JPH0662495B2 - 高純度テレフタル酸の製法 - Google Patents

高純度テレフタル酸の製法

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JPH0662495B2
JPH0662495B2 JP11234586A JP11234586A JPH0662495B2 JP H0662495 B2 JPH0662495 B2 JP H0662495B2 JP 11234586 A JP11234586 A JP 11234586A JP 11234586 A JP11234586 A JP 11234586A JP H0662495 B2 JPH0662495 B2 JP H0662495B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高純度テレフタル酸の製法に関するものであ
り、詳しくは、直接、グリコール成分と反応させてポリ
エステルを製造することのできる高純度テレフタル酸の
製法に関するものである。
〔従来の技術〕
テレフタル酸はポリエステルの原料として有用であり、
通常、パラキシレンを酢酸溶媒中、重金属及び臭素を含
有する触媒の存在下、分子状酸素と反応させる所謂、S
D法により製造されている。しかしながら、通常、SD
法により製造されるテレフタル酸中には1000〜3000ppm
の4−カルボキシベンズアルデヒド(以下、4CBAと
略称する)が不純物として含有されているため、そのま
ま、例えば、繊維用、フイルム用などのポリエステル原
料として使用することはできない。
そのため、従来、テレフタル酸をメタノールと反応させ
てジメチルテレフタレートとし精製したのち、グリコー
ル成分と反応させるか、又は、テレフタル酸を高温、高
圧下で水溶媒中に溶解し、例えば、パラジウムなどの貴
金属触媒と接触させて精製したのち、ポリエステル原料
とする方法が採られてきた。
しかしながら、これらの方法はいずれも、SD法による
粗テレフタル酸の製造プラントの他に、精製用の別のプ
ラントを必要とする問題があつた。そこで、近年、パラ
キシレンの酸化を行なうに際し、特定の触媒、酸化条
件、又は酸化方式を採用することにより、1つのプラン
トで直接、高純度テレフタル酸を製造できるようになつ
た。
例えば、1つのプラントで直接、4CBA含有量が50
0ppm以下の高純度テレフタル酸を工業的有利に製造す
るための方法として、パラキシレンを酸化して得たテレ
フタル酸を含有する混合物を、特定の条件下、235℃
以上の高温で追酸化するプロセスを含む方法が知られて
いる。この方法はテレフタル酸の製造中に起る酢酸溶媒
の燃焼損失が少ないので、工業的に有利な方法であり、
得られるテレフタル酸は4CBA含有量が低く、また、
透過率も高いので、例えば、繊維用又はフイルム用など
のポリエステルを製造するための原料として、商業的に
十分、使用できるものである。また、ポリエステルを製
造した場合の色調を更に向上させるために、例えば、特
開昭59-106,435号のように、高温での追酸化終了後の反
応混合物を晶析段階において分子状酸素と接触させる方
法が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の高温での追酸化を施した後の反応混合物
と分子状酸素との接触処理を効率的に行ない、より一
層、高品質のポリエステルを製造することのできるテレ
フタル酸を得ようとするものであり、この目的は特定の
位置において分子状酸素を供給することにより達成され
る。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明の要旨は、パラキシレンを酢酸溶媒
中、重金属及び臭素よりなる触媒の存在下、180〜2
30℃の温度において分子状酸素によりパラキシレンの
95重量%以上をテレフタル酸に酸化し、必要に応じ
て、第1酸化反応の温度よりも低い温度にて分子状酸素
により追酸化した混合物を、235〜290℃の温度に
て分子状酸素により追酸化し、次いで、この混合物を1
60〜230℃に調節された第1晶析器に送り、順次、
