JPH0670610B2 - 原子吸光分光光度計 - Google Patents

原子吸光分光光度計

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JPH0670610B2
JPH0670610B2 JP60129631A JP12963185A JPH0670610B2 JP H0670610 B2 JPH0670610 B2 JP H0670610B2 JP 60129631 A JP60129631 A JP 60129631A JP 12963185 A JP12963185 A JP 12963185A JP H0670610 B2 JPH0670610 B2 JP H0670610B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は原子吸光分光光度計に関し、特に原子化部に
おけるいわゆるフレーム方式とフレームレス方式の切換
えを可能とした原子吸光分光光度計に関する。
(従来の技術とその問題点) 原子吸光分析において、熱解離を利用する試料の原子化
には2通りの方法がある。第1の方法は、フレーム原子
化法と呼ばれ、バーナによりフレームを燃やして原子化
を行う方法である。第2の方法は、フレームレス原子化
法と呼ばれ、グラファイト製チューブに大電流を流して
原子化を行う方法である。
このように、試料の原子化には2通りの方法があるた
め、従来の原子吸光分光光度計には、フレーム方式およ
びフレームレス方式のそれぞれの専用機と、両方が使用
できる兼用機とが製作されている。そして兼用機には、
原子化部だけを取換える方式のものと、両方の原子
化部を同一光軸上に配置したものとがある。ところが
前者の装置は、装置がコンパクトになるという長所を有
する反面、フレーム測定からフレームレス測定への切換
時、あるいはその逆の切換時に、原子化部の着脱作業を
必要とするため、切換作業が面倒であるという欠点があ
る。一方後者の装置は、両方の原子化部を同一光軸上
に配置しているため、装置が大形化し、価格も高価につ
くという欠点がある。
(発明の目的) この発明は、上記問題を解決するためになされたもの
で、フレーム測定とフレームレス測定間の切換作業を容
易に行なえ、装置もコンパクトで安価な原子吸光分光光
度計を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) この発明の原子吸光分光光度計は、上記目的を達成する
ために、フレームの光束通過方向を左右方向に定めて第
1の原子化部を支持台にに支持させ、この第1の原子化
部を高さ方向と光束通過方向に直角な前後方向に移動調
整する位置調整機構を設け、電気炉の光束通過方向を前
記フレームの光束通過方向と平行に定めて第2の原子化
部を第1の原子化部より低い位置でかつ光軸からみて第
1の原子化部より離れた位置で着脱可能に上記第1の原
子化部に取付けている。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例である原子吸光分光光度計
の斜視図を示し、第2図はその正面図、第3図は同じそ
の側面図を示す。また第4図および第5図は第1図の分
解斜視図を示し、すなわち第4図は、フレーム方式の原
子化部が支持台に支持されている状態を示す斜視図、第
5図はフレームレス方式の原子化部の斜視図を示す。
第4図に示すように、支持台1は、支持枠2に、可動板
3を、前後方向(X方向)へスライド自在に取付けて構
成される。支持枠2の前片2aには前後方向に延びる雌ね
じ4が形成され、その雌ねじ4に前後調整ねじ5が螺接
させて、そのねじ先端が可動板3の前端3aに回動自在に
連結される。したがって、前後調整ねじ5を回転操作す
ることにより、可動板3を支持枠2に沿って前後方向
(X方向)へ移動調整することが可能となる。
フレーム方式の原子化部6は、本体7の後端側に軸部8
を介しバーナーヘッド9を取付けて構成される。このバ
ーナーヘッド9は、軸部8に対し、その軸回り方向の回
転量を微調整可能であり、微調整後の回転を規制すめた
めのねじ10が軸部8側に設けられている。本体7の上面
中央部には、軸受穴11が穿孔され、本体7の上面前端部
にはねじ受取付穴12a,12bが穿設され、本体7の側面後
端部には目盛指示片13が突設される。さらに、本体7の
下面には回転軸14が穿設され、この回転軸14の内部に下
方に開口した雌ねじ(図示省略)が形成される。
一方、可動板3の中央部には、高さ調整ねじ15が鉛直軸
回りに回動自在に取付けられる。また、可動板3の後部
には、回転規制部材16が立設され、その回転規制部材16
の上端部には、本体7の横断面形状に対応した切欠部16
aが形成される。そして、上記原子化部6が、本体7の
後部を回転規制部材16の切欠部16aに嵌合した状態で、
回転軸14の雌ねじに、高さ調整ねじ15の雄ねじ15aを螺
接させる。この状態で高さ調整ねじ15を回転操作すれ
ば、原子化部6の鉛直軸回りの回転が回転規制部材16に
より規制されて、フレーム29の光束通過方向をほぼ左右
方向(Y方向)に保った状態で、原子化部6を高さ方向
(Z方向)に昇降調整することが可能となる。この場
合、フレーム29の光束通過方向を正確に左右方向(Y方
向)に設定するには、ねじ10を緩めてバーナーヘッド9
を軸部8の回りに回転調整し、調整後、再びねじ10を締
め付ければよい、また、高さ調整後、回転軸14の周胴部
に設けたねじ17を締め付ければ、高さ調整ねじ15の回転
を規制できて、原子化部6を所望の高さに保持できる。
一方、第5図に示すように、フレームレス方式の原子化
部20は、本体21の上片21aと前側片21bを横断面逆L字状
