JPH0666979U - 産業用マニプレータ等のハンド部衝撃吸収機構 - Google Patents
産業用マニプレータ等のハンド部衝撃吸収機構Info
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- JPH0666979U JPH0666979U JP009427U JP942793U JPH0666979U JP H0666979 U JPH0666979 U JP H0666979U JP 009427 U JP009427 U JP 009427U JP 942793 U JP942793 U JP 942793U JP H0666979 U JPH0666979 U JP H0666979U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ハンド部にかかる衝撃をほとんどの方向に対
して吸収することができる産業用マニプレータ等のハン
ド部衝撃吸収機構を提供する。 【構成】 ハンド部19を基端部19bと把持部19a
とに分割形成し、これら両部を複数箇所にて球面座受け
37と球面座40で接触させると共に、この接触状態を
保持させるための複数の皿ばね51を前記両部間に介装
し、基端部19bに対し把持部19aを弾性支持させ
た。
して吸収することができる産業用マニプレータ等のハン
ド部衝撃吸収機構を提供する。 【構成】 ハンド部19を基端部19bと把持部19a
とに分割形成し、これら両部を複数箇所にて球面座受け
37と球面座40で接触させると共に、この接触状態を
保持させるための複数の皿ばね51を前記両部間に介装
し、基端部19bに対し把持部19aを弾性支持させ
た。
Description
【0001】
本考案は、産業用マニプレータ等のハンド部衝撃吸収機構に関する。
【0002】
従来の産業用マニプレータ(操作者がマスターアーム等を用いて直接アームを 操作するロボットの一種)等におけるハンド部構造として、例えば図10に示す ようなものがある。
【0003】 これは、先ず、図示しないアーム先端の手首部にケーシング01が垂直面内で 回動自在に取り付けられ、このケーシング01に、図中上から下へ順に、モータ 02及び減速機03が組み付けられる。そして、減速機03の出力側に連結した トルクリミッタ04がケーシング01にベアリング05を介して回動自在に支持 され、このトルクリミッタ04からシリンダ06を介してハンド部07が垂下さ れる。
【0004】 従って、モータ02の回転により所定の減速比でハンド部07が水平面内で回 転すると共に、シリンダ06の伸縮によりハンド部07の把持部が開閉して搬送 物をハンドリングすることになる。
【0005】
ところが、前述したような従来のハンド部構造にあっては、ハンド部が手首部 に直接かつ剛に取り付けられていたため、産業用ロボットの場合、ハンドリング 時のワーク位置決めのバラツキによるワークとの衝突やロボット異常動作時のワ ーク及び位置決め装置等との衝突が発生した際には、この衝撃力が直接手首部に 加わり、手首部を破損させる虞があった。 また、産業用マニプレータの場合、操作者が直接操作を行っていることから、 常時、ワーク等との衝突の危険に晒され、衝突した時にはすぐに手首部を破損す るという問題点があった。
【0006】 そこで、本考案の目的は、ハンド部にかかる衝撃をほとんどの方向に対して吸 収することができる産業用マニプレータ等のハンド部衝撃吸収機構を提供するこ とにある。
【0007】
前記目的を達成するための、本考案の構成は、アーム先端の手首部に設けたハ ンド部を基端部と把持部とに分割形成し、これら両部を複数箇所にて球面接触さ せると共に、この球面接触を保持させるための複数の弾性部材を前記両部間に介 装したことを特徴とする。
【0008】
前記構成によれば、ハンド部の把持部が基端部に対し弾性支持され、ほとんど の方向に対して衝撃が吸収される。
【0009】
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0010】 図1は本実施例に係る垂直多関節の産業用マニプレータのうちスレーブアーム を抽出してその基本構成を示す説明図である。同図に示すように、旋回台1は、 床面2に設置してある基台3に対し1軸モータ(図示せず)により水平面内を回 動可能に構成してある。
【0011】 垂直アーム4は、その基端部を、旋回台1で支持して2軸モータ(図示せず) により回動する回動軸5に固定するとともに、その先端部を、上部ユニット7で 支持して3軸モータ(図示せず)により回動する回動軸6に固定してある。垂直 レバー8は、その基端部を、軸9を介して旋回台1に、またその先端部を、軸1 0を介して上部ユニット7にそれぞれ回動可能に取付けてある。すなわち、旋回 台1、上部ユニット7、垂直アーム4、垂直レバー8、回動軸5,6及び軸9, 10により4節の平行リンク機構を形成している。
