JPH0663652A - パイプ用端末加工装置 - Google Patents
パイプ用端末加工装置Info
- Publication number
- JPH0663652A JPH0663652A JP24262392A JP24262392A JPH0663652A JP H0663652 A JPH0663652 A JP H0663652A JP 24262392 A JP24262392 A JP 24262392A JP 24262392 A JP24262392 A JP 24262392A JP H0663652 A JPH0663652 A JP H0663652A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pressing
- rotating body
- rotary
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 133
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 81
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 5
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 硬質のパイプの端部外周をその長さに無関係
に極く容易に且つ短時間に外方向に向けて展延加工し得
るパイプ用端末加工装置を提供すること。 【構成】 加工しろ設定部材2A,2Bを介してパイプ
1を挟持するチャック機構20と、このチャック機構2
0を介してパイプ1を固定するパイプ支持機構30とを
有し、パイプ1の一端部端縁に所定角度をもって内側か
ら当接する棒状回転押圧部材11を備えた押圧用回転体
10と、この押圧用回転体10を回転自在に保持する回
転体支持ケース15と、この回転体支持ケース15の全
体をパイプ端縁に沿って回転させる回転体回転保持機構
40とを設け、更に、回転体支持ケース15用の回転半
径設定機構50を装備し、また押圧用回転体10をパイ
プ1の中心軸に沿った方向に逐次加圧移動せしめる保持
機構押圧移動手段60を装備したこと。
に極く容易に且つ短時間に外方向に向けて展延加工し得
るパイプ用端末加工装置を提供すること。 【構成】 加工しろ設定部材2A,2Bを介してパイプ
1を挟持するチャック機構20と、このチャック機構2
0を介してパイプ1を固定するパイプ支持機構30とを
有し、パイプ1の一端部端縁に所定角度をもって内側か
ら当接する棒状回転押圧部材11を備えた押圧用回転体
10と、この押圧用回転体10を回転自在に保持する回
転体支持ケース15と、この回転体支持ケース15の全
体をパイプ端縁に沿って回転させる回転体回転保持機構
40とを設け、更に、回転体支持ケース15用の回転半
径設定機構50を装備し、また押圧用回転体10をパイ
プ1の中心軸に沿った方向に逐次加圧移動せしめる保持
機構押圧移動手段60を装備したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ端部加工装置に
係り、とくに、ステンレス鋼等の比較的硬質の金属から
なるパイプの端部外周を外側に向けて展延加工するのに
好適なパイプ用端部加工装置に関する。
係り、とくに、ステンレス鋼等の比較的硬質の金属から
なるパイプの端部外周を外側に向けて展延加工するのに
好適なパイプ用端部加工装置に関する。
【0002】
【背景技術】パイプの端部加工(フランジ加工)は、ビ
ルの冷暖房設備や上下水道の充実に伴って、工場での作
業或いは建設現場における作業で日常的に、行われてい
る。一方、ビルの冷暖房設備(空調設備)に使用される
ステンレス製等のパイプは、冷暖房機器への接続やパイ
プ同士の連結の際に連結用のクランプ等を取り付ける必
要から、パイプ端末に鍔状のフランジ部を形成すること
が必要とされ、又その需要が増大している。従来、この
種のパイプ端末加工は、予め、工場生産により比較的短
めのパイプの端末にフランジを形成したり、或いは、現
場にて比較的大型の専用のパイプ端末加工機を用いて通
常のパイプの端末にフランジを直接形成することがなさ
れている。
ルの冷暖房設備や上下水道の充実に伴って、工場での作
業或いは建設現場における作業で日常的に、行われてい
る。一方、ビルの冷暖房設備(空調設備)に使用される
ステンレス製等のパイプは、冷暖房機器への接続やパイ
プ同士の連結の際に連結用のクランプ等を取り付ける必
要から、パイプ端末に鍔状のフランジ部を形成すること
が必要とされ、又その需要が増大している。従来、この
種のパイプ端末加工は、予め、工場生産により比較的短
めのパイプの端末にフランジを形成したり、或いは、現
場にて比較的大型の専用のパイプ端末加工機を用いて通
常のパイプの端末にフランジを直接形成することがなさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の工場生産によるフランジ付きの短いパイプを使用
する場合にあっては、現場でこのフランジ付きの短いパ
イプを通常のパイプに接合するための溶接作業が必要と
なり、面倒で手間が掛かるという不都合があった。ま
た、上記従来例の専用のパイプ端末加工機を使用する場
合にあっては、この種の加工機は、原理的には二段もし
くは三段のプレス加工技術によるものが殆どであり、必
然的に装置全体が大掛かりとなり、又プレス加工である
ことから加工時間が多くなり生産性が悪く、これがた
め、工賃の高騰を招くという不都合があった。
来例の工場生産によるフランジ付きの短いパイプを使用
する場合にあっては、現場でこのフランジ付きの短いパ
イプを通常のパイプに接合するための溶接作業が必要と
なり、面倒で手間が掛かるという不都合があった。ま
た、上記従来例の専用のパイプ端末加工機を使用する場
合にあっては、この種の加工機は、原理的には二段もし
くは三段のプレス加工技術によるものが殆どであり、必
然的に装置全体が大掛かりとなり、又プレス加工である
ことから加工時間が多くなり生産性が悪く、これがた
め、工賃の高騰を招くという不都合があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、硬質のパイプの端部外周をパイプの
長さに無関係に極く容易に且つ短時間に外方向に向けて
