JPH067237A - 割箸、割箸の製造方法及び割箸製造装置 - Google Patents
割箸、割箸の製造方法及び割箸製造装置Info
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Abstract
の特徴を損なうことなく、割箸単体を軸対称になるよう
に成形し、割箸単体を持ち易くし、使用時の操作性を向
上させる。 【構成】 断面略矩形状に形成されるとともに切り割2
0を境にして並設され一端部の結合部21で分断可能に
結合された一対の割箸単体Wa,Wbで構成された割箸
Wにおいて、各割箸単体Wa,Wbの切り割側面22と
切り割側面22の反対側の外側面23とを互いに平行な
平面で形成するとともに、切り割側面22に直交する他
の2つの直交側面24,25を互いに対称な曲面で形成
した。この割箸Wを製造する際は、基材の一側面23に
長手方向に沿って突条を形成し、この突条を規制しなが
ら2つの直交側面24,25に溝を形成して成形し、そ
の後、突条を取り除くとともに溝に沿って切り割20を
形成する。
Description
され一端部で分断可能な一対の割箸単体からなる割箸に
係り、特に、中央をやや太くし、両端を細くして面を取
った所謂利休箸といわれる木製の割箸に関するととも
に、この割箸の製造方法及び割箸製造装置に関する。
に、この種の割箸1としては、例えば、切り割2を境に
して並設され一端部の結合部3で分断可能に結合された
一対の割箸単体1a,1bで構成され、各割箸単体1
a,1bは、断面略矩形状に形成されており、切り割側
面4及び切り割側面4に直交する他の2つの側面5,6
が平面で形成されるとともに、切り割側面4の反対側の
外側面7が割箸の中央が太くなり両端が細くなるような
湾曲する曲面で形成されている。例えば、図9に示すよ
うに、全長s=208mm,切り割2が見える正面図
(図9(a))において、中央の幅h1 =11mm,端
部の幅h2 =8mm,側面図(図9(b))において、
幅t=5mmとなっている。
えば、図8に示すように、赤杉等の材料を予め切断した
直方体状の基材10を長手方向に沿って連続的に搬送し
(図10(a))、この搬送中の基材10を、チップ状
の刃11,12,13,14,15を回転体に複数設け
た周知の回転カッタによって、切削により成形するよう
にしている。その手順は、先ず、刃11,12によっ
て、基材10の幅広の上下面5,6に夫々長手方向に沿
って切り割2に対応する溝16を形成する(図10
(b))。次に、この基材10の溝16に係合する突条
が形成されたレール17に該基材10を支持して搬送
し、レール17の両側に設けられたカッタの刃13,1
4によってレール16に支持された基材10の上下面
5,6に直交する他の2つの側面7,7を略同一の曲面
に切削形成する。その後、丸ノコ等のカッタの刃15に
よって、一端部に分断可能な結合部3を残して溝16に
沿って基材10を切断し切り割2を形成するようにして
いる。
従来の割箸1にあっては、各割箸単体1a,1bは、3
つの平面4,5,6と1つの曲面7とを有して形成され
ているので、軸対称性が悪く、そのため、持ちにくさが
生じてしまうという問題があった。特に、使用時には、
この軸対称性の悪い二本の割箸単体1a,1bが重なり
合うので、持ちにくさが相乗的に生じ、操作性が悪くな
って食べ物の把持が不十分になってしまうことがあると
いう問題があった。
ので、中央がやや太く両端が細いという所謂利休箸の特
徴を損なうことなく、割箸単体を軸対称になるように成
形し、もって、割箸単体を持ち易くし、使用時の操作性
を向上させるようにした割箸を提供することを目的とす
る。また、この割箸の製造方法及び割箸製造装置を提供
することを目的とする。
るための本発明の割箸は、断面略矩形状に形成されると
ともに切り割を境にして並設され一端部で分断可能に結
合された一対の割箸単体で構成された割箸において、各
割箸単体の切り割側面と切り割側面の反対側の外側面と
を互いに平行な平面で形成するとともに、切り割側面に
直交する他の2つの直交側面を互いに対称な曲面で形成
したものである。
状の基材の一端部に分断可能な結合部を残して該基材に
長手方向に沿う切り割を形成し、切り割を境にする一対
の割箸単体から構成される割箸を製造する方法におい
て、基材の一側面に長手方向に沿って突条を形成し、こ
の突条を規制しながら該一側面に直交する2つの直交側
