JPH066712B2 - 潤滑油 - Google Patents
潤滑油Info
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- JPH066712B2 JPH066712B2 JP60296471A JP29647185A JPH066712B2 JP H066712 B2 JPH066712 B2 JP H066712B2 JP 60296471 A JP60296471 A JP 60296471A JP 29647185 A JP29647185 A JP 29647185A JP H066712 B2 JPH066712 B2 JP H066712B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧延、引抜き、伸線、切削、研削、プレス等の
金属加工の際の金属加工油等に用いられる潤滑油に関す
る。
金属加工の際の金属加工油等に用いられる潤滑油に関す
る。
圧延油、引抜き油、伸線油、切削油、研削油、プレス油
等の金属加工油として従来より動植物油脂、鉱物油等あ
るいはこれらの混合物に必要により油性向上剤、極圧添
加剤、防錆剤、酸化防止剤、乳化剤等を添加したものを
そのまま又は1〜30%程度のエマルジョン又は水溶液
として用いており、この種金属加工油として例えば活性
白土で加熱処理した変成油脂を含有する鋼板用冷間圧延
油(特公昭51−6686号)、不飽和脂肪酸の二重結
合部分にオキシラン酸素を結合させたエポキシ化脂肪酸
を水和して得られるポリヒドロキシ脂肪酸の塩を含有す
る水溶性切削油組成物(特開昭60−88096号)等
が知られている。
等の金属加工油として従来より動植物油脂、鉱物油等あ
るいはこれらの混合物に必要により油性向上剤、極圧添
加剤、防錆剤、酸化防止剤、乳化剤等を添加したものを
そのまま又は1〜30%程度のエマルジョン又は水溶液
として用いており、この種金属加工油として例えば活性
白土で加熱処理した変成油脂を含有する鋼板用冷間圧延
油(特公昭51−6686号)、不飽和脂肪酸の二重結
合部分にオキシラン酸素を結合させたエポキシ化脂肪酸
を水和して得られるポリヒドロキシ脂肪酸の塩を含有す
る水溶性切削油組成物(特開昭60−88096号)等
が知られている。
しかしながら特公昭51−6686号公報に記載された
変成油脂を主成分とする冷間圧延油は潤滑性には優れ、
また変成油脂は油脂に比べて親水性も改善されるものの
未だ充分なものとはいえず、エマルジョンとして用いる
場合、乳化が困難であったり、乳化安定性が低く分離を
生じ易い等の問題があった。一方特開昭60−8809
6号に記載された切削油組成物の基油として用いられて
いるポリヒドロキシ脂肪酸の塩は水溶性に優れてはいる
が、潤滑性が必ずしも充分とはいえないという問題があ
った。更に近年、加工機械の大型化、精密化、金属材料
の硬度の上昇、金属加工の速度高圧力化、製品加工面の
高精度化、経済性向上のための金属加工油使用量低減化
等、益々苛酷な加工条件が要求されているが、従来の金
属加工油はこのような苛酷な条件に対応できず、より高
性能の金属加工油の開発が望まれていた。
変成油脂を主成分とする冷間圧延油は潤滑性には優れ、
また変成油脂は油脂に比べて親水性も改善されるものの
未だ充分なものとはいえず、エマルジョンとして用いる
場合、乳化が困難であったり、乳化安定性が低く分離を
