JPH0672994A - 22−オキサコレカルシフェロール誘導体とその製造方法 - Google Patents
22−オキサコレカルシフェロール誘導体とその製造方法Info
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Abstract
は、同一または異なってC1〜C5の低級アルキル基を
表す。)で示される22−オキサコレカルシフェロール
誘導体とその製造方法。 [効果] 本発明の化合物は、強力な分化誘導作用、増
殖抑制作用を有し、抗腫瘍剤や抗リウマチ剤、乾癬治療
剤、副甲状腺機能亢進症治療薬としての用途が期待され
る。本製造法は、副生成物を低減して所望の22−オキ
サコレカルシフェロール誘導体効率よく製造できる。
Description
る22−オキサコレカルシフェロール誘導体およびその
有用な合成中間体、その中間体を経由して22−オキサ
コレカルシフェロール誘導体を製造する方法に関する。
まで22−オキサコレカルシフェロール誘導体は、例え
ば特開昭61−267550号公報記載の方法で製造さ
れていた。この方法は、一般式(II)
を表す。R5は水酸基また
7は、それぞれ水素原子を表すか、一緒になって二重結
合を表す。)
じ)
ロモ−3−プロペンを反応させて20S−(3−ブテニ
ルオキシ)体とし、次いで触媒存在下、酸素酸化して2
0S−(3−オキソブチルオキシ)体とし、次いでグリ
ニヤー試薬を反応させて20S−(3−ヒドロキシ−3
−メチルブチルオキシ)体を製造する方法である。
雑であり、さらに1−ブロモ−3−プロペンを反応させ
る工程は、かなりの割合で20S−(2−ブテニルオキ
シ)体が副生するため目的物の収量が低く、また分離精
製が容易でない等の欠点があった。
した結果、一般式(III)
す。)
O−アルキル化を行って側鎖を構築する方法を見いだ
し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
される化合物を出発物質とする。
を表す。R5は水酸基または保護された水酸基を表す。
R6とR7は、それぞれ水素原子を表すか、一緒になっ
て二重結合を表す。)
550号公報記載の方法で製造することができる。
保護基として用いられるのは、塩基性条件下で脱離しな
いものであり、このようなものとしては、トリメチルシ
リル基、トリエチルシリル基、tert−ブチルジメチ
ルシリル基等の低級アルキルシリル基をあげることがで
きる。好ましくは、tert−ブチルジメチルシリル基
が用いられる。
と一般式(III)
す。)で示される化合物を塩基触媒存在下、反応に付
す。
は、ジメチルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミド
等のアクリル酸アミド類が用いられる。
ウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等の金属水酸
化物や水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カル
シウム等の金属水素化物が用いられる。
化物を用いる場合には、反応試薬の溶解度を高め、水と
混合しやすくアルカリに安定な有機溶媒が用いられる。
この目的に好ましい溶媒としては、テトラヒドロフラン
(THF)、ジオキサン、ジグリム等のエーテル系溶媒
が用いられる。
ば、水とは混合しない有機溶媒でも本反応に用いられ、
その例としては、トルエン、キシレン、ベンゼン等の芳
香族炭化水素系溶媒があげられる。この場合は、相間移
動触媒を用いるのが好ましく、テトラブチルアンモニウ
ム塩等が好ましく用いられる。
前述の溶媒を乾燥して用いることが好ましい。すなわ
ち、THF、ジオキサン、ジグリム等のエーテル系やト
ルエン、キシレン、ベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒
が乾燥して用いられ、好ましくはTHFが用いられる。
アクリル酸アミド類の重合反応を防止するためには、室
温あるいは室温以下で反応するのが好ましい。
種々の22−オキサコレカルシフェロール誘導体合成の
有用な中間体である。次に、この有用な中間体である一
般式(IV)
を表す。R5は水酸基または保護された水酸基を表す。
R6とR7は、それぞれ水素原子を表すか、一緒になっ
て二重結合を表す。R8はC1〜C5のジアルキルアミ
ノ基を表す。)
