JPH0667680B2 - 自在平行定規におけるスケ−ルバランス装置 - Google Patents

自在平行定規におけるスケ−ルバランス装置

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JPH0667680B2
JPH0667680B2 JP25934986A JP25934986A JPH0667680B2 JP H0667680 B2 JPH0667680 B2 JP H0667680B2 JP 25934986 A JP25934986 A JP 25934986A JP 25934986 A JP25934986 A JP 25934986A JP H0667680 B2 JPH0667680 B2 JP H0667680B2
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義隆 儀部
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旭精密株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自在平行定規におけるスケールの自重による回
転力をバランスさせるスケールバランス装置に関する。
従来の技術 従来装置としては、実公昭52−28605号公報、実開昭59
−131893号公報及び特開昭61−104898号公報などに記載
の装置が知られている。
実公昭52−28605号の装置は、スケールと一体に回転す
るカム部材に従動部材をばね弾力を介し制動装置として
当接せしめ、スケールの自重による回転力をバランスす
るものである。
実開昭59−131893号の装置は、スケールと一体に回転す
る回転部材に引張弾力を付勢したロープを巻きつけ、ス
ケールの自重による回転力をバランスするものである。
特開昭61−104898号公報の装置は、スケールの回転軸と
は軸心を別の位置に置く回転体を、スケールに連動さ
せ、この回転体にばね弾力を付勢してスケールの自重に
よる回転力をバランスするものである。
発明が解決しようとする問題点 この種、スケールのバランス装置では、自在平行定規を
取付けた図板が傾斜しているとき、スケールが真上と真
下を向くとき自重による回転力がゼロになり、真上から
水平方向に向かって回転するに従って徐々に回転力が増
大し、水平位置で最高になり、水平から真下方向に回転
するに従って徐々に減少するのに対応した円滑なバラン
スを与えられるか否かが問題になる。
実公昭52−28605号の装置では、スケールと一体に回転
するカム部材に従動部材をばね弾力を介して制動装置と
して当接せしめるため、円滑な制動が難しく、またスケ
ールの回転操作が重くなる問題があり、実開昭59−1318
93号の装置は、スケールと一体に回転する回転部材に引
張ばね弾力を付勢したロープを巻きつけ、回転に伴って
ロープを引っ張るため、スケールが真上から水平に回転
するときは良いが、水平から真下に向かうときに引張力
が増大し続けるため、スケールの自重による回転力をバ
ランスさせるのが困難になる問題があり、特開昭61−10
4898号公報の装置は、スケールの回転軸とは軸心を別の
位置に置く回転体を、スケールに連動して回転させ、こ
の回転体にばね弾力を付勢してスケールの自重による回
転力をバランスするものであるため、装置が複雑にな
り、連動装置に負担がかかる問題がある。
問題点を解決するための手段 そこで本発明は、スケール操作ヘッド部の、スケールと
一体に回転する回転部材に巻込みプーリとカム部材を設
け、巻込みプーリには巻込み可能に引張部材を設けると
共に、カム部材には一端側が従動自在に係合しカム形状
に従って長手方向に沿って移動自在な従動部材を設ける
一方、非回転部材に支点軸を中間に揺動自在にバランス
杆を設け、前記引張部材の他端側と従動部材の他端側を
前記バランス杆の両側に支点軸を間にしてそれぞれ連結
し、前記引張部材又は従動部材に引張ばね弾力を付与
し、スケールの回転角度の自重による回転力をバランス
してなる自在平行定規におけるスケールバランス装置を
提供するものである。
作 用 スケールが真上から水平に向かって回転するとき、巻込
みプーリの回転に応じて引張部材は引き込まれ、略引き
込み量に比例したばね弾力を回転部材に与え、スケール
の自重による回転力に対抗してスケールのバランスを取
り、水平から真下に向かって回転するとき、引張部材の
引き込み量は増大するが、カム部材によって従動部材が
バランス杆を介して引張部材の引き込み量を超えて引き
込み方向に移動し、引張部材に作用するばね弾力を徐々
に減少させて、スケールの自重による回転力に抗して対
抗してバランスを取る。
実施例 以下図示する実施例により、本発明装置を詳細に説明す
ると、1は図板面に沿って平行移動するカーソル又はプ
ーリ台などに連結されるスケール操作ヘッド部の軸受基
盤で、本発明の非回転部材を構成しており、その軸受部
で中空状の軸杆2を回転自在に支持している。軸杆2の
