JPH067243Y2 - 方向切り換え弁 - Google Patents
方向切り換え弁Info
- Publication number
- JPH067243Y2 JPH067243Y2 JP1990001981U JP198190U JPH067243Y2 JP H067243 Y2 JPH067243 Y2 JP H067243Y2 JP 1990001981 U JP1990001981 U JP 1990001981U JP 198190 U JP198190 U JP 198190U JP H067243 Y2 JPH067243 Y2 JP H067243Y2
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- JP
- Japan
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- pilot
- valve
- back pressure
- port
- pressure
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、供給及び排気を行なうパイロット弁の切り換
え制御によって主弁を複数位置に切り換え配置し、この
切り換え配置によって流体の供給方向を切り換える方向
切り換え弁に関するものである。
え制御によって主弁を複数位置に切り換え配置し、この
切り換え配置によって流体の供給方向を切り換える方向
切り換え弁に関するものである。
[従来の技術] この種の方向切り換え弁が特公昭57−59469号公
報、実公昭62−37028号公報及び実公平1−79
01号公報に開示されている。
報、実公昭62−37028号公報及び実公平1−79
01号公報に開示されている。
実公昭62−37028号公報の従来装置では、パイロ
ット流体の供給によって中立位置から作動流体供給位置
へ復帰ばねに抗して切り換え配置し、パイロット流体の
排気に伴って主弁が復帰ばねによって中立位置へ復帰す
るようになっている。
ット流体の供給によって中立位置から作動流体供給位置
へ復帰ばねに抗して切り換え配置し、パイロット流体の
排気に伴って主弁が復帰ばねによって中立位置へ復帰す
るようになっている。
特公昭57−59469号公報及び実公平1−7901
号公報の従来装置では、主弁に対する復帰ばねの作用に
補助ピストンを介した流体圧力作用を付加し、主弁の中
立位置への復帰速応性の向上が図られている。
号公報の従来装置では、主弁に対する復帰ばねの作用に
補助ピストンを介した流体圧力作用を付加し、主弁の中
立位置への復帰速応性の向上が図られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、実公昭62−37028号公報では主弁
のシールを行なうためのシールリングにおける摩擦力を
考慮した復帰ばねのばね特性設定が必要であり、中立位
置への復帰における高い速応性を達成するには強力なば
ね特性が要求される。ばね特性を強力にすれば中立位置
から作動流体供給位置へ主弁を迅速に切り換え配置する
ためにパイロット圧を高めなければならないが、この高
圧化によってシールリングにおける静止摩擦力が増大す
る。従って、主弁を作動流体供給位置に長時間放置した
場合にはパイロット圧によるシールリングの静止摩擦力
が大きくなってしまい、中立位置復帰の信頼性が低下す
る。
のシールを行なうためのシールリングにおける摩擦力を
考慮した復帰ばねのばね特性設定が必要であり、中立位
置への復帰における高い速応性を達成するには強力なば
ね特性が要求される。ばね特性を強力にすれば中立位置
から作動流体供給位置へ主弁を迅速に切り換え配置する
ためにパイロット圧を高めなければならないが、この高
圧化によってシールリングにおける静止摩擦力が増大す
る。従って、主弁を作動流体供給位置に長時間放置した
場合にはパイロット圧によるシールリングの静止摩擦力
が大きくなってしまい、中立位置復帰の信頼性が低下す
る。
特公昭57−59469号公報及び実公平1−7901
号公報の従来装置では、補助ピストンを介した流体圧力
作用の付加が押圧ばねの中立復帰作用を補っており、実
公昭62−37028号公報の従来装置に比して中立位
置復帰の速応性はよい。しかしながら、中立位置から作
動流体供給位置への切り換え時には補助ピストンにパイ
ロット圧と同じ圧力が作用するため、パイロット圧に対
する主弁の受圧面積(即ち、主ピストンの径)を補助ピ
ストンの受圧面積(即ち、補助ピストンの径)よりも大
