材として、ダイボンド材(剤)にその機能
を持たせることがあるが、上記図13の弾性表面波部品
の場合には、それを行うことができない。
反射して出力されることを防止するために、弾性表面波
素子の裏面にダンピング材を配設することが行われ、こ
のダンピング材として、ダイボンド材(剤)にその機能
を持たせることがあるが、上記図13の弾性表面波部品
の場合には、それを行うことができない。
【0008】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、製造が容易で、信頼性が高く、表面波特性に優
れ、かつ、小型化に対応することが可能な弾性表面波部
品及びその製造方法を提供することを目的とする。
あり、製造が容易で、信頼性が高く、表面波特性に優
れ、かつ、小型化に対応することが可能な弾性表面波部
品及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明の弾性表面波部品は、パッケージ基板と封
止部材からなるパッケージ内に弾性表面波素子を収納、
封止してなる弾性表面波部品において、一方の主面にく
し歯状電極と、該くし歯状電極と導通し、かつ、該一方
の主面をパッケージ基板の対向面に接触させない程度の
高さを有するバンプが形成された弾性表面波素子の他方
の主面を接着剤により封止部材に接着するとともに、封
止部材を、弾性表面波素子に形成されたバンプとパッケ
ージ基板に形成されたパッケージ端子とが当接し、か
つ、封止部材とパッケージ基板とにより形成される空間
が封止されるようにパッケージ基板に取り付けて、弾性
表面波素子をパッケージ内に封止したことを特徴とす
る。
に、本願発明の弾性表面波部品は、パッケージ基板と封
止部材からなるパッケージ内に弾性表面波素子を収納、
封止してなる弾性表面波部品において、一方の主面にく
し歯状電極と、該くし歯状電極と導通し、かつ、該一方
の主面をパッケージ基板の対向面に接触させない程度の
高さを有するバンプが形成された弾性表面波素子の他方
の主面を接着剤により封止部材に接着するとともに、封
止部材を、弾性表面波素子に形成されたバンプとパッケ
ージ基板に形成されたパッケージ端子とが当接し、か
つ、封止部材とパッケージ基板とにより形成される空間
が封止されるようにパッケージ基板に取り付けて、弾性
表面波素子をパッケージ内に封止したことを特徴とす
る。
【0010】また、前記封止部材の、前記弾性表面波素
子が接着される面に、前記弾性表面波素子をはめ込む枠
を形成したことを特徴とする。
子が接着される面に、前記弾性表面波素子をはめ込む枠
を形成したことを特徴とする。
【0011】また、上記各弾性表面波部品の封止部材
を、導電材料、またはセラミックなどの不導体の少なく
とも一部にメタライズなどの方法で導電性を付与した材
料を用いて構成する。
を、導電材料、またはセラミックなどの不導体の少なく
とも一部にメタライズなどの方法で導電性を付与した材
料を用いて構成する。
【0012】また、封止部材に弾性表面波素子を接着す
るための前記接着剤として、弾性を有する接着剤を用い
たことを特徴とする。
るための前記接着剤として、弾性を有する接着剤を用い
たことを特徴とする。
【0013】さらに、本願発明の弾性表面波部品の製造
方法は、前記パッケージ基板と前記封止部材の接合面間
に、封止部材をパッケージ基板に取り付ける段階では流
動性あるいは可塑性を有する接合封止材を介在させ、封
止部材に接着された弾性表面波素子に形成されたバンプ
とパッケージ端子とが当接した状態で、接合封止材を硬
化させることにより、弾性表面波素子を封止部材とパッ
ケージ基板とにより形成される空間内に封止するように
したことを特徴とする。
方法は、前記パッケージ基板と前記封止部材の接合面間
に、封止部材をパッケージ基板に取り付ける段階では流
動性あるいは可塑性を有する接合封止材を介在させ、封
止部材に接着された弾性表面波素子に形成されたバンプ
とパッケージ端子とが当接した状態で、接合封止材を硬
化させることにより、弾性表面波素子を封止部材とパッ
ケージ基板とにより形成される空間内に封止するように
したことを特徴とする。
【0014】
【作用】弾性表面波素子が接着剤により封止部材に接着
されており、封止部材をパッケージ基板に取り付ける工
程で、弾性表面波素子のくし歯状電極と導通するバンプ
がパッケージ端子と当接して、くし歯状電極とパッケー
ジ端子が電気的に接続されるため、ボンディングワイヤ
を用いてくし歯状電極(の接続用パッドなど)とパッケ
ージ端子とを接続することが不要になる。したがって、
製造工程が簡略化され、かつ、接続信頼性が向上すると
ともに、ボンディングワイヤを配設するスペースが不要
になり小型化を図ることが可能になる。さらに、弾性表
面波素子を封止部材に接着するための接着剤として弾性
を有する接着剤を用いることにより、接着剤にダンピン
グ機能を発揮させて表面波特性を向上させることができ
るようになる。
されており、封止部材をパッケージ基板に取り付ける工
