JPH0664357A - 感熱転写用受像シート - Google Patents
感熱転写用受像シートInfo
- Publication number
- JPH0664357A JPH0664357A JP4245521A JP24552192A JPH0664357A JP H0664357 A JPH0664357 A JP H0664357A JP 4245521 A JP4245521 A JP 4245521A JP 24552192 A JP24552192 A JP 24552192A JP H0664357 A JPH0664357 A JP H0664357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- image
- layer
- receiving sheet
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感熱転写受容特性を有し、屋外耐候性、耐引
掻性、耐摩擦性に優れる記録物を得るための感熱転写用
受像シートの提供を目的とする。 【構成】 基材上にガラス転移温度が30℃未満の熱可塑
性樹脂層からなる層を設け、さらにその上にガラス転移
温度が30℃以上の熱可塑性樹脂層からなる層を設けた感
熱転写用受像シート。 【効果】 本発明による感熱転写用受像シートを用いる
ことでインキ密着性、耐擦過性、耐引掻性、耐摩擦性に
優れた記録物が得られ、その記録物は屋外用途に使用し
てもホコリ付着、煤煙等の吸着による汚れを生じること
はない。
掻性、耐摩擦性に優れる記録物を得るための感熱転写用
受像シートの提供を目的とする。 【構成】 基材上にガラス転移温度が30℃未満の熱可塑
性樹脂層からなる層を設け、さらにその上にガラス転移
温度が30℃以上の熱可塑性樹脂層からなる層を設けた感
熱転写用受像シート。 【効果】 本発明による感熱転写用受像シートを用いる
ことでインキ密着性、耐擦過性、耐引掻性、耐摩擦性に
優れた記録物が得られ、その記録物は屋外用途に使用し
てもホコリ付着、煤煙等の吸着による汚れを生じること
はない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱溶融型感熱転写用受像
シートに関し、さらに詳しくは、感熱転写受容特性を有
し、耐引掻性、耐摩擦性、屋外耐候性に優れる記録物を
得るための感熱転写用受像シートに関する。
シートに関し、さらに詳しくは、感熱転写受容特性を有
し、耐引掻性、耐摩擦性、屋外耐候性に優れる記録物を
得るための感熱転写用受像シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、熱溶融型感熱転写記録装置は、ノ
ンインパクトで無騒音、メンテナンスフリー、低価格、
小型軽量である等の特徴を有する為、ファクシミリ、ワ
−ドプロセッサ−、コンピュ−タ−端末プリンタ−等に
非常に多く用いられている。一般的な感熱転写材はポリ
エステルフィルム(ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート等)等の薄いプラスチックフィル
ムの基材上にワックスを主成分とする熱溶融性インキ層
を設けたもので、該熱溶融性インキ面と例えば普通紙等
の被転写面とを重ね合わせ、基材裏面からのサ−マルヘ
ッド等を用いた加熱により熱溶融性インキを普通紙面上
に転写して記録が行われる。
ンインパクトで無騒音、メンテナンスフリー、低価格、
小型軽量である等の特徴を有する為、ファクシミリ、ワ
−ドプロセッサ−、コンピュ−タ−端末プリンタ−等に
非常に多く用いられている。一般的な感熱転写材はポリ
エステルフィルム(ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート等)等の薄いプラスチックフィル
ムの基材上にワックスを主成分とする熱溶融性インキ層
を設けたもので、該熱溶融性インキ面と例えば普通紙等
の被転写面とを重ね合わせ、基材裏面からのサ−マルヘ
ッド等を用いた加熱により熱溶融性インキを普通紙面上
に転写して記録が行われる。
【0003】さらに最近では、ファクトリーオートメー
ション、ストアーオートメーション等の普及に伴いラベ
ル、バーコード分野にも感熱転写材が利用され、記録物
に耐引掻性、耐摩擦性などの諸耐性が要求されるように
なり、樹脂を主成分とする転写層を設けてなる感熱転写
材が開発され、受像材としても用途に応じてコート紙、
合成紙、プラスチックシート等多種の材料が用いられ始
めている。しかし、樹脂を主成分とする転写層を設けて
なる感熱転写材は、普通紙へは転写しずらく、合成紙、
プラスチックシート等へは転写はするものの密着力が不
十分であり、セロハンテ−プで接着剥離すると簡単に取
れてしまう等の欠点があった。
ション、ストアーオートメーション等の普及に伴いラベ
ル、バーコード分野にも感熱転写材が利用され、記録物
に耐引掻性、耐摩擦性などの諸耐性が要求されるように
なり、樹脂を主成分とする転写層を設けてなる感熱転写