きくしなければならない。主弁の速応性を高めるために
はこの径差を大きくするか、あるいはパイロット圧を高
める必要がある。径差を大きくすれば装置全体の大型化
が避けられない上、補助ピストン機構によって装置が複
雑化する。
号公報の従来装置では、補助ピストンを介した流体圧力
作用の付加が押圧ばねの中立復帰作用を補っており、実
公昭62−37028号公報の従来装置に比して中立位
置復帰の速応性はよい。しかしながら、中立位置から作
動流体供給位置への切り換え時には補助ピストンにパイ
ロット圧と同じ圧力が作用するため、パイロット圧に対
する主弁の受圧面積(即ち、主ピストンの径)を補助ピ
ストンの受圧面積(即ち、補助ピストンの径)よりも大
きくしなければならない。主弁の速応性を高めるために
はこの径差を大きくするか、あるいはパイロット圧を高
める必要がある。径差を大きくすれば装置全体の大型化
が避けられない上、補助ピストン機構によって装置が複
雑化する。
本考案は複雑化、大型化及びパイロット圧の高圧化を回
避しつつ方向切り換えの速応性を向上し得る方向切り換
え弁を提供することを目的とするものである。
避しつつ方向切り換えの速応性を向上し得る方向切り換
え弁を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] そのために本考案では、パイロット弁の切り換え供給動
作によって供給されるパイロット流体を主弁に作用させ
るパイロット圧室に対応して背圧領域を設け、背圧領域
とパイロット弁の排気ポートとを背圧通路で接続すると
共に、背圧通路上には絞り作用を備えた排気通路を接続
した。
作によって供給されるパイロット流体を主弁に作用させ
るパイロット圧室に対応して背圧領域を設け、背圧領域
とパイロット弁の排気ポートとを背圧通路で接続すると
共に、背圧通路上には絞り作用を備えた排気通路を接続
した。
[作用] パイロット弁が供給状態から排気状態へ切り換えられる
と、パイロット圧室と背圧領域とが連通し、パイロット
圧室の流体がパイロット弁を経由して背圧通路へ流入す
る。背圧通路へ流入した高圧流体は排気通路と背圧領域
とへ分流するが、排気通路の絞り程度に応じた背圧が作
動流体供給位置側から中立位置側へ向かう付勢力として
主弁に作用する。従って、排気通路の絞り作用を適度に
設定することによって背圧領域の圧力を瞬間的に高める
と共に、直ちに低下させることができ、作動流体供給位
置にある主弁には瞬間的なバックアップ復帰力が作用す
ると共に、背圧領域の背圧が直ちに抜ける。これにより
主弁は中立位置へ迅速に復帰し、長期放置後の中立位置
復帰の信頼性が増す。この中立位置復帰の迅速性によっ
て復帰ばねのばね特性の強力化を抑制することができ、
しかも中立状態では背圧領域の背圧が抜けていることか
ら中立位置から作動流体供給位置へ切り換えるためのパ
イロット圧を低くすることができる。
と、パイロット圧室と背圧領域とが連通し、パイロット
圧室の流体がパイロット弁を経由して背圧通路へ流入す
る。背圧通路へ流入した高圧流体は排気通路と背圧領域
とへ分流するが、排気通路の絞り程度に応じた背圧が作
動流体供給位置側から中立位置側へ向かう付勢力として
主弁に作用する。従って、排気通路の絞り作用を適度に
設定することによって背圧領域の圧力を瞬間的に高める
と共に、直ちに低下させることができ、作動流体供給位
置にある主弁には瞬間的なバックアップ復帰力が作用す
ると共に、背圧領域の背圧が直ちに抜ける。これにより
主弁は中立位置へ迅速に復帰し、長期放置後の中立位置
復帰の信頼性が増す。この中立位置復帰の迅速性によっ
て復帰ばねのばね特性の強力化を抑制することができ、
しかも中立状態では背圧領域の背圧が抜けていることか
ら中立位置から作動流体供給位置へ切り換えるためのパ
イロット圧を低くすることができる。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜5図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
スプール弁1をスライド可能に収容するバルブハウジン
グ2の一端にはピストンハウジング3が接合固定されて
おり、ピストンハウジング3内には第1のピストン4が
スライド可能に嵌入収容されていると共に、ピストン4
の周面にはV型シール5が嵌められている。ピストン4
の収容室はピストン4によってパイロット圧室P1と呼
吸室S1とに区画され、パイロット圧室P1にはパイロ