程で、弾性表面波素子のくし歯状電極と導通するバンプ
がパッケージ端子と当接して、くし歯状電極とパッケー
ジ端子が電気的に接続されるため、ボンディングワイヤ
を用いてくし歯状電極(の接続用パッドなど)とパッケ
ージ端子とを接続することが不要になる。したがって、
製造工程が簡略化され、かつ、接続信頼性が向上すると
ともに、ボンディングワイヤを配設するスペースが不要
になり小型化を図ることが可能になる。さらに、弾性表
面波素子を封止部材に接着するための接着剤として弾性
を有する接着剤を用いることにより、接着剤にダンピン
グ機能を発揮させて表面波特性を向上させることができ
るようになる。
【0015】また、封止部材の、弾性表面波素子が接着
される面に形成された枠に、弾性表面波素子をはめ込ん
で接着することにより、弾性表面波素子を封止部材に接
着する工程における位置決めが容易になり、製造工程を
簡略化することができるとともに、所定の位置に正確に
接続することが可能になり、接続信頼性を向上させるこ
とができるようになる。
される面に形成された枠に、弾性表面波素子をはめ込ん
で接着することにより、弾性表面波素子を封止部材に接
着する工程における位置決めが容易になり、製造工程を
簡略化することができるとともに、所定の位置に正確に
接続することが可能になり、接続信頼性を向上させるこ
とができるようになる。
【0016】また、上記の弾性表面波部品の封止部材
を、導電材料、またはセラミックなどの不導体の少なく
とも一部にメタライズなどの方法で導電性を付与した材
料から構成することにより、弾性表面波素子の裏面を容
易にアースすることができるようになり、表面波特性を
向上させることが可能になる。
を、導電材料、またはセラミックなどの不導体の少なく
とも一部にメタライズなどの方法で導電性を付与した材
料から構成することにより、弾性表面波素子の裏面を容
易にアースすることができるようになり、表面波特性を
向上させることが可能になる。
【0017】さらに、本願発明の弾性表面波部品の製造
方法においては、封止部材をパッケージ基板に取り付け
る工程で、パッケージ基板と封止部材の接合面間に介在
する流動性あるいは可塑性を有する接合封止材を、弾性
表面波素子のバンプとパッケージ端子とを当接させた状
態で硬化させることにより、バンプとパッケージ端子と
を接続すると同時に、弾性表面波素子を封止部材とパッ
ケージ基板とにより形成されるパッケージ(の内部空
間)内に封止して、上記構成を有する弾性表面波部品を
容易かつ確実に製造することが可能になる。
方法においては、封止部材をパッケージ基板に取り付け
る工程で、パッケージ基板と封止部材の接合面間に介在
する流動性あるいは可塑性を有する接合封止材を、弾性
表面波素子のバンプとパッケージ端子とを当接させた状
態で硬化させることにより、バンプとパッケージ端子と
を接続すると同時に、弾性表面波素子を封止部材とパッ
ケージ基板とにより形成されるパッケージ(の内部空
間)内に封止して、上記構成を有する弾性表面波部品を
容易かつ確実に製造することが可能になる。
【0018】
【実施例】以下、本願発明の実施例を図に基づいて説明
する。 [実施例1]図1は本願発明の一実施例にかかる弾性表
面波部品Aを示す断面図、図2はその分解断面図であ
る。
する。 [実施例1]図1は本願発明の一実施例にかかる弾性表
面波部品Aを示す断面図、図2はその分解断面図であ
る。
【0019】この実施例の弾性表面波部品Aは、図1,
2に示すように、アルミナなどのセラミックからなるパ
ッケージ基板5と金属からなる封止部材(キャップ)7
とを接合してなるパッケージ8内に弾性表面波素子3を
収納、封止することにより形成されている。
2に示すように、アルミナなどのセラミックからなるパ
ッケージ基板5と金属からなる封止部材(キャップ)7
とを接合してなるパッケージ8内に弾性表面波素子3を
収納、封止することにより形成されている。
【0020】そして、この弾性表面波部品Aにおいて
は、弾性表面波素子として、図3(a),(b)に示す
ように、一方の主面にくし歯状電極1、接続用パッド
2、及び接続用パッド2上に配設された半田などの導電
性材料(一般的には金属)からなる、該一方の主面がパ
ッケージ基板5と接触しない程度の高さを有するバンプ
9を備えてなる弾性表面波素子3が用いられている。ま
た、この弾性表面波素子3は、バンプ9などが形成され
ていない方の面を接合面として接着剤(例えば、弾性を
有するシリコンゴム系接着剤)10により封止部材7に
接着されている。
は、弾性表面波素子として、図3(a),(b)に示す
ように、一方の主面にくし歯状電極1、接続用パッド
2、及び接続用パッド2上に配設された半田などの導電
性材料(一般的には金属)からなる、該一方の主面がパ
ッケージ基板5と接触しない程度の高さを有するバンプ
9を備えてなる弾性表面波素子3が用いられている。ま
た、この弾性表面波素子3は、バンプ9などが形成され
ていない方の面を接合面として接着剤(例えば、弾性を