晶析した後、この混合物よりテレフタル酸結晶を回収す
るテレフタル酸の連続的製法において、追酸化終了後の
反応混合物を第1晶析器に移送する送液ライン中に分子
状酸素を供給することを特徴とする高純度テレフタル酸
の製法に存する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で対象となるテレフタル酸の製造法としては、パ
ラキシレンを酢酸溶媒中、重金属及び臭素を含有する触
媒の存在下、分子状酸素と反応させる方法が挙げられ
る。
本発明では、先ず、通常、撹拌槽型の第1反応器でパラ
キシレンの95重量%以上、好ましくは98重量%以上
をテレフタル酸に酸化するが、通常その反応温度は18
0〜230℃、好ましくは190〜210℃であり、圧
力は数kg/cm2〜100kg/cm2、好ましくは10〜30
kg/cm2である。反応温度があまり低いとパラキシレン
も十分に酸化することができず、逆に、あまり高すぎる
と高純度のテレフタル酸が得られないばかりか酢酸溶媒
の燃焼損失が増大するので好ましくない。また、第1反
応器での反応時間はパラキシレンの95重量%以上がテ
レフタル酸に酸化できる時間が必要であり、通常、30
〜200分、好ましくは40〜150分程度である。こ
の酸化反応においては通常、生成したテレフタル酸は殆
んど結晶として析出する。
本発明で使用する触媒は通常、コバルト−マンガン−臭
素の三元素を含むものであり、例えば、溶媒に対してコ
バルト金属として120〜600ppm、好ましくは15
0〜400ppmのコバルト化合物、コバルトに対してマ
ンガン金属として0.3〜1.5倍のマンガン化合物及
び溶媒に対して臭素として500〜2000ppm、好ま
しくは600〜1500ppmの臭素化合物が使用され
る。これらの化合物の具体例としては、酢酸コバルト、
ナフテン酸コバルトなどのコバルト化合物、酢酸マンガ
ン、ナフテン酸マンガンなどのマンガン化合物及び臭化
水素、臭化ナトリウム、臭化コバルト、臭化マンガンな
どの臭素化合物が挙げられる。なお、臭化マンガン、臭
化コバルトを使用した場合には、二種の触媒成分を兼ね
ることもできる。
第1反応器に供給するパラキシレンと溶媒との割合は通
常、パラキシレンに対して2〜6重量倍であり、溶媒が
あまり少ない場合には、反応器内の撹拌が良好に行なわ
れず、更に、後述する高温の再追酸化が良好に行なわれ
ないので好ましくない。また、酢酸溶媒中には例えば、
20重量%以下の水を含有していてもよい。第1反応器
の液相中に供給する分子状酸素は通常空気でよく、パラ
キシレンに対し分子状酸素として3〜100モル倍の割
合であり、通常、酸化排ガス中の酸素濃度が1.5〜8
重量%となるように供給される。
上述の第1酸化反応では反応器からの凝縮性ガスを冷却
して得た凝縮液の一部を反応器に還流することなく系外
に抜き出すことによつて、反応器内の水分濃度を例え
ば、5〜15重量%と低濃度に調節してもよい。
また、本発明では第1反応器における温度、圧力、滞留
時間及び触媒組成などを調節することにより、反応母液
中の4CBA濃度を1000〜3000ppmに保持するのが好ま
しい。この反応母液中の4CBA濃度は低いほど高純度
のテレフタル酸を得ることができるが、一方、そのよう
な条件下で酸化反応を行なう場合は、酢酸溶媒の燃焼は
増大する方向にある。しかし、本発明の方法において
は、この反応母液中の4CBA濃度をある程度、高く保
持しても、後述の追酸化により、高純度のテレフタル酸
を最終的に得ることができるので、第1反応器での酢酸
溶媒の燃焼を著しく抑制することができる。
次に、第1反応器で得られたテレフタル酸を含有するス
ラリーを235〜290℃の温度にて分子状酸素により
良酸化するが、本発明では、その前に必要に応じて、前
記スラリーを通常、パラキシレンを供給することなく、
第1反応器の反応温度よりも0〜50℃、好ましくは2
〜30℃低い温度で分子状酸素により予備的な追酸化を
行なうと、より一層、効果的に高純度のテレフタル酸を
得ることができるので望ましい。この予備的な追酸化で
は、主に、反応母液中の酸化中間体が酸化されるが、こ
