JPH0671817B2 - 印字リボン送り装置 - Google Patents

印字リボン送り装置

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JPH0671817B2
JPH0671817B2 JP60243716A JP24371685A JPH0671817B2 JP H0671817 B2 JPH0671817 B2 JP H0671817B2 JP 60243716 A JP60243716 A JP 60243716A JP 24371685 A JP24371685 A JP 24371685A JP H0671817 B2 JPH0671817 B2 JP H0671817B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タイムレコーダとか各種OA機器等に使用され
ているプリンタに実施して好適な印字リボン送り装置に
関する。
〔従来の技術〕
プリンタヘッドとカード(用紙)の間に印字リボンを介
在してプリントを行なう印字装置用の印字リボン送り装
置には、プリンタがカード面に沿って印字移動(往動)
する時にのみ印字リボンの送りを行ない、印字終了後、
プリンタが始動位置に向けて復帰移動する時は、リボン
送りを行なわないワンウエイタイプの送り装置と、例え
ば実開昭59−168029号公報とか、実開昭60−7427号公報
に見られるように、往路と復路の両方共印字を行なうプ
リンタに連動して、往路と復路の両方で常に一方にリボ
ン送りを行なうダブルウエイタイプの送り装置とが存在
する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
印字のスピード化が要求されている最近では、プリンタ
による印字を往路と復路の両方で倍速印字することが次
第に一般化されつつあり、従って、印字リボン送り装置
も、往復両方でリボン送りを行なうダブルウエイタイプ
の送り装置が多く使用されている。
しかし、上記各公報に示されているような従来の此種ダ
ブルウエイタイプの送り装置は、構造が複雑で高価格で
あり、且つ、全体が大型でプリンタへの組込みが面倒で
あるとか、コイルバネの巻付トルク力によって回転力を
伝達する構造であって、往路と復路とでは印字リボンの
送り量に誤差が生じるため、無駄が多くなってリボンの
消費量が増大するとか、エンドレスの印字リボンを反復
使用する場合には、印字の濃淡が生じ易いと云った問題
があった。
而して、本発明は上述した点に鑑み開発されたものであ
って、その目的は、プリンタの往復印字に従って印字リ
ボンを往路と復路の両方で確実に同量送りすることがで
きると共に、全体の構成を簡略化してコストの低減と、
プリンタへの組付けを容易にした印字リボン送り装置を
提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
従って、本発明では上述した各目的を達成するために、
プリンタと共に往復移動するキヤリッジに第1、第2の
ピニオンを並べて取付け、これ等両ピニオンをキヤリッ
ジの往復移動に従って正逆回転する様にラックに噛合せ
しめる一方、第1のピニオンに装着した正転筒の内部に
は、第1のピニオンが正回転した時にのみ、内蔵した中
間リングを上昇してその上面に形成した駆動ギヤを正転
筒の内部天井面に形成した固定ギヤに噛合し、正転筒を
該ピニオンと一体回転して正転筒に連設したリボン送り
ローラ用取付軸を正回転するように構成した正転用ワン
ウエイギヤ手段を設け、また、第2のピニオンに装着し
た逆転筒の内部には、第2のピニオンが逆回転した時に
のみ、内蔵した中間リングを上昇してその上面に形成し
た駆動ギヤを逆転筒の内部天井面に形成した固定ギヤに
噛合し、逆転筒を該ピニオンと一体回転するように構成
した逆転用ワンウエイギヤ手段を設けると共に、これ等
正転筒と逆転筒の周面には、相互に噛合する連動ギヤを
設ける様に構成している。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る印字リボン送り装置の好適な一実
施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
第1図は本発明の正面図を、第2図はその分解断面図を
示したものであつて、図中、10と50は往復印字するプリ
ンタの台(いずれも図示せず)に固定したキヤリッジX
上に取付軸X1、X2を用いて回転自在に並べて取付けた第
1、第2のピニオンで、このピニオン10、50の上面には
夫々小径部11a、51aと大径部11b、51bから成る2段構造
のボス11と51が突設されている。この様に構成した両ピ
ニオン10と50は固定構造のラック12に噛合していて、キ
ヤリッジXがプリンタの印字移動によって矢印A方向に
往動すると時計回転方向に正転し、また、矢印B方向に
復動すると反時計回転方向に逆転する仕組に成ってい
る。