ットポートl1が接続されていると共に、呼吸室S1は
呼吸ポート3aを介して大気に連通している。
グ2の一端にはピストンハウジング3が接合固定されて
おり、ピストンハウジング3内には第1のピストン4が
スライド可能に嵌入収容されていると共に、ピストン4
の周面にはV型シール5が嵌められている。ピストン4
の収容室はピストン4によってパイロット圧室P1と呼
吸室S1とに区画され、パイロット圧室P1にはパイロ
ットポートl1が接続されていると共に、呼吸室S1は
呼吸ポート3aを介して大気に連通している。
バルブハウジング2の他端にはばねハウジング6が接合
固定されており、ばねハウジング6内に突出するスプー
ル弁1の端部には一対のカラー7,8がスライド可能に
対向嵌合されていると共に、両カラー7,8間には復帰
ばね9が介在されている。復帰ばね9に作用によってカ
ラー7は常にはばねハウジング6の内端面6aに当接し
ており、他方のカラー8はバルブハウジング2の端面2
aに当接する。両カラー7,8が端面6a,2aに当接
した状態ではスプール弁1がバルブハウジング2上の入
力ポート2bと出力ポート2c1,2c2との連通、及
び入力ポート2bと排気ポート2d1,2d2との連通
を遮断する中立位置に配置される。
固定されており、ばねハウジング6内に突出するスプー
ル弁1の端部には一対のカラー7,8がスライド可能に
対向嵌合されていると共に、両カラー7,8間には復帰
ばね9が介在されている。復帰ばね9に作用によってカ
ラー7は常にはばねハウジング6の内端面6aに当接し
ており、他方のカラー8はバルブハウジング2の端面2
aに当接する。両カラー7,8が端面6a,2aに当接
した状態ではスプール弁1がバルブハウジング2上の入
力ポート2bと出力ポート2c1,2c2との連通、及
び入力ポート2bと排気ポート2d1,2d2との連通
を遮断する中立位置に配置される。
ばねハウジング6にはピストンハウジング10が接合固
定されており、ピストンハウジング10内には第2のピ
ストン11がスライド可能に嵌入収容されていると共
に、ピストン11の周面にはV型シール12が嵌められ
ている。ピストン11の収容室はピストン11によって
パイロット圧室P2と呼吸室S2とに区画され、パイロ
ット圧室P2にはパイロットポートl2が接続されてい
ると共に、呼吸室S2は呼吸ポート10aを介して大気
に連通している。又、呼吸ポート10aにはばねハウジ
ング6内の空隙が連通している。
定されており、ピストンハウジング10内には第2のピ
ストン11がスライド可能に嵌入収容されていると共
に、ピストン11の周面にはV型シール12が嵌められ
ている。ピストン11の収容室はピストン11によって
パイロット圧室P2と呼吸室S2とに区画され、パイロ
ット圧室P2にはパイロットポートl2が接続されてい
ると共に、呼吸室S2は呼吸ポート10aを介して大気
に連通している。又、呼吸ポート10aにはばねハウジ
ング6内の空隙が連通している。
バルブハウジング2上の入力ポート2bにはパイロット
ポートl3,l4が分岐接続されており、パイロットポ
ートl1,l3間には電磁三方弁からなるパイロット弁
13が介在されていると共に、パイロットポートl2,
l4間にも同様のパイロット弁14が介在されている。
パイロット弁13の入力ポート13aはパイロットポー
トl3に接続しており、パイロット弁13の出力ポート
13bはパイロットポートl1に接続している。又、パ
イロット弁14の入力ポート14aはパイロットポート
l4に接続しており、パイロット弁14の出力ポート1
4bはパイロットポートl2に接続している。
ポートl3,l4が分岐接続されており、パイロットポ
ートl1,l3間には電磁三方弁からなるパイロット弁
13が介在されていると共に、パイロットポートl2,
l4間にも同様のパイロット弁14が介在されている。
パイロット弁13の入力ポート13aはパイロットポー
トl3に接続しており、パイロット弁13の出力ポート
13bはパイロットポートl1に接続している。又、パ
イロット弁14の入力ポート14aはパイロットポート
l4に接続しており、パイロット弁14の出力ポート1
4bはパイロットポートl2に接続している。
両パイロット弁13,14の排気ポート13c,14c
は背圧管路Lで接続されており、背圧管路Lの中間には
排気管路Laが分岐接続されていると共に、排気管路L
aの先端にはニードル弁15が取り付けられている。
は背圧管路Lで接続されており、背圧管路Lの中間には
排気管路Laが分岐接続されていると共に、排気管路L
