JPH0662886B2 - 顔料組成物 - Google Patents
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- JPH0662886B2 JPH0662886B2 JP61192919A JP19291986A JPH0662886B2 JP H0662886 B2 JPH0662886 B2 JP H0662886B2 JP 61192919 A JP61192919 A JP 61192919A JP 19291986 A JP19291986 A JP 19291986A JP H0662886 B2 JPH0662886 B2 JP H0662886B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な顔料組成物に関し、更に詳しくは、ポリ
エステル鎖を含有するリン酸エステル化合物を顔料の分
散剤あるいはフラッシング剤として含み、印刷インキ、
塗料、合成樹脂着色剤等の色材として有用な顔料組成物
の提供を目的とする。
エステル鎖を含有するリン酸エステル化合物を顔料の分
散剤あるいはフラッシング剤として含み、印刷インキ、
塗料、合成樹脂着色剤等の色材として有用な顔料組成物
の提供を目的とする。
(従来の技術) 従来、塗料や印刷インキの製造において、顔料を塗料ベ
ヒクルや印刷インキワニス中に分散させたり、水性瀘過
ケーキから油性ベヒクルや油性ワニス中へフラッシング
したりする際の分散剤またはフラッシング剤として、例
えば、リン脂質であるレシチンが使用されてきた。
ヒクルや印刷インキワニス中に分散させたり、水性瀘過
ケーキから油性ベヒクルや油性ワニス中へフラッシング
したりする際の分散剤またはフラッシング剤として、例
えば、リン脂質であるレシチンが使用されてきた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、レシチンは天然品のリン脂質であるため、酸化
や酸敗を受けやすく、変質したり腐敗したりする恐れが
あるため、これらのレシチンよりも安定で優れた性質を
有する分散剤またはフラッシング剤が要望されている。
や酸敗を受けやすく、変質したり腐敗したりする恐れが
あるため、これらのレシチンよりも安定で優れた性質を
有する分散剤またはフラッシング剤が要望されている。
本発明者らは、上記の従来の分散剤またはフラッシング
剤の欠陥に鑑み、各種のベヒクルやワニス類に親和性を
有し、且つ顔料に対しても親和性を有する化合物を種々
研究した結果、ポリエステル鎖を有するリン酸エステル
化合物が顔料の分散剤として優れた性質および効果を発
揮することを見出し、本発明を完成したものである。
剤の欠陥に鑑み、各種のベヒクルやワニス類に親和性を
有し、且つ顔料に対しても親和性を有する化合物を種々
研究した結果、ポリエステル鎖を有するリン酸エステル
化合物が顔料の分散剤として優れた性質および効果を発
揮することを見出し、本発明を完成したものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、顔料、有機溶剤および分散剤から
なる印刷インキ・塗料用顔料組成物において、該分散剤
が、下記一般式で表わされるリン酸エステル化合物であ
ることを特徴とする顔料組成物である。
なる印刷インキ・塗料用顔料組成物において、該分散剤
が、下記一般式で表わされるリン酸エステル化合物であ
ることを特徴とする顔料組成物である。
(但し、式中の3個のRのうち、少なくとも1個のR
が、ポリカルボン酸とポリアルコールとからなるエステ
ル結合を主結合とし、且つ分子中に2個以上のベンゼン
環が連結された基或は炭素数8以上の芳香族環又は複素
環の基を含有するヒドロキシ末端ポリエステルの残基で
あり、0〜2個のRが、ヒドロキシカルボン酸またはそ
のアルコールエステルの残基、炭化水素基、水素原子及
びカチオンからなる群から選ばれる基である)。
が、ポリカルボン酸とポリアルコールとからなるエステ
ル結合を主結合とし、且つ分子中に2個以上のベンゼン
環が連結された基或は炭素数8以上の芳香族環又は複素
環の基を含有するヒドロキシ末端ポリエステルの残基で
あり、0〜2個のRが、ヒドロキシカルボン酸またはそ
のアルコールエステルの残基、炭化水素基、水素原子及
びカチオンからなる群から選ばれる基である)。
本発明を詳細に説明すると、本発明において使用し、本
発明を主として特徴づける分散剤は、上記定義の特定の
リン酸エステル化合物化合物である。
発明を主として特徴づける分散剤は、上記定義の特定の
リン酸エステル化合物化合物である。
本発明で使用するリン酸エステル化合物は、種々の方法
によって得られるが、エステル形成性リン化合物1モル
に対し、3モル、2モルあるいは1モルのヒドロキシル
基末端ポリエステル化合物を従来公知の反応方法に準じ
て反応させることによって得るのが好ましい。
によって得られるが、エステル形成性リン化合物1モル
に対し、3モル、2モルあるいは1モルのヒドロキシル
基末端ポリエステル化合物を従来公知の反応方法に準じ
て反応させることによって得るのが好ましい。
上記においてエステル形成性リン化合物1モルに対し、
3モルのヒドロキシ末端ポリエステル化合物を反応させ
れば、前記一般式において3個のRのすべてがポリエス
テル鎖の基であるリン酸エステル化合物が得られる。
3モルのヒドロキシ末端ポリエステル化合物を反応させ
れば、前記一般式において3個のRのすべてがポリエス
テル鎖の基であるリン酸エステル化合物が得られる。
また、上記においてエステル形成性リン化合物1モルに
対し、2モルまたは1モルのヒドロキシ末端ポリエステ
ル化合物を反応させれば、前記式において、3個のRの
うちの1個または2個がポリエステル鎖の基であるリン
酸エステル化合物が得られる。残余の2個ないし1個の
Rは好ましくは、ヒドロキシカルボン酸またはそのアル
コールエステルの残基、炭化水素基、水素原子、カチオ
ン等である。
対し、2モルまたは1モルのヒドロキシ末端ポリエステ
ル化合物を反応させれば、前記式において、3個のRの
うちの1個または2個がポリエステル鎖の基であるリン
酸エステル化合物が得られる。残余の2個ないし1個の
Rは好ましくは、ヒドロキシカルボン酸またはそのアル
コールエステルの残基、炭化水素基、水素原子、カチオ
ン等である。
エステル形成性リン化合物としては、従来公知のオキシ
塩化リン、五酸化リン、三塩化リン、無水リン酸、アセ
チルリン酸等が使用される。オキシ塩化リンが最も好ま
しい。
塩化リン、五酸化リン、三塩化リン、無水リン酸、アセ
チルリン酸等が使用される。オキシ塩化リンが最も好ま
しい。
上記のエステル形成性リン化合物とヒドロキシ末端ポリ
エステル化合物との反応は、これらの原料および生成物
に対して不活性であり、且つそれらの原料等を溶解する
有機溶媒、例えば、オクタン、石油エーテル、リグロイ
ン、ミネラルスピリット、ケロシン等の脂肪族飽和炭化
水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、トリクロルエタン、テトラクロルエタン等のハロゲ
ン化脂肪族炭化水素、o−ジクロルベンゼン、トリクロ
ルベンゼン等の塩素化芳香族炭化水素等の如く、リン酸
エステル化反応に使用されている有機溶剤中で行うのが
好ましい。
エステル化合物との反応は、これらの原料および生成物
に対して不活性であり、且つそれらの原料等を溶解する
有機溶媒、例えば、オクタン、石油エーテル、リグロイ
ン、ミネラルスピリット、ケロシン等の脂肪族飽和炭化
水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、トリクロルエタン、テトラクロルエタン等のハロゲ
ン化脂肪族炭化水素、o−ジクロルベンゼン、トリクロ
ルベンゼン等の塩素化芳香族炭化水素等の如く、リン酸
エステル化反応に使用されている有機溶剤中で行うのが
好ましい。
またエステル形成性リン化合物としてオキシ塩化リンの
如くハロゲン化リン酸化合物を使用する場合には、例え
ば、トリエチルアミン等の第三級アミン類、ピリジン、
2,6−ルチジン、1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウン
デセン−7等の有機塩基、アルカリ金属、アルカリ土類
金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、有機酸塩類の顕在ま
たは潜在の無機塩基等を触媒として使用するのが好まし
い。
如くハロゲン化リン酸化合物を使用する場合には、例え
ば、トリエチルアミン等の第三級アミン類、ピリジン、
2,6−ルチジン、1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウン
デセン−7等の有機塩基、アルカリ金属、アルカリ土類
金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、有機酸塩類の顕在ま
たは潜在の無機塩基等を触媒として使用するのが好まし
い。
また、前記一般式において3個のRのうち、1個または
2個が水素原子または後述の如きカチオンである場合に
は、エステル形成性リン化合物と1モルまたは2モルの
ヒドロキシ末端ポリエステル化合物との反応が実質的に
完了後、必要に応じて加水分解(エステル形成性リン化
合物としてハロゲン化リン酸化合物を使用した場合)
後、後述する如きのカチオン源を反応混合物に添加して
塩を形成させればよい。また、このようなカチオン源の
添加は、1個または2個のヒドロキシル末端ポリエステ