はアルカリ金属、アルカリ土類金属ハロゲン化物、セリ
ウムハロゲン化物を表す。)で示される化合物を反応さ
せて、一般式(VI)で示される化合物に変換する。
低級アルキル基を表す。R4は水素原子、水酸基または
保護された水酸基を表す。R5は水酸基または保護され
た水酸基を表す。R6とR7は、それぞれ水素原子を表
すか、一緒になって二重結合を表す。)
合物としては、メチルリチウム、ブチルリチウム、メチ
ルマグネシウムブロミド、エチルマグネシウムブロミ
ド、メチルセリウムクロリド等があげられる。
せず、副生成物を制御できる非プロトン性溶媒がよく、
好ましくは、THF、ジメチルエーテル等のエーテル系
溶媒が用いられる。これらの溶媒は、常法により無水の
状態にして用いられる。
脱離反応により一般式(II)に戻るのを可能な限り抑
制するために、−30℃〜室温で数十分から数時間で行
うのが好ましい。
がそれぞれ水素原子を表す場合は、この化合物をビタミ
ンD骨格に導いていくために、R6とR7が二重結合を
表す化合物(5,7−ジエン化合物)に変換しなければ
ならない。
71055号公報記載の方法で式2
じ)
りステロイドの7位をハロゲン化、次いで塩基による脱
ハロゲン化水素反応を行うことによって容易に5,7−
ジエン化合物に変換される。
ロモコハク酸イミド、N−クロロコハク酸イミド、1,
3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン等が用い
られる。
溶媒、好ましくは、n−ヘキサン、四塩化炭素等の無極
性溶媒が用いられる。さらに反応をよく進行させるため
に光照射する、あるいはアゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)等のラジカル反応開始剤を添加する等の手
段を用いてもよい。
2,4,6−トリメチルピリジン(γ−コリジン)、
2,6−ルチジン、ピリジン系のイオン交換樹脂等の有
機塩基、炭酸リチウム、炭酸カリウム等の無機塩基等が
用いられる。
種類により適宜選択し得るが、塩基にγ−コリジンを用
いてトルエン中約10分加熱還流することが好ましい。
合物以外に、二重結合が移動した4,6−ジエン化合物
を副生することがある。この場合、精製は反応混合物を
そのままシリカゲルカラムクロマトグラフィー等で行っ
てもよいが、5,7−ジエン化合物に一般式(VII)
離精製し、脱離反応を行って5,7−ジエン化合物に復
帰させてもよい。(4,6−ジエン化合物は付加体を形
成しない。)
は、水素化アルミニウムリチウム等の強力な還元剤、あ
るいは高沸点溶媒中無機塩基を用いて行われてきた。こ
のため、還元反応に耐えられない官能基を有する場合あ
るいは塩基に弱い官能基を有する場合には適用できなか
った。従って、本件のような分離精製法としての使用に
は制限があった。
どの官能基に影響を及ぼすことなく脱離反応する方法を
見いだした。
−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)、N,N
−ジメチルホルムアミド(DMF)等の非プロトン性極
性溶媒中加熱することにより、高収率で脱離反応させる
方法である。
DMIを用いて、100〜150℃数時間加熱させるこ
とが、副生成物が少なく、目的物が高収率で得られる。
れる化合物としては、4−フェニル−1,2,4−トリ
アゾリン−3,5−ジオンが好ましい。
が一緒になって二重結合を表す示される化合物は、R4
あるいはR5が保護されている水酸基の場合は、常法に
より脱保護反応に付し、R4あるいはR5が水酸基を表
す化合物に変換される。
より、例えば特開昭50−84555号公報記載の方法
に準じ、不活性溶媒中光照射反応、続いて熱異性化反応
に付すことにより、容易に一般式(I)で示される22
−オキサコレカルシフェロール誘導体に変換される。
は、同一または異なってC1〜C5の低級アルキル基を
表す。)
2とR3がメチル基である化合物は、新規な22−オキ
サコレカルシフェロール誘導体であり、分化誘導作用、
細胞増殖抑制作用を有する。
が、これにより本発明が限定されるものではない。
−ヒドロキシブチルオキシ)−9,10−セコプレグナ
−5,7,10(19)−トリエンの製造方法
ジメチルシリルオキシ)−20S−{2−(ジメチルア
ミノカルボニル)エチルオキシ}−5−プレグネンの製
法
チルシリルオキシ)−20S−ヒドロキシ−5−プレグ
