JPH0662500U - 放射光アブソーバ - Google Patents
放射光アブソーバInfo
- Publication number
- JPH0662500U JPH0662500U JP471893U JP471893U JPH0662500U JP H0662500 U JPH0662500 U JP H0662500U JP 471893 U JP471893 U JP 471893U JP 471893 U JP471893 U JP 471893U JP H0662500 U JPH0662500 U JP H0662500U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorber
- cooling
- synchrotron radiation
- heat
- beam duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 title claims abstract description 54
- 230000005469 synchrotron radiation Effects 0.000 claims abstract description 19
- 239000006100 radiation absorber Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 5
- 239000011232 storage material Substances 0.000 claims description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 14
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 239000010949 copper Substances 0.000 abstract description 4
- 229910052745 lead Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 238000010791 quenching Methods 0.000 abstract description 4
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 abstract description 4
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 19
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 14
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 14
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 5
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 5
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 3
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 2
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 2
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大サイズ化を招かずに自己冷却能を高めてい
ざのときの急激な温度上昇を防止できるようにしたシン
クロトロン放射装置用の放射光アブソーバを提供する。 【構成】 ビームダクト1に設ける放射光アブソーバ1
0に蓄冷材16を付属させる。銅等で構成されるアブソ
ーバの本体部は極低温下での熱容量が極めて小さくなる
が、Er3 Ni、Pbから成る蓄冷材16は極低温下で
も比熱が大きく、これがアブソーバ自身の熱容量を増大
させて事前に貯えた冷熱をいざのときに放出するので、
冷却不良による急激な温度上昇がなく、超電導偏向用マ
グネットのクエンチや、冷却系のトラブルが起き難くな
る。
ざのときの急激な温度上昇を防止できるようにしたシン
クロトロン放射装置用の放射光アブソーバを提供する。 【構成】 ビームダクト1に設ける放射光アブソーバ1
0に蓄冷材16を付属させる。銅等で構成されるアブソ
ーバの本体部は極低温下での熱容量が極めて小さくなる
が、Er3 Ni、Pbから成る蓄冷材16は極低温下で
も比熱が大きく、これがアブソーバ自身の熱容量を増大
させて事前に貯えた冷熱をいざのときに放出するので、
冷却不良による急激な温度上昇がなく、超電導偏向用マ
グネットのクエンチや、冷却系のトラブルが起き難くな
る。
Description
【0001】
本考案は、シンクロトロン放射装置のビームダクトを放射光から保護する目的 で用いられる放射光アブソーバに関する。
【0002】
シンクロトロン放射装置では、電子蓄積リングを構成する高真空のビームダク ト内で荷電粒子を加速し、超電導偏向マグネットによる加速粒子の偏向区間で放 射光を取出す。この放射光の中には、目的とする光線(例えばX線)以外の光線 が含まれている。その余分な光線がビームダクトに照射されるとダクトが発熱し 、偏向用マグネットの超電導状態の維持、ビームダクト内の高真空度の維持が難 しくなる。
【0003】 そこで、ビームダクト内に銅等の良熱伝導体から成る放射光アブソーバを設置 し、このアブソーバで無用の放射光を遮蔽する方法が採られる。この場合、アブ ソーバが熱を持つと輻射熱の影響が出るので、アブソーバは液体窒素等で冷却す る。その冷却のし方やアブソーバの構造については、これまでにいくつかの提案 をしている。これ等は、いずれも、アブソーバ自身の熱容量と冷媒による冷却熱 量で温度上昇を防ぐものである。