ル化合物の残基を有し、残りのRが水素イオンである前
記一般式のリン酸エステル化合物を用いて本発明の顔料
組成物を得る前、製造中あるいは製造後に行ってもよ
い。
2個が水素原子または後述の如きカチオンである場合に
は、エステル形成性リン化合物と1モルまたは2モルの
ヒドロキシ末端ポリエステル化合物との反応が実質的に
完了後、必要に応じて加水分解(エステル形成性リン化
合物としてハロゲン化リン酸化合物を使用した場合)
後、後述する如きのカチオン源を反応混合物に添加して
塩を形成させればよい。また、このようなカチオン源の
添加は、1個または2個のヒドロキシル末端ポリエステ
ル化合物の残基を有し、残りのRが水素イオンである前
記一般式のリン酸エステル化合物を用いて本発明の顔料
組成物を得る前、製造中あるいは製造後に行ってもよ
い。
上記反応において使用するヒドロキシル基末端ポリエス
テル化合物の分子量は特に規制されるものではないが、
二量体〜平均分子量10,000以下、好ましくは約500〜5,0
00である。
テル化合物の分子量は特に規制されるものではないが、
二量体〜平均分子量10,000以下、好ましくは約500〜5,0
00である。
このようなヒドロキシル基末端ポリエステル化合物は、
従来公知のポリエステルを合成するに使用される原料で
ある脂肪族、脂環式または芳香族のポリカルボン酸成分
およびポリアルコール成分、あるいは更にヒドロキシカ
ルボン酸成分を使用して縮重合によりポリエステル化合
物を合成し、且つ末端にヒドロキシル基を有させたもの
である。
従来公知のポリエステルを合成するに使用される原料で
ある脂肪族、脂環式または芳香族のポリカルボン酸成分
およびポリアルコール成分、あるいは更にヒドロキシカ
ルボン酸成分を使用して縮重合によりポリエステル化合
物を合成し、且つ末端にヒドロキシル基を有させたもの
である。
使用するポリカルボン酸としては、例えば、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、無水ヘキサヒドロフタ
ル酸、無水テトラヒドロフタル酸、3,6−エンド−メチ
レン−テトラヒドロフタル酸無水物(無水ナジック
酸)、メチル−3,6−エンドメチレン−テトラヒドロ無
水フタル酸(無水メチルナジック酸)、ヘキサクロルエ
ンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸(無水ヘット
酸)、ドデセニル無水コハク酸、無水フタル酸、テトラ
クロル無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、無
水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、重合ロジン、
ロジン−無水マレイン酸付加物、不飽和脂肪酸−無水マ
レイン酸付加物等である。また、使用するポリアルコー
ルとしては、例えば、ブタン1,3−グリコール、テトラ
メチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサ
メチレングリコール、オクタメチレングリコール、ジヒ
ドロキシメチルシクロデカン、ジヒドロキシベンゼン、
トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート等であ
る。
酸、アゼライン酸、セバシン酸、無水ヘキサヒドロフタ
ル酸、無水テトラヒドロフタル酸、3,6−エンド−メチ
レン−テトラヒドロフタル酸無水物(無水ナジック
酸)、メチル−3,6−エンドメチレン−テトラヒドロ無
水フタル酸(無水メチルナジック酸)、ヘキサクロルエ
ンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸(無水ヘット
酸)、ドデセニル無水コハク酸、無水フタル酸、テトラ
クロル無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、無
水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、重合ロジン、
ロジン−無水マレイン酸付加物、不飽和脂肪酸−無水マ
レイン酸付加物等である。また、使用するポリアルコー
ルとしては、例えば、ブタン1,3−グリコール、テトラ
メチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサ
メチレングリコール、オクタメチレングリコール、ジヒ
ドロキシメチルシクロデカン、ジヒドロキシベンゼン、
トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート等であ
る。
また併用してもよいヒドロキシカルボン酸としては、例
えば、リシノレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、
ヒマシ油脂肪酸、水添ヒマシ油脂肪酸、ガンマ−ヒドロ
キシ吉草酸、ε−ヒドロキシカプロン酸、p−ヒドロキ
シエチルオキシ安息香酸等である。
えば、リシノレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、
ヒマシ油脂肪酸、水添ヒマシ油脂肪酸、ガンマ−ヒドロ
キシ吉草酸、ε−ヒドロキシカプロン酸、p−ヒドロキ
シエチルオキシ安息香酸等である。
上記成分を使用するエステル化反応は、従来公知の方法
に準じて、例えば、無溶媒系あるいは溶媒溶液にて、無
触媒系あるいは触媒を用いて、減圧系あるいは常圧系に
て、空気中あるいは窒素雰囲気下にて等の如く、好まし
い反応条件を選択して行われる。
に準じて、例えば、無溶媒系あるいは溶媒溶液にて、無
触媒系あるいは触媒を用いて、減圧系あるいは常圧系に
て、空気中あるいは窒素雰囲気下にて等の如く、好まし
い反応条件を選択して行われる。
以上の如くして得られるリン酸エステル化合物は、ポリ
エステル鎖の末端にフリーのカルボキシル基あるいはヒ
ドロキシル基を有し得るが、これらの基は、その原料の
ヒドロキシル基を有するポリエステル化合物の合成時あ
るいは合成後、あるいは更にリン酸エステル化合物とし
てから、必要に応じてモノアルコールまたはモノカルボ
ン酸でエステル化してもよい。
エステル鎖の末端にフリーのカルボキシル基あるいはヒ
ドロキシル基を有し得るが、これらの基は、その原料の
ヒドロキシル基を有するポリエステル化合物の合成時あ
るいは合成後、あるいは更にリン酸エステル化合物とし
てから、必要に応じてモノアルコールまたはモノカルボ
ン酸でエステル化してもよい。
例えば、このようなエステル化に使用するモノアルコー
ルとしては、メチル−、エチル−、プロピル−、ブチル
−、ヘキシル−、オクチル−、ドデシル−、ヘキサデシ
ル−、オクタデシル−、テトラコシル−、ヘキサコシル
−、オクタデセニル−、シクロヘキシル−、ベンジル−
アルコール等のモノアルコール類であり、またモノカル
ボン酸としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン
酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸、リノール酸、リノレイン酸、ベヘン酸、トリシク
ロデカンカルボン酸、安息香酸、ロジン、水添ロジン等
のモノカルボン酸類である。
ルとしては、メチル−、エチル−、プロピル−、ブチル
−、ヘキシル−、オクチル−、ドデシル−、ヘキサデシ
ル−、オクタデシル−、テトラコシル−、ヘキサコシル
−、オクタデセニル−、シクロヘキシル−、ベンジル−
アルコール等のモノアルコール類であり、またモノカル
ボン酸としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン
酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸、リノール酸、リノレイン酸、ベヘン酸、トリシク
ロデカンカルボン酸、安息香酸、ロジン、水添ロジン等
のモノカルボン酸類である。
また、本発明のリン酸エステル化合物が、炭素数の多い
環状の基を有するものである場合には、顔料の分散剤と
して更にすぐれた性質を示す。
環状の基を有するものである場合には、顔料の分散剤と
して更にすぐれた性質を示す。
上記の炭素数の多い環状の基とは、ベンゼン環が二個以
上連結している基、炭素数8以上の脂環式炭化水素基ま
たは炭素数8以上の複素環式化合物の基等であって、例
えば、ジフェニルメタン、ジフェニルエタン、ジフェニ
ルプロパン、ジフェニルエーテル、ジフェニルメチルエ
ーテル、ジフェニルスルホン、スチリルベンゼン、ビフ
ェニル、ナフタレン、フルオレン、アンスラセン、アセ
ナフテン、ポリハイドロナフタレン、ポリハイドロフェ
ナントレン、クマリン、キノリン、ジフェニレンオキサ
イド、カルバゾール、ベンズカルバゾール等から誘導さ
れる基である。
上連結している基、炭素数8以上の脂環式炭化水素基ま
たは炭素数8以上の複素環式化合物の基等であって、例
えば、ジフェニルメタン、ジフェニルエタン、ジフェニ
ルプロパン、ジフェニルエーテル、ジフェニルメチルエ
ーテル、ジフェニルスルホン、スチリルベンゼン、ビフ
ェニル、ナフタレン、フルオレン、アンスラセン、アセ
ナフテン、ポリハイドロナフタレン、ポリハイドロフェ
ナントレン、クマリン、キノリン、ジフェニレンオキサ
イド、カルバゾール、ベンズカルバゾール等から誘導さ
れる基である。
これらの基のリン酸エステル化合物への導入は、原料成
分であるヒドロキシル基末端ポリエステル化合物に含有
させることにより、またアルコール成分、フェノール成
分として直接反応させることにより行なわれる。芳香族
