JPH0664804A - 感光材料搬送装置 - Google Patents

感光材料搬送装置

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JPH0664804A
JPH0664804A JP21901392A JP21901392A JPH0664804A JP H0664804 A JPH0664804 A JP H0664804A JP 21901392 A JP21901392 A JP 21901392A JP 21901392 A JP21901392 A JP 21901392A JP H0664804 A JPH0664804 A JP H0664804A
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JP
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photosensitive material
conveying
cutter
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JP21901392A
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Masaru Imai
井 勝 今
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】感光材料サイズが小さい、感光材料が軽量であ
る、待機時における感光材料の引き出し長が短い等の場
合であっても、十分に感光材料搬送の蛇行や斜行を軽減
することができる感光材料搬送装置を提供する。 【構成】感光材料引出し手段と、副走査搬送手段と、カ
ッタと、カッタに感光材料を搬送する挟持搬送手段とを
有し、カッタによって感光材料を所定長に切断した後、
感光材料引出し手段よりも下流側でカッタまでの感光材
料の挟持を解除すると共に、感光材料引出し手段と感光
材料マガジンとの間で感光材料のループを形成して、ル
ープの形成終了後、感光材料引出し手段による感光材料
の挟持を開放することにより前記目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷製版装置、複写装
置、レーザプリンタ等の走査露光を利用する画像記録装
置に用いられる、感光材料を副走査方向に搬送する感光
材料搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】長尺の感光材料をロール状に巻回してな
る感光材料マガジンを用い、この感光材料をラスター走
査、スリット走査等の光走査によって走査露光して画像
記録する画像記録装置が、印刷製版装置、複写装置、各
種のプリンタ等に用いられている。
【0003】このような画像記録装置においては、例え
ばラスター走査による画像記録装置は、記録画像に応じ
て変調された記録用の光ビームを主走査方向に一次元的
に偏向して感光材料の画像記録位置に入射する。スリッ
ト走査を用いる画像記録する装置は、多数の点状光源を
一次元方向(主走査方向)に配列してなるスリット状光
源を用い、各点状光源を記録画像に応じてon/off
して記録画像に応じた記録光を感光材料の画像記録位置
に入射し、あるいは一次元方向(主走査方向)に延在す
る読取光を、前記一次元方向と略直交する方向に移動す
ることにより、原稿を読取光によって2次元的に走査
し、原稿からのスリット状の反射光を記録光として感光
材料の画像記録位置に結像する。
【0004】一方、感光材料は、感光材料マガジンより
引き出され、画像記録位置に規定されつつ、所定の副走
査搬送速度で前記主走査方向と略直交する副走査方向に
副走査搬送されている。従って、前述の光ビームや記録
光は、結果的に感光材料を2次元的に走査して、全面を
露光することができる。画像記録が終了した感光材料
は、カッタに搬送されて所定長に切断され(切断は記録
前でもよい)、現像装置等の次工程に搬送される。
【0005】このような画像記録装置における感光材料
の搬送手段としては、感光材料を挟持する2本のロー
ラ、感光材料を所定の画像記録位置に規定する露光ドラ
ムおよびこの露光ドラムと共に感光材料を挟持するニッ
プローラ等、2本のローラによって感光材料を挟持搬送
する感光材料搬送手段が多数使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、感光材料マ
ガジンより引き出された感光材料を、ニップローラ等に
よって挟持搬送する感光材料搬送手段では、ローラ径や