【0012】 水平アーム11は、その途中を、前記回動軸6に固定し、上部ユニット7に対 して回動可能に構成してある。カウンタウェイト12は水平アーム11の基端部 に固定してある。また、水平アーム11の先端部には、L字状の手首部13が軸 14を介して回動可能に取付けてある。水平レバー15はその両端部を軸16, 17にそれぞれ回動可能に取付けてある。このとき、軸16は、基端部を上部ユ ニット7に垂直に固着してあるブラケット18の先端部に、また軸17は、手首 部13のブラケット13aの先端部にそれぞれ回動可能に取付けてある。すなわ ち、回動軸6、軸14,16,17、ブラケット13a,18、水平アーム11 及び水平レバー15により4節の平行リンク機構を形成している。
【0013】 ハンド部19は、その上端部を回動軸20を介して4軸モータ(図示せず)に より回動可能に手首部13に取付けて垂下するとともに、先端部である把持部1 9aと基端部19bとからなり、把持部19aが5軸モータ(図示せず)により 図示の状態で水平面内を回動可能に構成してある。
【0014】 かかるスレーブアームは、オペレータによるマスターアーム(図示せず)の操 作に対応して動作することにより把持部19aで搬送物を把んで所定位置迄搬送 するものであるが、このときの動作は次の通りである。
【0015】 1軸モータの駆動により旋回台1が基台3に対し水平面内を回動する。
【0016】 2軸モータの駆動により回動軸5が回動し、垂直アーム4を含む平行リンク機 構が動作して垂直アーム4及び垂直レバー8が垂直面内を回動する結果、上部ユ ニット7が垂直面内を移動する。
【0017】 3軸モータの駆動により回動軸6が回動し、水平アーム11を含む平行リンク 機構が動作して水平アーム11及び水平レバー15が垂直面内を回動する結果、 手首部13及びハンド部19が垂直面内を移動する。このとき、ブラケット13 a,18は平行であり、しかもブラケット18は垂直であるため、ブラケット1 3aも同様に常に垂直となる。すなわち、手首部13の姿勢は常に一定に保持さ れる(図1の状態から回動軸5,6が回動した状態である図2参照)。
【0018】 4軸モータの駆動により回動軸20が回動し、ハンド部19が垂直面内を回動 する。また、5軸モータの駆動により把持部19aが水平面内を回動する。
【0019】 かかる1軸〜5軸モータの駆動による各部の移動により把持部19aを所定位 置から所定位置へ移動させる。
【0020】 図3は、図1に示すスレーブアームを有する本実施例に係る産業用マニプレー タの右側面図、図4はその背面図、図5はその平面図である。これら図3〜図5 中、図1及び図2と同一部分には同一番号を付し重複する説明は省略する。
【0021】 図3〜図5に示すように、旋回台1には運転席21、マスターアーム22及び ジョイステックレバー23が配設してある。旋回台1を回動する1軸モータは、 基台3内に収納してある。垂直アーム4を回動する2軸モータ24は、支持部2 5を介して旋回台1上に配設してある。水平アーム11を回動する3軸モータ2 6は上部ユニット7に配設してある。ハンド部19を垂直面内で回動する4軸モ ータ27は、手首部13に水平に突出して配設してある。把持部19aを水平面 内で回動する5軸モータ28は、手首部13に垂直に突出して配設してある。
【0022】 上述の1軸〜5軸モータで回動する旋回台1、垂直アーム4、水平アーム11 、ハンド部19及び把持部19aの回動中心を図3〜図5中にそれぞれO1 ,O 2 ,O3 ,O4 ,O5 で示す。
【0023】 マスターアーム22は、スレーブアームと相似形に形成してあり、このマスタ ーアーム22をオペレータが操作することによりスレーブアームがマスターアー ムと相似形となるように制御される。ジョイステックレバー23は、これをオペ レータが前後に倒すことにより旋回台1を大きく、高速度で左右方向に回動する ためのものである。マスターアーム22は運転席21のオペレータが右手で操作 するように運転席21の右側に、ジョイステックレバー23は前記オペレータが 左手で操作するように運転席21の左側にそれぞれ配設してある。
【0024】 そして、本実施例では、図6〜図8にも示すように、前記ハンド部19におい て、把持部19aを水平面内で回動させる5軸モータ28の出力軸線と同把持部 19aを開閉する駆動シリンダ29のピストンロッド軸線とが水平面内でオフセ ットされてハンド部19の縦方向寸法の短縮化が図られていると共に、把持部1 9aが基端部に対して弾性支持されて把持部19aにかかる衝撃が吸収されるよ うになっている。