炭化水素基、脂環式炭化水素基または複素環化合物基を
導入するための反応性化合物としては、それらの基を有
するモノまたはポリアルコール、モノまたはポリフェノ
ール、モノまたはポリカルボン酸および酸無水物、酸ク
ロライド化合物あるいはそれらの二種以上の反応性基を
有する化合物である。
分であるヒドロキシル基末端ポリエステル化合物に含有
させることにより、またアルコール成分、フェノール成
分として直接反応させることにより行なわれる。芳香族
炭化水素基、脂環式炭化水素基または複素環化合物基を
導入するための反応性化合物としては、それらの基を有
するモノまたはポリアルコール、モノまたはポリフェノ
ール、モノまたはポリカルボン酸および酸無水物、酸ク
ロライド化合物あるいはそれらの二種以上の反応性基を
有する化合物である。
例えば、ジフェニルメタンカルボン酸、 4,4′−ジヒドロキシジフェニルメタン、 4,4′−ジヒドロキシジフェニルプロパン、 4,4′−ジオキシジフェニルスルホンおよびそれらフェ
ノール類とエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、エピクロルヒドリンとの反応生成物; ジフェニルカルボン酸、 ジフェニルジカルボン酸、 オキシビフェニルおよびそのエチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド、エピクロルヒドリンとの反応生成
物、 ナフトール、 ジヒドロキシナフタレン、 2−ヒドロキシナフトエ酸メチルおよびそれらのエチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド、エピクロルヒド
リンとの反応生成物、 ナフタレンカルボン酸、 ナフタレンジカルボン酸、 3−オキシ−アンスラセン−2−カルボン酸、 アンスラセン−カルボン酸、 アントラキノンカルボン酸、 アントラキノン−ジカルボン酸、 フルオレンアルコール、 フルオレンカルボン酸、 アミノフルオレン; フェナントレンカルボン酸、 アセナフテンカルボン酸; アビエチン酸、 ジまたはテトラハイドロアビエチン酸、 重合ロジン、 ロジン−無水マレイン酸付加物、 クマロンカルボン酸、 キノリンカルボン酸、 キノリンジカルボン酸、 2−オキシジベンゾフラン−3−カルボン酸、 2−オキシカルバゾール−3−カルボン酸等が挙げられ
る。
ノール類とエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、エピクロルヒドリンとの反応生成物; ジフェニルカルボン酸、 ジフェニルジカルボン酸、 オキシビフェニルおよびそのエチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド、エピクロルヒドリンとの反応生成
物、 ナフトール、 ジヒドロキシナフタレン、 2−ヒドロキシナフトエ酸メチルおよびそれらのエチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド、エピクロルヒド
リンとの反応生成物、 ナフタレンカルボン酸、 ナフタレンジカルボン酸、 3−オキシ−アンスラセン−2−カルボン酸、 アンスラセン−カルボン酸、 アントラキノンカルボン酸、 アントラキノン−ジカルボン酸、 フルオレンアルコール、 フルオレンカルボン酸、 アミノフルオレン; フェナントレンカルボン酸、 アセナフテンカルボン酸; アビエチン酸、 ジまたはテトラハイドロアビエチン酸、 重合ロジン、 ロジン−無水マレイン酸付加物、 クマロンカルボン酸、 キノリンカルボン酸、 キノリンジカルボン酸、 2−オキシジベンゾフラン−3−カルボン酸、 2−オキシカルバゾール−3−カルボン酸等が挙げられ
る。
上記の如くリン酸エステル化合物中に炭素数の多い環状
の基を導入することによって、リン酸エステル化合物に
疎水性ないし親油性を付与すると共に顔料、特に有機顔
料との親和性を著しく高めることができる。
の基を導入することによって、リン酸エステル化合物に
疎水性ないし親油性を付与すると共に顔料、特に有機顔
料との親和性を著しく高めることができる。
従って、かかるリン酸エステル化合物を顔料の処理に使
用した場合には、顔料の表面を容易に疎水性化ないし親
油性化し、処理顔料の油性媒体に対する親和性を著しく
向上させることができる。
用した場合には、顔料の表面を容易に疎水性化ないし親
油性化し、処理顔料の油性媒体に対する親和性を著しく
向上させることができる。
本発明で分散剤として使用するリン酸エステル化合物
は、上記如きヒドロキシル基末端ポリエステル化合物の
3〜1モル割合を前記のエステル形成性リン化合物の1
モル割合に反応させて得られるが、リン化合物1モル当
り、上記ヒドロキシル基末端ポリエステル化合物を1モ
ルまたは2モルの割合で反応させる場合は、前記一般式
中のポリエステル鎖の基でない残りの1個または2個の
Rは、好ましくは上記ポリエステル以外の基、例えば、
他のアルコール化合物の残基、水素原子、無機のカチオ
ンまたは有機のカチオンであり得る。
は、上記如きヒドロキシル基末端ポリエステル化合物の
3〜1モル割合を前記のエステル形成性リン化合物の1
モル割合に反応させて得られるが、リン化合物1モル当
り、上記ヒドロキシル基末端ポリエステル化合物を1モ
ルまたは2モルの割合で反応させる場合は、前記一般式
中のポリエステル鎖の基でない残りの1個または2個の
Rは、好ましくは上記ポリエステル以外の基、例えば、
他のアルコール化合物の残基、水素原子、無機のカチオ
ンまたは有機のカチオンであり得る。
無機のカチオンとしては、例えば、ナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウム、バリウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッ
ケル、亜鉛、アルミニウム、錫等の二価以上の多価金
属、アンモニウム等のカチオンであり、また、有機のカ
チオンとしては、例えば、メチル−、エチル−、プロピ
ル−、ブチル、ヘキシル−、オクチル−、ドデシル−、
オクタデシル−、オレイル−、ジエチル、ジプチル−、
ジステアリル−、トリエチル−、トリブチル−、ジメチ
ルオクチル−、ジメチルデシル−、ジメチルドデシル
−、ジメチルテトラデシル−、ジメチルヘキサデシル
−、ジメチルオクタデシル−、ジメチルオレイル−、ジ
ラウリルモノメチル−、トリオクチル−アミン、ジメチ
ルアニリン;エチレンジアミン、プロピレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミン、ステアリルプロピルピレンジ
アミン等の炭素数1〜30の第一級、第二級、第三級のモ
ノ−およびポリアミン、オクタデシルトリメチルアンモ
ニウム、ジオクタデシルジメチルアンモニウム等の第四
級アンモニウム;およびエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノール
アミン、ジエチルエタノールアミン、プロパノールアミ
ン、ジプロパノールアミン、前記の高級脂肪族アミンに
エチレンオキサイドを付加したアルカノールアミン等か
らなるカチオンが挙げられる。これらのアミンは単独で
も混合物でも使用することができる。
ム等のアルカリ金属、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウム、バリウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッ
ケル、亜鉛、アルミニウム、錫等の二価以上の多価金
属、アンモニウム等のカチオンであり、また、有機のカ
チオンとしては、例えば、メチル−、エチル−、プロピ
ル−、ブチル、ヘキシル−、オクチル−、ドデシル−、
オクタデシル−、オレイル−、ジエチル、ジプチル−、
ジステアリル−、トリエチル−、トリブチル−、ジメチ
ルオクチル−、ジメチルデシル−、ジメチルドデシル
−、ジメチルテトラデシル−、ジメチルヘキサデシル
−、ジメチルオクタデシル−、ジメチルオレイル−、ジ
ラウリルモノメチル−、トリオクチル−アミン、ジメチ
ルアニリン;エチレンジアミン、プロピレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミン、ステアリルプロピルピレンジ
アミン等の炭素数1〜30の第一級、第二級、第三級のモ
ノ−およびポリアミン、オクタデシルトリメチルアンモ
ニウム、ジオクタデシルジメチルアンモニウム等の第四
級アンモニウム;およびエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノール
アミン、ジエチルエタノールアミン、プロパノールアミ
ン、ジプロパノールアミン、前記の高級脂肪族アミンに
エチレンオキサイドを付加したアルカノールアミン等か
らなるカチオンが挙げられる。これらのアミンは単独で
も混合物でも使用することができる。
また、天然油脂から得られる高級脂肪族アミンやそれら
のアンモニウム類を使用する場合は、原料とした天然油
脂に起因する炭素数あるいは飽和度の異なるアミン類の
混合物もそのまま使用される。
のアンモニウム類を使用する場合は、原料とした天然油
脂に起因する炭素数あるいは飽和度の異なるアミン類の
混合物もそのまま使用される。
以上の如き本発明で使用するリン酸エステル化合物にお
いて、3個のRのすべてがヒドロキシル基末端ポリエス
テル化合物の残基であるリン酸エステル化合物、3個の
Rのうちヒドロキシル基末端ポリエステル化合物の残基
でない基が、他のアルコールの残基であるもの、および