材が開発され、受像材としても用途に応じてコート紙、
合成紙、プラスチックシート等多種の材料が用いられ始
めている。しかし、樹脂を主成分とする転写層を設けて
なる感熱転写材は、普通紙へは転写しずらく、合成紙、
プラスチックシート等へは転写はするものの密着力が不
十分であり、セロハンテ−プで接着剥離すると簡単に取
れてしまう等の欠点があった。
【0004】記録物耐性を向上させる受像材に関して
は、特開昭63−137892号公報に、基材上に融点が 135℃
以下の熱可塑性樹脂層を設けた受像シートが開示されて
いるが、融点が 135℃以下の熱可塑性樹脂でTgが30℃
未満の場合には、常温でタックを有するためゴミやホコ
リを付着しやすく、転写時のヌケ(ボイド)が発生する
原因となることがある。さらに記録物を屋外用途に使用
した場合に受像層表面にホコリが付着したり煤煙などを
吸着し黒く汚れる等の問題を生じることがある。また、
Tgが30℃以上の場合には、樹脂を主成分とする感熱転
写材を用いたときに、サーマルヘッドに過負荷を与える
ような高エネルギーを印加しないと十分な転写性、密着
性が得られない等の問題を生じる。
は、特開昭63−137892号公報に、基材上に融点が 135℃
以下の熱可塑性樹脂層を設けた受像シートが開示されて
いるが、融点が 135℃以下の熱可塑性樹脂でTgが30℃
未満の場合には、常温でタックを有するためゴミやホコ
リを付着しやすく、転写時のヌケ(ボイド)が発生する
原因となることがある。さらに記録物を屋外用途に使用
した場合に受像層表面にホコリが付着したり煤煙などを
吸着し黒く汚れる等の問題を生じることがある。また、
Tgが30℃以上の場合には、樹脂を主成分とする感熱転
写材を用いたときに、サーマルヘッドに過負荷を与える
ような高エネルギーを印加しないと十分な転写性、密着
性が得られない等の問題を生じる。
【0005】また、特開平1-120389号公報には、基材上
に滑剤とTgが50〜100 ℃の熱可塑性樹脂を主体とする
受像層を設けた受像シートが開示されているが、天然ワ
ックス、合成ワックス、高級脂肪酸金属塩等の滑剤を含
有すると受像層の表面光沢が劣り、さらに屋外用途に使
用した場合に滑剤が耐候性に劣るため酸化あるいは加水
分解などにより劣化し、実用上変色、光沢劣化等の欠点
があった。すなわち、従来の方法では、樹脂を主成分と
する転写層を設けてなる感熱転写材を用いた場合に十分
な転写特性、インキ密着性、耐引掻性、耐摩擦性を有
し、かつ屋外耐候性に優れる感熱転写用受像シートが得
られなかった。
に滑剤とTgが50〜100 ℃の熱可塑性樹脂を主体とする
受像層を設けた受像シートが開示されているが、天然ワ
ックス、合成ワックス、高級脂肪酸金属塩等の滑剤を含
有すると受像層の表面光沢が劣り、さらに屋外用途に使
用した場合に滑剤が耐候性に劣るため酸化あるいは加水
分解などにより劣化し、実用上変色、光沢劣化等の欠点
があった。すなわち、従来の方法では、樹脂を主成分と
する転写層を設けてなる感熱転写材を用いた場合に十分
な転写特性、インキ密着性、耐引掻性、耐摩擦性を有
し、かつ屋外耐候性に優れる感熱転写用受像シートが得
られなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記従来
技術の欠点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、基材上
にガラス転移温度(Tg)が30℃未満の熱可塑性樹脂A
からなる層を設け、さらにその上にTgが30℃以上の熱
可塑性樹脂Bからなる層を設けることにより、すべての
表面耐性と転写特性とを同時に満足する記録物が得られ
ることを見出し、本発明に至った。すなわち、基材上に
Tgが30℃未満の熱可塑性樹脂Aからなる層を設け、さ
らにその上にTgが30℃以上の熱可塑性樹脂Bからなる
層を設けた感熱転写用受像シートの受像層表面と、基材
の一方の面に樹脂を主成分とする転写層を設けてなる感
熱転写材の転写面を重ね合わせ、サーマルヘッドの熱お
よび圧力で転写層を受像層に転写させる際に、受像層の
熱可塑性樹脂Bからなる層のみならず熱可塑性樹脂Aか
らなる層も熱溶融して転写層と熱溶融接着し、優れた転
写性と同時に、強固な密着力、優れた耐擦過性および耐
摩擦性を有する記録物が得られる。また、受像層表面は
Tgが30℃以上の熱可塑性樹脂であり常温での表面タッ
クがなく、ゴミ、ホコリなどの付着を低減できるため、
転写時にヌケ(ボイド)のない優れた画像が得られる。
さらに、該記録物を屋外用途に使用した場合には撥水性
に優れるため、受像層表面へのホコリ付着や煤煙などの
吸着による汚れを防止し、表面光沢等を保持できる。
技術の欠点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、基材上
にガラス転移温度(Tg)が30℃未満の熱可塑性樹脂A
からなる層を設け、さらにその上にTgが30℃以上の熱
可塑性樹脂Bからなる層を設けることにより、すべての
表面耐性と転写特性とを同時に満足する記録物が得られ
ることを見出し、本発明に至った。すなわち、基材上に
