JPH066713B2 - 作動液 - Google Patents
作動液Info
- Publication number
- JPH066713B2 JPH066713B2 JP60105000A JP10500085A JPH066713B2 JP H066713 B2 JPH066713 B2 JP H066713B2 JP 60105000 A JP60105000 A JP 60105000A JP 10500085 A JP10500085 A JP 10500085A JP H066713 B2 JPH066713 B2 JP H066713B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- hydraulic fluid
- carbon atoms
- silicone oil
- fluid according
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Lubricants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は油圧操作機器などに使用される作動液、特にゴ
ム膨潤特性に優れ、自動車用のブレーキ液に適した作動
液に関する。
ム膨潤特性に優れ、自動車用のブレーキ液に適した作動
液に関する。
自動車用油圧ブレーキに使用される作動液であるブレー
キ液には、安全性の点より沸点が高く、低温特性に優
れ、かつシール材や金属に悪影響を与えないことなどが
要求されており、これらの特性の要求水準に応じ、米国
ではFMVSS(米国連邦自動車安全基準)NO.116によ
りDOT-3、DOT-4およびDOT-5の3種が規格化されてい
る。
キ液には、安全性の点より沸点が高く、低温特性に優
れ、かつシール材や金属に悪影響を与えないことなどが
要求されており、これらの特性の要求水準に応じ、米国
ではFMVSS(米国連邦自動車安全基準)NO.116によ
りDOT-3、DOT-4およびDOT-5の3種が規格化されてい
る。
ポリアルキレングリコールおよびそのアルキルエーテル
やこれらの硼酸エステスを主成分とするDOT-3またはDOT
-4相当ブレーキ液は吸湿性が比較的強く、さらに吸湿に
よる沸点降下が大きいため、苛酷な条件下で使用された
場合にはベーパーロック現象を引き起こす危険性があっ
た。
やこれらの硼酸エステスを主成分とするDOT-3またはDOT
-4相当ブレーキ液は吸湿性が比較的強く、さらに吸湿に
よる沸点降下が大きいため、苛酷な条件下で使用された
場合にはベーパーロック現象を引き起こす危険性があっ
た。
これらDOT-3およびDOT-4相当ブレーキ液の欠点を解消す
るブレーキ液として、シリコーン油を主成分としたDOT-
5相当ブレーキ液が提案されている(SAEレポート74012
8)。
るブレーキ液として、シリコーン油を主成分としたDOT-
5相当ブレーキ液が提案されている(SAEレポート74012
8)。
しかしながらシリコーン油は粘度特性や低温流動性に優
れ、かつ安定な化合物であることからブレーキ液の基剤
として優れているが、ブレーキシステムのシール材とし
て使用するゴムを収縮させたり、また水分包容性がほと
んどないためブレーキ液中に微量の水分が混入した場合
には水分を分離し、金属腐食を引き起こす欠点を有して
いる。これらの欠点改良の試みとしてエステス類の添加
(特開昭49-49068、特開昭56-61495)や燐酸エステル類
の添加(特開昭52-53782)が検討されているが、これら
のエステル類はシリコーン油のゴム膨潤率を改良できて
もゴムの硬度変化が大きく、実使用時にゴムの破損を引
き起こす欠点を有していた。またポリエーテル変性シリ
コーン油(特開昭57-70196)の使用も提案されている
が、このものはシリコーン油と併用した場合には相溶性
が低下して低温下で分離したり、また単独で使用した場
合には低温における粘度が高くなりすぎるなどの問題点
を有していた。
れ、かつ安定な化合物であることからブレーキ液の基剤
として優れているが、ブレーキシステムのシール材とし
て使用するゴムを収縮させたり、また水分包容性がほと
んどないためブレーキ液中に微量の水分が混入した場合
には水分を分離し、金属腐食を引き起こす欠点を有して
いる。これらの欠点改良の試みとしてエステス類の添加
(特開昭49-49068、特開昭56-61495)や燐酸エステル類
の添加(特開昭52-53782)が検討されているが、これら
のエステル類はシリコーン油のゴム膨潤率を改良できて
