JPH0667414U - 先入先出物品保管棚装置の物品停滞解除構造及び物品停滞解除システム - Google Patents

先入先出物品保管棚装置の物品停滞解除構造及び物品停滞解除システム

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JPH0667414U
JPH0667414U JP1597293U JP1597293U JPH0667414U JP H0667414 U JPH0667414 U JP H0667414U JP 1597293 U JP1597293 U JP 1597293U JP 1597293 U JP1597293 U JP 1597293U JP H0667414 U JPH0667414 U JP H0667414U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 傾斜棚上に物品が停滞することを防止した先
入先出物品保管棚装置を提供すること。 【構成】 先入先出物品保管棚装置120は、右、左傾
斜棚121,122を上下方向に交互に具えた物品収納
棚123と、上段の傾斜棚と下段の傾斜棚との間を昇降
して上段の傾斜棚上の物品Wを下段の傾斜棚に移載する
昇降フレーム142と、この昇降フレーム142の昇降
に伴って上下方向に傾動し上段の傾斜棚上を送られてき
た物品Wを先端で受け止める傾動ストッパー141とを
有し、物品収納棚123に搬入された順に物品Wを搬出
するようになっている。傾動ストッパー141の先端
は、傾動ストッパー141の傾動中心より下方まで傾動
するようになっている。傾動ストッパー141は、上方
へ傾くとき、受け止めている物品Wを一旦傾斜棚内に強
制的に押し込んでから、解放し、昇降フレーム142上
へ滑り込ませる。このため、物品Wの停滞が防止され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高所から搬入された物品を、互いに逆方向に傾斜した複数段の傾斜 棚に保管し、搬入順に低所から搬出する物品保管棚装置の傾斜棚に物品が停滞し ないようにするための構造及びシステムに関する。
【0002】
【既に出願考案の技術】
この種の物品保管棚装置は、本考案の出願人によって、実願平3−79767 号として出願されている。 この物品保管棚装置は、図5、図6に示すように、右下がりの傾斜棚21と左 下がりの傾斜棚22とを上下方向に交互に有する物品収納棚23と、傾斜棚21 に物品Wに搬入する物品搬入手段24と、上段の傾斜棚から送られて来た物品を 下段の傾斜棚に送り込む搬送方向変換手段25と、傾斜棚21,22に保管され た物品Wを搬出する物品搬出手段26とを具えている。
【0003】 右傾斜棚21と左傾斜棚22は、それぞれ回転自在な複数なローラ30を有し ている。 右傾斜棚21と左傾斜棚22は上下方向に交互に複数配列され、上下方向の1 つの配列によって1つの物品収納エリア27を構成している。
【0004】 物品収納棚23は、図5において紙面の表裏方向に複数の物品収納エリア27 を有している。最上段の右傾斜棚21の物品搬入口は、各物品収納エリア27の 物品搬入部28になっている。 このため、物品搬入手段24は各物品収納エリア27に共通に使用され、搬送 方向変換手段25と物品搬出手段26は各物品収納エリア27毎に具えられてい る。
【0005】 搬送方向変換手段25(図6参照)は、物品収納棚23の支柱40にピン49 によって傾動自在に設けられた傾動ストッパー41と、ピン43によって傾動テ ーブル44が設けられ支柱40に沿って昇降する昇降フレーム42と、昇降フレ ーム42に設けられ傾動ストッパー41に当接する傾動ストッパー作動片45と を有している。
【0006】 次に、物品保管棚装置20の動作を説明する。 物品搬入手段24は選択した物品収納エリア27の最上段の右傾斜棚21に物 品Wを搬入する。搬入された物品Wは右傾斜棚21上を自重によって滑り降りる 。 昇降フレーム42は、予め、支柱40上の昇降用エアーシリンダ46によって 右傾斜棚21まで上昇させられ、傾動ストッパー作動片45によって、傾動スト ッパー41を想像線の位置に押し上げ、物品Wを受け入れるようになっている。
