JPH0665638U - 油圧緩衝器のオイルシール構造 - Google Patents
油圧緩衝器のオイルシール構造Info
- Publication number
- JPH0665638U JPH0665638U JP633093U JP633093U JPH0665638U JP H0665638 U JPH0665638 U JP H0665638U JP 633093 U JP633093 U JP 633093U JP 633093 U JP633093 U JP 633093U JP H0665638 U JPH0665638 U JP H0665638U
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- JP
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- shock absorber
- hydraulic shock
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油圧緩衝器に組込まれるオイルシールの組付
け性とシール性を向上させる。 【構成】 オイルシール4の金属補強環14の外周部側
にロッドガイド3の戻し流路の一部をなす環状凹部11
内に臨み、アウタチューブ1内周面に当接する外周リッ
プ部21と、アウタチューブ1内周面に当接する環状シ
ール部22を設けた。
け性とシール性を向上させる。 【構成】 オイルシール4の金属補強環14の外周部側
にロッドガイド3の戻し流路の一部をなす環状凹部11
内に臨み、アウタチューブ1内周面に当接する外周リッ
プ部21と、アウタチューブ1内周面に当接する環状シ
ール部22を設けた。
Description
【0001】
本考案はアウタチューブ内にオイルシール及びロッドガイドを介してピストン ロッドを挿通した油圧緩衝器におけるオイルシール構造に関する。
【0002】
従来、油圧緩衝器のオイルシール構造としては、実開平4−105648号公 報に開示されているものがある。これを、図4を参照して説明すると、アウタチ ューブ101内に上方からオイルシール102及びロッドガイド103を介して ピストンロッド104を挿通し、オイルシール102はロッドガイド103の補 強環支持部106との間に挟持し、またロッドガイド103の下端部ではダンパ シリンダ107上端部を保持している。
【0003】 そして、ロッドガイド103の補強環支持部105の上面及びロッドガイド1 03の外周面に戻し流路をなす連通路108,109をそれぞれ形成して、ロッ ドガイド103とオイルシール102との間に流入した作動油をこれらの連通路 108,109を介してリザーバ室110に戻すようにしている。
【0004】 またオイルシール102は平板状の金属補強環111にシール部材112を固 着し、このシール部材112には補強環111の内周部側にピストンロッド10 4外周面に摺接するリップ部113,114を、下面側にロッドガイド103の 段部103aに当接するチェックリップ部115を、外周部にロッドガイド10 3の連通路108と連通路109との間の環状凹部116に臨みアウタチューブ 101内周面に締め代を持たせて当接させる外周リップ部117を形成している 。
【0005】
しかしながら、上述したオイルシール構造にあっては、オイルシールの外周リ ップがアウタチューブに対して締め代を持っているために、組立て工程でアウタ チューブ内にオイルシールを挿入するときに、外周リップ部がアウタチューブ端 部に引っ掛かって破損するおそれがある。また、オイルシールの外周リップ部が 経時的劣化によってへたった場合、外周リップ部がロッドガイドの環状凹部内に 廻り込んで締め代がなくなってシール性がなくなるおそれがある。
【0006】
上記の課題を解決するため本考案は、オイルシールの外周部に、ロッドガイド に形成した戻し流路をなす環状凹部に臨み且つアウタチューブ内周面に当接する 外周リップ部と、アウタチューブ内周面に当接する環状シール部とを設けた。
【0007】
オイルシールに外周リップ部と環状シール部とを設けたので、外周リップ部の シール性が低下したときに環状リップ部で補うことができるとともに、各々の締 め代を分散させることができ、組付け性とシール性の向上を図ることができる。
【0008】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本考案 に係るオイルシール構造を適用した油圧緩衝器の要部断面図、図2は同緩衝器の オイルシールの断面図、図3は同オイルシールの平断面図である。
【0009】 油圧緩衝器のアウタチューブ1内にはダンパシリンダ2をその上端部をロッド ガイド3で保持して立設し、このダンパシリンダ2内には上方からアウタチュー ブ1内周面に嵌装したオイルシール4及び前記ロッドガイド3を介してピストン ロッド5を挿通し、オイルシール4はロッドガイド3とエンドプレート6との間 に挟んで保持している。
【0010】 ロッドガイド3の内周面にはピストンロッド5外周面に摺接するブッシュ7を 嵌着し、上部にはオイルシール4下面を保持する保持部8を形成し、この保持部 8の上部に連通溝9を、ロッドガイド3外周面に連通溝10をそれぞれ形成し、 これらの連通溝9と連通溝10との間に環状凹部11を設けて、これらによって ロッドガイド3とオイルシール4との間に流入した作動油をリザーバ室12に戻 す戻し流路としている。
【0011】 オイルシール4は図2にも示すように平板状の金属補強環14にシール部材1 5を固着してなり、シール部材15には金属補強環14の内周部側にピストンロ ッド5外周面に摺接する2つのリップ部16,17を形成して、これらのリップ 部16,17の外周側には締付けリング18,19を外装し、また金属補強環1 4の下面側にロッドガイド3の段部3aに当接するチェックリップ部20を形成 している。