また、13…と53…は上記両ボス11、51の上面、具体的に
は小径部11a、51aの上面外側縁部分に凹設した係合溝
で、これ等の係合溝の内、第1ピニオン10に形成した係
合溝13…の各内底面は、第2図に示す様に第1ピニオン
10の正回転方向に傾斜する傾斜面31aと成つており、第
2ピニオン50に形成した係合溝53…の各内底面は、同図
の如く第2ピニオンの逆回転方向に傾斜する傾斜面53a
に成っている。尚、図示の実施例では上記の係合溝13、
53を小径部11a、51aの左右対称位置に夫々2個凹設して
いるが、この凹設個数は任意とする。
次に、20と60は上記各ボス11、51の小径部11a、51aの部
分に夫々遊嵌される中間リングであり、この中間リング
20、60の全体は後述する正転筒と逆転筒の内径よりも少
し大径に造られていて、その一部には割溝20A、60Aが形
成され、且つ上面円周方向には駆動ギヤ21、61が形成さ
れ、また、左右の内側面には、上記左右の係合溝13、13
並びに53、53に嵌込まれる脚歯22、22並びに62、62が夫
々下方に向けて突設されている。これ等各脚歯22と62の
幅は、前記各係合溝13、53の溝幅の略2/3の細さに形成
され、且つ、各係合溝13、53の内底傾斜面13a、53aと同
じ傾斜面に形成したその下端面22a、62aを、常時傾斜面
13a、53a上にスライド自在に接する仕組に成つている。
この様に構成した第1ピニオン10側の中間リング20は、
第1ピニオン10がキヤリッジXの矢印B方向への復動に
よつて第4図の矢印Bの方向に逆回転されている時は、
脚歯22が係合溝13の左側壁13bに押されてそのまま一体
回転されるが、第1ピニオン10が第3図の矢印Aの方向
に正回転すると、脚歯22の下端面22aが係合溝13の傾斜
面13aに沿つて矢印A1の方向にスライドして中間リング2
0の全体を以下に述べる正転筒30の内壁に沿って上方に
持ち上げ、然る後、係合溝13の右側壁13cによる押圧を
受けて矢印AT方向に一体回転される仕組に成っている。
30は全体を天井面30aを備えた円筒状に形成した第1ピ
ニオン10用の正転筒で、前述した中間リング20を内部に
弾性的に嵌込んだこの正転筒30は、第1ピニオン10の上
面、具体的にはボス11の大径部11bの部分にその下端口3
0bを回転自在に嵌装している。31は上記天井面30aの内
側面に前記中間リング20の駆動ギヤ21に対向させて設け
た固定ギヤで、両ギヤ21と31は第1ピニオン10が回転を
停止している時、及び、第1ピニオン10及び中間リング
20が第4図矢印Bの方向に逆回転している時はその噛合
を解いているが、第1ピニオン10の第3図矢印A方向へ
の回転によつて中間リング20が正転筒30の内壁に沿って
矢印A1の方向に上昇すると、噛合して第1ピニオン10と
一体に正転筒30を第3図矢印ATの方向に連動回転する仕
組に成つている。
32は上記正転筒30の上面に突設した取付軸で、本発明の
印字リボン送り装置によつて作動制御される送りローラ
33は、第1図の様にこの取付軸32に取付けられていて、
テンションローラ34との間で印字リボン(図示せず)を
送る仕組に成っている。また36は送りローラ33の手動回
転用摘みである。
一方、第2ピニオン50側の中間リング60は、第2ピニオ
ン50がキヤリッジXの矢印A方向への往動によつて第5
図の矢印Aの方向に正回転されている時は、脚歯62が係
合溝53の右側壁53bに押されてそのまま一体回転される
が、第2ピニオン50が第6図の矢印Bの方向に逆回転す
ると、脚歯62の下端面62aが係合溝53の傾斜面53aに沿つ
て矢印B1の方向にスライドして中間リング60の全体を以
下に述べる逆転筒70の内壁に沿つて上方に持ち上げ、然
る後、係合溝53の左側壁53cによる押圧を受けて矢印BT
方向に一体回転される。
次に、70は全体を天井面70aを備えた円筒状に形成した
第2ピニオン50用の逆転筒で、前述した中間リング60を
内部に弾性的に嵌込んだこの逆転筒70は、第2ピニオン
50の上面、具体的にはボス51の大径部51bの部分にその
下端口50bを回転自在に嵌装している。71は上記天井面7
0aの内側面に前記中間リング60の駆動ギヤ61に対向させ
て設けた固定ギヤで、両ギヤ61と71は第2ピニオン50が
回転を停止している時、及び、第2ピニオン50及び中間
リング60が第5図矢印Aの方向に正回転している時はそ
の噛合を解いているが、第2ピニオン50の第6図矢印B
方向への逆回転によつて中間リング60が逆転筒70の内壁
に沿つて矢印B1の方向に上昇すると、噛合して第2ピニ
オン50と一体に逆転筒70を第6図矢印BTの方向に連動回
転する仕組に成つている。また、第1図並びに第2図に
於いて、35と75は上記正転筒30と逆転筒70の周面に形成
した連動ギヤで、これ等のギヤ35と75は相互に噛合して
いる。更に、80は各筒30と70の押え板である。
〔作用〕
本発明に係る印字リボン送り装置は、以上述べた如き構
成であるから、キヤリッジXの矢印A方向への往動によ
