JPH0667005U - ベニヤ単板のスカーフ接合装置 - Google Patents
ベニヤ単板のスカーフ接合装置Info
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- JPH0667005U JPH0667005U JP1518293U JP1518293U JPH0667005U JP H0667005 U JPH0667005 U JP H0667005U JP 1518293 U JP1518293 U JP 1518293U JP 1518293 U JP1518293 U JP 1518293U JP H0667005 U JPH0667005 U JP H0667005U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】単板のスカーフ面を高品質に形成することを可
能にする。単板のスカーフ面相互を密着させて接合する
ことを可能にする。 【構成】可動刃は搬送装置により間欠的に搬送される単
板の前端部或いは後端部が刃物受け台に位置されたとき
に移動して搬送方向に対して所定の傾斜角度のスカーフ
面を形成する。接着剤塗布装置は離間位置へ移動された
開閉体に支持された単板の後端スカーフ面或いは前端ス
カーフ面に熱可塑性接着剤を塗布する。そして開閉体は
連絡位置へ戻されることにより刃物受け台に支持された
単板のスカーフ面に対して熱可塑性接着剤が塗布された
単板のスカーフ面を重ね合わせる。加圧部材は重ね合わ
された単板の接合部に圧接してスカーフ面相互を密着さ
せる。冷却装置は加圧部材及び刃物受け部材の少なくと
もいずれか一方を冷却し、付着した熱可塑性接着剤を急
激に冷却硬化させて剥離可能にする。
能にする。単板のスカーフ面相互を密着させて接合する
ことを可能にする。 【構成】可動刃は搬送装置により間欠的に搬送される単
板の前端部或いは後端部が刃物受け台に位置されたとき
に移動して搬送方向に対して所定の傾斜角度のスカーフ
面を形成する。接着剤塗布装置は離間位置へ移動された
開閉体に支持された単板の後端スカーフ面或いは前端ス
カーフ面に熱可塑性接着剤を塗布する。そして開閉体は
連絡位置へ戻されることにより刃物受け台に支持された
単板のスカーフ面に対して熱可塑性接着剤が塗布された
単板のスカーフ面を重ね合わせる。加圧部材は重ね合わ
された単板の接合部に圧接してスカーフ面相互を密着さ
せる。冷却装置は加圧部材及び刃物受け部材の少なくと
もいずれか一方を冷却し、付着した熱可塑性接着剤を急
激に冷却硬化させて剥離可能にする。
Description
【0001】
この考案は、ベニヤ単板(以下、単板という)相互をスカーフ接合するスカー フ接合装置に関する。
【0002】
単板のスカーフ接合装置としては、例えば特公平2−13612号公報に示す ものが知られている。
【0003】 すなわち、上記したスカーフ接合装置は、繊維方向と同方向へ間欠搬送される 単板の搬入側上方から搬出側下方へ進出して、該単板を斜めに切断してスカーフ 面を形成する可動刃と、単板を下面から支持して可動刃の切断力を受け止める固 定刃と、可動刃の切断動作毎に、先端が固定刃の搬出側に臨む後端待機位置とそ の上方の先端待機位置の間を揺動するよう枢支され、切断屑と製品との通路を切 換えるダンパーと、単板の後端スカーフ面へ接着剤を塗布する接着剤塗布機構と 、少なくとも単板の搬送方向と直交方向の全幅にわたる幅を有し、爪状体を先端 に具備し、可動刃の切断動作に関連して前記爪状体を単板の切断跡へ進行させる と共に先端切断動作時には、前記爪状体を固定刃に沿って搬出側へ移動させ、ま た屑排除部材と、固定刃上に待機し、接着剤から塗布された単板の後端スカーフ 面に次位の単板の前端スカーフ面が押し当てられたとき、これら接合部分に向っ て移動して加圧する圧着バーとから構成されている。
【0004】 このスカーフ接合装置において、接着剤として熱可塑性接着剤を使用する場合 、単板の前端或いは後端スカーフ面全体に塗布されるように熱可塑性接着剤を余 分に塗布して単板接合を確実に行うと共にその接合強度を高くして後工程におけ る単板処理時に接合部が剥がれるのを防止して単板処理を円滑化している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記のようにスカーフ面に塗布される熱可塑性接着剤を多くし た場合、単板を支持する刃物受け台及び該接合部を圧接する加圧部材に対し、接 合部からはみ出した熱可塑性接着剤が部分的に付着硬化し、刃物受け台の上面及 び加圧部材の加圧面が部分的に突出状態になる。