生じ易い等の問題があった。一方特開昭60−8809
6号に記載された切削油組成物の基油として用いられて
いるポリヒドロキシ脂肪酸の塩は水溶性に優れてはいる
が、潤滑性が必ずしも充分とはいえないという問題があ
った。更に近年、加工機械の大型化、精密化、金属材料
の硬度の上昇、金属加工の速度高圧力化、製品加工面の
高精度化、経済性向上のための金属加工油使用量低減化
等、益々苛酷な加工条件が要求されているが、従来の金
属加工油はこのような苛酷な条件に対応できず、より高
性能の金属加工油の開発が望まれていた。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、親水性、潤滑
性に優れ、そのままあるいは他の添加剤と混合して金属
加工油として用いることにより優れた加工性を発揮する
潤滑油を提供することを目的とする。
性に優れ、そのままあるいは他の添加剤と混合して金属
加工油として用いることにより優れた加工性を発揮する
潤滑油を提供することを目的とする。
本発明における第1の潤滑油は不飽和二重結合を有する
動植物油脂を重合して得られ、且つ分子鎖中に不飽和二
重結合を残存した重合動植物油脂に、不飽和二重結合を
スポキシ化後開環して該二重結合1個当たり2個の水酸
基を導入した化合物である。
動植物油脂を重合して得られ、且つ分子鎖中に不飽和二
重結合を残存した重合動植物油脂に、不飽和二重結合を
スポキシ化後開環して該二重結合1個当たり2個の水酸
基を導入した化合物である。
上記重合動植物油脂は不飽和二重結合を有する油脂を重
合せしめてなる不飽和二重結合を有する重合油である。
不飽和二重結合を有する油脂としては動物油脂、植物油
脂等が挙げられ、動物油脂としては例えば牛脂、豚脂等
やイワシ油、サバ油、サンマ油、タラ油、マグロ油、イ
カ油等の魚油が用いられる。また植物油脂としてはパー
ム油、ナタネ油、大豆油、ヒマシ油等が用いられる。こ
れらは油脂はニッケル系触媒を用い、圧力0.1〜4.
0kg/cm2)、温度160〜200℃程度で水素添加し
て用いることもできるが、ヨウ素価が60以上のものを
用いることが好ましい。またヒマシ油を脱水して不飽和
二重結合を増加せしめた脱水ヒマシ油等を用いることも
できる。上記油脂は動植物から搾油して得た粗油を用い
てもよく、粗油を燐酸、硫酸等で処理して脱ロウ等を行
い、トリグリセライド含有量を高めた予備精製油、更に
アルカリ水溶液、活性白土、活性炭等で処理し、脱酸、
脱色した精製油を用いてもよい。動植物油脂を重合する
方法としては酸化重合法、熱重合法等が挙げられ、酸化
重合法では空気または酸素を吹込みながら150〜20
0℃に加熱して1〜30時間反応することにより重合を
行うことができ、熱重合法では250〜300℃に加熱
して1〜30時間程度反応することにより重合を行うこ
とができる。このようにして得られる不飽和二重結合を
有する重合動植物油脂はヨウ素価が40以上のものが好
ましく、また40℃における粘度が100〜2000セ
ンチストークスであることが好ましい。
合せしめてなる不飽和二重結合を有する重合油である。
不飽和二重結合を有する油脂としては動物油脂、植物油
脂等が挙げられ、動物油脂としては例えば牛脂、豚脂等
やイワシ油、サバ油、サンマ油、タラ油、マグロ油、イ
カ油等の魚油が用いられる。また植物油脂としてはパー
ム油、ナタネ油、大豆油、ヒマシ油等が用いられる。こ
れらは油脂はニッケル系触媒を用い、圧力0.1〜4.