面を互いに対称な曲面で形成するとともに該直交側面に
長手方向に沿って溝を形成し、その後、突条を取り除く
とともに溝に沿って切り割を形成するものである。
の基材を長手方向に沿って搬送し、この搬送中に基材を
切削により成形して、一端部で分断可能な一対の割箸単
体から構成される割箸を製造する割箸製造装置におい
て、基材の一側面に長手方向に沿って突条を切削形成す
る突条形成部と、この基材の突条を案内する溝を有し突
条が形成された一側面を支持するレールと、レールに支
持された基材の一側面に直交する2つの直交側面を互い
に対称な曲面に切削形成するとともに該直交側面に長手
方向に沿う溝を形成する直交側面成形部と、この直交側
面が成形された基材の突条を取り除く突条除去部と、溝
に沿って基材を切断し切り割を形成する切り割形成部と
を備えた構成としている。
装置によれば、各割箸単体の切り割側面と切り割側面の
反対側の外側面とが互いに平行な平面で形成され、切り
割側面に直交する他の2つの直交側面が互いに対称な曲
面で形成された割箸が製造される。そしてこの割箸は、
その割箸単体が軸対称になることから、それだけ、持ち
易くなる。
係る割箸、割箸の製造方法及び割箸製造装置について詳
細に説明する。実施例に係る割箸は、実施例に係る割箸
の製造方法及びこれが実施される割箸製造装置によって
製造される。
割箸Wは、赤杉等の木材材料で形成され、断面略矩形状
に形成されるとともに切り割20を境にして並設され一
端部で分断可能な結合部21で結合した一対の割箸単体
Wa,Wbからなり、全体が、中央をやや太くし、両端
を細くして、角部の面を取った形状に形成されている。
側面22と切り割側面22の反対側の外側面23(23
a,23b)を互いに平行な平面で形成するとともに、
切り割側面22に直交する他の2つの直交側面24,2
5を互いに対称な曲面、即ち、割箸の中央が太くなり両
端が細くなるような湾曲する曲面で形成してある。例え
ば、図2に示すように、全長208mm,切り割20が
見える正面図(図2(a))において、幅H=10,側
面図(図2(b))において、中央の幅T1 =5.5m
m,端部の幅T2 =4mmとしている。
ば、中央がやや太く両端が細いという所謂利休箸の特徴
を有している。また、実施例に係る割箸Wを使用すると
きは、結合部21で分断して割箸単体Wa,Wbを2本
にし、手で操作する。この場合、各割箸単体Wa,Wb
の切り割側面22と切り割側面22の反対側の外側面2
3とが互いに平行な平面で形成され、切り割側面22に
直交する他の2つの直交側面24,25が互いに対称な
曲面で形成されているので、割箸単体Wa,Wbが軸対
称になることから、それだけ、持ち易くなり、操作性が
良好になる。
について図面を参照して説明する。図3乃至図7に示す
割箸製造装置30において、31は直方体状の木製の基
材26(図7)を貯留する貯留部、32は貯留部31か
ら供給される基材26を幅の狭い面23(23a,23
b)を上下にしてクランク運動によって下流側に一本ず
つ押し出す押出し部、33は押出し部32から送出され
た基材26を下流側に送り出す送りローラである。
で案内するガイドレールであって、基材26の下側面2
3aを支持する後述の支持レール36を含む下レール3
5、及び基材26の上側面23bをスプリング37に付
勢されて下レール35に押圧する上レール38とから構
成されている。
側面である下側面23aに長手方向に沿って突条27
(図7)を切削形成する突条形成カッタ41を備えてい
る。この突条形成カッタ41は、駆動されて回転させら
れる円盤42に、突条27を切削により形成するチップ
状の刃43を等間隔で複数(実施例では4つ)設けてあ
る。また、44は基材26の上側面23bを平面に切削
する上面カッタであって、同様に、駆動されて回転させ
られる円盤45に、チップ状の平刃46を等間隔で複数
(実施例では4つ)設けてある。
34の下レール35のうち、突条形成部40の下流側に
ある。この支持レール36は、図7(c)に示すよう
に、基材26の突条27を規制して案内する溝39を有
し突条27が形成された下側面23aを支持する。
ル36に支持された基材26の下側面23aに直交する
2つの直交側面24,25を上述した互いに対称な曲面
に切削形成し、該直交側面24,25に長手方向に沿う
溝28(図7)を形成し、更に角部の面取りを行なうも
のである。この直交側面成形部50は、図5及び図6に