【0006】 このように支持面に熱可塑性接着剤が付着硬化した刃物受け台上に単板を支持 して可動刃で切断すると、付着硬化した熱可塑性接着剤により単板の一部が持ち 上げられてスカーフ面が波状に形成される。このため、単板相互を接合する際に スカーフ面相互を密着させることができず、接着力が低下し、またこのような単 板を用いた合板・LVL(平行合板)の外観が悪くなる。
【0007】 また、加圧面に熱可塑性接着剤が付着硬化した場合、付着硬化した熱可塑性接 着剤により接合部が部分的に加圧されてスカーフ面全体をほぼ均一に密着させて 接合することができず、接着力が低下する問題を有している。
【0008】
本考案は、上記した従来の欠点を解決するため、単板を間欠的に搬送する搬 送装置と、搬入された単板の前端部及び後端部を搬送方向に対して所定の傾斜角 度で切断する可動刃と、該可動刃に対向して配置され、該可動刃の刃先が当接す る刃物受け部材を有した刃物受け台と、該刃物受け台の搬送方向上手側或いは下 手側にて、先端が刃物受け台と連絡する連絡位置と該刃物受け台から離間した離 間位置との間で回動される開閉体と、離間位置へ回動された開閉体に支持された 単板の前端及び後端のいずれか一方のスカーフ面に熱可塑性接着剤を塗布する接 着剤塗布部材と、連絡位置へ戻される開閉体に支持され、熱可塑性接着剤が塗布 された単板のスカーフ面と刃物受け台に支持された単板のスカーフ面との重ね合 わせ部を加圧する加圧部材とを備えた単板のスカーフ接合装置において、上記刃 物受け部材及び加圧部材の少なくともいずれか一方を冷却する冷却装置を設けた ことを特徴としている。
【0009】
本考案は上記のように構成されるため、開閉体に支持された単板の前端部或い は後端部の夫々が刃物受け台の刃物受け部材に位置されると、移動する可動刃に より該単板の一方の端部に所定の傾斜角度のスカーフ面が形成される。そして前 端部および後端部の少なくとも一方の単板のスカーフ面に対し、接着剤塗布装置 により熱可塑性接着剤が塗布される。次いで、開閉体が回動されることにより単 板のスカーフ面が互いに重ね合わされる。
【0010】 そして重ね合わせ部に対して加圧部材が圧接されると、スカーフ面相互を密着 させる。このとき、加圧部材の圧接に伴って溶融した熱可塑性接着剤が滲み出て 刃物受け部材及び加圧部材に付着するが、冷却装置によりこれら刃物受け部材及 び加圧部材が所定の温度に冷却されているため、付着した溶融状態の熱可塑性接 着剤が急激に冷却硬化されることにより刃物受け部材及び加圧部材に対する付着 力が著しく低減される。
【0011】 このため、接合された単板の搬送が再開されると、刃物受け部材及び加圧部材 に付着硬化した熱可塑性接着剤は刃物受け部材及び加圧部材から容易に剥離され ると共に単板に対する付着状態を保つことができる。
【0012】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
【0013】 図1に示すようにスカーフ接合装置1は、搬送装置としての送りロール3と、 該送りロール3に対設された単板検知機構5と、上面にウレタンゴムなどの刃物 受け部材7aが取り付けられた刃物受け台7と、刃物受け台7の刃物受け部材7 aに向って斜めに往復移動される可動刃9と、刃物受け台7の上方に配置されて 熱可塑性接着剤11aを塗布する接着剤塗布装置11と、先端が刃物受け台7の 搬出側にて該刃物受け台7と連絡する位置と刃物受け台7から上方へ離間した位 置との間で揺動可能に支持された開閉体としてのダンパー13と、刃物受け台7 の排出側に配置され、先端に爪状体15aを有した屑排除部材15と、接着剤塗 布装置11の搬出側にて刃物受け台7の上面に向って移動可能な後述する加圧装 置17とから構成されている。
【0014】 加圧装置17を除いたスカーフ接合装置1の構成および夫々の作用については 、先に引用した特公平2−13612号公報に詳細に記載されているため、その 詳細な説明を省略する。また、刃物受け台7の搬入側上方には前端押え爪16が 、刃物受け台7上面に向って移動可能に設けられ、該前端押え爪16は刃物受け 台7上に支持された単板51の前端部を切断する際、刃物受け台7上に支持され た単板51上面を押圧して位置ずれを規制する。更に、スカーフ接合装置1の搬 出側には上下一対の後送りロール19と、定尺固定刃21および該定尺固定刃2 1に向って移動して接合された単板を定尺切断する定尺可動刃23が夫々配置さ れている。