0kg/cm2)、温度160〜200℃程度で水素添加し
て用いることもできるが、ヨウ素価が60以上のものを
用いることが好ましい。またヒマシ油を脱水して不飽和
二重結合を増加せしめた脱水ヒマシ油等を用いることも
できる。上記油脂は動植物から搾油して得た粗油を用い
てもよく、粗油を燐酸、硫酸等で処理して脱ロウ等を行
い、トリグリセライド含有量を高めた予備精製油、更に
アルカリ水溶液、活性白土、活性炭等で処理し、脱酸、
脱色した精製油を用いてもよい。動植物油脂を重合する
方法としては酸化重合法、熱重合法等が挙げられ、酸化
重合法では空気または酸素を吹込みながら150〜20
0℃に加熱して1〜30時間反応することにより重合を
行うことができ、熱重合法では250〜300℃に加熱
して1〜30時間程度反応することにより重合を行うこ
とができる。このようにして得られる不飽和二重結合を
有する重合動植物油脂はヨウ素価が40以上のものが好
ましく、また40℃における粘度が100〜2000セ
ンチストークスであることが好ましい。
上記重合動植物油脂の二重結合部分に水酸基を導入する
方法としては、重合動植物油脂を過酢酸、過酸化水素等
の過酸化物と反応せしめて二重結合部分をエポキシ化し
た後、該エポキシ基を水酸基とする方法が挙げられる。
上記過酸化物は不飽和二重結合を有する重合動植物油脂
に対して純分で0.5〜10wt%程度を添加し、触媒と
して蟻酸、燐酸、硫酸等を用いて60〜80℃で2時間
程度反応することにより重合動植物油脂の二重結合部分
にエポキシ基を導入することができる。反応終了後、1
00〜120℃程度で脱水して本発明の第1の潤滑油が
得られる。エポキシ基は不安定な基であり、通常エポキ
シ化して得られた反応生成物は反応により生成する水や
水洗による精製等の工程でエポキシ基が略完全に水酸基
となるが、本発明の目的を妨げない程度であれば必ずし
もエポキシ基の全てが水酸基となっていなくてもよく多
少のスポキシ基が残存していてもよい。
方法としては、重合動植物油脂を過酢酸、過酸化水素等
の過酸化物と反応せしめて二重結合部分をエポキシ化し
た後、該エポキシ基を水酸基とする方法が挙げられる。
上記過酸化物は不飽和二重結合を有する重合動植物油脂
に対して純分で0.5〜10wt%程度を添加し、触媒と
して蟻酸、燐酸、硫酸等を用いて60〜80℃で2時間
程度反応することにより重合動植物油脂の二重結合部分
にエポキシ基を導入することができる。反応終了後、1
00〜120℃程度で脱水して本発明の第1の潤滑油が
得られる。エポキシ基は不安定な基であり、通常エポキ
シ化して得られた反応生成物は反応により生成する水や
水洗による精製等の工程でエポキシ基が略完全に水酸基
となるが、本発明の目的を妨げない程度であれば必ずし
もエポキシ基の全てが水酸基となっていなくてもよく多
少のスポキシ基が残存していてもよい。
本発明の第2の潤滑油は不飽和二重結合を有する動植物
油脂を重合して得られ、且つ分子鎖中に不飽和二重結合
を残存した重合動植物油脂に、不飽和二重結合をエポキ
シ化後開環して該二重結合1個当たり2個の水酸基を導
入したヒドロキシル化重合動植物油脂(上記第1の潤滑
油)の水酸基に、アルキレンオキシドを反応せしめて導
入されたポリオキシアルキレンエーテル基を有する化合
物である。アルキレンオキシドとしてはエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド等が挙げら
れ、これらは1種のみを付加してもよく、また2種以上
をランダム付加してもブロック付加してもよい。アルキ
レンオキシドは重合動植物油脂に対して1〜10wt%付
加することが好ましい。アルキレンオキシドが付加され
る水酸基は通常、不飽和二重結合を有する重合動植物油
脂の二重結合部分に導入された水酸基であるが、重合動
植物油脂の原料油脂がヒマシ油等の如く、水酸基を有す
る油脂である場合、該水酸基部分にはもアルキレンオキ
シドが付加してポリオキシアルキレンエーテル基が導入
されたものでもよい。前記第1の潤滑油も水酸基を有す
ることによって親水性に優れているが、アルキレンオキ
シドを付加してポリオキシアルキレンエーテル基とする
ことにより更に親水性を高めるこどできる。
油脂を重合して得られ、且つ分子鎖中に不飽和二重結合
を残存した重合動植物油脂に、不飽和二重結合をエポキ