aの先端にはニードル弁15が取り付けられている。
第1図では両パイロット弁13,14がいずれも消磁状
態にあり、パイロットポートl1,l3間及びパイロッ
トポートl2,l4間は遮断されていると共に、パイロ
ットポートl1,l2は背圧管路L及び排気管路Laを
介して大気に連通している。従って、カラー7,8は復
帰ばね9の作用によって端面6a,2aに当接し、スプ
ール弁1が中立位置に配置保持されている。
態にあり、パイロットポートl1,l3間及びパイロッ
トポートl2,l4間は遮断されていると共に、パイロ
ットポートl1,l2は背圧管路L及び排気管路Laを
介して大気に連通している。従って、カラー7,8は復
帰ばね9の作用によって端面6a,2aに当接し、スプ
ール弁1が中立位置に配置保持されている。
パイロット弁13を励磁するとその入力ポート13aと
出力ポート13bとが連通し、パイロットポートl3と
パイロットポートl1とが連通する。この連通によって
バルブハウジング2上の入力ポート2bから供給される
作動流体がパイロット圧室P1に流入し、第2図に示す
ようにスプール弁1が左方へ移動配置される。これによ
りバルブハウジング2の入力ポート2bと出力ポート2
c1とが連通し、入力ポート2bから供給される作動流
体が出力ポート2c1から出力される。
出力ポート13bとが連通し、パイロットポートl3と
パイロットポートl1とが連通する。この連通によって
バルブハウジング2上の入力ポート2bから供給される
作動流体がパイロット圧室P1に流入し、第2図に示す
ようにスプール弁1が左方へ移動配置される。これによ
りバルブハウジング2の入力ポート2bと出力ポート2
c1とが連通し、入力ポート2bから供給される作動流
体が出力ポート2c1から出力される。
パイロット弁13を励磁する代わりに他方のパイロット
弁14を励磁するとその入力ポート14aと出力ポート
14bとが連通し、パイロットポートl4とパイロット
ポートl2とが連通する。この連通によって入力ポート
2bから供給される作動流体がパイロット圧室P2に流
入し、第4図に示すようにスプール弁1が右方へ移動配
置される。これにより入力ポート2bと出力ポート2c
2とが連通し、入力ポート2bから供給される作動流体
が出力ポート2c2から出力される。
弁14を励磁するとその入力ポート14aと出力ポート
14bとが連通し、パイロットポートl4とパイロット
ポートl2とが連通する。この連通によって入力ポート
2bから供給される作動流体がパイロット圧室P2に流
入し、第4図に示すようにスプール弁1が右方へ移動配
置される。これにより入力ポート2bと出力ポート2c
2とが連通し、入力ポート2bから供給される作動流体
が出力ポート2c2から出力される。
スプール弁1が左方の作動流体供給位置へ配置された第
2図の状態からパイロット弁13を消磁すると、第3図
に示すようにパイロットポートl1,l3とが遮断され
ると共に、パイロットポートl1と背圧管路Lとが連通
し、パイロット圧室P1内の流体が背圧管路Lへ流入す
る。背圧管路Lへ流入した流体はパイロット弁14側と
排気管路La側とへ分流し、パイロット弁14側へ分流
した流体はパイロット弁14の排気ポート14c、出力
ポート14b及びパイロットポートl2を経由してパイ
ロット圧室P2へ流入する。従って、左方の作動流体供
給位置にあるスプール弁1には復帰ばね9のカラー8を
介したばね力とパイロット圧室P2に流入した流体のピ
ストン11を介した背圧とが作用し、スプール弁1が第
1図の中立位置へ復帰する。即ち、パイロット圧室P2
はパイロット圧室P1に対する背圧領域となる。
2図の状態からパイロット弁13を消磁すると、第3図
に示すようにパイロットポートl1,l3とが遮断され
ると共に、パイロットポートl1と背圧管路Lとが連通
し、パイロット圧室P1内の流体が背圧管路Lへ流入す
る。背圧管路Lへ流入した流体はパイロット弁14側と
排気管路La側とへ分流し、パイロット弁14側へ分流
した流体はパイロット弁14の排気ポート14c、出力
ポート14b及びパイロットポートl2を経由してパイ
ロット圧室P2へ流入する。従って、左方の作動流体供
給位置にあるスプール弁1には復帰ばね9のカラー8を
介したばね力とパイロット圧室P2に流入した流体のピ
ストン11を介した背圧とが作用し、スプール弁1が第
1図の中立位置へ復帰する。即ち、パイロット圧室P2
はパイロット圧室P1に対する背圧領域となる。
スプール弁1が右方の作動流体供給位置へ配置された第