ネン1.95kgをTHF121に溶解して0℃に冷却
した。この溶解にジメチルアクリルアミド1.06kg
および水素化ナトリウム215gを加え、0℃で8時間
反応した。冷却下、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶
液2.81を滴下し、さらに飽和食塩水151と酢酸エ
チル181を加えた。有機層を飽和水溶液で洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を濃縮した。得られた
反応混合物にn−ヘキサン61を加えて結晶化させた。
生じた結晶を濾過して乾燥することにより標記化合物の
結晶1.66kg(収率73%)を得た。
ジメチルシリルオキシ)−20S−(3−メチル−3−
ヒドロキシブチルオキシ)−5−プレグネンの製法
kgを電気炉で脱水し(250℃、2時間)、得られた
無水物を反応容器にいれてさらに減圧乾燥した(120
℃、3時間)。反応容器をアルゴン置換後、乾燥THF
8.01を加えて室温で1時間撹拌した。−20℃に冷
却してメチルマグネシウムブロミド溶液(1mol/l
THF溶液)7.51を加え、30分反応した。この
反応液に−20℃で1α,3β−ビス(tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−20S−{2−(ジメチル
アミノカルボニル)エチルオキシ}−5−プレグネン
1.62kgを加え、同温度で30分間反応した。反応
液を塩化アンモニウム1.0kgを溶解した水20lに
滴下し、有機層を分離、水層は酢酸エチル10lで再抽
出し、有機層を合わせて無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を濃縮して、1α,3β−ビス(tert−ブ
チルジメチルシリルオキシ)−20S−(3−オキソブ
チルオキシ)−5−プレグネンを得た。
標記化合物の粗生成物を得、これをメタノールに懸濁さ
せて生じた結晶を濾過し、乾燥して標記化合物1.12
kg(収率73%)を得た。
ジメチルシリルオキシ)−20S−(3−メチル−3−
ヒドロキシブチルオキシ)−5,7−プレグナジエンの
製法
チルシリルオキシ)−20S−(3−メチル−3−ヒド
ロキシブチルオキシ)−5−プレグネン32.5gをn
−ヘキサン300mlに溶解し、N−ブロモスクシンイ
ミド(NBS)11.1g、アゾビスイソブチロニトリ
ル(AIBN)2.46gを加えて30分間加熱還流し
た。冷却後、不溶物を濾去し母液を濃縮した。残渣をト
ルエン200mlに溶解し、γ−コリジン25mlを加
え時間加熱還流した。冷却後、不溶物を濾去し、濾液に
n−ヘキサン200mlを加えて、1N塩酸300m
l、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液200ml、飽和食
塩水200mlで洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、濃縮した(約100ml)。濃縮液にア
セトニリル500mlを加え、氷冷下1時間撹拌した。
生じた結晶を濾取し、得られた粗結晶を酢酸エチル10
0mlに溶解してアセトニトリル500mlに加えた。
氷冷下1時間撹拌し、生じた結晶を濾取して乾燥するこ
とにより標記化合物12.8g(収率40%)を得た。
濃縮し、塩化メチレン200mlに溶解した。これに4
−フェニル−1,2,4−トリアゾリン−3,5−ジオ
ン(PTAD)3.0gを加え、室温で30分間撹拌し
た。溶媒を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに付し、n−ヘキサン:酢酸エチル=3:1の
混合溶媒で溶出して油状のPTADの1,4−付加体
3.63gを得た。
解して、140℃で2時間加熱した。冷却後、n−ヘキ
サン40mlを加え、飽和食塩水で3回洗浄した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去した。得られた残
渣にメタノール20mlを加えて結晶化し、標記化合物
1.7g(収率5.3%)を得た。 標記化合物の総得量14.5g(収率45.3%)
(3−メチル−3−ヒドロキシブチルオキシ)−5,7
−プレグナジエンの製法
チルシリルオキシ)−20S−(3−メチル−3−ヒド
ロキシブチルオキシ)−5,7−プレグナジエン14.