シ化後開環して該二重結合1個当たり2個の水酸基を導
入したヒドロキシル化重合動植物油脂(上記第1の潤滑
油)の水酸基に、アルキレンオキシドを反応せしめて導
入されたポリオキシアルキレンエーテル基を有する化合
物である。アルキレンオキシドとしてはエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド等が挙げら
れ、これらは1種のみを付加してもよく、また2種以上
をランダム付加してもブロック付加してもよい。アルキ
レンオキシドは重合動植物油脂に対して1〜10wt%付
加することが好ましい。アルキレンオキシドが付加され
る水酸基は通常、不飽和二重結合を有する重合動植物油
脂の二重結合部分に導入された水酸基であるが、重合動
植物油脂の原料油脂がヒマシ油等の如く、水酸基を有す
る油脂である場合、該水酸基部分にはもアルキレンオキ
シドが付加してポリオキシアルキレンエーテル基が導入
されたものでもよい。前記第1の潤滑油も水酸基を有す
ることによって親水性に優れているが、アルキレンオキ
シドを付加してポリオキシアルキレンエーテル基とする
ことにより更に親水性を高めるこどできる。
上記第1の潤滑油、第2の潤滑油ともに40℃における
粘度が80〜3000センチストークスであることが好
ましいが、製造工程における取扱上は100〜2000
センチストークスのものが好ましく、潤滑性能上からは
400〜3000センチストークスの粘度のものが好ま
しく、製造工程上の取扱及び潤滑性の両方を考慮すると
100〜2000センチストークスの粘度のものが好ま
しい。
粘度が80〜3000センチストークスであることが好
ましいが、製造工程における取扱上は100〜2000
センチストークスのものが好ましく、潤滑性能上からは
400〜3000センチストークスの粘度のものが好ま
しく、製造工程上の取扱及び潤滑性の両方を考慮すると
100〜2000センチストークスの粘度のものが好ま
しい。
本発明の潤滑油はそのままあるいは必要により動植物油
脂、脂肪酸エステル、鉱物油、極圧添加剤、酸化防止
剤、界面活性剤、防錆剤、消泡剤等と混合して圧延油、
引抜き油、伸線油、切削油、研削油、プレス油等の金属
加工油に使用される。本発明の潤滑油は親水性に優れ、
乳化剤なし若しくはきわめて少ない量の乳化剤の使用に
よっても容易にエマルジョン又は水溶液とすることがで
き、エマルジョン又は水溶液の調整が容易に行えるとと
もに、エマルジョンの分散状態、水溶液の溶解状態の安
定性にも優れている。
脂、脂肪酸エステル、鉱物油、極圧添加剤、酸化防止
剤、界面活性剤、防錆剤、消泡剤等と混合して圧延油、
引抜き油、伸線油、切削油、研削油、プレス油等の金属
加工油に使用される。本発明の潤滑油は親水性に優れ、
乳化剤なし若しくはきわめて少ない量の乳化剤の使用に
よっても容易にエマルジョン又は水溶液とすることがで
き、エマルジョン又は水溶液の調整が容易に行えるとと
もに、エマルジョンの分散状態、水溶液の溶解状態の安
定性にも優れている。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
尚、実施例、比較例において使用した原料油脂は、特に
明記したもの以外は全て粗油を用いた。
尚、実施例、比較例において使用した原料油脂は、特に
明記したもの以外は全て粗油を用いた。
実施例1〜7 攪拌機、冷却器、温度計を取付けた3の四ツ口フラス
コに第1表に示す油脂1800gを仕込み、空気を吸込
みながら180℃で2時間加熱攪拌し、同表に示す重合
油を得た。次いで80℃に冷却し、第1表に示す量の3
5%過酸化水素水及び触媒として蟻酸を全仕込量の1%
添加し80℃で2時間加熱攪拌し、反応終了後2回水洗
した後、120℃で脱水して得た化合物を潤滑油とし
た。尚、実施例5〜7については更に水酸化カリウムを
触媒として用い、第1表に示すアルキレンオキシドを付
加せしめて潤滑油とした。これらの潤滑油の性状を第2
表に示す。
コに第1表に示す油脂1800gを仕込み、空気を吸込
みながら180℃で2時間加熱攪拌し、同表に示す重合
油を得た。次いで80℃に冷却し、第1表に示す量の3
5%過酸化水素水及び触媒として蟻酸を全仕込量の1%
添加し80℃で2時間加熱攪拌し、反応終了後2回水洗
した後、120℃で脱水して得た化合物を潤滑油とし
た。尚、実施例5〜7については更に水酸化カリウムを