【0007】 右傾斜棚21を滑り降りてきた物品Wは、そのまま傾動テーブル44上に滑り 込む。 その後、昇降フレーム42は支柱40上のストッパー50に当接するまで下降 し、傾動テーブル44が左傾斜棚22と同じ高さになる。このとき、傾動ストッ パー作動片45は、昇降フレーム42と一体に下降し、傾動ストッパー41から 離れる。傾動ストッパー41は自重によって図4の実線の位置に傾く。 このため、後続の物品Wは、傾動ストッパー41の先端に受け止められ、右傾 斜棚21の右端から落下するようなことがない。
【0008】 傾動テーブル44は、昇降フレーム42上の傾動用エアーシリンダ47の作動 によって図6において右端が上昇させられ、左下がりの状態になる。 物品Wは、自重によって傾動テーブル44から後向きに滑り出て、左傾斜棚2 2を滑り降り、次の搬送方向変換手段25に受け止められる。
【0009】 物品Wは、次の搬送方向変換手段25によって、さらに下段の右傾斜棚21に 今度は前向きに送り込まれ、前向きのまま右傾斜棚21上を滑り降りて行く。 このようにして、物品Wは、走行方向を変換させられながら次々に右、左傾斜 棚21,22上を滑り降りて行き、物品搬出手段26に受け止められて停止し、 保管される。 その後、次に搬入された物品Wも、同様にして、次々に右、左傾斜棚21,2 2を滑り降り、先に搬入された物品Wに当接して停止し、保管される。 保管された物品Wは、物品搬出手段26によって搬入順に搬送コンベヤ69上 に必要に応じて搬出される。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような先入先出物品収納棚は、高さを低くするため、傾斜棚の 傾斜を緩くすると、物品が棚の途中に停滞し、作業員が外部から停滞した物品を 強制的に動かさないかぎり、動作不能に陥るという問題点を有している。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、第1に、右下がりの傾斜棚と左下がりの傾斜棚とを上下方向に交互 に具えた物品収納棚と、上段の前記傾斜棚と下段の前記傾斜棚との間を昇降して 上段の前記傾斜棚上の物品を下段の前記傾斜棚に移載する昇降フレームと、前記 昇降フレームの昇降に伴って上下方向に傾動し前記昇降フレームが下降したとき 上段の前記傾斜棚上を送られてきた前記物品を先端で受け止める傾動ストッパー とを有し、前記物品収納棚に搬入された順に前記物品を搬出する先入先出物品保 管棚装置であって、前記傾動ストッパーの先端は、前記傾動ストッパーの傾動中 心より下方まで傾動するようにした物品停滞解除構造により、第2に、右下がり の傾斜棚と左下がりの傾斜棚とを上下方向に交互に具えた物品収納棚と、上段の 傾斜棚から送られてきた前記物品を下段の傾斜棚に送り込む複数の搬送方向変換 手段とを有し、前記物品収納棚に搬入された順に前記物品を搬出する先入先出物 品保管棚装置であって、前記各傾斜棚上の物品の有無を検知する第1センサーと 、前記搬送方向変換手段上の物品の有無を検知する第2センサーとを有し、前記 第2センサーの1つと当該第2センサーより下方の第1センサーとが前記物品が 無いことを検知し且つ当該第2センサーより上方の第1センサーが前記物品が有 ることを検知したとき、当該第2センサーより上方の搬送方向変換手段を作動さ せるようにした物品停滞解除システムにより、前記の課題を解決した。
【0012】
【作用】
先ず、物品停滞解除構造が設けられた先入先出物品保管棚装置の動作を説明す る。 高所の傾斜棚に搬入された物品は、自重により滑り降り、昇降フレーム上に滑 り込む。 昇降フレームは、下降し、物品を下段の傾斜棚に後向きに送り込む。 物品は、後向きになって滑り降りて行き、次の昇降フレームに滑り込み、さら に下段の傾斜棚に今度は前向きに送り込まれる。