ローラの長手方向の挟持力(ニップ力)が均一ではな
い、感光材料マガジンからの引き出し力の差、等に起因
する、感光材料搬送の斜行、蛇行等の問題がある。画像
記録位置において感光材料が斜行あるいは蛇行状態で搬
送されると、出力画像における画像記録位置の誤差の原
因となってしまい、また、感光材料の斜行や蛇行が大き
く発生すると、感光材料の搬送トラブル、いわゆるジャ
ミングの発生にもつながる。
【0007】従来の画像記録装置においては、感光材料
の斜行等を軽減するために、待機時に感光材料マガジン
から感光材料の先端部までのローラによる感光材料の挟
持を開放し、かつ感光材料の先端部を垂れ下がった状態
として、感光材料マガジンから引き出された感光材料の
自重によって感光材料の斜行や蛇行を軽減しているもの
もある。
【0008】しかしながら、この方法は感光材料のサイ
ズが大きい(重量がある)、あるいは待機時における感
光材料の引き出し長が長い等、待機時に感光材料マガジ
ンより引き出されている感光材料の重量が十分である場
合は、感光材料の斜行および蛇行の軽減に大きな効果が
得られるが、感光材料サイズがA4等の小型(軽量)の
ものである場合や、待機時における感光材料の引き出し
長の短い画像記録装置に適用した場合には、十分な斜行
等の軽減効果を得ることが困難であるという問題点あ
る。
【0009】本発明の主たる目的は、前記従来技術の問
題点を解決することにあり、感光材料サイズの小さい、
感光材料が軽量である、待機時における感光材料の引き
出し長が短い等の場合であっても、十分に感光材料搬送
の蛇行や斜行を軽減することができる感光材料搬送装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、長尺な感光材料を巻回してなる感光材料
マガジンより前記感光材料を挟持して引き出す感光材料
引出し手段と、引き出された感光材料を画像記録位置に
規定しつつ副走査方向に挟持搬送する副走査搬送手段
と、感光材料を所定長に切断するカッタと、前記カッタ
に前記感光材料を搬送する挟持搬送手段とを有し、前記
カッタが感光材料を所定長に切断した後、前記感光材料
引出し手段よりも下流側で前記カッタまでの感光材料の
挟持を解除すると共に、前記感光材料引出し手段によっ
て感光材料引出し方向と逆方向に感光材料を搬送してこ
の感光材料引出し手段と前記感光材料マガジンとの間で
感光材料のループを形成し、前記ループの形成終了後、
感光材料引出し手段による感光材料の挟持を開放するこ
とを特徴とする感光材料搬送装置。
【0011】また、前記本発明の感光材料搬送装置にお
いて、前記カッタに前記感光材料を搬送する挟持搬送手
段が一対の搬送ローラであって、前記搬送ローラの一方
に、カム軸が感光材料引出し方向と逆転方向にのみ作動
するワンウェイクラッチベアリングによって前記搬送ロ
ーラの回転軸に係合され、前記ワンウェイクラッチベア
リングの作動により回転して、他方の搬送ローラに係合
して2本の搬送ローラを離すカムが配備されるのが好ま
しい。
【0012】さらに、前記本発明の感光材料搬送装置に
おいて、前記カッタ直後の感光材料搬送手段と、その直
後の感光材料搬送手段との間に、両感光材料搬送手段間
を直線で結ぶ搬送経路より感光材料を上方へ案内する搬
送ガイドが配置されるのが好ましい。
【0013】
【発明の作用】本発明の感光材料搬送装置は、長尺の感
光材料をロール状に巻回してなる感光材料マガジンを用
いる印刷製版装置、複写装置、各種プリンタ等の画像記
録装置に利用される感光材料搬送装置である。具体的に
は、感光材料マガジンより前記感光材料を引き出し、こ
の感光材料を画像記録位置に規定しつつ副走査搬送し、
画像記録が行われた感光材料を所定長に切断して、感光
材料処理装置等の次工程に搬送する感光材料搬送装置で
あって、カッタによって感光材料を所定長に切断した
後、感光材料マガジンから引き出されている感光材料の
先端部を感光材料引出し手段によって引出し方向と逆方
向に感光材料を搬送して感光材料のループを形成して、
ほぼ同時に感光材料引出し手段よりも下流のカッタまで
の感光材料の挟持を解除し、所定の感光材料のループを
形成したら、感光材料引出し手段による感光材料の挟持
を開放し、この状態で次回の感光材料の搬送(画像記
録)まで待機する。
【0014】つまり、本発明の感光材料搬送装置は、待
機時にニップローラ等の搬送手段による感光材料の挟持
を開放して、感光材料の自重によって感光材料搬送の蛇
行および斜行を解除するのみならず、感光材料の挟持を
完全に開放する前に、感光材料マガジンと感光材料引き