触媒として用い、第1表に示すアルキレンオキシドを付
加せしめて潤滑油とした。これらの潤滑油の性状を第2
表に示す。
実施例8〜14 処実施例1〜7と同様のフラスコに、第1表に示す油脂
1800gを仕込み、窒素ガス雰囲気下で300℃で3
時間加熱攪拌し、第1表に示す重合油を得た。次いで実
施例1〜7と同様にして第1表に示す量の35%過酸化
水素水を反応させ、反応終了後、水洗、脱水を行って得
た化合物を潤滑油とした。尚、実施例11〜12につい
ては更に水酸化カリウムを触媒として用い、第1表に示
すアルキレンオキシドを付加せしめて潤滑油とした。こ
れら潤滑油の性状を第2表に示す。
1800gを仕込み、窒素ガス雰囲気下で300℃で3
時間加熱攪拌し、第1表に示す重合油を得た。次いで実
施例1〜7と同様にして第1表に示す量の35%過酸化
水素水を反応させ、反応終了後、水洗、脱水を行って得
た化合物を潤滑油とした。尚、実施例11〜12につい
ては更に水酸化カリウムを触媒として用い、第1表に示
すアルキレンオキシドを付加せしめて潤滑油とした。こ
れら潤滑油の性状を第2表に示す。
比較例1 第1表に示す魚油を実施例1〜7と同様の方法により重
合して得た重合魚油を潤滑油とした。この潤滑油(重合
魚油)の性状を第2表に示す。
合して得た重合魚油を潤滑油とした。この潤滑油(重合
魚油)の性状を第2表に示す。
比較例2 第1表に示す魚油1800g、35%過酸化水素水90
g、蟻酸18gを実施例と同様のフラスコに仕込み、8
0〜90℃で2時間加熱攪拌して得たヒドロキシル化魚
油を潤滑油とした。得られた潤滑油(ヒドロキシル化魚
油)の性状を第2表に示す。
g、蟻酸18gを実施例と同様のフラスコに仕込み、8
0〜90℃で2時間加熱攪拌して得たヒドロキシル化魚
油を潤滑油とした。得られた潤滑油(ヒドロキシル化魚
油)の性状を第2表に示す。
実施例15〜19、比較例3〜4 第3表に示す配合の加工油を15%エマルジョンとして
ホモミキサー(8000rpm)で攪拌し、80℃に保持
しつつギヤポンプで循環させながらノズル(1/4 KS
A00480)より圧延鋼板(SPC−C−SB,1×
50×150mm)上に付着油量が約1.5g/m2)とな
るようなスプレーした後、以下の条件で圧延を行った。
圧延前の鋼板には予め間隔50mmの2本の線を引いてお
き、圧延後、2本の線の間隔が167mm(圧下率70
%)となる時の圧延荷重をロードセルにて測定し、圧延
性能を比較した。結果を第3表に示す。
ホモミキサー(8000rpm)で攪拌し、80℃に保持
しつつギヤポンプで循環させながらノズル(1/4 KS
A00480)より圧延鋼板(SPC−C−SB,1×
50×150mm)上に付着油量が約1.5g/m2)とな
るようなスプレーした後、以下の条件で圧延を行った。
圧延前の鋼板には予め間隔50mmの2本の線を引いてお
き、圧延後、2本の線の間隔が167mm(圧下率70
%)となる時の圧延荷重をロードセルにて測定し、圧延
性能を比較した。結果を第3表に示す。
圧延試験条件 圧延機:四段ロール式圧延機 ワークロール:径150mm×幅140mm バックアップロール:径250mm×幅140mm ロール材質:クロム鋼 ロール周速:30m/min. 圧延材料:SPC−C SB 1mm×50mm×150mm 実施例20〜24、比較例5〜6 第4表に示す配合の加工油を切削油として用い、以下の
条件で切削した際の切削抵抗値を測定した。また切削し
た表面の切削方向の粗さを触針式粗さ測定機で測定し
た。結果を第4表に併せて示す。
条件で切削した際の切削抵抗値を測定した。また切削し
た表面の切削方向の粗さを触針式粗さ測定機で測定し
た。結果を第4表に併せて示す。
切削試験条件 切削機:3ton立型内面引抜きブローチ盤 切削工具:1刃当りの仕込み最大深さ0.05mm、幅7
mm、刃間隔8mm、材質SKH55のキーブローチ工具 被削材:S−45C 切削速度:2m/min. 実施例25〜28、比較例7 第5表に示す配合の加工油をアルミニウム板の両面に1
g/m2の付着量となるように塗布し、アルミニウム板の
深絞り加工試験を以下の条件で行い、種々の絞り比によ
る絞り加工の際の絞り荷重を測定した。結果を第5表に
示す。
mm、刃間隔8mm、材質SKH55のキーブローチ工具 被削材:S−45C 切削速度:2m/min. 実施例25〜28、比較例7 第5表に示す配合の加工油をアルミニウム板の両面に1