【0013】 このようにして、物品は走行方向を変換させられながら次々に傾斜棚を滑り降 りていき、傾斜棚上に保管される。 後続の物品も同様にして、傾斜棚を滑り降りて行き、前方の物品に当接し、前 詰めの状態で傾斜棚上に保管される。 物品は、搬入順に搬出される。
【0014】 次に、物品停滞解除構造の動作を説明する。 上記の一連の動作において、昇降フレームは、上下方向で隣り合う傾斜棚を往 復昇降し、物品を上段の傾斜棚から受け取って、下段の傾斜棚に送り出す動作を 繰り返す。又、傾動ストッパーは、昇降フレームの昇降に伴って、上下方向に往 復傾動を繰り返す。 傾動ストッパーは、上方へ傾いたとき物品を昇降フレームに受け入れさせ、下 方に傾いたとき続けて滑り降りて来る後続の物品を先端で受け止め、その後続の 物品が傾斜棚の端から滑り落ちないようにする。
【0015】 傾動ストッパーが上方へ傾くとき、傾動ストッパーの先端は傾動ストッパーの 傾動中心より下方の位置から円弧を描きならがら上方へ移動する。このため、傾 動ストッパーは、受け止めている物品を一旦傾斜棚内に強制的に押し込んでから 、その物品を解放し、昇降フレーム上へ滑り込ませる。 このため、受け止められていた物品は、そのまま解放されるのではなく、一旦 傾斜棚内に押し込まれてから解放されるため、停滞せずに搬送方向変換手段に滑 り込む。
【0016】 次に、物品停滞解除装置が設けられた先入先出物品保管棚装置の動作を説明す る。 高所の傾斜棚に搬入された物品は、自重により滑り降り、搬送方向変換手段に 受け止められる。 搬送方向変換手段は、受け止めた物品を下段の傾斜棚に後向きに送り込む。 物品は、後向きになって滑り降りて行き、次の搬送方向変換手段に受け止めら れ、さらに下段の傾斜棚に今度は前向きに送り込まれる。
【0017】 このようにして、物品は走行方向を変換させられながら次々に傾斜棚を滑り降 りていき、物品搬出手段に受け止められて停止し、傾斜棚上に保管される。 後続の物品も同様にして、傾斜棚を滑り降りて行き、前方の物品に当接し、前 詰めの状態で傾斜棚上に保管される。 物品は、搬入順に搬出される。
【0018】 最後に、物品停滞解除システムの動作について説明する。 傾斜棚上に停滞する物品が生じると、この停滞物品の下方の物品は停滞するこ となく、継続して傾斜棚上を滑り降りるが、停滞物品より上方の物品は停滞させ られる。 このため、停滞物品の下段の傾斜棚の第1センサーは、上記下方の物品が通過 した後、次の物品が送られて来ないことを検知し、この第1センサーの上方隣の 搬送方向変換手段に次の物品を受取らせるようにする。しかし、次の物品は、停 滞しているため、搬送方向変換手段に滑り込んで行かない。 従って、搬送方向変換手段の第2センサーも次の物品が送られて来ないことを 検知する。 しかし、停滞物品の後方には後続の物品が順次搬入されているため、停滞物品 の傾斜棚、又は、この傾斜棚の上段の傾斜棚の第1センサーは、物品を検知して いる。
【0019】 このように、或る第2センサーとこの第2センサーより下方の第1センサーと が物品の非検知状態で、且つ、この第2センサーより上方の第1センサーが物品 の検知状態であるとき、物品停滞解除システムは、この第2センサーより上方の 搬送方向変換手段を作動させ、停滞物品の後方に上段の傾斜棚の物品を強制的に 送り込ませる。 停滞物品は、強制的に送り込まれた物品に押されて、傾斜棚を滑り降りる。 これによって、物品の停滞が解除され、物品は前詰めされる。
【0020】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。 物品保管棚装置(先入先出物品保管棚装置)120は、図1に示すように、右 下がりの右傾斜棚121と左下がりの左傾斜棚122とを上下方向に交互に有す る物品収納棚123と、最上段の右傾斜棚121に物品Wを搬入する物品搬入手 段124と、上段の傾斜棚から送られて来た物品Wを下段の傾斜棚に送り込む搬 送方向変換手段125と、傾斜棚121,122に保管された物品Wを搬出する 物品搬出手段126とを具えている。 なお、右下がりとは図1において右側が下がっていることであり、左下がりと は左側が下がっていることをいう。