出し手段との間で感光材料のループを形成した後、感光
材料引き出し手段による感光材料の挟持を開放し、引き
出されている感光材料をループによって弾くことによ
り、感光材料の弾性力を利用して斜行等を解除する。
【0015】従って、本発明の感光材料搬送装置によれ
ば、小型の感光材料や待機時における感光材料の引き出
し量が少ない等の場合であっても、ループで弾くことに
よる感光材料の弾性力を利用した解除、および自重を利
用した解除によって、感光材料の斜行および蛇行を良好
に解除することができ、正確な感光材料搬送を実現し、
画像記録装置において正確に感光材料の所定の位置に画
像記録を行うことを可能とする。しかも、待機中には感
光材料は一切挟持されていないので、挟持による乳剤面
剥離や、ローラによって感光材料に曲がり癖がついて搬
送不良を起こす等の不都合が発生することもない。
【0016】また、好ましくは、感光材料をカッタに挟
持搬送する搬送手段として、一対の搬送ローラであっ
て、一方の搬送ローラが、感光材料引出しと逆転方向に
のみ作動するワンウェイクラッチベアリングを介して回
転軸に係合し、このワンウェイクラッチベアリングの作
動により回転して他方の搬送ローラに係合し、この搬送
ローラと他方の搬送ローラとを離すカムを有するものを
用いる。
【0017】このようなローラ対によれば、ローラ対に
よる感光材料の挟持および開放のためのソレノイド等の
駆動源を別途設ける必要がなく、簡易な構成の搬送ロー
ラ対で感光材料ループ形成時における感光材料の挟持開
放を実現できる。また、このローラ対におけるローラの
移動は1mm程度の極微量で十分であるが、この構成によ
ればカムの形状によってローラの移動を制御することが
できるので、所望のローラ移動量を容易に実現すること
ができる。
【0018】さらに、カッタによって感光材料を所定長
に切断する際には、感光材料の搬送を一旦停止する必要
があるが、感光材料が次工程、例えば感光材料処理装置
等に搬入されてしまうと、感光材料がこれに引かれてし
まい、カッタにおいて所望の切断位置に正確に停止する
ことができない。そのため、カッタと次工程(搬送手
段)が近接しているの装置では、カッタ直後の感光材料
搬送手段と、その直後の感光材料搬送手段との間で感光
材料のループを形成して、感光材料が次工程に搬入され
るのを防止する必要がある。
【0019】ここで、好ましくはカッタ直後の感光材料
搬送手段と、その直後の感光材料搬送手段との間に、両
感光材料搬送手段間を直線で結ぶ搬送経路より感光材料
を上方へ案内する搬送ガイドを配置することにより、こ
の両者の間で良好にループを形成することができ、感光
材料が搬送ローラ対の間を抜けて次工程に搬入される等
を防止して、感光材料をカッタの所望の切断位置に正確
に停止して、正確な長さで感光材料を切断することがで
きる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の感光材料搬送装置について、
添付の図面に示される好適実施例を参照に詳細に説明す
る。図1に、本発明の感光材料搬送装置を用いる印刷製
版装置の一例を概念的に示す。
【0021】同図に示すように印刷製版装置10は、基
本的に、原稿Aの画像を読み取る画像読取装置12と、
画像読取装置12によって読み取った原稿画像を感光材
料Fに画像記録する画像記録装置14と、画像記録装置
14によって画像記録された露光済の感光材料Fを現像
処理する感光材料処理装置16とから構成される。ま
た、画像記録装置14は、露光装置20と本発明の感光
材料搬送装置18ととから構成される。
【0022】この印刷製版装置10においては、画像読
取装置12よって原稿Aの画像、例えば連続階調画像を
画像読取装置12によって図中矢印yで示す副走査方向
に走査しつつ、副走査方向yと略直交する方向(図中紙
面に垂直な方向)1ライン毎に光電的に読み取り電気信
号とした後、2値化された網点画像信号Rとして画像記
録装置14に転送する。この網点画像信号Rを受けた画
像記録装置14は、画像読み取りにほぼ平行して(リア
ルタイムで)、マガジン56より引き出された感光材料
F上に網点画像信号Rを網点階調画像として露光記録す
る。
【0023】このようにして、画像記録装置14によっ
て画像露光を行われた感光材料Fは、所定長に切断され
て感光材料処理装置16に搬送され、現像、漂白、定
着、水洗などの湿式処理および乾燥などの処理を行って
出力画像とされる。
【0024】印刷製版装置10において画像読取装置1
2は、基本的に、原稿台22、原稿押圧板24、読取走
査子である光源ユニット26、原稿Aからの原稿画像を