有するシリコンゴム系接着剤)10により封止部材7に
接着されている。
【0021】また、パッケージ基板5には、図4
(a),(b)に示すように、その上面から下面にわた
って4つのパッケージ端子4が形成されているととも
に、その周辺部5aが上方に突出しており、中央部には
弾性表面波素子3を収納するための凹部5bが形成され
ている。そして、このパッケージ基板5の周辺部(突出
部)5aの上面及び該突出部5aの上面に対向する封止
部材7の部分が、パッケージ基板5と封止部材7の接合
部(面)11(図2)となる。なお、この実施例におい
ては、図2における5aの突出高さH2は、接着剤1
0、弾性表面波素子3、接続用パッド2及びバンプ9の
合計高さH1より少し小さくなるように構成されてい
る。
(a),(b)に示すように、その上面から下面にわた
って4つのパッケージ端子4が形成されているととも
に、その周辺部5aが上方に突出しており、中央部には
弾性表面波素子3を収納するための凹部5bが形成され
ている。そして、このパッケージ基板5の周辺部(突出
部)5aの上面及び該突出部5aの上面に対向する封止
部材7の部分が、パッケージ基板5と封止部材7の接合
部(面)11(図2)となる。なお、この実施例におい
ては、図2における5aの突出高さH2は、接着剤1
0、弾性表面波素子3、接続用パッド2及びバンプ9の
合計高さH1より少し小さくなるように構成されてい
る。
【0022】そして、図2に示すように、いわゆるフェ
イスダウン方式により、封止部材7の弾性表面波素子3
が接着された面をパッケージ基板5に対向させ、弾性表
面波素子3のバンプ9がパッケージ基板5のパッケージ
端子4と当接するような位置関係になるように、封止部
材7をパッケージ基板5に接合して押圧する。このと
き、接着剤10の弾性力に基づく付勢力により、バンプ
9とパッケージ端子4が確実に接続される。但し、バン
プ9が上述のように所定の高さを有しているため、弾性
表面波素子3の主面がパッケージ基板5の対向面と接触
することはない。そして、この状態で、封止部材7とパ
ッケージ基板5の接合部11を溶接やろう付けなどの方
法で封止することにより、図1に示すような弾性表面波
部品Aが得られる。
イスダウン方式により、封止部材7の弾性表面波素子3
が接着された面をパッケージ基板5に対向させ、弾性表
面波素子3のバンプ9がパッケージ基板5のパッケージ
端子4と当接するような位置関係になるように、封止部
材7をパッケージ基板5に接合して押圧する。このと
き、接着剤10の弾性力に基づく付勢力により、バンプ
9とパッケージ端子4が確実に接続される。但し、バン
プ9が上述のように所定の高さを有しているため、弾性
表面波素子3の主面がパッケージ基板5の対向面と接触
することはない。そして、この状態で、封止部材7とパ
ッケージ基板5の接合部11を溶接やろう付けなどの方
法で封止することにより、図1に示すような弾性表面波
部品Aが得られる。
【0023】この弾性表面波部品Aにおいては、弾性表
面波素子3が封止部材7に接着されているため、封止部
材7をパッケージ基板5に取り付ける工程で、弾性表面
波素子3のくし歯状電極1と導通するバンプ9がパッケ
ージ端子4と当接して、くし歯状電極1とパッケージ端
子4が接続されることから、従来の弾性表面波部品(図
10,11)のようにボンディングワイヤを用いてくし
歯状電極とパッケージ端子とを接続することが不要にな
る。
面波素子3が封止部材7に接着されているため、封止部
材7をパッケージ基板5に取り付ける工程で、弾性表面
波素子3のくし歯状電極1と導通するバンプ9がパッケ
ージ端子4と当接して、くし歯状電極1とパッケージ端
子4が接続されることから、従来の弾性表面波部品(図
10,11)のようにボンディングワイヤを用いてくし
歯状電極とパッケージ端子とを接続することが不要にな
る。
【0024】したがって、製造工程を簡略化し、かつ、
接続信頼性を向上させることが可能になるとともに、ボ
ンディングワイヤを配設するスペースが不要になり小型
化を図ることが可能になる。さらに、弾性表面波素子3
を封止部材7に接着するための接着剤10として、接着
後も弾性を有する接着剤を使用することにより、バンプ
9とパッケージ端子4との接続をより確実なものにする
とともに、接着剤10にダンピング機能を発揮させて表
面波特性を向上させることができる。
接続信頼性を向上させることが可能になるとともに、ボ
ンディングワイヤを配設するスペースが不要になり小型
化を図ることが可能になる。さらに、弾性表面波素子3
を封止部材7に接着するための接着剤10として、接着
後も弾性を有する接着剤を使用することにより、バンプ
9とパッケージ端子4との接続をより確実なものにする
とともに、接着剤10にダンピング機能を発揮させて表
面波特性を向上させることができる。
【0025】また、封止部材7が金属(導体)から形成
されており、弾性表面波素子3の裏面を容易にアースす
ることができるため、表面波特性を向上させることがで