4図の状態からパイロット弁14を消磁すると、第5図
に示すようにパイロットポートl2,l4間が遮断され
ると共に、パイロットポートl2と背圧管路Lとが連通
し、パイロット圧室P2内の流体が背圧管路Lへ流入す
る。背圧管路Lへ流入した流体はパイロット弁13側と
排気管路La側とへ分流し、パイロット弁13側へ分流
した流体はパイロット弁13の排気ポート13c、出力
ポート13b及びパイロットポートl1を経由してパイ
ロット圧室P1へ流入する。従って、右方の作動流体供
給位置にあるスプール弁1には復帰ばね9のカラー7を
介したばね力とパイロット圧室P1に流入した流体のピ
ストン4を介した背圧とが作用し、スプール弁1が第1
図の中立位置へ復帰する。即ち、パイロット圧室P1は
パイロット圧室P2に対する背圧領域となる。
4図の状態からパイロット弁14を消磁すると、第5図
に示すようにパイロットポートl2,l4間が遮断され
ると共に、パイロットポートl2と背圧管路Lとが連通
し、パイロット圧室P2内の流体が背圧管路Lへ流入す
る。背圧管路Lへ流入した流体はパイロット弁13側と
排気管路La側とへ分流し、パイロット弁13側へ分流
した流体はパイロット弁13の排気ポート13c、出力
ポート13b及びパイロットポートl1を経由してパイ
ロット圧室P1へ流入する。従って、右方の作動流体供
給位置にあるスプール弁1には復帰ばね9のカラー7を
介したばね力とパイロット圧室P1に流入した流体のピ
ストン4を介した背圧とが作用し、スプール弁1が第1
図の中立位置へ復帰する。即ち、パイロット圧室P1は
パイロット圧室P2に対する背圧領域となる。
パイロット圧室P1又はP2における背圧の大きさ及び
排気時間はニードル弁15の絞り程度によって調整さ
れ、ニードル弁15の絞り程度を適宜に設定することに
よってピストン11又は4に対する背圧の大きさを適度
に確保しつつ瞬間的な背圧作用を達成することができ
る。従って、背圧領域の圧力を瞬間的に高めると共に、
直ちに低下させることができ、作動流体供給位置にある
スプール弁1には瞬間的なバックアップ復帰力が作用す
る。これによりスプール弁1は中立位置へ迅速に復帰
し、しかも背圧領域の背圧は直ちに抜ける。中立位置復
帰の迅速性によって復帰ばね9のばね特性の低減化を図
ることができ、しかも中立状態では背圧領域の背圧が抜
けていることから中立位置から作動流体供給位置へ切り
換えるためのパイロット圧を低圧設定することができ
る。背圧がピストン11,4の全受圧面積に作用するた
め、背圧によるバックアップ復帰作用は非常に効率良
い。
排気時間はニードル弁15の絞り程度によって調整さ
れ、ニードル弁15の絞り程度を適宜に設定することに
よってピストン11又は4に対する背圧の大きさを適度
に確保しつつ瞬間的な背圧作用を達成することができ
る。従って、背圧領域の圧力を瞬間的に高めると共に、
直ちに低下させることができ、作動流体供給位置にある
スプール弁1には瞬間的なバックアップ復帰力が作用す
る。これによりスプール弁1は中立位置へ迅速に復帰
し、しかも背圧領域の背圧は直ちに抜ける。中立位置復
帰の迅速性によって復帰ばね9のばね特性の低減化を図
ることができ、しかも中立状態では背圧領域の背圧が抜
けていることから中立位置から作動流体供給位置へ切り
換えるためのパイロット圧を低圧設定することができ
る。背圧がピストン11,4の全受圧面積に作用するた
め、背圧によるバックアップ復帰作用は非常に効率良
い。
スプール弁1が作動流体供給位置に長期放置されている
場合にはパイロット圧室P1,P2内の圧力がV型シー
ル5,12における静止摩擦力を大きくし、パイロット
圧室P1,P2の圧力が高いと長期放置後の中立位置復
帰の信頼性が低下する。しかしながら、復帰ばね9のば
ね特性の低減化によって中立位置から作動流体供給位置
へスプール弁1を配置するためのパイロット圧を低くす
ることができ、長期放置後の中立位置復帰の信頼性は高
い。
場合にはパイロット圧室P1,P2内の圧力がV型シー
ル5,12における静止摩擦力を大きくし、パイロット
圧室P1,P2の圧力が高いと長期放置後の中立位置復
帰の信頼性が低下する。しかしながら、復帰ばね9のば
ね特性の低減化によって中立位置から作動流体供給位置
へスプール弁1を配置するためのパイロット圧を低くす
ることができ、長期放置後の中立位置復帰の信頼性は高
い。
又、復帰ばね9の大型化回避によって装置全体の大型化
を回避することができる。
を回避することができる。
さらに、本実施例では特公昭57−59469号公報及