【0004】
上述した従来の放射光アブソーバには下記の問題が伴う。 即ち、このアブソーバの熱吸収量は、先に述べたアブソーバ自身の熱容量と冷 媒による冷却熱量で決まるが、冷媒による冷却に大きく依存すると、冷媒の流れ が悪化或いは冷却器の不調等で停止したときに超電導マグネットがクエンチした り、冷媒の急激な温度上昇で冷却系にトラブルが起きたりする。
【0005】 従って、アブソーバ自身の熱容量を増加させて冷媒での冷却に対する依存度を 下げる必要があるが、アブソーバ材料として用いる一般的な金属は温度が10k 以下では比熱が極小になるので、アブソーバの大サイズ化(例えば肉厚化)によ る対応ではアブソーバが極端に大きくなって材料費の上昇、スペース面での設置 制限等の問題が生じてくる。
【0006】 そこで、本考案は、アブソーバを大型化せずに冷媒での冷却に対する依存度を 下げ得るようにすることを課題としている。
【0007】
上記の課題を解決するため、本考案においては、良熱伝導体から成るアブソー バの本体部に蓄冷材を付属させる。つまり、アブソーバを銅等から成る本体と蓄 冷材との複合構造物にする。
【0008】 なお、蓄冷材としては、極低温において比熱の高いEr3 NiやPbなどを用 いる。冷却用の冷媒として液体ヘリウム(4.2k)や液体水素(20.4k) を用い、アブソーバ温度を例えば20k以下に保とうとするときには低温で比熱 の大きいEr3 Niが適している。また、液体窒素(77k)で冷却を行う場合 には高温側で比熱の大きいPbが適している。
【0009】 また、この蓄冷材は体積比表面積の大きい微粒子が好ましい。この微粒子は、 本体の外面に沿った位置に密閉収納室を作ってその中に充填すればよい。このと き、窒素、ヘリウム等の不活性ガスも併せて充填すると熱伝導の良いより優れた アブソーバになる。
【0010】
図3に東芝レビュー1991 Vol1.46 No.5に報告されているE r3 NiとPbの体積比熱の温度依存データを示す。
【0011】 このデータから判るように、蓄冷材はアブソーバの本体部の構成材料と違って 極低温での比熱が大きい。本考案では、この蓄冷材が冷媒からの冷熱を吸収して 貯え、いざのときに放出する。従って、冷媒の流れが止まったりしても冷却能力 が急激に衰えることが無く、超電導マグネットのクエンチ、冷却系のトラブルの 発生原因になるアブソーバの急激な温度上昇が起こらない。
【0012】
図1及び図2に本考案の具体例を示す。これ等は、提案済みの放射光アブソー バに本考案の改良を加えたものである。
【0013】 図1の1はビームダクト、2は超電導偏向マグネットを構成する超電導コイル 、3は超電導コイル2を包囲する第1外胴(液体ヘリウム槽)、4は第1外胴3 を包囲する第2外胴(液体窒素槽)、5は第1外胴3内に注入した液体ヘリウム 、6は第2外胴4内に注入した液体窒素である。
【0014】 10は放射光アブソーバであり、ここでは、主アブソーバ11とビームダクト 1との間に補助アブソーバ12を有するものを用いている。補助アブソーバ12 は、主アブソーバ11との間、及び補助アブソーバ12とビームダクト1との間 にそれぞれ適宜な間隔14、15を設けて設置してあり、主アブソーバ11から の輻射熱を遮蔽してビームダクト1側に反射する。13は主アブソーバ11、補 助アブソーバ12の各本体部(銅製)と一体に形成されたアブソーバ固定脚であ り、この脚13がビームダクト1の内面に止着されて液体窒素6により冷却され る。そのため、主アブソーバ11と補助アブソーバ12に生じた熱は固体伝導に より固定脚13に流れて液体窒素6に吸収されることになる。
【0015】 本実施例では、この放射光アブソーバ10の主アブソーバ11と補助アブソー バ12に蓄冷材16を複合化している。この蓄冷材16は、図1(a)に示すよ うに各アブソーバ11、12の外面(図は裏面)に沿った位置に良熱伝導体から 成るケース17を接合して収納室を作り、その収納室内に充填してある。
【0016】 なお、ここでは放射光アブソーバ10の冷却を液体窒素によって行うので蓄冷 材16はPbを用いるが、冷却を液体水素等で行う場合にはEr3 Niにする。 先に述べたように、この蓄冷材13は微粒子を不活性ガスと一緒に充填しておく とより望ましい。
【0017】 図2の放射光アブソーバ10は、放射光の反射対策を施したものに本考案の改 良を加えてある。
【0018】 アブソーバがひとつしかないとそれに当って反射した放射光がビームダクトに 照射されてダクトが発熱する。そこで、図のように放射光アブソーバ10を対向 一対のアブソーバ部材18、19で構成し、さらに、電子蓄積ビーム7からの放 射光が最初に当る第1アブソーバ部材18の幅方向両端に乱反射した放射光を遮 るシールド板20を取付けている。このシールド板20に当った反射光は、ここ から再反射されてもその進行方向が第2アブソーバ部材19に向かう方向に制限 されるので反射光によるビームダクトの発熱も防止できる。
【0019】 実施例は、この放射光アブソーバの各アブソーバ部材18、19に図1と同様 にして蓄冷材16を複合化している。従って、図1のアブソーバと同じように極 低温での熱容量が増大し、事前に貯えた冷熱で冷却の不調等に対応することがで きる。
【0020】 なお、図2の放射光アブソーバは、冷媒循環装置につながる冷却チャンネル2 1を設けて各アブソーバ部材を冷却するようにしているが、この冷却方式では、 超電導コイル2を冷却する液体ヘリウムからの熱伝導で冷却チャンネル21内の 液体窒素が凍結するようなことがあると冷却系にトラブルが生じる。従って、よ り良いアブソーバを望むなら、冷媒の凍結が起こらない図1のアブソーバを図2 に示すように対にして対向させ、その一方に図2の20のシールド板を設けると よい。