Tgが30℃未満の熱可塑性樹脂Aからなる層を設け、さ
らにその上にTgが30℃以上の熱可塑性樹脂Bからなる
層を設けた感熱転写用受像シートの受像層表面と、基材
の一方の面に樹脂を主成分とする転写層を設けてなる感
熱転写材の転写面を重ね合わせ、サーマルヘッドの熱お
よび圧力で転写層を受像層に転写させる際に、受像層の
熱可塑性樹脂Bからなる層のみならず熱可塑性樹脂Aか
らなる層も熱溶融して転写層と熱溶融接着し、優れた転
写性と同時に、強固な密着力、優れた耐擦過性および耐
摩擦性を有する記録物が得られる。また、受像層表面は
Tgが30℃以上の熱可塑性樹脂であり常温での表面タッ
クがなく、ゴミ、ホコリなどの付着を低減できるため、
転写時にヌケ(ボイド)のない優れた画像が得られる。
さらに、該記録物を屋外用途に使用した場合には撥水性
に優れるため、受像層表面へのホコリ付着や煤煙などの
吸着による汚れを防止し、表面光沢等を保持できる。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、基
材上にガラス転移温度が30℃未満の熱可塑性樹脂からな
る層を設け、さらにその上にガラス転移温度が30℃以上
の熱可塑性樹脂Bからなる層を設けた感熱転写用受像シ
ートを提供する。以下、本発明について図面に基づき詳
細に説明する。図1および図2は、本発明の感熱転写用
受像シートの断面図である。本発明の感熱転写用受像シ
ートは、プラスチックシート等の基材表面に受像層が積
層された構成になっており、具体的には図1に示すよう
に、基材(1) の上にTgが30℃未満の熱可塑性樹脂Aか
らなる層(2) とさらにその上にTgが30℃以上の熱可塑
性樹脂Bからなる層(3) が設けられている。また、図2
に示すように必要に応じて基材の受像層と反対側に粘着
剤層(4) を介して離型紙(5) を設けた構成でもかまわな
い。
材上にガラス転移温度が30℃未満の熱可塑性樹脂からな
る層を設け、さらにその上にガラス転移温度が30℃以上
の熱可塑性樹脂Bからなる層を設けた感熱転写用受像シ
ートを提供する。以下、本発明について図面に基づき詳
細に説明する。図1および図2は、本発明の感熱転写用
受像シートの断面図である。本発明の感熱転写用受像シ
ートは、プラスチックシート等の基材表面に受像層が積
層された構成になっており、具体的には図1に示すよう
に、基材(1) の上にTgが30℃未満の熱可塑性樹脂Aか
らなる層(2) とさらにその上にTgが30℃以上の熱可塑
性樹脂Bからなる層(3) が設けられている。また、図2
に示すように必要に応じて基材の受像層と反対側に粘着
剤層(4) を介して離型紙(5) を設けた構成でもかまわな
い。
【0008】Tgが30℃未満の熱可塑性樹脂Aとして
は、転写時のサーマルヘッドの熱により軟化し、好まし
くはTgが−20℃〜30℃のものが用いられる。また、T
gが30℃以上の熱可塑性樹脂Bとしては、好ましくはT
gが50℃以上の、熱可塑性樹脂Aと熱時相溶するものが
用いられる。熱可塑性樹脂Aおよび熱可塑性樹脂Bは、
1種あるいは2種以上併用してもかまわない。熱可塑性
樹脂Aおよび熱可塑性樹脂Bの例としては、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体、スチレン−(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合体、ポリスチレン、アクリル樹脂、
ポリアミド樹脂、セルロ−ス誘導体、エポキシ樹脂、キ
シレン樹脂、ケトン樹脂、石油樹脂、ロジンもしくはそ
の誘導体、クマロンインデン樹脂、テルペン樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、塩素化ポリオレフィ
ン、スチレン−無水マレイン酸樹脂、ポリビニルピロリ
ドン、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、スチレ
ン−ブタジエンゴム、ポリビニルブチラール、ニトリル
ゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム等の樹
脂が挙げられるが、耐候性、密着性の点から好ましくは
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂が
用いられる。
は、転写時のサーマルヘッドの熱により軟化し、好まし
くはTgが−20℃〜30℃のものが用いられる。また、T
gが30℃以上の熱可塑性樹脂Bとしては、好ましくはT
gが50℃以上の、熱可塑性樹脂Aと熱時相溶するものが
用いられる。熱可塑性樹脂Aおよび熱可塑性樹脂Bは、
1種あるいは2種以上併用してもかまわない。熱可塑性
樹脂Aおよび熱可塑性樹脂Bの例としては、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体、スチレン−(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合体、ポリスチレン、アクリル樹脂、