展延加工し得るパイプ用端末加工装置を提供すること
を、その目的とする。
を改善し、とくに、硬質のパイプの端部外周をパイプの
長さに無関係に極く容易に且つ短時間に外方向に向けて
展延加工し得るパイプ用端末加工装置を提供すること
を、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、加工しろ設
定部材を介して被加工部材たるパイプの一端を挟持する
チャック機構と、このチャック機構及び前記加工しろ設
定部材を介して前記パイプの一端を固定し保持するパイ
プ支持機構とを有している。また、パイプの一端側にて
その内側端縁に所定角度をもって当接する構造の棒状回
転押圧部材を備えた押圧用回転体と、この押圧用回転体
を回転自在に保持する回転体支持ケースと、この回転体
支持ケースを固定保持すると共に当該回転体支持ケース
を前記パイプに対する押圧用回転体の傾きを維持しつつ
前記パイプの中心軸を回転中心としてその全体をパイプ
端縁に沿って回転させる回転体回転保持機構とを備えて
いる。
定部材を介して被加工部材たるパイプの一端を挟持する
チャック機構と、このチャック機構及び前記加工しろ設
定部材を介して前記パイプの一端を固定し保持するパイ
プ支持機構とを有している。また、パイプの一端側にて
その内側端縁に所定角度をもって当接する構造の棒状回
転押圧部材を備えた押圧用回転体と、この押圧用回転体
を回転自在に保持する回転体支持ケースと、この回転体
支持ケースを固定保持すると共に当該回転体支持ケース
を前記パイプに対する押圧用回転体の傾きを維持しつつ
前記パイプの中心軸を回転中心としてその全体をパイプ
端縁に沿って回転させる回転体回転保持機構とを備えて
いる。
【0006】この回転体回転保持機構と前記回転体支持
ケースとの間に、当該回転体支持ケースの回転半径の大
きさを可変設定する回転半径設定機構を装備すると共
に、前記回転体回転保持機構を介して前記押圧用回転体
をパイプの中心軸に沿った方向に適当な押圧力をもって
逐次加圧移動せしめる保持機構押圧移動手段を装備す
る、等の構成を採っている。これによって前述した目的
を達成しようとするものである。
ケースとの間に、当該回転体支持ケースの回転半径の大
きさを可変設定する回転半径設定機構を装備すると共
に、前記回転体回転保持機構を介して前記押圧用回転体
をパイプの中心軸に沿った方向に適当な押圧力をもって
逐次加圧移動せしめる保持機構押圧移動手段を装備す
る、等の構成を採っている。これによって前述した目的
を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】先ず、被加工部材たるパイプの端部外周に、加
工しろKを定める加工しろ設定部材を装備し、また被加
工部材としてのパイプを筒体内に配設してその一端部を
チャック機構で固定する。続いて、回転半径設定機構又
は他の手段を利用して回転体支持ケースの押圧用回転体
をパイプの端部外周の加圧加工位置に設定する。この場
合、押圧用回転体の傾斜角度αは例えば「α=30°」
に設定されている。この加圧加工位置の設定に相前後し
て、回転体回転保持機構を作動させ、また保持機構移動
手段を作動させ押圧用回転体を移動させ、パイプの端部
の加工を開始させる。この場合、押圧用回転体は、パイ
プの回転力に付勢されて従動回転し、パイプの端部との
摩擦力により転がり接触の状態で押圧加工が継続され
る。
工しろKを定める加工しろ設定部材を装備し、また被加
工部材としてのパイプを筒体内に配設してその一端部を
チャック機構で固定する。続いて、回転半径設定機構又
は他の手段を利用して回転体支持ケースの押圧用回転体
をパイプの端部外周の加圧加工位置に設定する。この場
合、押圧用回転体の傾斜角度αは例えば「α=30°」
に設定されている。この加圧加工位置の設定に相前後し
て、回転体回転保持機構を作動させ、また保持機構移動
手段を作動させ押圧用回転体を移動させ、パイプの端部
の加工を開始させる。この場合、押圧用回転体は、パイ
プの回転力に付勢されて従動回転し、パイプの端部との
摩擦力により転がり接触の状態で押圧加工が継続され
る。
【0008】次に、パイプの端部がY字状の状態に加工
されると、ひとまず回転体回転保持機構40の回転動作
を停止させるが、複数の押圧用回転体の使用によって
は、予め棒状回転押圧部材による加工が終了すると連続
して他の回転押圧部材が機能するように構成することも
可能である。そして、回転半径設定機構により押圧用回
転体を移送し当該押圧用回転体の他の回転押圧部材部分
を加工位置に設定する。その後再び回転体回転保持機構
40および保持機構移動手段60を作動させて押圧加工
がなされる。この場合も、他の回転押圧部材部分は、パ
イプの回転力に付勢されて従動回転し、パイプの端部と
の摩擦力により転がり接触の状態で押圧加工が継続され
る。βは棒状回転押圧部材の回転面がパイプの一端側の
内側端縁に当接する角度を示す。このβの大きさに応じ
てパイプの一端側の端部が所定の広がりをもって外周側
に向けて延展加工されるようになっている。
されると、ひとまず回転体回転保持機構40の回転動作
を停止させるが、複数の押圧用回転体の使用によって
は、予め棒状回転押圧部材による加工が終了すると連続
して他の回転押圧部材が機能するように構成することも
可能である。そして、回転半径設定機構により押圧用回
転体を移送し当該押圧用回転体の他の回転押圧部材部分
を加工位置に設定する。その後再び回転体回転保持機構
40および保持機構移動手段60を作動させて押圧加工
がなされる。この場合も、他の回転押圧部材部分は、パ
イプの回転力に付勢されて従動回転し、パイプの端部と
の摩擦力により転がり接触の状態で押圧加工が継続され
る。βは棒状回転押圧部材の回転面がパイプの一端側の
内側端縁に当接する角度を示す。このβの大きさに応じ
てパイプの一端側の端部が所定の広がりをもって外周側
に向けて延展加工されるようになっている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0010】この図1乃至図5に示す実施例は、端部に
鍔部3A,3Bを備えた加工しろ設定部材2A,2Bを
介して被加工部材たるステンレス製のパイプ1の一端
(図1における右端)を挟持するチャック機構20と、
このチャック機構20及び前述した加工しろ設定部材2
A,2Bを介してパイプ1の一端を固定し保持するパイ