の際の処理温度があまり低い場合には、酸化中間体を十
分に酸化することができない。この追酸化処理の時間は
通常、20〜90分、好ましくは30〜60分である。
また、この追酸化で使用する分子状酸素は反応混合物中
に含まれる被酸化物が少量であるので、その供給量は第
1反応器への供給量の1/10〜1/1000であり、通常、酸化
排ガス中の酸素濃度が1〜6容量%となる量が好まし
い。分子状酸素としては通常、空気又は不活性ガスで希
釈した空気が用いられる。
235〜290℃における追酸化は前記スラリーを別の
撹拌槽型の反応器に供給し、通常、パラキシレンを供給
することなく、分子状酸素により追酸化を行なうが、こ
の処理ではテレフタル酸粒子中の酸化中間体が母液中に
抽出され、そして酸化される。この際の処理温度はあま
り低いとテレフタル酸粒子中の酸化中間体が良好に抽出
されず、また、あまり高いとエネルギー的に経済的でな
いばかりか、着色不純物が生成する恐れがあるので、好
ましくは240〜280℃である。反応圧力は反応混合物を液
相に保持できる圧力が必要であり、通常、工業的には3
0〜100kg/cm2である。また、滞留時間は5〜12
0分、好ましくは10〜60分である。
この高温における追酸化の工程では反応混合物中に含ま
れる被酸化物が極めて少量であり、しかも、高温である
ため、分子状酸化の供給量をあまり多くすること、酢酸
溶媒の燃焼が増大する。したがつて、通常、分子状酸素
の供給量は反応混合物中のテレフタル酸に対して、0.00
3〜0.3倍モル、好ましくは0.01〜0.1倍モル
であり、また、酸化排ガス中の酸素濃度が実質的にゼ
ロ、例えば、0.5容量%以下となるようにするのが好
ましい。ここで用いる分子状酸素は通常、空気又は不活
性ガスで希釈した空気が挙げられる。
本発明においては、上記の追酸化処理を終えた反応混合
物を例えば、2〜4段の晶析器を用いて降温・降圧して
順次、晶析するが、その際、最終の追酸化反応器から第
1晶析器の送液ライン中に分子状酸素を供給することを
必須の要件とするものである。本発明ではこの処理を付
加することにより、製品テレフタル酸の4CBA含有量
及び透過率はあまり変らないが、ポリエステルを製造し
た際の色調が極めて良好なテレフタル酸を得ることがで
きる。第1晶析器の温度は160〜230℃、好ましく
は180〜220℃であり、あまり低い場合には、晶析
時のテレフタル酸結晶中への不純物の混入が多くなり製
品の透過率が低下する傾向があり、逆に、あまり高い場
合には、酢酸溶媒の燃焼が多くなるので好ましくない。
晶析器の温度制御は通常、溶媒の蒸発、凝縮、還流によ
り行なわれるため、圧力は溶媒の沸点近くで運転され
る。このため、上述の高温における追酸化反応器と晶析
器では圧力差が5〜90kg/cm2あり、この間の送液ラ
インには流量制御弁等が用いられ、この制御弁は通常、
晶析器に近い位置、好ましくは直前に設けられる。この
送液ライン内の混合物の流速は、流量制御弁より上流で
は通常、1〜10m/sec である。この送液ライン内で
の分子状酸素との接触処理は流量制御弁より上流の高温
における追酸化反応器側で実施することが望ましく、流
量制御弁より下流の場合には、その効果が低い。また、
送液ラインへの分子状酸素の供給方法は通常、送液ライ
ンのパイプ中に直接、分子状酸素を供給するが、場合に
より、高温における追酸化反応器内の排出部付近に分子
状酸素を供給してもよい。
送液ライン中に分子状酸素を混合した後における反応混
合物の送液ライン内での滞留時間は1秒以上、好ましく
は2〜40秒、更に好ましくは3〜30秒である。この
滞留時間が短かすぎると、高温域での酸化精製効果が十
分得られず、一方、滞留時間が長すぎても、装置上の経
費がかかるだけでなく、精製効果が低下する。この原因
は滞留時間が長すぎると、流量制御弁で放冷、放圧され
る前に、導入した分子状酸素のほぼ全量が消費され、そ
の結果、系内が酸欠状態となり期待するような精製効果
が得られないものと考えられる。
したがつて、分子状酸素の導入量は送液ライン内で酸素
が消費されつくさない量が望ましく、その使用量として
は、通常、反応混合物中のテレフタル酸に対して、0.00