上部には本発明に係る回転部材3がネジにより一体に固
定してあり、下部にはスケール支持基盤4がネジにより
一体に固定してある。回転部材3の上部にはスケール操
作用のハンドル5が一体に固定してある一方、スケール
支持基盤4の先端にはスケール取付板6が固定してあ
り、該ハンドル5により下部のスケール取付板6に取付
たスケールを回転操作することができるように構成して
ある。また、軸受部には固定レバー8によって随時軸受
基盤1に固定することができる分度盤7が回転可能に取
付けてあり、スケール支持基盤4側に固定したバーニヤ
板9に相対している。分度盤7には、また、スケール固
定板10と割り出し板11とが一体に固定してあり、スケー
ル固定板10は図では省略したスケール固定レバーで随時
スケール支持基盤4に固定可能で、割り出し板11は所定
角度毎の溝に割り出し爪12が係合してスケール支持基盤
4に固定可能に構成してある。割り出し爪12は、スケー
ル支持基盤4の下面に沿って連動する連動片13、軸杆2
及び回転部材3の中空部内に貫通して設けたテコ杆14、
及びハンドル5の側部に設けたレバー15に夫々連動し
て、割り出し板11に係脱操作可能に設けてある。16、17
はスケール取付板6と一体に回転するカバー体で、バー
ニヤ板9に相対する部分にはルーペ18が設けてある。19
はスケール取付ネジである。
ここで、本発明に係る回転部材3には、略円弧状をなす
巻込みプーリ20が設けてあると共に、下方に向かって凹
溝状をなすカム部材21が一体に設けてある。巻込みプー
リ20には、引張部材22の一端側が巻込み可能に取付けて
あり、該引張部材20の他端側は引張ばね23を介して長さ
調節自在にバランス杆24の一側部に取付けてある。実施
例の場合、バランス杆24には中空外ねじ状の調整杆26が
進退自在に螺合してあり、中空部内に調整杆26と一体に
進退し且つ回転自由に嵌合した引張杆27を設けて、前記
引張部材22の他端を取付けてある。バランス杆24はその
中間部を軸受基盤1に立設した支点軸25に揺動自在に設
けてある。バランス杆24の他端側にカム部材21の従動部
材28の他端部側が揺動可能に設けてある。実施例の場
合、カム部材21の凹溝内には従動部材28の先端に回転自
在に設けたベアリング29が係合し、前記引張部材22と従
動部材28とは引張ばね23の引張力を受けて釣り合ってい
る。30は従動部材28を揺動可能、且つ長手方向に移動自
在に案内する案内部材である。また、実施例の場合、引
張部材22には撓み方向に引張力を付与するばね弾性部材
31が設けてある。即ち、軸受基盤1に立設した支軸32を
中心に揺動するレバー33を設け、該レバー33の先端部の
テンションローラ34を引張部材22の一側部に回転自在に
当接せしめ、該レバー33の軸受基盤1に立設した支軸35
との間に張設したばね弾性部材31で撓み方向に引っ張る
ように構成してある。従って、この場合、引張部材22に
加わる引張力が弱いときは、ばね弾性部材31の引張力に
よって引張部材22に撓みが付与されると共に、引張力が
強くなると引張部材22は直線的になり、引張部材22に巻
込みプーリ20から加わる引張力の強弱により、引張部材
22の巻込み方向への移動量を調整することができる。
第5図乃至第7図示のように、巻込みプーリ20及びカム
部材21は、スケール(スケール取付板6)が真上の位置
から水平位置を経て真下の位置に至る回転に伴って、18
0゜回転するから、最低限、この180゜部分の構成だけで
充分である。実施例の場合、先ず、巻込みプーリ20は、
図上、A−B−Cの180゜の半円弧状をなし、カム部材2
1は、図上、B−C間の90゜部分が1/4円弧状、C−
D間の90゜部分が徐々に回転半径が大きくなる卵形に構
成してある。従って、この場合、スケールが真上から水
平方向に回転する第5図から第6図に移行するときは、
引張部材22は巻込みプーリ20の円弧に沿って巻き込ま
れ、この巻き込み量に比例して引張ばね23及びばね弾性
部材31の引張力を受け、スケールの自重による回転力を
相殺してバランスを図ることとなる。また、このとき、
カム部材211は回転半径が一定に保たれるから、バラン
ス杆24は不動の状態に維持されいる。次いで、スケール
が水平から真下まで回転する第6図から第7図に移行す
るときは、引張部材22は巻込みプーリ20のBからCに至
る円弧により更に巻き込まれることとなるが、このとき
カム部材21はCからDに至る徐々に回転半径を増大する
形状に沿って従動部材28を、図上、右から左に移行させ
るから、バランス杆24は支点軸25を中心に引張部材22の
他端を巻き込み方向に送りだし、引張ばね23の引張力を
徐々に弱めて、スケールの自重による回転力にバランス
させることとなる。尚、この場合、バランス杆24の支点
軸25の位置が、従動部材28との連結部の間隔より引張部
材22との連結部の間隔の方を約3倍以上に大きく調整す
るのが好ましい。このバランス杆24の支点軸25の位置調
整による従動部材28の移動量に対する引張部材22の移動
比率を小さくするため、第5図乃至第7図で破線で示す