プ支持機構30とを備えている。また、パイプ1の一端
(図1における右端)側にてその内側端縁に所定角度α
をもって当接する棒状回転押圧部材11を備えた押圧用
回転体10と、この押圧用回転体10を回転自在に保持
する回転体支持ケース15と、この回転体支持ケース1
5を固定保持すると共にパイプ1に対する押圧用回転体
10の傾きを維持しつつパイプ1の中心軸を回転中心と
して当該回転体支持ケース15全体をパイプ1の端縁に
沿って回転させる回転体回転保持機構40とを備えてい
る。
鍔部3A,3Bを備えた加工しろ設定部材2A,2Bを
介して被加工部材たるステンレス製のパイプ1の一端
(図1における右端)を挟持するチャック機構20と、
このチャック機構20及び前述した加工しろ設定部材2
A,2Bを介してパイプ1の一端を固定し保持するパイ
プ支持機構30とを備えている。また、パイプ1の一端
(図1における右端)側にてその内側端縁に所定角度α
をもって当接する棒状回転押圧部材11を備えた押圧用
回転体10と、この押圧用回転体10を回転自在に保持
する回転体支持ケース15と、この回転体支持ケース1
5を固定保持すると共にパイプ1に対する押圧用回転体
10の傾きを維持しつつパイプ1の中心軸を回転中心と
して当該回転体支持ケース15全体をパイプ1の端縁に
沿って回転させる回転体回転保持機構40とを備えてい
る。
【0011】さらに、回転体回転保持機構40と回転体
支持ケース15との間には、当該回転体支持ケース15
の回転半径の大きさを可変設定する回転半径設定機構5
0が装備されている。また、回転体回転保持機構40を
介して押圧用回転体10をパイプ1の中心軸に沿った方
向に適当な押圧力をもって逐次加圧移動せしめる保持機
構押圧移動手段60が装備されている。
支持ケース15との間には、当該回転体支持ケース15
の回転半径の大きさを可変設定する回転半径設定機構5
0が装備されている。また、回転体回転保持機構40を
介して押圧用回転体10をパイプ1の中心軸に沿った方
向に適当な押圧力をもって逐次加圧移動せしめる保持機
構押圧移動手段60が装備されている。
【0012】押圧用回転体10の棒状回転押圧部材11
は、本実施例では、回転軸を同一とすると共に回転体支
持ケース15に回転自在に支持され且つ回転断面が湾状
にもしくはスカート状に形成された他の回転押圧部材1
2の回転中心線上に植設されている。この棒状回転押圧
部材11と他の回転押圧部材12とにより、前述した押
圧用回転体10が形成されている。
は、本実施例では、回転軸を同一とすると共に回転体支
持ケース15に回転自在に支持され且つ回転断面が湾状
にもしくはスカート状に形成された他の回転押圧部材1
2の回転中心線上に植設されている。この棒状回転押圧
部材11と他の回転押圧部材12とにより、前述した押
圧用回転体10が形成されている。
【0013】ここで、チャック機構20としては、原理
的には旋盤におけるチャック機構と全く同一のものが使
用されている。即ち、このチャック機構20は、円盤状
の回転本体5の図1における右端面に当該回転本体5の
中心軸を基準として等間隔に且つ放射状に配置されると
ともに半径方向に沿ってスライド可能な3つのチャック
部材4と、このチャック部材4のスライド位置を固定す
るための固定ねじ4Aを含んで構成されている。ここ
で、これらのチャック部材4は、図示しない傘歯車機構
を介して相互に同期を取りながら同一量だけスライドす
るようになっている。
的には旋盤におけるチャック機構と全く同一のものが使
用されている。即ち、このチャック機構20は、円盤状
の回転本体5の図1における右端面に当該回転本体5の
中心軸を基準として等間隔に且つ放射状に配置されると
ともに半径方向に沿ってスライド可能な3つのチャック
部材4と、このチャック部材4のスライド位置を固定す
るための固定ねじ4Aを含んで構成されている。ここ
で、これらのチャック部材4は、図示しない傘歯車機構
を介して相互に同期を取りながら同一量だけスライドす
るようになっている。
【0014】また、前述したパイプ支持機構30は、ベ
ース8と、このベース8に支持された筒体6と、この筒
体6により支持される前述したチャック機構20とを含
んで構成されている。これをさらに詳述すると、筒体6
は、その一端(図1における右端)に前述したチャック
機構20の動作を案内し支持する本体鍔部5が設けられ
ている。また、この筒体6の左端側には、パイプ1を挟
持するための図示しない別のチャック機構が設けられて
いる。
ース8と、このベース8に支持された筒体6と、この筒
体6により支持される前述したチャック機構20とを含
んで構成されている。これをさらに詳述すると、筒体6
は、その一端(図1における右端)に前述したチャック
機構20の動作を案内し支持する本体鍔部5が設けられ
ている。また、この筒体6の左端側には、パイプ1を挟
持するための図示しない別のチャック機構が設けられて
いる。
【0015】加工しろ設定部材2A,2Bは、図3に示
すように形成され、パイプ1の一端側に装着され加工し
ろKを設定する機能と、後述するように外周に向けて押
し広げられたパイプ1の端縁部の展延部をパイプ1の中
心軸に直交する方向に案内するガイド機能とを有してい
る。即ち、この加工しろ設定部材2A,2Bは、図3
(A)乃至図3(B)に示すように円筒状部材を素材と
し,且つその一端部に鍔部3A,3Bを形成してなるも
のを,その中心軸に沿って二分割して形成されている。
ここで、加工しろ設定部材2A,2Bの素材としては、
その内径が前述したパイプ1の外径と同一か又はやや大
きめのものが使用されている。
すように形成され、パイプ1の一端側に装着され加工し
ろKを設定する機能と、後述するように外周に向けて押
し広げられたパイプ1の端縁部の展延部をパイプ1の中
心軸に直交する方向に案内するガイド機能とを有してい
る。即ち、この加工しろ設定部材2A,2Bは、図3
(A)乃至図3(B)に示すように円筒状部材を素材と
し,且つその一端部に鍔部3A,3Bを形成してなるも
のを,その中心軸に沿って二分割して形成されている。
ここで、加工しろ設定部材2A,2Bの素材としては、
その内径が前述したパイプ1の外径と同一か又はやや大
きめのものが使用されている。
【0016】そして、この加工しろ設定部材2A,2B
がパイプ1の端部に装備された場合、図3(A)の内径
側の右端縁が前述した加工しろKを設定し、鍔部3A,