3個のRのうち1個または2個が高級アミンのカチオン
であるものは、比較的疎水性の分散剤であり、有機溶剤
の溶液として好適に使用される。
いて、3個のRのすべてがヒドロキシル基末端ポリエス
テル化合物の残基であるリン酸エステル化合物、3個の
Rのうちヒドロキシル基末端ポリエステル化合物の残基
でない基が、他のアルコールの残基であるもの、および
3個のRのうち1個または2個が高級アミンのカチオン
であるものは、比較的疎水性の分散剤であり、有機溶剤
の溶液として好適に使用される。
一方、3個のRのうち1個または2個が、アルカリ金
属、アンモニウム、低級アミン、低級アルカノールアミ
ンからなるカチオンである前記一般式の化合物は、比較
的親水性の分散剤であり、水溶液あるいは水中の分散液
として好適に使用される。
属、アンモニウム、低級アミン、低級アルカノールアミ
ンからなるカチオンである前記一般式の化合物は、比較
的親水性の分散剤であり、水溶液あるいは水中の分散液
として好適に使用される。
本発明において使用される顔料は従来公知の有機顔料、
無機顔料、体質顔料等いずれの顔料でもよい。
無機顔料、体質顔料等いずれの顔料でもよい。
例えば、有機顔料としては、フタロシアニン系、アゾ
系、縮合アゾ系、アンスラキノン系、ペリノン・ペリレ
ン系、インジゴ・チオインジゴ系、イソインドリメン
系、アゾメチンアゾ系、ジオキサジン系、キナクリドン
系、アニリンブラック系、トリフェニルメタン系、およ
びカーボンブラック系等であり、無機顔料系としては、
酸化チタン系、酸化鉄系、水酸化鉄系、酸化クロム系、
スピンネル型焼成顔料、クロム酸鉛系、クロム酸バーミ
リオン系、紺青系、アルミニウム粉末、ブロンズ粉末
等、体質顔料としては、炭酸カルシウム系、硫酸バリウ
ム系、酸化珪素系、水酸化アルミニウム系等である。
系、縮合アゾ系、アンスラキノン系、ペリノン・ペリレ
ン系、インジゴ・チオインジゴ系、イソインドリメン
系、アゾメチンアゾ系、ジオキサジン系、キナクリドン
系、アニリンブラック系、トリフェニルメタン系、およ
びカーボンブラック系等であり、無機顔料系としては、
酸化チタン系、酸化鉄系、水酸化鉄系、酸化クロム系、
スピンネル型焼成顔料、クロム酸鉛系、クロム酸バーミ
リオン系、紺青系、アルミニウム粉末、ブロンズ粉末
等、体質顔料としては、炭酸カルシウム系、硫酸バリウ
ム系、酸化珪素系、水酸化アルミニウム系等である。
本発明において、これらの顔料は乾燥した微粉末状のほ
か、水性瀘過ケーキあるいは水性懸濁液の状態でも使用
される。
か、水性瀘過ケーキあるいは水性懸濁液の状態でも使用
される。
本発明の顔料組成物は、前記の如きポリエステル化合物
を上記の如き顔料100重量部に対し、約1〜300重量部、
好ましくは約3〜約150重量部の割合で配合することに
よって得られる。勿論、これらの二成分の混合に際して
は、従来公知の適当な有機溶剤、油性の塗料用ベヒク
ル、油性の印刷インキ用ワニス、油性のコーデング剤用
ベヒクル等のバインダー樹脂、熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂、可塑剤、架橋剤、触媒等を同時に配合することが
でき、そのまま塗料や印刷インキ等とすることができ
る。
を上記の如き顔料100重量部に対し、約1〜300重量部、
好ましくは約3〜約150重量部の割合で配合することに
よって得られる。勿論、これらの二成分の混合に際して
は、従来公知の適当な有機溶剤、油性の塗料用ベヒク
ル、油性の印刷インキ用ワニス、油性のコーデング剤用
ベヒクル等のバインダー樹脂、熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂、可塑剤、架橋剤、触媒等を同時に配合することが
でき、そのまま塗料や印刷インキ等とすることができ
る。
これらの必須成分および任意成分を混合して本発明の顔
料組成物を得る方法は、いずれの従来公知の方法でもよ
く、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、
横型連続媒体分散機、二本ロール、三本ロール、加圧ニ
ーダー、バンバリミキサー、エクストルーダー等の従来
公知の分散機により混合して混練摩砕する方法が代表的
な方法である。
料組成物を得る方法は、いずれの従来公知の方法でもよ
く、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、
横型連続媒体分散機、二本ロール、三本ロール、加圧ニ
ーダー、バンバリミキサー、エクストルーダー等の従来
公知の分散機により混合して混練摩砕する方法が代表的
な方法である。
特に、顔料として水性瀘過ケーキあるいは水性懸濁液の
状態の顔料を使用する場合には、本発明で使用する分散
剤を単独で、好ましくは疎水性の有機溶剤の溶液(これ
らの有機溶剤は、印刷インキ用あるいは塗料用バインダ
ーを含有し得る)として顔料に加え、且つ混合する方法
(フラッシング)によって、顔料を水相から有機溶剤相
に移行させて本発明の顔料組成物とすることができる。
状態の顔料を使用する場合には、本発明で使用する分散
剤を単独で、好ましくは疎水性の有機溶剤の溶液(これ
らの有機溶剤は、印刷インキ用あるいは塗料用バインダ
ーを含有し得る)として顔料に加え、且つ混合する方法
(フラッシング)によって、顔料を水相から有機溶剤相
に移行させて本発明の顔料組成物とすることができる。
本発明の顔料組成物としては、次の如き態様を包含す
る。
る。
(1)顔料を高濃度に含有し、印刷インキ、塗料、コー
ティング剤、合成樹脂等の着色剤として有用な組成物。
この態様では顔料の濃度は、20〜95%であり、本発明の
分散剤の濃度は顔料の1〜300重量%である。
ティング剤、合成樹脂等の着色剤として有用な組成物。
この態様では顔料の濃度は、20〜95%であり、本発明の
分散剤の濃度は顔料の1〜300重量%である。
(2)塗料、分散剤、コーティング剤として必要な溶
剤、バインダー樹脂等も含み、塗料等として有用な組成
物。これらの組成物では顔料の濃度は0.1〜20重量%で
あり、分散剤の濃度は顔料の1〜300重量%である。
剤、バインダー樹脂等も含み、塗料等として有用な組成
物。これらの組成物では顔料の濃度は0.1〜20重量%で
あり、分散剤の濃度は顔料の1〜300重量%である。
塗料としては、従来公知の顔料が使用されている塗料が
すべて含まれるものがあり、例えば自動車塗料、建築用
塗料、木材用塗料、車両・機器用塗料、家庭塗料、プラ
スチック用塗料、プレコートメタル用塗料、缶用塗料、
船舶用塗料、防食塗料、光硬化塗料、電子線硬化塗料、
静電粉体塗料、ビニルゾル塗料等である。
すべて含まれるものがあり、例えば自動車塗料、建築用
塗料、木材用塗料、車両・機器用塗料、家庭塗料、プラ
スチック用塗料、プレコートメタル用塗料、缶用塗料、
船舶用塗料、防食塗料、光硬化塗料、電子線硬化塗料、
静電粉体塗料、ビニルゾル塗料等である。
また、印刷インキとしては従来公知の印刷インキがすべ
て含まれるものであり、例えば、、凸版インキ、平版イ
ンキ、凹版のグラビアインキ、スクリーンインキ、新聞
インキ、フレキソインキ等である。
て含まれるものであり、例えば、、凸版インキ、平版イ
ンキ、凹版のグラビアインキ、スクリーンインキ、新聞
インキ、フレキソインキ等である。
以上の如き種々の態様における顔料組成物は、固体状で
もよいし、液状でもよく、液状の場合の媒体としては水
あるいは水−親水性有機溶媒混合物、有機溶媒が使用さ
れ、有機溶媒としては脂肪族系、脂環族系、芳香族系炭
化水素、ハロゲン化炭化水素系、エステル系、ケトン
系、グリコールエーテル系、アルコール系等が使用さ
れ、特に限定されるものではない。
もよいし、液状でもよく、液状の場合の媒体としては水
あるいは水−親水性有機溶媒混合物、有機溶媒が使用さ
れ、有機溶媒としては脂肪族系、脂環族系、芳香族系炭
化水素、ハロゲン化炭化水素系、エステル系、ケトン
系、グリコールエーテル系、アルコール系等が使用さ
れ、特に限定されるものではない。
また塗料用ビヒクル、印刷インキ用ワニス、コーティン
グ剤用ベヒクル等としては、各用途に応じて従来公知の
油性ないし水性系のバインダー材料が使用されるもので
ある。例えば、長油長、中油長、短油長のアルキッド樹
脂、フェノール変性、スチレン化アルキッド等の変性ア
ルキッド樹脂、アミノアルキッド樹脂、オイルフリーア
ルキッド樹脂、焼付用アクリル樹脂、アクリルラッカー
樹脂、アクリルポリオール樹脂、ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂、ブチル化メラミン樹脂、メチル化メラミン
樹脂、尿素−メラミン樹脂、フェノール樹脂、ロジン変
性フェノール樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノ
ール変性マレイン酸樹脂、ポリウレタン樹脂、スチレン
樹脂、スチレンアクリル樹脂、スチレン−ジェン共重合
体、塩化ビニル系共重合体、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニ
ル系共重合体、エチレン酢酸ビニル樹脂、ブチラール樹
脂、石油樹脂、ロジンエステル、マレイン化ロジンエス
テル等の変性樹脂、乾性油、ボイル油等である。
グ剤用ベヒクル等としては、各用途に応じて従来公知の
油性ないし水性系のバインダー材料が使用されるもので
ある。例えば、長油長、中油長、短油長のアルキッド樹
脂、フェノール変性、スチレン化アルキッド等の変性ア
ルキッド樹脂、アミノアルキッド樹脂、オイルフリーア