もゴムの硬度変化が大きく、実使用時にゴムの破損を引
き起こす欠点を有していた。またポリエーテル変性シリ
コーン油(特開昭57-70196)の使用も提案されている
が、このものはシリコーン油と併用した場合には相溶性
が低下して低温下で分離したり、また単独で使用した場
合には低温における粘度が高くなりすぎるなどの問題点
を有していた。
本発明は、従来のものの問題点を解消するためのもの
で、特定の化合物とシリコーン油とを組合せることによ
り、適度なゴム膨潤性を有し、ゴムの硬度変化が少なく
て、低温特性にも優れ、DOT-5ブレーキ液の規格を満足
する作動液を提供することを目的としている。
で、特定の化合物とシリコーン油とを組合せることによ
り、適度なゴム膨潤性を有し、ゴムの硬度変化が少なく
て、低温特性にも優れ、DOT-5ブレーキ液の規格を満足
する作動液を提供することを目的としている。
本発明は、下記〔I〕式または〔II〕式で示される化合
物より選ばれる1種以上の化合物を1ないし80重量%、
およびシリコーン油を20ないし99重量%含有する作動液
である。
物より選ばれる1種以上の化合物を1ないし80重量%、
およびシリコーン油を20ないし99重量%含有する作動液
である。
(ここで、R1およびR4はそれぞれ炭素数6ないし28
の分枝鎖を有する脂肪族炭化水素基、R2,R3および
R5はそれぞれ炭素数1ないし28の直鎖または分枝鎖を
有する脂肪族炭化水素基、R6はメチレン基またはエチ
レン基、AOは炭素数2ないし4のオキシアルキレン基、
k,m,nはそれぞれ炭素数2ないし4のアルキレンオ
キシドの平均付加モル数で、k,mはそれぞれ0ないし
10、かつk+mは1〜20、nは1〜10である。) 〔I〕式および〔II〕式において、R1およびR4で表
わされる分枝鎖を有する脂肪族炭化水素基としてはイソ
ヘキシル基、イソヘプチル基、イソオクチル基、イソノ
ニル基、イソデシル基、イソウンデシル基、イソドデシ
ル基、イソトリデシル基、イソテトラデシル基、イソペ
ンタデシル基、イソヘキサデシル基、イソヘプタデシル
基、イソオクタデシル基、イソノナデシル基、イソエイ
コシル基、イソヘンエイコシル基、イソドコシル基、イ
ソトリコシル基、イソテトラコシル基などがある。
の分枝鎖を有する脂肪族炭化水素基、R2,R3および
R5はそれぞれ炭素数1ないし28の直鎖または分枝鎖を
有する脂肪族炭化水素基、R6はメチレン基またはエチ
レン基、AOは炭素数2ないし4のオキシアルキレン基、
k,m,nはそれぞれ炭素数2ないし4のアルキレンオ
キシドの平均付加モル数で、k,mはそれぞれ0ないし
10、かつk+mは1〜20、nは1〜10である。) 〔I〕式および〔II〕式において、R1およびR4で表
わされる分枝鎖を有する脂肪族炭化水素基としてはイソ
ヘキシル基、イソヘプチル基、イソオクチル基、イソノ
ニル基、イソデシル基、イソウンデシル基、イソドデシ
ル基、イソトリデシル基、イソテトラデシル基、イソペ
ンタデシル基、イソヘキサデシル基、イソヘプタデシル
基、イソオクタデシル基、イソノナデシル基、イソエイ
コシル基、イソヘンエイコシル基、イソドコシル基、イ
ソトリコシル基、イソテトラコシル基などがある。
R2,R3およびR5で表わされる脂肪族炭化水素基と
してはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニ
ル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシ
ル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル
基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、
エイコシル基、ヘンエイコシル基、オレイル基などがあ
り、これらは直鎖でも分枝鎖を有していてもよい。
R1,R2,R3およびR4は同一のものでも別のもの
でもよい。
してはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニ
ル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシ
ル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル
基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、
エイコシル基、ヘンエイコシル基、オレイル基などがあ