【0015】 刃物受け台7の上面には所定の深さの取り付け溝7bが、単板51の搬送方向 と直交する方向全体にわたって形成され、該取り付け溝7bには上記した刃物受 け部材7aが交換可能で、かつ該刃物受け台7の上面とほぼ面一状となるように 挿嵌されている。取り付け溝7bの搬入側及び搬出側と底面側に応じた刃物受け 台7には貫通孔7cが、単板51の搬送方向と直交する方向の全体にわたって形 成されている。
【0016】 上記貫通孔7cの一方端部には冷却装置25の供給部からのパイプ27が、ま た貫通孔7cの他方端には冷却装置25の回収部からのパイプ29が夫々接続さ れている。上記冷却装置25は冷却水を溜めるタンクと、タンクに溜められた冷 却水を冷却する冷却機構と、冷却水を所望の流量で吐出する加圧装置(何れも図 示せず)とから構成され、タンク内に溜められて所望の温度に冷却された冷却水 を所定の流量で貫通孔7cの一方端部へ供給して貫通孔7cの他方端部から回収 することにより冷却水を循環させてその加圧面77を冷却している。
【0017】 尚、冬場においては、冷却水を冷却することなく、常温で吐出循環させること により刃物受け部材7a及び圧着バー67を所定の温度に冷却することができる 。
【0018】 加圧装置17の基台31は、図3に示すように単板51の搬送方向と直交する 方向へ長尺状に形成された垂下部33および該垂下部33の下部から搬出側へ延 びる取り付け部35とが一体に設けられた断面がほぼL字形に形成され、該基台 31には基台作動部材としてのカム機構(図示せず)が連結されている。そして 該基台31はカム機構の駆動に伴って刃物受け台7の上方で接着剤塗布装置11 の搬出側に位置する上方位置と後述する加圧体75或いは押圧爪71が刃物受け 台7に近接する下方位置との間を一定の軌跡で移動される。
【0019】 基台31の長手方向両端部には軸部41が設けられ(図4、6参照)、該軸部 41には保持板43が、基台31に対して軸部41を中心に回動可能に支持され ている。該保持板43の搬出側面には基台31の垂下部33に形成された開口4 7を挿通して搬出側へ延出する延出部49a及び延出部49aの搬出側端にて上 方へ起立する起立部49bを有した複数のアーム部49が、単板51の搬送方向 と直交する長手方向へ所定の間隔をおいて取り付けられている。
【0020】 また、保持板43の搬出側面には取り付け部35にシリンダーチューブの基端 部が回動可能に支持されたシリンダー53のロッド53aが取り付けられ、該シ リンダー53の作動に伴って保持板43が軸部41を中心に所定の角度の範囲で 回動される。また、各アーム部49の起立部49bには調整ねじ55が噛み合わ され、基台31の搬出側面に対向する調整ねじ55の端部には当接部材57が取 り付けられている。更に、起立部49bの搬出側に応じた調整ねじ55には固定 ナット59が噛み合わされ、起立部49bに対する固定ナット59の当接により 調整ねじ55の回転、従って調整ねじ55の移動を規制している。
【0021】 図6・7に示すように保持板43の搬入側面下部には上下方向へ延びる多数の 溝61が、単板51の搬送方向と直交する長手方向へ所定の間隔をおいて形成さ れ、各溝61には取り付けブロック63が、相互が近接し、かつねじ58により 所定の締め付けトルクで取り付けられている。各取り付けブロック63の上部に は一端が保持板43の上部に掛止された圧縮ばね65の他端が掛止されている。
【0022】 各取り付けブロック63には保持部材の一部を構成する圧着バー67がねじ6 9により固着され、各圧着バー67の搬入側面及び搬出側面には押圧爪71が、 その先端(下端)が圧着バー67の下端から下方へ若干突出するように、搬入側 に位置する挾持ブロック73と搬出側に位置する加圧体75とにより挟持固定さ れている。そして加圧体75はその下端面が搬入側から搬出側に向って軸部41 からの半径が漸次短くなる湾曲状の加圧面77に形成されている。
【0023】 各圧着バー67には貫通孔79が単板51の搬送方向と直交する方向に向い、 かつ加圧体75の近傍に位置するように形成されている。図3に示す右側に位置 する圧着バー67における貫通孔79の一方端部には冷却装置25における供給 部からのパイプ81が、また図3に示す左側に位置する圧着バー67における貫 通孔79の他方端部には冷却装置25における回収部からのパイプ83が夫々接 続されると共に両端部間に位置する各圧着バー67の貫通孔79はパイプ85に よりほぼ直列となるように接続されている。
【0024】 次に、上記のように構成されたスカーフ接合装置の作用を説明する。
【0025】 先ず、後端切断時の作用を説明すると、シリンダー53は単板検知機構5から の後端検知信号でそのロッド53aが最小に縮小した状態になっている。