担持する反射光の光路を変えるためのミラーユニット2
8、前記反射光を結像させる結像レンズ30、反射光の
結像位置に配置され反射光を受光して画像情報を光電的
に読み取り、網点画像信号Rとする読取部32とから構
成される。
【0025】原稿台22は、原稿Aを所定の位置に載置
する透明なガラス板であって、また、原稿押圧板24
は、この原稿台22上に載置された原稿Aを圧接して原
稿Aの位置ズレを防止するものである。
【0026】原稿台22の下方には、光源ユニット26
とミラーユニット28とからなる光源移動型走査光学系
が配設される。この走査光学系においては、光源ユニッ
ト26は、図示しない駆動装置の駆動作用下に所定の速
度(v)で、図中に矢印yで示す副走査方向に移動し、
ミラーユニット28は光源ユニット26の移動速度の1
/2の速度(1/2・v)で同方向に移動する。
【0027】光源ユニット26は、主走査方向と同方向
の一方向に帯状の照明光(スリット光)を射出する棒状
の光源である蛍光管、いわゆるアパーチャ型の蛍光管3
4a,34bと、蛍光管34a,34bを保持し、かつ
原稿Aからの反射光が通過するスリット36を有するハ
ウジング38と、原稿Aからの反射光を90度反射する
第1のミラー40とから構成される。第1のミラー40
によって反射された反射光は次いでミラーユニット28
に入射する。ミラーユニット28は反射光の光路をそれ
ぞれ90度に偏向させる第2のミラー42と第3のミラ
ー44とを有する。
【0028】第3のミラー44で反射された反射光は、
所定位置に固定されている結像レンズ30を通過して読
取部32に入射する。読取部32は、反射光を原稿Aの
1ラインの原稿画像を1ブロックとして光電変換して画
像濃度データとしてアナログ電気信号化するCCD46
と、CCD46によって光電的に読み取られたデータを
処理し、網点画像信号Rとして画像記録装置14に転送
する画像処理装置48とを有する。
【0029】画像処理装置48は、CCD46から主走
査1ラインの画像データを読み取るタイミングを決める
主走査クロックを発生するクロック発生器や、主走査ク
ロックに基づいてCCD46から読み込まれたアナログ
画像データ信号をゲイン補正などのアナログ補正した
後、デジタル信号としての画像データ信号に変換するA
/D変換器や、このデジタル画像データを記憶するメモ
リさらにこの画像データ信号を画像処理して最終的に網
点画像信号Rとして画像露光装置42に出力する画像処
理部などからなる。ここで、画像処理部は、網点画像信
号生成に必要な後述の種々の処理を行う処理回路、種々
の画像データ信号の演算、判定などを行うCPU、画像
データを始めとして種々のデータを記憶するRAMやR
OMなどのメモリなどからなる。
【0030】画像読取装置12による画像情報の読み取
りは、まず、原稿台22上に原稿Aを載置し、これを原
稿押圧板24によって押圧して位置ずれをしないように
固定する。次いで、図中、矢印Aで示す副走査方向に光
源ユニット26が図示しないの駆動源の作用下に所定速
度で移動されるとともに、ミラーユニット28が光源ユ
ニット26の移動速度の半分の速度で同方向に移動され
る。そして、原稿Aに担持された画像情報は、原稿Aの
反射光として、第1のミラー23、第2のミラー31、
第3のミラー32によってその光路を変え、結像レンズ
30によって読取部32のCCD46上に結像され、C
CD46によって光電変換され、画像処理装置48よっ
て処理され、順次網点画像信号Rとして画像露光装置2
0に転送される。
【0031】画像記録装置14は、前述のように画像露
光装置20と、本発明の感光材料搬送装置18とから構
成される。画像露光装置20は、基本的に、画像読取装
置12によって読み取られ、画像処理装置48によって
処理され、生成されて伝送された網点画像信号Rに応じ
て変調された記録ビームLを射出する記録光源50と、
記録ビームLを一次元方向(主走査方向)に偏向するレ
ゾナントスキャナ52と、偏向走査された記録ビームL
の感光材料F上での焦点を調整するfθレンズ54とを
有する。また、さらに露光を制御するための同期信号検
出器を備えていてもよい。
【0032】一方、本発明にかかる感光材料搬送装置1
8は、基本的に、長尺の感光材料Fを巻回してなるマガ
ジン56から感光材料Fを引き出すと共に、感光材料F
を所定の露光位置に規定しつつ副走査搬送する、感光材
料引き出し手段を兼ねる副走査搬送装置58と、画像記
録を終了した感光材料Fを所定の長さに切断するカッタ
60と、このカッタ60を挟んで感光材料Fの引き出し
方向の上流側(以下、上流側とする)に配置されモータ