り、これらは直鎖でも分枝鎖を有していてもよい。
R1,R2,R3およびR4は同一のものでも別のもの
でもよい。
(AO)で示される炭素数2ないし4のオキシアルキレン基
としては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オ
キシブチレン基、オキシテトラメチレン基などがあり、
これらはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチ
レンオキシド、テトラヒドロフランなどの付加物である
ことを示し、これらのアルキレンオキシドは付加してい
なくてもよく、またそれぞれ単独または混合状態で付加
していてもよく、混合状態付加の場合はランダム状に付
加していても、ブロック状に付加していてもよい。
としては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オ
キシブチレン基、オキシテトラメチレン基などがあり、
これらはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチ
レンオキシド、テトラヒドロフランなどの付加物である
ことを示し、これらのアルキレンオキシドは付加してい
なくてもよく、またそれぞれ単独または混合状態で付加
していてもよく、混合状態付加の場合はランダム状に付
加していても、ブロック状に付加していてもよい。
〔I〕式の化合物は前記R1NまたはR1R2Nを残基
とするアミン、またはそのアルキレンオキシド付加物を
原料として、ナトリウム化剤の存在下、炭素数1ないし
26のハロゲン化アルキルを反応させて得られる。
とするアミン、またはそのアルキレンオキシド付加物を
原料として、ナトリウム化剤の存在下、炭素数1ないし
26のハロゲン化アルキルを反応させて得られる。
〔II〕式の化合物はR4R5Nを残基とするアミン、あ
るいはそのアルキレンオキシド付加物を原料として、ナ
トリウム化剤の存在下、ジハロゲン化メチレンまたはジ
ハロゲン化エチレンを反応させて得られる。
るいはそのアルキレンオキシド付加物を原料として、ナ
トリウム化剤の存在下、ジハロゲン化メチレンまたはジ
ハロゲン化エチレンを反応させて得られる。
〔I〕式および〔II〕式の化合物として、アルキレンオ
キシドの平均付加モル数が10モル以下に限定される理由
は、10モルを越えると低温粘度が高くなるとともに、シ
リコーン油、オレフィン重合油などの他のブレーキ液配
合基剤との相溶性が低下し、低温下で濁りや分離が生ず
るためである。アルキレンオキシドの平均付加モル数が
10モル以下であれば、付加するアルキレンオキシドの種
類および付加順序ならびにその他の配合基剤の種類およ
び量を変動させることによりDOT-5の規格に合致するブ
レーキ液が得られる。
キシドの平均付加モル数が10モル以下に限定される理由
は、10モルを越えると低温粘度が高くなるとともに、シ
リコーン油、オレフィン重合油などの他のブレーキ液配
合基剤との相溶性が低下し、低温下で濁りや分離が生ず
るためである。アルキレンオキシドの平均付加モル数が
10モル以下であれば、付加するアルキレンオキシドの種
類および付加順序ならびにその他の配合基剤の種類およ
び量を変動させることによりDOT-5の規格に合致するブ
レーキ液が得られる。
R1およびR4が炭素数6ないし28の分枝鎖を有する脂
肪族炭化水素基に限定されるのは、炭素数が6未満では
ブレーキ液に使用されるその他の基剤との相溶性が悪
く、低温下で濁りや分離を生じるためであり、また直鎖
の脂肪族炭化水素基または炭素数が28を越える分枝鎖の
脂肪族炭化水素基の場合には凝固点が高くなり、低温下
で濁りまたは凝固を生じてブレーキ液の基剤として使用
できないためである。
肪族炭化水素基に限定されるのは、炭素数が6未満では
ブレーキ液に使用されるその他の基剤との相溶性が悪
く、低温下で濁りや分離を生じるためであり、また直鎖
の脂肪族炭化水素基または炭素数が28を越える分枝鎖の
脂肪族炭化水素基の場合には凝固点が高くなり、低温下
で濁りまたは凝固を生じてブレーキ液の基剤として使用
できないためである。
本発明の作動液の第2の成分であるシリコーン油はシロ
キサン結合を有する油状の有機ケイ素化合物重合体であ
り、25℃における動粘度が5ないし100cStのものが好ま
しい。このようなシリコーン油としては、ジメチルポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサンのほか、水