3Bが、加工されたパイプ1端縁部の外周方向への曲折
方向をパイプ1の中心軸に直交する方向に案内するガイ
ド機能を発揮するようになっている。また、鍔部3A,
3Bの図3(A)の左端面をパイプ装着時にチャック部
材4の右端面にそれぞれ当接せしめることにより、容易
に当該一組の加工しろ設定部材2A,2B相互の位置合
わせが出来るようになっている。
がパイプ1の端部に装備された場合、図3(A)の内径
側の右端縁が前述した加工しろKを設定し、鍔部3A,
3Bが、加工されたパイプ1端縁部の外周方向への曲折
方向をパイプ1の中心軸に直交する方向に案内するガイ
ド機能を発揮するようになっている。また、鍔部3A,
3Bの図3(A)の左端面をパイプ装着時にチャック部
材4の右端面にそれぞれ当接せしめることにより、容易
に当該一組の加工しろ設定部材2A,2B相互の位置合
わせが出来るようになっている。
【0017】押圧用回転体10は、前述したように被加
工部材たるパイプ1が、筒体6及びチャック機構20に
より固定されたのち、該パイプ1の端末加工を行なうた
めのものである。即ち、この押圧用回転体10として
は、図4に示すように比較的硬質の金属で形成された円
錐棒状の第1の押圧部としての棒状回転押圧部材11
と、この第1の押圧部である棒状回転押圧部材11がそ
の一端面の中心部に植設されるとともに,当該端面が球
面状(又は湾状もしくはスカート状でもよい)に形成さ
れた第2の押圧部としての他の回転押圧部材12とから
成る段付き形状のものが使用されている。ここで、棒状
回転押圧部材11は、回転するパイプ1の端面を押圧し
て円錐状に押し広げる役割を有し、他の回転押圧部材1
2は、前記棒状回転押圧部材11によって押し広げられ
たパイプ1の端部を加工しろ設定部材2A,2Bの鍔部
3A,3Bに向けて押圧加工する役割を有する。
工部材たるパイプ1が、筒体6及びチャック機構20に
より固定されたのち、該パイプ1の端末加工を行なうた
めのものである。即ち、この押圧用回転体10として
は、図4に示すように比較的硬質の金属で形成された円
錐棒状の第1の押圧部としての棒状回転押圧部材11
と、この第1の押圧部である棒状回転押圧部材11がそ
の一端面の中心部に植設されるとともに,当該端面が球
面状(又は湾状もしくはスカート状でもよい)に形成さ
れた第2の押圧部としての他の回転押圧部材12とから
成る段付き形状のものが使用されている。ここで、棒状
回転押圧部材11は、回転するパイプ1の端面を押圧し
て円錐状に押し広げる役割を有し、他の回転押圧部材1
2は、前記棒状回転押圧部材11によって押し広げられ
たパイプ1の端部を加工しろ設定部材2A,2Bの鍔部
3A,3Bに向けて押圧加工する役割を有する。
【0018】このようにパイプ1の端部加工機能を有す
る棒状回転押圧部材11及び他の回転押圧部材12は、
図4に示すように回転軸13の一端部に装着され、その
回転中心を同一として回転軸13と一体化されて回転組
立体14を成している。この回転組立体14の回転軸1
3は、その棒状回転押圧部材11側がラジアルベアリン
グ13Aを介して,またその反対側(図4の右端部)が
スラストベアリング13Bを介して,それぞれ回転体支
持ケース15に回転自在に支持されている。このため、
本実施例では、押圧用回転体10が回転するパイプ1に
圧接された際に、当該押圧用回転体10(回転組立体1
4)がパイプ1の回転に従動して回転するようになって
いる。
る棒状回転押圧部材11及び他の回転押圧部材12は、
図4に示すように回転軸13の一端部に装着され、その
回転中心を同一として回転軸13と一体化されて回転組
立体14を成している。この回転組立体14の回転軸1
3は、その棒状回転押圧部材11側がラジアルベアリン
グ13Aを介して,またその反対側(図4の右端部)が
スラストベアリング13Bを介して,それぞれ回転体支
持ケース15に回転自在に支持されている。このため、
本実施例では、押圧用回転体10が回転するパイプ1に
圧接された際に、当該押圧用回転体10(回転組立体1
4)がパイプ1の回転に従動して回転するようになって
いる。
【0019】回転体回転保持機構40は、図1ないし図
2に示すように、回転体支持ケース15および回転半径
設定機構50を一端部に固定装備してこれらを一体的に
高速回転せしめる回転支軸41と、この回転支軸41を
回転自在に保持する支軸保持体42と、回転支軸41に
外部からの回転力を伝達するプーリ43とを備えてい
る。そして、回転支軸41の図1における左端部に、前
述した回転半径設定機構50が装備されている。
2に示すように、回転体支持ケース15および回転半径
設定機構50を一端部に固定装備してこれらを一体的に
高速回転せしめる回転支軸41と、この回転支軸41を
回転自在に保持する支軸保持体42と、回転支軸41に
外部からの回転力を伝達するプーリ43とを備えてい
る。そして、回転支軸41の図1における左端部に、前
述した回転半径設定機構50が装備されている。
【0020】この回転半径設定機構50は、回転支軸4
1の直径上に配設され回転体支持ケース15を支持する
と共に所定位置に移送するねじ部51と、このねじ部5
1に螺合して移送される回転位置設定部材52と、ねじ
部51の両端部を回転自在に保持すると共に当該ねじ部
51を回転支軸41上に装着する支軸板53,54と、
この支軸板53,54の相互間にねじ部51に沿って平
行に配置されて回転支軸41の回転力を前述した回転位
置設定部材52を介して回転体支持ケース15に伝達す
る一対の回転力伝達部材55とにより構成されている。
符号51Aは、ねじ部51を回転せしめて回転位置設定
部材52の固定位置を設定する設定位置調整部を示す。
更に、回転位置設定部材52の図1における左端部に、
回転体支持ケース15を装備した固定用円盤が固定装備
されている。このため、ねじ部51の設定位置調整部5
1Aを介して、回転位置設定部材52の固定位置を適当
に移動させ、これによって回転体支持ケース15を被加
工パイプの直径に合わせてその加工箇所に自由に移動せ
しめ固定させることが可能となっている。
1の直径上に配設され回転体支持ケース15を支持する
と共に所定位置に移送するねじ部51と、このねじ部5
1に螺合して移送される回転位置設定部材52と、ねじ
部51の両端部を回転自在に保持すると共に当該ねじ部
51を回転支軸41上に装着する支軸板53,54と、
