JPH0668403A - 磁気抵抗素子駆動回路 - Google Patents
磁気抵抗素子駆動回路Info
- Publication number
- JPH0668403A JPH0668403A JP4218970A JP21897092A JPH0668403A JP H0668403 A JPH0668403 A JP H0668403A JP 4218970 A JP4218970 A JP 4218970A JP 21897092 A JP21897092 A JP 21897092A JP H0668403 A JPH0668403 A JP H0668403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetoresistive element
- change
- equation
- transistor
- drive circuit
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープへの放熱による磁気抵抗素子の温
度変化が原因で発生する再生出力電圧の変動を防止す
る。 【構成】 同一ヘッドチップ内に隣接して配置されかつ
アース電源間に直列接続された磁気抵抗素子1を最大感
度に、磁気抵抗素子2を逆位相最大感度または最小感度
になるように直流バイアス磁界を印加する。温度依存性
をもつ磁気抵抗素子の分圧比が温度の変化でも不変のた
め、出力電圧が変動しない。
度変化が原因で発生する再生出力電圧の変動を防止す
る。 【構成】 同一ヘッドチップ内に隣接して配置されかつ
アース電源間に直列接続された磁気抵抗素子1を最大感
度に、磁気抵抗素子2を逆位相最大感度または最小感度
になるように直流バイアス磁界を印加する。温度依存性
をもつ磁気抵抗素子の分圧比が温度の変化でも不変のた
め、出力電圧が変動しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気抵抗素子を用いた磁
気記録再生回路における磁気抵抗素子駆動回路に関する
ものである。
気記録再生回路における磁気抵抗素子駆動回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルコンパクトカセット(以
下DCCと呼ぶ)に代表されるように、磁気抵抗素子を
用いたデジタル磁気記録再生装置が商品化されてきてい
る。
下DCCと呼ぶ)に代表されるように、磁気抵抗素子を
用いたデジタル磁気記録再生装置が商品化されてきてい
る。
【0003】このような機器において、磁気抵抗素子は
媒体に記録された磁化を抵抗変化に変換する素子であ
る。この抵抗変化を電圧変化に変換する手段として磁気
抵抗素子駆動回路がある。
媒体に記録された磁化を抵抗変化に変換する素子であ
る。この抵抗変化を電圧変化に変換する手段として磁気
抵抗素子駆動回路がある。
【0004】以下に、従来の磁気抵抗素子駆動回路の一
例について説明する。図2はこの従来の磁気抵抗素子駆
動回路のブロック図を示すものである。図2において、
1は抵抗値Rmの磁気抵抗素子、3は再生信号の出力端
子、R3,R4及びR5はそれぞれ抵抗値R3,R4及
びR5の抵抗、Q1はトランジスタ、5は電圧値Vの電
源である。
例について説明する。図2はこの従来の磁気抵抗素子駆
動回路のブロック図を示すものである。図2において、
1は抵抗値Rmの磁気抵抗素子、3は再生信号の出力端
子、R3,R4及びR5はそれぞれ抵抗値R3,R4及
びR5の抵抗、Q1はトランジスタ、5は電圧値Vの電
源である。
【0005】以上のように構成された磁気抵抗素子駆動
回路について、以下その動作について説明する。
回路について、以下その動作について説明する。
【0006】磁気抵抗素子1は磁気媒体(図示せず)上
の記録磁化の微小変化dHに応じて抵抗値Rmが変化す
る。
の記録磁化の微小変化dHに応じて抵抗値Rmが変化す
る。
【0007】Rmの変化dRm/dHは(数1)で決まる
電流Isにより電圧値の変化Is*dRm/dHに変換さ
れる。
電流Isにより電圧値の変化Is*dRm/dHに変換さ
れる。
【0008】
【数1】
【0009】電圧値の変化はトランジスタQ1のベース
に入力され、抵抗R4及びR5で決まる所定の増幅がな
されて出力端子3に出力される。
に入力され、抵抗R4及びR5で決まる所定の増幅がな
されて出力端子3に出力される。
【0010】結局、磁気媒体上の記録磁化の微小変化d
Hに対して出力端子3に現れる電圧Eの変化dE/dH
は、トランジスタQ1のベース入力インピーダンスを∞
とした場合、(数2)で与えられる。ただし、γは磁気
抵抗素子1で決まる定数である。
Hに対して出力端子3に現れる電圧Eの変化dE/dH
は、トランジスタQ1のベース入力インピーダンスを∞
とした場合、(数2)で与えられる。ただし、γは磁気
抵抗素子1で決まる定数である。
【0011】
【数2】
【0012】以下、dE/dHを感度と呼ぶ。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、磁気抵抗素子1の温度特性等により抵抗
値Rmが経時的に変化した場合、トランジスタQ1のベ
ース電位が変化し、出力端子3の電位が変化してしま
う。出力端子3の電位が安定しないと、以降の回路設計
が非常に難しくなり回路規模が増大する。
来の構成では、磁気抵抗素子1の温度特性等により抵抗