【0025】 即ち、前記手首部13にハンド部19の基端部19bを構成するケーシング3 0が、4軸モータ27により垂直面内で回動可能に連結され、このケーシング3 0の左半部に5軸モータ28が下向きに取り付けられる。この5軸モータ28の 出力軸には減速機31を介してトルクリミッタ32が連繋され、このトルクリミ ッタ32の外周に第1平歯車33が固着される。
【0026】 一方、前記ケーシング30の右半部には、ベアリング34を介して支持部材3 5が水平面内で回動可能に支持され、この支持部材35の上端筒部35a外周に 前記第1平歯車33と噛合する第2平歯車36が固着される。
【0027】 前記支持部材35は、上端筒部35aから垂下された前後一対の取付足部35 bに下端板部35cをそれぞれ付設してなり、各下端板部35の左右両部にはそ れぞれ二ケの球面座受け37と一ケの下向きのスプリング受け38が設けられる 。従って、支持部材35全体としては八ケの球面座受け37と四ケのスプリング 受け38を有することになる。
【0028】 一方、前記球面座受け37に嵌合する球面座40が、把持部19aを構成する 左右一対の吊板41に同数宛設けられると共に、これら両吊板41の内側縁から 起立して前記支持部材35の上端筒部35aを貫通する支持筒(ブッシュケース )42の上端部に駆動シリンダ29が下向きに、即ち、そのピストンロッド29 aを前記支持筒42内に摺動自在に挿入して取り付けられる。
【0029】 そして、前記両吊板41間には前後一対の支持プレート43が架設され、この 支持プレート43に左右一対のベルクランク状の把持レバー44が補助レバー4 5と共に枢支される。これら両把持レバー44の基端部は前記駆動シリンダ29 のピストンロッド29a先端に同軸的にピン46結合されると共に、先端部は補 助レバー45の先端部と共に爪47付きの爪ホルダー48にそれぞれピン結合さ れる。
【0030】 前記両支持プレート43の外側面には、前記スプリング受け38に対応してス プリング受け50が左右一対付設される。そして、各々対応するスプリング受け 38,50間で皿ばね51を担持している。
【0031】 このように本実施例では、5軸モータ28の出力軸線と駆動シリンダ29のピ ストンロッド軸線とをオフセットし、駆動シリンダ29のピストンロッド29a を支持部材35の上端筒部35a内を貫通させるようにしたので、爪47部から 5軸モータ28までの縦寸法を短かくできる等でハンド部19をコンパクトに形 成できる。
【0032】 また、ハンド部19を基端部19bと把持部19aとに分割形成し、基端部1 9bに対し把持部19aを複数の球面座受け37及び球面座40と皿ばね51を 介して弾性支持させるようにしたので、図9にも示すように、把持部19aにか かる下方向へ引っ張る方向以外の殆んどの方向の衝撃力を効果的に吸収すること ができる。
【0033】 即ち、図9の(a)は把持部19aに衝撃が加わっていない状態を示し、与圧 がかけられた皿ばね51の付勢力で球面座受け37に球面座40がしっかりとお さまっており、安定したハンドリングが行ない得る。
【0034】 図9の(b)は把持部19aに下方向から衝撃力が加わった状態を示し、把持 部19aが上に押されると、皿ばね51が撓むと共に球面座40部が離れて衝撃 が吸収される。
【0035】 図9の(c)は把持部19aに横方向から衝撃力が加わった状態を示し、球面 座40の球面が球面座受け37の円錐面を皿ばね51を撓ませながら滑ることで 、衝撃が吸収される。
【0036】 図9の(d)は把持部19aにモーメント方向の衝撃力が加わった状態を示し 、一側の球面座40部を中心に皿ばね51を撓ませながら他側の球面座40部が 離れることで、衝撃が吸収される。
【0037】 なお、上記実施例にて、球面座受け37の円錐面の角度、球面座40のピッチ 等を適当に変えることで、それぞれの方向の逃げはじめる力を調整することがで きる。また、把持部19aを回す方向も球面が円錐面を滑ることで、吸収できる 。
【0038】
以上説明したように本考案によれば、ハンド部を基端部と把持部とに分割形成 し、基端部に対し把持部を弾性支持させたので、所定方向の衝撃を効果的に吸収 して耐久性の向上が図れるという効果が得られる。
【図1】本考案の実施例に係る垂直多関節の産業用マニ
プレータのうちスレーブアームを抽出してその基本構成
を示す説明図である。
プレータのうちスレーブアームを抽出してその基本構成
を示す説明図である。
【図2】図1に示すスレーブアームを駆動した場合の1
つの姿勢を示す説明図である。
つの姿勢を示す説明図である。
【図3】図1に示すスレーブアームを有する本実施例に