3gをTHF70mlに溶解し、テトラ−n−ブチルア
ンモニウムフロリド(TBAF)溶液(1mol/lT
HF溶液)133mlを加え、2時間加熱還流した。反
応液に酢酸エチル100mlを加え、0.5N塩酸、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去して得られ
た残渣をアセトンで結晶化して標記化合物8.59g
(収率93%)を得た。
(3−メチル−3−ヒドロキシブチルオキシ)−9,1
0−セコプレグナ−5(10),6,8−トリエンの製
法
−メチル−3−ヒドロキシブチルオキシ)−5,7−プ
レグナジエン12.6gをTHF220mlに溶解し、
バイコールフィルターを用いて高圧水銀灯で225分間
光照射した。反応液を濃縮して得られた残渣にアセトン
90mlを用いて結晶化させることにより原料化合物
5.57g(回率44%)を回収した。母液を分取用高
速液体クロマトグラフィー(ウォーターズ社製:SYS
TEM−500、溶媒;酢酸エチル:塩化メチレン=
5:2)で精製することにより、粗な標記化合物3.6
4g(収率29%)を得た。
(3−メチル−3−ヒドロキシブチルオキシ)−9,1
0−セコプレグナ−5,7,10(19)−トリエンの
製法
(3−メチル−3−ヒドロキシブチルオキシ)−9,1
0−セコプレグナ−5(10),6,8−トリエン3.
64gをTHF70mlに溶解し、室温で4日間放置L
た。溶媒を濃縮し得られた残渣を分取用高速液体クロマ
トグラフィー(ウォーターズ社製:SYSTEM−50
0、溶媒;酢酸エチル:塩化メチレン=5:4)で精製
することにより油状の標記化合物1.40gを得た。酢
酸エチルおよびn−ヘキサンを用いて結晶化することに
より結晶の標記化合物1.08gを得た(1α,3β−
ジヒドロキシ−20S−(3−メチル−3−ヒドロキシ
ブチルオキシ)−5,7−プレグナジエンからの収率
8.6%)。
−ヘキサン系混合溶媒から結晶化)
キシ)−20S−(3−メチル−3−ヒドロキシブチル
オキシ)−5,7−プレグナジエンの製造方法
ジメチルシリルオキシ)−20S−{2,(ジメチルア
ミノカルボニル)エチルオキシ}−5,7−プレグナジ
エンの製法
チルシリルオキシ)−20S−ヒドロキシ−5,7−プ
レグナジエン825gをTHF1.21に溶解して0℃
に冷却した。この溶液にジメチルアクリルアミド688
gおよび水素化ナトリウム175gを加え、0℃で8時
間反応した。冷却下、反応液に飽和塩化アンモニウム水
溶液700mlを滴下し、さらに飽和食塩水41と酢酸
エチル51を加えた。有機層を飽和水溶液で洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を濃縮した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、n
−ヘキサン:酢酸エチル=3:1続いて酢酸エチルのみ
で溶出して標記化合物の結晶822g(収率85%)を
得た。
ジメチルシリルオキシ)−20S−(3−メチル−3−
ヒドロキシブチルオキシ)−5,7−プレグナジエンの
製法
を電気炉で脱水し(250℃、2時間)、得られた無水
物を反応容器にいれてさらに減圧乾燥した(140℃、
2時間)。反応容器をアルゴン置換後、乾燥THF1.