きる。なお、封止部材7を導電材料で形成するにあたっ
ては、金属に限らず、セラミックなどの不導体の少なく
とも一部にメタライズなどの方法で導電性を付与した材
料を用いて封止部材7を構成することも可能であり、そ
の場合にも同様の効果を得ることができる。
されており、弾性表面波素子3の裏面を容易にアースす
ることができるため、表面波特性を向上させることがで
きる。なお、封止部材7を導電材料で形成するにあたっ
ては、金属に限らず、セラミックなどの不導体の少なく
とも一部にメタライズなどの方法で導電性を付与した材
料を用いて封止部材7を構成することも可能であり、そ
の場合にも同様の効果を得ることができる。
【0026】[実施例2]また、図5は、本願発明の他
の実施例にかかる弾性表面波部品Bを示す断面図であ
り、図6はその分解断面図である。
の実施例にかかる弾性表面波部品Bを示す断面図であ
り、図6はその分解断面図である。
【0027】この弾性表面波部品Bの全体的な構成は、
上記実施例の弾性表面波部品Aの構成と同様であるた
め、上記実施例1の該当部分を援用してその説明を省略
し、ここでは、この実施例の弾性表面波部品Bの特徴部
分を中心に説明を行う。
上記実施例の弾性表面波部品Aの構成と同様であるた
め、上記実施例1の該当部分を援用してその説明を省略
し、ここでは、この実施例の弾性表面波部品Bの特徴部
分を中心に説明を行う。
【0028】この弾性表面波部品Bにおいて、封止部材
(キャップ)7の弾性表面波素子3を接着する面には、
図7に示すように、弾性表面波素子3の形状に対応する
(すなわち、弾性表面波素子3をはめ込むことができる
ように、弾性表面波素子3よりわずかに大きい)形状の
枠12が形成されている。すなわち、図7における、W
0とW1、D0とD1との関係が W0<W1 D0<D1 になるように構成されている。
(キャップ)7の弾性表面波素子3を接着する面には、
図7に示すように、弾性表面波素子3の形状に対応する
(すなわち、弾性表面波素子3をはめ込むことができる
ように、弾性表面波素子3よりわずかに大きい)形状の
枠12が形成されている。すなわち、図7における、W
0とW1、D0とD1との関係が W0<W1 D0<D1 になるように構成されている。
【0029】そして、この枠12の内側に接着剤10を
塗布した後、枠12の内側に弾性表面波素子3をはめ込
み、これを封止部材7に押圧することにより、封止部材
7の所定の位置に弾性表面波素子3を接着、固定する。
なお、接着剤10としては、ダンピング機能を発揮させ
るために、ある程度の弾力性を有するものを用いること
が好ましい。
塗布した後、枠12の内側に弾性表面波素子3をはめ込
み、これを封止部材7に押圧することにより、封止部材
7の所定の位置に弾性表面波素子3を接着、固定する。
なお、接着剤10としては、ダンピング機能を発揮させ
るために、ある程度の弾力性を有するものを用いること
が好ましい。
【0030】それから、図6に示すように、フェイスダ
ウン方式で、封止部材7の弾性表面波素子3が接着され
た面をパッケージ基板5に対向させ、弾性表面波素子3
のバンプ9がパッケージ基板5のパッケージ端子4と当
接するように、封止部材7をパッケージ基板5に接合さ
せ、その接合部11を溶接やろう付けなどの方法で封止
することにより、図5に示すような弾性表面波部品Bを
製造することができる。
ウン方式で、封止部材7の弾性表面波素子3が接着され
た面をパッケージ基板5に対向させ、弾性表面波素子3
のバンプ9がパッケージ基板5のパッケージ端子4と当
接するように、封止部材7をパッケージ基板5に接合さ
せ、その接合部11を溶接やろう付けなどの方法で封止
することにより、図5に示すような弾性表面波部品Bを
製造することができる。
【0031】この弾性表面波部品Bにおいては、上記実
施例の弾性表面波部品Aと同様の効果が得られるととも
に、さらに、弾性表面波素子3を封止部材7に接着する
工程における位置決めを容易かつ確実に行うことが可能
になり、製造工程を簡略化することができるとともに、
正確な位置への接続が可能になり、接続信頼性を向上さ
せることができる。
施例の弾性表面波部品Aと同様の効果が得られるととも
に、さらに、弾性表面波素子3を封止部材7に接着する
工程における位置決めを容易かつ確実に行うことが可能
になり、製造工程を簡略化することができるとともに、
正確な位置への接続が可能になり、接続信頼性を向上さ
せることができる。
【0032】また、枠12により接着剤10が封止部材
7の周辺部に流れ出すことを防止して、封止部材7とパ
ッケージ基板5との溶接やろう付けなどによる封止工程
で問題が生じることを確実に防止することが可能にな
る。さらに、ダンピング効果などを考慮して柔軟性(弾
性)を有する接着剤10を用いて弾性表面波素子3を封
止部材7に接着した場合において、封止部材7で該弾性
表面波素子3をパッケージ基板5に押圧したときに、弾
性表面波素子3の位置がずれることを防止して、信頼性
を向上させることが可能になる。