ルキッド樹脂、焼付用アクリル樹脂、アクリルラッカー
樹脂、アクリルポリオール樹脂、ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂、ブチル化メラミン樹脂、メチル化メラミン
樹脂、尿素−メラミン樹脂、フェノール樹脂、ロジン変
性フェノール樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノ
ール変性マレイン酸樹脂、ポリウレタン樹脂、スチレン
樹脂、スチレンアクリル樹脂、スチレン−ジェン共重合
体、塩化ビニル系共重合体、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニ
ル系共重合体、エチレン酢酸ビニル樹脂、ブチラール樹
脂、石油樹脂、ロジンエステル、マレイン化ロジンエス
テル等の変性樹脂、乾性油、ボイル油等である。
熱可塑性樹脂としては、ポリ塩化ビニル樹脂、スチレン
樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、アクリル樹
脂、メタクリル−スチレン樹脂、ポリエステル樹脂であ
る。
樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、アクリル樹
脂、メタクリル−スチレン樹脂、ポリエステル樹脂であ
る。
可塑剤としては、フタル酸エステル、アジピン酸エステ
ル、セバシン酸エステル、ポリエステル可塑剤、エポキ
シ化大豆油等である。
ル、セバシン酸エステル、ポリエステル可塑剤、エポキ
シ化大豆油等である。
また、必要に応じて、従来公知の顔料の分散剤あるいは
フラッシング剤、例えば、高級脂肪族第一級、第二級、
第三級のモノアミンや高級脂肪族第四級アンモニウム、
高級脂肪族プロピレンジアミンあるいはそれらの酢酸
塩、高級脂肪族塩等を併用することは本発明の達成を妨
げるものではない。
フラッシング剤、例えば、高級脂肪族第一級、第二級、
第三級のモノアミンや高級脂肪族第四級アンモニウム、
高級脂肪族プロピレンジアミンあるいはそれらの酢酸
塩、高級脂肪族塩等を併用することは本発明の達成を妨
げるものではない。
(作用・効果) 本発明で使用するポリエステル鎖を結合したリン酸エス
テル化合物は、塗料、印刷インキ、プラスチック着色剤
等の色材分野において、従来顔料の分散剤として使用さ
れていた天然リン脂質のレシチンに見られたが如き酸化
や酸敗による変質、腐敗のおそれが無く、安定性に優
れ、顔料の表面改質や顔料の媒体への分散等に優れた効
果を有するものである。
テル化合物は、塗料、印刷インキ、プラスチック着色剤
等の色材分野において、従来顔料の分散剤として使用さ
れていた天然リン脂質のレシチンに見られたが如き酸化
や酸敗による変質、腐敗のおそれが無く、安定性に優
れ、顔料の表面改質や顔料の媒体への分散等に優れた効
果を有するものである。
本発明で使用するポリエステル鎖を結合したリン酸エス
テル化合物は、その有するリン酸エステル結合、エステ
ル結合の電荷的吸引性および炭化水素鎖の親媒性等の作
用により顔料の表面に吸着して顔料の媒体への湿潤性を
向上させ、顔料の媒体への分散性、流動性を良好にする
ものであり、また顔料の水性瀘過ケーキ等をフラッシン
グする際のフラッシング剤としても顔料の表面を親油性
ないし疎水性にするものであり、顔料を容易に効率良
く、フラッシングすることができる。
テル化合物は、その有するリン酸エステル結合、エステ
ル結合の電荷的吸引性および炭化水素鎖の親媒性等の作
用により顔料の表面に吸着して顔料の媒体への湿潤性を
向上させ、顔料の媒体への分散性、流動性を良好にする
ものであり、また顔料の水性瀘過ケーキ等をフラッシン
グする際のフラッシング剤としても顔料の表面を親油性
ないし疎水性にするものであり、顔料を容易に効率良
く、フラッシングすることができる。
更に、前記した炭素数の多い環状の基である芳香族炭化
水素、脂環式炭化水素または複素環式化合物の基を導入
したリン酸エステル化合物の場合には顔料、特に有機顔
料との高い親和性を有し、油性媒体に対しても高い親和
性を有するものであり、顔料のこれらの媒体中における
分散性、流動性等が一層向上する。
水素、脂環式炭化水素または複素環式化合物の基を導入
したリン酸エステル化合物の場合には顔料、特に有機顔
料との高い親和性を有し、油性媒体に対しても高い親和
性を有するものであり、顔料のこれらの媒体中における
分散性、流動性等が一層向上する。
次に参考例(リン酸エステル化合物の製造例)および実
施例をあげて本発明を具体的に説明する。なお、文中、
部または%とあるのは特に断りの無い限り重量基準であ
る。
施例をあげて本発明を具体的に説明する。なお、文中、
部または%とあるのは特に断りの無い限り重量基準であ
る。
参考例1 (1)ポリエステルの合成 撹拌、温度計、水分計つき逆流コンデンサーおよび投入
口を有する四つ口のガラス製反応器およびオイルバスを
準備した。そこへ無水メチルナジック酸534部、ブチレ
ングリコール270部、エチレングリコールモノ(2−ナ
フトキシ酢酸)エステル246部およびトルエン350部を仕
込み、撹拌して溶液とした。溶解後昇温させ、縮合触媒
としてp−トルエンスルホン酸15.8部を添加した。反応
液を120℃に昇温し、ポリエステル化反応を進行させ
た。溜出水分量および反応物の赤外吸収スペクトルを測
定することによって反応の進行度を調べ、7時間後に冷
却し、反応を終了した。
口を有する四つ口のガラス製反応器およびオイルバスを
準備した。そこへ無水メチルナジック酸534部、ブチレ
ングリコール270部、エチレングリコールモノ(2−ナ
フトキシ酢酸)エステル246部およびトルエン350部を仕
込み、撹拌して溶液とした。溶解後昇温させ、縮合触媒
としてp−トルエンスルホン酸15.8部を添加した。反応
液を120℃に昇温し、ポリエステル化反応を進行させ
た。溜出水分量および反応物の赤外吸収スペクトルを測
定することによって反応の進行度を調べ、7時間後に冷
却し、反応を終了した。
次いで、触媒をアルカリで中和し、トルエンを溜去し、
メタノールを加えて、中和した触媒を抽出洗浄し、次い
でメタノールを溜去した。
メタノールを加えて、中和した触媒を抽出洗浄し、次い
でメタノールを溜去した。
得られた反応生成物はこはく色の液状物で、赤外吸収ス
ペクトルおよびゲルバーミュエーションクロマトグラフ
の分析チャートによって、メチルナルジック酸−ブチレ
ングリコールポリエステルのエチレングリコールモノ
(2−ナフトキシ酢酸)エステルとのエステルを主成分
とするものであることが確認された。反応生成物のヒド
ロキシル価の測定結果から生成ポリエステルの1グラム
当量は凡そ1,000であった。
ペクトルおよびゲルバーミュエーションクロマトグラフ
の分析チャートによって、メチルナルジック酸−ブチレ
ングリコールポリエステルのエチレングリコールモノ
(2−ナフトキシ酢酸)エステルとのエステルを主成分
とするものであることが確認された。反応生成物のヒド
ロキシル価の測定結果から生成ポリエステルの1グラム
当量は凡そ1,000であった。
(2)リン酸エステル化合物の合成反応 撹拌機、温度計、滴下ロートおよび逆流コンデンサーを
有する四ツ口のガラス製反応器およびウォーターバスを
準備した。
有する四ツ口のガラス製反応器およびウォーターバスを
準備した。
反応器に上記(1)で得たポリエステル293.5部、ベン
ゼン293.5部およびトリエチルアミン35.6部を仕込み、
混合し、溶解した。別に15.0部のオキシ塩化リンを滴下
ロートに仕込んで反応器に装填した。
ゼン293.5部およびトリエチルアミン35.6部を仕込み、
混合し、溶解した。別に15.0部のオキシ塩化リンを滴下
ロートに仕込んで反応器に装填した。
上記において、上記(1)で得たポリエステル、オキシ
塩化リンおよびトルエチルアミンの当量比は3:3:3.6で
ある。
塩化リンおよびトルエチルアミンの当量比は3:3:3.6で
ある。
反応液を撹拌しながら冷却し、反応液の温度が10℃以上
に上がらないように注意しながら滴下ロートよりオキシ
塩化リンを60分かけて滴下する。滴下添加終了後、反応
液を2時間かけて、徐々に80℃に昇温させ、2時間撹拌
反応させ、次いで冷却した。次いで、反応生成液からト
ルエチルアミンおよびその塩酸等を除くためにメタノー
ルで洗浄した。メタノールを溜去し、茶色の液状の反応
生成物を得た。生成物は赤外吸収スペクトルおよびゲル
バーミューションクロマトグラフの分析チャートによっ
てメチルナルジック酸−ブチレングリコールポリエステ
ルのエチレングリコールモノ(2−ナフトキシ酢酸)エ
ステルのリン酸トリエステルであることが確認された。
このリン酸エステルの主成分の凡その平均分子量は2,70
0〜3,000であった(分散剤1)。
に上がらないように注意しながら滴下ロートよりオキシ
塩化リンを60分かけて滴下する。滴下添加終了後、反応
液を2時間かけて、徐々に80℃に昇温させ、2時間撹拌
反応させ、次いで冷却した。次いで、反応生成液からト
ルエチルアミンおよびその塩酸等を除くためにメタノー
ルで洗浄した。メタノールを溜去し、茶色の液状の反応
生成物を得た。生成物は赤外吸収スペクトルおよびゲル
バーミューションクロマトグラフの分析チャートによっ
てメチルナルジック酸−ブチレングリコールポリエステ
ルのエチレングリコールモノ(2−ナフトキシ酢酸)エ
ステルのリン酸トリエステルであることが確認された。
このリン酸エステルの主成分の凡その平均分子量は2,70
0〜3,000であった(分散剤1)。
参考例2〜13 参考例1の(2)の資材に代えて、下記第1表に記載の