係る産業用マニプレータを有する右側面図である。
係る産業用マニプレータを有する右側面図である。
【図4】図3の背面図である。
【図5】図3の平面図である。
【図6】図3に示す産業用マニプレータのハンド部を抽
出・拡大して示す半断面図である。
出・拡大して示す半断面図である。
【図7】図6の要部側面図である。
【図8】図6の要部平面図である。
【図9】図3に示す産業用マニプレータのハンド部の作
用状態を示す説明図である。
用状態を示す説明図である。
【図10】従来技術を示す要部断面図である。
1 旋回台 2 床面 3 基台 4 垂直アーム 5 回動軸 6 回動軸 7 上部ユニット 8 垂直レバー 9 軸 10 軸 11 水平アーム 12 カウンタウエイト 13 手首部 13a ブラケット 14 軸 15 水平レバー 16 軸 17 軸 18 ブラケット 19 ハンド部 19a 把持部 19b 基端部 20 回動軸 21 運転席 22 マスターアーム 23 ジョイステックレバー 28 5軸モータ 29 駆動シリンダ 30 ケーシング 31 減速機 32 トルクリミッタ 33 第1平歯車 34 ベアリング 35 支持部材 36 第2平歯車 37 球面座受け 38 スプリング受け 40 球面座 41 吊板 42 ブッシュケース 43 支持プレート 44 把持レバー 45 補助レバー 46 ピン 47 爪 48 爪ホルダー 50 スプリング受け 51 皿ばね
Claims (1)
- 【請求項1】 アーム先端の手首部に設けたハンド部を
基端部と把持部とに分割形成し、これら両部を複数箇所
にて球面接触させると共に、この球面接触を保持させる
ための複数の弾性部材を前記両部間に介装したことを特
徴とする産業用マニプレータ等のハンド部衝撃吸収機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP009427U JPH0666979U (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 産業用マニプレータ等のハンド部衝撃吸収機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP009427U JPH0666979U (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 産業用マニプレータ等のハンド部衝撃吸収機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666979U true JPH0666979U (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=18529042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP009427U Pending JPH0666979U (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 産業用マニプレータ等のハンド部衝撃吸収機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666979U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010029991A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 物品移載用ロボット装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH054190A (ja) * | 1991-02-14 | 1993-01-14 | Applied Robotics Inc | 過荷重検知器 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP009427U patent/JPH0666979U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH054190A (ja) * | 1991-02-14 | 1993-01-14 | Applied Robotics Inc | 過荷重検知器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010029991A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 物品移載用ロボット装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980506 |