7の周辺部に流れ出すことを防止して、封止部材7とパ
ッケージ基板5との溶接やろう付けなどによる封止工程
で問題が生じることを確実に防止することが可能にな
る。さらに、ダンピング効果などを考慮して柔軟性(弾
性)を有する接着剤10を用いて弾性表面波素子3を封
止部材7に接着した場合において、封止部材7で該弾性
表面波素子3をパッケージ基板5に押圧したときに、弾
性表面波素子3の位置がずれることを防止して、信頼性
を向上させることが可能になる。
【0033】[実施例3]また、図8、図9は本願発明
の弾性表面波部品の製造方法を示す断面図である。この
実施例においては、上記実施例1にかかる弾性表面波部
品Aの製造方法を例にとって説明する。
の弾性表面波部品の製造方法を示す断面図である。この
実施例においては、上記実施例1にかかる弾性表面波部
品Aの製造方法を例にとって説明する。
【0034】なお、弾性表面波部品の全体的な構造は、
上記実施例1と同様であるため、上記実施例1の該当部
分を援用することとし、ここでは、その製造方法を中心
に説明を行う。
上記実施例1と同様であるため、上記実施例1の該当部
分を援用することとし、ここでは、その製造方法を中心
に説明を行う。
【0035】この実施例の製造方法においては、まず、
図3に示すように、くし歯状電極1、接続用パッド2、
バンプ9を配設してなる弾性表面波素子3の裏面(バン
プ9などが形成されていない方の面)を接着剤10によ
り封止部材7(キャップ)に接着する。
図3に示すように、くし歯状電極1、接続用パッド2、
バンプ9を配設してなる弾性表面波素子3の裏面(バン
プ9などが形成されていない方の面)を接着剤10によ
り封止部材7(キャップ)に接着する。
【0036】それから、図9に示すように、パッケージ
端子4が配設されたパッケージ基板5の接合部11(パ
ッケージ基板5の周辺部(突出部)5aの上面)に接合
封止材(例えば、半田)13を盛り付ける。
端子4が配設されたパッケージ基板5の接合部11(パ
ッケージ基板5の周辺部(突出部)5aの上面)に接合
封止材(例えば、半田)13を盛り付ける。
【0037】このとき、接着剤10、弾性表面波素子
3、接続用パッド2及びバンプ9の高さの合計H1、パ
ッケージ基板5の周辺部(突出部)5aの突出高さ
H2、このH 2に接合封止材13の高さを加えた値H3と
の間には、 H3>H1>H2 の関係が成立つようにする。なお、接合封止材13は、
封止部材7とパッケージ基板5とを接合して封止するも
のであり、例えば、熱硬化性の接着剤のように当初は流
動性を有し、加熱することにより硬化する材料や、熱可
塑性の樹脂や半田のように熱を加えることにより、可塑
性や流動性を発揮する材料など、封止部材7をパッケー
ジ基板5に取り付ける段階において流動性あるいは可塑
性を有する種々の材料を用いることが可能である。ま
た、接合封止材13は、封止部材7の接合面11上に設
けられていてもよい。
3、接続用パッド2及びバンプ9の高さの合計H1、パ
ッケージ基板5の周辺部(突出部)5aの突出高さ
H2、このH 2に接合封止材13の高さを加えた値H3と
の間には、 H3>H1>H2 の関係が成立つようにする。なお、接合封止材13は、
封止部材7とパッケージ基板5とを接合して封止するも
のであり、例えば、熱硬化性の接着剤のように当初は流
動性を有し、加熱することにより硬化する材料や、熱可
塑性の樹脂や半田のように熱を加えることにより、可塑
性や流動性を発揮する材料など、封止部材7をパッケー
ジ基板5に取り付ける段階において流動性あるいは可塑
性を有する種々の材料を用いることが可能である。ま
た、接合封止材13は、封止部材7の接合面11上に設
けられていてもよい。
【0038】それから、封止部材7の弾性表面波素子3
が接着された面を下向きにしてパッケージ基板5上に封
止部材7を載置する。
が接着された面を下向きにしてパッケージ基板5上に封
止部材7を載置する。
【0039】このとき、まず、封止部材7が、パッケー
ジ基板5の周辺部(突出部)5aの上面(接合部)11
に盛り付けられた接合封止材13(この実施例では半
田)に当接するが、H3>H1の関係があるため、バンプ
9とパッケージ端子4はこの時点ではまだ接触していな
い。
ジ基板5の周辺部(突出部)5aの上面(接合部)11
に盛り付けられた接合封止材13(この実施例では半
田)に当接するが、H3>H1の関係があるため、バンプ
9とパッケージ端子4はこの時点ではまだ接触していな
い。
【0040】次に、接合封止材(半田)13を加熱して
溶融させるとともに、バンプ9とパッケージ端子4が当
接するまで、封止部材7を降下させた後、さらに、封止
部材7を押圧して、バンプ9とパッケージ端子4が当接
した状態で接合封止材(半田)13を硬化させ、弾性表
面波素子3をパッケージ8内に封止するとともに、バン
プ9とパッケージ端子4を電気的に接続させる。
溶融させるとともに、バンプ9とパッケージ端子4が当
接するまで、封止部材7を降下させた後、さらに、封止