如く、巻込みプーリ20の形状をBからCに至る部分でB
からC′の如く回転半径を極端に小さく形成し、第6図
のスケールが水平な位置から第7図のスケールが真下を
向く位置までの引張部材22の巻込み量を小さくするよう
に構成することができる。また、この構成によって、カ
ム部材21のC−D間の回転半径の増大量をそれだけ少な
く構成することができる。
効 果 以上の通り本発明によれば、スケール操作ヘッド部の、
スケールと一体に回転する回転部材に巻込みプーリとカ
ム部材を設け、巻込みプーリには巻込み可能に引張部材
を設けると共に、カム部材には一端側が従動自在に係合
しカム形状に従って長手方向に沿って移動自在な従動部
材を設ける一方、非回転部材に支点軸を中間に揺動自在
にバランス杆を設け、前記引張部材の他端側と従動部材
の他端側を前記バランス杆の両側に支点軸を間にしてそ
れぞれ連結し、前記引張部材又は従動部材に引張ばね弾
力を付与し、スケールの回転角度の自重による回転力を
バランスしてなる構成を有するから、スケールが真上か
ら水平に向かって回転するとき、巻込みプーリの回転に
応じて引張部材は引き込まれ、略引き込み量に比例した
ばね弾力を回転部材に与え、スケールの自重による回転
力に対抗してスケールのバランスを取り、水平から真下
に向かって回転するとき、引張部材の引き込み量は増大
するが、カム部材によって従動部材がバランス杆を介し
て引張部材の引き込み量を超えて引き込み方向に移動
し、引張部材に作用するばね弾力を徐々に減少させて、
スケールの自重による回転力に対抗してバランスを取る
ことができ、従来の自在平行定規におけるスケール操作
ヘッド部に大きな設計変更を加えることなく、合理的に
円滑に作動するスケールバランス装置を提供する効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例の要部を示す平面図、第
2図は第1図のA−A′線に沿って縦断して示す断面
図、第3図は第1図のB−B′線にそって縦断して示す
断面図、第4図は第1図の要部を縦断して示す縦断正面
図、第5図乃至第7図は夫々本発明装置の作動態様を説
明する概略説明図である。 1……軸受基盤(非回転部材) 2……軸杆 3……回転部材 4……スケール支持基盤 5……ハンドル 6……スケール取付板 20……巻込みプーリ 21……カム部材 22……引張部材 23……引張ばね 24……バランス杆 25……支点軸 28……従動部材 31……ばね弾性部材 33……レバー 34……テンションローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スケールと一体に回転する回転部材に巻込
    みプーリとカム部材を設け、巻込みプーリには巻込み可
    能に引張部材を設けると共に、カム部材には一端側が従
    動自在に係合しカム形状に従って長手方向に沿って移動
    自在な従動部材を設ける一方、非回転部材に支点軸を中
    間に揺動自在にバランス杆を設け、前記引張部材の他端
    側と従動部材の他端側を前記バランス杆の両側に支点軸
    を間にしてそれぞれ連結し、前記引張部材又は従動部材
    に引張ばね弾力を付与し、スケールの回転角度の自重に
    よる回転力をバランスしてなる自在平行定規におけるス
    ケールバランス装置
  2. 【請求項2】特許請求の範囲(1)に記載の装置におい
    て、前記プーリとカム部材の形状をスケールの回転角度
    の自重による回転力に対応して形成してなる自在平行定
    規におけるスケールバランス装置
  3. 【請求項3】特許請求の範囲(1)又は(2)に記載の
    装置において、引張ばね弾力を引張部材に付与してなる
    自在平行定規におけるスケールバランス装置
  4. 【請求項4】特許請求の範囲(1)、(2)又は(3)
    に記載の装置において、支点軸とバランス杆との相対位
    置を移動可能にしてなる自在平行定規におけるスケール
    バランス装置
JP25934986A 1986-10-30 1986-10-30 自在平行定規におけるスケ−ルバランス装置 Expired - Lifetime JPH0667680B2 (ja)

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JPS63112200A JPS63112200A (ja) 1988-05-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2520547Y2 (ja) * 1990-03-27 1996-12-18 マックス株式会社 製図ヘッドの自在平衡装置並びに該装置に用いる調節量表示装置

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JPS63112200A (ja) 1988-05-17

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