この支軸板53,54の相互間にねじ部51に沿って平
行に配置されて回転支軸41の回転力を前述した回転位
置設定部材52を介して回転体支持ケース15に伝達す
る一対の回転力伝達部材55とにより構成されている。
符号51Aは、ねじ部51を回転せしめて回転位置設定
部材52の固定位置を設定する設定位置調整部を示す。
更に、回転位置設定部材52の図1における左端部に、
回転体支持ケース15を装備した固定用円盤が固定装備
されている。このため、ねじ部51の設定位置調整部5
1Aを介して、回転位置設定部材52の固定位置を適当
に移動させ、これによって回転体支持ケース15を被加
工パイプの直径に合わせてその加工箇所に自由に移動せ
しめ固定させることが可能となっている。
【0021】また、保持機構移動手段60は、支軸保持
体42が被加工部材たるパイプ1の中心軸に沿った方向
に往復移動するのを案内すると共に当該支軸保持体42
を支持する凹状ガイド枠体61と、この凹状ガイド枠体
部61の凹部に配設定されて前述した支軸保持体42に
往復移動力を付勢するねじ機構62とを備えた構成とな
っている。このため、ねじ機構62を作動させることに
より支軸保持体42をパイプ1の中心軸に沿った方向に
往復移動させることが可能となる。
体42が被加工部材たるパイプ1の中心軸に沿った方向
に往復移動するのを案内すると共に当該支軸保持体42
を支持する凹状ガイド枠体61と、この凹状ガイド枠体
部61の凹部に配設定されて前述した支軸保持体42に
往復移動力を付勢するねじ機構62とを備えた構成とな
っている。このため、ねじ機構62を作動させることに
より支軸保持体42をパイプ1の中心軸に沿った方向に
往復移動させることが可能となる。
【0022】次に、上記のように構成された実施例の動
作及びパイプ端末の加工方法について説明する。
作及びパイプ端末の加工方法について説明する。
【0023】先ず、被加工部材たるパイプ1の端部外周
に、加工しろKを定める加工しろ設定部材2A,2Bを
装備し、続いて、この加工しろ設定部材2A,2Bと共
に被加工部材としてのパイプ1を筒体6内に配設し、そ
の一端部を図1乃至図2に示すようにチャック機構20
を構成するの三つのチャック部材4で固定する。続い
て、定位置調整部51Aを介して回転半径設定機構50
を作動させ、回転位置設定部材52を介して回転体支持
ケース15を移動させて押圧用回転体10を図5(A)
に示すようにパイプ1の端部外周の加圧加工位置に設定
する。この場合、押圧用回転体10の傾斜角度αは本実
施例では予め「α=30°」に設定されている。この加
圧加工位置の設定に相前後して、回転体回転保持機構4
0を作動させ、また保持機構移動手段60を作動させ押
圧用回転体10を図5(A)に示す矢印A方向に移動さ
せ、パイプ1の端部の加工を開始させる。この場合、押
圧用回転体10は、パイプ1の回転力に付勢されて従動
回転し、パイプ1の端部との摩擦力により転がり接触の
状態で押圧加工が継続される。
に、加工しろKを定める加工しろ設定部材2A,2Bを
装備し、続いて、この加工しろ設定部材2A,2Bと共
に被加工部材としてのパイプ1を筒体6内に配設し、そ
の一端部を図1乃至図2に示すようにチャック機構20
を構成するの三つのチャック部材4で固定する。続い
て、定位置調整部51Aを介して回転半径設定機構50
を作動させ、回転位置設定部材52を介して回転体支持
ケース15を移動させて押圧用回転体10を図5(A)
に示すようにパイプ1の端部外周の加圧加工位置に設定
する。この場合、押圧用回転体10の傾斜角度αは本実
施例では予め「α=30°」に設定されている。この加
圧加工位置の設定に相前後して、回転体回転保持機構4
0を作動させ、また保持機構移動手段60を作動させ押
圧用回転体10を図5(A)に示す矢印A方向に移動さ
せ、パイプ1の端部の加工を開始させる。この場合、押
圧用回転体10は、パイプ1の回転力に付勢されて従動
回転し、パイプ1の端部との摩擦力により転がり接触の
状態で押圧加工が継続される。
【0024】次に、パイプ1の端部が図5(B)に示す
状態に加工されると、本実施例ではひとまず回転体回転
保持機構40の回転動作を停止させるが、複数の押圧用
回転体10の使用によっては、予め棒状回転押圧部材1
1による加工が終了すると連続して他の回転押圧部材1
2が機能するように構成することも可能である。そし
て、回転半径設定機構50により押圧用回転体10を図
5(B)の矢印B方向に移送し当該押圧用回転体10の
他の回転押圧部材12部分を図5(C)に示す加工前の
位置に設定する。その後再び回転体回転保持機構40お
よび保持機構移動手段60を作動させて図5(C)に示
す状態に押圧加工がなされる。この場合も、他の回転押
圧部材12部分は、パイプ1の回転力に付勢されて従動
回転し、パイプ1の端部との摩擦力により転がり接触の
状態で押圧加工が継続される。この図5(B)におい
て、βは棒状回転押圧部材11の回転面がパイプ1の一
端側の内側端縁に当接する角度を示す。このβの大きさ
に応じてパイプ1の一端側の端部が所定の広がりをもっ
て外周側に向けて延展加工されるようになっている。
状態に加工されると、本実施例ではひとまず回転体回転
保持機構40の回転動作を停止させるが、複数の押圧用
回転体10の使用によっては、予め棒状回転押圧部材1
1による加工が終了すると連続して他の回転押圧部材1
2が機能するように構成することも可能である。そし
て、回転半径設定機構50により押圧用回転体10を図
5(B)の矢印B方向に移送し当該押圧用回転体10の
他の回転押圧部材12部分を図5(C)に示す加工前の
位置に設定する。その後再び回転体回転保持機構40お
よび保持機構移動手段60を作動させて図5(C)に示
す状態に押圧加工がなされる。この場合も、他の回転押
圧部材12部分は、パイプ1の回転力に付勢されて従動
回転し、パイプ1の端部との摩擦力により転がり接触の
状態で押圧加工が継続される。この図5(B)におい
て、βは棒状回転押圧部材11の回転面がパイプ1の一
端側の内側端縁に当接する角度を示す。このβの大きさ
に応じてパイプ1の一端側の端部が所定の広がりをもっ
て外周側に向けて延展加工されるようになっている。
【0025】回転体回転保持機構40の回転数は、本実
施例では、3000RPMに設定されているが、これに
ついてはパイプ1の肉圧や直径等により適宜かえられる