部材7を押圧して、バンプ9とパッケージ端子4が当接
した状態で接合封止材(半田)13を硬化させ、弾性表
面波素子3をパッケージ8内に封止するとともに、バン
プ9とパッケージ端子4を電気的に接続させる。
【0041】なお、接合封止材13が、はじめから可塑
性、流動性を有している場合には、そのまま、バンプ9
とパッケージ端子4が当接するまで、封止部材7を押圧
した後、封止部材7を押圧した状態で、加熱するなどの
方法により接合封止材13を硬化させる。
性、流動性を有している場合には、そのまま、バンプ9
とパッケージ端子4が当接するまで、封止部材7を押圧
した後、封止部材7を押圧した状態で、加熱するなどの
方法により接合封止材13を硬化させる。
【0042】この実施例の製造方法によれば、バンプ9
とパッケージ端子4とを接合させる工程と、封止部材7
をパッケージ基板5に固定して弾性表面波素子3をパッ
ケージ8内に封止する工程とを同時に、かつ、確実に行
うことが可能になり、製造工程を簡略化することが可能
になる。
とパッケージ端子4とを接合させる工程と、封止部材7
をパッケージ基板5に固定して弾性表面波素子3をパッ
ケージ8内に封止する工程とを同時に、かつ、確実に行
うことが可能になり、製造工程を簡略化することが可能
になる。
【0043】なお、本願発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、弾性表面波素子の構造(くし歯状電極
や接続用パッド、あるいはバンプの形状など)、封止部
材やパッケージ基板あるいはパッケージ端子の構造など
に関し、本願発明の要旨の範囲内において種々の応用、
変形を加えることが可能である。
るものではなく、弾性表面波素子の構造(くし歯状電極
や接続用パッド、あるいはバンプの形状など)、封止部
材やパッケージ基板あるいはパッケージ端子の構造など
に関し、本願発明の要旨の範囲内において種々の応用、
変形を加えることが可能である。
【0044】
【発明の効果】上述のように、本願発明の弾性表面波部
品は、一方の主面にくし歯状電極と、該くし歯状電極と
導通し、かつ、該一方の主面がパッケージ基板と接触し
ない程度の高さを有するバンプが形成された弾性表面波
素子の他方の主面を接着剤により封止部材に接着すると
ともに、該弾性表面波素子が接着された封止部材を、弾
性表面波素子に形成されたバンプとパッケージ基板に形
成されたパッケージ端子とが当接し、かつ、封止部材と
パッケージ基板とにより形成される空間が封止されるよ
うにパッケージ基板に取り付けることにより、弾性表面
波素子をパッケージ内に収納、封止するようにしている
ので、製造工程を簡略化し、かつ、接続信頼性を向上さ
せることが可能になるとともに、ボンディングワイヤを
配設するスペースが不要になり小型化を図ることが可能
になる。さらに、弾性表面波素子を封止部材に接着する
ための接着剤として弾性を有する接着剤を使用すること
により、接着剤にダンピング機能を発揮させて表面波特
性を向上させることができる。
品は、一方の主面にくし歯状電極と、該くし歯状電極と
導通し、かつ、該一方の主面がパッケージ基板と接触し
ない程度の高さを有するバンプが形成された弾性表面波
素子の他方の主面を接着剤により封止部材に接着すると
ともに、該弾性表面波素子が接着された封止部材を、弾
性表面波素子に形成されたバンプとパッケージ基板に形
成されたパッケージ端子とが当接し、かつ、封止部材と
パッケージ基板とにより形成される空間が封止されるよ
うにパッケージ基板に取り付けることにより、弾性表面
波素子をパッケージ内に収納、封止するようにしている
ので、製造工程を簡略化し、かつ、接続信頼性を向上さ
せることが可能になるとともに、ボンディングワイヤを
配設するスペースが不要になり小型化を図ることが可能
になる。さらに、弾性表面波素子を封止部材に接着する
ための接着剤として弾性を有する接着剤を使用すること
により、接着剤にダンピング機能を発揮させて表面波特
性を向上させることができる。
【0045】また、封止部材の、弾性表面波素子が接着
される面に、弾性表面波素子をはめ込むための枠を形成
した場合には、弾性表面波素子を封止部材に接着する工
程における位置決めを容易かつ確実に行うことが可能に
なり、製造工程をさらに簡略化することができるととも
に、正確な位置への接続が可能になり、接続信頼性を向
上させることができる。
される面に、弾性表面波素子をはめ込むための枠を形成
した場合には、弾性表面波素子を封止部材に接着する工
程における位置決めを容易かつ確実に行うことが可能に
なり、製造工程をさらに簡略化することができるととも
に、正確な位置への接続が可能になり、接続信頼性を向
上させることができる。
【0046】また、接着剤が封止部材の周辺部に流れ出
すことを防止して、封止部材とパッケージ基板との間を
確実に封止することが可能になる。さらに、ダンピング
効果などを考慮して弾性(柔軟性)のある接着剤を用い
て弾性表面波素子を封止部材に接着した場合にも、弾性