【0012】 更に、オイルシール4の金属補強環14の外部周にはロッドガイド3の環状凹 部11内に臨み、アウタチューブ1内周面に締め代を持たせて当接させる外周リ ップ部21を形成するとともに、アウタチューブ1内周面に締め代を持たせて当 接させる環状シール部22を形成している。ここで、金属補強環14の外周部に は図3に示すように複数の凹部24を形成して、環状シール部22のボリューム 不足を補うようにしている。
【0013】 以上のように構成したので、オイルシール4の外周リップ部21と環状シール 部22によってアウタチューブ1内周面側のシールが行われるため、外周リップ 部21と環状シール部22の締め代をシール性を阻害しない程度に分散すること ができ、組付け性が向上するとともに、外周リップ部21のシール性が低下した 場合でも環状リップ部22によってシール性を維持することができる。
【0014】
以上に説明したように本考案によれば、オイルシールの外周部に外周リップ部 と環状シール部とを設けたので、外周リップ部のシール性が低下したときに環状 リップ部で補うことができるとともに、各々の締め代を分散させることができ、 組付け性とシール性の向上を図ることができる。 また、金属補強環の外周部に凹部を形成することで、環状シール部のボリュー ム不足を補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るオイルシール構造を適用した油圧
緩衝器の要部断面図
緩衝器の要部断面図
【図2】同緩衝器のオイルシールの拡大断面図
【図3】同オイルシールの平断面図
【図4】従来のオイルシール構造を適用した油圧緩衝器
の要部断面図
の要部断面図
1…アウタチューブ、2…ダンパシリンダ、3…ロッド
ガイド、4…オイルシール、5…ピストンロッド、11
…戻し流路の一部をなす環状凹部、14…金属補強環、
15…シール部材、21…外周リップ部、22…環状シ
ール部、24…金属補強環の凹部。
ガイド、4…オイルシール、5…ピストンロッド、11
…戻し流路の一部をなす環状凹部、14…金属補強環、
15…シール部材、21…外周リップ部、22…環状シ
ール部、24…金属補強環の凹部。
フロントページの続き (72)考案者 佐藤 豊 埼玉県行田市藤原町1丁目14番地1 株式 会社昭和製作所埼玉本社工場内 (72)考案者 望月 恒夫 東京都葛飾区堀切3丁目30番1号 株式会 社荒井製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 アウタチューブ内にオイルシール及びロ
ッドガイドを介してピストンロッドを挿通した油圧緩衝
器において、前記オイルシールは、外周部に前記ロッド
ガイドに形成した戻し流路をなす環状凹部に臨み且つ前
記アウタチューブ内周面に当接する外周リップ部と、前
記アウタチューブ内周面に当接する環状シール部とを設
けたことを特徴とする油圧緩衝器のオイルシール構造。 - 【請求項2】 前記オイルシールは平板状金属補強環を
備え、この平板状金属補強環の外周部には複数の凹部を
形成したことを特徴とする請求項1に記載の油圧緩衝器
のオイルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993006330U JP2597265Y2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 油圧緩衝器のオイルシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993006330U JP2597265Y2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 油圧緩衝器のオイルシール構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0665638U true JPH0665638U (ja) | 1994-09-16 |
| JP2597265Y2 JP2597265Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=11635359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993006330U Expired - Lifetime JP2597265Y2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 油圧緩衝器のオイルシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597265Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012087815A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Nok Corp | アブソーバ用シール |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110662906B (zh) * | 2017-05-26 | 2021-09-03 | 日立安斯泰莫株式会社 | 缓冲器 |
| JP2019128029A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | シリンダ装置 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP1993006330U patent/JP2597265Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012087815A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Nok Corp | アブソーバ用シール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2597265Y2 (ja) | 1999-07-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990405 |
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