ポリアミド樹脂、セルロ−ス誘導体、エポキシ樹脂、キ
シレン樹脂、ケトン樹脂、石油樹脂、ロジンもしくはそ
の誘導体、クマロンインデン樹脂、テルペン樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、塩素化ポリオレフィ
ン、スチレン−無水マレイン酸樹脂、ポリビニルピロリ
ドン、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、スチレ
ン−ブタジエンゴム、ポリビニルブチラール、ニトリル
ゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム等の樹
脂が挙げられるが、耐候性、密着性の点から好ましくは
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂が
用いられる。
【0009】熱可塑性樹脂Aからなる層および熱可塑性
樹脂Bからなる層の膜厚は、用いられる熱可塑性樹脂
A、熱可塑性樹脂Bの種類やTgにより適宜最適になる
ように選択できる。熱可塑性樹脂Bからなる層の膜厚は
0.01〜0.5 μm程度が好ましく、0.5 μmを越えた場合
は密着力が低下する等の問題を生じることがある。ま
た、0.01μm未満の場合は常温で表面タックがあり、受
像層表面にゴミ、ホコリが付着する原因となり転写ヌケ
(ボイド)が発生することがある。あるいは屋外用途に
使用した場合には受像層表面がホコリ、煤煙などを吸着
して黒く汚れる等の問題を生じることがある。熱可塑性
樹脂Aからなる層の膜厚は 0.1〜10μm程度が好まし
く、0.1 μm未満の場合は転写不良を起こしたり、密着
力が低下する等の問題を生じる。また、10μmを越えた
場合は受像基材の機械強度特性を劣化させる、コストア
ップになる等の問題を生じる。
樹脂Bからなる層の膜厚は、用いられる熱可塑性樹脂
A、熱可塑性樹脂Bの種類やTgにより適宜最適になる
ように選択できる。熱可塑性樹脂Bからなる層の膜厚は
0.01〜0.5 μm程度が好ましく、0.5 μmを越えた場合
は密着力が低下する等の問題を生じることがある。ま
た、0.01μm未満の場合は常温で表面タックがあり、受
像層表面にゴミ、ホコリが付着する原因となり転写ヌケ
(ボイド)が発生することがある。あるいは屋外用途に
使用した場合には受像層表面がホコリ、煤煙などを吸着
して黒く汚れる等の問題を生じることがある。熱可塑性
樹脂Aからなる層の膜厚は 0.1〜10μm程度が好まし
く、0.1 μm未満の場合は転写不良を起こしたり、密着
力が低下する等の問題を生じる。また、10μmを越えた
場合は受像基材の機械強度特性を劣化させる、コストア
ップになる等の問題を生じる。
【0010】感熱転写用受像シートは、白色、透明の他
さまざまな色に着色することができる。すなわち、着色
を施したプラスチックシート、例えばプラスチックシー
トに顔料を混練させたもの、プラスチックシートのどち
らかの面に印刷または蒸着等によって着色されたものに
受像層を設けてもよく、あるいは白色または透明のプラ
スチックフィルムに着色材を含有する受像層を設けても
かまわない。白色または透明のプラスチックシートを用
いた場合、受像層に着色材を含有させることにより、さ
まざまな色の感熱転写用受像シートを容易に得ることが
できる。着色材としては従来公知のもの、例えばカーボ
ンブラック、アニリンブラック、酸化チタン、フタロシ
アニン系、モノアゾ系、ジスアゾ系、ニトロ系、ニトロ
ソ系、ペリレン系、イソインドリノン系、キナクリドン
系等の顔料やアゾ系、アントラキノン系、ニグロシン系
等の染料等通常インキに使用される材料が用いられる
が、特に耐候性の良好な転写物を得るには顔料が好まし
く、中でもカーボンブラック、ファストイエロー、カド
ミウムイエロー、黄色酸化鉄、クロモフタルイエロー、
アンスラピリミジンイエロー、イソインドリノンイエロ
ー、銅アゾメチンイエロー、ベンゾイミダゾロンイエロ
ー、キノフタロンイエロー、ニッケルジオキシンイエロ
ー、フラバンスロンイエロー、黄鉛、チタンイエロー、
ジスアゾイエロー、ベンゾイミダゾロンオレンジ、ピラ
ンスロンオレンジ、ペリノンオレンジ、パラレッド、レ
ーキレッド、ナフトールレッド、ピラゾロンレッド、パ
ーマネントレッド、マダーレーキ、チオインジゴボルド
ー、ベンガラ、鉛丹、カドミウムレッド、キナクリドン
マゼンタ、ペリレンバーミリオン、ペリレンレッド、ク
ロモフタルスカーレット、アンスロンレッド、ジアント
ラキノリルレッド、ペリレンマルーン、ベンゾイミダゾ
ロンカーミン、ペリレンスカーレット、キナクリドンレ
ッド、ピランスロンレッド、マンガンバイオレット、ジ
オキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー、紺
青、コバルトブルー、群青、インダンスロンブルー、フ
タロシアニングリーン、ピグメントグリーン、ニッケル
アゾイエロー、酸化クロム、ビリジアン、ベンゾイミダ
ゾロンブラウン、ブロンズパウダー、鉛白、亜鉛華、リ