3〜0.3倍モルであり、しかも、続く第1晶析器の排
ガス(凝縮成分除去後)の酸素濃度が0.5〜8容量
%、好ましくは2〜8容量%となるよう調節するのが好
ましい。また、分子状酸素としては、通常、空気又は不
活性ガスで希釈した空気が用いられる。
本発明で用いる晶析器としては、通常、酸化反応器と同
様な撹拌槽タイプの装置が用いられるが、第1晶析器で
の滞留時間は通常、5〜120分、好ましくは5〜60
分程度である。この晶析工程において、送液ライン内で
供給された分子状酸素のうち、未反応分の分子状酸素は
排ガス中に同伴され、系外にパージされる。また、本発
明ではこの晶析器自体に分子状酸素を供給する必要はな
いが、更に、若干量の分子状酸素を供給しても差し支え
ない。
なお、本発明では第1晶析器の温度が160〜230℃
に保持されているので、生成したテレフタル酸の例え
ば、70〜99%は結晶として存在するものの、その他
は溶解されている。したがつて、通常、この混合物を更
に、続く1〜3段の晶析器において順次冷却することに
より、溶解するテレフタル酸を析出(晶析)させ、次い
で、テレフタル酸の分離工程に供される。
上述のように本発明ではパラキシレンの95重量%以上
をテレフタル酸に酸化して得た混合物を必要に応じて、
低温で追酸化した後、高温で追酸化し、次いで、この混
合物を特定温度に保持された第1晶析器に移送する途中
で分子状酸素と接触処理するものであるが、各酸化処理
及び晶析処理で用いられる装置としては、通常、上部に
還流冷却器を有する撹拌槽タイプの反応器が用いられ
る。また、高温における追酸化を行なうために、通常、
反応混合物をポンプにより高圧部に圧入し、所定温度に
加熱するが、この加熱処理は例えば、モノチユーブ型又
はマルチチユーブ型の熱交換器により行なうことができ
る。
晶析処理を終えた混合物は通常、遠心分離などの固液分
離によつてテレフタル酸の結晶を回収することができ
る。テレフタル酸の結晶は必要に応じて、例えば、水又
は酢酸などにて洗浄したのち乾燥処理され製品となる。
一方、反応母液は通常、蒸溜塔に送られ生成水、触媒、
副生物を除去し酢酸を回収する。また、本発明で反応母
液中の副生物、特に、酸化反応を妨害する不純物が極め
て少ないので、反応母液の10〜80重量%をそのまま
第1反応器へリサイクルすることもできる。
以上、本発明によれば、4CBA含有量が500ppm以
下の高純度テレフタル酸を1つのプラントにおいて製造
する際、ポリエステルを製造したときの色調が特に良好
な、より高純度のテレフタル酸を製造することができる
ので、工業的且つ経済的に極めて有利なものである。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定され
るものではない。
なお、実施例中、「部」とあるのは「重量部」を表わ
す。
実施例1〜4 第1図のフローシートに示す反応装置を用いて反応を行
なつた。
還流冷却装置、撹拌装置、原料及び溶媒送入口、空気導
入口及び反応スラリー抜出口を備えた耐圧チタン製の第
1反応器1に、パイプ8よりパラキシレン1部/時、水
5%を含む酢酸4.5部/時と酢酸コバルト・4水和物
0.0032部/時、酢酸マンガン・4水和物0.0034部/時及
び47%臭化水素酸0.0049部/時よりなる混合物を供給
し、温度200℃、圧力18kg/cm2G、滞留時間90
分の条件下、酸化ガスとして空気を用い、酸化反応の排
ガス中の酸素濃度が4容量%となるようにパイプ9より
供給し、パイプ10より還流液1.5部/時を抜き出し
反応器1中の水分濃度を約10重量%にコントロール
し、パラキシレンの液相酸化反応を行なつた。
第1反応器1からの混合物は第1反応器1と同じ装置の
第2反応器2に連続的に供給した。
第2反応器2では温度185℃、圧力11kg/cm2G、
滞留時間30分の条件下で、パイプ11から酸化反応の
排ガス中の酸素濃度が4容量%となるように空気を供給
し、予備的な追酸化を行なつた。
第2反応器2からの混合物は昇圧ポンプ3により圧力5
5kg/cm2Gに昇圧したのち、モノチユーブ型加熱器4
に供給し、混合物の温度を260℃まで昇温した。