35lを加えて室温で1時間撹拌した。−20℃に冷却
してメチルマグネシウムブロミド溶液(1mol/lT
HF溶液)1.36lを加え、30分反応した。この反
応液に−20℃で1α,3β−ビス(tert−ブチル
ジメチルシリルオキシ)−20S−{2−(ジメチルア
ミノカルボニル)エチルオキシ}−5,7−プレグナジ
エン300gを加え、同温度で30分間反応した。
した水4lに滴下し、有機層を分離、水層も酢酸エチル
5lで再抽出し、有機層を併せて無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を濃縮して、1α,3β−ビス(te
rt−ブチルジメチルシリルオキシ)−20S−(3−
オキソブチルオキシ)−5,7−プレグナジエンを得
た。この生成物を再度、前述の反応に付して、標記化合
物の粗生成物を得、これをメタノールに懸濁させて生じ
た結晶を濾過し、乾燥して標記化合物229g(収率8
0%)を得た。
−5−アンドロステン−17−オンの製法
をDMF300mlに溶解し、イミダゾール41.7g
およびtert−ブチルジメチルクロロシラン46.0
8gを加えて室温で2時間撹拌した。反応終了後メタノ
ール150mlを加え、生じた結晶を濾取、メタノール
100mlで洗浄後、乾燥して標記化合物73.7g
(収率93.1%)を得た。
リルオキシ)−プレグナ−5,17(20)−ジエンの
製法
250gをTHF400mlに溶解し、カリウム−t−
ブトキシド70.0gを加えて、40℃で1時間30分
撹拌した。続いて、3β−(tert−ブチルジメチル
シリルオキシ)−5−アンドロステン−17−オン7
0.0gを加え、60℃で1時間30分撹拌した。冷却
後、反応液をn−ヘキサン200mlと水400mlに
注ぎ、有機層を分離、水層はn−ヘキサン300mlで
再抽出し、有機層を合わせて無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。濃縮して得られた残渣にn−ヘキサン300m
lを加え室温で2時間撹拌した。析出した結晶を濾別
し、濾液を濃縮した。アセトン200mlとメタノール
300mlで結晶化することにより標記化合物68.8
g(収率95.4%)を得た。
リルオキシ)−20S−ヒドロキシ−5,プレグネンの
製法
液(9−BBN、0.5M THF溶液)500mlに
3β−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−プ
レグナ−5,17(20)−ジエン65.7gを加え、
40℃で2時間撹拌した。反応液を0℃に冷却し、3N
水酸化ナトリウム水溶液420mlおよび30%過酸化
水素水340gを滴下して、室温で3時間激しく撹拌し
た。反応液に酢酸エチル500mlを加えて有機層を分
離、水層は、酢酸エチル150mlで2回抽出し、有機
層を合わせて飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を濃縮して得られた残渣にメタノール250mlを加
えて結晶化させた。生じた結晶を濾取、乾燥することに
より標記化合物56.3g(収率82%)を得た。
リルオキシ)−20S−{2−(ジメチルアミノカルボ
ニル)エチルオキシ}−5−プレグネンの製法
オキシ)−20S−ヒドロキシ−5−プレグネン53.
0gをTHF420mlに溶解して0℃に冷却した。こ
の溶液にジメチルアクリルアミド48.6gおよび水素
化ナトリウム9.8gを加え、0℃で8時間反応した。
冷却下、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液100m
lを滴下し、さらに酢酸エチル400mlを加えた。有
機層を飽和水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後溶媒を濃縮した。得られた反応混合物にn−ヘキサ
ン200mlを加えて結晶化させた。生じた結晶を濾過
して乾燥することにより標記化合物の結晶26.4gを
得た。さらに濾液を濃縮し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにて精製して標記化合物292gを得た。総
得量55.6g(収率73%)。
リルオキシ)−20S−(3−メチル−3−ヒドロキシ
ブチルオキシ)−5−プレグネンの製法
II)109gを反応容器にいれてさらに減圧乾燥した
(140℃、2時間)。反応容器をアルゴン置換後、乾
燥THF320mlを加えて室温で1時間撹拌した。−
10℃に冷却してメチルマグネシウムブロミド溶液(1
mol/lTHF溶液)400mlを加え、30分反応
した。この反応液に−10℃で3β−(tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−20S−{2−(ジメチル
アミノカルボニル)エチルオキシ}−5−プレグネン3
5.2gを加え、同温度で30分間反応した。反応液を
1N塩化アンモニウム水溶液に滴下し、有機層を分離、
水層は酢酸エチル200mlで再抽出し、有機層を合わ
せて無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を濃縮し
て、3β−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)
−20S−(3−オキソブチルオキシ)−5−プレグネ
ンを得た。
標記化合物の粗生成物を得、これをメタノールに懸濁さ
せて生じた結晶を濾過し、乾燥して標記化合物45.0
g(収率87%)を得た。
リルオキシ)−20S−(3−メチル−3−ヒドロキシ
ブチルオキシ)−5,7−プレグナジエンの製法
オキシ)−20S−(3−メチル−3−ヒドロキシブチ
ルオキシ)−5−プレグネン25.9gをn−ヘキサン
300mlに溶解し、NBS11.1g、AIBN2.