g/m2の付着量となるように塗布し、アルミニウム板の
深絞り加工試験を以下の条件で行い、種々の絞り比によ
る絞り加工の際の絞り荷重を測定した。結果を第5表に
示す。
深絞り加工試験条件 試験機:高速深絞り加工試験機(東京試験機(株)製)、
ポンチ径32mm、ダイス径35mm、加工速度1m/mi
n. 加工材:厚さ1mmのアルミニウム円盤(JISA110
0.0)、各試料油毎に径62.4mmから径66.4mm
まで0.8mmずつ径が増加する6枚の円盤の加工を行
い、絞り比1.95から絞り比2.075までの試験を
行った。
ポンチ径32mm、ダイス径35mm、加工速度1m/mi
n. 加工材:厚さ1mmのアルミニウム円盤(JISA110
0.0)、各試料油毎に径62.4mmから径66.4mm
まで0.8mmずつ径が増加する6枚の円盤の加工を行
い、絞り比1.95から絞り比2.075までの試験を
行った。
※1キャノンフェンスケ粘度計により測定した40℃に
おける粘度 ※2原料の重量に対するアルキレンオキシドの添加重量
の比率 ※3製造直後と、室温で30日間放置後の臭気を以下の
基準により測定した。
おける粘度 ※2原料の重量に対するアルキレンオキシドの添加重量
の比率 ※3製造直後と、室温で30日間放置後の臭気を以下の
基準により測定した。
動植物臭、魚臭がない・・・・・○ 動植物臭、魚臭ややある・・・・△ 動植物臭、魚臭等が激しい・・・× ※4試料30重量部を60−スピンドル油70重量部と
混合し、この混合物を0℃で7日間放置した後、分離の
状態を観察し以下の基準で判定した。
混合し、この混合物を0℃で7日間放置した後、分離の
状態を観察し以下の基準で判定した。
分離なし・・・・・・・・・・・○ やや分離または下部に やや沈殿あり・・・・△ 二層に分離・・・・・・・・・・× ※5シェル式高速四球型摩擦試験機により、試験鋼球1
/2インチ、測定温度50℃、立軸回転数600rpmの条
件で測定した。
/2インチ、測定温度50℃、立軸回転数600rpmの条
件で測定した。
※6ポリオキシエチレン(8モル)ノニフェニルエーテ
ル系界面活性剤 ※7スルホール430(松村石油研究所製)を乳化剤及
び防錆剤として用いた。
ル系界面活性剤 ※7スルホール430(松村石油研究所製)を乳化剤及
び防錆剤として用いた。
以上説明したように本発明の第1の潤滑油は不飽和二重
結合を有する重合動植物油脂の二重結合部分に水酸基が
導入された構造を有することによって、潤滑性、親水
性、安定性に優れるとともに、魚油等の粗油を原料とし
て用いた場合でも臭気が殆どないため安価な粗油を用い
て製造することができ、優れた潤滑油が安価に提供され
得る。また本発明の第2の潤滑油は上記第1の水酸基部
分にアルキレンオキシドを付加せしめてポリオキシアル
キレンエーテル基を導入した構造を有するため、第1の
潤滑油の優れた性能を有するとともに、更に親水性に優
れたものである。
結合を有する重合動植物油脂の二重結合部分に水酸基が
導入された構造を有することによって、潤滑性、親水
性、安定性に優れるとともに、魚油等の粗油を原料とし
て用いた場合でも臭気が殆どないため安価な粗油を用い
て製造することができ、優れた潤滑油が安価に提供され
得る。また本発明の第2の潤滑油は上記第1の水酸基部
分にアルキレンオキシドを付加せしめてポリオキシアル
キレンエーテル基を導入した構造を有するため、第1の
潤滑油の優れた性能を有するとともに、更に親水性に優
れたものである。
本発明の潤滑油はそのまま又は動植物油脂、鉱物油や他
の添加剤とともに混合して圧延油、引抜き油、伸線油、
切削油、研削油、プレス油等の金属加工油として用いら
れ、本発明の潤滑油を用いた金属加工油は優れた加工性
を示す等の種々の効果を有する
の添加剤とともに混合して圧延油、引抜き油、伸線油、
切削油、研削油、プレス油等の金属加工油として用いら
れ、本発明の潤滑油を用いた金属加工油は優れた加工性
を示す等の種々の効果を有する
