JPH0661872B2 - フレネルレンズ - Google Patents
フレネルレンズInfo
- Publication number
- JPH0661872B2 JPH0661872B2 JP10724992A JP10724992A JPH0661872B2 JP H0661872 B2 JPH0661872 B2 JP H0661872B2 JP 10724992 A JP10724992 A JP 10724992A JP 10724992 A JP10724992 A JP 10724992A JP H0661872 B2 JPH0661872 B2 JP H0661872B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fresnel lens
- resin plate
- curable resin
- transparent resin
- ultraviolet curable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオプロジェクタ
(ビデオ映像光学的投影装置)の光学系の構成部材とし
て透過形スクリーン(通常レンチキュラースクリーンと
呼ばれている)と共に使用されるフレネルレンズ(凸レ
ンズの表面を同心円で分割し、レンズ中心部の厚さを、
レンズの周辺部とほぼ同一にした薄いレンズ)に関する
ものである。
(ビデオ映像光学的投影装置)の光学系の構成部材とし
て透過形スクリーン(通常レンチキュラースクリーンと
呼ばれている)と共に使用されるフレネルレンズ(凸レ
ンズの表面を同心円で分割し、レンズ中心部の厚さを、
レンズの周辺部とほぼ同一にした薄いレンズ)に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフレネルレンズとして
は、変形可能温度に加熱した熱可塑性を有する例えば透
明ポリカーボネート樹脂板または透明アクリル樹脂板
を、あらかじめ所定温度に加熱した一対のフレネルレン
ズ金型間に介挿して所定形状に加圧成形し、金型温度が
約70℃程度に低下した時点でレンズを金型から取り出
すことによって成形したものが広く用いられている。
は、変形可能温度に加熱した熱可塑性を有する例えば透
明ポリカーボネート樹脂板または透明アクリル樹脂板
を、あらかじめ所定温度に加熱した一対のフレネルレン
ズ金型間に介挿して所定形状に加圧成形し、金型温度が
約70℃程度に低下した時点でレンズを金型から取り出
すことによって成形したものが広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなフレネルレ
ンズは、フレネルレンズ金型内で加熱・加圧成形した後
冷却されるために、冷却時に温度の不均一が生じ、レン
ズ自体に反りが発生したり、熱収縮の不均一が発生して
高い精度のフレネルレンズを得ることができなかった。
そこで、例えば特開昭59−141号公報に示されてい
るように金型内に紫外線硬化性樹脂を注入したのち、こ
の樹脂に紫外線を照射し、これを硬化させて成形した紫
外線硬化性樹脂のみでなるフレネルレンズが提案されて
いるが、この場合は、紫外線によって樹脂が硬化するた
め、反りや熱収縮の不均一が発生する恐れはないが、ポ
リカーボネート樹脂またはアクリル樹脂と比較して透明
度が悪く、しかも高価である欠点がある。
ンズは、フレネルレンズ金型内で加熱・加圧成形した後
冷却されるために、冷却時に温度の不均一が生じ、レン
ズ自体に反りが発生したり、熱収縮の不均一が発生して
高い精度のフレネルレンズを得ることができなかった。
そこで、例えば特開昭59−141号公報に示されてい
るように金型内に紫外線硬化性樹脂を注入したのち、こ
の樹脂に紫外線を照射し、これを硬化させて成形した紫
外線硬化性樹脂のみでなるフレネルレンズが提案されて
いるが、この場合は、紫外線によって樹脂が硬化するた
め、反りや熱収縮の不均一が発生する恐れはないが、ポ
リカーボネート樹脂またはアクリル樹脂と比較して透明
度が悪く、しかも高価である欠点がある。
【0004】本発明はかかる点に着目してなされたもの
で、互いに重合接着された透明樹脂板と紫外線硬化性樹
脂とによって、透明度が良好で高精度のフレネルレンズ
を得ることを目的とする。
で、互いに重合接着された透明樹脂板と紫外線硬化性樹
脂とによって、透明度が良好で高精度のフレネルレンズ
を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフレネルレ
ンズは、透明樹脂板と、この透明樹脂板に重合接着さ
れ、かつ反透明樹脂板側にフレネルレンズ面を有する紫
外線硬化性樹脂とから構成したものである。
ンズは、透明樹脂板と、この透明樹脂板に重合接着さ
れ、かつ反透明樹脂板側にフレネルレンズ面を有する紫
外線硬化性樹脂とから構成したものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、互いに重合接着された透明樹
脂板と、紫外線硬化性樹脂とによってフレネルレンズを
構成したので、反りや熱収縮の不均一が発生する恐れが
なく、紫外線硬化性樹脂のみで形成したフレネルレンズ
よりも透明度が向上し、紫外線硬化性樹脂の使用量が半
減する。
脂板と、紫外線硬化性樹脂とによってフレネルレンズを
構成したので、反りや熱収縮の不均一が発生する恐れが
なく、紫外線硬化性樹脂のみで形成したフレネルレンズ
よりも透明度が向上し、紫外線硬化性樹脂の使用量が半
減する。
【0007】
実施例1 以下、図示実施例により本発明を説明する。図1は本発
明の一実施例に係るフレネルレンズの構成を示す断面図
である。図において、1はフレネルレンズであり、アク
リル樹脂板またはポリカーボネート樹脂からなる透明樹
脂板2と、透明樹脂板2に重合接着され、かつ反透明樹
脂板側にフレネルレンズ面3aを有する紫外線硬化性樹
脂3とから構成されている。