62Mで駆動される搬送ローラ対62、および同下流側
に配置されモータ64Mで駆動される搬送ローラ対64
と、所定長に切断された露光済感光材料Fを感光材料処
理装置16に搬入するモータ66Mで駆動される搬送ロ
ーラ対66と、搬送ローラ対64および66の間に配置
される搬送ガイド68と、副走査搬送装置58や各搬送
ローラ対の駆動を制御する制御装置19とを有する。
【0033】また、副走査搬送装置58は、感光材料F
を所定の露光位置に規定する露光ドラム70と、露光位
置(主走査線)を挟んで露光ドラム70に押圧されるニ
ップローラ72,74と、露光ドラム70の駆動源であ
るモータ70Mとから構成され、露光ドラム70と、ニ
ップローラ72,74とによって挟持搬送することによ
り、感光材料Fを所定の露光位置に規定しつつ副走査搬
送する。また、ニップローラ72,74は露光ドラムへ
の押圧方向と略逆方向に接離(感光材料Fの挟持および
開放)可能に構成される。
【0034】感光材料搬送装置18のより詳細な構成お
よび作用は後に詳述する。また、図面を簡略化するため
に図示は省略するが、感光材料搬送装置18には通常の
感光材料搬送装置と同様、その動作や作用に必要な駆動
源およびその伝達手段、各種の搬送ガイドやセンサ等が
配置されているのはもちろんである。
【0035】このような画像記録装置14における感光
材料Fへの画像記録は、画像読取装置12の画像処理装
置48より転送された網点画像信号Rに応じて変調され
た記録光源50から射出された記録ビームLは、レゾナ
ントスキャナ52により一次元方向に偏向され、fθレ
ンズ54を通過して、マガジン56から引き出され、露
光ドラム70とニップローラ72,74により画像記録
位置に規定されつつ副走査搬送される感光材料Fを露光
し、2次元的に網点画像の記録を行う。
【0036】以下、この画像記録の作用に伴う感光材料
搬送装置18の作用について、図2〜図4を参照して詳
細に説明する。なお、図中矢印aは感光材料Fの移動方
向を示す。また、図面を簡略化するため、各ローラの駆
動源は省略する。画像記録を待機している状態では、図
2(a)に示されるように、副走査搬送装置58、およ
び搬送ローラ対62における感光材料Fの挟持は解除さ
れ、感光材料Fは単にマガジン56より垂れ下がった状
態となっている。画像記録開始の信号が感光材料搬送装
置の制御装置19に入力されると、図2(b)に示され
るように副走査搬送装置58のニップローラ72,74
が露光ドラム70に押圧され感光材料Fを挟持する。感
光材料Fの挟持(および開放)におけるニップローラ7
2,74の移動手段には特に限定はなく、ソレノイド等
を用いた公知の手段がいずれも利用可能である。
【0037】ニップローラ72,74および露光ドラム
70が感光材料Fを挟持すると、副走査搬送装置58
(モータ70M)が駆動して図2(c)に示されるよう
に感光材料Fを引き出し方向と逆方向(以下、副走査方
向とする)に搬送し、先端が所定の位置に来た点で搬送
を停止する。次いで、副走査搬送装置58は図2(d)
に示されるように感光材料Fを引き出し、画像記録に必
要な長さだけ引き出した点で停止する。ここで、副走査
搬送装置58による感光材料Fの引き出しとほぼ同時
に、搬送ローラ対62の2つのローラ(駆動ローラ62
aおよび従動ローラ62b、図6参照)は互いに密着
し、感光材料Fの先端をここで停止する。この動作およ
び機構は後に詳述する。
【0038】所定長の感光材料Fを引き出した後、図3
(e)に示されるように、副走査搬送装置58は感光材
料Fを副走査搬送し、記録ビームLによって画像記録が
行われる。つまり、感光材料Fは露光ドラム70によっ
て画像記録位置に規定されつつ、副走査搬送装置58に
よって所定の速度で副走査方向に副走査搬送され、記録
画像に応じて変調されて主走査方向に偏向された光ビー
ムLによって2次元的に走査露光され、画像記録が行わ
れる。
【0039】光ビームLによる画像記録が終了すると、
図3(f)に示されるように副走査搬送装置58、搬送
ローラ対62および64は、露光済の感光材料Fを所定
の長さに切断するために引き出し方向に搬送する。感光
材料Fを正確な長さに切断するためには、切断時に感光
材料Fの搬送を一旦停止する必要があるが、感光材料F
が感光材料処理装置16(次工程)に搬入されてしまう
と、感光材料処理装置16の搬送手段によって感光材料
Fが搬送され(引っ張られ)てしまい、感光材料Fを切
断位置で確実に停止することができない。
【0040】そのため、図示例の印刷製版装置10にお
いては、カッタ60の下流直後に配置される搬送ローラ