【0021】 右傾斜棚121と左傾斜棚122はそれぞれ複数のローラ130を有している 。ローラ130は物品Wを自重によって滑り降ろさせるため回転自在に設けられ ている。右傾斜棚121と左傾斜棚122の上端側には、物品Wを検知する第1 センサー131が取付けられている。 右傾斜棚121と左傾斜棚122は上下方向に交互に複数配列され、上下方向 の1つの配列によって1つの物品収納エリア127を構成している。
【0022】 物品収納棚123は、図1において紙面の表裏方向に複数の物品収納エリア1 27を有している。最上段の右傾斜棚121の物品搬入口は、各物品収納エリア 127の物品搬入部128になっている。 このため、物品搬入手段124は各物品収納エリア127に共通に使用され、 搬送方向変換手段125と物品搬出手段126は各物品収納エリア127毎に具 えられている。
【0023】 搬送方向変換手段125(図1参照)は、右、左傾斜棚121,122の両端 近くに具えられている。 この搬送方向変換手段125(図2参照)は、物品収納棚123の支柱140 にピン(傾動中心)149によって傾動自在に設けられた傾動ストッパー141 と、支柱140に沿って昇降する昇降フレーム142と、この昇降フレーム14 2上にピン143によって傾動自在に設けられた傾動テーブル144と、昇降フ レーム142と一体で傾動ストッパー141に当接する傾動ストッパー作動片1 45と、昇降フレーム142を昇降させる昇降用エアーシリンダ146と、傾動 テーブル144を傾動させる傾動用エアーシリンダ147とを有している。傾動 テーブル144には複数のローラ148が回転自在に設けられている。 傾動ストッパー141の先端151は、ピン149より下方まで移動するよう になっている。 傾動テーブル144には、第2センサー132が取付けられている。
【0024】 搬送方向変換手段125の動作を説明する。 昇降フレーム142は、上段の右傾斜棚121を滑り降りて来る物品Wを受け 止めるため、昇降用エアーシリンダ146によって右傾斜棚121まで上昇させ られ、想像線で示すように搬入待機状態になっている。このとき、傾動ストッパ ー作動片145は、傾動ストッパー141を想像線の位置に押し上げ、物品Wが 傾動テーブル144上に滑り込めるようにしている。また、傾動テーブル144 は、図2において右下がりの状態になっている。
【0025】 右傾斜棚121を滑り降りてきた物品Wは、そのまま傾動テーブル144上に 滑り込み、傾動テーブル144に受け止められる。 その後、昇降フレーム142は支柱140上のストッパー150に当接するま で下降し、傾動テーブル144は左傾斜棚122と同じ高さになる。このとき、 傾動ストッパー作動片145も昇降フレーム142と一体に下降するため、傾動 ストッパー141は、自重により下方へ傾動し、図2の実線の状態になる。この ため、次に滑り降りてくる物品Wは、傾動ストッパー141の先端151に受け 止められ、右傾斜棚121の右端から落下するようなことがない。
【0026】 左傾斜棚122と同じ高さになった傾動テーブル144は、傾動用エアーシリ ンダ147の作動によって図2において右端が上昇させられ、左下がりの状態に なる。 このことによって、物品Wは自重によって傾動テーブル144から後向きに滑 り出て、左傾斜棚122を滑り降り次の搬送方向変換手段125に受け止められ る。
【0027】 その後、昇降フレーム142は次の物品を受け入れるべく傾動ストッパー14 1を押し上げながら上昇する。この間に、傾動テーブル144は、右下がりの状 態に戻り、且つ、傾動用エアーシンダ147は引っ込む。又、傾動ストッパー1 41の先端151は、ピン149より下方の位置から円弧を描きながら上方へ移 動する。このため、先端151は、受け止めている次の物品Wを、一旦、図2に おいて距離Lだけ、傾斜棚121内に押し込んだ後に、解放し、傾動テーブル1 44上に滑り込ませる。