表面波素子の位置ずれが生じることを防止して、信頼性
を向上させることができる。
すことを防止して、封止部材とパッケージ基板との間を
確実に封止することが可能になる。さらに、ダンピング
効果などを考慮して弾性(柔軟性)のある接着剤を用い
て弾性表面波素子を封止部材に接着した場合にも、弾性
表面波素子の位置ずれが生じることを防止して、信頼性
を向上させることができる。
【0047】さらに、封止部材を、導電材料、またはセ
ラミックなどの不導体の少なくとも一部にメタライズな
どの方法で導電性を付与した材料から形成することによ
り、弾性表面波素子の裏面を容易にアースすることがで
きるため、表面波特性を向上させることが可能になる。
ラミックなどの不導体の少なくとも一部にメタライズな
どの方法で導電性を付与した材料から形成することによ
り、弾性表面波素子の裏面を容易にアースすることがで
きるため、表面波特性を向上させることが可能になる。
【0048】また、本願発明の弾性表面波部品の製造方
法は、パッケージ基板と封止部材の接合面間に、封止部
材をパッケージ基板に取り付ける段階では流動性あるい
は可塑性を有する接合封止材を介在させ、封止部材に接
着された弾性表面波素子に形成されたバンプとパッケー
ジ端子とが当接するように、パッケージ基板と封止部材
を接合した後、接合封止材を硬化させるようにしている
ので、バンプとパッケージ端子とを接合させる工程と、
封止部材をパッケージ基板に固定して弾性表面波素子を
パッケージ内に封止する工程とを同時に、かつ、確実に
行うことが可能になり、本願発明にかかる弾性表面波部
品を容易かつ確実に製造することが可能になる。
法は、パッケージ基板と封止部材の接合面間に、封止部
材をパッケージ基板に取り付ける段階では流動性あるい
は可塑性を有する接合封止材を介在させ、封止部材に接
着された弾性表面波素子に形成されたバンプとパッケー
ジ端子とが当接するように、パッケージ基板と封止部材
を接合した後、接合封止材を硬化させるようにしている
ので、バンプとパッケージ端子とを接合させる工程と、
封止部材をパッケージ基板に固定して弾性表面波素子を
パッケージ内に封止する工程とを同時に、かつ、確実に
行うことが可能になり、本願発明にかかる弾性表面波部
品を容易かつ確実に製造することが可能になる。
【図1】本願発明の一実施例にかかる弾性表面波部品を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本願発明の一実施例にかかる弾性表面波部品を
示す分解断面図である。
示す分解断面図である。
【図3】本願発明の一実施例にかかる弾性表面波部品の
弾性表面波素子を示す図であり、(a)は平面図、
(b)は正面図である。
弾性表面波素子を示す図であり、(a)は平面図、
(b)は正面図である。
【図4】本願発明の一実施例にかかる弾性表面波部品の
パッケージ基板を示す図であり、(a)は平面図、
(b)は正面図である。
パッケージ基板を示す図であり、(a)は平面図、
(b)は正面図である。
【図5】本願発明の他の実施例にかかる弾性表面波部品
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】図5の弾性表面波部品の分解断面図である。
【図7】図5の弾性表面波部品の封止部材に形成された
枠に弾性表面波素子をはめ込む工程を示す斜視図であ
る。
枠に弾性表面波素子をはめ込む工程を示す斜視図であ
る。
【図8】本願発明の実施例にかかる弾性表面波部品の製
造方法を示す断面図である。
造方法を示す断面図である。
【図9】本願発明の実施例にかかる弾性表面波部品の製
造方法を示す分解断面図である。
造方法を示す分解断面図である。
【図10】従来の弾性表面波部品を示す断面図である。
【図11】従来の他の弾性表面波部品を示す断面図であ
る。
る。
【図12】図11の弾性表面波部品の弾性表面波素子を
示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図であ
る。
示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図であ
る。
【図13】従来の他の弾性表面波部品を示す断面図であ
る。
る。
A,B 弾性表面波部品 1 くし歯状電極 2 接続用パッド 3 弾性表面波素子 4 パッケージ端子 5 パッケージ基板 5a パッケージ基板の周辺部(突出部) 7 封止部材 8 パッケージ 9 バンプ 10 接着剤 11 接合部 12 枠 13 接合封止材
Claims (5)
- 【請求項1】 パッケージ基板と封止部材からなるパッ
ケージ内に弾性表面波素子を収納、封止してなる弾性表
面波部品において、一方の主面にくし歯状電極と、該く
し歯状電極と導通し、かつ、該一方の主面をパッケージ
基板の対向面に接触させない程度の高さを有するバンプ
が形成された弾性表面波素子の他方の主面を接着剤によ
り封止部材に接着するとともに、封止部材を、弾性表面