トポン、酸化チタン、パール顔料等が好ましい。
さまざまな色に着色することができる。すなわち、着色
を施したプラスチックシート、例えばプラスチックシー
トに顔料を混練させたもの、プラスチックシートのどち
らかの面に印刷または蒸着等によって着色されたものに
受像層を設けてもよく、あるいは白色または透明のプラ
スチックフィルムに着色材を含有する受像層を設けても
かまわない。白色または透明のプラスチックシートを用
いた場合、受像層に着色材を含有させることにより、さ
まざまな色の感熱転写用受像シートを容易に得ることが
できる。着色材としては従来公知のもの、例えばカーボ
ンブラック、アニリンブラック、酸化チタン、フタロシ
アニン系、モノアゾ系、ジスアゾ系、ニトロ系、ニトロ
ソ系、ペリレン系、イソインドリノン系、キナクリドン
系等の顔料やアゾ系、アントラキノン系、ニグロシン系
等の染料等通常インキに使用される材料が用いられる
が、特に耐候性の良好な転写物を得るには顔料が好まし
く、中でもカーボンブラック、ファストイエロー、カド
ミウムイエロー、黄色酸化鉄、クロモフタルイエロー、
アンスラピリミジンイエロー、イソインドリノンイエロ
ー、銅アゾメチンイエロー、ベンゾイミダゾロンイエロ
ー、キノフタロンイエロー、ニッケルジオキシンイエロ
ー、フラバンスロンイエロー、黄鉛、チタンイエロー、
ジスアゾイエロー、ベンゾイミダゾロンオレンジ、ピラ
ンスロンオレンジ、ペリノンオレンジ、パラレッド、レ
ーキレッド、ナフトールレッド、ピラゾロンレッド、パ
ーマネントレッド、マダーレーキ、チオインジゴボルド
ー、ベンガラ、鉛丹、カドミウムレッド、キナクリドン
マゼンタ、ペリレンバーミリオン、ペリレンレッド、ク
ロモフタルスカーレット、アンスロンレッド、ジアント
ラキノリルレッド、ペリレンマルーン、ベンゾイミダゾ
ロンカーミン、ペリレンスカーレット、キナクリドンレ
ッド、ピランスロンレッド、マンガンバイオレット、ジ
オキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー、紺
青、コバルトブルー、群青、インダンスロンブルー、フ
タロシアニングリーン、ピグメントグリーン、ニッケル
アゾイエロー、酸化クロム、ビリジアン、ベンゾイミダ
ゾロンブラウン、ブロンズパウダー、鉛白、亜鉛華、リ
トポン、酸化チタン、パール顔料等が好ましい。
【0011】また、耐候性向上の目的で受像層に紫外線
吸収剤、紫外線遮断剤等を添加してもかまわない。紫外
線吸収剤の例としては、 290〜400 nmの波長の光を吸収
する化合物としてベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾー
ル系、サリチル酸フェニルエステル系、シアノアクリレ
ート系、桂皮酸系、アミノブタジエン系化合物等が挙げ
られる。紫外線遮断剤の例としては、微粒子の酸化チタ
ン、亜鉛華、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、酸化
鉄等が挙げられる。
吸収剤、紫外線遮断剤等を添加してもかまわない。紫外
線吸収剤の例としては、 290〜400 nmの波長の光を吸収
する化合物としてベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾー
ル系、サリチル酸フェニルエステル系、シアノアクリレ
ート系、桂皮酸系、アミノブタジエン系化合物等が挙げ
られる。紫外線遮断剤の例としては、微粒子の酸化チタ
ン、亜鉛華、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、酸化
鉄等が挙げられる。
【0012】さらに、塗工適性、塗膜特性を調整する目
的で、その他添加剤、例えば分散剤、帯電防止剤、可塑
剤、酸化防止剤等を併用してもかまわない。帯電防止剤
の例としては、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポ
リオキシアルキルアミド、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪
酸エステル、アルキルスルホネート、アルキルベンゼン
スルホネート、アルキルサルフェートアルキルホスフェ
ート、第四級アンモニウムサルフェート等が挙げられ、
特に感熱転写記録における転写ヌケ(ボイド)の原因と
なる静電気による集塵の防止に効果が認められる。可塑
剤の例としては、フタル酸、イソフタル酸、テトラヒド
ロフタル酸、アジピン酸、セバチン酸、マレイン酸、フ
マル酸、トリメリット酸、オレイン酸等の塩基性カルボ
ン酸化合物と1価もしくは多価のアルコール化合物との
低分子量エステル系可塑剤、アルキッド型液状可塑剤、
オキシラン酸素含有エポキシ系可塑剤等が挙げられ、自
由に選択できる。
的で、その他添加剤、例えば分散剤、帯電防止剤、可塑
剤、酸化防止剤等を併用してもかまわない。帯電防止剤
の例としては、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポ
リオキシアルキルアミド、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪
酸エステル、アルキルスルホネート、アルキルベンゼン
スルホネート、アルキルサルフェートアルキルホスフェ
ート、第四級アンモニウムサルフェート等が挙げられ、
特に感熱転写記録における転写ヌケ(ボイド)の原因と
なる静電気による集塵の防止に効果が認められる。可塑
剤の例としては、フタル酸、イソフタル酸、テトラヒド
ロフタル酸、アジピン酸、セバチン酸、マレイン酸、フ
マル酸、トリメリット酸、オレイン酸等の塩基性カルボ
ン酸化合物と1価もしくは多価のアルコール化合物との
低分子量エステル系可塑剤、アルキッド型液状可塑剤、
オキシラン酸素含有エポキシ系可塑剤等が挙げられ、自
由に選択できる。
【0013】基材としては、合成紙、ポリエステル、ポ
リ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル酸メチル、
ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リアミド、セルロース系等の厚みが10〜500 μmのプラ
スチックシートが用いられるが、耐候性、可撓性、美粧
性が優れる点で、厚みが50〜500 μmの軟質ポリ塩化ビ
ニル、ポリエステル、合成紙等のプラスチックシートが
好ましい。受像層を基材表面に設ける方法としては、受
像層を構成する組成物を溶剤あるいは水に溶解あるいは
分散した液をコーティングして乾燥させるソルベントコ
ーティング法、または受像層を構成する組成物を加熱溶
融してコーティングするホットメルトコーティング法等
の方法が用いられる。受像層の膜厚は 0.1〜10μm程度
が好ましく、薄膜の場合はソルベントコート法が、厚膜
の場合は、ホットメルトコーティング法が好ましい。よ
り好ましくはソルベントコーティング法により膜厚が
0.2〜2 μm程度に設けるのが良い。
リ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル酸メチル、
ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リアミド、セルロース系等の厚みが10〜500 μmのプラ
スチックシートが用いられるが、耐候性、可撓性、美粧
性が優れる点で、厚みが50〜500 μmの軟質ポリ塩化ビ
ニル、ポリエステル、合成紙等のプラスチックシートが
好ましい。受像層を基材表面に設ける方法としては、受
像層を構成する組成物を溶剤あるいは水に溶解あるいは
分散した液をコーティングして乾燥させるソルベントコ
ーティング法、または受像層を構成する組成物を加熱溶
融してコーティングするホットメルトコーティング法等
の方法が用いられる。受像層の膜厚は 0.1〜10μm程度
が好ましく、薄膜の場合はソルベントコート法が、厚膜
の場合は、ホットメルトコーティング法が好ましい。よ
り好ましくはソルベントコーティング法により膜厚が
0.2〜2 μm程度に設けるのが良い。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお
各実施例中の「部」は「重量部」を示す。 〔実施例1〕厚み 100μmの軟質塩化ビニルシートの片
方の面に、下記組成の熱可塑性樹脂A層用塗液1をグラ
ビアコート法により膜厚1μmにコーティングし、さら
に下記組成の熱可塑性樹脂B層用塗液1をグラビアコー
ト法により、膜厚 0.1μmにコーティングして受像シー
ト1を得た。 熱可塑性樹脂A層用塗液1 ポリエステル樹脂(東洋紡製「バイロン GK130」、Tg15℃」 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 熱可塑性樹脂B層用塗液1 ポリエステル樹脂(東洋紡製「バイロン 250」、Tg72℃) 5部 トルエン 50部 メチルエチルケトン 45部
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお
各実施例中の「部」は「重量部」を示す。 〔実施例1〕厚み 100μmの軟質塩化ビニルシートの片
方の面に、下記組成の熱可塑性樹脂A層用塗液1をグラ
ビアコート法により膜厚1μmにコーティングし、さら
に下記組成の熱可塑性樹脂B層用塗液1をグラビアコー
ト法により、膜厚 0.1μmにコーティングして受像シー
ト1を得た。 熱可塑性樹脂A層用塗液1 ポリエステル樹脂(東洋紡製「バイロン GK130」、Tg15℃」 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 熱可塑性樹脂B層用塗液1 ポリエステル樹脂(東洋紡製「バイロン 250」、Tg72℃) 5部 トルエン 50部 メチルエチルケトン 45部
【0015】〔実施例2〕厚み 100μmのポリエチレン
テレフタレートシートの片方の面に、下記組成の熱可塑
性樹脂A層用塗液2をグラビアコート法により膜厚1μ
mにコーティングし、さらに下記組成の熱可塑性樹脂B