加熱器4を出た混合物は次いで、第1反応器と同じ装備
をもつ第3反応器5に供給し、温度260℃、圧力55
kg/cm2G、滞留時間30分の条件下、パイプ12より
空気0.07部/時を供給し高温における追酸化を行な
つた。
次いで、第3反応器5からの混合物は送液ライン14及
び流量制御弁15を介して、第1反応器と同じ装備を有
し、第1表に示す条件に調節された第1晶析器6に供給
し、この際に、送液ライン14の途中からパイプ13よ
り空気を第1晶析器の処理排ガス中(凝縮成分除去後)
の酸素濃度が4容量%となるように供給した。(なお、
パイプ13の位置は送液ライン14内での滞留時間を変
化させるために多少、変化させた) このように順次、各処理を連続的に行なつた反応混合物
は第2晶析器7にて常圧とし冷却晶析し、次いで、遠心
分離機8で過しテレフタル酸の結晶を回収した。
上述のようにして得たテレフタル酸につき、4CBA含
有量及び透過率(T340)を測定し、また、このテレフタ
ル酸を用いてポリエチレンテレフタレートを製造した場
合に、得られるポリマーの色調(b値)を測定し、その
結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1の方法において、パイプ13からの空気の供給
を省略した以外は実施例1と全く同様な方法で反応を行
なつた場合の結果を第1表に示す。
比較例2 実施例1の方法において、第1晶析器6の分子温度を1
50℃に調節した以外は実施例1と全く同様な方法で反
応を行なつた場合の結果を第1表に示す。
比較例3 実施例1の方法において、パイプ13からの空気供給を
せずに、代りに、排ガス中のO2濃度が4容量%となるよ
うな量の空気を第1晶析器6の下部より供給した以外
は、実施例1と全く同様な反応を行なつた場合の結果を
第1表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で使用した反応装置を示すフロ
ーシートであり、1は第1反応器、2は第2反応器、3
は昇圧ポンプ、4は加熱器、5は第3反応器、6は第1
晶析器、7は第2晶析器、8は遠心分離機を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラキシレンを酢酸溶媒中、重金属及び臭
    素よりなる触媒の存在下、180〜230℃の温度にお
    いて分子状酸素によりパラキシレンの95重量%以上を
    テレフタル酸に酸化した混合物を、235〜290℃の
    温度にて分子状酸素により追酸化し、次いで、この混合
    物を160〜230℃に調節された第1晶析器に送り、
    順次、晶析した後、この混合物よりテレフタル酸結晶を
    回収するテレフタル酸の連続的製法において、追酸化終
    了後の反応混合物を第1晶析器に移送する送液ライン中
    に分子状酸素を供給することを特徴とする高純度テレフ
    タル酸の製法。
  2. 【請求項2】パラキシレンを酢酸溶媒中、重金属及び臭
    素よりなる触媒の存在下、180〜230℃の温度にお
    いて分子状酸素によりパラキシレンの95重量%以上を
    テレフタル酸に酸化し、第1酸化反応の温度よりも低い
    温度にて分子状酸素により追酸化した混合物を、235
    〜290℃の温度にて分子状酸素により追酸化し、次い
    で、この混合物を160〜230℃に調節された第1晶
    析器に送り、順次、晶析した後、この混合物よりテレフ
    タル酸結晶を回収するテレフタル酸の連続的製法におい
    て、追酸化終了後の反応混合物を第1晶析器に移送する
    送液ライン中に分子状酸素を供給することを特徴とする
    高純度テレフタル酸の製法。
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KR970000136B1 (ko) * 1993-09-28 1997-01-04 브이.피. 유리예프 고순도 벤젠디카르복실산 이성질체의 제조방법

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