ようになっている。この場合、僅かな押圧力をA方向に
印加することにより、瞬時(数秒)の内に、図5(A)
に示す状態,即ちパイプ1の端部が該パイプ1の回転中
心線Lに対して例えば「β=約45°」の傾きのすり鉢
状開口部が形成され、続いて他の回転押圧部材12部分
により、図5(C)に示す加工が迅速におこなわれる。
即ち、加工しろ設定部材2A,2Bの鍔部3A,3Bと
他の回転押圧部材12部分の加圧部Pとによる加圧エネ
ルギと,回転状態下にあるパイプ1の回転エネルギとが
相伴って、瞬時の内に、パイプ1の端部が外周方向に向
けて平坦に加工される。この場合、加工されたパイプ1
の端部は加工しろ設定部材2A,2Bの鍔部3A,3B
に案内されて該パイプ1の中心軸に直交する方向に展延
される。
施例では、3000RPMに設定されているが、これに
ついてはパイプ1の肉圧や直径等により適宜かえられる
ようになっている。この場合、僅かな押圧力をA方向に
印加することにより、瞬時(数秒)の内に、図5(A)
に示す状態,即ちパイプ1の端部が該パイプ1の回転中
心線Lに対して例えば「β=約45°」の傾きのすり鉢
状開口部が形成され、続いて他の回転押圧部材12部分
により、図5(C)に示す加工が迅速におこなわれる。
即ち、加工しろ設定部材2A,2Bの鍔部3A,3Bと
他の回転押圧部材12部分の加圧部Pとによる加圧エネ
ルギと,回転状態下にあるパイプ1の回転エネルギとが
相伴って、瞬時の内に、パイプ1の端部が外周方向に向
けて平坦に加工される。この場合、加工されたパイプ1
の端部は加工しろ設定部材2A,2Bの鍔部3A,3B
に案内されて該パイプ1の中心軸に直交する方向に展延
される。
【0026】以上説明したように、本実施例によると、
被加工部材たるパイプ1を固定した状態で当該パイプ1
に当接される押圧用回転体10を該パイプ1の周囲に回
転させながら押圧加工するようにしたことから、従来の
プレス方式によるパイプ端末加工機に比べ装置全体を著
しく小型化することが可能となり、また、加工開始に際
しては単に回転体回転保持機構40を保持機構移動手段
60によりパイプ1側に移動させるだけで当該押圧用回
転体10が所定の押圧力でパイプ1に押圧されることか
ら操作が単純となり、パイプ1を回転させる必要が全く
ないことからパイプ1のいかなる長さのものにも極く容
易に対応することができるという利点がある。更には、
パイプ1端部の加工量(加工しろ)を設定する加工しろ
設定部材2A,2Bを使用することから、パイプ1端部
の加工量を任意に設定することができるという利点があ
る。
被加工部材たるパイプ1を固定した状態で当該パイプ1
に当接される押圧用回転体10を該パイプ1の周囲に回
転させながら押圧加工するようにしたことから、従来の
プレス方式によるパイプ端末加工機に比べ装置全体を著
しく小型化することが可能となり、また、加工開始に際
しては単に回転体回転保持機構40を保持機構移動手段
60によりパイプ1側に移動させるだけで当該押圧用回
転体10が所定の押圧力でパイプ1に押圧されることか
ら操作が単純となり、パイプ1を回転させる必要が全く
ないことからパイプ1のいかなる長さのものにも極く容
易に対応することができるという利点がある。更には、
パイプ1端部の加工量(加工しろ)を設定する加工しろ
設定部材2A,2Bを使用することから、パイプ1端部
の加工量を任意に設定することができるという利点があ
る。
【0027】ここで、上記実施例では、押圧用回転体1
0を一箇所で使用した場合を例示したが、押圧用回転体
10については例えば図6に示すように複数組み込んだ
ものを使用してもよい。更に、本実施例では、押圧用回
転体10として棒状回転押圧部材11と他の回転押圧部
材12とを一体化したもの即ち段付き形状のものを使用
する場合を例示したが、押圧用回転体10としては、必
ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、単純な
円柱棒状や図7に示す円錐棒状であってもよい。このよ
うな場合には、パイプ1端部の外周側へのすり鉢状開口
部1A(図5(B)参照)を加工しろ設定部材2A,2
Bの鍔部3A,3Bに沿って加工する際に多少細かな操
作が必要になるが、十分にパイプ端部のフランジ部を形
成するための加工を行なうことはできる。
0を一箇所で使用した場合を例示したが、押圧用回転体
10については例えば図6に示すように複数組み込んだ
ものを使用してもよい。更に、本実施例では、押圧用回
転体10として棒状回転押圧部材11と他の回転押圧部
材12とを一体化したもの即ち段付き形状のものを使用
する場合を例示したが、押圧用回転体10としては、必
ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、単純な
円柱棒状や図7に示す円錐棒状であってもよい。このよ
うな場合には、パイプ1端部の外周側へのすり鉢状開口
部1A(図5(B)参照)を加工しろ設定部材2A,2
Bの鍔部3A,3Bに沿って加工する際に多少細かな操
作が必要になるが、十分にパイプ端部のフランジ部を形
成するための加工を行なうことはできる。
【0028】また、棒状回転押圧部材11,他の回転押
圧部材12の加圧面の形状として、上記実施例では、そ
れぞれ、円錐棒状,球面状とした場合を例示したが、前
述した如く棒状回転押圧部材11の形状として図7に示
す円柱棒状を使用してもよく、また、他の回転押圧部材
12の加圧面Pの形状として図8に示すように全体がな
だらかな直線状に変化するスカート状のものを使用して
もよい。
圧部材12の加圧面の形状として、上記実施例では、そ
れぞれ、円錐棒状,球面状とした場合を例示したが、前
述した如く棒状回転押圧部材11の形状として図7に示
す円柱棒状を使用してもよく、また、他の回転押圧部材
12の加圧面Pの形状として図8に示すように全体がな
だらかな直線状に変化するスカート状のものを使用して
もよい。
【0029】また、上記実施例においては、加工しろ設
定部材2A,2Bとして、鍔部3A,3Bを備えたもの
を使用した場合の例を開示したが、単にY字状の開口部
を加工設定するのであれば、図9(A),図9(B)に
示す鍔部を有しない加工しろ設定部材2C,2Dを使用
するようにしてもよい。更にまた、上記各実施例では、
加工しろ設定部材がチャック機構20と独立して且つ二
つ設けられた場合を例示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、加工しろ設定部材2A,2Bを、例
えば、鍔付きの円筒状の素材を3分割して形成し、それ
ぞれを各チャック部材4に一体化することにより、加工
しろ設定部材とチャック機構20との一体化は可能であ
り、かかる場合には、加工しろ設定部材のパイプ1への
装着がいっそう容易になるという利点がある。また、必
要に応じて分割されていない加工しろ設定部材を使用し
てもよい。
定部材2A,2Bとして、鍔部3A,3Bを備えたもの
を使用した場合の例を開示したが、単にY字状の開口部
を加工設定するのであれば、図9(A),図9(B)に
示す鍔部を有しない加工しろ設定部材2C,2Dを使用
するようにしてもよい。更にまた、上記各実施例では、
加工しろ設定部材がチャック機構20と独立して且つ二
つ設けられた場合を例示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、加工しろ設定部材2A,2Bを、例
えば、鍔付きの円筒状の素材を3分割して形成し、それ
ぞれを各チャック部材4に一体化することにより、加工
しろ設定部材とチャック機構20との一体化は可能であ
り、かかる場合には、加工しろ設定部材のパイプ1への
装着がいっそう容易になるという利点がある。また、必
要に応じて分割されていない加工しろ設定部材を使用し
てもよい。
【0030】更に、上記実施例では、押圧用回転体10
のパイプ中心軸に対する取付角度が固定された場合を開
示したが、本発明は必ずしもこれに限定するものではな
い。この際、押圧用回転体10を取り替え可能な構造と
すると尚一層便利である。
のパイプ中心軸に対する取付角度が固定された場合を開
示したが、本発明は必ずしもこれに限定するものではな
い。この際、押圧用回転体10を取り替え可能な構造と
すると尚一層便利である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによれば、被加工部材たるパイプを回転さ
せることが無いことから、いかなる長さのパイプに対し
ても、その端部を鍔状に加工することが可能となり、押
圧用回転体の転がり接触とその部分における回転押圧力
を利用していることから、加工面が滑らかとなり、また
押圧用回転体の回転押圧エネルギーを利用していること
からパイプ端部の外側に向かう展延加工を瞬時の内に行
うことが可能となり、したがって当該加工の生産性を著
しく向上させることができ、パイプに当接される工具で
ある押圧用回転体がパイプの回転に従動して回転させら
れる構成となっていることから、装置全体の構成が簡単
になるとともに、従来のプレス方式によるパイプ端末加
工機に比べ装置全体を著しく小型化することができ、結
果的にパイプ端部のフランジ加工の大幅なコスト減を図
り得るという従来にない優れたパイプ用端部加工装置を
提供することができる。
るので、これによれば、被加工部材たるパイプを回転さ
せることが無いことから、いかなる長さのパイプに対し
ても、その端部を鍔状に加工することが可能となり、押
圧用回転体の転がり接触とその部分における回転押圧力
を利用していることから、加工面が滑らかとなり、また
押圧用回転体の回転押圧エネルギーを利用していること
からパイプ端部の外側に向かう展延加工を瞬時の内に行
うことが可能となり、したがって当該加工の生産性を著
しく向上させることができ、パイプに当接される工具で
ある押圧用回転体がパイプの回転に従動して回転させら
れる構成となっていることから、装置全体の構成が簡単
になるとともに、従来のプレス方式によるパイプ端末加
工機に比べ装置全体を著しく小型化することができ、結
果的にパイプ端部のフランジ加工の大幅なコスト減を図
り得るという従来にない優れたパイプ用端部加工装置を
提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す一部省略した構成図で
ある。
ある。
【図2】図1に示す実施例の回転体回転保持機構の左側
面図である。
面図である。
【図3】図1に開示した加工しろ設定部材の一例を示す
もので、図3(A)はその加工しろ設定部材の断面図、
図3(B)は図3(A)の右側面図である。
もので、図3(A)はその加工しろ設定部材の断面図、
図3(B)は図3(A)の右側面図である。
【図4】図1における押圧用回転体及びこれを組込んだ
回転体支持ケース部分を示す断面図である。
回転体支持ケース部分を示す断面図である。
【図5】図1に示す実施例の動作を示す説明図で、図5
(A)は押圧用回転体の棒状回転押圧部材とパイプ端と
の関係を示す説明図、図5(B)は押圧用回転体の棒状
回転押圧部材によるパイプ端の加工状況を示す説明図、
図5(C)は押圧用回転体の他の回転押圧部材による加
工状況を示す説明図である。
(A)は押圧用回転体の棒状回転押圧部材とパイプ端と
の関係を示す説明図、図5(B)は押圧用回転体の棒状
回転押圧部材によるパイプ端の加工状況を示す説明図、
図5(C)は押圧用回転体の他の回転押圧部材による加
工状況を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す概略構成図である。
【図7】押圧用回転体の他の形状の例を示す説明図であ
る。
る。
【図8】押圧用回転体のその他の形状の例を示す説明図
である。
である。
【図9】加工しろ設定部材の他の例を示すもので、図9
(A)はその加工しろ設定部材の断面図、図9(B)は
図9(A)の右側面図である。
(A)はその加工しろ設定部材の断面図、図9(B)は
図9(A)の右側面図である。
1 被加工部材としてのパイプ 2A,2B,2C,2D 加工しろ設定部材 10 押圧用回転体 11 棒状回転押圧部材 12 他の回転押圧部材 15 回転体支持ケース 20 チャック機構 30 パイプ支持機構 40 回転体回転保持機構 50 回転半径設定機構 60 保持機構押圧移動手段
Claims (3)
- 【請求項1】 加工しろ設定部材を介して被加工部材た
るパイプの一端を挟持するチャック機構と、このチャッ
ク機構及び前記加工しろ設定部材を介して前記パイプの
一端を固定し保持するパイプ支持機構とを有し、 前記パイプの一端側にてその内側端縁に所定角度をもっ
て当接する構造の棒状回転押圧部材を備えた押圧用回転
体と、この押圧用回転体を回転自在に保持する回転体支