示すように、支持レール36の左右に、直交側面24,
25を切削する直交側面成形カッタ51を備えている。
この直交側面成形カッタ51は、駆動されて回転させら
れる円盤52に、溝28を形成するチップ状の刃53を
等間隔で複数(実施例では4つ)設けてある。各直交側
面成形カッタ51の回転軸54は、互いに近接離間可能
にスライドレール56に摺動可能に噛合したスライダ5
5に軸支されている。この両スライダ55は、一方の軸
57を共有する一対のリンク58によって連結されてい
る。この共有軸57は、カム60によって上下動しスラ
イドレール62を摺動する駆動駒61に取付けられてお
り、該駆動駒61の上下運動によってリンク58を回動
させ、このリンク58の回動により上記両スライダ55
を近接離間させる。この近接離間のタイミングは、上述
した基材26の中央が太くなり、漸次両端にいくに従っ
て細くなる所定の寸法になるように、直交側面成形カッ
タ51の刃53が直交側面24,25に当接させるよう
定められ、カム60の形状で決定される。
た突条除去部であって、上記直交側面24,25が成形
された後の基材26の突条27を切削により取り除く突
条除去カッタ66を備えている。この突条除去カッタ6
6は、駆動されて回転させられる円盤67に、平刃68
を等間隔で複数(実施例では4つ)設けてある。
って基材26を切断する丸ノコからなる切り割形成カッ
タ71を備えている。この切り割形成カッタ71は、そ
の軸が進退動可能に軸支され、カム機構等により、基材
26の一端部が通過するときに後退させられて、基材2
6の切削を行なわないようにして該部を残し、上記の分
断可能な結合部21を形成する。
0によれば、実施例に係る割箸の製造方法を実現し、以
下のように割箸Wを製造する。図7の工程図も用いて説
明すると、先ず、前工程で加工した直方体状の基材26
を貯留部31に貯留しておき、各部を駆動する。これに
より、貯留部31から供給される基材26が押出し部3
2から連続的に押出され、順次、送りローラ33により
送出され、ガイドレール34に案内されて下流側へ搬送
される(図7(a))。
40のカッタの刃43で、基材26の下側面23aに長
手方向に沿って突条27が形成され、上面カッタ44の
刃46で上面も切削される(図7(b))。次に、直交
側面成形部50のカッタの刃53によって、2つの直交
側面24,25を互いに対称な曲面に形成するとともに
該直交側面24,25に長手方向に沿って溝28を形成
する。この場合、基材26は、その突条27において支
持レール36の溝39に規制され拘束されるので、ぐら
つくことがなく、両側の直交側面成形カッタ51の刃5
3の切削が円滑に行なわれ、波打つ等の切削不良が防止
される。
突条27が取り除かれるとともに、切り割形成部70の
カッタ71によって、溝28に沿って切り割20が形成
されるとともに、一端部に結合部21が形成され、切り
割20を境にする一対の割箸単体Wa,Wbから構成さ
れる割箸Wの製品となる。この製品は、ガイドレール3
4から排出され、コンベア等によって搬送され、所定数
まとめられ、梱包される。
直交側面24,25の曲面は上述したものに限られるも
のではなく、略同一曲率の曲面で形成しても良く、要す
るに割箸Wの中央が太くなり、両端が細くなるようなも
のであればどのようなものでも良い。
れば、各割箸単体の切り割側面と切り割側面の反対側の
外側面とを互いに平行な平面で形成し、切り割側面に直
交する他の2つの直交側面を互いに対称な曲面で形成し
たので、割箸全体が中央が太く両端が細いという所謂利
休箸の特徴を損なうことがないとともに、各割箸単体を
軸対称にすることができるので、結合部で分断して2本
の割箸単体を手で操作する際、持ち易くし、操作性を極
めて良好にすることができるという効果がある。
造装置によれば、各割箸単体の切り割側面と切り割側面
の反対側の外側面とを互いに平行な平面で形成し、切り
割側面に直交する他の2つの直交側面を互いに対称な曲
面で形成することができるので、割箸全体を全体が中央
が太く両端が細いという所謂利休箸の特徴を損なうこと
なく形成でき、しかも、各割箸単体を軸対称に形成する
ことができ、そのため、結合部で分断して2本の割箸単
体を手で操作する際、持ち易くし、操作性を極めま良好
にすることができる。ま
を、一側部の突条において規制しながら成形するので、
基材がぐらつくことがなく、そのため、直交側面の成形
を円滑に行なうことができ、波打つ等の切削不良を防止