【0026】 そして単板検知機構5からの信号に基づいて単板51後端部の切断箇所が刃物 受け台7の刃物受け部材7aに位置した際に送りロール3による搬送が中断され ると、カム機構の駆動に伴って基台31を、図1に示す上方位置から図8に示す 下方位置に向かって一定の軌跡で移動し、垂下部33及び保持板43をほぼ垂直 状態で、かつ圧着バー67の下端を刃物受け部材7aの搬出側に位置する単板5 1後端部上面へ近接させる。これにより圧着バー67の下部に取り付けられた押 圧爪71を後端切断しようとする単板51の後端部に突刺させる。
【0027】 上記状態にて可動刃9が図1に示す実線矢印方向へ移動されると、図8に示す ように単板51の後端部に対し、所定の傾斜角度からなる後端スカーフ面51b が形成される。このとき、単板51は後端部に突刺される押圧爪71により、可 動刃9の切断力で位置ずれすることが防止される。
【0028】 次いで、単板51は後端部が上方へ回動するダンパー13により接着剤塗布装 置11側へ上昇して待機される。
【0029】 次に、後続する単板51の前端部が、単板検知機構5により検知され、その切 断箇所が刃物受け部材7aに位置するように搬送が停止されると、上記と同様に 移動する可動刃9により後続する単板51の前端部に所定の傾斜角度の前端スカ ーフ面51aを形成した後、作動される屑排除部材15により刃物受け台7上の 先端屑を排除させる。一方、上記した前端検知信号により接着剤塗布装置11が 回動されると、後端スカーフ面51bの全体に対し、熱可塑性接着剤11aが塗 布される。
【0030】 上記動作後にダンパー13が上記動作と逆の下方向へ回動されると、刃物受け 台7の刃物受け部材7a上に位置する後続する単板51の前端スカーフ面51a に、先行する単板51の後端スカーフ面51bが重ね合わされる。
【0031】 また、前端検知信号に伴って作動されるシリンダー53によりロッド53aが 伸長されると、基台31の取り付け部35に対して保持板43が、軸部41を中 心に図9に示す時計方向へ回動された後、駆動されるカム機構により基台31が 待機位置から下方位置に対して一定の軌跡で移動されることにより加圧体75の 加圧面77を前端スカーフ面51aと後端スカーフ面51bとの接合部上面へ圧 接して密着させる。
【0032】 上記したようにスカーフ面51a・51b相互が重ね合わされたとき及び単板 51相互の接合部上面に加圧体75の加圧面77が圧接されたとき、図9に示す ように刃物受け部材7a及び加圧体75の加圧面77に、重ね合わされたスカー フ面51a・51b相互から溶融状態の熱可塑性接着剤11aが滲み出て付着し てしまう。この付着した熱可塑性接着剤11aは刃物受け部材7a及び加圧体7 5の加圧面77が上記のように冷却されているため、急激に冷却硬化され、熱可 塑性接着剤11aの付着力が著しく低減されて極めて容易に剥離可能となる。一 方、スカーフ面51a・51b間の熱可塑性接着剤11aは冷却硬化して両者を 接着させる。
【0033】 上記した単板51相互を接合した後に駆動されるカム機構により基台31が待 機位置へ戻されると共に送りロール3による単板51の搬送が再開されると、接 合された単板51は刃物受け部材7a及び加圧面77に付着した熱可塑性接着剤 11aが、剥離されながら搬出される。
【0034】 尚、上記した加圧装置17は接合しようとする単板51の板厚に応じて単板5 1相互間の接合部に対する加圧体75の加圧力を変更調整することができる。
【0035】 すなわち、板厚が薄い単板51を接合する場合、該調整ねじ55を回転操作し て当接部材57と垂下部33における搬出側面との間隔を狭くして基台31に対 する保持板43の回動角度を小さく設定することにより前端スカーフ面51aと 後端スカーフ面51bとの接合部に対し、軸部41からの半径が長い箇所の加圧 面77を位置させて、刃物受け部材7aと加圧面77との間隔を狭くして圧接さ せる。反対に、板厚が厚い単板51を接合する場合、上記と逆に該調整ねじ55 を回転操作して当接部材57と垂下部33における搬出側面との間隔を広くして 保持板43の回動角度を大きく設定することにより、前端スカーフ面51aと後 端スカーフ面51bとの接合部に対し、軸部41からの半径が上記より短い箇所 の加圧面77を位置させて、刃物受け部材7aと加圧面77との間隔を広くして 圧接させる。これにより加圧体75は接合しようとする単板51の板厚に応じた 最適な加圧力で加圧して夫々のスカーフ面51a・51b相互を密着させること を可能にしている。