【0021】
以上述べたように、本考案の放射光アブソーバは、良熱伝導体から成る本体部 に極低温時でも比熱の大きい蓄冷材を複合化して極低温下での熱容量を増加させ たので、アブソーバの大サイズ化を招かずに冷媒による冷却に対しての依存度を 下げることができ、これにより、冷媒による冷却が不調になってもアブソーバの 急激な温度上昇が無くなるため、超電導コイルのクエンチや冷媒の急激な蒸発に よる冷却系のトラブルが起き難くなり、シンクロトロン放射装置の信頼性向上に つながる。
【図1】(a):本考案の放射光アブソーバの一例を示
す図 (b):同上の要部の拡大図
す図 (b):同上の要部の拡大図
【図2】(a):他の実施例の断面図 (b):同上の要部の拡大図
【図3】Er3 NiとPbの体積比熱の温度依存データ
を示すグラフ
を示すグラフ
1 ビームダクト 10 放射光アブソーバ 11 主アブソーバ 12 補助アブソーバ 13 固定脚 14、15 適宜な間隔 16 蓄冷材 17 ケース 18 第1アブソーバ部材 19 第2アブソーバ部材 20 シールド板 21 冷却チャンネル
Claims (1)
- 【請求項1】 ビームダクト内に設けて加速粒子から放
出される放射光のビームダクトへの照射を遮る放射光ア
ブソーバにおいて、良熱伝導体から成るアブソーバの本
体部に蓄冷材を付属させたことを特徴とする放射光アブ
ソーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP471893U JPH0662500U (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 放射光アブソーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP471893U JPH0662500U (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 放射光アブソーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0662500U true JPH0662500U (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=11591669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP471893U Pending JPH0662500U (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 放射光アブソーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662500U (ja) |
-
1993
- 1993-02-16 JP JP471893U patent/JPH0662500U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5018359A (en) | Cryogenic refrigeration apparatus | |
| US6307916B1 (en) | Heat pipe assisted cooling of rotating anode x-ray tubes | |
| US20080307801A1 (en) | Cooling system for cryogenic storage container and operating method therefor | |
| US4607493A (en) | Cryosorption pump | |
| JPH0662500U (ja) | 放射光アブソーバ | |
| US4267473A (en) | Superconducting generator thermal radiation shield having substantially uniform temperature | |
| JPH0728056B2 (ja) | 冷凍機付きクライオスタツト | |
| JP3693439B2 (ja) | 2重構造ビームチャンバを有する超電導ウィグラ | |
| JP3279031B2 (ja) | 荷電粒子用超電導電磁石装置および荷電粒子蓄積リング | |
| JPS59200166A (ja) | 固体昇華冷却器及びその操作法 | |
| JP3559659B2 (ja) | 電子ビーム冷却装置 | |
| JPH06163251A (ja) | 極低温容器 | |
| JP2569165B2 (ja) | 核磁気共鳴撮像装置用超電導磁石 | |
| JPH0155720B2 (ja) | ||
| JPS62150802A (ja) | 荷電粒子偏向用超電導電磁石 | |
| JPH0745228A (ja) | カスプ磁場型イオン源装置 | |
| JP2001254678A (ja) | クライオポンプ | |
| JP4360037B2 (ja) | クライオスタット | |
| JPH0720880Y2 (ja) | 超電導sor装置 | |
| JPH11233335A (ja) | 超伝導コイル装置 | |
| JPH0622168B2 (ja) | 放射シ−ルド | |
| JPS6229113A (ja) | 超電導装置 | |
| JPH02250300A (ja) | シンクロトロン | |
| JP2001210499A (ja) | 超電導高周波加速空胴用入力カプラー | |
| JPS60146179A (ja) | 超電導核融合装置の極低温用配管 |