46gを加えて30分間加熱還流した。冷却後、不溶物
を濾去し母液を濃縮した。残渣をトルエン200mlに
溶解し、γ−コリジン25mlを加え1時間加熱還流し
た。冷却後、不溶物を濾去し、濾液にn−ヘキサン20
0mlを加えて、1N塩酸180ml、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液50ml、飽和食塩水50mlで洗浄し
た。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した
(約100ml)。濃縮液をアセトニトリル400ml
に加え、氷冷下15分間撹拌した。生じた結晶を濾取
し、得られた粗結晶を塩化メチレン30mlに溶解して
アセトニトリル300mlに加えた。氷冷下15分間撹
拌し、生じた結晶を濾取して乾燥することにより標記化
合物5.52g(収率21%)を得た。
濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
n−ヘキサン:酢酸エチル=10:1の混合溶媒で溶出
して標記化合物を含有する分画を集めて濃縮し、塩化メ
チレン200mlに溶解した。これにPTAD6.0g
を加え、室温で45分間撹拌した。溶媒を濃縮し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、n−ヘ
キサン:酢酸エチル=10:1次いで2:1の混合溶媒
で溶出してPTADの1,4−付加体4.71gを得
た。
解して、160℃で2時間加熱した。冷却後、トルエン
40mlを加え、飽和食塩水50mlで洗浄した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去した。得られた残
渣にアセトニトリル50mlを加えて結晶化し、標記化
合物2.47g(収率9%)を得た。 標記化合物の総得量7.99g(収率30%)
チル−3−ヒドロキシブチルオキシ)−5,7−プレグ
ナジエンの製法
オキシ)−20S−(3−メチル−3−ヒドロキシブチ
ルオキシ)−5,7−プレグナジエン7.60gをTH
F40mlに溶解し、TBAF溶液(1mol/lTH
F溶液)45mlを加え、室温で10時間撹拌した。反
応液に酢酸エチル50mlを加え、1N塩酸90ml、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液100ml、飽和食塩水
100mlで洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去して得られた残渣をアセトン50mlで
結晶化して標記化合物4.50g(収率79%)を得
た。
チル−3−ヒドロキシブチルオキシ)−9,10−セコ
プレグナ−5,7,10(19)−トリエンの製法
−3−ヒドロキシブチルオキシ)−5,7−プレグナジ
エン2.30gをTHF230mlに溶解し、バイコー
ルフィルターを用いて高圧水銀灯で 分間光照射した。
反応液を濃縮して得られた残渣にアセトン mlを用い
て結晶化させることにより原料化合物0.90g(回収
率39%)を回収した。母液を分取用高速液体クロマト
グラフィー(東ソー製:HLC−837、溶媒;酢酸エ
チル:塩化メチレン=1:5)で精製することにより、
粗な3β−ヒドロキシ−20S−(3−メチル−3−ヒ
ドロキシブチルオキシ),9,10−セコプレグナ−5
(10),6,8−トリエン0.33g(収率14%)
を得た。
メチル−3−ヒドロキシブチルオキシ)−9,10−セ
コプレグナ−5(10),6,8−トリエン0.33g
をTHF15mlに溶解し、2時間還流した。溶媒を濃
縮し得られた残渣を分取用高速液体クロマトグラフィー
(東ソー製:HLC−837、溶媒;酢酸エチル:塩化
メチレン=1:5)で精製することにより油状の標記化
合物0.06gを得た。(3β−ヒドロキシ−20S−
(3−メチル−3−ヒドロキシブチルオキシ)−5,7
−プレグナジエンからの収率3%)。
Claims (5)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中R1は水素原子または水酸基を表す。R2とR3