層用塗液2をグラビアコート法により膜厚0.05μmにコ
ーティングして受像シート2を得た。 熱可塑性樹脂A層用塗液2 ポリエステル樹脂(東洋紡績製「バイロン500 」、Tg 4℃) 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 熱可塑性樹脂B層用塗液2 アクリル樹脂(三菱レイヨン製「ダイヤナールBR90」、Tg65℃) 3部 トルエン 50部 メチルエチルケトン 47部
テレフタレートシートの片方の面に、下記組成の熱可塑
性樹脂A層用塗液2をグラビアコート法により膜厚1μ
mにコーティングし、さらに下記組成の熱可塑性樹脂B
層用塗液2をグラビアコート法により膜厚0.05μmにコ
ーティングして受像シート2を得た。 熱可塑性樹脂A層用塗液2 ポリエステル樹脂(東洋紡績製「バイロン500 」、Tg 4℃) 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 熱可塑性樹脂B層用塗液2 アクリル樹脂(三菱レイヨン製「ダイヤナールBR90」、Tg65℃) 3部 トルエン 50部 メチルエチルケトン 47部
【0016】〔実施例3〕厚み 100μmの軟質塩化ビニ
ルシートの片方の面に、下記組成の熱可塑性樹脂A層用
塗液3をグラビアコート法により膜厚1μmにコーティ
ングし、さらに下記組成のシリコン変性樹脂層用塗液3
をグラビアコート法により膜厚 0.1μmにコーティング
して受像シート3を得た。 熱可塑性樹脂A層用塗液3 ポリエステル樹脂(東レ製「ケッミット R99」、Tg−19℃) 15部 黄色顔料(東洋インキ製造製「リオノールエロー1308」) 5部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 熱可塑性樹脂B層用塗液3 スチレンアクリル樹脂(藤倉化成製「アクリベースMH7015」、 5部 Tg 100℃) トルエン 50部 メチルエチルケトン 45部
ルシートの片方の面に、下記組成の熱可塑性樹脂A層用
塗液3をグラビアコート法により膜厚1μmにコーティ
ングし、さらに下記組成のシリコン変性樹脂層用塗液3
をグラビアコート法により膜厚 0.1μmにコーティング
して受像シート3を得た。 熱可塑性樹脂A層用塗液3 ポリエステル樹脂(東レ製「ケッミット R99」、Tg−19℃) 15部 黄色顔料(東洋インキ製造製「リオノールエロー1308」) 5部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 熱可塑性樹脂B層用塗液3 スチレンアクリル樹脂(藤倉化成製「アクリベースMH7015」、 5部 Tg 100℃) トルエン 50部 メチルエチルケトン 45部
【0017】〔比較例1〕厚み 100μmの軟質塩化ビニ
ルシートの片方の面に、下記組成の塗液をグラビアコー
ト法により膜厚1μmにコーティングし、受像シート4
を得た。 ポリエステル樹脂(東洋紡績製「バイロン250 」 Tg72℃) 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 〔比較例2〕厚み 100μmの軟質塩化ビニルシートの片
方の面に、下記組成の塗液をグラビアコート法により膜
厚1μmにコーティングし、受像シート5を得た。 ポリエステル樹脂(東洋紡績製「バイロン500 」 Tg 4℃) 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部
ルシートの片方の面に、下記組成の塗液をグラビアコー
ト法により膜厚1μmにコーティングし、受像シート4
を得た。 ポリエステル樹脂(東洋紡績製「バイロン250 」 Tg72℃) 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 〔比較例2〕厚み 100μmの軟質塩化ビニルシートの片
方の面に、下記組成の塗液をグラビアコート法により膜
厚1μmにコーティングし、受像シート5を得た。 ポリエステル樹脂(東洋紡績製「バイロン500 」 Tg 4℃) 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部
【0018】実施例および比較例で得られた受像シート
の受像層表面と、6μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムの片方の面に耐熱層を設けて反対側の面に剥離
層を介してアクリル樹脂と顔料を主成分とする熱接着性
インキを設けた感熱転写材の転写インキ面とを重ね合わ
せ、感熱転写材の耐熱層の面からサーマルヘッドで加熱
し、記録物を得た。得られた記録物の密着性は、記録部
にセロハンテープを貼り合わせ一気に剥離する方法によ
り評価した。また、耐引掻性は、記録部を鉛筆硬度試験
(JIS K-5401)により評価した。耐摩擦性は、記録部を
学振型染色堅ろう度摩擦試験(JIS L-0823)により評価
した。屋外耐候性は、記録物を屋外曝露試験台に取付け
6か月間曝露し、汚れの度合いを比較した。結果を表1