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 103:00 Z 9159−4H 105:18) C10N 20:02 30:00 A 8217−4H 30:06 40:22 40:24 Z 8217−4H 60:04 60:06 70:00 (72)発明者 沖田 次夫 千葉県佐倉市中志津5−7―4 (72)発明者 中島 昭男 千葉県松戸市常磐平陣屋前17―6 (72)発明者 荻原 昭治 愛知県江南市藤ヶ丘6丁目1 江南団地60 ―310 (56)参考文献 特開 昭56−109296(JP,A) 特開 昭60−88096(JP,A) 特公 昭31−4942(JP,B1)
Claims (4)
- 【請求項1】不飽和二重結合を有する動植物油脂を重合
して得られ、且つ分子鎖中に不飽和二重結合を残存した
重合植物油脂に、不飽和二重結合をエポキシ化後開環し
て該二重結合1個当たり2個の水酸基を導入したことを
特徴とする潤滑油。 - 【請求項2】40℃における粘度が80〜3000セン
チストークスである特許請求の範囲第1項記載の潤滑
油。 - 【請求項3】不飽和二重結合を有する動植物油脂を重合
して得られ、且つ分子鎖中に不飽和二重結合を残存した
重合動植物油脂に、不飽和二重結合をエポキシ化後開環
して該二重結合1個当たり2個の水酸基を導入したヒド
ロキシル化重合動植物油脂の水酸基に、アルキレンオキ
シドを反応せしめて導入されたポリオキシアルキレンエ
ーテル基を有することを特徴とする潤滑油。 - 【請求項4】40℃における粘度が80〜3000セン
チストークスである特許請求の範囲第3項記載の潤滑
油。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60296471A JPH066712B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 潤滑油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60296471A JPH066712B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 潤滑油 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62149794A JPS62149794A (ja) | 1987-07-03 |
| JPH066712B2 true JPH066712B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=17833981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60296471A Expired - Lifetime JPH066712B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 潤滑油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066712B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102414302A (zh) * | 2009-05-05 | 2012-04-11 | 莱茵化学莱瑙有限公司 | 新颖的增强润滑性的添加剂、其生产方法以及用途 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56109296A (en) * | 1980-02-02 | 1981-08-29 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | Metal rolling oil |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP60296471A patent/JPH066712B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102414302A (zh) * | 2009-05-05 | 2012-04-11 | 莱茵化学莱瑙有限公司 | 新颖的增强润滑性的添加剂、其生产方法以及用途 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62149794A (ja) | 1987-07-03 |
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