は、同一または異なってC1〜C5の低級アルキル基を
表す。)で示される22−オキサコレカルシフェロール
誘導体を製造するにあたり、一般式(II) 【化2】 (式中R4は水素原子、水酸基または保護された水酸基
を表す。R5は水酸基または保護された水酸基を表す。
R6とR7は、それぞれ水素原子を表すか、一緒になっ
て二重結合を表す。)で示される化合物に有機溶媒中あ
るいは水−有機溶媒の二層系で一般式(III) 【化3】 (式中R8はC1〜C5のジアルキルアミノ基を表
す。)で示される化合物を反応させることにより、一般
式(IV) 【化4】 (式中R4は水素原子、水酸基または保護された水酸基
を表す。R5は水酸基または保護された水酸基を表す。
R6とR7は、それぞれ水素原子を表すか、一緒になっ
て二重結合を表す。R8はC1〜C5のジアルキルアミ
ノ基を表す。)で示される化合物を製造し、次いで一般
式(IV)の化合物に一般式(V) 【化5】 (式中、R9はC1〜C5の低級アルキル基を表し、X
はアルカリ金属、アルカリ土類金属ハロゲン化物、セリ
ウムハロゲン化物を表す。)で示される有機金属化合物
を反応させて一般式(VI) 【化6】 (式中R2とR3は、同一または異なってC1〜C5の
低級アルキル基を表す。R4は水素原子、水酸基または
保護された水酸基を表す。R5は水酸基または保護され
た水酸基を表す。R6とR7は、それぞれ水素原子を表
すか、一緒になって二重結合を表す。)で示される化合
物を製造し、次いで、一般式(VI)においてR6とR
7が一緒になって二重結合表す場合はそのまま、また、
R6とR7がそれぞれ水素原子を表す場合は、アリル位
のハロゲン化、次いで塩基触媒による脱ハロゲン化水素
反応に付して、R6とR7が一緒になって二重結合を表
す化合物に変換した後、有機溶媒中で紫外線照射し、次
いで有機溶媒中で熱異性化することを特徴とする一般式
(I)で示される22−オキサコレカルシフェロール誘
導体の製造方法。 - 【請求項2】 一般式(II)で 【化7】 (式中R4は水素原子、水酸基または保護された水酸基
を表す。R5は水酸基または保護された水酸基を表す。
R6とR7は、それぞれ水素原子を表すか、一緒になっ
て二重結合を表す。)示される化合物に一般式(II
I) 【化8】 (式中R8はC1〜C5のジアルキルアミノ基を表す。
で示される化合物を反応させることを特徴とする一般式
(IV) 【化9】 (式中R4は水素原子、水酸基または保護された水酸基
を表す。R5は水酸基または保護された水酸基を表す。
R6とR7は、それぞれ水素原子を表すか、一緒になっ
て二重結合を表す。R8はC1〜C5のジアルキルアミ
ノ基を表す。で示される化合物の製造方法。 - 【請求項3】 一般式(IV) 【化10】 (式中R4は水素原子、水酸基または保護された水酸基
を表す。R5は水酸基または保護された水酸基を表す。
R6とR7は、それぞれ水素原子を表すか、一緒になっ
て二重結合を表す。R8はC1〜C5のジアルキルアミ
ノ基を表す。)で示される化合物。 - 【請求項4】 請求項1において、一般式(VI) 【化11】 (式中R2とR3は、同一または異なってC1〜C5の
低級アルキル基を表す。R4は水素原子、水酸基または
保護された水酸基を表す。R5は水酸基または保護され
た水酸基を表す。R6とR7は、それぞれ水素原子を表
すか、一緒になって二重結合を表す。)で示される化合
物のうち、R6とR7がそれぞれ水素原子を表す化合物
をR6とR7が二重結合を表す化合物に変換する際、目
的物を反応混合物より精製するために一般式(VII) 【化12】 (式中R10は、水素原子、C1〜C5の低級アルキル
基または置換あるいは無置換のアリール基を表す。)で
示される化合物を1,4−付加させた化合物とするが、
その脱離反応を無触媒で非プロトン性極性溶媒中加熱す
ることにより行うことを特徴とする脱保護方法。 - 【請求項5】 一般式(VIII)で示される22
−オキサコレカルシフェロール誘導体。 【化13】 (式中R2とR3は、同一または異なってC1〜C5の
低級アルキル基を表す。)
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