明の一実施例に係るフレネルレンズの構成を示す断面図
である。図において、1はフレネルレンズであり、アク
リル樹脂板またはポリカーボネート樹脂からなる透明樹
脂板2と、透明樹脂板2に重合接着され、かつ反透明樹
脂板側にフレネルレンズ面3aを有する紫外線硬化性樹
脂3とから構成されている。
【0008】図2は本実施例のフレネルレンズの製造に
使用されるフレネルレンズ金型を示す断面図であり、図
中4は下型5と、下型5に着脱自在に重合する上型6と
から形成されたフレネルレンズ金型である。下型5は、
その内面に所定形状のフレネルレンズ面5aが形成され
るとともに、一側に紫外線硬化性樹脂を注入する注入口
5bが、また他側に真空ポンプ(図示せず)によって排
気される排気口5cが、それぞれ設けられている。上型
6は、その内周に透明樹脂板2を着脱自在に密に嵌合さ
せるための段部6aが形成されている。なお、7は紫外
線硬化性樹脂を注入口5bから注入するための空洞、8
は空洞7内に注入された紫外線硬化性樹脂(図示せず)
に、透明樹脂板2を介して紫外線9を照射する紫外線照
射装置であり、透明樹脂板2の内面2aは、空洞7内に
注入されて硬化する紫外線硬化性樹脂との接着性を向上
させるために、放電処理等の加工が施されている。
使用されるフレネルレンズ金型を示す断面図であり、図
中4は下型5と、下型5に着脱自在に重合する上型6と
から形成されたフレネルレンズ金型である。下型5は、
その内面に所定形状のフレネルレンズ面5aが形成され
るとともに、一側に紫外線硬化性樹脂を注入する注入口
5bが、また他側に真空ポンプ(図示せず)によって排
気される排気口5cが、それぞれ設けられている。上型
6は、その内周に透明樹脂板2を着脱自在に密に嵌合さ
せるための段部6aが形成されている。なお、7は紫外
線硬化性樹脂を注入口5bから注入するための空洞、8
は空洞7内に注入された紫外線硬化性樹脂(図示せず)
に、透明樹脂板2を介して紫外線9を照射する紫外線照
射装置であり、透明樹脂板2の内面2aは、空洞7内に
注入されて硬化する紫外線硬化性樹脂との接着性を向上
させるために、放電処理等の加工が施されている。
【0009】次に、本実施例のフレネルレンズを製造す
る手順について説明すると、まず真空ポンプによって排
気口5cから空洞7内を真空引きしながら注入口5bか
ら紫外線硬化性樹脂を空洞7内に注入する。空洞7内に
紫外線硬化性樹脂が充満すると、これに紫外線照射装置
8から紫外線9を照射し硬化させる。このようにして、
図1に示す如く、フレネルレンズの基本形状部分である
フレネルレンズ面3aを有する紫外線硬化性樹脂3と、
これに重合接着された透明樹脂板2とから構成されたフ
レネルレンズ1が得られる。
る手順について説明すると、まず真空ポンプによって排
気口5cから空洞7内を真空引きしながら注入口5bか
ら紫外線硬化性樹脂を空洞7内に注入する。空洞7内に
紫外線硬化性樹脂が充満すると、これに紫外線照射装置
8から紫外線9を照射し硬化させる。このようにして、
図1に示す如く、フレネルレンズの基本形状部分である
フレネルレンズ面3aを有する紫外線硬化性樹脂3と、
これに重合接着された透明樹脂板2とから構成されたフ
レネルレンズ1が得られる。
【0010】このようにフレネルレンズの基本形状部分
であるフレネルレンズ面3aを有する紫外線硬化性樹脂
3と、これと互いに重合接着された透明樹脂2とによっ
てフレネルレンズ1を構成したので、反りや熱収縮の不
均一が発生する恐れがなく、高精度のフレネルレンズを
得ることができる。また、紫外線硬化性樹脂のみで形成
した従来のフレネルレンズよりも透明度が向上し、しか
も紫外線硬化性樹脂の使用量が半減するので、フレネル
レンズのコストダウンも図ることができる。
であるフレネルレンズ面3aを有する紫外線硬化性樹脂
3と、これと互いに重合接着された透明樹脂2とによっ
てフレネルレンズ1を構成したので、反りや熱収縮の不
均一が発生する恐れがなく、高精度のフレネルレンズを
得ることができる。また、紫外線硬化性樹脂のみで形成
した従来のフレネルレンズよりも透明度が向上し、しか
も紫外線硬化性樹脂の使用量が半減するので、フレネル
レンズのコストダウンも図ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、フ
レネルレンズを、透明樹脂板と、この透明樹脂板に重合
接着され、かつ反透明樹脂板側にフレネルレンズ面を有
する紫外線硬化性樹脂とにより構成したので、反りや熱
収縮の不均一が発生する恐れがなく、高精度で透明度の
優れた安価なフレネルレンズを得ることができる。
レネルレンズを、透明樹脂板と、この透明樹脂板に重合
接着され、かつ反透明樹脂板側にフレネルレンズ面を有
する紫外線硬化性樹脂とにより構成したので、反りや熱
収縮の不均一が発生する恐れがなく、高精度で透明度の
優れた安価なフレネルレンズを得ることができる。
【図1】本発明の一実施例によるフレネルレンズを示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明におけるフレネルレンズを製造する場合
に使用されるフレネルレンズ金型を示す断面図である。
に使用されるフレネルレンズ金型を示す断面図である。
1 フレネルレンズ 2 透明樹脂板 2a 内面(接合面) 3 紫外線硬化性樹脂 3a フレネルレンズ面
Claims (2)
- 【請求項1】 透明樹脂板と、この透明樹脂板に重合接
着され、かつ反透明樹脂板側にフレネルレンズ面を有す
る紫外線硬化性樹脂とを備えてなるフレネルレンズ。 - 【請求項2】 透明樹脂板は、紫外線硬化性樹脂との接
合面に放電処理を施したことを特徴とする請求項1記載
のフレネルレンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10724992A JPH0661872B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | フレネルレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10724992A JPH0661872B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | フレネルレンズ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1772085A Division JPS61177215A (ja) | 1985-02-02 | 1985-02-02 | フレネルレンズの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05119205A JPH05119205A (ja) | 1993-05-18 |
| JPH0661872B2 true JPH0661872B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=14454267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10724992A Expired - Lifetime JPH0661872B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | フレネルレンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661872B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1359463B1 (en) * | 1995-10-25 | 2006-08-02 | Toppan Printing Co., Ltd. | Lenticular sheet, rear-projection screen or television using the same, and fabrication method for said lenticular sheet |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP10724992A patent/JPH0661872B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05119205A (ja) | 1993-05-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5225935A (en) | Optical device having a microlens and a process for making microlenses | |
| US3222432A (en) | Methods of producing optical and ophthalmic lenses from thermosetting resin materials | |
| US4948537A (en) | Method of producing a resin mold for rear projection screen | |
| JPH0338091B2 (ja) | ||
| JPH11211902A (ja) | 平板型マイクロレンズアレイ | |
| JPH0661872B2 (ja) | フレネルレンズ | |
| JP2011043605A (ja) | ウエハレンズ、ウエハレンズ積層体、ウエハレンズの製造方法、撮像レンズ及び撮像レンズの製造方法 | |
| US20030090616A1 (en) | Method of and apparatus for producing liquid crystal display unit | |
| JPS61219611A (ja) | ビデオプロジエクタ用スクリ−ンの製造方法 | |
| JP3645067B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
| JPS61116338A (ja) | ビデオプロジエクタ用スクリ−ンの製造装置 | |
| JPS61219610A (ja) | ビデオプロジエクタ用スクリ−ンの製造方法 | |
| JP2000241606A (ja) | 平板型マイクロレンズ、平板型レンズ、液晶表示装置、光学系および投射型表示装置 | |
| JPS61164807A (ja) | ビデオプロジエクタ−用スクリ−ンの製造方法 | |
| JPH07100835A (ja) | 光学部品の製造用金型およびその金型を有する光学部品の製造装置並びに光学部品の製造方法 | |
| TW202209424A (zh) | 遮罩版及其製備方法 | |
| JP3733202B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法及び製造装置 | |
| JPS61114233A (ja) | ビデオプロジエクタ−用スクリ−ンの製造方法 | |
| JPH10104405A (ja) | 光学基板およびその製造方法 | |
| JP3651471B2 (ja) | 液晶表示装置の製造装置 | |
| JPS61167506A (ja) | ビデオプロジエクタ−用スクリ−ンの製造方法 | |
| JPH06202093A (ja) | 貼合わせ構造 | |
| JPH04195031A (ja) | 透過形スクリーンとその成形方法および装置 | |
| JP3968322B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法及び製造装置 | |
| JPS61182908A (ja) | ビデオプロジエクタ用スクリ−ンの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |