JPH0664116U - 架線の動特性自動記録計 - Google Patents
架線の動特性自動記録計Info
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- JPH0664116U JPH0664116U JP415893U JP415893U JPH0664116U JP H0664116 U JPH0664116 U JP H0664116U JP 415893 U JP415893 U JP 415893U JP 415893 U JP415893 U JP 415893U JP H0664116 U JPH0664116 U JP H0664116U
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 架線の動特性自動記録計に関し、列車検出器
が不要となり、データ測定条件にかかわらずデータを正
常に記録することができ、かつ、データの入力処理を省
力化することを目的とする。 【構成】 検出されたトロリ線1の押上量または歪に基
づいて列車の接近を判定し、押上量または歪が所定値を
越えたときそのデータを記録するように処理するCPU
27と、CPU27で処理したデータを記録するRAM
カード30と、測定時間帯のときのみCPU27を動作
させるスイッチ手段28と、測定時間帯を設定する計時
手段29を備えるようにした。
が不要となり、データ測定条件にかかわらずデータを正
常に記録することができ、かつ、データの入力処理を省
力化することを目的とする。 【構成】 検出されたトロリ線1の押上量または歪に基
づいて列車の接近を判定し、押上量または歪が所定値を
越えたときそのデータを記録するように処理するCPU
27と、CPU27で処理したデータを記録するRAM
カード30と、測定時間帯のときのみCPU27を動作
させるスイッチ手段28と、測定時間帯を設定する計時
手段29を備えるようにした。
Description
【0001】
本考案は、列車の通過に伴いパンタグラフによって押上げられるトロリ線の押 上量や歪を検出して自動記録する架線の動特性自動記録計に関する。
【0002】
列車の速度を向上させる場合、架線として問題になるのはトロリ線の押上量と 歪である。トロリ線の押上量が大きくなりすぎると、パンタグラフが架線金具に 接触し、架線金具およびパンタグラフを破損する。 また、トロリ線の歪が金具疲労限度を越えると、トロリ線の断線事故を生じる 可能性がある。したがって、列車の速度向上においては、トロリ線の押上量と歪 を測定し、これらの値が許容値を越えるかどうかを測定する必要がある。
【0003】 このような測定手段として、架線の動特性自動記録計が用いられる。 従来の架線の動特性自動記録計について、図4および図5にもとづき説明する 。 図4および図5において、1はトロリ線であり、トロリ線1は吊架線2から垂 下した多数のハンガー3またはドロッパにより吊られ、略水平に架設されている 。吊架線2は、架線支持構造体として、例えば水平ビーム4に支持されており、 この水平ビーム4の両端は碍子5を介して支柱6に支持されている。
【0004】 なお、水平ビーム4には可動ブラケット7が連結されており、この可動ブラケ ット7は碍子8を介して上記支柱6に連結されている。 上記トロリ線1と水平ビーム4の間には、トロリ線1の押上量を検出する押上 量検出器、例えば変位センサー10が設置されている。この変位センサー10は 、公知の回転式のものであってよく、トロリ線1の押上量に応じて電気抵抗が変 化するようになっている。
【0005】 また、トロリ線1には、歪を検出する歪検出器、例えば歪ゲージ11が設置さ れている。この歪ゲージ11は、図示しないが公知の通りのブリッジ回路を組ん でおり、歪ゲージ11の歪に伴う抵抗の変化を電気信号として取り出すことがで きるようになっている。 そして、上記水平ビーム4には、ペンレコーダ20および電池21が取付けら れている。ペンレコーダ20は上記変位センサー10および歪ゲージ11に電気 的に接続されており、上記電池21を電源として作動するものである。
【0006】 このペンレコーダ20は、上記変位センサー10および歪ゲージ11からの信 号に応じて図示していない記録紙にペンで記録する。上記電池21とペンレコー ダ20の間にはタイマー23が設けられており、このタイマー23に設定した所 定の測定時間になると、電池21を電源としてペンレコーダ20が作動可能とな る。
【0007】 ただし、上記タイマー23とペンレコーダ20の間には、列車の接近を検出し て作動する列車検出形スイッチ24が電気的に接続されている。列車検出形スイ ッチ24は、例えば図4に示すように、可動ブラケット7に設置された列車検出 器25の作動により電気回路を開閉する。 列車検出器25は例えば光りセンサーからなり、列車の最前面が2〜3m程度 まで近づいた場合に列車検出形スイッチ24をオン作動させるようになっている 。これによりペンレコーダ20が電池21に接続され、このペンレコーダ20が 始動する。
【0008】 上記列車検出形スイッチ24がオンして1〜数秒後に、列車のパンタグラフが 上記列車検出器25の近くを通過し、この列車検出器25の近くのトロリ線1を 押上げる。 このような構成の架線の動特性自動記録計について作用を説明する。 例えば、タイマー23が始動する時間を測定対象列車が通過する前に設定する 。すると、この始動時間になると変位センサー10および歪ゲージ11から送ら れてきた信号が増幅器22で増幅されてペンレコーダ20に伝えられる。
【0009】 しかし、列車検出形スイッチ24がオンにならないかぎりは、ペンレコー20 は作動しない。列車が近づいてくると、可動ブラケット7に設置された列車検出 器25が列車を検出し、列車検出形スイッチ24をオンさせる。これにより、ペ ンレコーダ20が電池21に電気的に接続され、始動する。 上記列車検出形スイッチ24がオンして1〜数秒後に、列車のパンタグラフが トロリ線1の押上量・歪の測定箇所近くを通過し、トロリ線1を押上げる。この とき、変位センサー10および歪ゲージ11がそれぞれ上記トロリ線1の押上量 および歪を測定し、測定データをペンレコーダ20に送るので、ペンレコーダ2 0はこの測定データを記録する。
【0010】 このような従来例の測定装置によれば、列車検出器25が列車の接近を検出し た場合に、列車検出形スイッチ24をオンにしてペンレコーダ20を作動させる ので、自動測定可能となる。
【0011】
しかしながら、このような従来の架線の動特性自動記録計にあっては、列車を 検出しペンレコーダ20を始動させるために、可動ブラケット7に設置された列 車検出器25が必要である。 しかし、列車の速度が高くなると、列車の最前面が通過してからパンタグラフ が到着するまでの時間が短くなるので、ペンレコーダ20が動作する前にパンタ グラフが通過するようになる。
【0012】 したがって、パンタグラフが到着する前にペンレコーダ20を作動させるため に、列車検出器25を約50m手前の可動ブラケット7に設置する必要があり、 装置が複雑になる。 また、上記従来の架線の動特性自動記録計には、測定データを記録するために ペンレコーダ20が必要である。しかし、ペンレコーダ20は記録紙を用いてい るが、この記録紙は湿気が多いと紙詰りを生じるので、湿気が多い測定条件では 測定データが正常に記録されない欠点がある。
【0013】 また、記録紙からデータをパーソナルコンピュータにキー入力する必要がある 。 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、トロリ線 の押上量または歪を用いて列車の接近を判別することで、列車検出器が不要とな り、データ測定条件にかかわらずデータを正常に記録することができ、かつ、デ ータの入力処理を省力化することができる架線の動特性自動記録計を提供するこ とを目的とする。
【0014】
前記目的を達成するために、本考案は、トロリ線1の押上量および歪を検出器 10,11で検出して自動記録する架線の動特性自動記録計を対象とし、 前記検出器10で検出されたトロリ線1の押上量に基づいて列車の接近を判定 し、押上量が所定値を越えたときそのデータを記録するように処理するCPU2 7と、 該CPU27で処理したデータを記録するRAMカード30と、 測定時間帯のときのみ前記CPU27を動作させるスイッチ手段28と、 前記測定時間帯を設定する計時手段29を備えたことを特徴とする。
【0015】 また、本考案は、前記CPU27が列車の接近を前記検出器11で検出された トロリ線1の歪で判定し、歪が所定値を越えたときそのデータを記録するように 処理することを特徴とする。 また、本考案は、前記RAMカード30に記録したデータをインターフェース 回路31を介してパーソナルコンピュータ32に取り込み、データの表示、保存 をパーソナルコンピュータ32で行うことを特徴とする。
【0016】
このような構成を備えた本発明の架線の動特性自動記録計によれば、検出器1 0,11で検出されたトロリ線1の押上量または歪に基づいて列車の接近を判別 し、押上量または歪が所定値を越えるたときは、そのデータを記録するようにし たため、従来の列車検出器が不要となり、装置が簡単になる。
【0017】 また、押上量または歪のデータをRAMカード30に記録するため、記録紙を 用いる従来例のように、湿気が多い測定条件では紙詰まりが生じて測定データが 正常に記録されないということがなくなり、測定条件にかかわらず正常にデータ を記録することができる。 さらに、RAMカード30に記録したデータをインターフェース回路31を介 してパーソナルコンピュータ32に取り込むようにしたため、そのままデータを 必要な形式に変換することができ、従来のように、記録紙からデータを読み取っ てパーソナルコンピュータに、キー入力する必要がなく、省力化を図ることがで きる。
【0018】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図3は本考案の一実施例を示す図である。 なお、従来と同様な構成部品については同一番号を用いてその詳しい説明を省 略する。
【0019】 すなわち、図2において、1はトロリ線、2は吊架線、3はハンガーまたはド ロッパ、4はトロリ線1と同電位の架線支持構造体としての水平ビーム、5は碍 子、6は支柱、7は可動ブラケット、8は碍子、21は電池をそれぞれ示す。 また、10はトロリ線1の押上量を検出する検出器としての変位センサー、1 1はトロリ線1の歪を検出する検出器としての歪ゲージである。
【0020】 そして、上記水平ビーム4には、記録部26および従来と同様な電池21が取 付けられている。記録部26は、上記変位センサー10および歪ゲージ11に電 気的に接続されて、上記電池21を電源として作動するものであり、図1に示す ように、CPU27、スイッチ手段としてのスイッチ28、計時手段としてのタ イマー29およびRAMカード30より構成されている。
【0021】 上記変位センサー10および歪ゲージ11から送られてきた信号をCPU27 で処理し、RAMカード30に記録する。 すなわち、CPU27はA/D変換部、判別手段を有し、変位センサー10お よび歪ゲージ11から送られてきた信号をA/D変換部によりデジタル信号に変 換した後に、判別手段で押上量または歪が所定値を越えたか否かを判定し、所定 値を越えたときは、列車が接近したと判断して、データをRAMカード30に出 力する。
【0022】 トロリ線1の押上量または歪が所定値を越えたときに、データを記録するよう にしたのは、気温の変化などによるトロリ線1の上下変位が歪と列車の接近によ るものとを区別するためである。 CPU27と上記電池21とはスイッチ28を介して接続されており、このス イッチ28はタイマー29によって駆動される。
【0023】 すなわち、列車が通過する時間帯に合わせてタイマー29をセットし、その測 定時間帯によったら、スイッチ28を閉じる。これにより、測定時間帯のみCP U27を動作させる。 CPU27、スイッチ28、タイマー29およびRAMカード30は公知のも のでよい。
【0024】 RAMカード30にデータを記録したら、図3に示すように、RAMカード3 0を記録部26から抜き取り、インターフェース回路31に差込み、パソコン3 2にデータを取り込む。 従来例では、記録紙からデータを読み取って、パソコンにキー入力する必要が あったが、本実施例ではデータはそのままパソコン32に入力され、パソコン3 2でデータの表示、保存を行う。
【0025】 インターフェース回路31、パソコン32は公知のものでよい。 このような構成の自動記録計について作用を説明する。 例えば、タイマー29は、測定する列車が通過する時間帯にスイッチ28がオ ンするように設定しておき、この時間帯以外はスイッチ28がオフし、電池21 とCPU27とが接続しないようにし、電池の容量を節約する。
【0026】 CPU27は、スイッチ28がオンになると動作するが、列車が来ないときは トロリ線1の押上量と歪のデータをRAMカード30に記録しない。パンタグラ フが接近し、トロリ線1の押上量があるレベルを越えたときのみ、RAMカード 30にデータを記録する。 しかし、気温の変化等によるトロリ線1の上下変位に対しては、RAMカード 30に記録しない。この列車の接近の判定はトロリ線1の歪を用いても同様にで きる。
【0027】 RAMカード30に所定量のデータを記録した後、RAMカード30を記録部 26から抜取り、インターフェース回路31に差し込んで、データをパソコン3 2に取り込む。必要なデータ処理はパソコン32で行う。 このように、本実施例においては、トロリ線1の押上量または歪に基づいて列 車の接近を判別して、データを記録するようにしたため、従来の列車検出器25 が不要となり、装置が簡単になる。
【0028】 また、変位センサー10および歪ゲージ11から送られてくるデータをRAM カード30に記録するようにしたため、従来例のように、記録紙を用いるときは 記録紙には湿気が多いと紙詰りが生じ、湿気が多い測定条件では測定データを正 常に記録することができないというようなことがなくなり、測定条件にかかわら ず、データを正常に記録することができる。
【0029】 さらに、RAMカード30のデータをインターフェース回路31を介してパソ コン32に取り込むようにしたため、従来例のように、記録紙から読み取ってパ ソコン32にキー入力する必要がなく、省力化を図ることができる。
【0030】
以上説明したように、本考案によれば、列車の接近を検出するために、トロリ 線押上量または歪測定値自身を利用するので、列車の接近を検出する列車検出器 を別個に設ける必要がないので、装置が簡単になる。 また、データをRAMカードに記録するので、ペンレコーダのように湿気など による紙詰りが生じず、常に記録することができる。
【0031】 さらに、データがパソコンに取り込まれているので、そのままデータを必要な 形式に変換することができ、記録紙から読み取ってパソコンにキー入力する必要 がないので省力化ができる。
【図1】本考案の一実施例を示す要部説明図
【図2】架線の動特性自動記録計の構成を示す図
【図3】データの読取りを示すブロック図
【図4】従来の架線の動特性自動記録計の構成を示す図
【図5】従来の電気回路の構成を示すブロック図
1:トロリ線 2:吊架線 3:ハンガー 4:水平ビーム 5:碍子 6:支柱 7:可動ブラケット 8:碍子 10:変位センサー(検出器) 11:歪ゲージ(検出器) 21:電池 26:記録部 27:CPU 28:スイッチ(スイッチ手段) 29:タイマー(計時手段) 30:RAMカード 31:インターフェース回路 32:パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新藤 芳雄 東京都品川区西品川3丁目20番6号 東城 計測器株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】トロリ線の押上量および歪を検出器で検出
して自動記録する架線の動特性自動記録計において、 前記検出器で検出されたトロリ線の押上量に基づいて列
車の接近を判定し、押上量が所定値を越えたときそのデ
ータを記録するように処理するCPUと、 該CPUで処理したデータを記録するRAMカードと、 測定時間帯のときのみ前記CPUを動作させるスイッチ
手段と、 前記測定時間帯を設定する計時手段を備えたことを特徴
とする架線の動特性自動記録計。 - 【請求項2】前記CPUが列車の接近を前記検出器で検
出されたトロリ線の歪で判定し、歪が所定値を越えたと
きそのデータを記録するように処理することを特徴とす
る請求項1の架線の動特性自動記録計。 - 【請求項3】前記RAMカードに記録したデータをイン
ターフェース回路を介してパーソナルコンピュータに取
り込み、データの表示、保存をパーソナルコンピュータ
で行うことを特徴とする請求項1および請求項2の架線
の動特性自動記録計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004158U JP2549928Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 架線の動特性自動記録計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004158U JP2549928Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 架線の動特性自動記録計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664116U true JPH0664116U (ja) | 1994-09-09 |
| JP2549928Y2 JP2549928Y2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=11576946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993004158U Expired - Lifetime JP2549928Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 架線の動特性自動記録計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2549928Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009113530A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Railway Technical Res Inst | パンタグラフの接触力からのトロリ線のひずみ推定方法 |
| JP2014202591A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 変形量記録装置、ブレース装置、及び、変形量記録方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108909530B (zh) * | 2018-06-22 | 2021-11-16 | 苏州大成电子科技有限公司 | 一种城市轨道交通接触网报警定位系统及其控制方法 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP1993004158U patent/JP2549928Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009113530A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Railway Technical Res Inst | パンタグラフの接触力からのトロリ線のひずみ推定方法 |
| JP2014202591A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 変形量記録装置、ブレース装置、及び、変形量記録方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2549928Y2 (ja) | 1997-10-08 |
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