に構成し、その上片21aの上面に、グラファイトチュー
ブ等を内蔵した電気炉22が配設される。また、本体21の
前側片21bには、本体7(第4図参照)の横断面形状よ
りも寸法の大きな切欠部23が形成される。また、上片21
の下面中央部には、軸受穴11(第4図)に対応した回転
軸(図示省略)が突設され、切欠部23の上片中央部から
前方へ突出する回転量調整用突片24が本体21に取付けら
れる。
この原子化部20を原子化部6へ取付けるにあたり、原子
化部6の本体7の上面には、ねじ受取付穴12a,12b(第
4図)を利用して、第1図に示すようにねじ受25a,25b
を取付け、これらねじ受25a,25bに微調整ねじ26a,26bを
螺接する。そして、切欠部23に本体7を嵌合するように
して本体21を本体7にまたがるように係載し、上片21a
の下面に突設した回転軸(図示省略)を、本体7上面の
軸受穴11(第4図)に回転自在に嵌合して、回転量調整
用突片24の前端を、上記微調整ねじ26a,26b間に位置さ
せる。これにより、電気炉22の光束通過方向がほぼ左右
方向(Y方向)に揃えられる。この場合、電気炉22の光
束通過方向を、正確に左右方向(Y方向)に揃えるに
は、左右の微調整ねじ26a,26bにより回転量調整用突片2
4を両側から挟み込んだ状態で、ねじ26a,26bを回転操作
することにより、本体21を上片21aの下面に突設した回
転軸(図示省略)を支点として回転させることにより行
なえる。
第2図および第3図には、フレーム29に対する光軸A
と、電気炉20に対する光軸Bがそれぞれ示されている。
実際の光源の光軸は不動であるため、フレーム測定時に
は、光源の光軸にフレーム29の光軸Aを位置合せする必
要があり、またフレームレス測定時には、光源の光軸に
電気炉22の光軸Bを位置合せする必要がある。そこで、
フレーム測定からフレームレス測定に切換える手順につ
いてつぎに説明する。フレーム測定において、フレーム
29の光軸Aが既に、光源の光軸に位置合せされているた
め、フレームレス測定に切換えるには、電気炉22の光軸
Bを光軸Aの現在の位置まで移動させる必要がある。そ
のためには、電気炉22がバーナーヘッド9よりも光軸か
らみて離れた位置にあるので、前後調整ねじ5を回転操
作して可動板3をA,B間の前後距離に対応する距離だけ
後退させ(第3図右方向)、また、電気炉22はバーナー
ヘッド9より低い位置にあるので、高さ調整ねじ15を回
転操作して原子化部6,22をA,B間の上下距離に対応する
距離だけ上昇させることにより行える。同様にして、上
記逆の操作を行うことにより、フレームレス測定からフ
レーム測定への切換も可能となる。
このように、この装置によれば、前後調整ねじ5や高さ
調整ねじ15を回転操作するだけで、フレーム測定とフレ
ームレス測定間の切換えを行うことができ、従来のよう
に原子化部を着脱する方式のものに比べて、切換え作業
が容易となる。また、原子化部20を原子化部6上に、載
せる構成としたため、装置をコンパクトで安価に仕上げ
ることができる。
なお、第6図に示すアタッチメイト28を使用すれば、原
子化部20を原子化部6から取外して、アタッチメント28
へ取付けることにより、フレームレス方式専用の原子吸
光分光光度計として使用することも可能となる。
また、上記実施例においては、原子化部6と22を分離可
能なように構成しているが、これらは一体物として構成
してもよい。
(発明の効果) 以上のように、この発明の原子吸光分光光度計によれ
ば、フレーム測定とフレームレス測定間の切換作業を容
易に行なえ、装置もコンパクトで安価になるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である原子吸光分光光度計
の斜視図、第2図はその正面図、第3図は同じくその側
面図、第4図はフレーム方式の原子化部が支持台に支持
されている状態を示す斜視図、第5図はフレームレス方
式の原子化部の斜視図、第6図はアタッチメントの斜視
図を示す。 1……支持台、5……前後調整ねじ 6……フレーム方式の原子化部 9……バーナーヘッド、15……高さ調整ねじ 20……フレームレス方式の原子化部 22……電気炉、29……フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台と、フレームの光束通過方向を左右
    方向に定めて前記支持台に支持された第1の原子化部
    と、この第1の原子化部を高さ方向と光束通過方向に直
    角な前後方向に移動調整自在とする位置調整機構と、電
    気炉の光束通過方向を前記フレームの光束通過方向と平
    行に定めて前記第1の原子化部より低い位置でかつ光軸
    からみて前記第1の原子化部より離れた位置で着脱可能
    に前記第1の原子化部に取付けられた第2の原子化部と
    を備えた原子吸光分光光度計。
JP60129631A 1985-06-13 1985-06-13 原子吸光分光光度計 Expired - Fee Related JPH0670610B2 (ja)

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DE2950105C2 (de) * 1979-12-13 1982-05-19 Bodenseewerk Perkin-Elmer & Co GmbH, 7770 Überlingen Atomabsorptionsspektrometer mit verschiedenen, wahlweise einsetzbaren Atomisierungsvorrichtungen

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