値Rmが経時的に変化した場合、トランジスタQ1のベ
ース電位が変化し、出力端子3の電位が変化してしま
う。出力端子3の電位が安定しないと、以降の回路設計
が非常に難しくなり回路規模が増大する。
【0014】また、(数2)から明らかなように、感度
dE/dHが電源5の電圧値Vに依存するため、電源電
圧変動に対し安定した動作が得られないという問題点を
有していた。
dE/dHが電源5の電圧値Vに依存するため、電源電
圧変動に対し安定した動作が得られないという問題点を
有していた。
【0015】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、磁気抵抗素子1の抵抗値Rmの経時変化が出力端子
3の電位に影響せず、かつ電源電圧変動に対し安定した
動作を得る磁気抵抗素子駆動回路を提供することを目的
とする。
で、磁気抵抗素子1の抵抗値Rmの経時変化が出力端子
3の電位に影響せず、かつ電源電圧変動に対し安定した
動作を得る磁気抵抗素子駆動回路を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気抵抗素子駆動回路は、第1の磁気抵抗素
子と、第2の磁気抵抗素子と、トランジスタと、電圧源
とで構成され、第1の磁気抵抗素子の一方の端子をトラ
ンジスタのエミッタに接続し、第2の磁気抵抗素子の一
方の端子をトランジスタのコレクタに接続し、電圧源の
出力をトランジスタのベースに接続している。
に本発明の磁気抵抗素子駆動回路は、第1の磁気抵抗素
子と、第2の磁気抵抗素子と、トランジスタと、電圧源
とで構成され、第1の磁気抵抗素子の一方の端子をトラ
ンジスタのエミッタに接続し、第2の磁気抵抗素子の一
方の端子をトランジスタのコレクタに接続し、電圧源の
出力をトランジスタのベースに接続している。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成によって、出力端子の電
位はトランジスタのコレクタ電位で与えられ、コレクタ
電流と第2の磁気抵抗素子の抵抗値の積で決まる電圧降
下を電源電圧から差し引いたもので与えられる。一方、
コレクタ電流は第1の磁気抵抗素子の抵抗値に反比例す
る。すなわち、トランジスタのコレクタ電位は磁気抵抗
素子の抵抗値変化に対し負帰還が与えられるように動作
する。
位はトランジスタのコレクタ電位で与えられ、コレクタ
電流と第2の磁気抵抗素子の抵抗値の積で決まる電圧降
下を電源電圧から差し引いたもので与えられる。一方、
コレクタ電流は第1の磁気抵抗素子の抵抗値に反比例す
る。すなわち、トランジスタのコレクタ電位は磁気抵抗
素子の抵抗値変化に対し負帰還が与えられるように動作
する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0019】図1は本発明の実施例における磁気抵抗素
子駆動回路の回路図を示すものである。図1における
3,5及びQ1については図2の従来例と同じであるの
で説明は省略する。1は抵抗値Rm1の第1の磁気抵抗素
子、2は抵抗値Rm2の第2の磁気抵抗素子、R1は抵抗
値R1の抵抗、R2は抵抗値R2の抵抗、4は抵抗R1
及びR2で構成される電圧源である。
子駆動回路の回路図を示すものである。図1における
3,5及びQ1については図2の従来例と同じであるの
で説明は省略する。1は抵抗値Rm1の第1の磁気抵抗素
子、2は抵抗値Rm2の第2の磁気抵抗素子、R1は抵抗
値R1の抵抗、R2は抵抗値R2の抵抗、4は抵抗R1
及びR2で構成される電圧源である。
【0020】電圧源4の電圧値Vrefは電源5の電圧
V、抵抗R1及びR2の抵抗値R1及びR2より(数
3)で与えられる。
V、抵抗R1及びR2の抵抗値R1及びR2より(数
3)で与えられる。
【0021】
【数3】
【0022】出力端子3の電位EはトランジスタQ1の
コレクタ電位と同じで、(数4)できまる。ただし、h
FEはトランジスタQ1の順方向電流増幅率である。
コレクタ電位と同じで、(数4)できまる。ただし、h
FEはトランジスタQ1の順方向電流増幅率である。
【0023】
【数4】
【0024】まず、第1の磁気抵抗素子1の抵抗値と第
2の磁気抵抗素子2の抵抗値を同じ値に選んだ場合を考
える。Rm1=Rm2で、このとき(数4)は(数5)の如
く変形できる。
2の磁気抵抗素子2の抵抗値を同じ値に選んだ場合を考
える。Rm1=Rm2で、このとき(数4)は(数5)の如
く変形できる。
【0025】
【数5】
【0026】すなわち、この場合、コレクタ電位は磁気
抵抗素子の抵抗値の関数でなくなり、磁気抵抗素子の抵
抗値の経時変化に対し出力端子3の電位は安定する。
抵抗素子の抵抗値の関数でなくなり、磁気抵抗素子の抵
抗値の経時変化に対し出力端子3の電位は安定する。
【0027】つぎに、第1及び第2の磁気抵抗素子1,
2それぞれの抵抗値が異なる場合を考える。一般的に、
磁気抵抗素子の抵抗値の経時変化の主要因として温度特
性が挙げられる。第1の磁気抵抗素子1の抵抗値の温度
特性をdRm1/dT、第2の磁気抵抗素子2の抵抗値の
温度特性をdRm2/dTで表現する。出力端子3の温度
特性dE/dTは(数4)を偏微分することで(数6)
で表される。
2それぞれの抵抗値が異なる場合を考える。一般的に、
磁気抵抗素子の抵抗値の経時変化の主要因として温度特
性が挙げられる。第1の磁気抵抗素子1の抵抗値の温度
特性をdRm1/dT、第2の磁気抵抗素子2の抵抗値の