に示す。
の受像層表面と、6μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムの片方の面に耐熱層を設けて反対側の面に剥離
層を介してアクリル樹脂と顔料を主成分とする熱接着性
インキを設けた感熱転写材の転写インキ面とを重ね合わ
せ、感熱転写材の耐熱層の面からサーマルヘッドで加熱
し、記録物を得た。得られた記録物の密着性は、記録部
にセロハンテープを貼り合わせ一気に剥離する方法によ
り評価した。また、耐引掻性は、記録部を鉛筆硬度試験
(JIS K-5401)により評価した。耐摩擦性は、記録部を
学振型染色堅ろう度摩擦試験(JIS L-0823)により評価
した。屋外耐候性は、記録物を屋外曝露試験台に取付け
6か月間曝露し、汚れの度合いを比較した。結果を表1
に示す。
【0019】
【表1】
【0020】表1に示すように、実施例1〜3ではすべ
ての評価項目において良好な結果が得られた。それに対
して比較例1は、受像層がTgの高い熱可塑性樹脂単層
からなるため良好な密着が得られず、耐引掻性、耐摩擦
性が劣る。また、比較例2は、受像層がTgの低い熱可
塑性樹脂単層からなるため、屋外暴露試験で受像層表面
が黒く汚れる。
ての評価項目において良好な結果が得られた。それに対
して比較例1は、受像層がTgの高い熱可塑性樹脂単層
からなるため良好な密着が得られず、耐引掻性、耐摩擦
性が劣る。また、比較例2は、受像層がTgの低い熱可
塑性樹脂単層からなるため、屋外暴露試験で受像層表面
が黒く汚れる。
【0021】
【発明の効果】本発明による感熱転写用受像シートを用
いることでインキ密着性、耐擦過性、耐引掻性、耐摩擦
性に優れた記録物が得られ、その記録物は屋外用途に使
用してもホコリ付着、煤煙等の吸着による汚れを生じる
ことはない。
いることでインキ密着性、耐擦過性、耐引掻性、耐摩擦
性に優れた記録物が得られ、その記録物は屋外用途に使
用してもホコリ付着、煤煙等の吸着による汚れを生じる
ことはない。
【図1】
【図2】図1および図2は、本発明の感熱転写用受像シ
ートの断面図である。
ートの断面図である。
(1)基材 (2)Tgが30℃未満の熱可塑性樹脂Aからなる層 (3)Tgが30℃以上の熱可塑性樹脂Bからなる層 (4)粘着剤層 (5)離型紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 直樹 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 基材上にガラス転移温度が30℃未満の熱
可塑性樹脂Aからなる層を設け、さらにその上にガラス
転移温度が30℃以上の熱可塑性樹脂Bからなる層を設け
た感熱転写用受像シート。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂Aからなる層および/また
は熱可塑性樹脂Bからなる層が、さらに有色顔料を含有
することを特徴とする請求項1記載の感熱転写用受像シ
ート。 - 【請求項3】 熱可塑性樹脂Bが、ポリエステル系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂から選ばれる少
なくとも1種であることを特徴とする請求項1または2
記載の感熱転写用受像シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4245521A JPH0664357A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 感熱転写用受像シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4245521A JPH0664357A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 感熱転写用受像シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664357A true JPH0664357A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17134925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4245521A Pending JPH0664357A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 感熱転写用受像シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664357A (ja) |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP4245521A patent/JPH0664357A/ja active Pending
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