ってピニオン10と50が正回転、即ち、第3図、第5図矢
印Aの方向に回転されると、第1ピニオン10側はギヤ21
と31が第3図の如く噛合して正転筒30を一体回転し、送
りローラ33が回転して印字リボンを送る。
しかし、第2ピニオン50側のギヤ61と71は第5図の様に
噛合が外され、逆転筒70は連動ギヤ35、75の噛合によっ
て同図矢印BTの方向へ自由回転している。
また、キャリッジXが矢印B方向に復動してピニオン1
0、50が逆回転、即ち第4図、第6図矢印Bの方向に逆
回転された場合には、第1ピニオン10側は固定ギヤ31の
傾斜に駆動ギヤ21の傾斜が押されるため、中間リング20
は係合溝13の傾斜面13aに沿つて連動体30内を第4図の
位置に降下するから、両ギヤ21と31の噛合が外される
が、第2ピニオン50側は逆に中間リング60が上昇して第
6図の如く両ギヤ61と71を噛合するから、逆転筒70は第
6図BTの方向に回転され、従って、連動ギヤ35、75の噛
合によって正転筒30が矢印ATの方向に正転されて、ピニ
オン10、50が逆転する場合も印字リボンを一方向へ送る
ことができる。
〔効果〕
以上述べた次第で、本発明に係る印字リボン送り装置に
よれば、プリンタが往動印字してピニオンが正回転して
いる時も、また、プリンタが復動印字してピニオンが逆
回転している時も、リボン送り用の正転筒が常時正回転
を行なうため、印字リボンはプリンタの往復印字時に一
方向に、而も、必ず同量(同じ長さ)送られるものであ
って、従って、印字リボンの無駄な消費と濃淡印字の発
生を防止できると共に、略同形に造った2つのブロック
体によって装置を構成できるから、全体をコンパクト化
してプリンタへの組付けを容易化し、また、構造も比較
的簡単で故障も少く、コストの低減化を図れる利点を備
えるものであって、タイムレコーダとか各種OA機器のプ
リンタに実施して洵に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による印字リボン送り装置の一実施例を
示した正面図で、第2図はその分解正断面図、第3図と
第4図は第1ピニオンに於けるギヤが噛合している状態
と外れている状態を示した部分正面拡大図で、第5図と
第6図は第2ピニオンに於けるギヤが外れている状態と
ギヤが噛合している状態を示した部分正面拡大図であ
る。 Xはキヤリッジ、10と50はピニオン、12はラック、20と
60は中間リング、21と61は駆動ギヤ、30と70は正転筒と
逆転筒、31と71は固定ギヤ、32は取付軸、33はリボン送
りローラ、35と75は連動ギヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタと共に往復移動するキヤリッジX
    に第1、第2のピニオン10,50を並べて取付け、これ等
    両ピニオン10,50をキヤリッジXの往復移動に従って正
    逆回転する様にラック12に噛合せしめる一方、第1のピ
    ニオン10に装着した正転筒30の内部には、第1のピニオ
    ン10が正回転した時にのみ、内蔵した中間リング20を上
    昇してその上面に形成した駆動ギヤ21を正転筒30の内部
    天井面30aに形成した固定ギヤ31に噛合し、正転筒30を
    該ピニオン10と一体回転して正転筒30に連設したリボン
    送りローラ用取付軸32を正回転するように構成した正転
    用ワンウエイギヤ手段を設け、また、第2のピニオン50
    に装着した逆転筒70の内部には、第2のピニオン50が逆
    回転した時にのみ、内蔵した中間リング60を上昇してそ
    の上面に形成した駆動ギヤ61を逆転筒70の内部天井面70
    aに形成した固定ギヤ71に噛合し、逆転筒70を該ピニオ
    ン50と一体回転するように構成した逆転用ワンウエイギ
    ヤ手段を設けると共に、これ等正転筒30と逆転筒70の周
    面には、相互に噛合する連動ギヤ35,75を設けたことを
    特徴とする印字リボン送り装置。
JP60243716A 1985-10-30 1985-10-30 印字リボン送り装置 Expired - Fee Related JPH0671817B2 (ja)

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JPS62103178A JPS62103178A (ja) 1987-05-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168029U (ja) * 1983-04-27 1984-11-10 アマノ株式会社 印字リボン送り用ダブルワンウエイギヤ装置
JPS607427U (ja) * 1983-06-27 1985-01-19 日本発条株式会社 ワンウエイクラツチ

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