温度特性をdRm2/dTで表現する。出力端子3の温度
特性dE/dTは(数4)を偏微分することで(数6)
で表される。
【0028】
【数6】
【0029】(数6)をdE/dT=0とおくことで、
(数7)が導出される。
(数7)が導出される。
【0030】
【数7】
【0031】(数7)を満足する様に第1及び第2の磁
気抵抗素子1,2を選べば、出力端子3の電位は温度に
依存しないことは明らかである。
気抵抗素子1,2を選べば、出力端子3の電位は温度に
依存しないことは明らかである。
【0032】一方、磁気媒体上の記録磁化の微小変化d
Hに対して出力端子3に現れる電圧Eの変化dE/dH
すなわち感度は、トランジスタQ1のベース入力インピ
ーダンスを∞とした場合、(数8)で与えられる。ただ
し、γ1は第1の磁気抵抗素子1で決まる定数、γ2は第
2の磁気抵抗素子2で決まる定数である。
Hに対して出力端子3に現れる電圧Eの変化dE/dH
すなわち感度は、トランジスタQ1のベース入力インピ
ーダンスを∞とした場合、(数8)で与えられる。ただ
し、γ1は第1の磁気抵抗素子1で決まる定数、γ2は第
2の磁気抵抗素子2で決まる定数である。
【0033】
【数8】
【0034】感度dE/dHが電源5の電圧値Vに依存
しないことは(数8)より明らかである。
しないことは(数8)より明らかである。
【0035】また、第1の磁気抵抗素子1の磁化の微小
変化に対する抵抗変化の極性を第2の磁気抵抗素子2の
それに対し逆にすることで、差動駆動が可能である事は
言うまでもない。
変化に対する抵抗変化の極性を第2の磁気抵抗素子2の
それに対し逆にすることで、差動駆動が可能である事は
言うまでもない。
【0036】また、第1及び第2の磁気抵抗素子1,2
のいずれか一方を、磁化の微小変化に対する抵抗変化を
ほぼ0にして使用しても同様の効果が期待できる。磁化
に対する抵抗変化をほぼ0にするには、磁気抵抗素子に
所定の直流磁界を与える事で容易に実現できる。
のいずれか一方を、磁化の微小変化に対する抵抗変化を
ほぼ0にして使用しても同様の効果が期待できる。磁化
に対する抵抗変化をほぼ0にするには、磁気抵抗素子に
所定の直流磁界を与える事で容易に実現できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、磁気抵抗
素子の抵抗値が経時的に変化した場合でも、出力端子の
電位は安定するので、以降の回路設計が非常に簡易にな
り、回路規模を大幅に削減できる。また、感度が電源電
圧に依存しないので電源電圧変動に対し常に安定した動
作が得られ、実用上極めて有用である。
素子の抵抗値が経時的に変化した場合でも、出力端子の
電位は安定するので、以降の回路設計が非常に簡易にな
り、回路規模を大幅に削減できる。また、感度が電源電
圧に依存しないので電源電圧変動に対し常に安定した動
作が得られ、実用上極めて有用である。
【図1】本発明の実施例における磁気抵抗素子駆動回路
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
【図2】従来の磁気抵抗素子駆動回路の構成を示す回路
図
図
1 第1の磁気抵抗素子 2 第2の磁気抵抗素子 3 出力端子 4 電圧源 5 電源 Q1 トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 一端をトランジスタのエミッタに、他端
を電源の一方に接続した第1の磁気抵抗素子と、 一端を上記トランジスタのコレクタに、他端を上記電源
の他方に接続した第2の磁気抵抗素子と、 上記トランジスタのベースに接続した電圧源と、を備え
た磁気抵抗素子駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218970A JPH0668403A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 磁気抵抗素子駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218970A JPH0668403A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 磁気抵抗素子駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0668403A true JPH0668403A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16728218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4218970A Pending JPH0668403A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 磁気抵抗素子駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0668403A (ja) |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP4218970A patent/JPH0668403A/ja active Pending
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