波素子に形成されたバンプとパッケージ基板に形成され
たパッケージ端子とが当接し、かつ、封止部材とパッケ
ージ基板とにより形成される空間が封止されるようにパ
ッケージ基板に取り付けて、弾性表面波素子をパッケー
ジ内に封止したことを特徴とする弾性表面波部品。 - 【請求項2】 請求項1記載の弾性表面波部品であっ
て、前記封止部材の、前記弾性表面波素子が接着される
面に、前記弾性表面波素子をはめ込む枠を形成したこと
を特徴とする弾性表面波部品。 - 【請求項3】 前記封止部材を、導電材料、またはセラ
ミックなどの不導体の少なくとも一部にメタライズなど
の方法で導電性を付与した材料から形成したことを特徴
とする請求項1または2記載の弾性表面波部品。 - 【請求項4】 封止部材に弾性表面波素子を接着するた
めの前記接着剤として、弾性を有する接着剤を用いたこ
とを特徴とする請求項1,2または3記載の弾性表面波
部品 - 【請求項5】 前記パッケージ基板と前記封止部材の接
合面間に、封止部材をパッケージ基板に取り付ける段階
では流動性あるいは可塑性を有する接合封止材を介在さ
せ、封止部材に接着された弾性表面波素子に形成された
バンプとパッケージ端子とが当接した状態で、接合封止
材を硬化させることにより、弾性表面波素子を封止部材
とパッケージ基板とにより形成される空間内に封止する
ようにしたことを特徴とする請求項1,2,3または4
記載の弾性表面波部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23782592A JPH0661778A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 弾性表面波部品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23782592A JPH0661778A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 弾性表面波部品及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0661778A true JPH0661778A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=17020964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23782592A Pending JPH0661778A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 弾性表面波部品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661778A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6698084B2 (en) * | 2000-09-07 | 2004-03-02 | Tdk Corporation | Method for manufacturing radio frequency module components with surface acoustic wave element |
| US20130014361A1 (en) * | 2005-02-03 | 2013-01-17 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing a piezoelectric vibrator |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP23782592A patent/JPH0661778A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6698084B2 (en) * | 2000-09-07 | 2004-03-02 | Tdk Corporation | Method for manufacturing radio frequency module components with surface acoustic wave element |
| US20130014361A1 (en) * | 2005-02-03 | 2013-01-17 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing a piezoelectric vibrator |
| US8732924B2 (en) * | 2005-02-03 | 2014-05-27 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing a piezoelectric vibrator |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011030 |