【0036】 上記説明は、刃物受け台7及び圧着バー67の貫通孔7c・79を循環する冷 却水により刃物受け部材7a及び加圧体75の加圧面77の双方を冷却するもの としたが、本考案は刃物受け部材及び加圧部材の何れか一方を冷却して付着した 熱可塑性接着剤11aを急激に冷却硬化させる構成であってもよい。
【0037】 また上記説明は、刃物受け部材7aとしてウレタンゴムで成形されたものを使 用したが、ウレタンゴム自体、熱伝導率が悪く、冷却されにくいという問題を有 しているが、該刃物受け部材をアルミニウムにより形成することによりこの問題 を解決することができる。すなわち、アルミニウム自体、可動刃より柔らかいた め、切断時に当接する可動刃の刃先が損傷することを少なくすることができると 共に熱伝導率に優れているため、短時間に所定の温度に冷却させることができ、 付着した熱可塑性接着剤11aを効率的に冷却硬化させることができる。また、 刃物受け部材をウレタンゴム等で構成する場合には、該ウレタンゴムに金属物( 金属粉或いは金属線材)を一体化したものを使用することにより熱伝導率を高く することができる。
【0038】 更に上記説明は、刃物受け台7に貫通孔7cを連続するように形成して冷却水 を循環させて刃物受け部材7aを冷却する構成としたが、該刃物受け部材として アルミニウム等の金属材を使用する場合には、該刃物受け部材の中心部に貫通孔 をその長手方向にわたって形成して冷却水を循環させることにより刃物受け部材 を効率的に冷却することができる。しかしながらアルミニウム等の金属材からな る刃物受け部材の中心部に貫通孔を長手方向にわたって形成するには、加工作業 が難しくなって容易に貫通孔を形成することができない問題を有している。この 欠点は図10に示すように、刃物受け台101の取り付け溝103に挿嵌される アルミニウム等の金属材からなる刃物受け部材105の下面に溝加工を施して溝 107を形成し、該溝107に冷却水が循環されるパイプ109を挿嵌するよう に構成してもよい。この場合にあっては、貫通孔を形成する加工作業に比べて溝 加工の方が極めて容易であり、加工作業効率が良いと共に加工コストを低減する ことができる。尚、刃物受け部材を上記した実施例と同様にウレタンゴムで構成 する場合にあっては、該刃物受け部材の成形時に溝を一体形成することができる 。
【0039】 また更に上記説明は、単板の搬送方向と直交する方向の長さ以上からなる刃物 受け部材7aを刃物受け台7に取り付ける構成としたが、この刃先受け部材を長 さが短い複数の刃物受け部材を搬送直交方向へ直列状に並べて構成したものであ ってもよい。この構成にあっては、一部の刃物受け部材が損傷した際に、損傷し た刃物受け部材のみを取り換えることにより補修することができ、交換作業性を 向上することができると共に補修コストを低減することができる。
【0040】 更に上記説明は、刃物受け部材7a及び加圧体75の加圧面77を循環する冷 却水により所定の温度に冷却して単板相互の接合部から滲み出た熱可塑性接着剤 11aを急激に冷却してその付着力を著しく低減させる構成としたが、本考案の 冷却装置としては冷却された空気を刃物受け部材及び加圧体のいずれか一方に吹 き付けて所定の温度に冷却する構成であってもよい。
【0041】
このため本考案は、単板のスカーフ面を高品質に形成することを可能にすると 共に単板のスカーフ面相互をほぼ平面状に密着させて接合することが可能な単板 のスカーフ接合装置を提供することが可能である。
【図1】スカーフ接合装置の概略を示す説明図である。
【図2】刃物受け台の一部破断斜視図である。
【図3】加圧装置の正面側を一部破談して示す略体斜視
図である。
図である。
【図4】加圧装置の背面側を一部破談して示す略体斜視
図である。
図である。
【図5】図3のV-V 線横断面図である。
【図6】図4のVI-VI 線略体縦断面図である。
【図7】図6の矢示A箇所の拡大図である。
【図8】後端切断時の作用を示す説明図である。
【図9】接合部加圧時の状態を拡大して示す説明図であ
る。
る。
【図10】本考案の変更実施例を示す一部破断斜視図で
ある。
ある。
1 スカーフ接合装置 7 刃物受け台 7a 刃物受け部材 7c 冷却装置の一部を構成する貫通孔 9 可動刃 11 接着剤塗布装置 11a 熱可塑性接着剤 13 開閉体としてのダンパー 25 冷却装置 51 単板 51a・51b スカーフ面 75 加圧部材としての加圧体 79 冷却装置の一部を構成する貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】ベニヤ単板を間欠的に搬送する搬送装置
と、搬入されたベニヤ単板の前端部及び後端部を搬送方
向に対して所定の傾斜角度で切断する可動刃と、該可動