酸基またはビニル基を有する化合物、たとえばメタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノ
ール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、ノ
ナノール、デカノール、ウンデカノール、ドデカノー
ル、トリデカノール、テトラデカノール、ペンダデカノ
ール、ヘキサデカノール、ヘプタデカノール、オタクデ
カノール、ノナデカノール、エイコサノール、オレイル
アルコールなどのアルコール類およびこれらのアルキレ
ンオキシド付加物、ポリオキシアルキレングリコールモ
ノアリールエーテル、ポリオキシアルキレングリコール
モノアルキルモノアリールエーテル、ブテン、ペンテ
ン、ヘキセン、ヘプセン、オクテン、ノネン、デセン、
ウンデセン、ドデセン、トリデセン、テトラデセン、ペ
ンタデセン、ヘキサデセン、ヘプタデセン、オクタデセ
ンなドのオレフィン類などより選ばれる1種以上の化合
物と分子中にSiOCH3またはSiH基を持つシロキサンとを
反応させて得られる変形シリコーン油などが含まれる。
キサン結合を有する油状の有機ケイ素化合物重合体であ
り、25℃における動粘度が5ないし100cStのものが好ま
しい。このようなシリコーン油としては、ジメチルポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサンのほか、水
酸基またはビニル基を有する化合物、たとえばメタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノ
ール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、ノ
ナノール、デカノール、ウンデカノール、ドデカノー
ル、トリデカノール、テトラデカノール、ペンダデカノ
ール、ヘキサデカノール、ヘプタデカノール、オタクデ
カノール、ノナデカノール、エイコサノール、オレイル
アルコールなどのアルコール類およびこれらのアルキレ
ンオキシド付加物、ポリオキシアルキレングリコールモ
ノアリールエーテル、ポリオキシアルキレングリコール
モノアルキルモノアリールエーテル、ブテン、ペンテ
ン、ヘキセン、ヘプセン、オクテン、ノネン、デセン、
ウンデセン、ドデセン、トリデセン、テトラデセン、ペ
ンタデセン、ヘキサデセン、ヘプタデセン、オクタデセ
ンなドのオレフィン類などより選ばれる1種以上の化合
物と分子中にSiOCH3またはSiH基を持つシロキサンとを
反応させて得られる変形シリコーン油などが含まれる。
本発明の作動液は〔I〕式および〔II〕式で示される化
合物より選ばれる1種以上の化合物を1ないし80重量
%、およびシリコーン油を20ないし99重量%を必須成分
として含むものである。ここで〔I〕式および〔II〕式
で示される化合物の作動液中における含有量が1ないし
80重量%の範囲に限定されるのは、1重量%未満ではシ
リコーン油のゴム膨潤性を改良する効果や粘度特性を良
くする効果がないためであり、また80重量%を超えると
ゴム膨潤性が大きくなりすぎるためである。
合物より選ばれる1種以上の化合物を1ないし80重量
%、およびシリコーン油を20ないし99重量%を必須成分
として含むものである。ここで〔I〕式および〔II〕式
で示される化合物の作動液中における含有量が1ないし
80重量%の範囲に限定されるのは、1重量%未満ではシ
リコーン油のゴム膨潤性を改良する効果や粘度特性を良
くする効果がないためであり、また80重量%を超えると
ゴム膨潤性が大きくなりすぎるためである。
本発明の作動液は上記必須成分のほかに、ブレーキ液基
剤として他の成分を含んでいてもよい。この場合、
〔I〕式または〔II〕式で示される化合物を含むため、
シリコーン油と相溶性のないポリエチレン油を他のブレ
ーキ液基剤として配合することができる。ここで使用さ
れるポリエーテル油としては低温粘度特性の点より分子
量500以下のポリアルキレングリコールモノアルキルエ
ーテルが好ましい。さらに必要であればポリブテン、α
−オレフィン重合油、二塩基酸エステル油、ポリオール
エステル油、燐酸エステル油、高級アルコールなどを基
剤の一部として加えることもできる。
剤として他の成分を含んでいてもよい。この場合、
〔I〕式または〔II〕式で示される化合物を含むため、
シリコーン油と相溶性のないポリエチレン油を他のブレ
ーキ液基剤として配合することができる。ここで使用さ
れるポリエーテル油としては低温粘度特性の点より分子
量500以下のポリアルキレングリコールモノアルキルエ
ーテルが好ましい。さらに必要であればポリブテン、α
−オレフィン重合油、二塩基酸エステル油、ポリオール
エステル油、燐酸エステル油、高級アルコールなどを基
剤の一部として加えることもできる。
本発明の作動液は上記基剤のほかに、必要により酸化防
止剤、防錆剤、pH調整剤などの通常用いられている各種
添加剤を配合することができる。
止剤、防錆剤、pH調整剤などの通常用いられている各種
添加剤を配合することができる。
こうして得られる作動液は自動車などのブレーキ液とし
て適しており、またブレーキ液に限らずクラッチ作動
液、その他の作動液としても利用可能である。
て適しており、またブレーキ液に限らずクラッチ作動
液、その他の作動液としても利用可能である。
本発明の作動液は特殊な構造を有する化合物とシリコー
ン油とを成分とするため、適度なゴム膨潤性を示し、ゴ
ムの硬度変化が小さく、また低温特性に優れていること
から低温の動粘度も低く、DOT-5相当ブレーキ液として
の品質を有する。
ン油とを成分とするため、適度なゴム膨潤性を示し、ゴ
ムの硬度変化が小さく、また低温特性に優れていること
から低温の動粘度も低く、DOT-5相当ブレーキ液として
の品質を有する。
〔発明の実施例〕 以下、実施例により本発明を説明する。
製造例1(表1、NO.1の〔I〕式化合物の製造) 気密反応容器にジイソヘキシルアミン1850g(10モル)
をとり、窒素ガス雰囲気下で1,2−ブチレンオキシド144
0g(20モル)を110℃〜130℃、0.5ないし5.0Kg/cm2で
付加反応させて粗ポリエーテルを得た。この粗ポリエー
テルにナトリウムメトキシド594g(11モル)を入れ、窒
素雰囲気下、30ないし50mmHg、120℃で2時間脱メタノ
ールを行い、ポリエーテルの末端水酸基をナトリウム化
した。ついで同温度でメチルクロリドガスを通じて反応
物のアルカリ度が1.0以下になるまで反応を行った後、
生成した塩を濾別してジエーテル型ポリエーテルアミン
3000gを得た。このもののヒドロキシル価は2.3でジエー
テル化率は98.6%であった。
をとり、窒素ガス雰囲気下で1,2−ブチレンオキシド144
0g(20モル)を110℃〜130℃、0.5ないし5.0Kg/cm2で
付加反応させて粗ポリエーテルを得た。この粗ポリエー
テルにナトリウムメトキシド594g(11モル)を入れ、窒
素雰囲気下、30ないし50mmHg、120℃で2時間脱メタノ
ールを行い、ポリエーテルの末端水酸基をナトリウム化
した。ついで同温度でメチルクロリドガスを通じて反応
物のアルカリ度が1.0以下になるまで反応を行った後、
生成した塩を濾別してジエーテル型ポリエーテルアミン
3000gを得た。このもののヒドロキシル価は2.3でジエー
テル化率は98.6%であった。
製造例2(表1、NO.2の〔II〕式化合物の製造) 気密反応容器にジイソオクチルアミン2410g(10モル)
と水酸化カルウム4gをとり、窒素ガス雰囲気下でエチ
レンオキシド440g(10モル)とプロピレンオキシド1160
g(20モル)の混合物を、110℃〜130℃、0.5ないし5.0K
g/cm2で付加反応させてランダム型の粗ポリエーテル381
0gを得た。この粗ポリエーテル2005g(5モル)にナト
リウムメトキシド297g(5.5モル)を加え、実施例1と
同様にポリエーテルの末端水酸基をナトリウム化した。
ついで同温度で塩化メチレン234g(2.75モル)を加えて
反応した。アルカリ度が1.0以下になるまで反応を行っ
た後、生成した塩を濾別してビス(グリコールエーテ
ル)ホルマール3600gを得た。このもののヒドロキシル
価は1.2でジエーテル化率は99.1%であった。
と水酸化カルウム4gをとり、窒素ガス雰囲気下でエチ
レンオキシド440g(10モル)とプロピレンオキシド1160
g(20モル)の混合物を、110℃〜130℃、0.5ないし5.0K
g/cm2で付加反応させてランダム型の粗ポリエーテル381
0gを得た。この粗ポリエーテル2005g(5モル)にナト
リウムメトキシド297g(5.5モル)を加え、実施例1と
同様にポリエーテルの末端水酸基をナトリウム化した。
ついで同温度で塩化メチレン234g(2.75モル)を加えて
反応した。アルカリ度が1.0以下になるまで反応を行っ
た後、生成した塩を濾別してビス(グリコールエーテ
ル)ホルマール3600gを得た。このもののヒドロキシル
価は1.2でジエーテル化率は99.1%であった。
以下、同様の方法で表1に記載のジエーテル化合物を得
た。
た。
実施例1 以上により製造された〔I〕式または〔II〕式の化合物
およびこれらに準ずる化合物とシリコーン油とを表1の
組成となるように配合した本発明品と比較品について、
動粘度およびゴム膨潤性(120℃×70時間)をJIS K-223
3「自動車用ブレーキ液試験法」に準じて測定した。結
果を表1に示す。
およびこれらに準ずる化合物とシリコーン油とを表1の
組成となるように配合した本発明品と比較品について、
動粘度およびゴム膨潤性(120℃×70時間)をJIS K-223
3「自動車用ブレーキ液試験法」に準じて測定した。結
果を表1に示す。
表1中、変性シリコーン油Aおよび変性シリコーン油B
はそれぞれ以下の構造の化合物を示す。
はそれぞれ以下の構造の化合物を示す。
変性シリコーン油A 変性シリコーン油B 表1の結果から明らかなようにNO.4〜7はゴム膨潤率
がJIS規格の範囲0.5〜5.0%を満足することができず作
動液として不適である。直鎖の脂肪族アルコールを使用
した場合(NO.8)、アルキレンオキシドの付加モル数
が多い場合(NO.9)および原料アルコールとして炭素
数6未満のアルコールを使用した場合(NO.10)は低温
で凝固したり(NO.8)、シリコーン油との相溶性が悪
い(NO.9,NO.10)ことから作動液として不適である。
さらにゴム膨潤剤として公知のトリブチルホルフェート
を配合した従来品(NO.11)はゴムの硬度変化が大きく
ブレーキ液として問題のあることがわかる。
がJIS規格の範囲0.5〜5.0%を満足することができず作
動液として不適である。直鎖の脂肪族アルコールを使用
した場合(NO.8)、アルキレンオキシドの付加モル数
が多い場合(NO.9)および原料アルコールとして炭素
数6未満のアルコールを使用した場合(NO.10)は低温
で凝固したり(NO.8)、シリコーン油との相溶性が悪
い(NO.9,NO.10)ことから作動液として不適である。
さらにゴム膨潤剤として公知のトリブチルホルフェート
を配合した従来品(NO.11)はゴムの硬度変化が大きく
ブレーキ液として問題のあることがわかる。
一方、本発明品は動粘度およびゴム膨潤性の各項目でブ
レーキ液の規格を満足しており作動液として有用である
ことがわかる。
レーキ液の規格を満足しており作動液として有用である
ことがわかる。
実施例2 実施例1で調整した試料NO.1の100重量部にベンゾトリ
アゾール0.01重量部を配合してブレーキ液を調整し、FM
VSSNO.116に準じ試験を実施した。結果を表2に示す。
アゾール0.01重量部を配合してブレーキ液を調整し、FM
VSSNO.116に準じ試験を実施した。結果を表2に示す。
表2の結果より、本発明品はブレーキ液の規格を満足
し、ブレーキ液として優れていることがわかる。
し、ブレーキ液として優れていることがわかる。
Claims (5)
- 【請求項1】下記〔I〕式または〔II〕式で示される化
合物より選ばれる1種以上の化合物を1ないし80重量
%、およびシリコーン油を20ないし99重量%含有する作
動液。 (ここで、R1およびR4はそれぞれ炭素数6ないし28
の分枝鎖を有する脂肪族炭化水素基、R2,R3および
R5はそれぞれ炭素数1ないし28の直鎖または分枝鎖を
有する脂肪族炭化水素基、R6はメチレン基またはエチ
レン基、AOは炭素数2ないし4のオキシアルキレン基、
k,m,nはそれぞれ炭素数2ないし4のアルキレンオ
キシドの平均付加モル数で、k,mはそれぞれ0ないし
10、かつk+mは1〜20、nは1〜10である。) - 【請求項2】R1,R4はイソヘキシル基、イソヘプチ
ル基、イソオクチル基、イソノニル基、イソデシル基、
イソウンデシル基、イソドデシル基、イソトリデシル
基、イソテトラデシル基、イソペンタデシル基、イソヘ
キサデシル基、イソヘプタデシル基、イソオクタデシル
基、イソノナデシル基、イソエイコシル基、イソヘンエ
イコシル基、イソドコシル基、イソトリコシル基、また
はイソテトラコシル基である特許請求の範囲第1項記載
の作動液。 - 【請求項3】R2,R3,R5はメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプ
チル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル
基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペン
タデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタ
デシル基、ノナデシル基、エイコシル基、ヘンエイコシ
ル基、またはオレイル基である特許請求の範囲第1項ま
たは第2項記載の作動液。 - 【請求項4】AOはオキシエチレン基、オキシプロピレン
基、オキシブチレン基、またはオキシテトラメチレン基
である特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
記載の作動液。 - 【請求項5】シリコーン油は25℃における動粘度が5な
いし100cStのものである特許請求の範囲第1項ないし第
4項のいずれかに記載の作動液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60105000A JPH066713B2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 作動液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60105000A JPH066713B2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 作動液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61264097A JPS61264097A (ja) | 1986-11-21 |
| JPH066713B2 true JPH066713B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=14395818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60105000A Expired - Lifetime JPH066713B2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 作動液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066713B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MA68019A1 (fr) * | 2022-03-30 | 2026-03-31 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Récipient en papier |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
| JP2787715B2 (ja) * | 1989-08-31 | 1998-08-20 | 東燃株式会社 | 潤滑油組成物 |
| JP3341318B2 (ja) * | 1992-10-21 | 2002-11-05 | エヌオーケー株式会社 | 低温作動油 |
| JP6078397B2 (ja) | 2013-03-29 | 2017-02-08 | シーシーアイ株式会社 | 作動液 |
| CN112088205B (zh) * | 2018-04-13 | 2022-11-08 | 株式会社Moresco | 润滑油组合物以及使用其的润滑剂 |
Family Cites Families (4)
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| JPS50125180A (ja) * | 1974-03-20 | 1975-10-01 | ||
| JPS5770196A (en) * | 1980-10-22 | 1982-04-30 | Toray Silicone Co Ltd | Hydraulic oil |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP60105000A patent/JPH066713B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MA68019A1 (fr) * | 2022-03-30 | 2026-03-31 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Récipient en papier |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61264097A (ja) | 1986-11-21 |
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