JPH066722B2 - 粉末圧延機 - Google Patents

粉末圧延機

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JPH066722B2
JPH066722B2 JP29931988A JP29931988A JPH066722B2 JP H066722 B2 JPH066722 B2 JP H066722B2 JP 29931988 A JP29931988 A JP 29931988A JP 29931988 A JP29931988 A JP 29931988A JP H066722 B2 JPH066722 B2 JP H066722B2
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powder
rolling
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stirring rod
blade
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勝彦 箭内
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金属やセラミックス等の粉末を加圧して圧粉
板を得るための粉末圧延機に関する。
[従来の技術] 金属等の粉末より連続的に圧粉板を得ることのできる従
来の粉末圧延機は、水平に配置された一対のロール間に
ホッパーから粉末を供給し、このロール間で加圧して圧
粉板を得るようにしている。こうして得られた圧粉板
は、必要に応じて焼結炉などに導入されたり、あるいは
更に別の圧延機に送られて所望の処理がなされる。
従来のホッパーは、単に材料粉末を収容する機能をもっ
ているのに過ぎず、ホンパーから落下した粉末は直接圧
延ロール上に導かれる。このためロールによる圧延は常
温で行なわれていた。しかしながら、粉末の種類や圧粉
板の組織状態あるいは圧粉板の用途などによっては、ロ
ールによる加圧時に予め粉末を加熱しておくことによっ
て、新しい組合わせの合成圧粉板が得られたり、より良
質の圧粉板が得られることがわかってきた。このため、
材料粉末を適宜の温度に加熱した状態でロールにより加
圧する必要性が生じてきたが、従来の伝統的なホッパー
構造では、このような要望に答えることができなかっ
た。
そこで本発明者は、粉末を予め加熱した状態で圧延ロー
ル間に送り込むことにより熱間で圧粉粉を作ることがで
きるような新規なホッパーを備えた粉末圧延機(実願昭
62−64220号)を開発した。
[発明が解決しようとする課題] 上記先行技術の圧延機は、粉末の種類によっては充分に
その機能を果たすことができるが、粉末によっては落下
方向への粉末の流動性が不安定になったり、温度を一定
に保つことが難しいことがあった。
また、近時は材料粉末を高温度でしかもし真雰囲気中で
圧延することが着目されてきている。しかしながら粉末
の種類によっては、単にホッパーから落下させるだけで
は真空中で加熱された時にホッパー上で短時間で固まっ
てしまい、圧延に支障がでることがわかった。また、前
述した先行技術の圧延機は、真空雰囲気中で圧延できる
ように構成することに困難を伴う。
従って本発明の目的は、粉末を加熱しつつ充分に攪拌さ
せた状態で圧延ロールに導くことができるとともに、真
空炉への適用も容易な粉末圧延機を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を果たすために開発された本発明の粉末圧延機
は、一対の圧延ロールと、これら圧延ロールの上方に配
置されかつ上下両端が開するとともに内部に粉末が収容
される耐熱性の加熱筒と、この加熱筒内の粉末を加熱可
能に配置された発熱手段と、上記加熱筒内に上下方向に
移動可能かつ軸回りに回転自在に挿入されしかも上記加
熱筒内の粉末を攪拌するためのブレードおよびこのブレ
ードの下方に開閉可能に設けられていて閉時には加熱筒
内に上記粉末を貯留し開時にこの粉末を上記圧延ロール
側に落下させる弁部を備えた攪拌棒と、この攪拌棒を軸
回りに回転させる駆動手段と、を具備している。
[作用] 加熱筒内に投入された粉末はこの加熱筒内にて所定温度
まで加熱されつつ、攪拌棒が回転することによって充分
に攪拌される。この時、攪拌棒の弁部は閉じている。粉
末が所定温度まで加熱されると、攪拌棒が軸線方向に動
かされることにより弁部が開弁させられ、粉末が圧延ロ
ール上に導かれる。こうして、加熱された粉末がロール
間で圧延され、所定の厚みの圧粉板が得られる。使用さ
れる粉末は、金属粉や合金粉,金属間化合物,セラミッ
クス粉,あるいはこれらの混合物である。
[実施例] 以下に本発明の一実施例につき、図面を参照して説明す
る。
第4図に示された圧延設備1は、本発明に係わる粉末圧
延機2と、この粉末圧延機2によって圧延された圧延板
を更に所望厚さまで圧延するための熱間圧延機3と、こ
れら圧延機2,3の電気的制御を行なう制御装置4等を
備えている。粉末圧延機2は、第1図ないし第3図に詳
図するように構成されている。まずこの粉末圧延機2に
ついて説明する。
第1図に示されるように、粉末圧延機2は気密構造のハ
ウジング10を備えている。図示のハウジング10は、
圧延室筐体11と、この筐体11の上方に設けられた炉
室組立体12などにより構成される。圧延室筐体11と
炉室組立体12に排気管15が接続され、排気管15の
排出側に油拡散ポンプ16やブースポンプ17,油回転
ポンプ18等からなる排気手段19が設けられている。
この排気手段19によって得られる真空度は、一例とし
て5×10-4〜5×10-5Torr前後である。
圧延室筐体11の内部には、左右一対の圧延ロール2
5,26が水平に配置されている。このロール25,2
6は周知の駆動手段によって回転駆動される。ロール2
5,26のすぐ上に垂直に設けられているガイド筒27
は上下両端が開口している。
炉室組立体12は、圧延室筐体11に対してヒンジ軸3
0(第2図参照}を中心に開閉可能な基体31と、この
基体31に垂直方向に組込まれている直管状の炉室筒3
2を備えて構成されている。炉室筒32は石英ガラス等
の耐熱材料によって作られ、両端が開口している。炉室
筒32はガイド筒27の上に同一軸線上に垂直に配置さ
れるすなわち炉室筒32の下端開口部とガイド筒27の
上端開口部が互いに連なるようになっている。
基体31は、圧延室筐体11に重ねた密閉状態において
クランプ手段33によってロックできるようになってい
る。34はガスダンパである。基体31の上部と下部に
はそれぞれ冷却水が循環される水冷室40,41が設け
られている。また、圧延ロール25,26も目視可能な
位置に覗き窓42が設けられている。
そして炉室筒32の内部に加熱筒45が同心状に挿入さ
れている。この加熱筒45も石英などの直管状耐熱材料
からなり、上下両端が開口している。第3図に拡大して
示したように、加熱筒45の上端に設けられたフランジ
部46がクランプ用具47によって基体31に固定され
る。加熱筒45の下端側には、テーパ状に内径が狭まる
ように縮管成形されたネック部48が設けられている。
加熱筒45の内部には圧延材料となる粉末(図示略)が
収容される。
発熱手段51は、炉室筒32と加熱筒45を取囲むよう
にして基体31に固定されている。この発熱手段51
は、周知のイメージ炉と同様のものでよく、遠赤外線を
加熱筒45内の粉末に短時間で集中的に照射できるよう
な電熱線やミラー等を備えている。
加熱筒45の上方から攪拌棒52が挿入されている。こ
の攪拌棒52は、加熱筒45に対して上下方向(管軸方
向)に移動可能でしかも軸回りに回転自在である。攪拌
棒52が基体31を貫通する箇所には炉室組立体12の
気密を保つために軸封部53(第2図参照)が設けられ
ており、この軸封部53において攪拌棒52が回転自在
かつ軸線方向に移動可能に保持されている。
攪拌棒52の下端側には、加熱筒45内の粉末を攪拌す
るためのブレード54が設けられているとともに、最下
端に弁部55が設けられている。この弁部55は、加熱
筒45のネック部48の内面に対して上方から接離す
る。そして攪拌棒52が降下した時には第3図に示され
る閉弁状態となり、攪拌棒52を上昇させた時に弁部5
5がネック部48から離れることにより開弁状態となる
ようになっている。図示例の弁部55は先細テーパ状の
部分を有しているとともに、径方向の断面が真円形であ
るから、閉時には弁部55の全周がネック部48に密接
できる。攪拌棒52を上昇させるための手段として、例
えば手動のレバー56が使用される。なおネック部48
と弁部55は、攪拌棒52を下げた時に弁部55が開弁
し、攪拌棒52を上げた時に閉弁状態となるように構成
されていてもよい。
攪拌棒52を回転させるための駆動手段60は、モータ
61と、このモータ61によって回転される歯車62,
63,64などからなり、最終段の歯車64が攪拌棒5
2に固定されている。また、攪拌棒52に熱電対65が
内蔵されている。この熱電対65の感熱部分はブレード
54付近の粉末温度を検知できるような位置に設けられ
ている。熱電対65に導通するリード線66は、図示し
ない温度制御回路に接続され、熱電対65によって検出
された粉末温度に応じて発熱手段51の出力が制御され
るようになっている。
基体31の上部に設けられている粉末供給器70は、そ
の出口部71が加熱筒45の上端開口を臨む位置に設け
られている。粉末供給器70の入口部は着脱自在な蓋7
2によって密閉できるようになっている。
圧延ロール25,26の下部側には、開閉可能なゲート
バルブ75を介してシュータ室76が設けられている。
このシュータ室76の筐体77も気密構造となってお
り、その一端側に圧延後の圧延板Aを取扱うためのマジ
ックハンド式の操作機構78が設けられている。この操
作機構78は、所定のストロークで前後方向に往復移動
できる。
次に、熱間圧延機3の構成について説明する。
熱間圧延機3は、筐体81の内部に圧延ロール82,8
3と加熱炉84等を収容したものである。この圧延機筐
体81の入口部にゲートバルブ85が設けられていると
ともに、出口部にもゲートバルブ86が設けられてい
る。これらゲートバルブ85,86を閉じることによ
り、筐体81の内部が気密に保たれる。加熱炉84の入
口部と出口部にはそれぞれ遮熱用の炉前シャッタ90,
91が設けられている。92はヒータである。
ロール82,83は周知の駆動手段によって圧延方向に
回転駆動される。ロール82,83の出口側には、圧延
後の製品を取出すための密閉構造の開閉可能な製品取出
室95と、マジックハンド式の操作機構96が設けられ
ている。この操作機構96は所定のストロークで前後方
向に往復移動できる。圧延機筐体81の内部空間は排気
管98を介して前記排気手段19に接続されている。
なお、粉末圧延機2とシュータ室76と熱間圧延機3と
製品取出室95とは、必要に応じてそれぞれゲートバル
ブ75,85,86のところで切離すことができるよう
になっている。
次に上記構成の圧延設備1の作用について説明する。
粉末圧延機2において、所定量の粉末を粉末供給器70
を介して加熱筒45に投入する。この時に攪拌棒52は
降下させた状態にしておき、弁部55をネック部48に
密接させておく。従って、加熱筒45に投入された粉末
はネック部48の上に貯留される。そして蓋72を閉め
た後、排気手段19によってハウジング10の内部の空
気を排出する。また、発熱手段51によって加熱筒45
内の粉末を融点以下の所望温度に加熱するとともに、駆
動手段60によって攪拌棒52を回転させる。攪拌棒5
2が回転している間も弁部55がネック部48に密接し
た状態のままであるから、粉末が落下してしまうような
ことはない。こうして粉末が加熱されつつ攪拌棒52が
回転すると、ブレード54によって粉末が充分に攪拌さ
れ、加熱温度の均一化が図れるとともに、粉末の流動性
が確保される。粉末の温度は熱電対65によって把握す
ることができる。
粉末が所定温度まで充分均一に加熱されたところで、レ
バー56を持上げることにより歯車64と一緒に攪拌棒
52を上昇させる。攪拌棒52は軸封部53においてシ
ールされているから、攪拌棒52を上昇させる時も加熱
筒45内の真空度が維持される。攪拌棒52が上昇する
と、弁部55がネック部48から離れるため、ネック部
48上の粉体がガイド筒27を通って圧延ロール25,
26のところまで落下する。ロール25,26によって
加圧された圧粉板は、ゲートバルブ75を通ってシュー
タ室76に入る。そして操作機構78によって熱間圧延
機3の加熱炉84に挿入され、所定温度まで加熱された
のちにロール82,83間に導入されて所定の厚みに圧
延される。圧延中の熱間圧延機3の内部は、排気手段1
9によって前述の真空度に保たれる。こうして真空中で
熱間圧延された製品は、操作機構96によって製品取出
室95から外部から取出される。
上記構成の圧延設備1によれば、高度の真空雰囲気中で
しかも充分加熱された状態で粉末の圧延を行なうことが
できる。この粉末圧延機2においては粉末が攪拌棒52
によって連続的に充分攪拌されるから、真空中で加熱さ
れても粉末が凝固してしまうようなことがなく、安定し
た流動性が確保されるとともに、粉末の温度も安定して
いる。従ってこの粉末を圧延することによって、高品質
の圧粉板が得られる。また、ゲートバルブ75,85,
86を適宜開閉させることにより、圧延ラインの真空度
に影響を与えることなく粉末の投入から圧延および製品
の取出しまでの一連の工程を連続的に行なうことができ
る。
なお、本発明を実施するに当って、熱間圧延機3やシュ
ータ室76,製品取出室95を用いなくてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、圧延ロールに導入される前の粉末を所
望温度に加熱しつつ充分に攪拌することができ、高品質
の圧粉板を得る上で大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は圧延設備全体
の概念図、第2図は粉末圧延機の縦断面図、第3図は第
2図中の加熱筒部分の拡大断面図、第4図は圧延設備全
体の側面図である。 1…圧延設備、2…粉末圧延機、3…熱間圧延機、10
…ハウジング、19…排気手段、25,26…圧延ロー
ル、32…炉室筒、45…加熱筒、51…発熱手段、5
2…攪拌棒、54…ブレード、55…弁部、60…駆動
手段、65…熱電対、75,85,86…ゲートバル
ブ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の圧延ロールと、これら圧延ロールの
    上方に配置されかつ上下両端が開口するとともに内部に
    粉末が収容される耐熱性の加熱筒と、この加熱筒内の粉
    末を加熱可能に配置された発熱手段と、上記加熱筒内に
    上下方向に移動可能かつ軸回りに回転自在に挿入されし
    かも上記加熱筒内の粉末を攪拌するためのブレードおよ
    びこのブレードの下方に開閉可能に設けられていて閉時
    には加熱筒内に上記粉末を貯留し開時にこの粉末を上記
    圧延ロール側に落下させる弁部を備えた攪拌棒と、この
    攪拌棒を軸回りに回転させる駆動手段と、を具備したこ
    とを特徴とする粉末圧延機。
  2. 【請求項2】上記加熱筒と圧延ロールはそれぞれ気密に
    封止可能なハウジング内に収容されており、このハウジ
    ングには排気手段が接続され、しかも上記ハウジングに
    対する上記攪拌棒の貫通部分には攪拌棒の回転と軸方向
    の移動を許容する軸封手段が設けられている請求項1記
    載の粉末圧延機。
  3. 【請求項3】上記攪拌棒に熱電対が内蔵され、この熱電
    対によって検出された粉末の温度に応じて上記発熱手段
    が制御される請求項1記載の粉末圧延機。
JP29931988A 1988-11-26 1988-11-26 粉末圧延機 Expired - Lifetime JPH066722B2 (ja)

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JPH02145705A JPH02145705A (ja) 1990-06-05
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