【0028】 従って、底面が凹凸状の物品の場合、傾斜棚121のローラ130に引っ掛か るようなことがあっても、その物品は、傾動ストッパー141によって、一旦、 押し戻されてから滑り降りるため、引っ掛かりが解除されて、傾動テーブル14 4上に滑り込むことができる。又、長時間、傾動ストッパー141によって受け 止められ、底面にローラ130の跡が付いた物品であっても、同様に、引っ掛か りが解除されて、傾動テーブル144上に滑り込むことができる。
【0029】 次に、物品保管棚装置120全体の動作を説明する。 物品搬入手段124は選択した物品収納エリア127の最上段の右傾斜棚12 1に物品Wを搬入する。搬入された物品Wは右傾斜棚121を自重によって滑り 降り搬送方向変換手段125に受け止められる。 搬送方向変換手段125は受け止めた物品Wを下段の左傾斜棚122に後向き に送り込む。このため、上段の右傾斜棚121を前向に滑り降りてきた物品Wは 下段の左傾斜棚122を後向きに滑り降りていく。 物品Wは、次の搬送方向変換手段125に受け止められ、さらに下段の右傾斜 棚121に今度は前向きに送り込まれ、前向きのまま右傾斜棚121を滑り降り ていく。
【0030】 このようにして、物品Wは、走行方向を変換させられながら次々に右、左傾斜 棚121,122を滑り降りていき、物品搬出手段126に受け止められて停止 し、保管される。 その後、次に搬入された物品Wも、同様にして、次々に右、左傾斜棚121, 122を滑り降り、先に搬入された物品Wに当接して停止し、保管される。 最後に、物品Wは、図1に示すように、各右、左傾斜棚121,122上に前 詰めされた状態で保管され、必要に応じて、物品搬出手段126によって搬入順 に搬送コンベヤ169上に搬出される。 なお、搬送方向変換手段125上には物品Wが保管されないようになっている 。
【0031】 次に、右、左傾斜棚121,122上を物品Wが正常に滑り降りられるときの 、第1、第2センサー131,132の動作を説明する。 仮に、図3のように1つの物品Wが搬出されたとすると、最下段の左傾斜棚1 22上の各物品Wは、その分、滑り降り、左傾斜棚122の右端に物品1つ分の スペースSが生じる。左傾斜棚122に設けられた第1センサー131は物品が 無くなりスペースSが生じたことを検知する。
【0032】 すると、その第1センサー131の上方隣の搬送方向変換手段125の昇降フ レーム142は、上昇して上段の右傾斜棚121上の物品を受取った後に、下降 して最下段の左傾斜棚122に送り込み、スペースSを埋める。 なお、昇降フレーム142は、第2センサー132で物品を受取ったことを検 知しないときには、上段の右傾斜棚121に上昇したままで、下降しないように なっている。 以上の動作は、物品が出庫されたときとみならず、入庫時に物品を前詰めして いるときも同様にして行われる。
【0033】 ところが、上記の一連の動作において、例えば、図4に示すように、下から2 段目の棚である右傾斜棚121の途中に物品W1,W2が停滞した場合、最下段 の左傾斜棚122のスペースSに送り込む物品W1を受取りに昇降フレーム14 2が上昇しても、その物品W1を受取ることができないため、昇降フレーム14 2は上昇し、停止したままになり、物品保管棚装置120が動作不能に陥ること になる。
【0034】 そこで、このようなことが生じないように、右傾斜棚121上の第1センサー 131が、図4のように、物品W2を検知している場合には、その右傾斜棚12 1の上方隣の搬送方向変換手段125、すなわち、図4において、左下の搬送方 向変換手段125は特別に作動し、さらに上方の左傾斜棚122から物品W3を 受取り、右傾斜棚121に送り込み、停滞している最後尾の物品W2に押し当て る。 これによって、停滞している物品W1,W2は、衝撃を受け、右傾斜棚121 を滑り降り、昇降フレーム142に受け止められ、昇降フレーム142による前 詰め動作が継続される。