資材を使用し、参考例1の(2)と同様にして各種のリ
ン酸エステル化合物を得た 参考例2 無水メチルナジック酸−ヘキサハイドロ無水フタル酸−
ブチレングリコール−エチレングリコール−ナフチル−
1−酢酸(2:1:3:1:1)ポリエステル(1グラム等量=9
40) 3当量 生成物(分散剤2)の主成分の平均分子量 2,600〜2,900 参考例3 無水メチルナジック酸−無水フタル酸−ブチレングリコ
ール−テトラエチレングリコール−2−ナフチルエーテ
ル(2:1:3:1)ポリエステル(1グラム等量=1,040)3
当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤3)の主成分の平均分子量 2,800〜3,200 参考例4 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−12−ヒド
ロキシステアリン酸−ジエチレングリコール−2−ナフ
チルエーテル(1:1:2:1)ポリエステル(1グラム等量
=1,050) 3当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤4)の主成分の平均分子量 2,800〜3,200 参考例5 無水ナチルナジック酸−ブチレングリコール−ジプロピ
レングリコール−2−ナフチルエーテル(2:2:1)ポリ
エステル(1グラム等量=760) 3等量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤5)の主成分の平均分子量 2,100〜2,300 参考例6 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−12−ヒド
ロキシステアリン酸−シクロヘキシルアルコール(1:1:
2:1)ポリエステル(1グラム等量=920) 3等量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤6)の主成分の平均分子量 2,500〜2,800 参考例7 無水メチルナジック酸−無水フタル酸−ブチレングリコ
ール−ベンジルアルコール(2:1:3:1)ポリエステル
(1グラム等量=830) 3当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤7)の主成分の平均分子量 2,200〜2,500 参考例8 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−シクロヘ
キシルアルコール(3:3:1)ポリエステル(1グラム等
量=850) 2当量 ジエチレングリコール−2−ナフチルエーテル(1グラ
ム当量=230) 1当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤8)の主成分の平均分子量 1,800〜2,000 参考例9 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−ベンジル
アルコール(3:3:1)ポリエステル(1グラム等量=86
0) 2当量 ジエチレングリコール−2−ナフチルエーテル(1グラ
ム当量=230) 1当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤9)の主成分の平均分子量 1,800〜2,000 参考例10 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−ベンジル
アルコール(3:3:1)ポリエステル(1グラム等量=86
0) 2当量 オキシ塩化リン 3当量 (反応後、ジステアリルジメチルアミンで中和し、塩と
した。) 生成物(分散剤10)の主成分の平均分子量 1,600〜1,800 参考例11 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−ジプロピ
レングリコール−2−ナフチルエーテル(2:2:1)ポリ
エステル(1グラム等量=760) 2当量 オキシ塩化リン 3当量 (反応後、ジステアリルジメチルアミンで中和し、塩と
した。) 生成物(分散剤11)の主成分の平均分子量 1,400〜1,600 参考例12 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール(1:1)ポ
リエステル(1グラム等量=450) 1当量 ジエチレングリコール−2−ナフチルエーテル(1グラ
ム当量=230) 1当量 オキシ塩化リン 3当量 (反応後、ステアリルジメチルアミンで中和し、塩とし
た。) 生成物(分散剤12)の主成分の平均分子量 600〜750 参考例13 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール(1:1)ポ
リエステル(1グラム等量=1,020) 1当量 オキシ塩化リン 3当量 (反応後、トリオクチルアミンで中和し、塩とした。) 生成物(分散剤13)の主成分の平均分子量 1,000〜1,100 実施例1 銅フタロシアニンブル−顔料(C.I.ピグメントブル−15
−3)の水性瀘過ケーキ(顔料含有率42%)238部をフ
ラッシャーに仕込み、次いで、参考例1で得られた分散
剤1の20部を石油系インキソルベント58.5部に溶解して
フラッシャーに添加し、常法に従いながら混練し、フラ
ッシングを行なった。このフラッシングにおいては容易
にケーキ中の水分が遊離し、銅フタロシアニンブル−顔
料は油性の該分散剤相に移行した。
資材を使用し、参考例1の(2)と同様にして各種のリ
ン酸エステル化合物を得た 参考例2 無水メチルナジック酸−ヘキサハイドロ無水フタル酸−
ブチレングリコール−エチレングリコール−ナフチル−
1−酢酸(2:1:3:1:1)ポリエステル(1グラム等量=9
40) 3当量 生成物(分散剤2)の主成分の平均分子量 2,600〜2,900 参考例3 無水メチルナジック酸−無水フタル酸−ブチレングリコ
ール−テトラエチレングリコール−2−ナフチルエーテ
ル(2:1:3:1)ポリエステル(1グラム等量=1,040)3
当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤3)の主成分の平均分子量 2,800〜3,200 参考例4 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−12−ヒド
ロキシステアリン酸−ジエチレングリコール−2−ナフ
チルエーテル(1:1:2:1)ポリエステル(1グラム等量
=1,050) 3当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤4)の主成分の平均分子量 2,800〜3,200 参考例5 無水ナチルナジック酸−ブチレングリコール−ジプロピ
レングリコール−2−ナフチルエーテル(2:2:1)ポリ
エステル(1グラム等量=760) 3等量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤5)の主成分の平均分子量 2,100〜2,300 参考例6 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−12−ヒド
ロキシステアリン酸−シクロヘキシルアルコール(1:1:
2:1)ポリエステル(1グラム等量=920) 3等量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤6)の主成分の平均分子量 2,500〜2,800 参考例7 無水メチルナジック酸−無水フタル酸−ブチレングリコ
ール−ベンジルアルコール(2:1:3:1)ポリエステル
(1グラム等量=830) 3当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤7)の主成分の平均分子量 2,200〜2,500 参考例8 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−シクロヘ
キシルアルコール(3:3:1)ポリエステル(1グラム等
量=850) 2当量 ジエチレングリコール−2−ナフチルエーテル(1グラ
ム当量=230) 1当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤8)の主成分の平均分子量 1,800〜2,000 参考例9 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−ベンジル
アルコール(3:3:1)ポリエステル(1グラム等量=86
0) 2当量 ジエチレングリコール−2−ナフチルエーテル(1グラ
ム当量=230) 1当量 オキシ塩化リン 3当量 生成物(分散剤9)の主成分の平均分子量 1,800〜2,000 参考例10 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−ベンジル
アルコール(3:3:1)ポリエステル(1グラム等量=86
0) 2当量 オキシ塩化リン 3当量 (反応後、ジステアリルジメチルアミンで中和し、塩と
した。) 生成物(分散剤10)の主成分の平均分子量 1,600〜1,800 参考例11 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール−ジプロピ
レングリコール−2−ナフチルエーテル(2:2:1)ポリ
エステル(1グラム等量=760) 2当量 オキシ塩化リン 3当量 (反応後、ジステアリルジメチルアミンで中和し、塩と