持ケースと、この回転体支持ケースを固定保持すると共
に当該回転体支持ケースを前記パイプに対する押圧用回
転体の傾きを維持しつつ前記パイプの中心軸を回転中心
としてその全体をパイプ端縁に沿って回転させる回転体
回転保持機構とを設け、 この回転体回転保持機構と前記回転体支持ケースとの間
に、当該回転体支持ケースの回転半径の大きさを可変設
定する回転半径設定機構を装備すると共に、前記回転体
回転保持機構を介して前記押圧用回転体を前記パイプの
中心軸に沿った方向に適当な押圧力をもって逐次加圧移
動せしめる保持機構押圧移動手段を装備したことを特徴
とするパイプ用端部加工装置。 - 【請求項2】 端部に鍔部を備えた加工しろ設定部材を
介して被加工部材たるパイプの一端を挟持するチャック
機構と、このチャック機構及び前記加工しろ設定部材を
介して前記パイプの一端を固定し保持するパイプ支持機
構とを有し、 前記パイプの一端側にてその内側端縁に所定角度をもっ
て当接する棒状回転押圧部材を備えた押圧用回転体と、
この押圧用回転体を回転自在に保持する回転体支持ケー
スと、この回転体支持ケースを固定保持すると共に当該
回転体支持ケースを前記パイプに対する押圧用回転体の
傾きを維持しつつ前記パイプの中心軸を回転中心として
その全体をパイプ端縁に沿って回転させる回転体回転保
持機構とを設け、 この回転体回転保持機構と前記回転体支持ケースとの間
に、当該回転体支持ケースの回転半径の大きさを可変設
定する回転半径設定機構を装備すると共に、前記回転体
回転保持機構を介して前記押圧用回転体を前記パイプの
中心軸に沿った方向に適当な押圧力をもって逐次加圧移
動せしめる保持機構押圧移動手段を装備し、 前記押圧用回転体の棒状回転押圧部材が、回転軸を同一
とすると共に前記回転体支持ケースに回転自在に支持さ
れ且つ回転断面が湾状にもしくはスカート状に形成され
た他の回転押圧部材の回転中心上に植設されていること
を特徴としたパイプ用端部加工装置。 - 【請求項3】 前記押圧用回転体が従動回転体であるこ
とを特徴とした請求項1又は2記載のパイプ用端部加工
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24262392A JPH0663652A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | パイプ用端末加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24262392A JPH0663652A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | パイプ用端末加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663652A true JPH0663652A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17091813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24262392A Withdrawn JPH0663652A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | パイプ用端末加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0663652A (ja) |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP24262392A patent/JPH0663652A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2922201B1 (ja) | スピニング加工法とその装置 | |
| JP3610653B2 (ja) | 金属パイプの溝加工方法及び溝加工装置 | |
| JP2001259749A (ja) | パイプの成形方法 | |
| US3805661A (en) | Mechanism for fastening and prestressing of circle saw blade | |
| JPH11147138A (ja) | 管端の成形方法とその装置 | |
| JP2001107725A (ja) | 触媒コンバータの製造方法 | |
| EP1380365A1 (en) | Spindle mechanism | |
| US4658800A (en) | Grinding wheel profile dressing device | |
| JPH0663651A (ja) | パイプ用端部加工方法 | |
| JPH10109128A (ja) | 管状加工物の塑性加工機 | |
| JP2000190038A5 (ja) | ||
| JPH0663652A (ja) | パイプ用端末加工装置 | |
| JPH0663653A (ja) | パイプ用端部加工方法およびその装置 | |
| US2421667A (en) | Apparatus for beading or flaring metal tubing | |
| JPH06320223A (ja) | 管用溝形成装置 | |
| JPS6316826A (ja) | 管材用テ−パねじ転造法 | |
| JPS6159806B2 (ja) | ||
| US5802900A (en) | Apparatus for fabricating a fluid bearing | |
| JPH04253523A (ja) | パイプ用端末加工装置 | |
| JPS63309333A (ja) | 管端部加工装置 | |
| JPS61249632A (ja) | チユ−ブスピニング装置 | |
| JPS5838262B2 (ja) | 管径対肉厚比の小さい金属管をスエ−ジングマシ−ンによつてテ−パ−形状に加工する方法および当て金物装置 | |
| JPS6327859Y2 (ja) | ||
| JPH067968B2 (ja) | パイプの端部加工装置 | |
| JPH08192351A (ja) | ホーニングツール |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |