JPH06660Y2 - 緩動装置 - Google Patents

緩動装置

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JPH06660Y2
JPH06660Y2 JP1988090660U JP9066088U JPH06660Y2 JP H06660 Y2 JPH06660 Y2 JP H06660Y2 JP 1988090660 U JP1988090660 U JP 1988090660U JP 9066088 U JP9066088 U JP 9066088U JP H06660 Y2 JPH06660 Y2 JP H06660Y2
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JP
Japan
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rotating
loosening device
fixed
rope
flexible elongated
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JP1988090660U
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JPH0212541U (ja
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銃二 小島
健 鈴木
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はカセットテープ、ビデオテープ又はコンパクト
ディスク(CD)などの再生装置の蓋体、複写機の蓋
体、あるいは家具の開閉蓋などの回動部材に回動を緩や
かに行う緩動装置に関する。
[従来の技術] 上記のような回動部材の緩動装置は、第5図に示すよう
に固定部材100に取り付けられたダンパー部材50と
このダンパー部材50に噛合するように回動部材200
に取り付けられた円弧状のギヤ60とから構成されてい
る。このときのダンパー部材50は第6図に示すように
固定部材10に固着される固定体51とこの固定体51
に回動自在に取り付けられた回転体52とを有し、この
固定体51と回転体52との重合部に粘性グリス53が
充填されて構成されている。固定体51及び回転体52
に相互の重合部を増大させるためにそれぞれ円筒状のフ
ィン54及び55が形成されており、これらのフイン5
4及び55が噛合状態となるように回転体52が固定体
51に取り付けられている。そして、粘性グリスは上記
フィン54及び55の噛合部に充填されている。
さらに、回転体52の上部外周にはギヤ60に噛合する
歯部56が形成されている。
このような緩動装置によれば回動部材200が枢支部2
01を中心に正逆回動する際、回動部材200と一体回
動するギヤ60によってダンパー部材50の回転体52
を回転させる。この回転体52を回転させることによっ
て回動部材200の回動エネルギーは粘性グリス剪断抵
抗に吸収され、回動部材200が回動範囲の中立点(回
動モーメントが0になる位置)を境にして急激に作動す
ることが防止される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記した従来の緩動装置においては、ギ
ヤ60が回動部材200の回動範囲及び用途などに合わ
せた所定寸法に形成されているため、長大化し、その取
り付け位置が限定され、設計自由度が狭められている。
また、ギヤを相互に噛合するように取り付ける必要があ
るため、緩動装置の構造が複雑であると共に、組み付け
が面倒となっており、又、高価となる不都合がある。
そこで本考案は、設計自由度の拡大と、この構造の簡略
化を可能とした緩動装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案は、固定部材とこの固定
部材に回動可能に枢支された回動部材のいずれか一方の
部材に固定され他方の部材に前記ダンパー部材のばね付
勢された回転体に引き出し及び巻き取り可能に巻回され
た可撓性長尺体の引き出し端が連結された緩動装置にお
いて、前記回動部材が中立点を境にして正逆両方向へ回
動可能に固定部材に枢支されており、前記可撓性長尺体
が回動部材の中立点を境とした正逆回動の際前記ダンパ
ー部材のばね力に抗して引き出されるようにガイド部材
に案内されていることを特徴としている。
前記ガイド部材はピンあるいはローラが用い得る。
また、ガイド部材は回動部材の正逆回動によって可撓性
長尺体の引き出し方向を転換する1個のピンあるいはロ
ーラであってもよく、あるいは2個以上のピンあるいは
ローラであってもよい。
[作用] 本考案は上記のように構成されているので、前記回動部
材の中立点を境とした正逆両方向への回動に際して、可
撓性長尺体は引き出される。この長尺体の引き出しはダ
ンパー部材の回転体をばね力に抗して回転させながら行
われる。この回転体の回転は粘性グリスの剪断抵抗を伴
い、これによって回動部材の正逆両回動ダンパー作用が
付与されて回動部材の急激な回動が防止される。可撓性
長尺体の引き出しはガイド部材に案内されて行われるも
のであるからガイド部材の固設箇所によって上記引き出
し量が制御されダンパー作用の大小をコントロールでき
る。
[実施例] 以下、本考案を図示した実施例に基づいてより具体的に
説明する。
第1図に示す緩動装置1は、筺体(固定部材)2に取り
付けられたダンパー部材3と、このダンパー部材3と筺
体2に回動自在に枢支4aされた蓋体(回動部材)4と
を連結するロープ(可撓性長尺体)5と、このロープ5
を案内するために筺体2に固設された案内ピン(ガイド
部材)6とから大略構成されている。
ダンパー部材3は第2図に示すように、固定体7と、回
転体8と、リターンスプリング9と、粘性グリス10と
を有している。固定体7は板状の基板7aと、基盤7a
の略中央部分に形成された円筒シャフト7bと、このシ
ャフト7bの外側に形成された円筒状のフィン7cとを
有しており、基板7aが筺体2に固着されることで筺体
2に固定的に取り付けられている。回転体8は中央部分
の軸部8bが固定体7の円筒シャフト7b内に挿入され
て回転可能となっている。又、この回転体8には円筒状
のフィン8c,8dが固定体7方向に同心円状に形成さ
れている。フィン8c,8dの間には固定体7のフィン
7cが所定の空隙を有して挿入されると共に、内側のフ
ィン8cは固定体7のシャフト7bとの間にばね室を形
成するようにシャフト7に外挿されている。そして、こ
れらフィン8c,8dおよび7cの空隙と、フィン8c
とシャフト7bとの間のばね室には粘性グリス10が封
入されている。粘性グリス10はフィン8c,8d,7
cなどの外面に塗布することで、これらの間に封入さ
れ、回転体8の回転力に対する抵抗となっている。これ
により回転体8はゆっくりと回転し、ダンパー作用を行
う。さらに、リターンスプリング9は捩りばねからな
り、そのコイル部が回転体8の軸部8bと固定体7のシ
ャフト7bとに外挿されると共に、一端9aが回転体8
の軸部8bに掛止され、他端9bが固定体7のシャフト
7bに掛止されて、前記ばね室内に設けられている。こ
の場合、回転体8の軸部8bと固定体7のシャフト7b
とは同一外径となっており、リターンスプリング9のコ
イル部の外挿およびリターンスプリング9の作動に対す
る支障がないようになっている。
そして、このダンパー部材3は第1図に示すように筺体
2の上方部分に固着されている。
また、ロープ5はその基端側がダンパ部材3の回転体8
に引き出し及び巻き取り可能に取り付けられている。即
ち、第2図に示すように回転体8にはロープ5が巻回さ
れるボビン8aが形成されており、回転体8の一方向回
転でロープ5がボビン8aに巻き取られると共に、他方
向回転でボビン8aから引き出されるようになってい
る。このロープ5の基端部5aはボビン8aの底部外周
に形成されたスリット8e内を貫通してボルト11で固
着されている。このロープ5の先端部5bは第1図に示
すように蓋体4の裏面に形成されたブラケット4bに連
結されている。
さらに、案内ピン6は第1図に示すように筺体2の右側
上部に固設されており、この案内ピン6に案内されて蓋
体4の全開時Cで略水平に引き出されたロープ5が閉時
に案内ピン6で折り返されて引き出されるようになって
いる。即ち、案内ピン6は蓋体4の開閉回動の際ロープ
5をリターンスプリング9のばね力に抗して引き出す方
向へ案内するように筺体2に固設されている。
緩動装置1は以上のような構造を有するものであり、次
にその作動について説明する。
第1図において、蓋体4はその枢支部位4aを回動中心
として開閉するようになっており、全閉時Aから全開時
Cまでの回動範囲を有し、この回動範囲の中間位置は蓋
体4の回動モーメントが0になる中立点Bとなってい
る。そして蓋体4が中立点Bに位置するときがロープ5
の引き出し長さが最も短くなっており、この中立点Bを
境にして蓋体4が全閉方向(β方向)あるいは全開方向
(α方向)に回動するとき、ロープ5は共に案内ピン6
に案内されて引き出されることになる。このロープ5の
引き出しでダンパー部材3の回転体8が回転して粘性グ
リス10の剪断抵抗によるダンパー作用が付与され、蓋
体4はα及びβ方向とも急激な回動が防止されて緩速度
で回動することになる。
一方、蓋体4が全閉時Aあるいは全開時Cから中立点B
まで回動するときは、引き出されたロープ5は漸次短く
なり、この短くなったロープ5はリターンスプリング9
によって回転する回転体8のボビン8aに巻き取られ
る。
本実施例においては案内ピン6の固設位置を全閉時のブ
ラケット4bと全開時Cのブラケット4bとの中間に設
計することによって、案内ピン6を起点としたロープ5
の引き出し長さ、即ち全閉時の長さlと全開時の長さ
とを同時にすることができ、このことによって蓋体
4の閉時と開時のダンパー作用を同等とすることができ
る。
次に本考案に係る緩動装置の変化例を示す。
第3図に示す緩動装置20は前記緩動装置1と同様に案
内ピン6を一個設けた変化例である。前記実施例と同一
部材は同一の符号を付してその説明を省略する。
この緩動装置20は蓋体4の裏面に足長のブラケット4
cを設け、このブラケット4cの下端にロープ5の引き
出し端部5bが連結されている。このような構成ではロ
ープ5は全開時Cにおいては略水平に引き出されるが、
全閉時Aにおいては案内ピン6によって折曲されて略L
字状となって、ロープ5の充分な引き出し量が確保され
る。
しかして蓋体4の開および閉時においてダンパー部材3
のダンパー作用が得られる。
さらに第4図に示す緩動装置30は二本の案内ピン6
a,6bを用いた変化例を示す。
この緩動装置30はダンパー部材3を筺体2の右側下部
に固設し、その上方の筺体2に二本の案内ピン6a,6
bがやや上下方向に位置ずれして固設されている。そし
て、ダンパー部材3から引き出されたロープ5は案内ピ
ン6a,6bの間を通してその引き出し端部5bが蓋体
4のブラケット4bに固着されている。このように構成
された緩動装置30は蓋体4が中立点Bに位置するとき
ロープ5の引き出し長さが最短となっており、この中立
点Bから蓋体4がα方向(全開方向)へ回動するときは
案内ピン6bによってロープ5の充分な引き出し長さが
確保され、β方向(全閉方向)へ回動するときは案内ピ
ン6aによってロープ5の充分な引き出し長さが確保さ
れる。しかして蓋体4の開及び閉時においてダンパー部
材3のダンパー作用が付与され、蓋体4は急激な回動が
防止されて緩速度で回動することになる。
このように本実施例の案内ピン6a及び6bは蓋体4の
閉時用及び開時用案内ピンとして使用される。
さらに、これらの実施例における案内ピン6,6a,6
bは案内ローラで形成してもよく、かつその個数もロー
プ5を複数箇所で転換して案内するために3個以上設け
てもよい。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案はダンパー部材と回動部材と
を可撓性長尺体で連結したので、この長尺体の長さを適
宜設計するだけで回動部材の回動範囲を自由に設定でき
る。
また、前記長尺体の引き出し量は案内ピンによって制御
するようにしたので、案内ピンの固設位置を適宜設計す
ることによって、回動部材のダンパー作用の大きさ、及
び正逆回動の両回動間におけるダンパー作用の大きさを
自由に設定できる。
このように本考案の緩動装置は従来のものに比べて格段
に設計自由度が拡大する。
さらに、本考案のダンパー部材の回転体はばねにより回
転付勢されており、このバネ力が可撓性長尺体を介して
回動部材に伝達されて全閉時及び全開時の回動部材を中
立点方向へ付勢するので操作力が軽減される。
また、本考案はダンパー部材のダンパー作用を可撓性長
尺体と案内ピンを介して回動部材へ作用させるようにし
たので構造が簡単で組み立て容易であると共に安価に製
造できるという実用上の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は同上
実施例に用いたタンパー部材の縦断面図、第3図及び第
4図は他の実施例を示す正面図、第5図は従来の緩動装
置の正面図、第6図は同上緩動装置に用いたダンパー部
材の縦断面図である。 1,20,30…緩動装置、 2…筺体(固定部材)、 3…ダンパー部材、4…蓋体(回動部材)、 5…ロープ(可撓性長尺体)、 6…案内ピン(ガイド部材)、7…固定体、 8…回転体、9…リターンスプリング、 10…粘性グリス。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部材とこの固定部材に回動可能に枢支
    された回動部材のいずれか一方の部材に固定され他方の
    部材に前記タンパー部材のばね付勢された回転体に引き
    出し及び巻き取り可能に巻回された可撓性長尺体の引出
    し端が連結された緩動装置において、 前記回動部材が中立点を境にして正逆両方向へ回動可能
    に固定部材に枢支されており、前記可撓性長尺体が回動
    部材の中立点を境とした正逆回動の際前記ダンパー部材
    のばね力に抗して引き出されるようにガイド部材に案内
    されていることを特徴とする緩動装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材はピンあるいはローラで形
    成される請求項(1)項記載の緩動装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド部材は回動部材の正逆回動によ
    って可撓性長尺体の引き出し方向を転換する1個のピン
    あるいはローラからなる請求項(1)項記載の緩動装置。
  4. 【請求項4】前記ガイド部材は回動部材の正逆回動によ
    って可撓性長尺体の引き出し方向を転換する2個以上の
    ピンあるいはローラからなる請求項(1)項記載の緩動装
    置。
JP1988090660U 1988-07-08 1988-07-08 緩動装置 Expired - Lifetime JPH06660Y2 (ja)

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JP1988090660U JPH06660Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 緩動装置

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JPH0212541U JPH0212541U (ja) 1990-01-25
JPH06660Y2 true JPH06660Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=31315174

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2767377B2 (ja) * 1993-11-24 1998-06-18 日本プラスト株式会社 収納箱のリッド取付装置

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JPS5431146A (en) * 1977-08-10 1979-03-07 Mitsubishi Electric Corp Vertically opened slide door of elevator
JPS59155270A (ja) * 1983-02-22 1984-09-04 上田 博巳 緩降機
JPS6159143U (ja) * 1984-04-21 1986-04-21
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JPH0212541U (ja) 1990-01-25

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