【0035】 このようにして、前詰めが行われ、図4に示すように、下から3段目の傾斜棚 122に設けられた第1センサー131と、この第1センサー131の右隣の搬 送方向変換手段125の第2センサー132とが物品の無いことを検知し、且つ 、この搬送方向変換手段125より上方の何れの第1センサー131も物品の無 いことを検知した場合には、下から4段目以上の傾斜棚21,22には物品が無 いことになり、全ての搬送方向変換手段125は作動するようなことがない。 以上の動作は、公知の回路の組合せによって構成されている制御回路(図示省 略)によって自動的に行われる。
【0036】
【考案の効果】
請求項1の停滞解除構造と、請求項2の物品停滞解除システムは、物品の停滞 を自動的に解除することができる。このため、物品収納棚全体の高さを低くて傾 斜棚の傾斜を緩やかにしても、物品を前詰めすることができ、物品保管棚装置が 動作不能に陥ることを防止することができる。 又、物品の底が凹凸状になっていても、同様に、物品を前詰めすることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の物品停滞解除構造と物品停滞解除シス
テムを具えた物品保管棚装置の概略正面図である。
【図2】本考案の物品停滞解除構造を具えた搬送方向変
換手段の正面図である。
【図3】物品保管棚装置の動作説明用の図である。
【図4】物品保管棚装置の動作説明用の図である。
【図5】従来の物品保管棚装置の正面図である。
【図6】従来の搬送方向変換手段の正面図である。
【符号の説明】
W 物品 120 物品保管棚装置(先入先出物品保管棚装置) 121 右傾斜棚(傾斜棚) 122 左傾斜棚(傾斜棚) 123 物品収納棚 125 搬送方向変換手段 131 第1センサー 132 第2センサー 141 傾動ストッパー 142 昇降フレーム 149 ピン(傾動中心) 151 傾動ストッパーの先端

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 右下がりの傾斜棚と左下がりの傾斜棚と
    を上下方向に交互に具えた物品収納棚と、上段の前記傾
    斜棚と下段の前記傾斜棚との間を昇降して上段の前記傾
    斜棚上の物品を下段の前記傾斜棚に移載する昇降フレー
    ムと、前記昇降フレームの昇降に伴って上下方向に傾動
    し前記昇降フレームが下降したとき上段の前記傾斜棚上
    を送られてきた前記物品を先端で受け止める傾動ストッ
    パーとを有し、前記物品収納棚に搬入された順に前記物
    品を搬出する先入先出物品保管棚装置であって、前記傾
    動ストッパーの先端は、前記傾動ストッパーの傾動中心
    より下方まで傾動することを特徴とする、先入先出物品
    保管棚装置の物品停滞解除構造。
  2. 【請求項2】 右下がりの傾斜棚と左下がりの傾斜棚と
    を上下方向に交互に具えた物品収納棚と、上段の傾斜棚
    から送られてきた前記物品を下段の傾斜棚に送り込む複
    数の搬送方向変換手段とを有し、前記物品収納棚に搬入
    された順に前記物品を搬出する先入先出物品保管棚装置
    であって、前記各傾斜棚上の物品の有無を検知する第1
    センサーと、前記搬送方向変換手段上の物品の有無を検
    知する第2センサーとを有し、前記第2センサーの1つ
    と当該第2センサーより下方の第1センサーとが前記物
    品が無いことを検知し且つ当該第2センサーより上方の
    第1センサーが前記物品が有ることを検知したとき、当
    該第2センサーより上方の搬送方向変換手段を作動させ
    ることを特徴とする、先入先出物品保管棚装置の物品停
    滞解除システム。
JP1993015972U 1993-03-10 1993-03-10 先入先出物品保管棚装置の物品搬出装置 Expired - Lifetime JP2558621Y2 (ja)

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Cited By (2)

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