対64と、次いで配置される搬送ローラ対66との間で
感光材料Fのループを形成し、感光材料Fの先端が感光
材料処理装置16に搬入されないようにするが、ループ
が確実に形成されないと、感光材料Fが搬送ローラ対6
6を抜け、入口シャッタを開けて感光材料処理装置16
に侵入してしまう。ここで、図示例の感光材料搬送装置
18は、好ましい態様として、この間におけるループの
形成を容易かつ確実にするために、搬送ローラ対64と
66との間に、両者を直線で結んだ搬送経路よりも感光
材料Fを上方に案内する搬送ガイド68が配置される。
【0041】図5に示されるように、搬送ガイド68は
一点鎖線で示される搬送ローラ64と66との間の直線
搬送経路より、図中矢印bで示されるだけ上方に高くな
っており、この分だけ感光材料Fを上方に案内する。従
って、次いで搬送ガイド69(図2等においては省略)
によって案内され搬送ローラ対66に到達した感光材料
Fは、搬送ガイド68によって搬送ローラ対64と66
との間で小さなループを形成された状態となり、更に感
光材料Fが搬送ローラ対64等によって搬送されること
により容易にループを形成することができるので、感光
材料Fが搬送ローラ対66を抜けて、次工程である感光
材料処理装置16に搬入されることがない。
【0042】このような、カッタ60の下流直後に配置
される搬送ガイド68の形状等には特に限定はなく、こ
れを挟んで配置される搬送ローラ対間の直線搬送経路よ
り上方に感光材料Fを案内するように、前記直線搬送経
路よりも高くなるような形状を有するものであればよ
い。また、その高さ(図5矢印b)にも特に限定はな
く、感光材料Fが搬送ローラ対64と66の間で搬送ガ
イド68によって小さなループを形成する大きさであれ
ばよい。
【0043】このようにして、図3(g)に示されるよ
うに感光材料Fの被切断位置がカッタ60の作用位置ま
で感光材料Fが引き出されると、副走査搬送装置58お
よび搬送ローラ対62、64が停止して感光材料Fの搬
送を停止し、次いでカッタ60が作動して感光材料Fを
所定の長さに切断する。感光材料Fが切断されると、図
3(h)に示されるように、露光済の感光材料Fは搬送
ローラ対64および66によって感光材料処理装置16
に搬送され、一方、副走査搬送装置58および搬送ロー
ラ対62は、上流側の感光材料Fを副走査方向に搬送
し、斜行や蛇行を軽減するためのループを形成する。
【0044】ここで、図示例においては、好ましい態様
として搬送ローラ対62はワンウェイクラッチベアリン
グとカムとを用い、副走査搬送方向に回転(以下、逆回
転とする)ことにより感光材料Fの挟持を開放し、正回
転することにより感光材料Fを挟持するように構成され
る。図6に、搬送ローラ対62を概念的に示す。
【0045】図6に示されるように、搬送ローラ対62
は、モータ62M(図6では省略)に接続される駆動ロ
ーラ62aと従動ローラ62bとより構成される。従動
ローラ62b(その回転軸80)は駆動ローラ62aに
対して接離可能に軸支され、両者はスプリング等の公知
の手段によって圧接されている。駆動ローラ62aの回
転軸82には、回転軸82が逆回転(図6矢印c方向)
した際に作動するワンウェイクラッチベアリング84が
係合し、このワンウェイクラッチベアリング84にはカ
ム86が固定される。カム86は、従動ローラ62bの
回転軸80に係合してこれを押動するカム部88と、戻
りスプリング90を係止する係止部92とを有する。ま
た、戻りスプリング90の他端は固定軸94に係止され
ている。
【0046】このような搬送ローラ対62は、正回転時
には図6(a)に示されるように駆動ローラ62aおよ
び従動ローラ62bは前述のようにスプリング等の手段
によって圧接されている。ここで、搬送ローラ対62が
正回転を停止して、逆回転(矢印c方向)を開始する
と、ワンウェイクラッチベアリング84が作動して、こ
れに固定されるカム86が同方向に回転する。これによ
りカム部88が従動ローラ62bの回転軸80に係合し
て図6(b)に示されるように回転軸80を押動し、駆
動ローラ62aと従動ローラ62bとを離して感光材料
Fのニップを解除する。駆動ローラ62aの逆回転は、
駆動ローラ62aと従動ローラ62bとを1mm程度離し
た時点、つまり図示例においては1/4回転程度で停止
するが、ワンウェイクラッチベアリング84の作用によ
ってカム86の正回転は停止されているので、駆動ロー
ラ62aと従動ローラ62bとは離れた状態で保持され
る。
【0047】一方、駆動ローラ62aが正回転すると、
ワンウェイクラッチベアリング84の作用が解除され、
カム86は回転可能な状態となるので、戻りスプリング
90の作用によってカム86が正回転して、カム部88
が回転軸80より外れ、駆動ローラ62aと従動ローラ
62bとが押圧する。
【0048】上記構成を有する搬送ローラ対62は、感
光材料Fの挟持および開放(駆動ローラ62aと従動ロ
ーラ62bの接離)のためのソレノイド等の駆動源を不
要として、簡易な構成で感光材料Fの挟持および開放を
実現することができる。また、駆動ローラ62aと従動
ローラ62bとは、両者は1mm程度離れれば十分であ
り、大きく離れすぎると感光材料Fが搬送経路を外れて
しまう可能性があるが、カム86によって両ローラを接
離する上記構成によれば、容易に従動ローラ62bの移
動量を好適な量とすることができる。
【0049】なお、副走査搬送装置58と搬送ローラ対
62との間に、さらに搬送ローラ対が配置される場合
は、これらも上記機構を有する搬送ローラ対であるのが
好ましい。また、本発明は搬送ローラ対62は上記構成
には限定はされず、ソレノイド等の公知の方法でに2本
のローラを接離するものであってもよい。
【0050】このようにして搬送ローラ対62による感
光材料Fの挟持が開放され、副走査搬送装置58によっ
て感光材料Fが副走査方向に搬送されて、図4(i)に
示されるように、感光材料Fによる所定のループがマガ
ジン56と感光材料引き出し手段を兼ねる副走査搬送装
置58との間で形成されると、感光材料Fの搬送が停止
される。
【0051】次いで、図4(j)に示されるように、ニ
ップローラ72,74が露光ドラム70より離れる。こ
こで、感光材料Fはループを形成していため、感光材料
Fは自らの弾性力によって弾かれるようにして伸びの
で、感光材料Fの弛みや緩み、および斜行や蛇行等を好
適に軽減することができる。また、感光材料Fはこのよ
うに垂れ下がった状態(すなわち前述の図2aと同状
態)で保持されるので、自重によってさらに弛みやマガ
ジン56の緩み、および斜行や蛇行を解除される。
【0052】このような本発明の感光材料搬送装置18
によれば、感光材料Fの弾性力を利用してループによっ
て弾くようにして蛇行、斜行等を解除して、さらに感光
材料Fの自重によって感光材料搬送の蛇行および斜行を
解除するので、小型の感光材料や待機時における感光材
料の引き出し量が少ない等の場合でも、感光材料の斜行
および蛇行を良好に解除することができ、正確な感光材
料搬送を実現し、画像記録装置において正確に感光材料
の所定の位置に画像記録を行うことが可能である。しか
も、待機中には感光材料Fは挟持を開放されているの
で、挟持による乳剤面剥離や、ローラによって感光材料
Fに曲がり癖がついて搬送不良を起こす等の不都合が発
生することもない。
【0053】副走査搬送装置58(感光材料引き出し手
段)によって形成されるループの大きさには特に限定は
なく、感光材料Fの腰の強さやサイズ(重量)等に応じ
て、十分な効果が得られるような大きさを適宜決定すれ
ばよい。
【0054】一方、感光材料処理装置16に搬入された
露光済の感光材料Fは、現像槽96、漂白定着槽98、
水洗槽100および乾燥部102を有する感光材料処理
装置16の各湿式処理槽96,98,100において、
露光済感光材料Fは現像、定着、漂白、水洗などの湿式
処理が施された後、乾燥部102において乾燥され、製
版フィルムとして取出トレイ104に排出される。
【0055】図示例の感光材料搬送装置18は、副走査
搬送手段19が感光材料引き出し手段を兼ねたものであ
ったが、本発明はこれに限定はされず、別途感光材料引
き出し手段を副走査搬送手段の上流側に設けたものであ
ってもよい。なお、この場合は、ループの開放時および
待機時には副走査搬送手段19による感光材料Fの挟持
を開放する必要があるのはもちろんである。また、図示
例においては、画像記録後にカッタ60によって感光材
料Fを所定長に切断したが、本発明は、カッタによって
感光材料を切断した後に画像記録を行う装置に利用して
もよい。さらに、本発明の感光材料搬送装置に利用され
る副走査搬送手段は、図示例のような露光ドラムとニッ
プローラとによるものに限定はされず、画像記録位置を
副走査方向に挟んで配置される一対の搬送ローラ対等、
ロール状の感光材料マガジンを対象とする副走査搬送手
段が各種利用可能である。
【0056】以上、本発明の感光材料搬送装置について
詳細に説明したが、本発明は上記実施例には限定はされ
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の変
更および改良を行ってもよいのはもちろんである。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の感
光材料搬送装置によれば、小型の感光材料や待機時にお
ける感光材料の引き出し量が少ない等の場合であって
も、感光材料の弾性力を利用したループによる解除、お
よび自重を利用した解除によって、感光材料の斜行およ
び蛇行を良好に解除することができ、正確な感光材料搬
送を実現し、画像記録装置において正確に感光材料の所
定の位置に画像記録を行うことを可能とする。しかも、
待機中には感光材料は一切挟持されていないので、挟持
による乳剤面剥離や、ローラによって感光材料に曲がり
癖がついて搬送不良を起こす等の不都合が発生すること
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の感光材料搬送装置を応用する印刷製
版装置の一例を概念的に示す図である。
【図2】 (a),(b),(c)および(d)は本発
明の感光材料搬送装置の一例の作用を模式的に示す図で
ある。
【図3】 (e),(f),(g)および(h)は本発
明の感光材料搬送装置の一例の作用を模式的に示す図で
ある。
【図4】 (i)および(j)は本発明の感光材料搬送
装置の一例の作用を模式的に示す図である。
【図5】 本発明の感光材料搬送装置に用いられる搬送
ガイドの一例を概念的に示す図である。
【図6】 本発明の感光材料搬送装置に用いられる搬送
ローラ対の一例を概念的に示す図である。
【符号の説明】
10 印刷製版装置 12 画像読取
装置 14 画像記録装置 16 感光材料
処理装置 18 感光材料搬送装 19 制御装置 20 露光装置 22 原稿台 24 原稿押圧板 26 光源ユニ
ット 28 ミラーユニット 30 結像レン
ズ 32 読取部 46 CCD 48 画像処理装置 50 記録光源 52 レゾナントスキャナ 54 fθレン
ズ 56 マガジン 58 副走査搬
送装置 60 カッタ 62,64,6
6 搬送ローラ対 62a 駆動ローラ 62b 従動ロ
ーラ 68,69 搬送ガイド 70 露光ドラ
ム 72,74 ニップローラ 80,82 回
転軸 84 ワンウェイクラッチベアリング 86 カム 88 カム部 90 戻りスプリング 92 掛止部 94 固定軸 96 現像槽 98 漂白定着槽 100 水洗槽 102 乾燥部 104 取出ト
レイ A 原稿 F 感光材料 L 記録ビーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺な感光材料を巻回してなる感光材料マ
    ガジンより前記感光材料を挟持して引き出す感光材料引
    出し手段と、引き出された感光材料を画像記録位置に規
    定しつつ副走査方向に挟持搬送する副走査搬送手段と、
    感光材料を所定長に切断するカッタと、前記カッタに前
    記感光材料を搬送する挟持搬送手段とを有し、 前記カッタが感光材料を所定長に切断した後、前記感光
    材料引出し手段よりも下流側で前記カッタまでの感光材
    料の挟持を解除すると共に、前記感光材料引出し手段に
    よって感光材料引出し方向と逆方向に感光材料を搬送し
    てこの感光材料引出し手段と前記感光材料マガジンとの
    間で感光材料のループを形成し、前記ループの形成終了
    後、感光材料引出し手段による感光材料の挟持を開放す
    ることを特徴とする感光材料搬送装置。
  2. 【請求項2】前記カッタに前記感光材料を搬送する挟持
    搬送手段が一対の搬送ローラであって、前記搬送ローラ
    の一方に、カム軸が感光材料引出し方向と逆転方向にの
    み作動するワンウェイクラッチベアリングによって前記
    搬送ローラの回転軸に係合され、前記ワンウェイクラッ
    チベアリングの作動により回転して、他方の搬送ローラ
    に係合して2本の搬送ローラを離すカムが配備される請
    求項1に記載の感光材料搬送装置。
  3. 【請求項3】前記カッタ直後の感光材料搬送手段と、そ
    の直後の感光材料搬送手段との間に、両感光材料搬送手
    段間を直線で結ぶ搬送経路より感光材料を上方へ案内す
    る搬送ガイドが配置される請求項1または2に記載の感
    光材料搬送装置。
JP21901392A 1992-08-18 1992-08-18 感光材料搬送装置 Withdrawn JPH0664804A (ja)

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Effective date: 19991102