刃に対向して配置され、該可動刃の刃先が当接する刃物
受け部材を有した刃物受け台と、該刃物受け台の搬送方
向上手側或いは下手側にて、先端が刃物受け台と連絡す
る連絡位置と該刃物受け台から離間した離間位置との間
で回動される開閉体と、離間位置へ回動された開閉体に
支持されたベニヤ単板の前端及び後端のいずれか一方の
スカーフ面に熱可塑性接着剤を塗布する接着剤塗布部材
と、連絡位置へ戻される開閉体に支持され、熱可塑性接
着剤が塗布されたベニヤ単板のスカーフ面と刃物受け台
に支持されたベニヤ単板のスカーフ面との重ね合わせ部
を加圧する加圧部材とを備えたベニヤ単板のスカーフ接
合装置において、上記刃物受け部材及び加圧部材の少な
くともいずれか一方を冷却する冷却装置を設けたことを
特徴とするスカーフ接合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015182U JP2605902Y2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | ベニヤ単板のスカーフ接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015182U JP2605902Y2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | ベニヤ単板のスカーフ接合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0667005U true JPH0667005U (ja) | 1994-09-20 |
| JP2605902Y2 JP2605902Y2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=11881688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993015182U Expired - Fee Related JP2605902Y2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | ベニヤ単板のスカーフ接合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605902Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010274420A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Meinan Mach Works Inc | 板材の接合方法 |
| JP2011031396A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-02-17 | Meinan Mach Works Inc | セパレーテッドスカーフによる板材の接合方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5717682B2 (ja) | 2012-03-26 | 2015-05-13 | 大王製紙株式会社 | テープタイプ使い捨ておむつ |
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1993
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|---|---|---|---|---|
| JP2010274420A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Meinan Mach Works Inc | 板材の接合方法 |
| JP2011031396A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-02-17 | Meinan Mach Works Inc | セパレーテッドスカーフによる板材の接合方法 |
| JP2013256128A (ja) * | 2009-07-09 | 2013-12-26 | Meinan Mach Works Inc | セパレーテッドスカーフによる板材の接合方法 |
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| JP2605902Y2 (ja) | 2000-09-04 |
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