することができるという効果がある。
る。
図(a),側面図(b),(a)中A−A線断面(c)
である。
図である。
側面図である。
図である。
施される本発明の実施例に係る割箸の製造方法を説明す
る工程図である。
図(b)である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 断面略矩形状に形成されるとともに切り
割を境にして並設され一端部で分断可能に結合された一
対の割箸単体で構成された割箸において、各割箸単体の
切り割側面と切り割側面の反対側の外側面とを互いに平
行な平面で形成するとともに、切り割側面に直交する他
の2つの直交側面を互いに対称な曲面で形成したことを
特徴とする割箸。 - 【請求項2】 直方体状の基材の一端部に分断可能な結
合部を残して該基材に長手方向に沿う切り割を形成し、
切り割を境にする一対の割箸単体から構成される割箸を
製造する方法において、基材の一側面に長手方向に沿っ
て突条を形成し、この突条を規制しながら該一側面に直
交する2つの直交側面を互いに対称な曲面で形成すると
ともに該直交側面に長手方向に沿って溝を形成し、その
後、突条を取り除くとともに溝に沿って切り割を形成す
ることを特徴とする割箸の製造方法。 - 【請求項3】 直方体状の基材を長手方向に沿って搬送
し、この搬送中に基材を切削により成形して、一端部で
分断可能な一対の割箸単体から構成される割箸を製造す
る割箸製造装置において、基材の一側面に長手方向に沿
って突条を切削形成する突条形成部と、この基材の突条
を案内する溝を有し突条が形成された一側面を支持する
レールと、レールに支持された基材の一側面に直交する
2つの直交側面を互いに対称な曲面に切削形成するとと
もに該直交側面に長手方向に沿う溝を形成する直交側面
成形部と、この直交側面が成形された基材の突条を取り
除く突条除去部と、溝に沿って基材を切断し切り割を形
成する切り割形成部とを備えたことを特徴とする割箸製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4167498A JPH0716464B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 割箸、割箸の製造方法及び割箸製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4167498A JPH0716464B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 割箸、割箸の製造方法及び割箸製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067237A true JPH067237A (ja) | 1994-01-18 |
| JPH0716464B2 JPH0716464B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=15850802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4167498A Expired - Lifetime JPH0716464B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 割箸、割箸の製造方法及び割箸製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716464B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2009189487A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Takashi Maeda | 箸材の小割装置 |
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-
1992
- 1992-06-25 JP JP4167498A patent/JPH0716464B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0716464B2 (ja) | 1995-03-01 |
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