び実公平1−7901号公報の従来装置のように補助ピ
ストンを用いていないため、構造の簡素化及びコストダ
ウンを図ることができる。
び実公平1−7901号公報の従来装置のように補助ピ
ストンを用いていないため、構造の簡素化及びコストダ
ウンを図ることができる。
なお、この実施例では背圧領域ともなる両パイロット圧
室P1,P2の左右対称性によって左右両作動流体供給
位置から中立位置への復帰のばらつきが非常に少ない
が、パイロット弁を片側に寄せた場合のように排気通路
長さが異なってもニードル弁15の絞り程度を適宜に設
定することによって中立位置への復帰時間のばらつきを
少なくすることができる。又、スプール弁1及びピスト
ン4,11を介してパイロット圧室と背圧領域とを対応
させる代わりにピストンのみを介してパイロット圧室と
背圧領域とを直接対応させるようにしてもよく、これに
よりピストンは1つで済む。
室P1,P2の左右対称性によって左右両作動流体供給
位置から中立位置への復帰のばらつきが非常に少ない
が、パイロット弁を片側に寄せた場合のように排気通路
長さが異なってもニードル弁15の絞り程度を適宜に設
定することによって中立位置への復帰時間のばらつきを
少なくすることができる。又、スプール弁1及びピスト
ン4,11を介してパイロット圧室と背圧領域とを対応
させる代わりにピストンのみを介してパイロット圧室と
背圧領域とを直接対応させるようにしてもよく、これに
よりピストンは1つで済む。
本考案は勿論前記実施例にのみ限定されるものではな
く、例えば第6,7図に示すように1つのパイロット弁
13によってスプール弁16を第6図の中立位置と第7
図の作動流体供給位置とに切り換え配置する方向切り換
え弁に本考案を適用することも可能である。この実施例
ではピストン17を収容するピストンハウジング10が
直接バルブハウジング2に接合固定されており、ピスト
ンハウジング10とピストン17との間には復帰ばね9
が介在されている。第7図の作動流体供給状態からパイ
ロット弁13を消磁すればパイロット圧室P1内の流体
がニードル弁15から排出すると共に、背圧領域P3へ
流入する。これにより前記実施例と同様の作用効果が得
られる。
く、例えば第6,7図に示すように1つのパイロット弁
13によってスプール弁16を第6図の中立位置と第7
図の作動流体供給位置とに切り換え配置する方向切り換
え弁に本考案を適用することも可能である。この実施例
ではピストン17を収容するピストンハウジング10が
直接バルブハウジング2に接合固定されており、ピスト
ンハウジング10とピストン17との間には復帰ばね9
が介在されている。第7図の作動流体供給状態からパイ
ロット弁13を消磁すればパイロット圧室P1内の流体
がニードル弁15から排出すると共に、背圧領域P3へ
流入する。これにより前記実施例と同様の作用効果が得
られる。
この実施例では前記実施例のバルブハウジング2が用い
られており、出力ポート2c2、排気ポート2d2及び
パイロットポートl4に盲栓18,19,20が嵌めこ
まれているが、出力ポート2c2、排気ポート2d2及
びパイロットポートl4の無いバルブハウジングを用い
てもよいことは勿論である。
られており、出力ポート2c2、排気ポート2d2及び
パイロットポートl4に盲栓18,19,20が嵌めこ
まれているが、出力ポート2c2、排気ポート2d2及
びパイロットポートl4の無いバルブハウジングを用い
てもよいことは勿論である。
さらに本考案では不変の絞り作用をもたらす排気通路を
採用した実施例も可能である。
採用した実施例も可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案は、パイロット弁の供給切り
換えによって供給されるパイロット流体を主弁に作用さ
せるパイロット圧室に対応して背圧領域を設け、背圧領
域とパイロット弁の排気ポートとを背圧通路で接続する
と共に、背圧通路上には絞り作用を備えた排気通路を接
続したので、中立復帰の際にはパイロット圧室から排出
する流体圧がバックアップ復帰力として主弁に作用し、
これにより機構の複雑化、大型化及びパイロット圧の高
圧化を回避しつつ方向切り換えの速応性を向上し得ると
いう優れた効果を有する。
換えによって供給されるパイロット流体を主弁に作用さ
せるパイロット圧室に対応して背圧領域を設け、背圧領
域とパイロット弁の排気ポートとを背圧通路で接続する
と共に、背圧通路上には絞り作用を備えた排気通路を接
続したので、中立復帰の際にはパイロット圧室から排出