した。) 生成物(分散剤11)の主成分の平均分子量 1,400〜1,600 参考例12 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール(1:1)ポ
リエステル(1グラム等量=450) 1当量 ジエチレングリコール−2−ナフチルエーテル(1グラ
ム当量=230) 1当量 オキシ塩化リン 3当量 (反応後、ステアリルジメチルアミンで中和し、塩とし
た。) 生成物(分散剤12)の主成分の平均分子量 600〜750 参考例13 無水メチルナジック酸−ブチレングリコール(1:1)ポ
リエステル(1グラム等量=1,020) 1当量 オキシ塩化リン 3当量 (反応後、トリオクチルアミンで中和し、塩とした。) 生成物(分散剤13)の主成分の平均分子量 1,000〜1,100 実施例1 銅フタロシアニンブル−顔料(C.I.ピグメントブル−15
−3)の水性瀘過ケーキ(顔料含有率42%)238部をフ
ラッシャーに仕込み、次いで、参考例1で得られた分散
剤1の20部を石油系インキソルベント58.5部に溶解して
フラッシャーに添加し、常法に従いながら混練し、フラ
ッシングを行なった。このフラッシングにおいては容易
にケーキ中の水分が遊離し、銅フタロシアニンブル−顔
料は油性の該分散剤相に移行した。
更に水分を完全に除去し、銅フタロシアニンブル−顔料
を含むフラッシドカラーが得られた。上記で得られた銅
フタロシアニンブル−顔料を含むフラッシドカラーを用
いてオフセット平版印刷インキを調製した。
を含むフラッシドカラーが得られた。上記で得られた銅
フタロシアニンブル−顔料を含むフラッシドカラーを用
いてオフセット平版印刷インキを調製した。
上記で得た銅フタロシアニンブル−顔料のフラッシドカ
ラー(顔料分56%) 34.8部 オフセット平版インキ用調合ワニス 63.0部 5%コバルトドライヤー 0.2部 8%マンガンドライヤー 1.0部 インキソルベント 1.0部 合 計 100部 上記において、オフセット平版インキ用調合ワニスは下
記の配合のものである。
ラー(顔料分56%) 34.8部 オフセット平版インキ用調合ワニス 63.0部 5%コバルトドライヤー 0.2部 8%マンガンドライヤー 1.0部 インキソルベント 1.0部 合 計 100部 上記において、オフセット平版インキ用調合ワニスは下
記の配合のものである。
ロジン変性フェノール樹脂 35部 乾性油 25部 乾性油変性イソフタル酸アルキッド 10部 インキソルベント 29.5部 アルミニウムキレート 0.5部 合 計 100部 上記で得たインキを使用してオフセット印刷機にて上質
紙に印刷し、鮮明な藍色の印刷物を得た。
紙に印刷し、鮮明な藍色の印刷物を得た。
また、前記の銅フタロシアニンブルー顔料の水性瀘過ケ
ーキに代えて、ジスアゾイエロー顔料(C.I.ピグメント
イエロー12)の水性瀘過ケーキ(顔料含有率27%)、ブ
リリアントカーミン6B顔料(C.I.ピグメントレッド57−
1)の水性瀘過ケーキ(顔料含有率25%)を用いて上記
と同様に操作してフラッシドカラーを作り、次いで各々
黄色および紅色のオフセット平版インキを調製した。
ーキに代えて、ジスアゾイエロー顔料(C.I.ピグメント
イエロー12)の水性瀘過ケーキ(顔料含有率27%)、ブ
リリアントカーミン6B顔料(C.I.ピグメントレッド57−
1)の水性瀘過ケーキ(顔料含有率25%)を用いて上記
と同様に操作してフラッシドカラーを作り、次いで各々
黄色および紅色のオフセット平版インキを調製した。
同様にしてレーキレッドC顔料(C.I.ピグメントレッド
53−1)の水性瀘過ケーキからフラッシドカラーを得、
オフセット平版用金赤インキを得た。また、銅フタロシ
アニングリーン顔料(C.I.ピグメントグリーン7)の水
性瀘過ケーキからフラッシドカラーを得、オフセット平
版用草インキを得た。
53−1)の水性瀘過ケーキからフラッシドカラーを得、
オフセット平版用金赤インキを得た。また、銅フタロシ
アニングリーン顔料(C.I.ピグメントグリーン7)の水
性瀘過ケーキからフラッシドカラーを得、オフセット平
版用草インキを得た。
それぞれフラッシングにおいては水の分離が容易であ
り、顔料の優れた油相への移行を示し、インキの調製が
容易であり、これらのインキを用いたオフセット平版印
刷においては鮮明で優れた印刷物が得られた。
り、顔料の優れた油相への移行を示し、インキの調製が
容易であり、これらのインキを用いたオフセット平版印
刷においては鮮明で優れた印刷物が得られた。
また、上記において使用した分散剤1に代えて分散剤2
〜分散剤13を使用し、上記と同様優れた効果が得られ
た。
〜分散剤13を使用し、上記と同様優れた効果が得られ
た。
実施例2 カーボンブラック顔料 20部 分散剤1 6部 オフセット平版インキ用調合ワニス 69部 合 計 95部 の配合にて三本ロールでカーボンブラック顔料を混練お
よび分散した。カーボンブラック顔料はワニス中に非常
に良く分散した。
よび分散した。カーボンブラック顔料はワニス中に非常
に良く分散した。
上記で得たカーボンブラック顔料の ワニス分散物 95部 5%コバルトドライヤー 0.2部 8%マンガンドライヤー 1.0部 インキソルベント 3.8部 合 計 100部 にて充分均一に混合および混練し、カーボンブラックイ
ンキを得た。これを用いてオフセット印刷機にて印刷
し、黒度の高い墨色の印刷物を得た。また、上記におい
て使用した分散剤1に代えて分散剤2〜分散剤13使用し
上記と同様優れた効果が得られた。
ンキを得た。これを用いてオフセット印刷機にて印刷
し、黒度の高い墨色の印刷物を得た。また、上記におい
て使用した分散剤1に代えて分散剤2〜分散剤13使用し
上記と同様優れた効果が得られた。
また、実施例で得られた黄色インキ、紅色インキおよび
藍色インキに、上記で得た墨インキを加えて、オフセッ
ト平版用プロセス黄インキ、プロセス紅インキ、プロセ
ス藍インキ、プロセス墨インキとして四色プロセス印刷
を行ない、鮮明で美麗な多色刷り印刷物が得られた。
藍色インキに、上記で得た墨インキを加えて、オフセッ
ト平版用プロセス黄インキ、プロセス紅インキ、プロセ
ス藍インキ、プロセス墨インキとして四色プロセス印刷
を行ない、鮮明で美麗な多色刷り印刷物が得られた。
実施例3 実施例1で得られた銅フタロシアニングルー顔料のフラ
ッシドカラー(顔料分56%) 9.6部 ルチル型チタン白 2.0部 速乾性スチレン化アルキッド樹脂72,6部 キシロール 6.6部 ミネラルスピリット 8.8部 6%ナフテン酸コバルト 0.3部 皮張り防止剤 0.1部 合 計 100部 の処方にて充分均一に混合・分散し、機械、車輛等の金
属材料用の常温乾燥型の青色の速乾エナメルを得た。塗
布したところ鮮明で美麗な塗装が行なわれた。
ッシドカラー(顔料分56%) 9.6部 ルチル型チタン白 2.0部 速乾性スチレン化アルキッド樹脂72,6部 キシロール 6.6部 ミネラルスピリット 8.8部 6%ナフテン酸コバルト 0.3部 皮張り防止剤 0.1部 合 計 100部 の処方にて充分均一に混合・分散し、機械、車輛等の金
属材料用の常温乾燥型の青色の速乾エナメルを得た。塗
布したところ鮮明で美麗な塗装が行なわれた。
次に、実施例1において使用した分散剤1に代えて分散
剤2〜分散剤13を使用して実施例と同様にしてフラッシ
ングを行ない各々の分散剤を使用したフラッシッドカラ
ーを得た。また、実施例1の銅フタロシアニンブルー顔
料に代えて、ジスアゾイエロー(C.I.ピグメントイエロ
ー14)、4−アミノフタルイミドをジアゾ化してアセト
アセトアニライドとカップリングしたファーストイエロ
ー系顔料、ウオッチングレッド(C.I.ピグメントレッド
48)、カーミンFB(C.I.ピグメントレッド3)の顔料の
水性瀘過ケーキを使用して実施例1と同様にしてフラッ
シングを行ない各々の顔料のフラッシドカラーを得た。
剤2〜分散剤13を使用して実施例と同様にしてフラッシ
ングを行ない各々の分散剤を使用したフラッシッドカラ
ーを得た。また、実施例1の銅フタロシアニンブルー顔
料に代えて、ジスアゾイエロー(C.I.ピグメントイエロ
ー14)、4−アミノフタルイミドをジアゾ化してアセト
アセトアニライドとカップリングしたファーストイエロ
ー系顔料、ウオッチングレッド(C.I.ピグメントレッド
48)、カーミンFB(C.I.ピグメントレッド3)の顔料の
水性瀘過ケーキを使用して実施例1と同様にしてフラッ
シングを行ない各々の顔料のフラッシドカラーを得た。
これらは上記塗料の組成において銅フタロシアニン顔料
に代えて使用し、各々の色の塗料が得られ、鮮明で美麗
な塗布板が得られた。
に代えて使用し、各々の色の塗料が得られ、鮮明で美麗
な塗布板が得られた。
実施例4 銅フタロシアニンブルー顔料(C.I.ピグメントブルー15
−3)の乾燥粉 砕顔料 10部 分散剤1 2部 キシロール 13部 ブタノール 5部 合 計 30部 にて連続式横型媒体分散機にて分散させ、銅フタロシア
ニンブルー顔料のキシロールブタノール混合溶媒の分散
液が得られた。
−3)の乾燥粉 砕顔料 10部 分散剤1 2部 キシロール 13部 ブタノール 5部 合 計 30部 にて連続式横型媒体分散機にて分散させ、銅フタロシア
ニンブルー顔料のキシロールブタノール混合溶媒の分散
液が得られた。
次いで以下の処方で塗料を調製した。
上記で得た銅フタロシアニンブルーおよびリン酸エステ
ル化合物を含む溶剤 分散液 3部 ルチル型チタン白 14部 熱可塑性アクリル樹脂 70部 トルオール 6.8部 キシロール 3.2部 ブタノール 2.2部 セロソルブ 0.8部 合 計 100部 これを自動車用アクリルラッカーエナメルとして使用し