する流体圧がバックアップ復帰力として主弁に作用し、
これにより機構の複雑化、大型化及びパイロット圧の高
圧化を回避しつつ方向切り換えの速応性を向上し得ると
いう優れた効果を有する。
第1〜5図は本考案を具体化した一実施例を示し、第1
図は中立状態を示す縦断面図、第2図は一方の作動流体
供給状態を示す縦断面図、第3図は第2図から中立復帰
開始した状態を示す縦断面図、第4図は他方の作動流体
供給状態を示す縦断面図、第5図は第4図から中立復帰
開始した状態を示す縦断面図、第6,7図は別例を示
し、第6図は中立状態を示す縦断面図、第7図は作動流
体供給状態を示す縦断面図である。 主弁としてのスプール弁1、復帰ばね9、パイロット弁
13,14、背圧領域を兼ねるパイロット圧室P1,P
2、背圧管路L、排気管路La。
図は中立状態を示す縦断面図、第2図は一方の作動流体
供給状態を示す縦断面図、第3図は第2図から中立復帰
開始した状態を示す縦断面図、第4図は他方の作動流体
供給状態を示す縦断面図、第5図は第4図から中立復帰
開始した状態を示す縦断面図、第6,7図は別例を示
し、第6図は中立状態を示す縦断面図、第7図は作動流
体供給状態を示す縦断面図である。 主弁としてのスプール弁1、復帰ばね9、パイロット弁
13,14、背圧領域を兼ねるパイロット圧室P1,P
2、背圧管路L、排気管路La。
Claims (1)
- 【請求項1】パイロット弁(13、14)の切り換え供
給動作によって主弁(1)を復帰ばね(9)に抗して作
動流体供給位置へ切り換え配置すると共に、パイロット
弁(13、14)の切り換え排気動作によって主弁
(1)を復帰ばね(9)の作用で中立位置へ切り換え配
置する方向切り換え弁において、パイロット弁(13、
14)の切り換え供給動作によって供給されるパイロッ
ト流体を主弁(1)に作用させるパイロット圧室
(P1、P2)に対応して背圧領域(P2、P1)を設
け、背圧領域(P2、P1)とパイロット弁(13、1
4)の排気ポート(13c、14c)とを背圧通路
(L)で接続すると共に、この背圧通路(L)上には絞
り作用を備えた排気通路(La)を接続したことを特徴
とする方向切り換え弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990001981U JPH067243Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 方向切り換え弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990001981U JPH067243Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 方向切り換え弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393666U JPH0393666U (ja) | 1991-09-25 |
| JPH067243Y2 true JPH067243Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31505865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990001981U Expired - Lifetime JPH067243Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 方向切り換え弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067243Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5569305A (en) * | 1978-11-20 | 1980-05-24 | Control Concepts | Assembly of feathering valve |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP1990001981U patent/JPH067243Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0393666U (ja) | 1991-09-25 |
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