て塗布し、鮮明で美麗な塗装が得られた。
ル化合物を含む溶剤 分散液 3部 ルチル型チタン白 14部 熱可塑性アクリル樹脂 70部 トルオール 6.8部 キシロール 3.2部 ブタノール 2.2部 セロソルブ 0.8部 合 計 100部 これを自動車用アクリルラッカーエナメルとして使用し
て塗布し、鮮明で美麗な塗装が得られた。
また、上記において使用した分散剤1に代えて分散剤2
〜分散剤13を使用し、上記と同様優れた塗料が得られ
た。
〜分散剤13を使用し、上記と同様優れた塗料が得られ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 孝光 千葉県柏市松ヶ崎1170−41 (72)発明者 堀口 正二郎 埼玉県大宮市片柳2135 (56)参考文献 特開 昭58−219231(JP,A) 特開 昭61−47818(JP,A) 特開 昭50−34395(JP,A) 特開 昭50−135331(JP,A) 特開 昭55−16051(JP,A) 特開 昭45−36318(JP,A) 特開 昭55−39389(JP,A) 特開 昭55−54328(JP,A) 特開 昭56−5830(JP,A) 特公 昭38−1997(JP,B1) 特公 昭45−32437(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】顔料、有機溶剤および分散剤からなる印刷
インキ・塗料用顔料組成物において、該分散剤が、下記
一般式で表わされるリン酸エステル化合物であることを
特徴とする顔料組成物。 (但し、式中の3個のRのうち、少なくとも1個のR
が、ポリカルボン酸とポリアルコールとからなるエステ
ル結合を主結合とし、且つ分子中に2個以上のベンゼン
環が連結された基或は炭素数8以上の芳香族環又は複素
環の基を含有するヒドロキシ末端ポリエステルの残基で
あり、0〜2個のRが、ヒドロキシカルボン酸またその
アルコールエステルの残基、炭化水素基、水素原子及び
カチオンからなる群から選ばれる基である)。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61192919A JPH0662886B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 顔料組成物 |
| EP87111476A EP0256454B1 (en) | 1986-08-20 | 1987-08-07 | Pigment composition |
| ES87111476T ES2053481T3 (es) | 1986-08-20 | 1987-08-07 | Composicion de pigmento. |
| DE8787111476T DE3784406T2 (de) | 1986-08-20 | 1987-08-07 | Pigmentzusammensetzung. |
| AT87111476T ATE86277T1 (de) | 1986-08-20 | 1987-08-07 | Pigmentzusammensetzung. |
| AU76727/87A AU593673B2 (en) | 1986-08-20 | 1987-08-10 | Pigment composition |
| CA000544243A CA1304201C (en) | 1986-08-20 | 1987-08-11 | Pigment composition |
| US07/084,197 US4762568A (en) | 1986-08-20 | 1987-08-12 | Pigment composition |
| NZ221461A NZ221461A (en) | 1986-08-20 | 1987-08-14 | Pigmented composition containing a phosphoric ester as a dispersant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61192919A JPH0662886B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 顔料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6351469A JPS6351469A (ja) | 1988-03-04 |
| JPH0662886B2 true JPH0662886B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=16299159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61192919A Expired - Fee Related JPH0662886B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 顔料組成物 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0256454B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0662886B2 (ja) |
| AT (1) | ATE86277T1 (ja) |
| AU (1) | AU593673B2 (ja) |
| CA (1) | CA1304201C (ja) |
| DE (1) | DE3784406T2 (ja) |
| ES (1) | ES2053481T3 (ja) |
| NZ (1) | NZ221461A (ja) |
Families Citing this family (33)
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|---|---|---|---|---|
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| US5213618A (en) * | 1988-01-27 | 1993-05-25 | Nippon Oil And Fats Company, Limited | Method for the preparation of chromatic-color metal flake pigments |
| JP2622999B2 (ja) * | 1988-01-27 | 1997-06-25 | 日本油脂 株式会社 | 有彩色金属フレーク顔料並びにこの顔料を含有する塗料組成物、インキ組成物、化粧料組成物及びプラスチック成形組成物 |
| JP2725015B2 (ja) * | 1988-03-11 | 1998-03-09 | エヌオーケー株式会社 | 磁性流体の製造方法 |
| US4961959A (en) * | 1988-03-23 | 1990-10-09 | Dow Corning Corporation | Quaternary ammonium salt of an alkoxysilane as a dispersant for magnetic pigment |
| US4929376A (en) * | 1988-03-23 | 1990-05-29 | Dow Corning Corporation | Quaternary ammonium salt of an alkoxysilane as a dispersant for magnetic pigment |
| US5000787A (en) * | 1989-06-30 | 1991-03-19 | Sun Chemical Corporation | Low misting printing ink |
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| US5466286A (en) * | 1994-05-27 | 1995-11-14 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Stable automotive aqueous metallic-flake tint dispersion |
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| FR2747592B1 (fr) * | 1996-04-19 | 1998-06-19 | Chalen Papier Europ Service | Procede de preparation de suspensions aqueuses stables de particules, suspensions aqueuses stables obtenues par ledit procede et leurs utilisations |
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| DE10027295A1 (de) * | 2000-06-02 | 2001-12-06 | Basf Coatings Ag | Effektpigmente enthaltende Pulverlacke und Pulverlackdispersionen (Pulverslurries) |
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